JP3444189B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP3444189B2 JP11084298A JP11084298A JP3444189B2 JP 3444189 B2 JP3444189 B2 JP 3444189B2 JP 11084298 A JP11084298 A JP 11084298A JP 11084298 A JP11084298 A JP 11084298A JP 3444189 B2 JP3444189 B2 JP 3444189B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るトロイダル型無段変速機のスラスト力発生機構の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】トロイダル型無段変速機では、入出力デ
ィスクの間にパワーローラを挟持、押圧することで動力
の伝達を行っており、パワーローラを挟持するスラスト
力を発生する構造としては、ASME PAPER 7
5−WA/Aut−16に開示されるものが知られてい
る。
【0003】これは、図7、図8に示すように、2組の
入出力ディスク95、96を出力軸99上で同軸的に配
設したダブルキャビティ式において、各入出力ディスク
95、96の間に挟持されたパワーローラ98、98
を、入力軸91からの入力トルクに応じて挟持、押圧す
るように、スラスト力を発生するものである。
【0004】出力軸99には、入力軸91に設けたギア
91Aと歯合するとともに、カム面92Aを両端面に備
えたカムフランジ92が結合され、このカムフランジ9
2の両側には、出力軸99に対して相対回転自在、かつ
軸方向へ変位可能な入力ディスク95、95が配設され
る。
【0005】そして、入力ディスク95の背面にもカム
フランジと同様にカム面が形成されて、このカム面の間
には転動面を円錐状に形成したテーパーローラからなる
カムローラ93、93が介装される。
【0006】入力軸91からカムフランジ92へトルク
が伝達されると、まず、カムフランジ92が回転を開始
し、図9に示すように、入力ディスク95の背面と、カ
ムフランジ92のカム面92Aの間に介装されたカムロ
ーラ93は、カム面92Aの傾斜を登るため、入力ディ
スク95を軸方向へ押圧し、パワーローラ98を興じ、
押圧するスラスト力を入力トルクに応じて発生する。
【0007】このスラスト力を発生するカムローラ9
3、93は、図8に示すように、転動面の延長線、回転
軸が交差する円錐の頂点A(以下、円錐頂点Aという)
を、カムフランジ92の回転軸Cx(=出力軸99の回
転軸)に一致させて、カムローラ93のスピン損失を低
減している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトロイダル型無段変速機では、カム面92Aはカム
フランジ92の回転方向に対して傾斜を備えているた
め、カムローラの円錐頂点Aとカムフランジ92の回転
軸Cxを一致させてもカムローラ93のスピンは、完全
に0にはならない。
【0009】すなわち、図8において、カムローラ93
の有効長の両端となる、回転半径R1及びR2における転
がり長さl1、l2は、カム面92Aのリード(360°
回転した場合の変位量)をLとすると、
【0010】
【数1】
【0011】で表現される。
【0012】したがって、上記半径R1及びR2に対応す
るカムローラ93の半径r1及びr2と、カムフランジ9
2の転がり速度比Sは、
【0013】
【数2】
【0014】ただし、R1/R2=r1/r2である。
【0015】したがって、カムローラ93の半径r1
2の滑り率、すなわち、スピン量sは、上記(3)式
にR1/R2=r1/r2を代入すると、
【0016】
【数3】
【0017】となる。
【0018】ここで、R1をカムローラ93の最小径位
置、R2を同じく最大径位置とすると、 R1≠R2 ………(4) であるから、速度比Sは、 S≠1 ………(5) となる。
【0019】よって、スピン量sは
【0020】
【数4】
【0021】となって、カムローラ93にスピンが発生
することになり、カムローラ93とカム面92Aの接触
面内に速度差が発生し、この速度差が摩擦力となる。
【0022】ここで、この摩擦力が、カムローラ93の
発生するスラスト力に与える影響について考える。
【0023】まず、入力トルクを増大する場合では、図
9に示すように、入力トルクによってカムフランジ93
へ回転力Ftが加わると、カムローラ93が接触したカ
ム面92Aには、斜面の法線力Fcと摩擦力fが働き、
この法線力Fcと摩擦力fが回転力Ftに釣り合うの
で、カム面92Aの傾斜角をθとすると、 Ft=Fc×sin θ+f×cos θ ………(7) の関係が成立するので、 Fc=(Ft−f×cos θ)/sin θ ………(8) となる。
【0024】カムローラ93が入力ディスク95に付与
する、スラスト力をFaとすると、このスラスト力Fa
は、上記法線力Fcのうち、カムフランジ92の軸線方
向の分力であるから、 Fa=Fc×cos θ =(Ft−f×cos θ)/tan θ ………(9) となる。
【0025】したがって、入力トルクの増大時には、ス
ラスト力Faの設定値(=Ft/tan θ)に対して、実
際に発生するスラスト力Faが、図11に示すように、
f×cos θ/tan θだけ小さくなるため、パワーローラ
98がトルクを伝達するための十分なスラスト力が得ら
れず、パワーローラ98の滑りを招いて、無段変速機の
トルク伝達容量が減少するという問題があった。
【0026】一方、入力トルクを低減する場合では、図
10に示すように、摩擦力fの向きは上記トルク増大時
とは逆になるため、カムローラ93が入力ディスク95
に付与するスラスト力Faは、 Fa=(Ft+f×cos θ)/tan θ ………(10) となる。
【0027】したがって、入力トルクの減少時には、ス
ラスト力Faの設定値に対して、実際に発生するスラス
ト力Faが、図11に示すように、f×cos θ/tan θ
だけ大きくなるため、パワーローラ98を押圧するスラ
スト力Faが過大になって、パワーローラ98や入出力
ディスク95、96の耐久性が低下するという問題があ
った。
【0028】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、カムローラのスピンを抑制して、トロイダ
ル型無段変速機のトルク伝達容量と耐久性を確保するこ
とを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、同軸的に
配置された入出力ディスクに挟持されるパワーローラ
と、入力ディスクと同軸的に配置されるとともに入力軸
に連結されたカムと、前記カムと入力ディスクの背面と
の間に挟持されて、円錐状の転動面を備えたカムローラ
とを備えたトロイダル型無段変速機において、前記カム
ローラは、円錐状転動面の延長線上の頂点が、前記カム
の回転軸を挟んでカムローラの反対側に配置される。
【0030】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記カムローラの頂点は、カムローラのスピンが
最小となるように前記回転軸から所定量だけ離れる。
【0031】また、第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記カムローラの頂点は、カムローラのスピンが
最小となる所定量よりも、カムローラの径方向への変位
に応じて、さらに前記回転軸から離れる。
【0032】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、カムローラ
の円錐状転動面の延長線上で交差する頂点を、カムの回
転軸を挟んでカムローラの反対側へ配置することで、前
記従来例のように、カムローラの頂点を回転軸に一致さ
せた場合に比して、スピンを低減することができ、スピ
ンによる摩擦力を低減して、実際に発生するスラスト力
を設定値にほぼ一致させることが可能となって、前記従
来例のような入力トルクの変動に伴うスラスト力のずれ
を抑制でき、過大なスラスト力によるパワーローラ及び
入出力ディスクの耐久性の低下を防ぐとともに、スラス
ト力の過大な低下を防いでパワーローラの滑りを防止し
て、トロイダル型無段変速機のトルク伝達容量を確保す
ることができる。
【0033】また、第2の発明は、カムローラの円錐状
転動面の延長線上で交差する頂点を、カムの回転軸を挟
んでカムローラの反対側に配置するとともに、回転軸か
ら所定量だけ離れた位置に配置することで、スピン量=
0とすることができ、カムローラはカム及び入力ディス
クの背面との接触面内で、滑りを生じることなく転動す
ることができ、前記従来例のように、スピンによる摩擦
力が発生することがなくなって、実際に発生するスラス
ト力を設定値にほぼ一致させることが可能となって、前
記従来例のような入力トルクの変動に伴うスラスト力の
ずれをほぼ解消することができ、過大なスラスト力によ
るパワーローラ及び入出力ディスクの耐久性の低下を防
ぐとともに、スラスト力の過大な低下によるパワーロー
ラの滑りを防止して、トロイダル型無段変速機のトルク
伝達容量を確保することができる。
【0034】また、第3の発明は、カムローラは回転に
伴う遠心力やカムからの荷重によって半径方向外周へ若
干変位するが、この変位量分だけ、さらに回転軸の反対
側となるよう、回転軸から頂点までの距離を設定するこ
とで、遠心力や荷重によってカムローラ3外周側に変位
すると、頂点の位置は、スピン量=0となる所定量の位
置に設定されて、入力トルクの変動にかかわらず所定の
スラスト力を発生することができ、トロイダル型無段変
速機の耐久性とトルク伝達容量を確実に確保することが
できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0036】図1〜図4は、シングルキャビティ式のト
ロイダル型無段変速機に本発明を適用した場合を示し、
図1に示すように、トロイド状の溝を対向面に備えた入
力ディスク5、出力ディスク6は、軸受12などを介し
てケーシング10に軸支された入力軸1と同軸上に配設
され、図1において、右側からカムフランジ2、カムロ
ーラ3、入力ディスク5、出力ディスク6及び出力歯車
9が順次配置されて、入出力ディスク5、6の間にトラ
ニオン7に支持されたパワーローラ8が介装される。
【0037】そして、後述するように、カムフランジ
2、カムローラ3が入力トルクに応じて発生したスラス
ト力によって、パワーローラ8は入出力ディスク5、6
に挟持、押圧されてトルクの伝達を行う。
【0038】また、出力ディスク6の背面と結合した出
力歯車9は、軸受13を介してケーシング10に軸支さ
れ、出力ディスク6及び出力歯車9は、入力軸1に対し
て相対的に回転可能となる。
【0039】この軸受13と隣り合うように入力軸1を
軸支する軸受12が配設されて、カムフランジ2及びカ
ムローラ3からのスラスト力を支持している。また、図
1において、軸受12よりも左側の入力軸1と軸受12
側との間には皿バネ11が介装されており、無負荷時に
は皿バネ11がカムフランジ2を図中左側に付勢して、
カムローラ3を介してパワーローラ8にプリロードを付
与する。
【0040】ここで、カムフランジ2は、入力軸1と一
体的に結合される一方、入力ディスク5は、入力軸1に
対して相対回転可能、かつ軸方向へ変位可能に支持され
て、さらに、カムフランジ2と入力ディスク5の対向面
には、それぞれ所定の傾斜を備えた凹状のカム面20、
50が形成され、これらカム面20、50の間には、保
持器4に収装されたカムローラ3が介装される。
【0041】ここで、図2、図3に示すように、カムロ
ーラ3は円錐状の転動面を備えたテーパーローラで構成
されるとともに、小径端3aを入力軸1の軸線C側に向
ける一方、大径端3bを外周に向けて、90度間隔で保
持器4の枠40内に収装されている。なお、カムローラ
3の自転軸Yは、保持器4及びカムフランジ2の半径方
向に一致する。
【0042】そして、相互に対向するカムフランジ2と
入力ディスク5のカム面20、50は、図1及び図4の
断面図のように、円錐状のカムローラ3に沿って、入力
軸1に近づくほど相互に近接するよう傾斜するととも
に、図2に示すように、複数のカムローラ3の配設間隔
に応じて周方向に傾斜した凹部として形成され、図2に
おいて、カムフランジ2と入力ディスク5が相対的に回
転すると、カムローラ3が入力軸1側に固定されたカム
面20の傾斜面を転動することで、入力ディスク5は出
力ディスク6へ向けた入力軸1の軸線C方向へ変位し
て、パワーローラ8を挟持、押圧するスラスト力Faを
発生する。
【0043】このスラスト力Faを発生するカムローラ
3は、図1または図4に示すように、カムローラ3の転
動面の延長線と、カムローラ3の自転軸Yが交差する円
錐の頂点A(以下、円錐頂点Aという)が、入力軸1の
軸線C(=カムフランジ2の回転軸)を挟んでカムロー
ラ3の反対側に配置され、かつ軸線Cから所定量aだけ
離れた位置に設定される。
【0044】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0045】円錐頂点Aを、軸線Cを挟んでカムローラ
3の反対側に配置するとともに、円錐頂点Aの位置が軸
線Cから径方向に所定量aとなるように設定したため、
カムローラ3のスピン量s(滑り率)は、次のようにな
る。
【0046】まず、前記従来例の図8と同様にして、図
4のように、カムローラ3の有効長の両端となる、入力
軸1まわりの回転半径をR1及びR2として、カムローラ
3の最小径位置R1での自転半径をr1、カムローラ3の
最大径位置R2での自転半径をr2、カム面20のリード
をLとすると、前記従来例に示した(6)式より、
【0047】
【数5】
【0048】となる。
【0049】ここで、スピン量s=0と仮定すると、
【0050】
【数6】
【0051】となって、スピン量sが0になる解を持
つ。
【0052】ここで、所定量aの極性について考える
と、回転半径R1<R2であるから、
【0053】
【数7】
【0054】とおくと、上記(12)式は、
【0055】
【数8】
【0056】となる。ここで、上記(12)式を分母と
分子に分けると、R1<R2より、 B−1>0 ………(15)
【0057】
【数9】
【0058】したがって、 a>0 となる。
【0059】すなわち、軸線Cから円錐頂点Aまでの所
定量aは常に正の値となって、スピン量s=0とするこ
とができ、カムローラ3の円錐頂点Aを、カムフランジ
2の回転軸線Cに対して反対側に配置したときに、カム
ローラ3のスピン量sが0となり、カムローラ3は、カ
ム面20、50との接触面内で、小径端3a、大径端3
bの速度差を生じることなく転動することができ、前記
従来例のように、スピンによる摩擦力が発生することが
なくなって、図5に示すように、実際に発生するスラス
ト力Faを設定値にほぼ一致させることが可能となっ
て、前記従来例のような入力トルクの変動に伴うスラス
ト力Faのずれをほぼ解消することができ、過大なスラ
スト力Faによるパワーローラ8、入出力ディスク5、
6の耐久性の低下を防ぐとともに、スラスト力Faの過
大な低下を防いでパワーローラ8の滑りを防止し、トロ
イダル型無段変速機のトルク伝達容量を確保することが
できるのである。
【0060】図6は第2の実施形態を示し、前記第1実
施形態の円錐頂点Aの位置を、スピン量s=0となるカ
ムディスク2の回転軸線Cから所定量aの位置よりも、
さらに所定量bを加えた反対側としたもので、その他の
構成は、前記第1実施形態と同様である。
【0061】カムローラ3には、傾斜したカム面20か
らの荷重Fcや遠心力Frによって半径方向の外周へ向
けて力Fbが加わる。
【0062】この力Fbは、荷重Fcのうち、半径方向
の分力をFdとすると、 Fb=2Fd+Fr ………(17) となる。
【0063】そして、外周に向けた力Fbによって、カ
ムローラ3は保持器4を押し広げるようにして、外周側
へ若干変位することになる。
【0064】そこで、遠心力Fr及び半径方向分力Fd
によるカムローラ3の変位量bを、予め実験などによっ
て求めておき、円錐頂点Aの位置を、この変位量b分だ
け、さらに軸線Cの反対側となるよう、軸線Cから円錐
頂点A’までの距離をa+bに設定することで、遠心力
Frや荷重Fcによってカムローラ3が、外周側に移動
すると、円錐頂点Aの位置は、スピン量s=0となる所
定量aの位置に設定されて、入力トルクの変動にかかわ
らず所定のスラスト力Faを発生することができ、トロ
イダル型無段変速機の耐久性とトルク伝達容量を確実に
確保することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトロイダル型無段変
速機の半断面図。
【図2】同じく、カムフランジ及び入力ディスクの側面
図。
【図3】同じく、保持器の正面図。
【図4】同じく、カムフランジ及びカムローラの要部断
面図。
【図5】作用を示すグラフで、入力トルクとスラスト力
の関係を示す。
【図6】第2の実施形態を示し、カムフランジ及びカム
ローラの要部断面図。
【図7】従来例を示し、トロイダル型無段変速機の断面
図。
【図8】同じく、カムフランジ及びカムローラの要部断
面図。
【図9】カムフランジ及びカムローラの運動を示す概念
図で、トルクの増大時を示す。
【図10】カムフランジ及びカムローラの運動を示す概
念図で、トルクの減少時を示す。
【図11】従来例の作用を示すグラフで、入力トルクと
スラスト力の関係を示す。
【符号の説明】
1 入力軸 2 カムフランジ 3 カムローラ 4 保持器 5 入力ディスク 6 出力ディスク 8 パワーローラ 20、50 カム面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−134060(JP,A) 特開 昭59−65654(JP,A) 特開 昭57−110820(JP,A) 特開 平1−299358(JP,A) 特開 平10−281269(JP,A) 実開 平3−46049(JP,U) 米国特許3613050(US,A) 米国特許3184983(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 13/00 - 15/56 F16H 9/00 - 9/26 F16H 53/00 - 53/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸的に配置された入出力ディスクに挟
    持されるパワーローラと、 入力ディスクと同軸的に配置されるとともに入力軸に連
    結されたカムと、 前記カムと入力ディスクの背面との間に挟持されて、円
    錐状の転動面を備えたカムローラとを備えたトロイダル
    型無段変速機において、 前記カムローラは、円錐状転動面の延長線上の頂点が、
    前記カムの回転軸を挟んでカムローラの反対側に配置さ
    れたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記カムローラの頂点は、カムローラの
    スピンが最小となるように前記回転軸から所定量だけ離
    れたことを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無
    段変速機。
  3. 【請求項3】 前記カムローラの頂点は、カムローラの
    スピンが最小となる所定量よりも、カムローラの径方向
    への変位に応じて、さらに前記回転軸から離れたことを
    特徴とする請求項2に記載のトロイダル型無段変速機。
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