JPS6398344A - 鶏肉の保存方法 - Google Patents

鶏肉の保存方法

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Publication number
JPS6398344A
JPS6398344A JP61244904A JP24490486A JPS6398344A JP S6398344 A JPS6398344 A JP S6398344A JP 61244904 A JP61244904 A JP 61244904A JP 24490486 A JP24490486 A JP 24490486A JP S6398344 A JPS6398344 A JP S6398344A
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JP
Japan
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chicken
oxygen
prevented
bag
chicken meat
Prior art date
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Pending
Application number
JP61244904A
Other languages
English (en)
Inventor
Daishiro Fujishima
藤島 大四郎
Shinichiro Fujishima
藤島 信一郎
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Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は鶏肉の保存方法に関するものである。
〔従来技術〕
生肉のうちでも、鶏肉は非常に保存の悪いもので、通常
、冷凍ないし、冷蔵状態で取扱われている。しかし、鶏
肉の場合、このような状態で保存しても、その保存性は
悪く、保存中に酸化劣化が生じ、また悪臭が生じる等の
問題がある。
〔目   的〕
本発明は鶏肉の保存に見られる前記問題を解決すること
を目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、鶏肉を無酸素包装すると共に、該包装
体中にイオウ系及び/又はアンモニア系脱臭剤を存在さ
せ、該包装体を10℃以下の温度に保持することを特徴
とする鶏肉の保存方法が提供される。
本発明の方法を実施するには、先ず、鶏肉をイオウ系及
び/又はアンモニア系脱臭剤と共に無酸素包装する。こ
の場合の無酸素包装は、脱酸素剤又は真空包装により行
うことができるが、殊に、包装体中の酸素濃度を簡単に
1%以下になし得る点から脱酸素剤を用いることが好ま
しい。脱酸素剤は、鉄粉やハイドロサルファイド等の易
酸化性の物質を主剤とし、密封包装体内の酸素除去手段
として開発されたもので、密封包装体内に同封させるこ
とにより包装体内を容易に無酸素状態に保持することが
できる。
本発明で用いる脱臭剤は、イオウ系及び/又はアンモニ
ア系の臭気に対して脱臭効果を示すものである。この場
合、イオウ系の臭気には硫化水素やメルカプタン等があ
り、アンモニア系の臭気にはアンモニアの他、メチルア
ミン等がある。このような臭気に対する脱臭剤としは、
活性炭や、マグネシア、アルミナ、シリカ−アルミナ、
シリカ−マグネシア、ゼオライト、セピオライト、黄土
等の物理吸着剤の他、それらの悪臭に対して反応性を示
す化学吸着剤、例えば、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硫酸
ニッケル、硫酸コバルト、硫酸第一銅、塩化第−銅等の
金属塩、アスコルビン酸、クエン酸、コハク酸等の有機
酸、亜塩素酸塩、過マンガン酸塩等がある。これらの吸
着剤は単独又は混合物の形で用いられるが、特に、物理
吸着剤と化学吸着剤とを組合せて用いるのがよい。物理
吸着剤と化学吸着剤とを組合せるためには、両者を粉末
状で混合する方法、化学吸着剤の溶液を物理吸着剤に含
浸させ必要に応じ乾燥する方法等がある。
本発明において用いる好ましい吸着剤を例示すると、物
理吸着剤と亜塩素酸塩との混合物、物理吸着剤と硫酸第
一鉄との混合物、硫酸第一鉄水溶液を物理吸着剤に含浸
させた吸着剤等が挙げられる。
第一鉄塩の水溶液を物理吸着剤に含浸させる場合、その
水溶液中にクエン酸、リング酸、コハク酸、アスコルビ
ン酸等の有機酸を第一・鉄塩の安定化剤として添加する
のがよい。また、この第一鉄塩水溶液を用いる場合、そ
のpHを6以−F、殊にpl+約7に調節したものは、
硫化水素やメルカプタンに対して良好な反応性を示し、
pH1〜6程度に調節したものはアンモニアに対して良
好な反応性を示す。
本発明においては、脱酸素剤と脱臭剤とを組合せて用い
るのが有利である。この場合、脱酸素剤と脱臭剤とは別
個の通気性充填袋に充填して用いることができる他、同
一の通気性充填袋に充填して用いることもできる。
本発明において、包装体中に封入する脱臭剤や脱酸素剤
、あるいは脱臭剤と脱酸素剤との組合せは、通常、通気
性包装材の充填用袋に充填密封した充填袋(以下、薬剤
充填袋とも言う)として用いられるが、この場合、充填
用袋としては耐水性のものを用いるのが好ましい。紙等
の包装材の充填用袋を用いたものは、水分がその包装材
を通して内部に侵入して内部薬剤の反応性を阻害する傾
向を示す。このような不都合を回避するには、充填用袋
の包装材として、2枚の穿孔プラスチックフィルムを、
その間に合成紙、殊に疎水性プラスチック繊維を主成分
とする紙や、プラスチック製連続気泡型発泡紙を介して
積層接着させた耐水構造の包装材を用いるのがよい。ま
た、本発明者らの研究によれば、薬剤充填袋は、これを
細孔等を有する通気性疎水性包装材の袋内に挿入して用
いるのがよい。この場合、通気性疎水性包装材袋として
は、発泡体シートに多数の細孔を穿設した袋を用いるの
が良い。穿設する細孔の寸法は0.1〜2mm、好まし
くは0.2〜1mm程度であり、包装材の厚さは、0.
1〜2mm、好ましくは0.2〜1.mm程度である。
また袋の形状は通常、四方形状であり、一端が開口した
包装内に前記薬剤充填袋を挿入し、その開口部を封止す
るか又はそのまま開放状態にする。このような2重包装
袋体は、外袋が保護袋として作用し、内袋としての薬剤
充填袋を鶏肉との直接接触による汚染から保護し、また
外袋は断熱材として作用し、内袋を低温鶏肉との直接接
触による冷却から保護し、内袋内の薬剤の反応性低下を
防止する。
〔効  果〕
前記のようにして脱臭剤と共に嫌気包装された鶏肉包装
体は、−20〜10℃、好ましくは0〜5℃の温度に保
存される。このような保存方法によれば、包装体内は酸
素濃度1%以下の嫌気条件下に保持されていることから
、鶏肉の酸化劣化は防止され、また鶏肉の温度は10℃
以下に保持されていることから雑菌等の繁殖は防止され
、さらに、脱臭剤が同封されていることから、密封包装
に際して起る鶏肉具の包装体内での蓄積が防止されると
共に、その臭気による鶏肉の品質低下も防止される。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 鶏肉2kgを、脱臭剤と脱酸素剤を共存させたプラスチ
ック袋内に入れ、密封し、温度約5℃の冷蔵庫に6日間
入れて保存した後、約−5℃に7日間冷凍保存した。次
いで、袋を開封し、鶏肉を取出し、その酸価(基準油脂
分析試験法による)を測定したところ、0.93であり
、また袋内には鶏肉による悪臭は感じられなかった。
また、比較のために、脱臭剤及び脱酸素剤を袋内に共存
させない以外は前記と同様にして保存した鶏肉の酸価を
測定したところ、1.19と高く、また袋内には鶏肉に
よる悪臭が感じられた。
なお、前記した脱酸素剤としては、鉄粉に触媒として食
塩と亜塩素酸ナトリウム(これはイオウ系臭気に対する
脱臭剤としても作用)を混合したものを用い、脱臭剤と
しては、硫酸第一鉄と活性炭との混合物(アミン系臭気
に対する脱臭剤として作用)を用いた。そして、これら
の脱酸素剤と脱臭剤は同一の通気性小袋(2枚の多孔プ
ラスチックフィルムをその間に合成紙をはさんで積層接
着して形成した包装材を用いて形成した)内に充填密封
し、さらにこの充填小袋全体を、多数の細孔を穿設した
ポリスチレン発泡シートで被包して前記鶏肉用のプラス
チック袋に入れた。
=7− 実施例2 プラスチック製トレーに鶏肉200gを入れ、このトレ
ーに前記実施例1で示したのと同様の脱酸素剤と脱臭剤
を充填した小袋を入れ、そのトレー全体にサランフィル
ムを2重に巻き付け、そのフィルム各端部を1−レーの
底において熱融着させて密封包装した。このものを実施
例1と同様にして保存試験を行った結果、保存後の鶏肉
の酸価は1.14であり、また包装内には鶏肉による悪
臭は感じられなかった。
一方、比較のために、脱酸素剤と脱臭剤を同封しない以
外は同様にして保存試験を行った結果、鶏肉の酸価は2
.46と高く、また包装内には鶏肉による悪臭が感じら
れた。
出願人代理人 弁理士 池 浦 敏 明(ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鶏肉を無酸素包装すると共に、該包装体中にイオ
    ウ系及び/又はアンモニア系脱臭剤を存在させ、該包装
    体を10℃以下の温度に保持することを特徴とする鶏肉
    の保存方法。
JP61244904A 1986-10-15 1986-10-15 鶏肉の保存方法 Pending JPS6398344A (ja)

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JP61244904A JPS6398344A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 鶏肉の保存方法

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JP61244904A JPS6398344A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 鶏肉の保存方法

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JPS6398344A true JPS6398344A (ja) 1988-04-28

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ID=17125695

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JP61244904A Pending JPS6398344A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 鶏肉の保存方法

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