JP3207986B2 - 負荷制御装置 - Google Patents
負荷制御装置Info
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- JP3207986B2 JP3207986B2 JP30565293A JP30565293A JP3207986B2 JP 3207986 B2 JP3207986 B2 JP 3207986B2 JP 30565293 A JP30565293 A JP 30565293A JP 30565293 A JP30565293 A JP 30565293A JP 3207986 B2 JP3207986 B2 JP 3207986B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- circuit
- microcomputer
- short
- control device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常同時に通電される
ことのない複数の負荷装置それぞれをマイクロコンピュ
ータによって制御される駆動回路とそれら駆動回路の個
々に接続したリレーによってON−OFFする負荷制御
装置に関するものである。
ことのない複数の負荷装置それぞれをマイクロコンピュ
ータによって制御される駆動回路とそれら駆動回路の個
々に接続したリレーによってON−OFFする負荷制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の負荷装置を備えるとともにそれら
複数の負荷装置を同時に作動させないようにしたものに
おいて、故障によって一つの負荷が作動しているときで
も、他の負荷を作動させると、禁止されているはずの複
数の負荷の作動が行なわれてしまっていた。
複数の負荷装置を同時に作動させないようにしたものに
おいて、故障によって一つの負荷が作動しているときで
も、他の負荷を作動させると、禁止されているはずの複
数の負荷の作動が行なわれてしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の負荷の同時通電
によって定格電流を越える負荷電流が流れることにな
り、危険状態に突入してしまう問題があった。
によって定格電流を越える負荷電流が流れることにな
り、危険状態に突入してしまう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたもので、同時に通電されることの
ない複数の負荷手段のそれぞれをマイクロコンピュータ
によって制御される駆動回路とそれら駆動回路の個々に
接続したリレーによってON−OFFする負荷制御装置
において、同時にONすべきでない複数のリレーが同時
にONした場合に制御装置の電源を短絡させて電源電圧
を降下させる短絡手段と、その電源電圧レベルが所定の
値まで低下したときにマイクロコンピュータにリセット
をかけるリセット回路とを備えて負荷制御装置を構成す
る。
決するためになされたもので、同時に通電されることの
ない複数の負荷手段のそれぞれをマイクロコンピュータ
によって制御される駆動回路とそれら駆動回路の個々に
接続したリレーによってON−OFFする負荷制御装置
において、同時にONすべきでない複数のリレーが同時
にONした場合に制御装置の電源を短絡させて電源電圧
を降下させる短絡手段と、その電源電圧レベルが所定の
値まで低下したときにマイクロコンピュータにリセット
をかけるリセット回路とを備えて負荷制御装置を構成す
る。
【0005】
【作用】同時にONすべきでない複数のリレーが同時に
ONして複数の負荷が同時に作動すると、短絡手段が短
絡して電源電圧を降下させる。そしてリセット回路がマ
イクロコンピュータに対してリセットをかけ、マイクロ
コンピュータによる負荷の複数同時駆動制御つまり複数
同時通電制御が停止される。
ONして複数の負荷が同時に作動すると、短絡手段が短
絡して電源電圧を降下させる。そしてリセット回路がマ
イクロコンピュータに対してリセットをかけ、マイクロ
コンピュータによる負荷の複数同時駆動制御つまり複数
同時通電制御が停止される。
【0006】
【実施例】図1に本発明の一実施例による負荷制御装置
の回路図を示す。この図1において、1はマイクロコン
ピュータ、2、3は負荷(図示せず)の接続されたリレ
ー、4、5はそれらリレー2、3を駆動するための駆動
用トランジスタ、6は駆動用トランジスタ4、5が同時
にONした場合に電源電圧を短絡するためのトランジス
タ、7はマイクロコンピュータ1を初期化するためのリ
セット回路、8は制御装置の電源、そして9は制御装置
の電源8からマイクロコンピュータ1用の電源を作るレ
ギュレータである。
の回路図を示す。この図1において、1はマイクロコン
ピュータ、2、3は負荷(図示せず)の接続されたリレ
ー、4、5はそれらリレー2、3を駆動するための駆動
用トランジスタ、6は駆動用トランジスタ4、5が同時
にONした場合に電源電圧を短絡するためのトランジス
タ、7はマイクロコンピュータ1を初期化するためのリ
セット回路、8は制御装置の電源、そして9は制御装置
の電源8からマイクロコンピュータ1用の電源を作るレ
ギュレータである。
【0007】なお、電源8の電圧は負電源とし、その電
圧を−24Vに、レギュレータ9の電圧を−5Vとす
る。リセット回路7は電源8の電圧が−15V以上にな
った場合にマイクロコンピュータ1のリセット端子に対
して−5Vを印加し、マイクロコンピュータ1をリセッ
トするものとする。また、制御装置の電源8は、電源短
絡状態で−10V以下まで電圧降下する電源容量のもの
とする。
圧を−24Vに、レギュレータ9の電圧を−5Vとす
る。リセット回路7は電源8の電圧が−15V以上にな
った場合にマイクロコンピュータ1のリセット端子に対
して−5Vを印加し、マイクロコンピュータ1をリセッ
トするものとする。また、制御装置の電源8は、電源短
絡状態で−10V以下まで電圧降下する電源容量のもの
とする。
【0008】さて、駆動用トランジスタ4が作動してそ
れに接続しているリレー2がONしている状態では、短
絡用トランジスタ6には十分なベース電流が供給されて
おり、そのコレクタ−エミッタ間は導通可能状態となっ
ている。
れに接続しているリレー2がONしている状態では、短
絡用トランジスタ6には十分なベース電流が供給されて
おり、そのコレクタ−エミッタ間は導通可能状態となっ
ている。
【0009】つぎに、駆動用トランジスタ4の作動が停
止して駆動用トランジスタ5がONした場合は、短絡用
トランジスタ6にはベース電流が供給されないので、そ
のコレクタ−エミッタ間は遮断状態となっており、リレ
ー3のONが保たれる。
止して駆動用トランジスタ5がONした場合は、短絡用
トランジスタ6にはベース電流が供給されないので、そ
のコレクタ−エミッタ間は遮断状態となっており、リレ
ー3のONが保たれる。
【0010】駆動用トランジスタ4に短絡するという異
常が発生してリレー2のONが解除されない状態で駆動
用トランジスタ5がONすると、短絡用トランジスタ6
によって電源8の短絡回路が生成され、つまり電源8の
電圧が降下し、電源電圧が−15V以上になったところ
でリセット回路7によりマイクロコンピュータ1にリセ
ットがかかり、駆動用トランジスタ5がOFFする。
常が発生してリレー2のONが解除されない状態で駆動
用トランジスタ5がONすると、短絡用トランジスタ6
によって電源8の短絡回路が生成され、つまり電源8の
電圧が降下し、電源電圧が−15V以上になったところ
でリセット回路7によりマイクロコンピュータ1にリセ
ットがかかり、駆動用トランジスタ5がOFFする。
【0011】同様に、駆動用トランジスタ5が短絡状態
の場合にも、短絡用トランジスタ6のエミッタ−コレク
タ間には電源電圧が印可されており、駆動用トランジス
タ4がONすればそのベースに電流が供給されるので、
コレクタ−エミッタ間が導通し、短絡電流が流れて電源
8の電圧が降下する。上述の場合と同様に、電源電圧が
−15V以上になったところでリセット回路7によりマ
イクロコンピュータ1にリセットがかかり、駆動用トラ
ンジスタ4がOFFする。
の場合にも、短絡用トランジスタ6のエミッタ−コレク
タ間には電源電圧が印可されており、駆動用トランジス
タ4がONすればそのベースに電流が供給されるので、
コレクタ−エミッタ間が導通し、短絡電流が流れて電源
8の電圧が降下する。上述の場合と同様に、電源電圧が
−15V以上になったところでリセット回路7によりマ
イクロコンピュータ1にリセットがかかり、駆動用トラ
ンジスタ4がOFFする。
【0012】
【発明の効果】以上本発明によれば、複数の負荷装置に
同時に通電されることがなくなるので、定格を越える負
荷電流が流れて危険状態に立ち至ることが防止できるよ
うになった。
同時に通電されることがなくなるので、定格を越える負
荷電流が流れて危険状態に立ち至ることが防止できるよ
うになった。
【図1】本発明の一実施例を示す負荷制御装置の回路図
である。
である。
1 マイクロコンピュータ 2 リレー 3 リレー 4 駆動用トランジスタ 5 駆動用トランジスタ 6 短絡用トランジスタ 7 リセット回路 8 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−371728(JP,A) 特開 平4−138023(JP,A) 特開 昭61−258627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 同時に通電されることのない複数の負荷
手段のそれぞれをマイクロコンピュータ(1)によって
制御される駆動回路(4)、(5)とそれら駆動回路
(4)、(5)の個々に接続したリレー(2)、(3)
によってON−OFFする負荷制御装置において、同時
にONすべきでない前記複数のリレー(2)、(3)が
同時にONした場合に制御装置の電源(8)を短絡させ
て電源電圧を降下させる短絡手段(6)と、その電源電
圧レベルが所定の値まで低下したときに前記マイクロコ
ンピュータ(1)にリセットをかけるリセット回路
(7)とを備えたことを特徴とする負荷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30565293A JP3207986B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 負荷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30565293A JP3207986B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 負荷制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163049A JPH07163049A (ja) | 1995-06-23 |
JP3207986B2 true JP3207986B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=17947719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30565293A Expired - Fee Related JP3207986B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 負荷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207986B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30565293A patent/JP3207986B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07163049A (ja) | 1995-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
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R371 | Transfer withdrawn |
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