JP2001200911A - 被固定部材の軸方向位置決め構造 - Google Patents
被固定部材の軸方向位置決め構造Info
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- JP2001200911A JP2001200911A JP2000328048A JP2000328048A JP2001200911A JP 2001200911 A JP2001200911 A JP 2001200911A JP 2000328048 A JP2000328048 A JP 2000328048A JP 2000328048 A JP2000328048 A JP 2000328048A JP 2001200911 A JP2001200911 A JP 2001200911A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 できる限り簡易で部品点数が少ない構造で、
スラスト力に対する強度を確保できる軸方向位置決め構
造を得る。 【解決手段】 カウンターシャフト12上に配設された
ボス部材52の軸方向位置決めを行う構造が、カウンタ
ーシャフト12の外周リング状溝12bと、このリング
状溝内に挿入される一対のコッター部材71と、円板状
に外周リング状溝内に挿入配設されたコッター部材の外
周を覆って配設されるサークリップ72とを有して構成
される。このコッター部材にボス部材52の側面を当接
させて軸方向位置決めを行い、このとき、サークリップ
72は外周リング状溝内に配設されたコッター部材71
を円板状に保持する。
スラスト力に対する強度を確保できる軸方向位置決め構
造を得る。 【解決手段】 カウンターシャフト12上に配設された
ボス部材52の軸方向位置決めを行う構造が、カウンタ
ーシャフト12の外周リング状溝12bと、このリング
状溝内に挿入される一対のコッター部材71と、円板状
に外周リング状溝内に挿入配設されたコッター部材の外
周を覆って配設されるサークリップ72とを有して構成
される。このコッター部材にボス部材52の側面を当接
させて軸方向位置決めを行い、このとき、サークリップ
72は外周リング状溝内に配設されたコッター部材71
を円板状に保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャフト上に軸方向
に移動可能に配設された被固定部材(例えば、回転ギ
ヤ)の軸方向の移動を拘束して位置決めを行う構造に関
する。
に移動可能に配設された被固定部材(例えば、回転ギ
ヤ)の軸方向の移動を拘束して位置決めを行う構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】回転シャフト上にギヤ、クラッチなどの
回転部材を有する構造は変速機などに多用されており、
これらにおいては回転シャフト上において回転部材の軸
方向位置決めが必要である。このような軸方向位置決め
としては、例えば、特開平10−213206号公報に
開示のように、回転シャフトの外周面に形成されたリン
グ状溝にサークリップ(スナップリング、リテーニング
リングとも称される)を取り付け、位置決め対象となる
回転ギヤの側面をサークリップに当接させて位置決めす
る構造が知られている。また、同様の位置決め構造が特
公平7−84902号公報にも開示されている。
回転部材を有する構造は変速機などに多用されており、
これらにおいては回転シャフト上において回転部材の軸
方向位置決めが必要である。このような軸方向位置決め
としては、例えば、特開平10−213206号公報に
開示のように、回転シャフトの外周面に形成されたリン
グ状溝にサークリップ(スナップリング、リテーニング
リングとも称される)を取り付け、位置決め対象となる
回転ギヤの側面をサークリップに当接させて位置決めす
る構造が知られている。また、同様の位置決め構造が特
公平7−84902号公報にも開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サークリッ
プは弾性変形可能であるとともに開口を有するCリング
状に形成された部材であり、回転シャフトのリング状溝
に取り付けるときには開口部を押し広げるようにして全
体を拡開させ、回転シャフト上を乗り越えてリング状溝
に挿入される。サークリップはこのように取付のために
弾性変形可能でなければならないため、その厚さをあま
り大きくすることができず、回転部材からのスラスト力
に抗する強度に限界があるという問題がある。
プは弾性変形可能であるとともに開口を有するCリング
状に形成された部材であり、回転シャフトのリング状溝
に取り付けるときには開口部を押し広げるようにして全
体を拡開させ、回転シャフト上を乗り越えてリング状溝
に挿入される。サークリップはこのように取付のために
弾性変形可能でなければならないため、その厚さをあま
り大きくすることができず、回転部材からのスラスト力
に抗する強度に限界があるという問題がある。
【0004】このようなことから、本出願人は、回転シ
ャフト91上に取り付けられた固定部材(例えば、ギ
ヤ)95の軸方向位置決め(図における右方向に対する
移動規制を行う位置決め)を行う構造を、図13および
図14に示すように構成することを考えた。この位置決
め構造は、回転シャフト91に形成したリング状溝92
内に円板部材を二分割してなる一対のコッター部材96
を挿入配設し、回転部材95の側面95aをコッター部
材96に当接させて回転部材95が軸方向右側に移動す
るのを阻止して位置決めを行う。コッター部材96は半
割円板状であり、そのままリング状溝92内に配設でき
るため、その厚さを任意に設定可能であり、十分な強度
を持たせることができ、回転部材95からのスラスト力
に対する問題は生じない。
ャフト91上に取り付けられた固定部材(例えば、ギ
ヤ)95の軸方向位置決め(図における右方向に対する
移動規制を行う位置決め)を行う構造を、図13および
図14に示すように構成することを考えた。この位置決
め構造は、回転シャフト91に形成したリング状溝92
内に円板部材を二分割してなる一対のコッター部材96
を挿入配設し、回転部材95の側面95aをコッター部
材96に当接させて回転部材95が軸方向右側に移動す
るのを阻止して位置決めを行う。コッター部材96は半
割円板状であり、そのままリング状溝92内に配設でき
るため、その厚さを任意に設定可能であり、十分な強度
を持たせることができ、回転部材95からのスラスト力
に対する問題は生じない。
【0005】但し、コッター部材96は図示のようにそ
れぞれ半円板状の部材であり、このままではリング状溝
92内に保持することができないため、コッター部材9
6の右側にコッターカバー97を配設し、コッターカバ
ー97をリング状溝93内に挿入配設したサークリップ
98により保持している。コッターカバー97は円板状
部材の外周端部に円筒状カバー部97aを有して構成さ
れ、円筒状カバー部97aがコッター部材96の外周を
覆って位置する。これにより、コッター部材96はリン
グ状溝92内に保持されるが、この位置決め構造の場合
には、回転シャフトに二つのリング状溝92,93を形
成する必要があり、部品点数が多くなるという問題があ
る。
れぞれ半円板状の部材であり、このままではリング状溝
92内に保持することができないため、コッター部材9
6の右側にコッターカバー97を配設し、コッターカバ
ー97をリング状溝93内に挿入配設したサークリップ
98により保持している。コッターカバー97は円板状
部材の外周端部に円筒状カバー部97aを有して構成さ
れ、円筒状カバー部97aがコッター部材96の外周を
覆って位置する。これにより、コッター部材96はリン
グ状溝92内に保持されるが、この位置決め構造の場合
には、回転シャフトに二つのリング状溝92,93を形
成する必要があり、部品点数が多くなるという問題があ
る。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みたものて、
できる限り簡易で部品点数が少ない構造で、スラスト力
に対する強度を確保できる構成の被固定部材の軸方向位
置決め構造を提供することを目的とする。
できる限り簡易で部品点数が少ない構造で、スラスト力
に対する強度を確保できる構成の被固定部材の軸方向位
置決め構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、シャフト(例えば、実施形態に
おけるカウンターシャフト12)上に軸方向に移動可能
に配設された被固定部材(例えば、実施形態におけるボ
ス部材52、クリップガイド75)の軸方向の移動を拘
束して位置決めを行う構造を、シャフトの外周面に形成
されたリング状溝(例えば、実施形態における外周リン
グ状溝12b)と、このリング状溝内に挿入可能な固定
部材(例えば、実施形態におけるコッター部材71)
と、この固定部材をリング状溝内に挿入配設した状態で
これら複数のコッター部材の外周を覆って配設される規
制部材(例えば、実施形態におけるサークリップ72,
76等)とを有して構成する。そして、リング状溝内に
配設された固定部材に被固定部材の側面を当接させて固
定部材の軸方向移動を拘束し、このとき、規制部材は固
定部材の外周にあって被固定部材に形成された被固定部
材側リング状溝(例えば、実施形態における内周リング
状溝52a,75a)内に内側から弾性変形して拡開さ
れて配設され、固定部材を保持する。
め、本発明においては、シャフト(例えば、実施形態に
おけるカウンターシャフト12)上に軸方向に移動可能
に配設された被固定部材(例えば、実施形態におけるボ
ス部材52、クリップガイド75)の軸方向の移動を拘
束して位置決めを行う構造を、シャフトの外周面に形成
されたリング状溝(例えば、実施形態における外周リン
グ状溝12b)と、このリング状溝内に挿入可能な固定
部材(例えば、実施形態におけるコッター部材71)
と、この固定部材をリング状溝内に挿入配設した状態で
これら複数のコッター部材の外周を覆って配設される規
制部材(例えば、実施形態におけるサークリップ72,
76等)とを有して構成する。そして、リング状溝内に
配設された固定部材に被固定部材の側面を当接させて固
定部材の軸方向移動を拘束し、このとき、規制部材は固
定部材の外周にあって被固定部材に形成された被固定部
材側リング状溝(例えば、実施形態における内周リング
状溝52a,75a)内に内側から弾性変形して拡開さ
れて配設され、固定部材を保持する。
【0008】このような構成の位置決め構造では、シャ
フト上に一つのリング状溝を形成し、このリング状溝内
に挿入配設した固定部材を規制部材により保持するだけ
でよいため、部品点数が少なく、構造が簡単である。ま
た、被固定部材のスラスト力は固定部材により受け止め
る構造であり、固定部材はサークリップのように弾性変
形を必要とせずその強度を任意に高くできるため、回転
部材からのスラスト力に対しても十分な強度を有して位
置決めが可能である。
フト上に一つのリング状溝を形成し、このリング状溝内
に挿入配設した固定部材を規制部材により保持するだけ
でよいため、部品点数が少なく、構造が簡単である。ま
た、被固定部材のスラスト力は固定部材により受け止め
る構造であり、固定部材はサークリップのように弾性変
形を必要とせずその強度を任意に高くできるため、回転
部材からのスラスト力に対しても十分な強度を有して位
置決めが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施例について説明する。本発明に係る回転シャ
フトの軸方向位置決め構造を有するベルト式無段変速機
TMを図2に示す。このベルト式無段変速機TMは変速
機ハウジング2内に前後進切換装置3、ベルト式無段変
速装置4、発進クラッチ装置5、減速ギヤ列6、ディフ
ァレンシャル機構7、チェーン式動力伝達装置を介して
入力軸11により駆動される油圧ポンプ9等を備えて構
成され、この変速機ハウジングの右端面はエンジンと接
合される。エンジンのクランクシャフトKsはダンパー
機構1を介して変速機入力シャフト11に繋がる。
ましい実施例について説明する。本発明に係る回転シャ
フトの軸方向位置決め構造を有するベルト式無段変速機
TMを図2に示す。このベルト式無段変速機TMは変速
機ハウジング2内に前後進切換装置3、ベルト式無段変
速装置4、発進クラッチ装置5、減速ギヤ列6、ディフ
ァレンシャル機構7、チェーン式動力伝達装置を介して
入力軸11により駆動される油圧ポンプ9等を備えて構
成され、この変速機ハウジングの右端面はエンジンと接
合される。エンジンのクランクシャフトKsはダンパー
機構1を介して変速機入力シャフト11に繋がる。
【0010】このため、変速機TMにおいて、エンジン
の駆動動力は変速機入力シャフト11に伝達され、前後
進切換装置3により回転方向制御がなされた後、ベルト
式無段変速装置4(変速機入力シャフト11に配設され
た駆動プーリ15と、変速機カウンタシャフト12に配
設された従動プーリ16と、両プーリ15,16に掛け
渡されたVベルト14とから構成される)により無段階
の変速制御が行われて変速機カウンタシャフト12に伝
達される。さらに、変速機カウンタシャフト12から発
進クラッチ装置5により動力伝達制御がなされた後、減
速ギヤ列6を通ってディファレンシャル機構7から左右
のアクスルシャフト8a,8bを介して左右の車輪(図
示せず)に伝達される。
の駆動動力は変速機入力シャフト11に伝達され、前後
進切換装置3により回転方向制御がなされた後、ベルト
式無段変速装置4(変速機入力シャフト11に配設され
た駆動プーリ15と、変速機カウンタシャフト12に配
設された従動プーリ16と、両プーリ15,16に掛け
渡されたVベルト14とから構成される)により無段階
の変速制御が行われて変速機カウンタシャフト12に伝
達される。さらに、変速機カウンタシャフト12から発
進クラッチ装置5により動力伝達制御がなされた後、減
速ギヤ列6を通ってディファレンシャル機構7から左右
のアクスルシャフト8a,8bを介して左右の車輪(図
示せず)に伝達される。
【0011】この変速機TMにおいて、変速機カウンタ
シャフト12に配設された発進クラッチ装置5のクラッ
チハウジング51の軸方向位置決め保持を行うために本
発明に係る位置決め構造が用いられている。この位置決
め構造を詳しく示すため、図3に変速機カウンタシャフ
ト12とこの上に配設された従動プーリ16,減速ギヤ
列6,発進クラッチ装置5等を取り出して示しており、
この図を併用して説明する。
シャフト12に配設された発進クラッチ装置5のクラッ
チハウジング51の軸方向位置決め保持を行うために本
発明に係る位置決め構造が用いられている。この位置決
め構造を詳しく示すため、図3に変速機カウンタシャフ
ト12とこの上に配設された従動プーリ16,減速ギヤ
列6,発進クラッチ装置5等を取り出して示しており、
この図を併用して説明する。
【0012】変速機カウンタシャフト12には従動プー
リ16が固設されており、この従動プーリ16の両側に
配設されたベアリング17a,17bにより変速機カウ
ンタシャフト12が変速機ハウジング2に対して回転自
在に支持されている。図3においてベアリング17aの
右側の変速機カウンタシャフト12の上に、減速ギヤ列
6を構成する第1減速ギヤ61がベアリング63により
回転自在に支持されて配設されており、第1減速ギヤ6
1は第2減速ギヤ62と噛合している。第1減速ギヤ6
1の右側に変速機カウンタシャフト12と第1減速ギヤ
61との係脱を制御する発進クラッチ装置5が配設され
ており、この発進クラッチ装置5により駆動力伝達制御
を行って発進、停止制御がなされる。
リ16が固設されており、この従動プーリ16の両側に
配設されたベアリング17a,17bにより変速機カウ
ンタシャフト12が変速機ハウジング2に対して回転自
在に支持されている。図3においてベアリング17aの
右側の変速機カウンタシャフト12の上に、減速ギヤ列
6を構成する第1減速ギヤ61がベアリング63により
回転自在に支持されて配設されており、第1減速ギヤ6
1は第2減速ギヤ62と噛合している。第1減速ギヤ6
1の右側に変速機カウンタシャフト12と第1減速ギヤ
61との係脱を制御する発進クラッチ装置5が配設され
ており、この発進クラッチ装置5により駆動力伝達制御
を行って発進、停止制御がなされる。
【0013】発進クラッチ装置5においては、変速機カ
ウンタシャフト12に結合してクラッチハウジング51
が取り付けられ、このクラッチハウジング51内に、ク
ラッチピストン、クラッチプレート、クラッチピストン
等を保持して発進クラッチ装置5が構成される。発進ク
ラッチ装置5は、クラッチピストン外部から供給される
クラッチ圧を受けて作動され、クラッチプレートとクラ
ッチディスクとの摩擦係合制御を行い、変速機カウンタ
シャフト12から減速ギヤ列6への駆動力伝達制御、す
なわち、発進制御を行う。
ウンタシャフト12に結合してクラッチハウジング51
が取り付けられ、このクラッチハウジング51内に、ク
ラッチピストン、クラッチプレート、クラッチピストン
等を保持して発進クラッチ装置5が構成される。発進ク
ラッチ装置5は、クラッチピストン外部から供給される
クラッチ圧を受けて作動され、クラッチプレートとクラ
ッチディスクとの摩擦係合制御を行い、変速機カウンタ
シャフト12から減速ギヤ列6への駆動力伝達制御、す
なわち、発進制御を行う。
【0014】クラッチハウジング51は内径側にボス部
材52を有し、このボス部材52がカウンターシャフト
12とスプライン結合されている。すなわち、クラッチ
ハウジング51はカウンターシャフト12と一体回転す
るが軸方向に移動可能な状態で結合されている。このた
め、クラッチハウジング51を軸方向に位置決め保持す
る必要があり、ボス部材52の左端側面がベアリング6
3を介してカウンターシャフト12の肩部12aに当接
して左方向への移動が阻止され、右端側面が本発明に係
る位置決め構造により右方向への移動が阻止されてい
る。
材52を有し、このボス部材52がカウンターシャフト
12とスプライン結合されている。すなわち、クラッチ
ハウジング51はカウンターシャフト12と一体回転す
るが軸方向に移動可能な状態で結合されている。このた
め、クラッチハウジング51を軸方向に位置決め保持す
る必要があり、ボス部材52の左端側面がベアリング6
3を介してカウンターシャフト12の肩部12aに当接
して左方向への移動が阻止され、右端側面が本発明に係
る位置決め構造により右方向への移動が阻止されてい
る。
【0015】この位置決め構造を図1に詳しく示してお
り、この図を併用して説明する。この構造は、カウンタ
ーシャフト12の外周面に形成された外周リング状溝1
2b内に、図4に示すように円板を二分割した形状の一
対のコッター部材71を挿入保持し、ボス部材52の内
周面に形成した内周リング状溝52a内にサークリップ
72を挿入して構成される。コッター部材71は外周リ
ング状溝12b内に挿入された状態で円板状となりボス
部材52の右方向への移動を阻止してその位置決めを行
う。但し、このままではコッター部材71は外周リング
状溝12bから外れるため、ボス部材52の内周リング
状溝52aに取り付けたサークリップ72によりコッタ
ー部材71の外周を覆い、コッター部材71を外周リン
グ状溝12b内に保持させている。
り、この図を併用して説明する。この構造は、カウンタ
ーシャフト12の外周面に形成された外周リング状溝1
2b内に、図4に示すように円板を二分割した形状の一
対のコッター部材71を挿入保持し、ボス部材52の内
周面に形成した内周リング状溝52a内にサークリップ
72を挿入して構成される。コッター部材71は外周リ
ング状溝12b内に挿入された状態で円板状となりボス
部材52の右方向への移動を阻止してその位置決めを行
う。但し、このままではコッター部材71は外周リング
状溝12bから外れるため、ボス部材52の内周リング
状溝52aに取り付けたサークリップ72によりコッタ
ー部材71の外周を覆い、コッター部材71を外周リン
グ状溝12b内に保持させている。
【0016】サークリップ72は図4に示すように開口
72bを有するCリング状に形成されており、開口72
aを狭くするように弾性変形させ、その外径を小さくし
て内周リング状溝52a内に取り付けられる。この構造
においては、コッター部材71がボス部材52の側面に
当接してボス部材52の位置決めを行うため、ボス部材
52からのスラスト力はコッター部材71により受け止
められる。このため、コッター部材71の厚さを厚くし
て強度を持たせれば、ボス部材52のスラスト力に十分
対応して確実に位置決めを行わせることができる。一
方、サークリップ72はコッター部材71の外周を覆っ
てコッター部材71の外れ防止を行うためのものであ
り、スラスト力を受けることはない。また、サークリッ
プ72に作用する遠心力はサークリップ72を内周リン
グ状溝52a内に押しつけるように作用する。
72bを有するCリング状に形成されており、開口72
aを狭くするように弾性変形させ、その外径を小さくし
て内周リング状溝52a内に取り付けられる。この構造
においては、コッター部材71がボス部材52の側面に
当接してボス部材52の位置決めを行うため、ボス部材
52からのスラスト力はコッター部材71により受け止
められる。このため、コッター部材71の厚さを厚くし
て強度を持たせれば、ボス部材52のスラスト力に十分
対応して確実に位置決めを行わせることができる。一
方、サークリップ72はコッター部材71の外周を覆っ
てコッター部材71の外れ防止を行うためのものであ
り、スラスト力を受けることはない。また、サークリッ
プ72に作用する遠心力はサークリップ72を内周リン
グ状溝52a内に押しつけるように作用する。
【0017】次に、本発明に係る位置決め構造の第2実
施例を図5を参照して説明する。なお、以下に示す各実
施例においては、若干形状は異なっても上記第1実施例
と同一機能部分については同一番号を付与して説明す
る。この構造においても、カウンターシャフト12の外
周面に形成された外周リング状溝12b内に一対の半円
板状コッター部材71を挿入配設してボス部材52の位
置決めを行うのであるが、このときボス部材とコッター
部材71との間に円板状のクリップガイド75を挟持さ
せている。そして、クリップガイド75のオーバーハン
グ部の内周面に内周リング状溝75aを形成し、ここに
サークリップ72を取り付けている。この結果、サーク
リップ72がコッター部材71の外周を覆ってこれらが
外周リング状溝12bから外れるのを防止する。
施例を図5を参照して説明する。なお、以下に示す各実
施例においては、若干形状は異なっても上記第1実施例
と同一機能部分については同一番号を付与して説明す
る。この構造においても、カウンターシャフト12の外
周面に形成された外周リング状溝12b内に一対の半円
板状コッター部材71を挿入配設してボス部材52の位
置決めを行うのであるが、このときボス部材とコッター
部材71との間に円板状のクリップガイド75を挟持さ
せている。そして、クリップガイド75のオーバーハン
グ部の内周面に内周リング状溝75aを形成し、ここに
サークリップ72を取り付けている。この結果、サーク
リップ72がコッター部材71の外周を覆ってこれらが
外周リング状溝12bから外れるのを防止する。
【0018】本発明に係る位置決め構造の第3実施例を
図6に示している。この構造と図1に示した第1実施例
の構造とはサークリップのみが相違するだけであり、他
は同一であり、同一部分についての説明は省略する。こ
のサークリップ76は、ボス部材52に形成された内周
リング状溝52a内に挿入配設されるのであるが、内周
側が直角に折り曲げられて円筒状のオーバーハング部7
6aが形成されている。このため、オーバーハング部7
6aはコッター部材71の外周側を幅広く覆い、コッタ
ー部材71の外れをより確実に防止する。
図6に示している。この構造と図1に示した第1実施例
の構造とはサークリップのみが相違するだけであり、他
は同一であり、同一部分についての説明は省略する。こ
のサークリップ76は、ボス部材52に形成された内周
リング状溝52a内に挿入配設されるのであるが、内周
側が直角に折り曲げられて円筒状のオーバーハング部7
6aが形成されている。このため、オーバーハング部7
6aはコッター部材71の外周側を幅広く覆い、コッタ
ー部材71の外れをより確実に防止する。
【0019】本発明に係る位置決め構造の第4実施例を
図7に示している。この構造においては、外周リング状
溝12b内に配設されたコッター部材71の外周および
右側面を覆うようにしてカバー部材77が取り付けられ
ている。このカバー部材77は、コッター部材71の外
周を覆う円筒状の外周カバー部77aと、カウンターシ
ャフト12の外周面に圧入される内周圧入部77bとを
有する。カバー部材77は、図示のように、外周カバー
部77aがコッター部材71の外周を覆う位置までカウ
ンターシャフト12に圧入され、内周圧入部77bとカ
ウンターシャフト12との圧入嵌合力によりこの位置で
固定保持される。
図7に示している。この構造においては、外周リング状
溝12b内に配設されたコッター部材71の外周および
右側面を覆うようにしてカバー部材77が取り付けられ
ている。このカバー部材77は、コッター部材71の外
周を覆う円筒状の外周カバー部77aと、カウンターシ
ャフト12の外周面に圧入される内周圧入部77bとを
有する。カバー部材77は、図示のように、外周カバー
部77aがコッター部材71の外周を覆う位置までカウ
ンターシャフト12に圧入され、内周圧入部77bとカ
ウンターシャフト12との圧入嵌合力によりこの位置で
固定保持される。
【0020】本発明に係る位置決め構造の第5実施例を
図8に示している。この構造は上記第4実施例の構造と
類似し、カバー部材78が内周径部78bをカウンター
シャフト12に圧入させて取り付けられる。カバー部材
78はコッター部材71の外周を覆う円筒状のカバー部
78aを有する。
図8に示している。この構造は上記第4実施例の構造と
類似し、カバー部材78が内周径部78bをカウンター
シャフト12に圧入させて取り付けられる。カバー部材
78はコッター部材71の外周を覆う円筒状のカバー部
78aを有する。
【0021】本発明に係る位置決め構造の第6実施例を
図9に示している。この構造においては、外周リング状
溝12b内に配設されたコッター部材71の外周および
右側面を覆うようにしてカバー部材79が取り付けられ
ている。このカバー部材79は、コッター部材71の外
周を覆う円筒状の外周カバー部79aを有し、この外周
カバー部79aがボス部材52の側端面に形成された側
面リング状溝52bに圧入されて取り付けられている。
図9に示している。この構造においては、外周リング状
溝12b内に配設されたコッター部材71の外周および
右側面を覆うようにしてカバー部材79が取り付けられ
ている。このカバー部材79は、コッター部材71の外
周を覆う円筒状の外周カバー部79aを有し、この外周
カバー部79aがボス部材52の側端面に形成された側
面リング状溝52bに圧入されて取り付けられている。
【0022】本発明に係る位置決め構造の第7実施例を
図10に示している。この構造は図7に示した上記第4
実施例の構造と類似し、外周カバー部80aと内周固定
部80bを有したカバー部材80がカウンターシャフト
12に取り付けられている。内周固定部80bの内面側
に第1リング保持溝80cが形成され、カウンターシャ
フト12の外周面に形成された第2リング保持溝12c
に保持されたO−リング81を第1リング保持溝80内
に保持させてカバー部材80をカウンターシャフト12
の上に固定保持している。
図10に示している。この構造は図7に示した上記第4
実施例の構造と類似し、外周カバー部80aと内周固定
部80bを有したカバー部材80がカウンターシャフト
12に取り付けられている。内周固定部80bの内面側
に第1リング保持溝80cが形成され、カウンターシャ
フト12の外周面に形成された第2リング保持溝12c
に保持されたO−リング81を第1リング保持溝80内
に保持させてカバー部材80をカウンターシャフト12
の上に固定保持している。
【0023】本発明に係る位置決め構造の第8実施例を
図11に示している。この構造は図10に示した上記第
7実施例の構造と類似し、外周カバー部82aと内周固
定部82bを有したカバー部材82がカウンターシャフ
ト12に取り付けられている。内周固定部82bに円周
上複数位置に内方に突出する突起82cが形成され、こ
の突起82cをカウンターシャフト12の外周面に形成
された保持溝12dに突入させてカバー部材82をカウ
ンターシャフト12の上に固定保持している。
図11に示している。この構造は図10に示した上記第
7実施例の構造と類似し、外周カバー部82aと内周固
定部82bを有したカバー部材82がカウンターシャフ
ト12に取り付けられている。内周固定部82bに円周
上複数位置に内方に突出する突起82cが形成され、こ
の突起82cをカウンターシャフト12の外周面に形成
された保持溝12dに突入させてカバー部材82をカウ
ンターシャフト12の上に固定保持している。
【0024】本発明に係る位置決め構造の第9実施例を
図12に示している。この構造では外周カバー部83a
を有したカバー部材83がコッター部材73の外周に取
り付けられている。コッター部材73は図4に示した半
円板状のコッター部材と同一の形状であるが、外周面に
リング状の保持溝73aが形成されている。一方、カバ
ー部材83の外周カバー部83aには円周上複数位置に
内方に突出する突起83bが形成されており、この突起
83bをコッター部材73の保持溝73aに突入させて
カバー部材83をコッター部材73に固定している。こ
の結果、コッター部材73は円板状になって内周リング
状溝12b内に固定保持され、カバー部材83はコッタ
ー部材73を介してカウンターシャフト12に固定され
ることになる。
図12に示している。この構造では外周カバー部83a
を有したカバー部材83がコッター部材73の外周に取
り付けられている。コッター部材73は図4に示した半
円板状のコッター部材と同一の形状であるが、外周面に
リング状の保持溝73aが形成されている。一方、カバ
ー部材83の外周カバー部83aには円周上複数位置に
内方に突出する突起83bが形成されており、この突起
83bをコッター部材73の保持溝73aに突入させて
カバー部材83をコッター部材73に固定している。こ
の結果、コッター部材73は円板状になって内周リング
状溝12b内に固定保持され、カバー部材83はコッタ
ー部材73を介してカウンターシャフト12に固定され
ることになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャフト上に一つのリング状溝を形成し、このリング状
溝内に挿入配設した固定部材を規制部材により保持する
だけでよいため、部品点数が少なく、構造が簡単であ
る。また、部材のスラスト力は固定部材により受け止め
る構造であり、固定部材(例えば、コッター部材)はサ
ークリップのように弾性変形を必要とせずその強度を任
意に高くできるため、被固定部材からのスラスト力に対
しても十分な強度を有して位置決めが可能である。
シャフト上に一つのリング状溝を形成し、このリング状
溝内に挿入配設した固定部材を規制部材により保持する
だけでよいため、部品点数が少なく、構造が簡単であ
る。また、部材のスラスト力は固定部材により受け止め
る構造であり、固定部材(例えば、コッター部材)はサ
ークリップのように弾性変形を必要とせずその強度を任
意に高くできるため、被固定部材からのスラスト力に対
しても十分な強度を有して位置決めが可能である。
【図1】本発明の第1実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る軸方向位置決め構造を有した変速
機の断面図である。
機の断面図である。
【図3】上記変速機におけるカウンターシャフト回りの
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る軸方向位置決め構造
に用いられるコッター部材およびサークリップを示す斜
視図である。
に用いられるコッター部材およびサークリップを示す斜
視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】本発明の第5実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】本発明の第6実施例に係る軸方向位置決め構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図10】本発明の第7実施例に係る軸方向位置決め構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図11】本発明の第8実施例に係る軸方向位置決め構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図12】本発明の第9実施例に係る軸方向位置決め構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図13】従来の軸方向位置決め構造を示す断面図であ
る。
る。
【図14】従来の軸方向位置決め構造に用いられるコッ
ター部材、コッターカバーおよびサークリップを示す斜
視図である。
ター部材、コッターカバーおよびサークリップを示す斜
視図である。
12 変速機カウンターシャフト(シャフト) 12b 外周リング状溝 52 ボス部材(被固定部材) 71,73 コッター部材(固定部材) 72,76 サークリップ(規制部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 シャフト上に軸方向に移動可能に配設さ
れた被固定部材の軸方向の移動を拘束して位置決めを行
う構造において、 前記シャフトの外周面に形成されたリング状溝と、前記
リング状溝内に挿入可能な固定部材と、前記固定部材を
前記リング状溝内に挿入配設した状態で前記固定部材の
外周を覆って配設される規制部材とを有し、 前記リング状溝内に配設された前記固定部材に前記被固
定部材の側面が当接して前記被固定部材の軸方向移動が
拘束され、 前記規制部材は前記固定部材の外周にあって前記被固定
部材に形成された被固定部材側リング状溝内に内側から
弾性変形して拡開されて配設され、前記固定部材を保持
することを特徴とする被固定部材の軸方向位置決め構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328048A JP2001200911A (ja) | 1999-11-11 | 2000-10-27 | 被固定部材の軸方向位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-320628 | 1999-11-11 | ||
JP32062899 | 1999-11-11 | ||
JP2000328048A JP2001200911A (ja) | 1999-11-11 | 2000-10-27 | 被固定部材の軸方向位置決め構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001200911A true JP2001200911A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=26570155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328048A Pending JP2001200911A (ja) | 1999-11-11 | 2000-10-27 | 被固定部材の軸方向位置決め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001200911A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329276A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
JP2010203475A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Honda Motor Co Ltd | 出力スプロケット取付構造 |
JP2011052701A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 多段変速機 |
JP2012031743A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Isuzu Motors Ltd | コッタ取付構造 |
JP2013061070A (ja) * | 2007-05-17 | 2013-04-04 | Nsk Ltd | アクチュエータ |
CN103775337A (zh) * | 2012-10-19 | 2014-05-07 | 株式会社丰田自动织机 | 叶片式压缩机 |
JP2015158217A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 回転軸の部品取付構造、及び回転軸の部品取付方法 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328048A patent/JP2001200911A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329276A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
JP2013061070A (ja) * | 2007-05-17 | 2013-04-04 | Nsk Ltd | アクチュエータ |
JP2010203475A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Honda Motor Co Ltd | 出力スプロケット取付構造 |
JP2011052701A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 多段変速機 |
JP2012031743A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Isuzu Motors Ltd | コッタ取付構造 |
CN103775337A (zh) * | 2012-10-19 | 2014-05-07 | 株式会社丰田自动织机 | 叶片式压缩机 |
JP2015158217A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 回転軸の部品取付構造、及び回転軸の部品取付方法 |
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