JPS63927Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63927Y2 JPS63927Y2 JP1982046825U JP4682582U JPS63927Y2 JP S63927 Y2 JPS63927 Y2 JP S63927Y2 JP 1982046825 U JP1982046825 U JP 1982046825U JP 4682582 U JP4682582 U JP 4682582U JP S63927 Y2 JPS63927 Y2 JP S63927Y2
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- JP
- Japan
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- bolt
- nut
- panel
- elastic body
- composite
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンクリート躯体の施工に際して、
内外壁等に取り付けられる複合パネルを捨型枠と
して利用する際の該複合パネルの接続、固定を行
う接合部材に関する。
内外壁等に取り付けられる複合パネルを捨型枠と
して利用する際の該複合パネルの接続、固定を行
う接合部材に関する。
コンクリート壁には、特に、寒冷地等において
は、その内外装材として発泡ポリスチレンフオー
ム等の断熱板とFRC板または合板からなる内外
装板を接着剤で重合してなる複合パネルを貼付し
て、コンクリート壁面への結露を防止するととも
に、省エネルギーの目的に合致させるべく、断
熱、防音材を設けることが一般に行われている。
は、その内外装材として発泡ポリスチレンフオー
ム等の断熱板とFRC板または合板からなる内外
装板を接着剤で重合してなる複合パネルを貼付し
て、コンクリート壁面への結露を防止するととも
に、省エネルギーの目的に合致させるべく、断
熱、防音材を設けることが一般に行われている。
本考案においては、この複合パネルをコンクリ
ート躯体の型枠として用いて、鉄板や合板製の型
枠を使用せずに、しかも、コンクリート硬化後に
型枠取り外しの手間を省き得るとともに、施工費
を大巾に安価にできるようにした工法における複
合パネルの接合部材を提供するものである。
ート躯体の型枠として用いて、鉄板や合板製の型
枠を使用せずに、しかも、コンクリート硬化後に
型枠取り外しの手間を省き得るとともに、施工費
を大巾に安価にできるようにした工法における複
合パネルの接合部材を提供するものである。
本考案の接合部材は、ボルトの胴部に嵌止した
弾性リングをボルトの端部に形成した拡大端板と
ナツトの間で圧迫して半径方向に膨張させ、これ
により、ボルトと孔の内壁の空間を埋め、ボルト
を固定しているもので、複合パネルの内外装板に
設けた孔にボルトを固定するとともに、このボル
トに継板を取り付け、隣接する複合パネルを継板
で固定し、接続するようにしているものである。
弾性リングをボルトの端部に形成した拡大端板と
ナツトの間で圧迫して半径方向に膨張させ、これ
により、ボルトと孔の内壁の空間を埋め、ボルト
を固定しているもので、複合パネルの内外装板に
設けた孔にボルトを固定するとともに、このボル
トに継板を取り付け、隣接する複合パネルを継板
で固定し、接続するようにしているものである。
そして、パネルの接続を容易、確実に行い得
て、その型枠としての作用を充分に発揮させると
ともに、作業終了後には、継板とボルトを容易に
取り外すことができ、壁面に残つた孔を栓体で埋
め戻すことにより、その跡を完全に消し去ること
ができるという利点も有するものである。
て、その型枠としての作用を充分に発揮させると
ともに、作業終了後には、継板とボルトを容易に
取り外すことができ、壁面に残つた孔を栓体で埋
め戻すことにより、その跡を完全に消し去ること
ができるという利点も有するものである。
つぎに、本考案を図面により説明すると、複合
パネル２は、コンクリート壁面１の建物内外面の
壁に設けられるもので、第１図には４枚の複合パ
ネル２を突き合わせた側での止め方について示し
ている。
パネル２は、コンクリート壁面１の建物内外面の
壁に設けられるもので、第１図には４枚の複合パ
ネル２を突き合わせた側での止め方について示し
ている。
第２図に示すように、コンクリート壁１の内装
面に設けられる複合パネル２と２′は、それぞれ
発泡ポリスチレンフオーム等の合成樹脂、又は他
の断熱材より形成される断熱板３とケイ酸カルシ
ユーム板又は合板よりなる内装板４を貼り合わせ
た複合パネルである。
面に設けられる複合パネル２と２′は、それぞれ
発泡ポリスチレンフオーム等の合成樹脂、又は他
の断熱材より形成される断熱板３とケイ酸カルシ
ユーム板又は合板よりなる内装板４を貼り合わせ
た複合パネルである。
この複合パネル２と２′の端部を突き合わせて、
その所定個所に孔５を設ける。この孔５にボルト
７の胴部に弾性体１１を嵌合したものを挿入し、
このボルト７に継板６、座金１０を取り付け、そ
の後でナツト９を係合し、これを締め付けるので
ある。
その所定個所に孔５を設ける。この孔５にボルト
７の胴部に弾性体１１を嵌合したものを挿入し、
このボルト７に継板６、座金１０を取り付け、そ
の後でナツト９を係合し、これを締め付けるので
ある。
本考案の取付具において、ナツト９を締め付け
ると、弾性体１１は、ボルト７の拡大端板８と座
金１０又は継板６の間で圧迫され、その結果とし
て半径方向に膨脹する。そして、孔５の内壁とボ
ルト７の胴部との間に充填し、ボルトを孔の中に
固定することになる。そして、その固定されたボ
ルト７に取り付けた継板６により複合パネルは強
固に固定されるのである。
ると、弾性体１１は、ボルト７の拡大端板８と座
金１０又は継板６の間で圧迫され、その結果とし
て半径方向に膨脹する。そして、孔５の内壁とボ
ルト７の胴部との間に充填し、ボルトを孔の中に
固定することになる。そして、その固定されたボ
ルト７に取り付けた継板６により複合パネルは強
固に固定されるのである。
このようにして、第１図のように突き合わせ状
に配置された複合パネル２２′は１枚のパネルを
形成するように結合される。そして、内壁面に面
する複合パネルは、順次連結されて行くのであ
る。
に配置された複合パネル２２′は１枚のパネルを
形成するように結合される。そして、内壁面に面
する複合パネルは、順次連結されて行くのであ
る。
しかして、コンクリート打設に際してその強度
の充分でない個所には、通常の型枠と同様に端太
材等の押え、固定具により補強することも可能で
ある。
の充分でない個所には、通常の型枠と同様に端太
材等の押え、固定具により補強することも可能で
ある。
本考案の複合パネルの接合部材は、上記した如
き構成であるから、その取り付け、取り外しは至
つて容易にできるものであり、その接合部材を取
り外した後にも複合パネルは、断熱板がコンクリ
ートに接着固定されて、壁面に保持される。
き構成であるから、その取り付け、取り外しは至
つて容易にできるものであり、その接合部材を取
り外した後にも複合パネルは、断熱板がコンクリ
ートに接着固定されて、壁面に保持される。
そして、内外壁面に接着固定される継熱板は、
通常型枠パネルの内側面に接して置かれ、それか
らコンクリートを打設するのが通例であるが、本
考案は、断熱板と、ケイ酸カルシユーム板又は内
外装材としてそのまゝ利用するようにした合板な
どを重合させた複合パネルを型枠パネルの代りに
用い、その複合パネルを接続して１枚のパネル状
に用いることができ、その補強をも容易にできる
ようにしているものである。同時に本考案によれ
ばポリスチレンフオームまで孔は、貫通しないた
め、断熱効果を損なうことがない。
通常型枠パネルの内側面に接して置かれ、それか
らコンクリートを打設するのが通例であるが、本
考案は、断熱板と、ケイ酸カルシユーム板又は内
外装材としてそのまゝ利用するようにした合板な
どを重合させた複合パネルを型枠パネルの代りに
用い、その複合パネルを接続して１枚のパネル状
に用いることができ、その補強をも容易にできる
ようにしているものである。同時に本考案によれ
ばポリスチレンフオームまで孔は、貫通しないた
め、断熱効果を損なうことがない。
第１図は複合パネルの接合状態を示す平面図、
第２図は同側断面図である。 １……コンクリート壁、２……複合パネル、３
……断熱板、４……内外装板、５……孔、６……
継板、７……ボルト、８……拡大端板、９……ナ
ツト、１０……座金、１１……弾性体。
第２図は同側断面図である。 １……コンクリート壁、２……複合パネル、３
……断熱板、４……内外装板、５……孔、６……
継板、７……ボルト、８……拡大端板、９……ナ
ツト、１０……座金、１１……弾性体。
Claims (1)
- コンクリート躯体の型枠として用いる複合パネ
ルの接合部材に関するもので、複合パネルの合板
等の外パネルに穿孔して所定径の孔を設け、この
孔に円筒形の弾性体を胴部に嵌合したボルトを埋
設し、ボルトの先端側に継板をナツトにより固定
できるようにし、該ナツトを締め付けることによ
り、ボルトの拡大端板と継板の間で弾性体を圧迫
し、弾性体により孔壁とボルトを固く結合すると
ともに、隣接する複合パネル間に接合する継板を
該ナツトの締め付けで一体に結合できるようにし
たパネルの接合部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4682582U JPS58151246U (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | パネルの接合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4682582U JPS58151246U (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | パネルの接合部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58151246U JPS58151246U (ja) | 1983-10-11 |
| JPS63927Y2 true JPS63927Y2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=30057808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4682582U Granted JPS58151246U (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | パネルの接合部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58151246U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50100312U (ja) * | 1974-01-17 | 1975-08-20 | ||
| JPS50106229U (ja) * | 1974-02-06 | 1975-09-01 |
-
1982
- 1982-04-02 JP JP4682582U patent/JPS58151246U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58151246U (ja) | 1983-10-11 |
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