JPS6397768A - コンクリ−ト製構築物の取毀し方法 - Google Patents

コンクリ−ト製構築物の取毀し方法

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JPS6397768A
JPS6397768A JP24178386A JP24178386A JPS6397768A JP S6397768 A JPS6397768 A JP S6397768A JP 24178386 A JP24178386 A JP 24178386A JP 24178386 A JP24178386 A JP 24178386A JP S6397768 A JPS6397768 A JP S6397768A
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JP
Japan
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water
bag
super absorbent
film
absorbent resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP24178386A
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English (en)
Inventor
正木 正広
井端 和人
堀越 寛満
修平 矢田
藤谷 憲昭
大泉 潤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Yuka Sansho KK
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Yuka Sansho KK
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd, Yuka Sansho KK filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集合住宅(マンション、テラスハウス)、橋
塁、水槽等のコンクリート (レンガ、コンクリートブ
ロックを含む)製構築物の取毀し方法に関する。
〔従来技術〕
従来、底層のコンクリート構築物の取毀し方法としては
、騒音防止、塵芥飛散防止の面から、構築物の四周また
は隣家との境界に足組を施こし、これにゴム製シート又
はターポリン、帆布を垂下させ、部分的にこのシートを
仮り止めした後、砲丸や繋岩機、ダイナマイト等を用い
構築物を取り毀していた。
しかしながら、この方法ではシートの肉厚が1〜3 +
uと薄いため、騒音防止効果が乏しい。また、シートが
仮止のために強風下にあっては仮止紐が破壊し、シート
が捲れ上り、騒音や塵芥飛散の防止効果が中断されたり
、また、シートの再仮り止めの作業が必要とされる。
〔問題点を解決する具体的手段〕
本発明者等は、水を封入した囲い(水を封入した袋)、
特に水を吸収した高吸水性樹脂粉末またはその成形物を
内蔵する囲いは、該樹脂1g当り20〜2,000 g
の水を吸収して体積が膨張し、弾力性の冨んだゲル体と
なり、それ故、樹脂重量単位当りの騒音防止効果が向上
すること、水の吸収により自重が増え、強風に対しても
捲り上りが小さいことに着目し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、コンクリート製構築物を、水を封入し
た囲い、特に水を吸水した高吸水性樹脂で囲繞した後、
構築物を取毀すことを特徴とする構築物の取毀し方法を
提供するものである。
(構築物) 構築物としては、コンクリート(レンガ、コンクリート
ブロックを含む)製のマンション、テラスハウス、オフ
ィスビル、水槽、橋塁、塔等があげられる。
(水を封入した囲い) 水を封入した囲いとは、水を密封した樹脂製袋、水を吸
収した高吸水性樹脂粉末を封入した袋、水を吸収した高
吸水性樹脂粉末の成形物もしくはこれを内蔵した袋があ
げられる。
袋の構造としては、第3図に示す筒状物のもの、この筒
状物が複数連設したもの(第4図)等があげられる。
袋の素材としてはポリプロピレンフィルム、ゴムシート
、ターポリン、微多孔ポリエチレンフィルム、微多孔ポ
リプロピレン、これらと繊維布、金属箔との積層体等が
あげられる。
(高吸水性樹脂) 高吸水性樹脂粉末は、樹脂粉末1g当り、20〜200
0gの水を吸収するものであり、ポリアクリル酸塩系、
ポリビニルアルコール系、カルボキシメチルセルロース
系、ヒドロキシエチル系、ポリエチレンオキサイド系、
でんぷん系等のものがあげられる(「高分子加工」、1
984年9月第32〜38頁、特開昭53−80493
号、特公昭53−46199号、同60−6236号)
これら高吸水性樹脂の合成法の概要を、以下に例示する
1 デンプン系吸水性樹脂 Ce” 、放射線 過剰のアルカリ (3)デンプン+モノクロル酢酸ナトリウム(3)  
デンプン+ポリアクリル酸ナトリウム水中、150〜1
70℃ 2 セルロース系吸水性樹脂 Ce” 、放射線 (2)  セルロース+モノクロル酢酸ナトリウム(3
)   再生セルロース+ポリアクリル酸ナトリウム 
→ 紡糸−凝固一乾燥一繊維状 3 上記以外の吸水性樹脂 (1)  アクリル酸金属塩ポリマー 架橋剤(金属イオン、ポリエポキシ化合物)力νビタン
脂肪酸エステル 乾燥 過剰のアルカリ 過剰のアルカリ また、不織布、ガーゼ等の媒体存在下にアクリル酸ナト
リウムを重合し、得たポレアクリル酸ナトリウムをグリ
シジルアクリレートで架橋した布状のものであってもよ
い。
高吸水性樹脂の上記種類及び合成法の例示は、本発明を
限定するものではない。
高吸水性樹脂は、通常粉末状のものを用いるが繊維状、
シート状であってもこれをプロ・ツク状に成形したもの
でもかまわない。特に、粉末状の樹脂の形状は球形、偏
平状、円柱状いずれでもよく、平均粒子径が10〜50
0ミクロンの範囲のものが好ましい。
これら高吸水性樹脂は、吸水速度が速いので、水を供給
した後、一時間程度放置すれば充分な吸水ゲルとなるの
で作業性が良好である。また、20℃で乾燥する場合は
第5図に示すように5〜6日で乾燥するため再利用可能
である。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、1は3階建の鉄筋コンクリート製マン
ションであり、2,2・・・は足骨組、3は運搬車や作
業者の出入りのためのゴムシートである。
この足骨組に水を吸水した高吸水性樹脂をマンションl
を囲繞するように施工するには、予め第3図に示すよう
に透水性の筒状微多孔樹脂フィルム4内に高吸水性樹脂
を筒状フィルムの容積のl/10〜11500 、好ま
しくは1/30〜1/100となるように充填し、つい
で筒状フィルムの一端側の袋口6より水を供給し、つい
で袋口6を結んで締め、1時間以上保管して吸水させた
後、この吸水し、ゲル化した樹脂を内蔵する袋7.7・
・・を第2図に示すように足組枠2,2・・・に橋渡し
した板8上に土のうのように積んでマンション1を囲繞
する。
高吸水性樹脂へ水を供給するには、筒状フィルムに高吸
水性樹脂を充てんし、ついで袋口6を結んで締めた後、
水中に袋を浸して放置する方法もあり、これらに限定さ
れるものではない。
透水性の微多孔樹脂フィルムとしては、特開昭60−3
439号、同60−3440号公報に開示されるように
、密度が0.910〜0.940 g/cd、メルトフ
ローレートが0.1〜5g/10分、数平均分子量に対
する重量平均分子量の比で表されるQ値が4以上である
エチレン−α−オレフィン共共重合体4御〜87 成物からなる管状未延伸フィルムを円錐台形のマンドレ
ルに沿わせながら二輪延伸し、引き続き、管状延伸フィ
ルムの外側から気体を吹付けることにより該フィルムを
冷却すると共に、該フィルムの内側から連続的に気体を
吹込むことにより該フィルムの外側に貫通させて得られ
る通気性フィルムや、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の筒状フィルムに5〜20μの微細な孔を穿孔した通気
性フィルムが利用できる。
これら通気性フィルムは、大気圧下では水は漏れないが
、加圧すると水はフィルムより漏れる性質を有し、つか
い捨ておむつや生理用ナプキンの液防漏材として利用さ
れているものである。
従って、筒状フィルム内に高吸水性樹脂粉末を充填後、
足組枠上に持っていき、ついで水を供給し、袋口を閉じ
、ゲル化を足組枠上で行うようにすれば、ゲル化後に袋
7を足組枠上に積み重ねるよりも作業性は良好となる。
筒状フィルムの径としては、30龍φ〜20011φ、
長さとしては30c+a〜10m位のものが利用される
積み重ねられる袋7の自重により袋が破損するのを防止
するために補強用の仮8,8・・・を多数用いることは
有用である。
また、袋体の前後方向のづれを防止する目的で前足組枠
2,2・・・側および後足組枠2,2・・・側それぞれ
にゴムシートや金属を備えつけることは有用である。
構築物を囲繞した後は、砲丸や繋合機、ダイナマイト等
を用いて構築物を破壊し、コンクリート破片等を必要に
より搬出する。
第6図は、コンクリート製廃水処理槽1′を水を封入し
たゴム製袋7′、または水を吸収した高吸水性樹脂成形
品を内蔵する袋7′で上面部を覆い、ついでダイナマイ
トで廃水処理槽を取り毀す前の状態を示す図である。
第7図はオフィスビルや地下街のコンクリート製換気塔
1″に吸水させた高吸水性樹脂成形物を内蔵した袋7“
を換気塔壁より垂下させた後に塔を取り毀す前の状態を
示す図である。
〔効 果〕
本発明法によれば水を封入した袋または水を吸収し、ゲ
ル化した高吸水性樹脂が土のうと同じ作用をし、ゴムシ
ートを用いた場合よりも騒音防止効果、防塵効果も大き
い。
また、水やゲルの自重が大きい故に、強風下にあっても
従来のゴムシートのようにまくり上ることはない。
更に構築物の破壊後は、袋を破れば水が留出するので塵
芥を洗い流す効果がある。また高吸水性樹脂を用いたと
きは、構築物の破壊後、袋4 (多孔質フィルムを用い
るとき)状のままで、または袋口6を開き、天日で乾燥
させれば5〜6日で水分が高吸水性樹脂より逸散するの
で高吸水性樹脂を再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の実施の態様を示す斜視図、第
3図は高吸水性樹脂粉末を袋内に内蔵した状態を示す一
部を切り欠いた斜視図、第4図は水を封入した袋の斜視
図、第5図は水を吸収した高吸水性樹脂粉末の乾燥によ
る水の減少率の経時変化を示す図、第6図と第7図は本
発明の他の実施態様を示す斜視図である。 図中、1は構築物、5は高吸水性樹脂粉末、7は水を封
入した袋である。 第1図 第2図 第3図 ム 5; j60刀(号(・ヒ虹、樹月す束合4ミ第4図 第5図 軽透時聞(1間)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、コンクリート製構築物を、水を封入した囲いで囲
    繞もしくは覆った後、構築物を取り毀すことを特徴とす
    るコンクリート製構築物の取毀し方法。 2)、水を封入した囲いが、水を吸収した高吸水性樹脂
    を内装した袋であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3)、コンクリート製構築物が集合住宅または水槽であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)、高吸水性樹脂1g当り、水が20〜2,000g
    吸収されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の方法。 5)、高吸水性樹脂粉末またはその成形体を、筒状の通
    気性の微多孔樹脂フィルム内に充填し、ついで該フィル
    ム内に水を供給して高吸水性樹脂粉末または成形体に水
    を吸収させたのち、構築物を囲繞するまたは覆うことを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP24178386A 1986-10-11 1986-10-11 コンクリ−ト製構築物の取毀し方法 Pending JPS6397768A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111902581A (zh) * 2018-03-27 2020-11-06 住友精化株式会社 沙袋及其制造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111902581A (zh) * 2018-03-27 2020-11-06 住友精化株式会社 沙袋及其制造方法
JPWO2019189326A1 (ja) * 2018-03-27 2021-03-25 住友精化株式会社 土嚢及びその製造方法
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CN111902581B (zh) * 2018-03-27 2023-02-03 住友精化株式会社 沙袋及其制造方法

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