JPS639278Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS639278Y2
JPS639278Y2 JP1982134249U JP13424982U JPS639278Y2 JP S639278 Y2 JPS639278 Y2 JP S639278Y2 JP 1982134249 U JP1982134249 U JP 1982134249U JP 13424982 U JP13424982 U JP 13424982U JP S639278 Y2 JPS639278 Y2 JP S639278Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
transistor
emitter
collector
motor
drive circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982134249U
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English (en)
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JPS5941097U (ja
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Publication of JPS5941097U publication Critical patent/JPS5941097U/ja
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はモータドライブ回路に係わり、特に直
流モータを駆動するモータドライブ回路に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来のモータドライブ回路は第1図に示すごと
く、端子1から入力された制御信号S1を電圧増幅
器3で増幅し抵抗R1,R2を介してトランジスタ
Q1,Q2のベースに出力する。トランジスタQ1
Q2は電圧降下形の電力増幅器であり、電源Vccを
電力増幅用のトランジスタQ1のエミツタ、コレ
クタ間で降圧して共通に接続されたエミツタから
端子2を介してモータ4に供給する。トランジス
タQ2は減速時、モータ4の両端に発生する逆起
電力を吸収し、減速を円滑に行なう機能を有して
いる。
ところで、トランジスタQ2が故障し、エミツ
タ、コレクタ間の導通状態となるとトランジスタ
Q1のエミツタはアースレベルとなる。エミツタ
がアースレベルとなるとモータ4は停止する。制
御信号S1がモータ4のサーボ出力となつている場
合はモータ4の停止がサーボ回路で検出され、モ
ータ4の回転を正常に復帰するため、直ちに最大
の制御電圧が端子2に供給される。このとき、ト
ランジスタQ1のエミツタはアースレベルとなつ
ているから過大なコレクタ電流が流れ、且つ、コ
レクタ、エミツタ間の電圧は電源Vccの電圧と等
しくなり発熱する。この発熱により基板等の部品
が損傷するような欠点を有している。
〔考案の目的〕
本考案の目的は共通に接続されたエミツタから
制御電圧をモータに出力する第1、第2のトラン
ジスタの基準電位点側にスイツチング回路を設け
ることにより、電力増幅用の第1のトランジスタ
に異常電流が流れることを防止するようにしたモ
ータドライブ回路を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案には共通に接続されたエミツタから制御
電圧をモータに出力する第1、第2のトランジス
タが設けてある。第1のトランジスタが電力増幅
用である。制動用の第2のトランジスタのコレク
タと基準電位点との間にスイツチング用の第3の
トランジスタを設けてある。第3のトランジスタ
はモータの逆起電力でバイアスされて動作する第
4のトランジスタによりオンとなりスイツチング
動作を行なう。従つて、通常は第2のトランジス
タと基準電位点との間は遮断されているので第2
のトランジスタが故障等で導通となつても第1の
トランジスタのエミツタがアースレベルとなるよ
うな異常状態とならない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案になるモータドライブ回路の一実
施例を図面と共に詳述する。
第2図において、Q1,Q2,Q3,Q4は第1、第
2、第3、第4のトランジスタ(以下、単にトラ
ンジスタという。添字の数字で第1、第2…を示
す)である。トランジスタQ1のコレクタは電源
と接続されている。又、エミツタはトランジスタ
Q2のエミツタと共通に接続され、この接続点を
介して端子2からモータ4へ制御電圧を出力す
る。トランジスタQ2のコレクタはトランジスタ
Q3のコレクタに接続され、トランジスタQ3のエ
ミツタは基準電位点と接続してある。従つてトラ
ンジスタQ3がオンとならないとトランジスタQ2
は動作出来ない。トランジスタQ4のエミツタは
端子2と接続されコレクタは抵抗R3を介してト
ランジスタQ3のベースに接続されている。トラ
ンジスタQ4はモータ4の逆起電力でオンとなり、
トランジスタQ3を駆動する。トランジスタQ1
Q2,Q4のベースは夫々抵抗R1,R2,R4を介して
電圧増幅器3の出力側と接続され、制御信号S1
応じて制御される。
つぎに、回路の動作を説明する。
制御信号S1が端子1に入力されると電力増幅用
のトランジスタQ1から端子2に供給される電流
に応じてモータ2が回転する。トランジスタQ2
Q3,Q4は全てオフとなりトランジスタQ2のコレ
クタ、エミツタ間に電流が流れることはない。制
御電圧が低くなり、減速状態となると、モータ4
の逆起電力によりトランジスタQ2,Q4のエミツ
タの電位がベース電位より高くなる。トランジス
タQ2はコレクタが遮断されているのですぐには
動作出来ないが、トランジスタQ4のコレクタは
トランジスタQ3のベースと接続されているから
トランジスタQ3と共にオンとなる。このためト
ランジスタQ2もオンとなりそのコレクタは基準
電位点となつてモータ4を減速する。このとき、
トランジスタQ1のベース、エミツタ間は逆バイ
アスとなつているのでオフとなる。従つて、トラ
ンジスタQ1とQ4とが同時にオンとなる遷移過程
はない。トランジスタQ2が導通状態の故障とな
るとトランジスタQ2のエミツタとトランジスタ
Q3のコレクタとが導通状態となる。この場合、
トランジスタQ1がサーボ回路等から出力される
制御信号S1により所定の制御電圧を端子2に供給
しても正常通りモータ4が回転するから、更に、
制御電圧が増加するような制御信号S1が発生しな
い。従つて、過大電流によりトランジスタQ1
発熱するような故障を防止できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のモータドライブ回路
は減速用のトランジスタのコレクタと基準電位点
との間にスイツチング用のトランジスタを設けて
あるから減速用のトランジスタが導通状態で故障
した場合でも負荷となるモータへの電力供給が平
常通り行なわれる特長を有している。このため、
モータの回転と制御電圧との関係が異常となり電
力増幅用のトランジスタが異常な制御を受けて過
大電流が流れることを防止することができ、トラ
ンジスタの発熱のため基板等を損傷するような事
故を防ぐことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータドライブ回路の回路図、
第2図は本考案によるモータドライブ回路の一実
施例を示す回路図である。 図中符号、Q1,Q2,Q3,Q4はトランジスタ、
R1,R2,R3,R4は抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御信号を夫々のベースに受けて共通に接続さ
    れたエミツタから制御電圧をモータに出力する第
    1、第2のトランジスタを設けたモータドライブ
    回路において、第2のトランジスタのコレクタと
    基準電位点との間にコレクタとエミツタが接続さ
    れた第3のトランジスタと、制御信号をベースに
    受け第2のトランジスタと共にオン、オフすべく
    エミツタが第2のトランジスタのエミツタと接続
    され、コレクタが第3のトランジスタのベースと
    接続されている第4のトランジスタとを具備し、
    第3のトランジスタの動作に応じて基準電位点を
    第2のトランジスタのコレクタにスイツチングす
    るよう構成したことを特徴とするモータドライブ
    回路。
JP1982134249U 1982-09-06 1982-09-06 モ−タドライブ回路 Granted JPS5941097U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982134249U JPS5941097U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 モ−タドライブ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982134249U JPS5941097U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 モ−タドライブ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941097U JPS5941097U (ja) 1984-03-16
JPS639278Y2 true JPS639278Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=30302556

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JP1982134249U Granted JPS5941097U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 モ−タドライブ回路

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JPS5941097U (ja) 1984-03-16

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