JPS639767A - トルクカム装置 - Google Patents

トルクカム装置

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JPS639767A
JPS639767A JP15200286A JP15200286A JPS639767A JP S639767 A JPS639767 A JP S639767A JP 15200286 A JP15200286 A JP 15200286A JP 15200286 A JP15200286 A JP 15200286A JP S639767 A JPS639767 A JP S639767A
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JP
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cam
torque
roller
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cam roller
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JP15200286A
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Makoto Yoshida
吉田 良
Hiroshi Aikawa
合川 宏
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は伝達トルクに応じた推力を発生するトルクカム
装置、特にカムローラが入、出力部材のいずれにも支持
されていないカムローラ浮動形のトルクカム装置に関す
るものである。
従来技術とその問題点 従来、トルクカム装置には大別して2種のものがあり、
1つは例えば特開昭58−142060号公報に記載の
ようなカムローラが入力部材あるいは出力部材の一方に
支持されたカムローラ支持形トルクカム装置であり、他
の1つは例えば特開昭59−175666号公報、に記
載のように対向する入、出力部材間にカムローラを浮動
状態で配置したカムローラ浮動形トルクカム装置である
。特に、カムローラ浮動形のトルクカム装置はカムロー
ラが対向するカム面間で挟持されるため、大きな面圧を
受ける大トルク用に通している。
上記カムローラ浮動形のトルクカム装置において、入力
部材に加わる伝達トルクはカム面を介してカムローラに
軸方向の推力として伝達され、さらに推力はカムローラ
から出力部材へカム面を介して伝達される。正方向の駆
動トルクがかかった状態ではカムローラはカム面と常時
接触状態を保ちながらi勤するが、エンジンブレーキ時
のように急激な逆駆動トルクがかかるとカムローラが瞬
間的にカム面から離れ、次に再び正駆動トルクがかかっ
た時に入力側のカム面とカムローラとの接触位置と、出
力側のカム面とカムローラとの接触位置とが食い違う場
合があり、この状態ではトルクの増大につれてカムロー
ラと一方のカム面との間に滑りが発生し、正規の推力を
発生し得ない。
このことは、例えばトルクカム装置をVベルト式無段変
速機に使用した場合、ベルトとプーリとの滑りを招くこ
とになる。
発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、逆駆動トルクがかかった時にカムローラがカム面か
ら離れても、常にカムローラを入力側カム面と出力側カ
ム面の中間位置に保持し、カムローラとカム面との滑り
を防止し得るトルクカム装置を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、同一軸線上に軸
方向および回転方向に相対回転可能に配置された入、出
力部材と、入、出力部材の対向面に設けられたカム面と
、カム面間に転動自在に配置されたカムローラとを備え
、入力部材から出力部材へ伝達トルクに応じた推力を与
えるトルクカム装置において、入、出力部材間にカムロ
ーラを回転支持する保持器を配置し、該保持器を一端が
入、出力部材にそれぞれ支持された2(IIの圧縮スプ
リングで1入、出力側のカム面の中央位1に弾性支持し
たものである。
実施例の説明 図面は本発明にかかるトルクカム装置をVベルト式無段
変速機の駆動側プーリに通用した一例を示し、エンジン
と連結された入力軸1上にはゴム製あるいは樹脂製のV
ベルト2を挟持する固定シープ3と可動シープ4とが支
持されている。固定シープ3は入力軸lに対してスプラ
イン結合されており、トルクカム装置の出力部材である
可動シーブ4は入力軸1に対して軸方向および回転方向
に移動可能に支持されている。なお、可動シーブ4の内
径部と入力軸lとの間にはオイルシール5が配置されて
おり、ベルト転送面への潤滑油の漏れを防止している。
上記入力軸lの軸端部にはトルクカム装置の入力部材で
あるトルクカムフランジ6がスプライン係合しており、
ナツト7によって締付固定されている。トルクカムフラ
ンジ6には可動シープ4側へ突出するシリンダ6aが一
体形成されており、このシリンダ6aの内周に形成され
た縦溝6bには、環状の第1カム部材8が外周突起8a
によって軸方向に係合している。一方、可動シーブ4に
はトルクカムフランジ6のシリンダ6aの外側にオイル
シール9を介して慴動するシリンダ4aが突設されてお
り、このシリンダ4aの奥部内周に形成された縦溝4b
には、第1カム部材8と同一形状の第2カム部材10が
外周突起10aによって軸方向に係合している。
第1カム部材8および第2カム部材10の対向面には第
3図に示す形状のカム面sb、 tabが3個ずつ形成
されており、各カム面8b、 10bの間にはそれぞれ
カムローラ11が転動自在に配置されている。カムロー
ラ11の内周側に突設された軸部11aは、可動シーブ
4とトルクカムフランジ60間に配置された円筒伏の保
持器12で回転支持されており、これにより各カムロー
ラ11は120°間隔で保持されている。カムローラ1
1の外周側にはシリンダ6aの内周面と同一曲率の球面
11bが形成されており、この球面llbは上記シリン
ダ6aの内周面で接触支持されている。上記保持器12
の外周両側縁部には鍔部12a、12bが間欠的に形成
されており、これと対応するカム部材8,10の頂部内
側面には段部8c、10cが形成されている。上記段部
8c、10cは、カムローラ11がカム面8b、 10
bの頂部近傍に達した時に鍔部12a、 12bの内側
に衝止し、カムローラ11のカム面8b、 10bから
の乗り越しを防止している。
上記保持器12の内側には2個の円筒形リテーナ13、
14がスラストニードル15を間にして相対回転可能に
配置されており、これらリテーナ13.14はその外径
部13a、 14aによって保持器12の両側を保持し
、軸方向移動を規制している。リテーナ13の内径部1
3bとトルクカムフランジ6との間には圧縮スプリング
16が配置され、リテーナ14の内径部14bと可動シ
ープ4との間にも上記圧縮スプリング16と同一諸元の
圧縮スプリング17が配置されており、これら圧縮スプ
リング16.17によってリテーナ13.14はトルク
カムフランジ6と可動シーブ4との中央位置に保持され
る。すなわち、変速比が変化やカムローラ11とカム面
8b、 lobの接触如何にかかわらず、カムローラ1
1を支持した保持器12がカム面8b、 10bの中央
位置に弾性的に保持されることになる。上記圧縮スプリ
ング16.17は、保持器12をカム面8b、 10b
の中央位置に保持する機能の他、プーリの停止失態でも
可動シーブ4に■ベルト2が弛まないだけの初期推力を
与える機能も有している。
作動の説明 まず、入力軸1が停止した状態では、トルクカムフラン
ジ6には何ら伝達トルクが作用しないので、カムローラ
11はカム面sb、 iobの底部に位置し、圧縮スプ
リング16.17のばね力のみを初期推力として可動シ
ーブ4に作用させている。
いま、入力軸lに正方向の駆動トルクがかかると、可動
シーブ4は固定シープ3に対して相対的に遅れるため、
この遅れにより可動シーブ4と一体回転する第2カム部
材10が固定シープ3と一体回転する第1カム部材8に
対して第3図矢印A方向とは反対方向に遅れる。その結
果、第3図のようにカムローラ11がカム面8b、 L
Ob上を転動して可動シーブ4を固定シープ3側へ押圧
し、この押圧力により可動シーブ4に伝達トルクに応じ
たベルト張力が与えられ、■ベルト2はシープ3,4間
で滑り無くトルク伝達される。
上記のように正駆動トルクがかかった状態で急にエンジ
ンブレーキが作用すると、その瞬間、出力側の第2カム
部材10が入力側の第1カム部材8より先行するため、
第4図のようにカムローラ11がカム面8b、 10b
から離れる。ところが、カムローラ11を支持した保持
器12は圧縮スプリング16.17によりカム面8b、
 10bの中央位置に常に保持されているので、再び正
駆動トルクがかかった時、第3図のようにカムローラ1
1が必ずカム面8b、10bの同一対応位置に接触し、
食い違いが生じない。そのため、トルクが変動してもカ
ムローラ11とカム面8b、 10bとの間で滑りが起
こらず、常に伝達トルクに応じた推力を発生でき、結局
シープ3,4と■ベルト2との間の滑りを防止できる。
なお、上記実施例では、保持器12をリテーナ13.1
4及びスラストニードル15を介して圧縮スプリング1
6.17で弾性支持したが、上記リテーナ13゜14や
スラストニードル15を省いて、保持器12を圧縮スプ
リング16.17で直接弾性支持してもよい。
また、上記実施例ではカム面8b、 10bを片側にの
み斜面を有するノコギリ波形状としたが、両側に斜面を
有する山形形状としてもよい。さらに、カム面を入、出
力部材6,4とは別体のカム部材8.10に形成した場
合に限らず、カム面を入、出力部材に一体形成してもよ
い。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によればカムロー
ラを支持した保持器を圧縮スプリングによって両カム面
の中央位置に保持したので、たとえ逆駆動トルクがかか
りてカムローラがカム面から離れても、次に正駆動トル
クがかかった時に元の位置で接触するため、カムローラ
と入力側カム面及び出力側カム面との接触位置が食い違
うおそれがない、したがって、トルク変動に伴ってカム
ローラがカム面に対して滑りを起こすおそれがな(、常
に安定した推力を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるトルクカム装置をVベルト式無
段変速機に通用した一例の断面図、第2図、第3図は第
1図のn−n線断面図およびm −■線断面図、第4図
は逆駆動トルクが作用した時の動作図である。 1・・・人力軸、4・・・可動シーブ(出力部材)、6
・・・トルクカムフランジ(入力部材)、8.10・・
・カム部材、8b、 10b・・・カム面、11・・・
カムローラ、12・・・保持器、13.14・・・リテ
ーナ、16.17・・・圧縮スプリング。 出 願 人  ダイハツ工業株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 第1図 第2図 第312       第4図 昭和62年 9月17日 2、発明の名称 トルクカム装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  大阪府池田市ダイハツ町1番1号名 称  
ダイハツ工業株式会社 代表者 江 口 友 紘 4、代理人〒550 住 所  大阪市西区西木町1−5−9産双西本町ビル
自発補正 7、補正の内容 (1)明細書第7頁第6行〜第7行において、「変速比
が変化や」とあるのを「変速比の変化や」と訂正する。 (2)同第8頁第9行において、「可動シープ4」とあ
るのを「■ベルト2」と訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一軸線上に軸方向および回転方向に相対回転可
    能に配置された入、出力部材と、入、出力部材の対向面
    に設けられたカム面と、カム面間に転動自在に配置され
    たカムローラとを備え、入力部材から出力部材へ伝達ト
    ルクに応じた推力を与えるトルクカム装置において、入
    、出力部材間にカムローラを回転支持する保持器を配置
    し、該保持器を一端が入、出力部材にそれぞれ支持され
    た2個の圧縮スプリングで入、出力側のカム面の中央位
    置に弾性支持したことを特徴とするトルクカム装置。
JP15200286A 1986-06-28 1986-06-28 トルクカム装置 Expired - Lifetime JPH0633809B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366807A (en) * 1988-12-12 1994-11-22 Dow Corning Corporation Primer composition, coating method and coated silicone substrates
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