JPS639843Y2 - - Google Patents

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JPS639843Y2
JPS639843Y2 JP1981196369U JP19636981U JPS639843Y2 JP S639843 Y2 JPS639843 Y2 JP S639843Y2 JP 1981196369 U JP1981196369 U JP 1981196369U JP 19636981 U JP19636981 U JP 19636981U JP S639843 Y2 JPS639843 Y2 JP S639843Y2
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JP
Japan
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coils
magnetic head
crosstalk
pair
head
Prior art date
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JP1981196369U
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JPS5897710U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマルチヘツドのVTRに使用して好適
な回転トランスに関し特に各チヤンネル間のクロ
ストークを減少させるようにしたものである。
一般に家庭用のVTRでは2ヘツドのヘリカル
スキヤン方式が採用されている。この方式では2
つのヘツドが対向するようにすなわち180゜間隔で
配置され、一方のヘツドがトラツクをスキヤンし
ている時には他方のヘツドがスキヤンを行わない
ようになつている。ところで近似VTRの小型化
に伴ないドラムの径を小さくするようにすること
がある。この場合磁気テープがドラムに巻きつく
角度が大きくなり、隣接するトラツクをスキヤン
するヘツドの角度も180゜より大きくなり、例えば
270゜となつてしまう。この場にはまず0゜の位置の
ヘツドで所定のトラツクをスキヤンし、次に270゜
の位置のヘツドで次のトラツクをスキヤンし、そ
ののち540゜(180゜)の位置のヘツドで第3番目の
トラツクをスキヤンし、次に810゜(90゜)の位置の
ヘツドで第4番目のトラツクをスキヤンする。こ
のことからわかるようにドラムの径を小さくする
とおのずとマルチヘツドとなつてしまう。すなわ
ち上述の例では0゜,90゜,180゜,270゜の4ケ所にヘ
ツドを設ける必要がある。そしてこのようなマル
チヘツドのVTRではラツプ角内に複数のヘツド
が入つてしまうためクロストークが問題となる。
(但し正規のヘツド以外はダミーとなつている。)。
回転トランスにおいてはこのようなクロストー
クを減少させるため各チヤンネルのコイル間にシ
ールド用のコイルを設けるようにしている。これ
によれば隣隣接以上離れたチヤンネル間のクロス
トークを殆ど無視することができる。しかしなが
ら隣接するチヤンネル間ではいまだクロストーク
が残つてしまう。
本考案はこのような事情を考慮して成されたも
のでありクロストークの総量を小さくすることの
できる回転トランスを提供することを目的として
いる。
以下本考案回転トランスをVTRの回転ヘツド
ドラムに適用した一実施例について第1図,第2
図及び第3図を参照しながら説明しよう。
第1図において1は基台を示し、この基台1上
に下ドラム2を固定して取り付け、この下ドラム
2の上に上ドラム3を図示しない固定金具を用い
て取り付ける。他方、基台1にはベアリング4等
を介してモータ軸5を回転自在に取り付け、この
モータ軸5にフランジ部材6を固定して取り付け
る。このフランジ部材6には回転デイスク7を固
定して取り付け、この回転デイスク7に複数の磁
気ヘツド8を設ける。これら磁気ヘツド8は第2
図に示すように回転デイスク7に4ケ所設けられ
る。第2図では便宜上これら磁気ヘツド8に,
,,の符号を付しておく。後述する第3図
においても同様である。
本例では回転トランス9を上述の上ドラム3及
び下ドラム2内に収納し、磁気ヘツド8からの信
号を基台1側に供給するようにしている。すなわ
ちフランジ部材6内にローター枠10を固定して
取り付けこのロータ枠10内に結合用コイル1
1,12,13,14を取り付ける。他方下ドラ
ム2にステータホルダ15を介してステーター枠
16を固定して取り付ける。この取付けではステ
ーター枠16がちようどローター枠10に対向す
るようにしている。こステーター枠16には上述
ロータ枠10の結合用コイル11,12,13,
14と磁気結合する配置で結合用コイル17,1
8,19,20を取り付けている。又この回転ト
ランス9ではシールド用コイル21,22,23
を設け、クロストークが少なくなるようにしてい
る。このシールド用コイル21,22,23によ
れば隣隣接以上のチヤンネルのクロストークを防
止しし得る。
本例では結合用コイル11〜14,17〜20
と磁気ヘツド8との対応を第3図に示すように行
つている。すなわち対のコイル14,20をの
磁気ヘツド8に対応させる。の磁気ヘツド8か
らの信号を対の結合用コイル14,20で基台1
側に供給するようにしているのである。同様に対
のコイル13,19;12,18;11,17を
夫々,,の磁気ヘツド8に対応させてい
る。
かかる構成によれば全体としてのクロストーク
が減少する。このことをの磁気ヘツド8につい
て考える。第2図に一点鎖線で示すように磁気テ
ープが巻きつけられ、回転デイスク7が矢印に示
すように回転するとする。そうするとの磁気ヘ
ツド8と二重に磁気テープをスキヤンする時間が
長い磁気ヘツド8はととであり、の磁気ヘ
ツド8が一番短かくなる。従つての磁気ヘツド
に対応する結合用コイル14,20のとなりに
の磁気ヘツド8に対応する対の結合用コイル1
3,19を配置することは一番クロストークを減
少させることになる。
本例ではこのように対のコイル14,20に隣
接して設けられた対のコイル13,19のとなり
には、の磁気ヘツド8に対応する対のコイル対
12,18を設けている。の磁気ヘツド8もも
うひとつのの磁気ヘツド8もの磁気ヘツド8
に対しては二重にスキヤンする時間が同じであ
る。従つてどちらの対のコイル対12,18;1
1,17を用いてもよい。本例では対のコイル対
12,18の方を用いる。
そしてこのように選定した対のコイル12,1
8のとなりにはの磁気ヘツド8に対応する対の
コイル11,17を配置する。この場合もの磁
気ヘツド8との磁気ヘツド8とは二重にスキヤ
ンする時間が一番少ないので両者間のクロストー
ク量は極めて小さいものである。
ここでシールド用コイル21,22,23によ
り隣接するチヤンネル間以外のクロストークを無
視し得るようにするとして、クロストークの総量
の評価を行なう。この場合一番遠くにある磁気ヘ
ツド8のクロストークを最小の1とし、二番目に
遠い磁気ヘツド8のクロストークを2とする。そ
うするとの磁気ヘツド8に対応する対のコイル
14,20に隣接して、磁気ヘツド8に対応す
る対のコイル対13,19を配置することは
“1”クロストーク量を生じさせることとなる。
そしての磁気ヘツド8に対応する対のコイル1
3,19に隣接しての磁気ヘツド8に対応する
対のコイル12,18を配置することは“2”の
クロストーク量を生じさせることとなり、の磁
気ヘツド8に対応する対のコイル12,18に隣
接させての磁気ヘツド8に対応する対のコイル
11,17を配置することは“1”のクロストー
ク量を生じさせることになる。結果として全体の
クロストーク量は1+2+1=4となる。
これは他の配列で対のコイル14,20;1
3,19;12,18;11,17を配置した場
合にくらべ最小のクロストーク量となる。
以上述べたように本考案回転トランスによれば
一番遠い磁気ヘツド8に対応する対のコイルをそ
れぞれ隣接させるようにしているため同時に磁気
テープを操作している時間が減少し、この結果全
体としてのクロストーク量を少なくすることがで
きる。
尚本考案は上述実施例に限定されるものではな
くその要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能で
ある。例えば磁気ヘツドの数としては4だけでな
く、5,6,7等にすることが可能である。
例えば偶数個(n個)の磁気ヘツド8が回転デ
イスク7に設けられている場合でもよい。この場
合、第5図に示すように,…nの磁気ヘツド
8をそれぞれ対のコイルのなすチヤンネルCh1,
Ch2…nChに対応させるようにする。ここでチ
ヤンネルCh1,Ch2…Chnは基台1がわから順
に配置されているものとする。この場合も第3図
の場合と同様なクロストークの評価を行うと1+
2+…+2+1=3/2n−2となる。このクロス
トーク量が最小であることも容易に理解できるで
あろう。
また、磁気ヘツド8が奇数個(n個)の場合に
は第7図に示すようにすればよい。この場合の評
価量は1+1+…+1=n−1となり、最小のク
ロストーク量である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回転トランスを回転ヘツドドラ
ムに適用した一実施例を示す断面図、第2図は第
1図例の回転デイスク及び磁気ヘツドを示す平面
図、第3図は第1図例の説明に供する線図、第4
図及び第5図は共に変形例を示す線図、第6図及
び第7図は他の変形例を示す線図である。 8は磁気ヘツド、9は回転トランス、11〜1
4,17〜20は結合用コイルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラム外周上に配置された少なくとも4個
    の回転磁気ヘツドからの信号がそれぞれ供給され
    る複数の第1コイルに複数の第2コイルをそれぞ
    れ磁気結合させて複数のコイル対を形成してなる
    回転トランスにおいて、任意の上記コイル対に、
    該コイル対に対応する上記回転磁気ヘツドから最
    も遠い回転磁気ヘツドに対応する上記コイル対を
    隣接させたことを特徴とする回転トランス。
JP19636981U 1981-12-24 1981-12-24 回転トランス Granted JPS5897710U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19636981U JPS5897710U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 回転トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19636981U JPS5897710U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 回転トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5897710U JPS5897710U (ja) 1983-07-02
JPS639843Y2 true JPS639843Y2 (ja) 1988-03-24

Family

ID=30109613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19636981U Granted JPS5897710U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 回転トランス

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050602A (ja) * 1983-08-29 1985-03-20 Hitachi Ltd 回転磁気ヘッドドラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349367U (ja) * 1976-09-30 1978-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349367U (ja) * 1976-09-30 1978-04-26

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Publication number Publication date
JPS5897710U (ja) 1983-07-02

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