JPS6395933A - スリツト性の良好な二軸配向ポリエチレンテレフタレ−トフイルム - Google Patents

スリツト性の良好な二軸配向ポリエチレンテレフタレ−トフイルム

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JPS6395933A
JPS6395933A JP24127686A JP24127686A JPS6395933A JP S6395933 A JPS6395933 A JP S6395933A JP 24127686 A JP24127686 A JP 24127686A JP 24127686 A JP24127686 A JP 24127686A JP S6395933 A JPS6395933 A JP S6395933A
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JP
Japan
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film
slitting
polyethylene terephthalate
present
terephthalate film
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Toshiya Yoshii
吉井 俊哉
Kuniyoshi Itoyama
糸山 国義
Katsumi Kida
木田 克己
Hiroyuki Morimoto
博幸 森本
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本゛発明は、スリット性の良好な二軸配向ポリエチレン
テレフタレートフィルムに関するものであり、さらに詳
しくは、主として磁気記録媒体(磁気テープ、フロッピ
ーディスク、ビデオディスクなど)の基材として用いる
場合に、良好なスリット性を示す二軸配向ポリエチレン
テレフタレートフィルムに関するものである。
[従来の技術] スリット性の良好な二軸配向ポリエチレンテレフタレー
トフィルムとして、平均屈折率が特定範囲にあり、面配
向度がやや低く、かつ表面の突起数が限定されたものが
知られている(特開昭58−23323M公報)Q [発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来のフィルムは、これをスリットした時
、切り口が盛り上がりにくいという意味でスリット性が
良好というものであり、本発明でいうスリット性とは別
のものである。本発明でいうスリット性良好とは、フィ
ルムそのもの、あるいはフィルムの上に磁性層がのった
ものを高速でスリットするとき、切り口からヒゲや粉が
出にくいものをいう。スリット時にヒゲや粉が多くでる
と、これらが磁性層に付着して、ドロップアウト(信号
欠落)等の品質欠点になるので、この意味のスリット性
改良は強く要望されているものである。本発明は、ヒゲ
や粉が出にくいという意味でスリット性にすぐれた二軸
配向ポリエチレンテレフタレートフィルムを提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、面配向係数0.03〜0.ILマイクロボイ
ド個数100〜5000個/mm2、結晶サイズ45〜
65人および軸配向比0.85〜1.15の範囲にあり
、かつ、ジエチレングリコール成分を0.2〜2.0重
量%含有することを特徴とする、スリット性の良好な二
軸配向ボリエヂレンテレフタレートフィルムをその骨子
とするものである。
本発明ポリエチレンテレフタレート(以後PETと略記
する)フィルムの面配向係数は0.03〜0.11、好
ましくは0.04〜0.10の範囲内におることが必要
である。この面配向係数という値は、ポリマ分子がどの
程度フィルム面に配向しているか、つまり面配向の程度
を示すパラメーターであり、この値が小さくなるほど面
配向が強いことになる。この面配向係数が上記範囲より
大きくなると、スリット時にヒゲが出やすくなり、逆に
、上記範囲より小さくなると、スリット時に粉が出やす
くなる。
次に、本発明PE丁フィルムの中には、一定量のマイク
ロボイドが含まれていることが必要である。ここでいう
マイクロボイドとは、フィルムをその表面から顕微鏡で
観察して、フィルム内部にみえる直径1μ瓦以上の黒点
状物のことであり、フィルム中に存在する粒子(析出粒
子、添加粒子のいずれでもよい)およびその周辺に生成
している空隙(ボイド)によって形成されているもので
必る。本発明PEエフィルムは、マイクロボイド個数1
00〜5000個/ mm 2、好ましくは、200〜
3000個/mm2、より好ましくは300〜2000
個/ mm ”の範囲のものであることが必要である。
マイクロボイドの数が上記範囲より少ないと、スリット
時にヒゲが出やすく、また逆に、上記範囲より多いと、
スリット時に粉が出やすい。
次に、本発明PETフィルム中の結晶サイズは45〜6
5人、好ましくは50〜62大の範囲にあることが必要
である。結晶サイズが上記範囲より大きいと、スリット
時に粉が出やすく、また逆に、上記範囲より小さいと、
スリット時にヒゲが出やすくなる傾向がみられる。
また、本発明フィルムの軸配向比は、0.85〜1.1
5、好ましくは0.90〜1.10の範囲にあることが
必要でおる。軸配向比がこの範囲外になると、スリット
性が悪化する。
次に1本発明PETフィルムのPETには、ジエチレン
グリコール成分が0.2〜2.0’!i%、好ましくは
0.3〜1.5重鼾%、更に好ましくは0.4〜1.2
重量%含有せしめられていることが必要でおる。この範
囲内のジエチレングリコール成分の存在により、フィル
ムのスリット性が大きく改良される。なお上記範囲より
多くのジエチレングリコール成分が存在すると、フィル
ムの力学的性質、例えばヤング率などが低下してくるの
で、本発明目的に合致しなくなる。
なお、本発明フィルムを構成するPETは、極限粘度(
25℃のオルソ−クロロフェノール中で測定)が0.5
8〜0.65、望ましくは、O9= 5− 60−0.63d l/CIの範囲内のものが好ましい
。この範囲を外れると、フィルムのスリット性がやや劣
ってくる傾向が見られる。
本発明フィルムの製造方法は特に限定されるものではな
く、いかなる方法を用いてもよいが、好ましい製造法の
1例を以下に述べる。
まず、本発明フィルムを製造するのに好適なPET原料
は、重縮合反応時に、系に不溶な微粒子を添加し、ざら
に重縮合反応時に、アルカリ金属またはアルカリ土類金
属の一種以上を構成成分の一部とする粒子(いわゆる析
出粒子)を析出させることによって製造される。さらに
具体的に述べれば、テレフタル酸もしくはそのエステル
形成性誘導体とエチレングリコールとのエステル交換も
しくはエステル化反応を行ない、引続き重縮合反応を行
なってポリエステルを製造するに際し、重縮合反応開始
前の任意の時点で、系に不溶な微粒子状物質(比表面積
5m/CI以上のものが好ましい〉を添加し、ざらに重
縮合反応時にアルカリ金属またはアルカリ土類金属の一
種以上を構成成分の一部とする粒子を析出させる製造方
法である。
このPET原料中にジエチレングリコールを含有せしめ
る方法は、上記のエチレングリコール中に所望量のジエ
チレングリコールを添加することににつで達成できるが
、重縮合反応条件によっては、ジエチレングリコールを
添加しなくても、生成PET中にジエチレングリコール
成分が存在することもある。従って、ジエチレングリコ
ールを添加するか否かは、生成PET中のジエチレング
リコール量を定量して判断すればよい。
このようにして作られたPET原料を、常法に従い十分
に真空乾燥し、押出機に供給して溶融押出し、溶融ポリ
マを濾過し、口金でシート状に成形し、冷却ドラムに巻
きつけて冷却固化することにより、未延伸シートを作る
。この未延伸シートを同時二軸延伸用ステン夕へ送り込
み、シートの両端部をクリップで把持し、延伸温度80
〜10o’cで、長手方向及び幅方向同時に、各々3.
0〜3.3倍延伸する。引続いて、このフィルムを冷却
することなく、次の同時二軸延伸ゾーンへ導き、延伸温
度を105〜155°Cにあげて、町度、二軸方向同時
に1.05〜1.30倍延伸する。
次いで、このフィルムを熱処理ゾーンへ導き、190〜
220’Cで2〜10秒間熱処理する。この熱処理ゾー
ンの中で、長手方向及び幅方向ともに、原長の1〜8%
の弛緩を与えることが好ましい。
熱処理されたフィルムを80〜120℃の中間冷却ゾー
ンに導いて、ある程度冷却した後、室温まで徐冷するこ
とにより、本発明二軸配向PETフィルムを得ることが
できる。
[用途] かくして得られた二軸配向PETフィルムは、その片面
または両面に磁性層を設けることによって、各種の磁気
記録媒体、例えば、ビデオテープ、オーディオテープ、
フローピーディスクなどに加工されて利用される。磁性
層としては、磁性粉末をバインダーと共に塗布するもの
でもよく、あるいは、強磁性材料を真空蒸着、スパッタ
リング、イオンブレーティングあるいはメッキなどの手
法で薄膜化したものでもよい。本発明フィルムは上記の
各種磁気記録媒体用に用いることができるが、特に有効
なのは、ビデオテープ用途である。
ビデオテープでは、これをスリットする時、その端面に
ヒゲや粉が多く発生すると、ドロップアウトが増えるだ
けでなく、これらのヒゲや粉が、磁気ヘッドの目詰りの
原因となることもあるので、本発明フィルムが特に有効
なわけである。
なお、上記したように、本発明フィルムの主用途は磁気
記録媒体用、特にビデオテープ用であるが、他の用途、
例えば、グラフィック、スタンピングフォイル、電気絶
縁材料、コンデンサー用誘電体、包装用などでも、スリ
ット性が問題になる用途では、有効に利用されうるちの
である。
[作用] 本発明は、二軸配向PETフィルムの面配向係数、マイ
クロボイド個数、結晶サイズ、軸配向比およびジエチレ
ングリコール含有量の各々を最適化することにより、ス
リット時、特に、このフィルムの上に磁性層を乗せた状
態でスリットする時に、ヒゲや粉が出にくくなることを
知見したものである。スリットとは、フィルムあるいは
フィルムと磁性層を合わせて切るという破壊現象であり
、このような破壊とフィルム物性との関連性は最も解析
しにくいものゆえ、上記した各項目とスリット性との相
互関係は不明確でおるが、フィルム中の分子や結晶の並
び具合、空孔と粒子の存在状態、フィルムの硬さなどの
各要因が微妙に相互作用して、スリット性を改良するこ
とに寄与しているものと考えられる。
[特性の測定方法及び効果の評価方法](1)1面配向
係数 フィルムを約50μmの厚さに積層してX線回折用試料
とし、X線回折装置(理学電気(株)製Ge i ge
rf l ex)の試料ホルダーに設置する。
フィルムの長手方向に垂直な面内で、X線の照射角を変
え、反則法で回折強度を測定する。測定条件は次の通り
でおる。
時定数       : 2秒 走引速度      : 1度/分 Divergency 5lit    :   1 
、 5mmΦScattetring 5lit  :
  1度ReceivingSIit     :  
 0.3mmX線 :Cu対陰極によるCu−にα線(
35にV、’l 5TLA 、N1−)イII、tター
)PET結晶の[100]、[ITO]面の回折角に相
当する26.0’ 、22.5°での回折強度をそれぞ
れ11.I2とすると、面配向係数はそれらの比(I2
/11)で与えられる。
(2)、マイクロボイド個数 スライドグラスの上に、長方形に切断したフィルム1枚
をのせて、流動パラフィンをその上に数滴落下させた後
、その上にカバーグラスを置き、フィルムを流動パラフ
ィンでマウントした形とする。これを光学顕微鏡(ライ
ツ製“メタロプランパ)にのせて透過法で観察く対物レ
ンズ32倍、接眼レンズ8倍)すると、フィルム内部に
黒点状物が点在する。この黒点状物の数と面積を画像処
理機(ケンブリッジ・インストルメント製。イメージア
ナライジング・コンピューター。コンテイメット720
)を用いて求める。面積は等面積の円に変えて、その大
きさを直径で表示する。この直径が1μm以上の黒点状
物の1rnm2当りの個数をマイクロボイド個数とする
(3)、結晶サイズ X線回析装置を用いて、フィルムの幅方向とX線の入射
角を変えながら反射法で回折ピークを観測したとき、約
13°の回折ピークから、同ピークの回折結晶面方向の
結晶サイズD(人)を下記式に従って産出する。
λ D=□ (B−b)cosO ただし、 B:回折ピークの半価幅、b=0.12、λ:Cuのに
α線波長(1,5418人)、θ:ピークの回折角。
(4)、軸配向比 ポリエチレンテレフタレート分子鎖の軸配向比の測定は
Schmidtの方法(Journal of Ply
mer ScienCe、Part A 、 1.12
71(19B3))に従った。日立赤外分光光度計26
0−30型を用いて、偏光赤外に対する試料の傾きを変
え吸収強度を測定した。
875cm−1の光で、入射光の電気ベクトルがフィル
ムの幅方向と一致したときの吸収強度AX、フィルムの
長手方向と一致したときの吸収強度をAyとすると、軸
配向比はA X/AVで定義される。
(5)、ジエチレングリコールの定量法試料を常法によ
り水酸化ナトリウム水溶液で加水分解した後、ガスクロ
マトグラフィーにかけてジエチレングリコール量を測定
し、これを試料の重量を基準とした%で表示する。
(6)、スリット性の評価 厚さ14.5μmのPETフィルムの片面に下記組成の
磁性塗布液を、乾燥後膜厚が3μmとなるようにコーテ
ィングする。
(重量部) ポリエステルポリウレタン樹脂    35塩ビ・マイ
レン酸共重合体      30α−アルミナ    
         15カーボンブラック      
     3オレイン酸              
 5アミルステアレート          4トリイ
ソシアネ一ト化合物      22強磁性金属粉末 
         300酢酸ブチル        
    300メヂルイソブチルケトン      3
00コーテイング後、直流磁場中で配向処理し、韓燥し
た後、カレンダー加工を施す。このシートをシェアカッ
ターで1/2インチ幅にスリットしてビデオテープとす
る。このシェアカッターによるスリット箇所を目視観察
して、ヒゲや粉の発生具合の程度を次の5等級に分けて
評価する。
スリット性A:ヒゲや粉の発生が非常に少ない。
〃  B:   〃    少ない。
〃  C:   〃    普通レベル。
〃  D:   〃    ヤや多い。
〃  E:   〃    多い。
(注〉、なお、現在市販されているビデオテープ用二軸
配向PETフィルムのスリット性のレベルは、大部分、
CまたはDである。
[実施例] 本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコー
ル69重量部、ジエチレングリコール1重量部に、触媒
として酢酸カルシウム0.09重量部を用いて、常法に
よりエステル交換反応を行ない、その生成物に、三酸化
アンチモン0.03重量部、酢酸リチウム0.3重量部
、リン酸トリメチル0.2重量部及び二酸化ケイ素微粉
末(比表面積180Td/q)を添加し、常法によって
重合して、極限粘度0.625のポリマペレットを得た
。このペレットを180℃、8時間真空乾燥した後、押
出機に供給して、280’Cで溶融押出し、ギアポンプ
、フィルターを経由してT型口金からシート状に吐出せ
しめ、この溶融シートを、表面温度40’Cの冷却ドラ
ムに巻き付けて冷却固化せしめて、未延伸シートを作っ
た。
この冷却の際、溶融シートとドラム表面との密着性を改
良するため、溶融シート側にワイア電極を置き、これに
8KVの直流電圧を印加して、溶融シートがドラムに良
く密着されるようにした。
この未延伸シートを同時二軸延伸方式のステンタへ導き
、シート両端部をクリップで把持して、長手方向及び幅
方向同時に3.2倍づつ延伸した。
延伸時の加熱温度は85°Cとした。この延伸されたフ
ィルムを冷却することなく、そのまま次の同時二軸延伸
ゾーンへ導き、延伸温度を125°Cに上げて再度、二
軸方向同時に1.2倍づつ延伸した。次いでこのフィル
ムを冷却することなく、そのまま熱処理ゾーンへ導き、
205°Cで2秒間緊張熱固定し、つづいて同温度で、
長手方向2%、幅方向3%(各々原長に対して)の弛緩
を行ない、再度、同温度で5秒間緊張熱固定し、そのま
ま1oo’cの中間冷却室へ導き、ここで中間冷却をし
た後、この出口の所で長手方向に原長の1%分の弛緩を
与え、そのまま徐冷して室温まで冷却させて巻き取るこ
とにより、厚さ14.5μmの二軸配向PETフィルム
を得た。このフィルムの極限粘度は0.61dl/c+
、ジエチレングリコール含有ff11.0重量%、面配
向係数0.07、マイクロボイド個数1260個/m1
T12、結晶サイズ56人、軸配向比は1.02であっ
た。このフィルムを基材として、前述の方法でビデオテ
ープを作り、これをスリットする時のスリット性を評価
したところ、ヒゲや粉の発生が極めて少なく、スリット
性はAであった。
実施例2〜6及び比較例1〜4 実施例1の諸条件の中で、重合時の添加物の量、延伸温
度、延伸倍率、熱固定温度及び熱固定時の弛緩の程度を
種々変更することにより、面配向係数、マイクロボイド
個数、結晶サイズおよび軸配向比の値が異なるサンプル
を作った。これらのフィルムのスリット性評価結果をま
とめて表1に示す。これらの結束から、本発明範囲内の
特性値を有するフィルムがスリット性にすぐれているこ
とがわかる。
=  18 − [発明の効果] 本発明は、二軸配向PETフィルムの面配向係数、マイ
クロボイド個数、結晶サイズ、軸配向度およびジエチレ
ングリコール含有量を最適化することにより、フィルム
のスリット性、特にフィルムの上に磁性層を設けたビデ
オテープのスリット性を改良するという効果を奏するも
のである。
スリット時にヒゲや粉が出にくいという特性は、ビデオ
テープのドロップアウト減少や磁気ヘッドの目詰り防止
に有効でおり、その意味で、本発明フィルムは特にビデ
オテープ用基材として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 面配向係数0.03〜0.11、マイクロボイド個数1
    00〜5000個/mm^2、結晶サイズ45〜65Å
    および軸配向比0.85〜1.15の範囲にあり、かつ
    、ジエチレングリコール成分を0.2〜2.0重量%含
    有することを特徴とするスリット性の良好な二軸配向ポ
    リエチレンテレフタレートフィルム。
JP61241276A 1986-10-13 1986-10-13 スリツト性の良好な二軸配向ポリエチレンテレフタレ−トフイルム Expired - Lifetime JPH0720665B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236257A (ja) * 1988-07-26 1990-02-06 Kanebo Ltd ポリエステル中空成形体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168727A (ja) * 1984-09-12 1986-04-09 Teijin Ltd 二軸延伸ポリエステルフイルム

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