JPS6394869A - 割付情報設定装置を有する印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、割付は印字を簡潔に実施するための割付情報
設定装置を有する印字装置に関するものである。

〔発明の背景〕

各種印字装置にあって、定型用紙又は印刷位置の指定さ
れている用紙に必要な事項を割付は印字したいとする要
請がある。この場合、所要事項の入力の際に、文書等の
入力・作成過程と実際の印字過程との対応が把握し難く
、適切な印字位置の把握には熟練を要する。

〔従来技術］ 従来のこの種印字装置においては、ポインタ装置を用い
て用紙中の特定位置をポイントし、この位置を記録させ
て位置情報とし、位置設定を行うか、予め決められた用
紙位置よりユーザが希望する印刷位置までの距離を入力
し、この位置情報を印字装置に転送し、位置設定を行う
ようになっていた。また割付は機能を持たない印字装置
では、ホストコンピュータとしてのワードプロセッサ本
体等にその情報を設定する必要があるが、その設定手続
きは煩雑であり、繰り返し印刷テストをしなければなら
なかった。

〔発明の目的〕

本発明は、割付は機能を強化するために、イメージスキ
ャナ等の画像読み取り装置を利用して位置情報を読み取
り、これを書式情報とすることにより、簡単な手続きに
よって適切な割付けを行うことができる割付情報設定装
置を有する印字装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

本発明の目的は、特許請求の範囲に記載の構成を有する
印字装置、すなわち、印字用紙の所要印字位置に着色指
定された情報を読み取るためのイメージ読み取り部と、
その読み取られた情報を水平及び垂直座標に変換する手
段と、その座標を記憶する手段と、前記各印字位置に印
字すべき単位データの集合から成る印字データをホスト
コンピュータから入力する入力部と、前記各単位データ
の出力時に、前記記憶部に記憶された座標データを順次
出力する出力部と、その出力部からの出力に基づいて各
座標位置に単位データを順次印字する印字部と、を具備
する割付情報設定装置を有する印字装置によって達成さ
れる。

〔発明の効果〕

本発明にかかる印字装置によれば、定型用紙中の印字希
望する任意位置を着色指定して、位置情報を得るための
割付は用紙を作成し、この割付は用紙による位置情報を
加味して所望印字内容の付加印字が可能となる。この印
字位置は任意に指定でき、特殊なポインティング手段は
不要となるため、装置が簡潔となりさらにユーザにとっ
て書式設定が容易となる。また、一旦作成された割付は
用紙は、繰り返し使用することができるため、印字書式
等記憶のための不揮発性メモリのような電子的記憶手段
等を省略することができる。

〔実施例〕

以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本発明を開示す
る。

第１図は、本発明にかかる割付情報設定装置を有する印
字装置の基本構成を示すプロ・ツク図である。ホストコ
ンピュータ１からの印字情報の入力を行う入力装置２、
この入力部２の出力を受ける出力部３、この出力部３に
よって制御される印字部４を有する。この出力部３には
記憶部５が付属し、出力部３のデータを受けて記憶し、
または記憶しているデータを記憶部５から出力部３に伝
達する。また、この記憶部３には、信号の変換を行う変
換部６を介してイメージ読み取り部７が接続され、定型
用紙等の可視対象を光学的に読み取り、電気信号に変換
する操作を行う。印字部４は出力部３の制御のもとに割
付は印字を行う。

第２図は、本発明にかかる印字装置で印字しようとする
定型用紙を用いた割付は用紙の例を示すものである。こ
こに示した定型用紙１０の印字すべき位置には、ペイン
トマーカ等の着色材料により、斜線で示した印字希望位
置１２に着色し、その他の既印刷部分又はそれ以外の空
白希望部分には着色しない。なお、第３Ｍのように、印
字領域としての着色部分の下方を細い線で結び、これら
一連の着色部分が連続したデータを印字すべき箇所であ
ることを表示することもできる。このように着色準備さ
れた割付は用紙を、第１図に示した印字装置のイメージ
読取り部７にかけて読取りを行う。

変換部６は、印字用紙の所定位置、例えば左端上限を基
準位置とし、着色部分の左端位置を数値化された縦座標
および横座標に変換し、その座標が、記憶部５に記憶さ
れる。このように記憶された縦・横座標からなる位置情
報を基礎として、前原って入力・記憶されているか又は
その後入力される印字データを印字する。

印字データは第４図に示すように作成される。

第４図はホストコンピュータ１におけるＣＲＴなどの表
示装置に印字データを表示した状態を示す。図において
下線の引かれた注釈文は、印字の際には無視されて印字
されない。それに続いて、印字すべき単位データとその
単位データを区切るコードのキャリッジリターン（ＣＲ
）、ラインフィード（ＬＦ）が表示される。

データの印字開始に伴い記憶部５に記憶された１番目の
位置データを出力部３に読み出し、印字部４にセントさ
れた定型用紙の１番目の印字位置■（第２図）に印字ヘ
ッドが対向するように用紙送り及び印字ヘッドの移動を
行う。そして第５図のデータ番号１中の印字すべき単位
データが上記印字位置■に印字されると、ホストコンピ
ュータ１から入力された（ＣＲ）、（ＬＰ）コードに基
づいて２番目の印字位置■の位置データが読み出され、
印字位置■にデータ番号２中の印字すべき単位データが
印字される。同時に（ＣＲ）、（ＬＦ）コードに基づい
て、次の印字位置の位置データが読み出され、その印字
位置に印字ヘッドを対向させた後、該当する印字データ
が印字されるものである。

第４図のデータ番号１４の印字データは、第２図の０の
注釈文との位置対応をとるため、各数値、記号の間に適
宜スペースが挿入される。

第３図に示すように、印字領域としての複数の着色部分
の下方を細い線で結び、データ番号１４の印字データ中
の各数値、記号の間に特殊コードを挿入しておく。これ
により、行の一端から数値記号を印字後、特殊コードに
基づき同一行中の隣の印字領域の先頭まで印字ヘッドを
移動させ、同データ番号中の次の数値を印字させること
ができる。すなわち、各数値、記号間のスペース量に関
係なく、同一行中の所定位置に印字を行うことができる
。

なお、ここで作成された割付は用紙は、不揮発性メモリ
のような電子的な記憶装置を使用せずに用紙自体を保存
しておき、その後同様の印字を行う際に、そのまま又は
修正を加えて繰り返し使用することができる。

第５図は、定型用紙とは別の用紙に印字位置を着色し、
第２図と同様の割付は用紙として使用するものである。

この実施例は、透明又は半透明の用紙を定型用紙に重ね
て、所望印字位置に着色指定し、この透明又は半透明の
割付は用紙１４のみをイメージ読取り部７によって読取
り、前述の実施例と同様に印字位置の情報を得、これに
加えて印字出力を行うものである。この場合は、割付は
用紙の読み取りに際して印字不要部分の読み取りが省略
できるため、処理過程、したがって処理装置類が簡略化
される。

このようにして設定された印字領域に文字を印字するに
際して、当該領域からはみ出すように入力された文字を
、無視するか同一行内の次の位置まで順送りするか、文
字間隔の縮小処理及び文字サイズの縮小処理を処理装置
からの指示に従わせるか、等の指示に関する印字データ
を加えて印字部４を作動させる。

また、前述のイメージ読取り部７を、色情報の他、濃度
、パターン等の情報をも読み取り可能に構成することに
よって、印字位置指定をよりきめ細か〈実施することが
できる。

なお、イメージ読取り部７は、印字ヘッドを印字行に沿
って移動させる所謂シリアルプリンタ型の印字部４にお
いて、印字ヘッドと共に読取りヘッドをキャリッジ上に
搭載することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる印字装置の基本構成を示すブ
ロック図である。 第２図は、本発明にかかる印字装置により使用される割
付は用紙の例である。 第３図は、着色指定部分の拡大図である。 第４図は、印字データの表示例である。 第５図は、本発明にかかる印字装置により使用される割
付は用紙の他の例である。 図中の主な参照符号の対応は以下の通り。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字用紙の所要印字位置に着色指定された情報を読み取
   るためのイメージ読み取り部と、その読み取られた情報
   を水平及び垂直座標に変換する手段と、 その座標を記憶する手段と、 前記各印字位置に印字すべき単位データの集合から成る
   印字データをホストコンピュータから入力する入力部と
   、 前記各単位データの出力時に、前記記憶部に記憶された
   座標データを順次出力する出力部と、その出力部からの
   出力に基づいて各座標位置に単位データを順次印字する
   印字部と、 を具備することを特徴とする割付情報設定装置を有する
   印字装置。