JPS6394109A - 移動体用方位検出装置 - Google Patents

移動体用方位検出装置

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JPS6394109A
JPS6394109A JP61240688A JP24068886A JPS6394109A JP S6394109 A JPS6394109 A JP S6394109A JP 61240688 A JP61240688 A JP 61240688A JP 24068886 A JP24068886 A JP 24068886A JP S6394109 A JPS6394109 A JP S6394109A
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Michiyo Suyama
須山 美千代
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S1/00Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith
    • G01S1/02Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith using radio waves
    • G01S1/08Systems for determining direction or position line
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/38Testing, calibrating, or compensating of compasses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地磁気を検出することによって車両等の移
動体の進行方位を検出する移動体用方位検出装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
この種の従来の移動体用方位検出装置の原理について第
6図及び第7図に基づき説明すると、まず、第6図に示
すように、車両等の移動体1に装着された地磁気検出手
段2によって地磁気の水平分力H(以下単に地磁気Hと
言う)が検出される。
今、移動体1の進行方向Aと地磁気Hの方向(すなわち
北方向)とのなす角度がθであるとすると、この地磁気
検出手段2は、地磁気Hを移動体1の進行方向Aと同一
の検出方向の成分Hy (−Hcagθ)と進行方向A
に垂直な検出方向の成分Hx (−Hdnθ)とに分解
して検出するもので、この一対の成分Hx及びHyは、
地磁気検出手段2によってそれぞれ電気信号に変換され
、さらに増幅されて成分Hx及びHyにそれぞれ対応し
た一対の検出信号(例えば直流電圧)X及びyとして、
すなわち、次式%式%() (但し、K二磁界を電圧に変換する定数)に示すような
値として出力される。なお、上式(1a)及び(1b)
に示されるようにこの検出信号X及びyは、地磁気検出
手段2の受ける磁界成分Hx及びK7がそれぞれぜ口の
ときに、出力値がそれぞれ基準値(すなわちここではゼ
ロ)となるよう設定されておシ、上記検出される磁界成
分Hx及びHyにそれぞれ比例した値が、上記基準値に
対して得られるものである。この一対の検出信号X及び
yを座標とするx−y直交座標面において、移動体1が
一旋回した場合の座標(x 、 y)の軌跡は第7図に
示すように円01となシ、地磁気Hと移動体1の進行方
向Aとのなす角度θは図のように示される。従って、地
磁気Hを検出することによって得られた一対の検出信号
X及びyから、移動体1の進行方向Aと地磁気Hの方向
とのなす角度θ、すなわち移動体1の進行万位θは、 θ= tm−” (x/ Y )        ・・
・・・・(2)で与えられることになる。なお、地磁気
Hの方向と地理上の北方向とは地域によって一致せず、
偏角と言われる誤差が生じているが、説明を簡単にする
ためこの誤差は無視し、上記両方向は一致しているもの
とする。
さて、上記のようにして移動体1の進行方位θが得られ
るのであるが、従来よ)、移動体1を構成する磁性部材
が磁化されることによって生じる着磁磁界の存在並びに
磁界を検出信号に変換する定数が検出方向によシ異なる
ことによって、正確な進行方位θが得られなくなる不具
合が知られている。この不具合点について第8図及び第
9図に基づき説明すると、第8図は上記第6図に対し、
移動体1に上記着磁磁界Hvが存在する場合を示すもの
で、この着磁磁界Hvがあると、移動体1に設けられた
地磁気検出手段2を貫く磁界は、地磁気Hと着磁磁界H
vとの合成磁界Heとなる。これら各磁界H、Hv及び
Heの各座標(HX 、 Hy ) 、 (Hvx −
HVy)及び(Hex = Hey )に対応する地磁
気検出手段2の検出信号の座標(X s ’! ) *
 (Xv s 3’v)及び(xetye)をx−y直
交座標面上に示したものが第9図である。従って、地磁
気検出手段2からの検出信号式及びyeは、次式、 K6 = x + xy = Kt Hdxθ+Xv…
…(3a)Ye = Y + yv = Kg Has
θ+yv   ・= −(3b)で与えられる。但し、
K1及びに2は各検出方向の磁界を検出信号に変換する
定数である。これらの検出信号xe及びYeから上式(
2)に基づいて得られる角度は、 1−1(xe/ye)・・・・・・(4)となるから真
の進行方位θは得られなくなる。
しかしながら、この着磁磁界Hvの大きさ及び移動体1
の進行方向Aに対する向きは一定であるから移動体1が
進行方向Aを変えても、第9図に示した着磁磁界Hvに
対応する検出信号の座標(xv +yv)は変化しない
ことになる。従って、移動体1が一旋回した場合の検出
信号の座標(xe + ye )の描く軌跡は、上式(
3a)及び(3b)から明らかなように点(xv s 
yv )を中心とする離心率■υKlの楕円03となる
から、移動体1が一旋回したときの検出信号x6及びy
eよシ、この楕円03の中心座標(xv * )’y 
)及び離心率Ks/ Ksを予め求めておけば、真の進
行方位θは、次式、 から容易に得られるのである。
上記のような原理に基づき真の進行方位θを求めるもの
として、特開昭58−24811号公報に記載されたも
のが従来よ)知られている。この提案には、移動体1を
一旋回させたときに得られる地磁気検出手段2からの検
出信号X及びyのうち、x−y直交座標面における各軸
方向の最大値Xmax (X成分最大値)及びYmax
 ()’成分最大値)並びに最小値”m1n(x成分最
小値)及び)’m1nO’成分最小値)を求めて記憶し
ておき、次式%式%(6) によシ楕円軌跡03の中心座標(xo、 yo)並びに
X軸及びy軸の半径の値Kx及びKyを求めるものであ
る。従って、適当な時期に上記のような操作を行ってお
けば、Kt/Ktをに、/Kxに対応させて且つxyを
XOK% Yvをyoに各々対応させて以後は上式(5
)に示した演算を行うことによって、真の進行方位θが
求められるのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の移動体用方位検出装置は以上のように構成されて
いるので、初期補正として初期に移動体を一旋回させた
時に得た各方位検出信号の最大値と最小値を用いて上記
楕円軌跡を推定し、この楕円軌跡に基づきその後に得た
方位検出信号から移動体の進行方位を出すようにしてお
シ、この場合には、初期補正で得た楕円軌跡の推定条件
がその後変化しなければ真の進行方位を求めることがで
きるが、しかし、例えば、移動体内部の振動によっであ
るいは外部の磁界の強さの変化による影響で移動体の着
磁磁界Hvは変化するので初期の楕円軌跡の推定条件に
誤差が生じ真の進行方位を出すことが困難となる問題点
があ夛、又、楕円軌跡の推定条件が変化した後に再び移
動体を一旋回することによシ変化後の楕円軌跡を推定す
ることができるが、しかし推定条件の変化毎に移動体を
旋回させることは、運転者にとって非常に煩られしい操
作となるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、初期補正終了後の検出信号対を用いて初期に
推定した楕円軌跡を徐々に修正し、各検出信号対の検出
誤差が上記楕円軌跡の誤差に与える影響を軽減すること
のできる移動体用方位検出装置を得ることを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る移動体用方位検出装置は、初期修正終了
後の検出信号対を楕円軌跡の中心座標の値、その各軸方
向の両半径の値に基づいて補正して得た補正検出信号対
が楕円軌跡に対応する円の直交座標系における円上にな
い場合、円から補正検出信号対の座標点迄の距離を直交
座標成分に分けてベクトル成分対として補正検出信号対
から得、ベクトル成分対及び楕円軌跡の両半径の値に基
づき楕円軌跡の中心座標の値及びその両半径を修正して
更新する軌跡修正手段を設け、これら修正値から磁気検
出信号を補正するようにしたものである。
〔作 用〕
この発明による移動体用検出装置は、移動体の着磁磁界
の大きさが変化した場合には、前回の方位検出に用いた
楕円軌跡の中心座標の値及びその両半径の値が変化し、
補正検出信号対が円上になく、軌跡修正手段によシ今回
の着磁磁界の変化に応じた楕円軌跡の中心座標の値及び
その両半径の値を円から補正検出信号対の酊標点迄の距
離をベクトル匹分対として出した値と前回の両半径の値
を用いて前回の中心座標の値及び前回の両半径の値を修
正する形で得、軌跡修正手段からのこれらの修正値に基
づ′@磁気検出信号を補正して一対の補正検出信号を得
、この着磁磁界による検出成分を完全に除去した地磁気
のみによる一対の補正検出信号により移動体の正確な万
位を検出する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する0 第1図はこの発明の一実施例の全体構成を示し、同図に
おいて、2は第6図に示した地磁気検出手段2と同一の
ものである。3は上記従来技術(特開昭58−2481
1号公報)で示されているように、スイッチ5の操作で
作動し、移動体1を旋回移動させることによって、検出
信号X及びyを記憶し、上式(6a)乃至(6d)に基
づいて楕円の中心向及びyo並びにX軸及びy軸方向の
半径KX及びに、を求めることによシ楕円軌跡を推定す
る初期補正手段、4は上記地磁気検出手段2からの検出
信号X及びyを上記楕円軌跡に基づき、次式、X = 
(x  Xo )/Kx        −(7a)Y
 −(y  )’o ) /Ky        ・・
・(7b)によって補正し、補正された一対の補正検出
信号X及びYを出力する着磁補正手段、6は、以下で詳
細に説明するように、上記着磁補正手段4からの補正検
出信号X及びYが入力され、上記楕円軌跡を適宜修正す
る軌跡修正手段である。
この軌跡修正手段6の原理について説明すると、例えば
第2図(a)のように、検出信号のX座標が上記楕円軌
跡の中心のX座標と一致しているにもかかわらず、検出
信号のX座標がX成分最大値XmaXともX成分最小値
Xm inとも一致していない場合、この場合は検出信
号のX座標がX成分最小値Xm1nよシもX成分最大値
XmaXに近いので、X成分最大値xmaxに誤差があ
る可能性がある。しかし、検出信号にも誤差がある可能
性がある。そこで、所定の重み係数Z (0<Z<1 
)を用いて、次式、XmaX 4− XmaX + Z
 (x −XmaX )   ・・・(8)によl)x
成分最大値xmaxを修正してやれば、重み係数2の値
が適当であれば、上式(8)の操作をくシ返すうちに、
X成分最大値XmaXの誤差は小さくなっていくはずで
ある。しかし、検出信号の座標(x、y)の一方が上記
楕円軌跡の中心と一致していることはまれである。そこ
で一般の場合は、・演出信号の座標(x、y)と上記楕
円軌跡の中心座標(Xo s yo)を通る直線と上記
楕円軌跡との交点のうち、検出信号の座標(x、y)に
近い方の交点(xl、yl)を基準点とする。そして、
基準点(xls yt )と検出信号の座標(x、y)
を結ぶベクトルの各座標成分に基づいて、X成分最大値
xmaxまたはその最小値Xm1n並びにy成分最大値
Ymaxまたはその最小値)’minを修正する。例え
ば第2図の)の場合には、検出信号のX座標XがX成分
最小値xminよシもX成分最大値XmaXに近く、検
出信号のy座標yがy成分最小値yminよ)もyK分
最大値3’maxに近いので、 XmaX +−XmaX + Z (x−xl )  
     −(9a)Ymax″Ymax + Z (
V  )’t )       ・・・(9b)によ)
両軸成分の最大値xrnaxとymaXを修正する。
それに伴って、上式(6a)乃至(6d)を実行し、上
記楕円軌跡を修正する。
ま九、第1図において、7は上記着磁補正手段3からの
補正検出信号X及びYが入力烙れ、次式、θh ” t
sn−1(X/Y )          ・” (9
c)に基づいて進行方位θhを演算し、その信号を出力
する角度演算手段、8はこの角度演算手段7から入力さ
れた進行方位θhを表示する表示手段である。
次に、第1図に示した概念的構成を具体的な装置によっ
て示した第3図について説明すると、9は第1図に示し
た初期補正手段3、着磁補正手段4、楕円軌跡修正手段
6及び角度演算手段7を具体的に実現する制御回路であ
シ、地磁気検出手段2からのアナログ検出信号X及びy
をディジタル量に変換するアナログ−デジタル変換器(
以下、A−D変換器という)10と、このA−D変換器
lOからの出力とスイッチ5からの信号が入力され、上
記各手段に対応した演算を行なうマイクロフンざユーメ
11と、このマイクロコンピュータ11からの信号が入
力され、表示手段8を駆動する光示駆動回路12とによ
って構成されている。
上記マイクロコンピュータ11は周知のように、入力回
路11a1メモ’)−11b、中央処理装膜CPU11
c及び出力回路lidを備えたものである。
表示手段8は液晶表示パネルなどからなシ、進行方位θ
hを示すための表示セグメン)83〜8hが設けられ、
上記表示駆動回路12からの信号を受けて、上記セグメ
ン)8a〜8hのいずれか1つが点灯されるものである
。なお、第3図に示した装置は図示しない移動体に搭載
されている。また、CPU 11 cを第4図のフロー
に従って動作させるためのプログラムは、メモリー11
b内に予め格納されている。
上記のように構成された実抛例の動作について以下に説
明するが、マイクロコンピュータ11の動作については
第4図(a)及び第4図の)を参照しながら説明する。
まず、電源(図示せず)が投入されると地磁気検出手段
2、制御回路9及び表示手段8が動作を開始する。すな
わち、地磁気検出手段2は地磁気Hを検出して検出信号
X及びyを出力し、この信号X及びyはA−D変換器1
0を介してマイクロコンピュータ11に与えられる◇一
方、マイクロコンピュータ11は上記電源の投入によっ
て始動し、第4図(a)のメインルーチンに示すように
ステップ101から順に動作を進めて行く。
まず、初期補正手段3の動作について説明すると、運転
者によってスイッチ5が操作され、ステップ101に示
すように、このスイッチ5が操作されたことが判断され
ると、ステップ102に示すような初期補正ルーチンが
行なわれる。この初期補正ルーチンでは、すでに上記に
説明したように、特開昭58−24811号公報に記載
されたものと同様の動作が行なわれ、上記楕円軌跡の中
心座標の各値xo及びYo並びにX軸方向及びy軸方向
の半径の値Kx及びKyが求められるものである。
つぎに、着磁補正手段4の動作について説明すると、ス
テップ103に示すように検出信号X及びyを入力し、
ステップ104に示すように、上式(7a)及び(7b
)によって補正検出信号X及びYが求められる。つぎに
、角度演算手段7の動作については、ステップ105に
示すように、上式(9C)に基づき進行方位θhが求め
られ、ステップ106に示すように、この信号θhが出
力され、表示駆動回路12に与えられる。表示駆動回路
12はこの進行方位信号θhに対応した表示手段8の表
示セグメント88〜8hのいずれか1つを点灯させるこ
とによって、進行方位θhを表示する。以後、ステップ
107に示すように所定距離dを移動しない間はステッ
プ101に戻シ、上記と同様の動作を繰シ返すものであ
る。なお、距離dを移動したか否かは、走行センサから
の信号をマイクロコンピュータ11が入力して、所定値
になつ几か否かを判断すればよい0 つぎに、補正量修正手段6の動作について説明すると、
上記した着磁補正手段4の動作が繰シ返されるうちステ
ップ107に示すように図示しない移動体が所定距離d
を移動すると、ステップ108に示すように楕円軌跡修
正ルーチンが行なわれる。
このルーチンの動作を第4図中)及び第5図に基づいて
説明する。まず、検出信号のg標点と上記楕円軌跡の中
心を通る直線と上記楕円軌跡の交点のうち検出信号の座
標点に近い方の点と検出信号の座標点を結ぶベクトルの
各成分ΔX及びΔyで求めるのであるが、計算を容易に
するために、第5図(場に示すような検出信号対の座標
系を、上式(7a)及び(7b)によシ変換した第5図
中)に示すような補正信号対の座標系で考える。つまシ
、ステップ201に示すように、上記ベクトルを上記補
正信号対の座標系に変換したものの各成分ΔX及びΔY
を、次式 %式%(10) によシ求める。上式(7a)及び(7b)の逆変換は、
x == KX−X+x(、・(lla)y≧Ky−Y
+y0         ・・・(llb)であるから
、ステップ202に示すように上記ベクトルの各成分Δ
X及びΔyは、次式、 ΔX=Kx・ΔX           −(12a)
Δ)’ = Kx・ΔY          ・・・(
12b)で求められる。次に、上記ベクトルのX成分を
用いて、まず、X成分最大値XmaXまたはX成分最小
値Xm1nを修正するのであるが、そのためには検出信
号のX座標が、X成分最大値xmaxとX成分最小値X
m1nのどちらによシ近いか判断しなければならない。
上式(6a) 、 (6b) 、 (7a)及び(7b
)並びにXmax > Xm1n という前提条件によシ、 lx  xmaX l< lx  Xm1n l←X>
o    −(13a)l X −Xmax l = 
l X  Xm1n I←X=0    −(13b)
l X  Xmax I > l X−Xm1n I→
X<o     ・ Q3c)が言えるから、ステップ
203に示すようにX成分検出信号Xに基づく補正検出
信号Xの符号を判断する。X>Oであれば、予め設定さ
れた重み係数2と上式(10a)と同(12a)を用い
て得たベクトル成分ΔXを用いた次式、 XmaX +−XmaX + z・ΔX       
・aaによってX成分il大値xmaxを修正するから
、これに伴って上式(6a)及び(6C)を実行すると
、ステップ204に示すように、 x0←x□+Z−Δx/2       − (14a
)Kx4−Kx+z・Δx/2        ・・・
(14b)ということにな夛、新たなX−中心浮標x□
と新たなX軸方向の半径Kxを得る。一方、XくOであ
れば、次式、 Xm1n ’−Xm1n + Z・ΔX       
・・・α9によってX成分最小値Xm1nを修正するか
ら、これに伴って上式(6a)及び(6C)を実行する
と、ステップ205に示すように、 XO4−XO+ Z IIΔx/2       − 
(15a)Kx4− Kx−Z −Δx/2     
  − (15b)ということになシ、新たなX中心座
標X。と新たなX軸方向の半径Kxを得る。X=0の場
合は、X成分最大値XmaXもX成分最小値Xm1nも
修正しない。
最後に、ステップ206〜208に示すように、ステッ
プ203〜205と全く同様にして、上記ベクトルのy
成分Δyを用いてy成分最大値)’maxまたはy成分
最小値)’minを修正して新たなy中心座標y。と新
たなy軸方向の半径Kyを得、上記楕円軌跡の修正を完
了し、第4図(a)のメインルーチンへ戻る。
なお、上記のようにメインルーチンに戻った後にスィッ
チ50オン操作をしなければステップ102をジャンプ
して上記と同様の動作が行なわれる。
従って、図示しない移動体が移動するのに伴って上記楕
円軌跡修正ルーチンを繰υ返してやると、非常に多くの
検出信号により上記楕円軌跡を推定することになるから
、上記重み係数2を適当に選んでやると、各検出信号の
誤差が互いに打ち消し合うことによシ誤差の影響が軽減
され、よシ精度よく上記楕円軌跡を推定することができ
る。
なお、上記実施例では、ステップ107に示すように、
一定距離を移動する九びに楕円軌跡修正ルーチンを実行
しているが、一定時間を経過する九びに実行するように
してもよい。また、重み係数2は一定の値としているが
、初期補正終了後に楕円軌跡修正ルーチンを実行した回
数ある込は移動体の進行方位などの関数にしてもよい。
ま九、上記実施例では、検出信号対X及びyをそのまま
用いて楕円軌跡を修正しているが、n個の検出信号対の
座標が一定領域内に密集している場合にのみ、そのn個
の補正検出信号対を平均したものを用いて楕円軌跡を修
正してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば初期補正時に出した楕
円軌跡を、その後の検出信号対を用いて徐々に修正する
ようにし、現在の移動体の着磁磁界の影響を検出信号対
からその分だけ完全に取除けるように構成したので、時
々刻々と着磁磁界が変化して楕円軌跡がそれに伴って変
化する場合にも、その楕円軌跡の条件であるその中心座
標と直交座標の各軸方向の両生径を遂次に修正して得る
ことができ、これらの条件を用い検出信号対から着磁磁
界のみによる検出信号成分を完全に除くことができ、正
確な進行方位を得るための正確な補正検出信号を得るこ
とができ、移動体の進行方位を正確に検出できるものが
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を機能別に構成し友ブロッ
ク図、第2図は第1図の軌跡修正手段を説明するための
説明図、第3図は第1図に示す各手段を具体的に実現す
るためにマイクロコンピュータを用いてハード的に構成
したブロック図、第4図は第3図に示したマイクロコン
ピュータの動作を示すフロー図、第5図(a)はx−y
直交座標系における楕円軌跡と検出信号との位量関係を
示す説明図、第5図Φ)は第5図(萄をX−Y直交座標
系に変換した時の円軌跡と補正検出信号との位量関係を
示す説明図、第6図及び第7図は従来例の地磁気のみの
場合の方位検出原理を各々示す説明図、第8図は従来例
で着磁磁界が存在する場合の方位検出原理を示す説明図
である。 2・・・地磁気検出手段、3・・・初期補正手段、4・
・・着磁補正手段、6・・・補正量修正手段、10・・
・ルΦ変換器、11・・・マイクロコンピュータ、1l
a−・・入力回路、llb・・・メモリ、IIC・・・
CPU。 11d・・・出力回路。 なお、図中、同一符号ぼ同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着磁可能で且つ運転可能な移動体に装着され、磁
    気の水平成分を互いに直交する一対の検出方向の成分に
    分けて検出し、該一対の成分に各々対応した一対の検出
    信号を出力する地磁気検出手段と、上記移動体を旋回移
    動させることによつて得られる上記地磁気検出手段から
    の検出信号対の各最大値及び各最小値に基づき上記検出
    信号対を座標点とする直交座標系における楕円軌跡の中
    心座標と上記直交座標における各軸方向の上記楕円軌跡
    の両半径の値を求める初期補正手段と、上記地磁気検出
    手段からの一対の検出信号を上記移動体の着磁磁界によ
    る検出信号成分を除くための上記楕円軌跡の中心座標の
    値及び上記両半径の値に基づいて補正し、該補正された
    一対の補正検出信号を出力する着磁補正手段とを有し、
    該着磁補正手段からの一対の補正検出信号を用いて上記
    移動体の方位を出す移動体用方位検出装置において、上
    記移動体が一定距離だけ進行するか又は所定時間が経過
    する毎に、上記着磁補正手段からの一対の補正検出信号
    を対応する1つの座標点とする直交座標面上で、上記楕
    円軌跡に対応する円上に上記着磁補正手段からの補正検
    出信号対の座標点がない場合に、上記補正検出信号対の
    座標点及び上記円の中心座標を結ぶ直線と上記円との2
    交点の内で上記補正検出信号対の座標点に近い位量の交
    点から上記補正検出信号対の座標点迄のベクトルを上記
    直交座標成分に分けてベクトル成分対を得るために上記
    補正検出信号対に基づき所定の演算をし、上記ベクトル
    成分対及び上記両半径の値に基づき上記楕円軌跡の中心
    座標の値、上記両半径の値を修正して更新する軌跡修正
    手段を備えたことを特徴とする移動体用方位検出装置。
  2. (2)上記軌跡修正手段は、上記修正に際し、上記ベク
    トル成分対に乗ずべき所定の重み係数をも用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の移動体用方位検
    出装置。
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