JP2636803B2 - 用紙保持装置 - Google Patents

用紙保持装置

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JP2636803B2
JP2636803B2 JP7153371A JP15337195A JP2636803B2 JP 2636803 B2 JP2636803 B2 JP 2636803B2 JP 7153371 A JP7153371 A JP 7153371A JP 15337195 A JP15337195 A JP 15337195A JP 2636803 B2 JP2636803 B2 JP 2636803B2
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paper
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pressing mechanism
plate
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JP7153371A
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勇人 村川
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙保持装置に係り、
とくにファクシミリもしくは記録装置等に好適な用紙保
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の用紙保持機構としては特
開平4−23764号に公開に記載されたものがある。
図3にその概略図を示す。この図3に示す従来例にあっ
ては、一対の排出ローラ51,52の下方に用紙保持台
53を備え、排出ローラ51,52から排出された用紙
100が用紙保持台53上に落下し得るようになってい
る。
【0003】この用紙保持台53には、用紙保持機構5
4が併設されている。具体的には、用紙保持台53の図
3における左側に用紙落下載置領域53Aが設けられ、
右側に用紙保持機構54が装備されている。
【0004】この用紙保持機構54は、回転軸55に周
囲三箇所に突設された小アーム部56と、この各小アー
ム部56に回転自在に装備されたクランクアーム57
と、このクランクアーム57と小アーム部56との間に
装備されクランクアーム57が小アーム部56の先端部
から外部に向かって放射状に一直線に配設定されるよう
に当該クランクアーム57を付勢するばね部材58とを
備えている。
【0005】そして、この用紙保持機構54は、前述し
た用紙落下載置領域53A側が開放された箱型状のガイ
ドボックス59内に、前述したクランクアーム57部分
が曲折された状態で且つ図3に於ける反時計方向(A方
向)に回転可能に収納され装備されている。
【0006】図3では、落下し載置された用紙100を
クランクアーム57の一つが抑えている状態を示す。記
号Bは用紙100の落下方向を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、用紙100が排出ローラ51,52か
らから排出されて落下するまでの軌跡が、原稿の長さ,
紙質等によってばらつきが生じ、保持ミスを生じる。ま
た、クランプ用のクランクアーム57によって保持され
た原稿が、クランクアーム57の回転移動で次のクラン
クアーム57に保持されるまでの間に、移動摩擦による
位置ズレが生じ、用紙保持台53落下する等の不都合が
あった。更に、上記従来例にあっては、用紙保持に際し
て少なくとも落下した用紙の一部を保持するに必要な所
定の大きさの面積,即ち用紙落下載置領域53Aを必要
としていることから、その分,装置全体が大型化すると
いう不都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに原稿保持トレイを設けること無く原稿
を確実に保持することができ、これによって装備全体の
小型化を可能とした用紙保持装置を提供することを、そ
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、本体側から送り出される用紙を用紙排出側に案内す
る板状のペーパーガイドと、このペーパーガイドの下流
側で且つ当該ペーパーガイド上に当接した状態で装備さ
れた用紙排出ローラとを備えている。更に、用紙排出ロ
ーラの下流側で,前述した用紙の上側に装備され用紙排
出ローラから離れた直後の当該用紙の後端部を下方に押
下する用紙押下機構と、ペーパーガイドの裏面側に一端
部が延設され用紙押下機構に付勢されて下方に移動する
用紙挟持部材と、この用紙挟持部材の一端部をペーパー
ガイド側に常時付勢するバネ部材とを備えている、とい
う構成を採っている。
【0010】請求項2記載の発明では、前述した用紙押
下機構が、用紙の後端部に当接する板状部材と、この板
状部材を所定のタイミングで下方に押圧する押圧部とに
より構成する、という手法を採っている。
【0011】請求項3記載の発明では、前述した請求項
2記載の発明における板状部材を、用紙の排出方向先に
回動支点を備え且つ起伏回動自在に装備されたアーム部
材により構成する、という手法を採っている。
【0012】請求項4記載の発明では、板状部材の用紙
当接面に、摩擦抵抗の大きい部材を装着する、という構
成を採っている。
【0013】請求項5記載の発明では、用紙挟持部材
を、用紙の排出方向先に回動支点を備え且つ起伏回動自
在に装備されたアーム部材により構成する、という手法
を採っている。
【0014】
【作 用】原稿101の後端部が用紙排出ローラ3とペ
ーパーガイド2に挟み込まれているタイミングで用紙押
下機構4が作動し、用紙(原稿101)を用紙挟持部材
5に押し付ける。続いて用紙挟持部材5も原稿101を
挟んだ状態で所定角度下方に回動し、これにより、原稿
後端が用紙排出ローラ3とペーパーガイド2の間から抜
け、ペーパーガイド2の裏側の間に押し込まれる。
【0015】用紙押下機構4の押圧動作が解除される
と、ペーパーガイド2と用紙挟持部材5によってペーパ
ーガイド2の裏側にバネ部材6の押圧力によって保持さ
れる。かかる動作は連続的に行われる。このため、用紙
(原稿101)がフリーになる瞬間がなくなり、従っ
て、用紙(原稿101)は確実に保持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2に基
づいて説明する。この図1乃至図2に示す実施例は、本
発明をファクシミリ装置の原稿読み取り部および原稿送
出部に装備される原稿保持装置について実施した場合の
実施例を示す。
【0017】図1乃至図2において、用紙保持装置であ
る原稿保持装置は、本体側に装備された原稿読み取り部
1側からフィードローラ1Aによって送り出される用紙
としての原稿101を用紙排出側に案内する板状のペー
パーガイド2と、このペーパーガイド2の下流側で且つ
当該ペーパーガイド2上に当接した状態で装備された用
紙排出ローラ3とを備えている。
【0018】この用紙排出ローラ3は、本実施例では、
ペーパーガイド2に原稿を圧接し排出する原稿排出方向
のみに回転可能な,ワンウェイ機構を備えている。
【0019】用紙排出ローラ3の下流側には、用紙押下
機構4が装備されている。この用紙押下機構4は、原稿
101の上側に装備され用紙排出ローラ3から離れた直
後に当該原稿101の後端部を下方に押下する機能を備
えている。
【0020】また、ペーパーガイド2の裏面側に向けて
一端部が延設され且つ前述した用紙押下機構4に付勢さ
れて下方に移動する用紙挟持部材5が設けられている。
更に、この用紙挟持部材5の一端部をペーパーガイド2
側に常時付勢するバネ部材6が装備されている。
【0021】前述した用紙押下機構4は、原稿101の
後端部に当接する板状部材11と、この板状部材11を
所定のタイミングで下方に押圧する押圧手段12とによ
り構成されている。この内、板状部材11は、原稿10
1の排出方向先に回動支点11Aを備え且つ起伏回動自
在に装備されたアーム部材により構成されている。この
板状部材11の用紙当接面には、摩擦抵抗の大きい部
材,例えばゴム板11Bが装着されている。
【0022】また、前述した用紙挟持部材5は、原稿1
01の排出方向先に回動支点5Aを備え且つ起伏回動自
在に装備されたアーム部材により構成されている。
【0023】次に、上記実施例の動作を説明する。装置
全体が稼働すると、原稿読み取り部1側からフィードロ
ーラ1Aによって原稿101が送り出される。この送り
出された原稿101は、用紙排出ローラ3によって更に
用紙排出側(図1の左方)に送り出される。続いて、原
稿101の後端部が用紙排出ローラ3に未だ当接されて
いる段階で用紙押下機構4が作動して原稿101を用紙
挟持部材5に押しつける。この間、用紙排出ローラ3は
用紙排出動作を継続している。
【0024】この場合、用紙押下機構4では、最初に押
圧手段12が作動し、この押圧手段12に付勢されて板
状部材11が回動支点5Aを支点として下方に向けて回
動する。
【0025】一方、用紙挟持部材5は、用紙押下機構4
の板状部材11に付勢されて,原稿101と共にバネ部
材6に抗して図1の下方に回動する。図2に用紙挟持部
材5の回動状態を示す。このため、原稿101の後端部
は、排出ローラ3とペーパーガイド2に挟み込まれ排出
されるタイミングで、図の下方に押し下げられる。かか
る状態が継続すると、原稿101の後端は排出ローラ3
とペーパーガイド2から抜け、ペーパーガイド2の裏側
2Aに押し込まれる。
【0026】次に、用紙押下機構4による押圧動作が解
除されると、用紙挟持部材5はバネ部材6に付勢力され
て上方に回動する。そして、前述したペーパーガイド2
と用紙挟持部材5とにより、ペーパーガイド2の裏面2
A側にて原稿101を挟持する。
【0027】かかる一連の動作は連続的にに行われ、こ
れによって、原稿101はペーパーガイド2の裏面2A
側で順次連続的に挟持され保持されることとなる。そし
て、保持動作完了後はペーパーガイド7と21によって
継続して保持されるため、原稿101がフリーになる瞬
間がないため確実に保持可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、用紙押下機構と用紙挟持部材とに
作用によって用紙の後端部を挟持して下方に移送すると
共に,続いて用紙挟持部材とペーパーガイドとにより当
該用紙の後端部を連続して挟持するようにしたので、原
稿の長短に関係なく且つ原稿保持トレイを設けること無
く原稿を確実に保持することができ、その分,装備全体
の小型化を可能とし得るという従来にない優れた用紙保
持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の動作を示す説明図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 読み取り部 1A フィードローラ 2 ペーパーガイド 2A ペーパーガイド裏面 3 用紙排出ローラ 4 用紙押下機構 5 用紙挟持部材 6 バネ部材 11 板状部材 11A 回動支点 11B 摩擦抵抗の大きい部材(ゴム板) 12 押圧部 101 用紙としての原稿

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体側から送り出される用紙を用紙排出
    側に案内する板状のペーパーガイドと、このペーパーガ
    イドの下流側で且つ当該ペーパーガイド上に当接した状
    態で装備された用紙排出ローラとを有し、 前記用紙排出ローラの下流側で前記用紙の上側に装備さ
    れ前記用紙排出ローラから離れた直後に当該用紙の後端
    部を下方に押下する用紙押下機構と、前記ペーパーガイ
    ドの裏面側に一端部が延設され前記用紙押下機構に付勢
    されて下方に移動する用紙挟持部材と、この用紙挟持部
    材の前記一端部を前記ペーパーガイド側に常時付勢する
    バネ部材とを備えていることを特徴とする用紙保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記用紙押下機構が、前記用紙の後端部
    に当接する板状部材と、この板状部材を所定のタイミン
    グで下方に押圧する押圧部とにより構成されていること
    を特徴とした請求項1記載の用紙保持装置。
  3. 【請求項3】 前記板状部材が、前記用紙の排出方向先
    に回動支点を備え且つ起伏回動自在に装備されたアーム
    部材により構成されていることを特徴とした請求項2記
    載の用紙保持装置。
  4. 【請求項4】 前記板状部材の用紙当接面に、摩擦抵抗
    の大きい部材が装備されていることを特徴とした請求項
    2又は3記載の用紙保持装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙挟持部材が、前記用紙の排出方
    向先に回動支点を備え且つ起伏回動自在に装備されたア
    ーム部材により構成されていることを特徴とした請求項
    1,2,3又は4記載の用紙保持装置。
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