JPS6395526A - 位置指示器の状態検出方式 - Google Patents
位置指示器の状態検出方式Info
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- JPS6395526A JPS6395526A JP61241451A JP24145186A JPS6395526A JP S6395526 A JPS6395526 A JP S6395526A JP 61241451 A JP61241451 A JP 61241451A JP 24145186 A JP24145186 A JP 24145186A JP S6395526 A JPS6395526 A JP S6395526A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、座標入力装置における位置指示器の状態、特
に入力すべき座標位置のみを指定した位置指示器の状態
を検出するのに適した方式に関するものである。
に入力すべき座標位置のみを指定した位置指示器の状態
を検出するのに適した方式に関するものである。
(従来の技術)
従来、座標入力装置において、タブレット上の入力すべ
き座標位置のみを指定した位置指示器の状Wg(以下、
ペンダウン状態と称す。)を検出する方式としては、位
置指示器にスイッチ手段を設けて、ペンダウン時のみ該
スイッチ手段をオン(又はオフ)し、該スイッチ手段の
オン(又はオフ)に基づくタイミング信号をコードを介
して、あるいは超音波や赤外線を用いて位置検出回路に
送るよう構成されたものがあった。
き座標位置のみを指定した位置指示器の状Wg(以下、
ペンダウン状態と称す。)を検出する方式としては、位
置指示器にスイッチ手段を設けて、ペンダウン時のみ該
スイッチ手段をオン(又はオフ)し、該スイッチ手段の
オン(又はオフ)に基づくタイミング信号をコードを介
して、あるいは超音波や赤外線を用いて位置検出回路に
送るよう構成されたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、位置指示器よりコードを用いてタイミン
グ信号を送るものでは該コードが位置指示器の操作性を
悪くし、また、超音波や赤外線を用いてり・イミング信
号を送るものでは位置指示器自体にこれらの送信機や信
号発生回路、電池等を設ける必要があり、構成が複雑化
し大型且つ大重量となり、また、電池の交換や充電を頻
繁に行なわなければならず、これらが位置指示器の操作
性を悪くするという問題点があった。
グ信号を送るものでは該コードが位置指示器の操作性を
悪くし、また、超音波や赤外線を用いてり・イミング信
号を送るものでは位置指示器自体にこれらの送信機や信
号発生回路、電池等を設ける必要があり、構成が複雑化
し大型且つ大重量となり、また、電池の交換や充電を頻
繁に行なわなければならず、これらが位置指示器の操作
性を悪くするという問題点があった。
本発明は、位置指示器の操作性を落すことなく、その状
態を検出し得る方式を提供することを目的とする。
態を検出し得る方式を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明では前記問題点を解決するため、座標入力部を構
成するタブレットと、スタイラスペン等の位置指示器と
、タブレットを駆動し且つ位置指示器による座標入力位
置を検出する位置検出回路とを備えた座標入力装置にお
いて、タブレットの座標入力範囲の周囲にアンテナコイ
ルを設けるとともに、位置指示器にコイルとコンデンサ
とを含み且つ所定の周波数の交流信号に同調する−の同
調回路と、コイルとコンデンサとを含み且つ該所定の周
波数のn(n−2,3,・・・・・・)激高調波信号に
同調する他の同調回路とを設け、前記アンテナコイルに
所定の周波数の交流信号を加えて電波を発信させ、該電
波の発信を停止した際のアンテナコイル中の信号より、
前記各同調回路の状態を判別し、位置指示器の状態を検
出するようになした。
成するタブレットと、スタイラスペン等の位置指示器と
、タブレットを駆動し且つ位置指示器による座標入力位
置を検出する位置検出回路とを備えた座標入力装置にお
いて、タブレットの座標入力範囲の周囲にアンテナコイ
ルを設けるとともに、位置指示器にコイルとコンデンサ
とを含み且つ所定の周波数の交流信号に同調する−の同
調回路と、コイルとコンデンサとを含み且つ該所定の周
波数のn(n−2,3,・・・・・・)激高調波信号に
同調する他の同調回路とを設け、前記アンテナコイルに
所定の周波数の交流信号を加えて電波を発信させ、該電
波の発信を停止した際のアンテナコイル中の信号より、
前記各同調回路の状態を判別し、位置指示器の状態を検
出するようになした。
(作 用)
本発明によれば、アンテナコイルよりの電波を受けた一
の同調回路は、その状態に応じてほぼ同一の周波数で且
つ同一あるいは異なる位相で共振し又は共振せず、該周
波数がほぼ同一で且つ位相が同一あるいは異なる電波を
アンテナコイルに反射し又は反r)1tず、この反射電
波に基づいて電波の発信を停止したアンテナコイルに発
生する信号又は信号が発生しないことににす、該−の同
調回路の状態が判別され、また、アンテナコイルよりの
電波を受けた他の同調回路は、その状態に応じてn次の
高調波の周波数で且つ同一あるいは異なる位相で共振し
又は共振せず、該周波数がn次の高調波の周波数で且つ
位相が同一あるいは異なる電波をアンテナコイルに反射
し又は反射せず、この反射電波に基づいて電波の発信を
停止したアンテナコイルに発生する信号又は信号が発生
しないことにより、該他の同調回路の状態が判別され、
これらの同調回路の状態より位置指示器の状態が検出さ
れる。
の同調回路は、その状態に応じてほぼ同一の周波数で且
つ同一あるいは異なる位相で共振し又は共振せず、該周
波数がほぼ同一で且つ位相が同一あるいは異なる電波を
アンテナコイルに反射し又は反r)1tず、この反射電
波に基づいて電波の発信を停止したアンテナコイルに発
生する信号又は信号が発生しないことににす、該−の同
調回路の状態が判別され、また、アンテナコイルよりの
電波を受けた他の同調回路は、その状態に応じてn次の
高調波の周波数で且つ同一あるいは異なる位相で共振し
又は共振せず、該周波数がn次の高調波の周波数で且つ
位相が同一あるいは異なる電波をアンテナコイルに反射
し又は反射せず、この反射電波に基づいて電波の発信を
停止したアンテナコイルに発生する信号又は信号が発生
しないことにより、該他の同調回路の状態が判別され、
これらの同調回路の状態より位置指示器の状態が検出さ
れる。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中、1はタ
ブレット、2は位置指示器(以下、入力ベンと称す。)
、3は位置検出回路、4はタイミング制御回路である。
ブレット、2は位置指示器(以下、入力ベンと称す。)
、3は位置検出回路、4はタイミング制御回路である。
タブレット1は、非磁性金属の筺体11にタブレット本
体12およびアンテナコイル13を取付けてなるもので
、タブレット本体12は位置検出回路3に接続され、ま
た、アンテナコイル13はタイミング制御回路4に接続
されている。
体12およびアンテナコイル13を取付けてなるもので
、タブレット本体12は位置検出回路3に接続され、ま
た、アンテナコイル13はタイミング制御回路4に接続
されている。
タブレット本体12は、位置検出回路3に駆動され、入
力ベン2により指定された位置を検出する検出部を構成
するもので、該タブレット本体12は筐体11のほぼ中
央に収納されている。なお、筐体11の上面パネル11
aに描かれている枠14はその座標入力範囲を示す。
力ベン2により指定された位置を検出する検出部を構成
するもので、該タブレット本体12は筐体11のほぼ中
央に収納されている。なお、筐体11の上面パネル11
aに描かれている枠14はその座標入力範囲を示す。
該タブレット本体12および位置検出回路3としては、
例えば本件出願人の出願にかかる特願昭59−3224
4号の「位置検出装置」 (特開昭60−176133
号公報参照)、又は特願昭58−238532号の「座
標位置検出装置」(特開昭60−129618号公報参
照)を用いることができる。
例えば本件出願人の出願にかかる特願昭59−3224
4号の「位置検出装置」 (特開昭60−176133
号公報参照)、又は特願昭58−238532号の「座
標位置検出装置」(特開昭60−129618号公報参
照)を用いることができる。
アンテナコイル13は、絶縁被覆された薄い帯状の導体
を、タブレット本体12の座標入力範囲、即ち前記枠1
4の周囲の筐体11の上面パネル11aの表面に配設し
てなるものである。なお、図示例では1ターンとなして
いるが、必要に応じて複数ターンとしても良い。
を、タブレット本体12の座標入力範囲、即ち前記枠1
4の周囲の筐体11の上面パネル11aの表面に配設し
てなるものである。なお、図示例では1ターンとなして
いるが、必要に応じて複数ターンとしても良い。
入力ベン2は、位置指定用の磁気発生器、例えば棒磁石
21と、コイルとコンアンサとを含む同調回路22aお
よび22bを内蔵している。
21と、コイルとコンアンサとを含む同調回路22aお
よび22bを内蔵している。
第2図は入力ベン2の詳■な構造を示すもので、合成樹
脂等の非金属材料からなるペン軸23の内部にその先端
寄りから、ボールペン等の芯体24と、該芯体24を摺
動自在に収容し得る透孔を備えた棒磁石21と、コイル
バネ25と、スイッチ221a、コア入りコイル222
a、コンデンサ223aおよびコンデンサ224aとか
らなる同調回路22aと、スイッチ221b、コア入り
コイル222b、コンデンサ223 b a3よびコン
デンサ224bとからなる同調回路22bとが一体的に
組合わされて内蔵され、その後端にはキャップ26が取
付けられてなっている。
脂等の非金属材料からなるペン軸23の内部にその先端
寄りから、ボールペン等の芯体24と、該芯体24を摺
動自在に収容し得る透孔を備えた棒磁石21と、コイル
バネ25と、スイッチ221a、コア入りコイル222
a、コンデンサ223aおよびコンデンサ224aとか
らなる同調回路22aと、スイッチ221b、コア入り
コイル222b、コンデンサ223 b a3よびコン
デンサ224bとからなる同調回路22bとが一体的に
組合わされて内蔵され、その後端にはキャップ26が取
付けられてなっている。
前記スイッチ221aは、該入力ベン2を保持する指等
によりそのキ一部221a’をペン@23の内側方向に
押込むことによって押圧され、オンする如くなっている
。また、スイッチ221bは芯体24を、例えばその先
端をタブレット面に押付けることによってペン軸23内
に押込むと、その後端によりコイルバネ25を介して押
圧され、オンする如くなっている。
によりそのキ一部221a’をペン@23の内側方向に
押込むことによって押圧され、オンする如くなっている
。また、スイッチ221bは芯体24を、例えばその先
端をタブレット面に押付けることによってペン軸23内
に押込むと、その後端によりコイルバネ25を介して押
圧され、オンする如くなっている。
第3図は入力ベン2の同調回路22a、22bd3よび
タイミング制御回路4の詳細な構成を示すものである。
タイミング制御回路4の詳細な構成を示すものである。
同調回路22aは、第3図に示すようにコイル222a
とコンデンサ223aとが互いに並列に接続され、コン
デンサ224aがスイッチ221aを介してコンデンサ
223aに並列に接続されてなっている。また、同様に
同調回路22bは、コイル222bとコンデンサ223
bとが互いに並列に接続され、コンデンサ224bがス
イッチ221bを介してコンデンサ223bに並列に接
続されてなっている。
とコンデンサ223aとが互いに並列に接続され、コン
デンサ224aがスイッチ221aを介してコンデンサ
223aに並列に接続されてなっている。また、同様に
同調回路22bは、コイル222bとコンデンサ223
bとが互いに並列に接続され、コンデンサ224bがス
イッチ221bを介してコンデンサ223bに並列に接
続されてなっている。
コイル222aおよびコンアンサ223aは、アンテナ
コイル13に供給される交流信号、例えば矩形波信号の
基本周波数で共振プ”る周知の共振回路を構成し、また
、コンアンサ224aはスイッチ221aがオンした時
、該共振回路にJ3ける電流の位相を所定角度、例えば
90’ ityらける作用を行なう如くなっている。ま
た、同様にコイル222bおよびコンデンサ223bは
、アンテナコイル13に供給される矩形波信号の基本周
波数のn (n=2.3.・・・・・・)倍、例えば3
倍の周波数で共振する周知の共振回路を構成し、また、
コンデンサ224bはスイッチ221bがオンした時、
該共振回路における電流の位相を所定角度、例えば90
°遅らせる作用を行なう如くなっている。
コイル13に供給される交流信号、例えば矩形波信号の
基本周波数で共振プ”る周知の共振回路を構成し、また
、コンアンサ224aはスイッチ221aがオンした時
、該共振回路にJ3ける電流の位相を所定角度、例えば
90’ ityらける作用を行なう如くなっている。ま
た、同様にコイル222bおよびコンデンサ223bは
、アンテナコイル13に供給される矩形波信号の基本周
波数のn (n=2.3.・・・・・・)倍、例えば3
倍の周波数で共振する周知の共振回路を構成し、また、
コンデンサ224bはスイッチ221bがオンした時、
該共振回路における電流の位相を所定角度、例えば90
°遅らせる作用を行なう如くなっている。
また、第3図において、401は制御回路、402は波
形整形回路、403は逓倍器、404 、405は移相
器、406は駆動回路、407は送受切替回路、408
は増幅器、409 、410は帯域フィルタ(BPF
) 、411 、412 、413 、414は位相検
波器(P3 () ) 、415 、416 、417
、418は低域フィルタ(LPF) 、419 、4
20 、421 、422はアナログ・ディジタル変換
回路(△Dコンバータ)である。
形整形回路、403は逓倍器、404 、405は移相
器、406は駆動回路、407は送受切替回路、408
は増幅器、409 、410は帯域フィルタ(BPF
) 、411 、412 、413 、414は位相検
波器(P3 () ) 、415 、416 、417
、418は低域フィルタ(LPF) 、419 、4
20 、421 、422はアナログ・ディジタル変換
回路(△Dコンバータ)である。
第4図は第3図の各部に43ける信号波形図である。以
下、動作について詳細に説明する。
下、動作について詳細に説明する。
制御回路401は周知のマイクロプロセッサ等より構成
され、所定の周波数foの矩形波信号Δ、および所定の
周波数fkの送受切t)信号Bを発生ずる。
され、所定の周波数foの矩形波信号Δ、および所定の
周波数fkの送受切t)信号Bを発生ずる。
前記矩形波信号Aは波形整形回路402に送出され、波
形整形され、さら秤逓倍器403および移相器404に
送出される。逓倍器403は矩形波信号Aの周波数をn
、ここでは3倍の3fOに逓倍した矩形波信号Cを作成
して、これを移相器405に送出する。
形整形され、さら秤逓倍器403および移相器404に
送出される。逓倍器403は矩形波信号Aの周波数をn
、ここでは3倍の3fOに逓倍した矩形波信号Cを作成
して、これを移相器405に送出する。
移相器404は矩形波信号Aの位相をそのまま(Oo)
とした信号、および90°遅らせた信号を作成し、これ
らを位相検波器411および412にそれぞれ送出し、
また、移相器405は前記矩形波信号Cの位相をそのま
ま(0°)とした信号、および90°遅らせた信号を作
成し、これらを位相検波器413および414にそれぞ
れ送出する。
とした信号、および90°遅らせた信号を作成し、これ
らを位相検波器411および412にそれぞれ送出し、
また、移相器405は前記矩形波信号Cの位相をそのま
ま(0°)とした信号、および90°遅らせた信号を作
成し、これらを位相検波器413および414にそれぞ
れ送出する。
また一方、0°の移相角の矩形波信号Aは駆動回路40
6にも送出されており、ここで平衡信号に変換され、さ
らに送受切替回路407に送出される。前述したように
送受切替回路407には送受切替信号Bが入力されてお
り、該送受切替信号Bに阜づいて駆動回路406および
増幅器407のいずれか一方が交互にアンテナコイル1
3に切替接続されるため、アンテナコイル13には周波
数fkfflに周波数「0のパルス信号を出したり、出
さなかったすする信号りが入力され、該信号りはアンテ
ナコイル13より電波として発信される。
6にも送出されており、ここで平衡信号に変換され、さ
らに送受切替回路407に送出される。前述したように
送受切替回路407には送受切替信号Bが入力されてお
り、該送受切替信号Bに阜づいて駆動回路406および
増幅器407のいずれか一方が交互にアンテナコイル1
3に切替接続されるため、アンテナコイル13には周波
数fkfflに周波数「0のパルス信号を出したり、出
さなかったすする信号りが入力され、該信号りはアンテ
ナコイル13より電波として発信される。
この際、タブレット1の座標入力範囲14内において、
入力ペン2が使用状態、即ち略直立状態に保持されてい
ると、前記電波は入力ペン2のコイル222aを励振し
、その同調回路22aに前記信号りに同期した誘導電圧
Eを発生する。
入力ペン2が使用状態、即ち略直立状態に保持されてい
ると、前記電波は入力ペン2のコイル222aを励振し
、その同調回路22aに前記信号りに同期した誘導電圧
Eを発生する。
ところで、前記電波は矩形波信号△に塁づいて発信され
たものであるため、矩形波信号Aの周波数、叩ちfOの
信号成分とともに、その2倍。
たものであるため、矩形波信号Aの周波数、叩ちfOの
信号成分とともに、その2倍。
3倍、・・・・・・の周波数を有する高調波の信号成分
を含んでいる。このため、前記電波は入力ペン2のコイ
ル222bをも励振し、その同調回路22bに前記信号
りの3倍の周波数の信号に同期した誘導電圧Fを発生す
る。
を含んでいる。このため、前記電波は入力ペン2のコイ
ル222bをも励振し、その同調回路22bに前記信号
りの3倍の周波数の信号に同期した誘導電圧Fを発生す
る。
その後、送受切替回路407によりアンデン」イル13
が増幅i 408側に切替えられる、即ち受信期間に入
ると、該アンテナコイル13よりの電波は直ちに消滅す
るが、同調回路22 a A3よび22bにおいては回
路的な変化はないため、前記誘導電圧EおよびFは徐々
に減衰する。
が増幅i 408側に切替えられる、即ち受信期間に入
ると、該アンテナコイル13よりの電波は直ちに消滅す
るが、同調回路22 a A3よび22bにおいては回
路的な変化はないため、前記誘導電圧EおよびFは徐々
に減衰する。
一方、前記誘導電圧EおよびFに基づいて同調回路22
aおよび22bを流れる電流は、コイル222aおよび
222bよりそれぞれ電波を発信させる。
aおよび22bを流れる電流は、コイル222aおよび
222bよりそれぞれ電波を発信させる。
該電波はアンテナコイル13を逆に励振させるため、該
アンテナコイル13にはコイル222aからの電波によ
る誘導電圧とコイル222bからの電波による誘導電圧
とが合成された電圧Gが発生する。
アンテナコイル13にはコイル222aからの電波によ
る誘導電圧とコイル222bからの電波による誘導電圧
とが合成された電圧Gが発生する。
該誘導電圧Gは、受信期間の間のみ送受切替回路407
より増幅器408に送出され増幅され、ざらに帯域フィ
ルタ409および410に送出される。
より増幅器408に送出され増幅され、ざらに帯域フィ
ルタ409および410に送出される。
帯域フィルタ409は矩形波信号△の周波数、即ちfO
を中心とする通過帯域を有するフィルタであるため、そ
の出力1」には信号G中の同調回路22aによる誘導電
圧成分のみが現われ、また、同様に帯域フィルタ410
は矩形波信号Cの周波数、即ち3fOを中心とする通過
帯域を有するフィルタであるため、その出力Iには信号
G中の同調回路22bによるIl’1lft圧成分のみ
が現われる。
を中心とする通過帯域を有するフィルタであるため、そ
の出力1」には信号G中の同調回路22aによる誘導電
圧成分のみが現われ、また、同様に帯域フィルタ410
は矩形波信号Cの周波数、即ち3fOを中心とする通過
帯域を有するフィルタであるため、その出力Iには信号
G中の同調回路22bによるIl’1lft圧成分のみ
が現われる。
前記信号Hは位相検波器411 J3よび412にそれ
ぞれ入力され、また、信号Iは位相検波器413および
414にそれぞれ入力される。
ぞれ入力され、また、信号Iは位相検波器413および
414にそれぞれ入力される。
位相検波器411には、前述したように矩形波信号Aが
検波信号として入力されてJ3す、この時、信号)」の
位相が矩形波信号Aの位相と一致していれば、ちょうど
信号Hをプラス側に反転した信号Jを出力する。該信号
Jは、遮断周波数の充分低い低域フィルタ415にて電
圧VKの平坦な信号Kに変換され、さらにADコンバー
タ419にてディジタル信号に変換され、制御回路40
1に送出される。
検波信号として入力されてJ3す、この時、信号)」の
位相が矩形波信号Aの位相と一致していれば、ちょうど
信号Hをプラス側に反転した信号Jを出力する。該信号
Jは、遮断周波数の充分低い低域フィルタ415にて電
圧VKの平坦な信号Kに変換され、さらにADコンバー
タ419にてディジタル信号に変換され、制御回路40
1に送出される。
また、位相検波器412には矩形波信号△の位相を90
°近らした信号A−(図示せず)が検波信号として入力
されており、この時、信号]」の位相が矩形波信号へ−
の位相と一致していれば、前記同様、信号Hをプラス側
に反転した信号を出力する。該信号は前記同様の低域フ
ィルタ416にて平坦な信号に変換され、さらにADコ
ンバータ420にてディジタル信号に変換され、制御回
路401に送出される。
°近らした信号A−(図示せず)が検波信号として入力
されており、この時、信号]」の位相が矩形波信号へ−
の位相と一致していれば、前記同様、信号Hをプラス側
に反転した信号を出力する。該信号は前記同様の低域フ
ィルタ416にて平坦な信号に変換され、さらにADコ
ンバータ420にてディジタル信号に変換され、制御回
路401に送出される。
一方、位相検波器413には矩形波信号Cが検波信号と
して入力されており、この時、信号Iの位相が矩形波信
号Cの位相と一致していれば、ちょうど信号Iをプラス
側に反転した信号りを出力する。該信号しは、遮断周波
数の充分低い低域フィルタ417にて電圧VHの平坦な
信号Mに変換され、さらにADコンバータ421にてデ
ィジタル信号に変換され、制御回路401に送出される
。
して入力されており、この時、信号Iの位相が矩形波信
号Cの位相と一致していれば、ちょうど信号Iをプラス
側に反転した信号りを出力する。該信号しは、遮断周波
数の充分低い低域フィルタ417にて電圧VHの平坦な
信号Mに変換され、さらにADコンバータ421にてデ
ィジタル信号に変換され、制御回路401に送出される
。
また、位相検波器414には矩形波信号Cの位相を90
°遅らした信号C−(図示せず)が検波信号として入力
されており、この時、信号Iの位相が矩形波信号C′の
位相と一致していれば、1)j1記同様、信号■をプラ
ス側に反転した信号を出力する。該信号は前記同様の低
域フィルタ418にて平坦な信号に変換され、さらにΔ
Dコンバータ422にてディジタル信号に変換され、制
御回路401に送出される。
°遅らした信号C−(図示せず)が検波信号として入力
されており、この時、信号Iの位相が矩形波信号C′の
位相と一致していれば、1)j1記同様、信号■をプラ
ス側に反転した信号を出力する。該信号は前記同様の低
域フィルタ418にて平坦な信号に変換され、さらにΔ
Dコンバータ422にてディジタル信号に変換され、制
御回路401に送出される。
ここで、入力ペン2において、スイッチ221aおよび
221bがオフとなっている場合は、前述したにうに同
調回路22aおよび22bの共振周波数における電圧と
電流の位相が一致しており、信号1」と矩形波信号Aと
の位相、J3よび信号■と矩形波信号Cどの位相が一致
する。従って、この時は位相検波器411および413
の出力のみに正の電圧が現われ、位相検波器412およ
び414の出力には電圧は現われない。
221bがオフとなっている場合は、前述したにうに同
調回路22aおよび22bの共振周波数における電圧と
電流の位相が一致しており、信号1」と矩形波信号Aと
の位相、J3よび信号■と矩形波信号Cどの位相が一致
する。従って、この時は位相検波器411および413
の出力のみに正の電圧が現われ、位相検波器412およ
び414の出力には電圧は現われない。
また、入力ペン2において、スイッチ221aがオンと
なっている場合は、同調回路22aの共振周波数におけ
る電流の位相が電圧の位相に対して90’遅れることに
なり、信号1」の位相も矩形波信号△の位相に対しで9
0°遅れることになる。従って、この時は位相検波器4
12の出力のみに正の電圧が現われることになるくなお
、この際の位相遅れが90°未満であれば、位相検波器
411 A3よび412の出力の両方に、該位相遅れm
に対応した値の正の電圧が現われることになる。)。
なっている場合は、同調回路22aの共振周波数におけ
る電流の位相が電圧の位相に対して90’遅れることに
なり、信号1」の位相も矩形波信号△の位相に対しで9
0°遅れることになる。従って、この時は位相検波器4
12の出力のみに正の電圧が現われることになるくなお
、この際の位相遅れが90°未満であれば、位相検波器
411 A3よび412の出力の両方に、該位相遅れm
に対応した値の正の電圧が現われることになる。)。
同様に入力ペン2に−3いて、スイッチ221bがオン
となっている場合は、同調回路22bの共振周波数にお
ける電流の位相が電圧の位相に対して90°遅れること
になり、信号Iの位相も矩形波信号Cの位相に対して9
0°遅れることになる。従って、この時は位相検波器4
14の出力のみに正の電圧が現われることになる(なお
、この際の位相遅れが90°未満であれば、位相検波器
413および414の出力の両方に、該位相遅れ出に対
応したl+(fの正の電圧が現われることになる。)。
となっている場合は、同調回路22bの共振周波数にお
ける電流の位相が電圧の位相に対して90°遅れること
になり、信号Iの位相も矩形波信号Cの位相に対して9
0°遅れることになる。従って、この時は位相検波器4
14の出力のみに正の電圧が現われることになる(なお
、この際の位相遅れが90°未満であれば、位相検波器
413および414の出力の両方に、該位相遅れ出に対
応したl+(fの正の電圧が現われることになる。)。
制御回路401は、前述したように各位相検波器411
〜414の出力電圧を、低域フィルタ415〜418お
よびADコンバータ419〜422を介して常時監視し
ている。
〜414の出力電圧を、低域フィルタ415〜418お
よびADコンバータ419〜422を介して常時監視し
ている。
而して、ADコンバータ420より所定値以上のディジ
タル値が出力されている間を座標値の検出期間と定義付
け、さらにADコンバータ422より所定値以上のディ
ジタル値が出力された時をペンダウン状態と定義付け、
これらの情報を位置検出回路3に送出するようにすれば
、タブレット1上で略直立状態に保持した入力ペン2の
スイッチ2.21aをオンしている間のみタブレット1
および位置検出回路3による位置検出を行なわせること
ができ、座標入力したい位置で該入力ベン2の先端をタ
ブレット1に押付け、スイッチ221bをオンするのみ
で、位置入力することができる。
タル値が出力されている間を座標値の検出期間と定義付
け、さらにADコンバータ422より所定値以上のディ
ジタル値が出力された時をペンダウン状態と定義付け、
これらの情報を位置検出回路3に送出するようにすれば
、タブレット1上で略直立状態に保持した入力ペン2の
スイッチ2.21aをオンしている間のみタブレット1
および位置検出回路3による位置検出を行なわせること
ができ、座標入力したい位置で該入力ベン2の先端をタ
ブレット1に押付け、スイッチ221bをオンするのみ
で、位置入力することができる。
なお、前記実施例ではスイッチ221a (又は221
b)のオン・オフにより、同調回路22a(又は22b
)における電圧と電流との位相を変化させる如くなした
が、同調回路22a(又は22b)中のコンデンサ22
3a (又は223b )を、例えば入力ペン2の操作
に基づいて、その容儀が変化するようなもので構成する
ことにより前記位相を変化させる如くなすこともでき、
スイッチそのものは必ずしも必要不可欠なものではない
。
b)のオン・オフにより、同調回路22a(又は22b
)における電圧と電流との位相を変化させる如くなした
が、同調回路22a(又は22b)中のコンデンサ22
3a (又は223b )を、例えば入力ペン2の操作
に基づいて、その容儀が変化するようなもので構成する
ことにより前記位相を変化させる如くなすこともでき、
スイッチそのものは必ずしも必要不可欠なものではない
。
また、前記実施例では同調回路22a(又は22b)に
おける電圧と電流との位相変化を検出して、入力ベン2
の状態を検出するJ:うになしているが、同調回路22
a(又は22b)において、コイル222a (又は2
22b)とコンデンサ223a (又は223b )と
の間にスイッチ221a (又は221b)を設けるこ
とにより、同調回路22a(又は22b)側からの誘導
電圧の有無から、入力ペン2の状態を検出することもで
きる。
おける電圧と電流との位相変化を検出して、入力ベン2
の状態を検出するJ:うになしているが、同調回路22
a(又は22b)において、コイル222a (又は2
22b)とコンデンサ223a (又は223b )と
の間にスイッチ221a (又は221b)を設けるこ
とにより、同調回路22a(又は22b)側からの誘導
電圧の有無から、入力ペン2の状態を検出することもで
きる。
さらにまた、前記実施例では入力ベン2に基本周波数に
同調する同調回路22aと、3次高調波に同調する同調
回路22bとの2つの同調回路を設けたが、2次高調波
、4次高調波、・・・・・・に同調する多数の同調回路
を設けて、さらに多くの情報を伝送可能とすることもで
きる。
同調する同調回路22aと、3次高調波に同調する同調
回路22bとの2つの同調回路を設けたが、2次高調波
、4次高調波、・・・・・・に同調する多数の同調回路
を設けて、さらに多くの情報を伝送可能とすることもで
きる。
さらにまた、前記実施例ではアンテナコイル13より発
信する交流信号として矩形波信号を用いたが、三角波、
鋸歯状波等の高調波成分を含む信号であれば、どのよう
な信号でも良い。1うイ≧みに、本来、高調波成分を含
まない正弦波でも、実際には増幅器等を通過づる際に波
形が歪み、高調波成分を含むようになるため、前記交流
信号として正弦波を用いることもできる。
信する交流信号として矩形波信号を用いたが、三角波、
鋸歯状波等の高調波成分を含む信号であれば、どのよう
な信号でも良い。1うイ≧みに、本来、高調波成分を含
まない正弦波でも、実際には増幅器等を通過づる際に波
形が歪み、高調波成分を含むようになるため、前記交流
信号として正弦波を用いることもできる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、位置指示器に所定
の周波数の交流信号に同調する一の同調回路と、該所定
の周波数のn (n=2.3.・・・・・・)激高調波
信号に同調する他の同調回路とを設けて、アンテナコイ
ルより前記所定の周波数の交源信号の電波を発信するよ
うになしたため、アンテナコイル側より発信した一の周
波数の電波に対して、位置指示器側よりその高調波に対
応Jる周波数の電波を含む多数の電波を反射させること
ができ、位置指示器と他の回路との間にコードが不要で
あることはもとより、5岱の情報を伝送させることがで
き、しかも位置指示器にはコイルとコンデンサとを含む
同調回路を複数個設けるのみで。
の周波数の交流信号に同調する一の同調回路と、該所定
の周波数のn (n=2.3.・・・・・・)激高調波
信号に同調する他の同調回路とを設けて、アンテナコイ
ルより前記所定の周波数の交源信号の電波を発信するよ
うになしたため、アンテナコイル側より発信した一の周
波数の電波に対して、位置指示器側よりその高調波に対
応Jる周波数の電波を含む多数の電波を反射させること
ができ、位置指示器と他の回路との間にコードが不要で
あることはもとより、5岱の情報を伝送させることがで
き、しかも位置指示器にはコイルとコンデンサとを含む
同調回路を複数個設けるのみで。
良く、従来のような複雑な信号発生回路や電池等も不要
となり、極めて操作性の良い位置指示器を提供でき、し
かもその状態を的確に検出し得る等の利点がある。
となり、極めて操作性の良い位置指示器を提供でき、し
かもその状態を的確に検出し得る等の利点がある。
第1図は本発明の一実施例の概要を示す斜視図、第2図
は入力ペンの断面図、第3図は同調回路およびタイミン
グ制御回路の詳細な構成図、第4図は第3図の各部の信
号波形図である。 1・・・タブレット、2・・・入力ペン、3・・・位首
検出回路、4・・・タイミング制御回路、13・・・ア
ンテナコイル、14・・・座標入力範囲、22a。 22b・・・同調回路。
は入力ペンの断面図、第3図は同調回路およびタイミン
グ制御回路の詳細な構成図、第4図は第3図の各部の信
号波形図である。 1・・・タブレット、2・・・入力ペン、3・・・位首
検出回路、4・・・タイミング制御回路、13・・・ア
ンテナコイル、14・・・座標入力範囲、22a。 22b・・・同調回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 座標入力部を構成するタブレットと、スタイラスペン等
の位置指示器と、タブレットを駆動し且つ位置指示器に
よる座標入力位置を検出する位置検出回路とを備えた座
標入力装置において、タブレットの座標入力範囲の周囲
にアンテナコイルを設けるとともに、 位置指示器にコイルとコンデンサとを含み且つ所定の周
波数の交流信号に同調する一の同調回路と、コイルとコ
ンデンサとを含み且つ該所定の周波数のn(n=2、3
、・・・・・・)次高調波信号に同調する他の同調回路
とを設け、 前記アンテナコイルに所定の周波数の交流信号を加えて
電波を発信させ、該電波の発信を停止した際のアンテナ
コイル中の信号より、前記各同調回路の状態を判別し、
位置指示器の状態を検出するようになした ことを特徴とする位置指示器の状態検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61241451A JPH07109573B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 位置指示器の状態検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61241451A JPH07109573B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 位置指示器の状態検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6395526A true JPS6395526A (ja) | 1988-04-26 |
JPH07109573B2 JPH07109573B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17074500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61241451A Expired - Fee Related JPH07109573B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 位置指示器の状態検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109573B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63296124A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Hitachi Seiko Ltd | 座標検出装置 |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP61241451A patent/JPH07109573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63296124A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Hitachi Seiko Ltd | 座標検出装置 |
JPH0467207B2 (ja) * | 1987-05-28 | 1992-10-27 | Hitachi Seiko Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07109573B2 (ja) | 1995-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |