JPS639783Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639783Y2
JPS639783Y2 JP1983021039U JP2103983U JPS639783Y2 JP S639783 Y2 JPS639783 Y2 JP S639783Y2 JP 1983021039 U JP1983021039 U JP 1983021039U JP 2103983 U JP2103983 U JP 2103983U JP S639783 Y2 JPS639783 Y2 JP S639783Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
bearing
notch
axial direction
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983021039U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59127918U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2103983U priority Critical patent/JPS59127918U/ja
Publication of JPS59127918U publication Critical patent/JPS59127918U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS639783Y2 publication Critical patent/JPS639783Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は例えばテープ駆動装置の駆動源として
の平面対向型モーターなどに使用して有効な軸受
装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、テープ駆動装置の薄形化に伴い、モータ
ーも薄形化の傾向にある。
以下、図面を参照しながら従来の軸受装置を有
する平面対向型モーターについて説明する。第1
図において、2は主軸、6は軸受部材である。
12はメインマグネツト、14はバツクプレー
ト、16はボスであり、それらの12,14,1
6でローターを構成している。18はステーター
プリント基板、20はコイル、22はスラストカ
ツプ、24はスラストビスであり、それらの1
8,20,22,24でステータを構成してい
る。26は取付けボス、28はシヤーシである。
メインマグネツト12はバツクプレート14に同
軸状に密着しており、前記バツクプレート14は
ボス16に同軸状に一体化されている。ボス16
の中心にはローターの回転を他の部材へ伝達する
ための主軸2が嵌合されている。シヤーシ28に
は、軸受装置を構成するところの軸受部材6を有
したハウジング4が配され、軸受部材6へ主軸2
が挿入されている。メインマグネツト12の対向
側にはコイル20を施してあるステータープリン
ト基板18が取付けボス26によりシヤーシ28
に固定されている。さらに主軸2の位置規制を行
うためのスラストビス24をスラストカツプ22
により前記ステータープリント基板18に取り付
けられている。
以上のように構成された従来の軸受装置を有す
る平面対向型モーターについて、その動作を以下
に説明する。平面対向型モーターは主軸2に側圧
がかかつた場合に各軸受部のラジアル方向に負荷
がかかると同時に、メインマグネツト12とステ
ータープリント基板18との間に発生する吸引力
によりスラスト方向にも力が発生する。
しかしながら、前記のような構成においては、
スラスト力をスラストビス24により受け止めな
ければならず、スラストビス24の長さ分モータ
ー全体の厚さが厚くなり、なおかつ厚さを制限し
ようとするならば、スラストビス24の長さ分軸
受間スパンが短くなり、軸受部材6へのラジアル
荷重が増加し、軸受負荷が大きくなるという問題
点を有していた。
考案の目的 本考案の目的は、軸受間スパンを長く取り、軸
受負荷を減少させる事のできる軸受装置を提供す
ることにある。
考案の構成 本考案の軸受装置は、軸方向の所定の位置に切
り欠き部を有した丸棒状の主軸と、前記主軸を挿
入するとともに前記主軸の切り欠き部に係合する
突起片を有する環状の係合部材と、前記主軸を摺
動および回転可能に軸承する軸受部材を具備し、
前記係合部材により前記主軸の摺動を規制するよ
うにしたものであり、これによりモーターの厚み
を薄く、あるいは同じ厚みならば軸受スパンを長
くとる事ができるものである。
実施例の説明 以下、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第2図は本考案の軸受装置を採用した平面対向
型モーターの一例の断面図を示すものである。第
2図において、40は主軸、41は切り欠き部、
42はハウジング、6は軸方向2ケに分割してハ
ウジング42に嵌入した軸受部材、50は環状
(ドーナツツ状)の係合部材、52は厚さ方向に
多極着磁されたメインマグネツト、54はバツク
プレート、56はボスで、上記52,54,56
でローターを構成している。58はステータープ
リント基板、60はコイルで、それらでステータ
を構成している。メインマグネツト52はバツク
プレート54に同軸状に密着しており、バツクプ
レート54はボス56に同軸的に一体化されてい
る。ボス56の中心にはローターの回転を他の部
材へ伝達するための主軸40が嵌合されている。
メインマグネツト52の着磁面(図では上側)と
対向する側にはコイル60が施してあるステータ
ープリント基板58がローターと同軸的に位置
し、ステータープリント基板58には軸受部材6
を有したハウジング42がローターに対して同軸
的に位置し、軸受部材6には主軸40が挿入され
ている。主軸40には一部切り欠き部41を設
け、切り欠き部41に係合部材50に設けられた
突起片51を嵌入させ、係合部材50の一端面を
軸受部材6の片方に当接させている。
以上のように構成された本実施例の動作を以下
に説明する。従来例と同じく平面対向型モーター
の場合、メインマグネツト52とステーターとの
間に働く吸引力のためにスラスト力が発生する。
その際、ボス56はステーター側へ引き寄せられ
る。第2図のごとく係合部材50の突起片51が
主軸40の切り欠き部41に係合しているため、
主軸40と共にステーター側に吸引される。さら
に係合部材50の突起片51の反対側の端面と軸
受部材6とは当接しているためスラスト力を受け
る事が出来る。また、加振などで上述の吸引力に
逆らう重力方向に力が働き主軸40が重力方向に
摺動しかかつた場合には第2図からも明らかなよ
うに係合部材50の突起片51の端面が一方の軸
受部材6に当接しそれ以上の摺動を阻止する。な
お、本考案の実施例では、主軸40の一部に切り
欠き部41を設けているが、円周溝など他の溝構
造でも同様な効果が得られる。
以上のように、スラスト力を受けるための係合
部材50をハウジング42内部に設けると、モー
ターの薄形化が容易に可能となる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は係合
部材によりスラスト力を受ける構成にしているた
め、平面対向型モーターに採用した場合には薄形
化が容易にできるという優れた効果が得られる。
また同一モーター厚において従来よりも軸受スパ
ンを長く取る事ができ、軸受損失を減少させる事
が出来る。さらに前記の実施例で、主軸の切り欠
き部の一部を傾斜させた場合には主軸をハウジン
グから強制的に抜く場合、前記切り欠き部の傾斜
部により係合部材の突起片を押し出す方向に力が
働くため、突起片に阻止される事なく主軸つまり
ローター全体を抜く事ができ、メンテナンスも容
易に行う事が可能となるので、より有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸受装置を使用した平面対向型
モーターの一例を示す断面図、第2図は本考案の
軸受装置を使用した平面対向型モーターの一例を
示す断面図である。 40……主軸、41……切り欠き部、50……
係合部材、52……メインマグネツト、54……
バツクプレート、56……ボス、58……ステー
タープリント基板、60……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸方向の所定の位置に切り欠き部を有した丸
    棒状の主軸と、前記主軸を挿入するとともに前
    記主軸の切り欠き部に係合する突起片を有する
    環状の係合部材と、前記主軸を摺動および回転
    可能に軸承する軸受部材で2ケの軸受部に分離
    して構成され、上記係合部材を前記2ケの軸受
    部材の間にはさむように位置してなる軸受装置
    において、上記突起片は、主軸の軸方向少なく
    とも一方向に所定以上のスラスト力が作用した
    時係合が解除する方向に変形しうることを特徴
    とする軸受装置。 (2) 軸受部材にはモータを構成するステータが設
    けられ、主軸にはモータを構成するローターが
    結合され、前記ローターと前記ステータ間には
    軸方向に吸引力が発生するように構成され、係
    合部材により前記主軸の軸方向の摺動を規制す
    るようにしたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の軸受装置。
JP2103983U 1983-02-15 1983-02-15 軸受装置 Granted JPS59127918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2103983U JPS59127918U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2103983U JPS59127918U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127918U JPS59127918U (ja) 1984-08-28
JPS639783Y2 true JPS639783Y2 (ja) 1988-03-23

Family

ID=30152169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2103983U Granted JPS59127918U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59127918U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115307B2 (ja) * 1971-12-02 1976-05-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353788Y2 (ja) * 1973-07-30 1978-12-22
JPS5115307U (ja) * 1974-07-19 1976-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115307B2 (ja) * 1971-12-02 1976-05-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59127918U (ja) 1984-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS639783Y2 (ja)
JPH0530701A (ja) モータ
JPH0242062Y2 (ja)
JPH04134152U (ja) 小型モータ
JPS6011745Y2 (ja) モ−タ−用ケ−ス
JPH10150762A (ja) 複合型ブレ−キ装置
JP3955939B2 (ja) モータ
JP2660337B2 (ja) 整流子モーター
JP3150859B2 (ja) 電動機のマグネットダンパ
JP2537447Y2 (ja) 電動機
JP3955940B2 (ja) モータ
JP2003032987A (ja) モータ
JPH024254Y2 (ja)
JPH0775060B2 (ja) 回転ヘツドドラム装置
JPS6317209Y2 (ja)
JPH076687Y2 (ja) モータ用ブレーキ装置
JPH0627014Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JPH0134492Y2 (ja)
JPH09247892A (ja) モータ軸のガタツキ防止構造
JP2932344B2 (ja) 回転電機
JPH0822139B2 (ja) 電動機
JPS60149527U (ja) 回転電機の軸受支持装置
JPS6116434U (ja) 電磁連結装置
JPH0425457U (ja)
JPS6132760U (ja) 小型電動機