JP3442690B2 - 基礎断熱型枠取付用巾止部材および基礎断熱型枠の取付構造 - Google Patents

基礎断熱型枠取付用巾止部材および基礎断熱型枠の取付構造

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JP3442690B2
JP3442690B2 JP18826399A JP18826399A JP3442690B2 JP 3442690 B2 JP3442690 B2 JP 3442690B2 JP 18826399 A JP18826399 A JP 18826399A JP 18826399 A JP18826399 A JP 18826399A JP 3442690 B2 JP3442690 B2 JP 3442690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎構築時におい
てコンクリート打設用の型枠となり基礎構築後も断熱の
ため残置させられる基礎断熱型枠のための基礎断熱型枠
取付用巾止部材および基礎断熱型枠の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリートで構造物の基礎を形成する
際には、合板やスチール製の型枠を組んだ後、型枠で形
成された部分にコンクリートを打設し、コンクリートの
硬化後に型枠を取り外す工法が行われている。そして、
このような工法で構築された基礎に断熱性能が要求され
る場合、断熱材を後張りするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の工法では、
基礎構築後に、型枠を取り外し、さらに断熱材を後張り
するため、非常に手間がかかり、工期が長くなってしま
うという問題があった。また、断熱材を後張りするので
は、断熱材と基礎との間に隙間ができやすく、剥がれや
断熱性能の低下を生じてしまう。このため、工期の短縮
化、および断熱材の剥がれや断熱性能の低下を防止する
ことを目的として、発泡材系の型枠を用いてコンクリー
ト基礎を構築し、該型枠を基礎構築後も断熱のため残置
させることを考えた。しかしながら、基礎断熱型枠の取
付についてはまだ煩雑さが残っており、この点でさらな
る改善の余地があった。したがって、本発明は、基礎断
熱型枠の取付を簡易化できる基礎断熱型枠取付用巾止部
材および基礎断熱型枠の取付構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の基礎断熱型枠取付用巾止部
材は、基礎構築時においてコンクリート打設用の型枠と
なり基礎構築後も断熱のため残置させられる基礎断熱型
枠同士を所定間隔をあけて連結させる巾止部材であっ
て、前記基礎断熱型枠同士の間に配設されるとともに両
端にナット部が形成された中間部材と、前記基礎断熱型
枠に形成された穴部に外側から挿入されて前記ナット部
のメネジ部に螺合可能なオネジ部および該オネジ部の前
記メネジ部への螺合により前記ナット部とで前記基礎断
熱型枠を挟持する頭部を有するボルト部材と、を有して
おり、前記ナット部は半割り形状とされており前記ボル
ト部材のオネジ部を半径方向外側から嵌合可能とされて
いることを特徴としている。
【0005】
【0006】
【0007】これにより、基礎断熱型枠の中間部分同士
を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠に形成された穴
部に外側から基礎断熱型枠取付用巾止部材の一方のボル
ト部材のオネジ部を挿入させ、他方の基礎断熱型枠に形
成された穴部に外側から基礎断熱型枠取付用巾止部材の
他方のボルト部材のオネジ部を挿入させておき、この状
態で、基礎断熱型枠間に基礎断熱型枠取付用巾止部材の
中間部材を例えば上側から挿入し、ナット部の半割り部
分を通過させることにより両ボルト部材のオネジ部を半
径方向外側から両ナット部に嵌合させて、一方のボルト
部材の頭部と中間部材の一方のナット部とで一方の基礎
断熱型枠を挟持させ、他方のボルト部材と中間部材の他
方のナット部とで他方の基礎断熱型枠を挟持させて、基
礎断熱型枠同士を連結させることになる。このように、
基礎断熱型枠取付用巾止部材は、中間部材とボルト部材
とを螺合させずに半径方向に嵌合させることで接合可能
となっているため、基礎断熱型枠同士の連結作業の作業
性を向上させることができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】本発明の請求項2記載の基礎断熱型枠の取
付構造は、基礎構築時においてコンクリート打設用の型
枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基礎断
熱型枠の取付構造であって、基礎断熱型枠と、前記基礎
断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこれら基礎
断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部材とを有
し、該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、前記基礎断熱型
枠同士の間に配設されるとともに両端にナット部が形成
された中間部材と、前記基礎断熱型枠に形成された穴部
に外側から挿入されて前記ナット部のメネジ部に螺合可
能なオネジ部および該オネジ部の前記メネジ部への螺合
により前記ナット部とで前記基礎断熱型枠を挟持する頭
部を有するボルト部材と、を有しており、前記ナット部
は半割り形状とされており前記ボルト部材のオネジ部を
半径方向外側から嵌合可能とされていることを特徴とし
ている。
【0019】
【0020】
【0021】これにより、基礎断熱型枠の中間部分同士
を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠に形成された穴
部に外側から基礎断熱型枠取付用巾止部材の一方のボル
ト部材のオネジ部を挿入させ、他方の基礎断熱型枠に形
成された穴部に外側から基礎断熱型枠取付用巾止部材の
他方のボルト部材のオネジ部を挿入させておき、この状
態で、基礎断熱型枠間に基礎断熱型枠取付用巾止部材の
中間部材を例えば上側から挿入し、ナット部の半割り部
分を通過させることにより両ボルト部材のオネジ部を半
径方向外側から両ナット部に嵌合させて、一方のボルト
部材の頭部と中間部材の一方のナット部とで一方の基礎
断熱型枠を挟持させ、他方のボルト部材と中間部材の他
方のナット部とで他方の基礎断熱型枠を挟持させて、基
礎断熱型枠同士を連結させることになる。このように、
基礎断熱型枠取付用巾止部材は、中間部材とボルト部材
とを螺合させずに半径方向に嵌合させることで接合可能
となっているため、基礎断熱型枠同士の連結作業の作業
性を向上させることができる。
【0022】本発明の請求項3記載の基礎断熱型枠の取
付構造は、基礎構築時においてコンクリート打設用の型
枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基礎断
熱型枠の取付構造であって、基礎断熱型枠と、前記基礎
断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこれら基礎
断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部材とを有
し、該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、前記基礎断熱型
枠同士の間に配設されるとともに両端にナット部が形成
された中間部材と、前記基礎断熱型枠に形成された穴部
に外側から挿入されて前記ナット部のメネジ部に螺合可
能なオネジ部および該オネジ部の前記メネジ部への螺合
により前記ナット部とで前記基礎断熱型枠を挟持する頭
部を有するボルト部材と、を有しており、前記基礎断熱
型枠は、発泡材系の断熱材からなる基材に補強材を一体
化してなり、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、両端
側が前記基礎断熱型枠の前記補強材に接合させられてい
て、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材を取り付けるため
の穴部が前記補強材および前記基材を厚さ方向に貫通す
るように形成されていることを特徴としている。本発明
請求項4記載の基礎断熱型枠の取付構造は、基礎構築
時においてコンクリート打設用の型枠となり基礎構築後
も断熱のため残置させられる基礎断熱型枠の取付構造で
あって、基礎断熱型枠と、前記基礎断熱型枠同士を所定
間隔をあけて連結させるこれら基礎断熱型枠とは別体の
基礎断熱型枠取付用巾止部材とを有し、該基礎断熱型枠
取付用巾止部材は、両基礎断熱型枠に形成された穴部に
挿入される軸部、該軸部の前記穴部への挿入で一方の基
礎断熱型枠に当接する頭部および前記軸部の頭部に対し
反対側に形成された係合部を有する軸部材と、該軸部材
の軸部が前記両基礎断熱型枠に形成された穴部に挿入さ
れた状態で前記係合部に係合することにより他方の基礎
断熱型枠に当接する頭部材と、を有しており、前記基礎
断熱型枠は、発泡材系の断熱材からなる基材に補強材を
一体化してなり、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、
両端側が前記基礎断熱型枠の前記補強材に接合させられ
ていて、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材を取り付ける
ための穴部が前記補強材および前記基材を厚さ方向に貫
通するように形成されていることを特徴としている。
【0023】これにより、基礎断熱型枠の中間部分同士
を連結させる際に、両基礎断熱型枠に形成された穴部に
軸部材の軸部を挿入させた状態で係合部に頭部材を係合
させると、軸部材の頭部と頭部材とが両基礎断熱型枠の
広がり方向の位置を決める。このように、基礎断熱型枠
取付用巾止部材は、軸部材と頭部材とを係合させること
で接合可能となっているため、基礎断熱型枠同士の連結
作業の作業性を向上させることができる。
【0024】本発明の請求項5記載の基礎断熱型枠の取
付構造は、基礎構築時においてコンクリート打設用の型
枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基礎断
熱型枠の取付構造であって、基礎断熱型枠と、前記基礎
断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこれら基礎
断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部材とを有
し、該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、前記基礎断熱型
枠を嵌合させることにより該基礎断熱型枠を挟持する挟
持部が両端側に設けられており、前記基礎断熱型枠は、
発泡材系の断熱材からなる基材に補強材を一体化してな
り、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、両端側が前記
基礎断熱型枠の前記補強材に接合させられていて、前記
基礎断熱型枠取付用巾止部材は、前記挟持部の外側に管
体を支持可能な支持部が形成されていることを特徴とし
ている。
【0025】これにより、基礎断熱型枠の上部同士ある
いは下部同士を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠を
基礎断熱型枠取付用巾止部材の一方の挟持部に嵌合さ
せ、他方の基礎断熱型枠を基礎断熱型枠取付用巾止部材
の他方の挟持部に嵌合させることで、基礎断熱型枠同士
を連結させることになる。このように、基礎断熱型枠取
付用巾止部材は、両基礎断熱型枠を両挟持部に嵌合させ
ることで、これら基礎断熱型枠同士を連結させることに
なるため、基礎断熱型枠同士の連結作業の作業性を向上
させることができる。
【0026】
【0027】このように、基礎断熱型枠取付用巾止部材
の挟持部の外側に管体を支持可能な支持部が形成されて
いるため、基礎断熱型枠同士を連結させる基礎断熱型枠
取付用巾止部材にそのまま管体を支持させることができ
る。
【0028】本発明の請求項6記載の基礎断熱型枠の取
付構造は、請求項5記載のものに関して前記基礎断熱型
枠取付用巾止部材が嵌合される前記補強材の外面位置が
前記基礎断熱型枠の外面位置より若干凹んで凹部とされ
ていることを特徴としている。本発明の請求項7記載の
基礎断熱型枠の取付構造は、請求項5または6記載のも
のに関し、前記基礎断熱型枠取付用巾止部材には、アン
カーボルトが取り付けられるアンカー取付部が設けられ
ていることを特徴としている。
【0029】このように、基礎断熱型枠取付用巾止部材
のアンカー取付部にアンカーボルトが取り付けられるこ
とになるため、基礎に別途アンカーボルトを位置決めし
て埋め込んだりする必要がなくなる。
【0030】
【0031】
【0032】本発明の請求項8記載の基礎断熱型枠の取
付構造は、請求項2乃至7のいずれか一項記載のものに
関し、前記基礎断熱型枠は、発泡材系の断熱材からなる
基材に補強材を一体化してなり、基礎の長さ方向におい
て隣り合う基礎断熱型枠同士が前記補強材を介して連結
させられていることを特徴としている。
【0033】このように、基礎の長さ方向において隣り
合う基礎断熱型枠同士が補強材を介して連結させられて
いるため、この連結部分の強度も確保することができ
る。
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態を図面を
参照して以下に説明する。なお、以下における「上下」
は、基礎断熱型枠の取付構造が構築された状態における
「上下」である。まず、基礎断熱型枠11について説明
する。基礎断熱型枠11は、図1および図2に示すよう
に、例えばポリスチレンフォーム等の発泡材系の断熱材
からなる略平板状の基材12と、該基材12に一体化さ
れた合成木材等の木材からなる補強材13,13,…と
で構成されている。
【0037】ここで、基材12には、一の面側のみに、
上下に延在する溝部14,14,…が所定のピッチで形
成されており、これら溝部14,14,…に、補強材1
3,13,…が嵌め込まれて固定されている。ここで、
この補強材13は、基材12の成形時に入れ子として埋
め込んでもよく、溝部14,14,…が成形された基材
12に接着剤等で接着させてもよい。
【0038】なお、図2に示すように、基礎断熱型枠1
1の両端は切欠部14a,14aとされており、基礎の
長さ方向(図2における左右方向)に隣り合って配置さ
れる一対の基礎断熱型枠11,11の対向する切欠部1
4a,14aが合わさって溝部14が形成されることに
なる。そして、このように切欠部14a,14aが合わ
さって形成された溝部14にも接着剤等による接着で補
強材13が嵌め込まれて固定される。これにより、基礎
の長さ方向において隣り合う基礎断熱型枠11,11同
士が補強材13を介して連結させられることになる。
【0039】補強材13,13,…のそれぞれの中間部
分には、後述するセパレータを取り付けるためのセパレ
ータ取付穴部(穴部)15が、補強材13および基材1
2を厚さ方向に貫通するように形成されている。なお、
図2(c)に示すように、補強材13,13,…の外面
位置は、基材12の外面位置より若干凹んでおり、その
結果、凹部13aが形成されている。
【0040】次に、基礎断熱型枠11,11同士を基礎
の巾方向に所定間隔をあけて連結させるベーススペーサ
(基礎断熱型枠取付用巾止部材)17、トップスペーサ
(基礎断熱型枠取付用巾止部材)18およびセパレータ
(基礎断熱型枠取付用巾止部材)19について説明す
る。
【0041】ベーススペーサ17は、基礎断熱型枠11
とは別体のもので、図3に示すように、略平板状の基部
21と、該基部21の両端側の上側にそれぞれ設けられ
た挟持部22,22とを有している。挟持部22,22
は、それぞれ内外一対の挟持片部23,24を有してお
り、これら挟持片部23,24間に基礎断熱型枠11の
下部を嵌合させて該基礎断熱型枠11を立設状態となる
よう挟持することになる。基部21には、挟持部22,
22の両外側に固定穴部20,20が形成されている。
【0042】ベーススペーサ17は、両挟持部22,2
2がそれぞれ基礎断熱型枠11を、具体的には補強材1
3の位置で挟持することで、基礎断熱型枠11,11同
士を所定間隔をあけて連結させることになる。なお、図
3はベーススペーサ17をABS樹脂等の合成樹脂で一
体成形する例を示しているが、図4に示すように鋼板等
の金物で作成してもよい。このような構成のベーススペ
ーサ17は、ベーススペーサ17の挟持部22の位置が
所望の位置となるように基礎ベースBの所定の位置に、
固定穴部20,20を挿通するコンクリート釘25で固
定されることになる。
【0043】トップスペーサ18も、基礎断熱型枠11
とは別体のもので、図5に示すように、略断面H型の直
線状の基部26と、該基部26の両端側の下側にそれぞ
れ設けられた挟持部27,27とを有している。挟持部
27,27は、それぞれ内外一対の挟持片部28,29
を有しており、これら挟持片部28,29に基礎断熱型
枠11の上部を嵌合させて該基礎断熱型枠11を挟持す
ることになる。
【0044】トップスペーサ18は、両挟持部27,2
7がそれぞれ基礎断熱型枠11を、具体的には補強材1
3の位置で挟持することで、基礎断熱型枠11,11同
士を所定間隔をあけて連結させることになる。加えて、
トップスペーサ18には、両挟持部27,27の外側
に、それぞれ下側凸の円弧状をなすことにより単管(管
体)30を嵌合固定状態で支持可能な支持部31が形成
されている。ここで、この単管30は、基礎断熱型枠1
1の上部の通りを良くするためのものである。このた
め、上述したように、トップスペーサ18が嵌合される
補強材13の外面位置が基礎断熱型枠11の外面位置よ
り若干凹んで凹部13aとされており、この凹部13a
に挟持部27の外側の挟持片部29すなわち支持部31
の内側部分が入り込んで、支持部31に支持する単管3
0を基礎断熱型枠11に密着させて、該基礎断熱型枠1
1の形状を直線状に保持させて通りを良くするのであ
る。
【0045】また、トップスペーサ18には、基部26
の中央に、アンカーボルト32を位置決めした状態で取
り付けるために挿通させるアンカー取付穴部(アンカー
取付部)33が上下方向に貫通形成されている。なお、
図5はトップスペーサ18をABS樹脂等の合成樹脂で
一体成形する例を示しているが、図6に示すように鋼板
等の金物で作成してもよい。また、図7に示すように、
トップスペーサ18の支持部31を一カ所のみとしても
よい。
【0046】セパレータ19も、基礎断熱型枠11とは
別体のもので、一つが、図8に示すように、中間部材3
5と一対のボルト部材36,36とからなる。図9に示
す中間部材35は、基礎断熱型枠11,11同士の間に
配設されるもので、断面十字形状の中間部37と、該中
間部37の両端に形成されたナット部38,38とを有
している。これらナット部38,38には、共に、内側
にボルト部材36を螺合させるメネジ部40が形成され
ている。さらにナット部38,38は、共に、周方向の
一部に開口部39が形成された半割り形状とされてお
り、該開口部39を介してボルト部材36を半径方向外
側からメネジ部40に嵌合させるようになっている。こ
こで、ナット部38の開口部39を形成する部分には、
メネジ部40の各ネジ山40aに連続するガイド山40
bが開口部39の開口端まで形成されており、隣り合う
ガイド山40bの間の谷40cには、突起40dが形成
されている。ここで、互いに対向する突起40d,40
d同士の距離は、ボルト部材36のネジ山の外径より若
干狭くされており、これにより、突起40d,40dが
ボルト部材36の嵌合後の抜け止めを行うようになって
いる。なお、中間部材35のナット部38,38の外径
は、セパレータ取付穴部15よりも大径とされている。
【0047】図10に示すボルト部材36は、基礎断熱
型枠11の補強材13および基材12に形成されたセパ
レータ取付穴部15に外側から挿入されてナット部38
のメネジ部40に螺合可能なオネジ部42と、該オネジ
部42のメネジ部40への螺合によりナット部38とで
基礎断熱型枠11を挟持する頭部43と、これらオネジ
部42および頭部43を連結させる断面十字形状の中間
部44とを有している。頭部43のオネジ部42に対し
反対側には、ボルト部材36に対し回転力を入力させる
十字ドライバ穴45が形成されている。ここで、頭部4
3は、セパレータ取付穴部15よりも大径とされてい
る。また、中間部44およびオネジ部42は、セパレー
タ取付穴部15よりも小径とされている。なお、ボルト
部材36は、そのオネジ部42において、中間部材35
のナット部38に半径方向外側から嵌合可能となってお
り、該嵌合でも、頭部43がナット部38とで基礎断熱
型枠11を挟持可能となっている。
【0048】セパレータ19は、中間部材35の各ナッ
ト部38,38と各ボルト部材36,36の頭部43,
43とでそれぞれ基礎断熱型枠11を挟持することで、
基礎断熱型枠11,11同士を所定間隔をあけて連結さ
せることになる。なお、当然のことながら、セパレータ
19による基礎断熱型枠11,11の保持間隔とベース
スペーサ17による保持間隔とトップスペーサ18によ
る保持間隔とは同じである。中間部材35およびボルト
部材36,36も、ナイロン等の合成樹脂でそれぞれが
一体成形されている。なお、中間部材35およびボルト
部材36,36を金物で作成することも可能であるが、
半径方向の嵌合を容易としかつ嵌合後の抜けを確実に防
止するためには可撓性の合成樹脂材料で作成するのが好
ましい。
【0049】次に、これらを用いた基礎断熱型枠の取付
構造の施工について主に図11を参照して説明する。ま
ず、鉄筋コンクリート等からなる基礎ベースBを従来と
同様に施工する。そして、基礎ベースB上の所定位置に
ベーススペーサ17を、挟持部22,22を上側に向け
た状態でその基部21において載置させ、該基部21を
コンクリート釘25,25,…で基礎ベースBに対し固
定する。
【0050】次に、このベーススペーサ17の一方の挟
持部22に一方の基礎断熱型枠11の下部を、その補強
材13が外側の挟持片部24に当接するように嵌合さ
せ、他方の挟持部22に他方の基礎断熱型枠11の下部
を、その補強材13が外側の挟持片部24に当接するよ
うに嵌合させることにより、これら挟持部22,22に
基礎断熱型枠11,11をそれぞれの補強材13の位置
にて挟持させる。これにより、ベーススペーサ17は、
両端側の挟持部22,22がそれぞれ基礎断熱型枠11
の補強材13に接合され、両基礎断熱型枠11,11の
下部同士を所定間隔をあけて連結させることになる。
【0051】次いで、トップスペーサ18の一方の挟持
部27に一方の基礎断熱型枠11の上部を、その補強材
13が外側の挟持片部29に当接するように嵌合させ、
他方の挟持部27に他方の基礎断熱型枠11の上部を、
その補強材13が外側の挟持片部29に当接するように
嵌合させるようにしてトップスペーサ18を両基礎断熱
型枠11,11に上方から取り付けることにより、これ
ら挟持部27,27に基礎断熱型枠11,11をそれぞ
れの補強材13の位置にて挟持させる。これにより、ト
ップスペーサ18は、両端側の挟持部27,27がそれ
ぞれ基礎断熱型枠11の補強材13に接合され、両基礎
断熱型枠11,11の上部同士を所定間隔をあけて連結
させることになる。次に、単管30をトップスペーサ1
8の支持部31に嵌合させるのみで固定状態とする。
【0052】次いで、一方の基礎断熱型枠11の補強材
13に形成されたセパレータ取付穴部15に外側からセ
パレータ19の一方のボルト部材36のオネジ部42を
挿入させかつその頭部43を基礎断熱型枠11に当接さ
せておき、他方の基礎断熱型枠11の補強材13に形成
されたセパレータ取付穴部15に外側からセパレータ1
9の他方のボルト部材36のオネジ部42を挿入させか
つその頭部43を基礎断熱型枠11に当接させておく。
【0053】そして、この状態で、基礎断熱型枠11,
11間にセパレータ19の中間部材35を例えば上側か
ら挿入し、ナット部38,38の半割り部分の開口部3
9,39を通過させることにより両ボルト部材36,3
6のオネジ部42,42を半径方向外側から両ナット部
39,39に嵌合させる。さらに、必要に応じて各ボル
ト部材36,36あるいは中間部材35を回転させたり
して、一方のボルト部材36の頭部43と中間部材35
の一方のナット部38とで一方の基礎断熱型枠11を挟
持させ、他方のボルト部材36と中間部材35の他方の
ナット部38とで他方の基礎断熱型枠11を挟持させ
て、基礎断熱型枠11,11同士を連結させる。
【0054】あるいは、基礎断熱型枠11,11間に中
間部材35を先に配設させた状態で、一方の基礎断熱型
枠11のセパレータ取付穴部15に外側から一方のボル
ト部材36のオネジ部42を挿入させ該オネジ部42を
中間部材35の一方のナット部38に螺合させて、該一
方のボルト部材36の頭部43と一方のナット部38と
で一方の基礎断熱型枠11を挟持させ、他方の基礎断熱
型枠11のセパレータ取付穴部15に外側から他方のボ
ルト部材36のオネジ部42を挿入させ該オネジ部42
を中間部材35の他方のナット部38に螺合させて、該
他方のボルト部材36の頭部43と他方のナット部38
とで他方の基礎断熱型枠11を挟持させて、基礎断熱型
枠11,11同士を連結させる。
【0055】なお、所望のタイミングで、トップスペー
サ18のアンカー取付穴部33にアンカーボルト32を
挿通させた後、該アンカーボルト32にナット部材47
を螺合させ、該アンカーボルト32の頭部48とナット
部材47とでトップスペーサ18の基部26を挟持する
ことにより、該アンカーボルト32を上方に延出する状
態でトップスペーサ18に固定する。
【0056】ここで、以上においては、便宜上、一対の
基礎断熱型枠11,11に対し一組みのベーススペーサ
17、トップスペーサ18およびセパレータ19を取り
付けるように説明をしたが、勿論、各補強材13,1
3,…のそれぞれの位置に、ベーススペーサ17、トッ
プスペーサ18およびセパレータ19の組みがそれぞれ
取り付けられることになり、また、このような基礎断熱
型枠11,11の対が、基礎の長さ方向に沿って延在す
るよう複数配置されることになる。この場合、基礎の長
さ方向において隣り合う基礎断熱型枠11,11同士は
一つの補強材13を介して連結させられることになる。
【0057】以上のようにして組み上げられた基礎断熱
型枠11,11の間に、コンクリートを打設してコンク
リート基礎50を構築する。そして、コンクリート基礎
50が硬化した基礎構築後も、コンクリート打設用の型
枠となった基礎断熱型枠11,11は、断熱のため残置
させられることになり、これに加えて、ベーススペーサ
17およびセパレータ19も残置させられることにな
る。
【0058】すなわち、構築された基礎は、図11に示
すように、基礎断熱型枠11,11で形状が決められた
コンクリート基礎50の両側に基礎断熱型枠11,11
が付着させられた状態で残され、かつ、ベーススペーサ
17およびセパレータ19が、基礎断熱型枠11の補強
材13に接合され基礎断熱型枠11,11同士を連結さ
せた状態で残される。ここで、ベーススペーサ17は、
その一部である内側の挟持片部23,23およびこれら
の間の基部21がコンクリート基礎50に付着すること
により該コンクリート基礎50に固定されることにな
る。加えて、セパレータ19は、その中間部材35がコ
ンクリート基礎50に埋設されることにより該コンクリ
ート基礎50に固定されることになる。
【0059】なお、トップスペーサ18は、基礎構築後
の必要なタイミングで、基礎から取り外されることにな
る。すなわち、ナット部材47をアンカーボルト32か
ら取り外した後アンカー取付穴部33からアンカーボル
ト32を引き抜くようにして、トップスペーサ18は基
礎から取り外されることになる。勿論、この状態におい
てもアンカーボルト32は基礎に一部埋設された状態で
固定された状態が維持される。
【0060】以上に述べた実施の形態によれば、基礎断
熱型枠11がコンクリート打設用の型枠となると同時に
断熱材となるため、基礎構築後に型枠を取り外しさらに
断熱材を後張りする場合に比して、手間を大幅に減らす
ことができて工期の短縮化が図れる。加えて、現場での
廃材がほとんどなくなり、省資源となる。基礎断熱型枠
11は、基材12が発泡材からなり軽いため、簡単に作
業を行うことができる。
【0061】また、上記基礎断熱型枠11に補強材13
を設けたため、該補強材13にラス網を止め付けること
により、外装仕上材としてのモルタルを施工可能とし剥
離や強度的問題をクリアすることができ、外装仕上げの
信頼性を向上させることができる。さらに、ベーススペ
ーサ17を、両挟持部22,22の位置が所望の位置と
なるように基礎ベースBの所定の位置にコンクリート釘
等で固定させることにより、これら挟持部22,22に
嵌合させることで基礎断熱型枠11,11を所望の位置
に配置させることができ位置決めが容易となる。
【0062】また、基礎構築後もベーススペーサ17お
よびセパレータ19が基礎断熱型枠11の補強材13に
接合された状態で残置させられるため、基礎断熱型枠1
1が、コンクリート基礎50に対する付着力に加えてベ
ーススペーサ17およびセパレータ19による他の基礎
断熱型枠11への連結力等でコンクリート基礎50に固
定された状態となる。したがって、基礎断熱型枠11の
コンクリート基礎50からの剥がれを確実に防止するこ
とができる。
【0063】しかも、ベーススペーサ17、トップスペ
ーサ18およびセパレータ19を基礎断熱型枠11の補
強材13に接合させるため、外力が加わっても、発泡材
系の断熱材からなる基材12に接合させる場合に比して
接合部分に破損を生じ難い。したがって、基礎断熱型枠
11のコンクリート基礎50からの剥がれをより確実に
防止することができる。加えて、ベーススペーサ17、
トップスペーサ18およびセパレータ19が基礎断熱型
枠11に対し別体とされているため、これらが一体化さ
れている場合に比して基礎断熱型枠11をコンパクトに
でき、運搬時に良好に積み重ねることができる。したが
って、基礎断熱型枠11の運搬の効率を向上させること
ができる。
【0064】さらに、基礎断熱型枠11,11の中間部
分同士を連結させる際に、基礎断熱型枠11,11間に
セパレータ19の中間部材35を配設させた状態で、一
方の基礎断熱型枠11に形成されたセパレータ取付穴部
15に外側からセパレータ19の一方のボルト部材36
のオネジ部42を挿入させ該オネジ部42を中間部材3
5の一方のナット部38に螺合させて、該一方のボルト
部材36の頭部43と中間部材35の一方のナット部3
8とで一方の基礎断熱型枠11を挟持させ、同様にして
セパレータ19の他方のボルト部材36の頭部43と中
間部材35の他方のナット部38とで他方の基礎断熱型
枠11を挟持させて、基礎断熱型枠11,11同士を連
結させることができる。このように、セパレータ19
は、中間部材35および一対のボルト部材36,36の
三点で基礎断熱型枠11,11を連結させることになる
ため、少ない部品点数で少ない手間により基礎断熱型枠
11,11の中間部分同士を連結させることができる。
【0065】また、基礎断熱型枠11,11の中間部分
同士を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠11のセパ
レータ取付穴部15に外側からセパレータ19の一方の
ボルト部材36のオネジ部42を挿入させ、他方の基礎
断熱型枠11のセパレータ取付穴部15に外側からセパ
レータ19の他方のボルト部材36のオネジ部42を挿
入させておき、この状態で、基礎断熱型枠11,11間
にセパレータ19の中間部材35を例えば上側から挿入
し、ナット部38,38の半割り部分を通過させること
により両ボルト部材36,36のオネジ部42,42を
両ナット部38,38に半径方向外側から嵌合させて、
一方のボルト部材36の頭部43と中間部材35の一方
のナット部38とで一方の基礎断熱型枠11を挟持さ
せ、他方のボルト部材36と中間部材35の他方のナッ
ト部38とで他方の基礎断熱型枠11を挟持させて、基
礎断熱型枠11,11同士を連結させることもできる。
このように、セパレータ19は、中間部材35とボルト
部材36,36とを螺合させずに半径方向に嵌合させる
ことでも接合可能となっているため、基礎断熱型枠1
1,11同士の連結作業の作業性を向上させることがで
きる。具体的には、基礎ベースBへの立ち上がりの配筋
を終了し、基礎断熱型枠11,11を配置した後にワン
タッチでセパレータ19を取り付けることが可能とな
る。
【0066】加えて、基礎断熱型枠11の下部同士を連
結させる際に、一方の基礎断熱型枠11をベーススペー
サ17の一方の挟持部22に嵌合させ、他方の基礎断熱
型枠11をベーススペーサ17の他方の挟持部22に嵌
合させることで、基礎断熱型枠11,11同士を連結さ
せることになる。また同様に、基礎断熱型枠11,11
の上部同士を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠11
をトップスペーサ18の一方の挟持部27に嵌合させ、
他方の基礎断熱型枠11をトップスペーサ18の他方の
挟持部27に嵌合させることで、基礎断熱型枠11,1
1同士を連結させることになる。このように、ベースス
ペーサ17およびトップスペーサ18は、共に、両基礎
断熱型枠11,11を両挟持部22,22あるいは両挟
持部27,27に嵌合させることで、これら基礎断熱型
枠11,11同士を連結させることになるため、基礎断
熱型枠11,11同士の連結作業の作業性を向上させる
ことができる。
【0067】さらに、トップスペーサ18の挟持部27
の外側に単管30を支持可能な支持部31が形成されて
いるため、基礎断熱型枠11,11同士を連結させるト
ップスペーサ18にそのまま単管30を支持させること
ができ、別途支持部を設ける必要がなくなって取付作業
を減らすことができる。加えて、トップスペーサ18に
アンカーボルト32が位置決めされた状態で取り付けら
れることになるため、基礎に別途アンカーボルトを位置
決めして埋め込んだりする必要がなくなる。ここで、ベ
ーススペーサ17およびトップスペーサ18を合成樹脂
からなる一体成形品とすれば、製造が容易となる。
【0068】なお、上記ベーススペーサ17に代えて、
桟木を両基礎断熱型枠11,11間に当てがうだけでも
よい。また、上記セパレータ19に代えて、図12に示
す軸部材51と頭部材52とからなるセパレータ52を
用いてもよい。この軸部材51は、一端にセパレータ取
付穴部15よりも大径の頭部53が形成されるととも
に、他端にセパレータ取付穴部15より小径の係合凸部
(係合部)54が形成され、これらの間にセパレータ取
付穴部15よりも小径の略円筒状の軸部55が形成され
た形状をなしている。頭部材52は、一端にセパレータ
取付穴部15より大径をなす頭部56が形成されるとと
もに、他端にセパレータ取付穴部15より小径の軸部5
7が形成され、軸部57の内側に、係合凸部54に係合
する係合凹部58が形成された形状をなしている。そし
て、係合凹部58に係合凸部54を挿入し所定角度相対
回転させることでこれらは係合し外れなくなる。
【0069】すなわち、セパレータ52は、両基礎断熱
型枠11,11に形成されたセパレータ取付穴部15,
15に挿入される軸部55、該軸部55のセパレータ穴
部15への挿入で一方の基礎断熱型枠11に当接する頭
部53および軸部55の頭部53に対し反対側に形成さ
れた係合凸部54を有する軸部材51と、軸部材51の
軸部55が両基礎断熱型枠11,11に形成されたセパ
レータ取付穴部15,15に挿入された状態で係合凸部
54に係合することにより他方の基礎断熱型枠11に当
接する頭部材52とを有している。
【0070】このセパレータ52を用いた場合、基礎断
熱型枠11,11の中間部分同士を連結させる際に、両
基礎断熱型枠11,11に形成されたセパレータ取付穴
部15,15に軸部材51の軸部55を挿入させた状態
で係合凸部54に頭部材52を係合させると、軸部材5
1の頭部53と頭部材52とが両基礎断熱型枠11,1
1の広がり方向の位置を決める。このように、セパレー
タ52は、軸部材51と頭部材52とを係合させること
のみで接合可能となっているため、基礎断熱型枠11,
11同士の連結作業の作業性を向上させることができ
る。したがって、基礎断熱型枠11,11の取付を簡易
化できる。
【0071】なお、軸部材51の軸部55を図13に示
すように断面十字状としてもよい。加えて、一対の補強
材13,13に対しセパレータ19を上下に複数設ける
ことも可能であり、特に基礎断熱型枠11を基礎の長さ
方向に隣接させる際の基礎断熱型枠11,11同士の連
結部分には複数設けるのがよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の基礎断熱型枠取付用巾止部材によれば、基礎断熱
型枠の中間部分同士を連結させる際に、一方の基礎断熱
型枠に形成された穴部に外側から基礎断熱型枠取付用巾
止部材の一方のボルト部材のオネジ部を挿入させ、他方
の基礎断熱型枠に形成された穴部に外側から基礎断熱型
枠取付用巾止部材の他方のボルト部材のオネジ部を挿入
させておき、この状態で、基礎断熱型枠間に基礎断熱型
枠取付用巾止部材の中間部材を例えば上側から挿入し、
ナット部の半割り部分を通過させることにより両ボルト
部材のオネジ部を半径方向外側から両ナット部に嵌合さ
せて、一方のボルト部材の頭部と中間部材の一方のナッ
ト部とで一方の基礎断熱型枠を挟持させ、他方のボルト
部材と中間部材の他方のナット部とで他方の基礎断熱型
枠を挟持させて、基礎断熱型枠同士を連結させることに
なる。このように、巾止部材は、中間部材とボルト部材
とを螺合させずに半径方向に嵌合させることで接合可能
となっているため、基礎断熱型枠同士の連結作業の作業
性を向上させることができる。したがって、基礎断熱型
枠の取付をさらに簡易化できる。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】本発明の請求項2記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎断熱型枠の中間部分同士を連結さ
せる際に、一方の基礎断熱型枠に形成された穴部に外側
から基礎断熱型枠取付用巾止部材の一方のボルト部材の
オネジ部を挿入させ、他方の基礎断熱型枠に形成された
穴部に外側から基礎断熱型枠取付用巾止部材の他方のボ
ルト部材のオネジ部を挿入させておき、この状態で、基
礎断熱型枠間に基礎断熱型枠取付用巾止部材の中間部材
を例えば上側から挿入し、ナット部の半割り部分を通過
させることにより両ボルト部材のオネジ部を半径方向外
側から両ナット部に嵌合させて、一方のボルト部材の頭
部と中間部材の一方のナット部とで一方の基礎断熱型枠
を挟持させ、他方のボルト部材と中間部材の他方のナッ
ト部とで他方の基礎断熱型枠を挟持させて、基礎断熱型
枠同士を連結させることになる。このように、巾止部材
は、中間部材とボルト部材とを螺合させずに半径方向に
嵌合させることで接合可能となっているため、基礎断熱
型枠同士の連結作業の作業性を向上させることができ
る。したがって、基礎断熱型枠の取付をさらに簡易化で
きる。
【0080】本発明の請求項3記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎断熱型枠の中間部分同士を連結さ
せる際に、例えば、基礎断熱型枠間に基礎断熱型枠取付
用巾止部材の中間部材を配設させた状態で、一方の基礎
断熱型枠に形成された穴部に外側から基礎断熱型枠取付
用巾止部材の一方のボルト部材のオネジ部を挿入させ該
オネジ部を中間部材の一方のナット部に螺合させて、該
一方のボルト部材の頭部と中間部材の一方のナット部と
で一方の基礎断熱型枠を挟持させ、同様にして基礎断熱
型枠取付用巾止部材の他方のボルト部材の頭部と中間部
材の他方のナット部とで他方の基礎断熱型枠を挟持させ
て、基礎断熱型枠同士を連結させることになる。このよ
うに、基礎断熱型枠取付用巾止部材は、中間部材および
一対のボルト部材の三点で基礎断熱型枠同士を連結させ
ることになるため、少ない部品点数で少ない手間により
基礎断熱型枠の中間部分同士を連結させることができ
る。したがって、基礎断熱型枠の取付を簡易化できる。
加えて、基礎断熱型枠取付用巾止部材が基礎断熱型枠と
は別体とされているため、これらが一体化されている場
合に比して基礎断熱型枠をコンパクトにでき、運搬時に
良好に積み重ねることができる。したがって、基礎断熱
型枠の運搬の効率を向上させることができる。 基礎断熱
型枠取付用巾止部材を基礎断熱型枠の補強材に接合させ
るため、外力が加わっても、発泡材系の断熱材からなる
基材に接合させる場合に比して接合部分に破損を生じ難
い。したがって、基礎断熱型枠の剥がれをより確実に防
止することができる。
【0081】本発明の請求項4記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎断熱型枠の中間部分同士を連結さ
せる際に、両基礎断熱型枠に形成された穴部に軸部材の
軸部を挿入させた状態で係合部に頭部材を係合させる
と、軸部材の頭部と頭部材とが両基礎断熱型枠の広がり
方向の位置を決める。このように、基礎断熱型枠取付用
巾止部材は、軸部材と頭部材とを係合させることで接合
可能となっているため、基礎断熱型枠同士の連結作業の
作業性を向上させることができる。したがって、基礎断
熱型枠の取付を簡易化できる。加えて、基礎断熱型枠取
付用巾止部材が基礎断熱型枠とは別体とされているた
め、これらが一体化されている場合に比して基礎断熱型
枠をコンパクトにでき、運搬時に良好に積み重ねること
ができる。したがって、基礎断熱型枠の運搬の効率を向
上させることができる。基礎断熱型枠取付用巾止部材を
基礎断熱型枠の補強材に接合させるため、外力が加わっ
ても、発泡材系の断熱材からなる基材に接合させる場合
に比して接合部分に破損を生じ難い。したがって、基礎
断熱型枠の剥がれをより確実に防止することができる。
【0082】本発明の請求項5記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎断熱型枠の上部同士あるいは下部
同士を連結させる際に、一方の基礎断熱型枠を基礎断熱
型枠取付用巾止部材の一方の挟持部に嵌合させ、他方の
基礎断熱型枠を基礎断熱型枠取付用巾止部材の他方の挟
持部に嵌合させることで、基礎断熱型枠同士を連結させ
ることになる。このように、基礎断熱型枠取付用巾止部
材は、両基礎断熱型枠を両挟持部に嵌合させることで、
これら基礎断熱型枠同士を連結させることになるため、
基礎断熱型枠同士の連結作業の作業性を向上させること
ができる。したがって、基礎断熱型枠の取付を簡易化で
きる。加えて、基礎断熱型枠取付用巾止部材が基礎断熱
型枠とは別体とされているため、これらが一体化されて
いる場合に比して基礎断熱型枠をコンパクトにでき、運
搬時に良好に積み重ねることができる。したがって、基
礎断熱型枠の運搬の効率を向上させることができる。
礎断熱型枠取付用巾止部材を基礎断熱型枠の補強材に接
合させるため、外力が加わっても、発泡材系の断熱材か
らなる基材に接合させる場合に比して接合部分に破損を
生じ難い。したがって、基礎断熱型枠の剥がれをより確
実に防止することができる。基礎断熱型枠取付用巾止部
材の挟持部の外側に管体を支持可能な支持部が形成され
ているため、基礎断熱型枠同士を連結させる基礎断熱型
枠取付用巾止部材にそのまま管体を支持させることがで
きる。したがって、別途支持部を設ける必要がなくなっ
て取付作業を減らすことができる。
【0083】
【0084】本発明の請求項7記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎断熱型枠取付用巾止部材のアンカ
ー取付部にアンカーボルトが取り付けられることになる
ため、基礎に別途アンカーボルトを位置決めして埋め込
んだりする必要がなくなる。
【0085】
【0086】
【0087】本発明の請求項8記載の基礎断熱型枠の取
付構造によれば、基礎の長さ方向において隣り合う基礎
断熱型枠同士が補強材を介して連結させられているた
め、この連結部分の強度も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の一の実施の形態の基礎断熱型枠を示
す正面図(a)、平面図(b)および部分拡大平面図
(c)である。
【図3】 本発明の一の実施の形態のベーススペーサの
一例を示す正面図(a)および平面図(b)である。
【図4】 本発明の一の実施の形態のベーススペーサの
他の例を示す正面図(a)および平面図(b)である。
【図5】 本発明の一の実施の形態のトップスペーサの
一例を示す正面図(a)および下面図(b)である。
【図6】 本発明の一の実施の形態のトップスペーサの
他の例を示す正面図(a)および下面図(b)である。
【図7】 本発明の一の実施の形態のトップスペーサの
さらに他の例を示す正面図(a)および下面図(b)で
ある。
【図8】 本発明の一の実施の形態のセパレータを示す
分解正面図である。
【図9】 本発明の一の実施の形態のセパレータの中間
部材を示す正面図(a)、左側面図(b)、右側面図
(c)および(d)a−a断面図である。
【図10】 本発明の一の実施の形態のセパレータのボ
ルト部材を示す正面図(a)、左側面図(b)およびb
−b断面図(c)である。
【図11】 本発明の一の実施の形態の断面図である。
【図12】 本発明の一の実施の形態のセパレータの別
の例を示す分解正面図である。
【図13】 本発明の一の実施の形態のセパレータの軸
部材の別の例を示す正面図(a)およびc−c断面図
(b)である。
【符号の説明】
11 基礎断熱型枠 12 基材 13 補強材 15 セパレータ取付穴部(穴部) 17 ベーススペーサ(基礎断熱型枠取付用巾止部材) 18 トップスペーサ(基礎断熱型枠取付用巾止部材) 19 セパレータ(基礎断熱型枠取付用巾止部材) 22,27 挟持部 30 単管(管体) 31 支持部 32 アンカーボルト 35 中間部材 36 ボルト部材 38 ナット部 40 メネジ部 42 オネジ部 43 頭部 50 コンクリート基礎 54 係合凸部(係合部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−238603(JP,A) 特開 平6−193165(JP,A) 特開 平11−323955(JP,A) 特開 平6−129099(JP,A) 特公 平7−57958(JP,B2) 特公 昭54−36767(JP,B2) 登録実用新案3057614(JP,U) 国際公開95/032344(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/01

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基
    礎断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させる巾止部材
    であって、 前記基礎断熱型枠同士の間に配設されるとともに両端に
    ナット部が形成された中間部材と、 前記基礎断熱型枠に形成された穴部に外側から挿入され
    て前記ナット部のメネジ部に螺合可能なオネジ部および
    該オネジ部の前記メネジ部への螺合により前記ナット部
    とで前記基礎断熱型枠を挟持する頭部を有するボルト部
    材と、を有しており、 前記ナット部は半割り形状とされており前記ボルト部材
    のオネジ部を半径方向外側から嵌合可能とされている
    とを特徴とする基礎断熱型枠取付用巾止部材。
  2. 【請求項2】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基
    礎断熱型枠の取付構造であって、 基礎断熱型枠と、 前記基礎断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこ
    れら基礎断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部
    材とを有し、 該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、 前記基礎断熱型枠同士の間に配設されるとともに両端に
    ナット部が形成された中間部材と、 前記基礎断熱型枠に形成された穴部に外側から挿入され
    て前記ナット部のメネジ部に螺合可能なオネジ部および
    該オネジ部の前記メネジ部への螺合により前記ナット部
    とで前記基礎断熱型枠を挟持する頭部を有するボルト部
    材と、を有しており、 前記ナット部は半割り形状とされており前記ボルト部材
    のオネジ部を半径方向外側から嵌合可能とされている
    とを特徴とする基礎断熱型枠の取付構造。
  3. 【請求項3】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基
    礎断熱型枠の取付構造であって、 基礎断熱型枠と、 前記基礎断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこ
    れら基礎断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部
    材とを有し、 該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、 前記基礎断熱型枠同士の間に配設されるとともに両端に
    ナット部が形成された中間部材と、 前記基礎断熱型枠に形成された穴部に外側から挿入され
    て前記ナット部のメネジ部に螺合可能なオネジ部および
    該オネジ部の前記メネジ部への螺合により前記ナット部
    とで前記基礎断熱型枠を挟持する頭部を有するボルト部
    材と、を有しており、 前記基礎断熱型枠は、発泡材系の断熱材からなる基材に
    補強材を一体化してなり、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、両端側が前記基礎
    断熱型枠の前記補強材に接合させられていて、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材を取り付けるための穴
    部が前記補強材および前記基材を厚さ方向に貫通するよ
    うに形成されていることを特徴とする基礎断熱型枠の取
    付構造。
  4. 【請求項4】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基
    礎断熱型枠の取付構造であって、 基礎断熱型枠と、 前記基礎断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこ
    れら基礎断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部
    材とを有し、 該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、 両基礎断熱型枠に形成された穴部に挿入される軸部、該
    軸部の前記穴部への挿入で一方の基礎断熱型枠に当接す
    る頭部および前記軸部の頭部に対し反対側に形成された
    係合部を有する軸部材と、 該軸部材の軸部が前記両基礎断熱型枠に形成された穴部
    に挿入された状態で前記係合部に係合することにより他
    方の基礎断熱型枠に当接する頭部材と、を有しており、 前記基礎断熱型枠は、発泡材系の断熱材からなる基材に
    補強材を一体化してな り、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、両端側が前記基礎
    断熱型枠の前記補強材に接合させられていて、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材を取り付けるための穴
    部が前記補強材および前記基材を厚さ方向に貫通するよ
    うに形成されていることを特徴とする基礎断熱型枠の取
    付構造。
  5. 【請求項5】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱のため残置させられる基
    礎断熱型枠の取付構造であって、 基礎断熱型枠と、 前記基礎断熱型枠同士を所定間隔をあけて連結させるこ
    れら基礎断熱型枠とは別体の基礎断熱型枠取付用巾止部
    材とを有し、 該基礎断熱型枠取付用巾止部材は、 前記基礎断熱型枠を嵌合させることにより該基礎断熱型
    枠を挟持する挟持部が両端側に設けられており、 前記基礎断熱型枠は、発泡材系の断熱材からなる基材に
    補強材を一体化してなり、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、両端側が前記基礎
    断熱型枠の前記補強材に接合させられていて、 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材は、前記挟持部の外側
    に管体を支持可能な支持部が形成されていることを特徴
    とする基礎断熱型枠の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材が嵌合
    される前記補強材の外面位置が前記基礎断熱型枠の外面
    位置より若干凹んで凹部とされていることを特徴とする
    請求項5記載の基礎断熱型枠の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記基礎断熱型枠取付用巾止部材には、
    アンカーボルトが取り付けられるアンカー取付部が設け
    られていることを特徴とする請求項5または6記載の基
    礎断熱型枠の取付構造。
  8. 【請求項8】 前記基礎断熱型枠は、発泡材系の断熱材
    からなる基材に補強材を一体化してなり、 基礎の長さ方向において隣り合う基礎断熱型枠同士が前
    記補強材を介して連結 させられていることを特徴とする
    請求項2乃至7のいずれか一項記載の基礎断熱型枠の取
    付構造。
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