JP2001286173A - Dcファン駆動回路 - Google Patents

Dcファン駆動回路

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JP2001286173A JP2000093796A JP2000093796A JP2001286173A JP 2001286173 A JP2001286173 A JP 2001286173A JP 2000093796 A JP2000093796 A JP 2000093796A JP 2000093796 A JP2000093796 A JP 2000093796A JP 2001286173 A JP2001286173 A JP 2001286173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧の適当な直流電源がなく、低電圧のD
Cファンを複数個直列接続して駆動しなければならない
ときに、DCファンを破損させることなく回転させるこ
とができ、また、異常が発生した場合にはDCファンヘ
の電力供給を停止させることが可能なDCファン駆動回
路を得る。 【解決手段】 直列接続された各DCファン4a、4b
の両端に印加される電圧を当該DCファンの許容印加電
圧以下に抑制して所定の電圧にバランスするための複数
の出力能動素子を用いた電圧バランス回路5aを備え
る。また、電圧バランス回路は、出力能動素子として、
電圧駆動型能動素子(N型MOSFET12aとP型M
OSFET12b)を使用する。さらに、出力能動素子
に流れる電流の検出に基づいてDCファンの回転拘束及
び未接続等による異常状態を検出する異常検出回路をさ
らに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数個のDCフ
ァンを直列接続して駆動する場合の駆動回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、複数個のDCファンを直列接続
して駆動する場合の一般的なDCファン駆動回路を示す
回路図である。尚、ここでは、DCファンを2個駆動す
る場合を示す。図6において、1はDCファンに電力を
供給する直流電源であり、一例として48Vの直流電圧
とする。2はファン駆動指令信号に基づいて動作するド
ライブ回路3によって駆動制御される半導体スイッチで
あり、半導体スイッチ2がONすると、直列接続された
DCファン4a,4bに直流電源1から直流電圧が印加
される。5は直列接続された各DCファン4a,4bの
両端に印加される電圧をバランスさせるための電圧バラ
ンス回路であり、抵抗6a、6bがそれぞれDCファン
4a,4bに並列に接続されている。ここで、抵抗6
a、6bは、DCファン4a,4bのインピーダンスよ
りも小さくなければならない。
【0003】ここで、図7に従来の駆動回路で駆動した
場合の電圧波形を示す。一般に、DCファンは、ブラシ
レスモータを使用しており、複数直列接続すると、モー
タ内蔵の回転駆動用スイッチング素子の導通制御に関す
るリップル電流が相互に影響し、図7に示す如く、DC
ファンの両端にスパイク状の電圧が発生する。但し、そ
の平均電圧は、直流電源1の電源電圧(48V)の半分
の電圧(24V)となっている。
【0004】また、図6において、7は例えば特開平8
−107697号公報に記載のDCファンの異常検出回
路であり、DCファン4a,4bそれぞれに並列に接続
され、ツェナーダイオード8a、8bと電流制限抵抗9
a、9bとフォトカプラ10a、10bで過電圧を検出
している。
【0005】一般に、市販のDCファンは、ロック(以
下、回転拘束という)に対して保護機能を有しており、
回転拘束を検出すると自動的に動作を停止し、自己の消
費電力を低減するように動作する。尚、数秒後に回転拘
束が解消されていれば、DCファンは再び回転する。こ
のDCファンが持つ自己保護機能により、直列接続され
たDCファン4a,4bのうち、ある一つに、回転拘束
もしくは接続忘れ、DCファン電源線断線等の異常が発
生した場合には、DCファン4、電圧バランス回路5と
異常検出回路7とが並列に接続される回路のインピーダ
ンスが上昇し、その結果、この並列回路両端に電圧が上
昇することで、異常検出回路7が動作して異常を検出す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のDC
ファン駆動回路では、直列接続した各DCファン4a,
4bの両端に、図7に示すように、スパイク状のリップ
ル電圧が発生する為、DCファンの許容電圧をオーバー
してDCファンを破損させる恐れがあった。抵抗6a、
6bの抵抗値を十分に小さくすることにより、ある程度
はこの電圧リップルを抑制できるが、かなり熱容量の大
きな抵抗を必要とし、常時発熱による損失が発生する
為、省エネルギーの観点からも好ましくない。また、半
導体スイッチ2に流れる電流も増加する為、大容量の半
導体スイッチ2が必要になり、コスト低減、小型化の阻
害要因となってしまう。
【0007】また、抵抗6a、6bの抵抗値を小さくし
すぎると、あるDCファンに回転拘束もしくは接続忘
れ、電源線断線等の異常が発生したとしても、DCファ
ン4a,4bの両端に過電圧が発生せず、異常検出回路
7で異常を検出できなくなる可能性がある。この場合、
異常が認識されないまま放置される危険性があり、機器
の信頼性が低下してしまう。
【0008】近年、インバータ冷却用等、様々な機器に
おいて、安価で汎用性の高い低電圧のブラシレスDCフ
ァンを使用するケースが増え、低電圧の直流電源が無い
場合は、DCファンを複数個直列接続せざるをえず、上
記問題は避けられないものとなってきている。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、低電圧の適当な直流電源がな
く、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動しな
ければならないときに、DCファンを破損させることな
く回転させることができる、安価で、信頼性が高く、且
つ省エネルギーに貢献できるDCファン駆動回路を得る
ことを目的としている。また、異常が発生した場合には
速やかに異常を検出しDCファンヘの電力供給を停止さ
せることができるDCファン駆動回路を得ることを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDCファ
ン駆動回路は、直流電源に直列接続されて該直流電源か
ら電源電圧が供給されて駆動する複数のDCファンと、
直列接続された各DCファンの両端に印加される電圧を
当該DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電
圧にバランスするための複数の出力能動素子を用いた電
圧バランス回路とを備えたものである。
【0011】また、前記電圧バランス回路は、前記出力
能動素子として、電圧駆動型能動素子を使用したことを
特徴とするものである。
【0012】また、前記出力能動素子に流れる電流の検
出に基づいてDCファンの回転拘束及び未接続等による
異常状態を検出する異常検出回路をさらに備えたことを
特徴とするものである。
【0013】また、前記電圧バランス回路は、前記直流
電源の電源電圧をDCファンの直列個数分均等に分圧す
るための複数の分圧抵抗を備えると共に、前記電圧駆動
型能動素子は、直列接続された各DCファンの接続点に
N型MOSFETとP型MOSFETの対が接続される
と共に、N型MOSFETとP型MOSFETの制御電
極が共通接続され、かつ当該制御電極が複数の分圧抵抗
の各分圧点に接続されて各DCファンに印加される電圧
のアンバランス分を補償することを特徴とするものであ
る。
【0014】さらに、前記異常検出回路は、N型MOS
FETとP型MOSFETの接続構成に対応して備えら
れ、出力端子がワイヤードOR接続され、各FETがそ
れぞれ導通して所定の電流以上流れている期間だけON
するフォトカプラを備え、このワイヤードOR接続され
たフォトカプラの出力に基づいてDCファンの異常状態
を検出することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態に
係るDCファン駆動回路を示す回路図である。図1にお
いて、1はDCファンに電力を供給する直流電源であ
り、一例として48Vの直流電圧とする。2はファン駆
動指令信号に基づいて動作するドライブ回路3によって
駆動制御される半導体スイッチであり、半導体スイッチ
2がONすると、直列接続されたDCファン4a,4b
に直流電源1から直流電圧が印加される。5aは直列接
続された各DCファン4a,4bの両端に印加される電
圧を所定電圧にバランスさせるための制御回路、即ち電
圧バランス回路であり、この電圧バランス回路5aは、
半導体スイッチ2がONしたとき直流電源1の電源電圧
(48V)の中点電圧a(24V)に分圧するための分
圧抵抗11a,11bと、DCファン4a,4bに印加
される電圧のアンバランス分を補償するための電圧駆動
形半導体素子であるN型MOSFET12aとP型MO
SFET12bで構成されている。このN型MOSFE
T12aとP型MOSFET12bは、直列接続される
DCファン4a、4bに対応して交互に接続されるよう
になされ、それらの制御電極であるゲートは共通接続さ
れ、分圧抵抗11a,11bの分圧点aに接続されてい
る。
【0016】次に、電圧バランス回路5aの動作原理を
説明する。例えば、DCファン4a,4bの接続点bの
電圧が中点電圧a(24V)よりも、スレショルド電圧
(MOSFETのゲートしきい値電圧:約2V)以上低
いときには、N型MOSFET12aのゲート−エミッ
タ間に正の電圧が印加され、N型MOSFET12aは
ONする。N型MOSFET12aがONすると、電流
が流れて等価的にインピーダンスが下がり、a点とb点
の電位は等しくなろうとする。尚、P型MOSFET1
2bのゲート−エミッタ間には、このとき正バイアスが
かかっているので、必ずOFFしている。
【0017】逆に、b点の電圧が中点電圧a(24V)
よりもスレショルド電圧分(約2V)以上高いときに
は、P型MOSFET12bのゲートーエミッタ間に負
の電圧が印加され、P型MOSFET12bはONす
る。P型MOSFET12bがONすると、電流が流れ
て等価的にインピーダンスが下がり、a点とb点の電位
は等しくなろうとする。尚、N型MOSFET12aの
ゲート−エミッタ間には、このとき負バイアスがかかっ
ているので必ずOFFしている。
【0018】以上の原理で、従来、DCファン4a,4
bの両端に発生していたスパイク状のリップル電圧が抑
えられ、DCファンの許容印加電圧以下となっている。
具体的には、この場合、約24V±2V以下に抑えられ
る。この様子を示したのが、図2の電圧波形である。
尚、図中、電圧バランス回路5aでは、出力素子として
電圧駆動型のMOSFETを使用したが、言うまでもな
く、電流駆動型のバイポーラトランジスタを使用しても
実現可能だが、MOSFETを使用することにより、抵
抗11a、11bに高抵抗値が使用でき、しかも電圧バ
ランス効果の大きい回路が少数の部品で安価に構成でき
る。
【0019】次に、図3は、上述した電圧バランス回路
5aにDCファンの異常検出回路を追加した詳細回路図
である。図3において、11a,11bと、12a,1
2bは図1と同様な分圧抵抗とN型MOSFET及びP
型MOSFETである。13a、13bはそれぞれMO
SFET12a、12bに流れる電流を検出する為の電
流検出用抵抗であり、その抵抗値は、大きすぎるとMO
SFET12a,12bを流れる電流が制限されて電圧
バランス能力が低下するので低抵抗値に設定される。1
4a、14bはそれぞれNPN型トランジスタ15a、
PNPトランジスタ15bのベース抵抗であり、抵抗1
3a、13bの電圧降下がスレショルド電圧(約0.6
V)以上になると、それぞれトランジスタ15a、15
bをONし、制限抵抗9a、9bを通じてフォトカプラ
10a、10bに電流が流れる。16は異常検出回路用
のロジック電源、17はワイヤードOR接続されたフォ
トカプラ10a,10bのプルアップ抵抗、18は逆流
阻止用ダイオード、19はフィルター用のコンデンサ、
20はトランジスタ21のベース抵抗、22はプルアッ
プ抵抗である。
【0020】次に、図3に示すDCファンの異常検出回
路の動作について、図4に示す電圧波形を参照して説明
する。まず、DCファンが正常に回転しているときは、
図2でも説明したが、DCファン4bへの印加電圧は、
図4Aに示す如く、スパイク状の電圧のみ電圧バランス
回路5aにより抑制され、電圧リップルが抑えられる。
このとき、図3に示す異常検出回路のC点の電位は、電
圧バランス回路5aが動作し、MOSFET12aまた
は12bに所定の電流以上流れている期間だけ、フォト
カプラ10aもしくは10bがONして図4Bの如くと
なる。さらに、フィルター回路によってd点の電位は図
4Cの如くとなる。ここで、d点の電位は、Hレベル
(スレショルド電圧0.6V以上)を確保しているの
で、異常検出信号(e点の電位)は図4dの如く、Lレ
ベルを維持し、正常と判定される。
【0021】次に、一方のDCファンが回転拘束状態と
なった場合の動作について説明する。ここでは、DCフ
ァン4aが回転拘束した場合を示す。DCファン4aが
回転拘束すると、DCファン内部の保護機能が、回転拘
束を検出して自動的に動作を停止し、自己の消費電力を
低減するように動作し、見かけ上、DCファン4aのイ
ンピーダンスが増加することとなる。これによって、直
流電源1(48V)の電圧が、DCファン4a,4bに
アンバランスに印加されることになる。もし、電圧バラ
ンス回路5aが備えられておらず、このまま放置された
ならば、DCファン4aに過電圧印加状態が継続し、最
悪DCファン4aが焼損に至る危険性がある。
【0022】ここでは、電圧バランス回路5aの動作に
より、N型MOSFET12aがONし電流が流れて、
図4Aの如く、DCファン4bの印加電圧は許容範囲内
に抑えられる。また、図3に示す異常検出回路のC点の
電位は、図4Bの如く、ファトカプラ10aのONによ
り、Lレベルとなる。さらに、d点の電位は図4Cの如
く、コンデンサ19とベース抵抗20及びトランジスタ
21のベース−エミッタ間のインピーダンスによって決
まる時定数によって徐々に低下し、スレショルド電圧
(約0.6V)を横切ったとき、e点の電位は、図4D
の如く、Hレベルに変化し、異常状態と認識される。こ
の異常状態を認識した場合、ドライブ回路3によって半
導体スイッチ2をOFFすることにより、DCファン1
4a、14bに印加される直流電圧を絶つ。これによ
り、電圧バランス回路5aの出力素子であるMOSFE
T12a、12bの損失による過熱を抑制でき、小さな
定格電流の素子で構成することが可能となる。
【0023】上述した例は、DCファン4aの回転拘束
時を説明したが、DCファン4bの回転拘束時も同様に
異常検出できる。また、DCファンの一方未接続、DC
ファン電源コードの断線時にも異常検出可能である。こ
れにより、風量低下による冷却効率の悪化を未然に防止
でき、信頼性の高い機器を得ることできる。
【0024】また、上述した例は、2個のDCファンを
駆動する場合を示したものであるが、DCファンを3個
以上直列接続して駆動する場合についても同様である。
DCファンを3個直列接続した回路構成を図5に示す。
図5において、1〜3は図1で説明したものと同様な直
流電源、半導体スイッチ及びドライブ回路である。4
a,4b、4cは直列接続された3つのDCファン、5
bは電圧バランス回路である。この電圧バランス回路5
bは、図示の如く、3つの分圧抵抗11a、11b、1
1cと、N型及びP型MOSFET12a、12b、1
2c、12dにより構成される。さらに、多くのDCフ
ァンを直列接続して駆動する場合も、同様に抵抗とMO
SFETを組合わせて増やしていけばよい。すなわち、
N型MOSFETとP型MOSFETの対を、直列接続
されるDCファンの各接続点に接続されるようにし、そ
れらの制御電極であるゲートを共通接続して、分圧抵抗
の各分圧点に接続すればよい。
【0025】以上、本実施の形態では、適当な直流電源
がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動
しなければならないときに、DCファンに印加されるス
パイク状のリップル電圧を許容範囲内に抑制し、DCフ
ァンを破損させることなく回転させることができる。ま
た、回転拘束等の異常が発生した場合には、速やかにそ
の異常を検出し、DCファンヘの電力供給を停止させる
ことができる為、発生損失は最小限に抑えられ、安価な
小形部品で構成でき、高信頼性、且つ省エネに貢献でき
るDCファンの駆動回路を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、直列
接続された各DCファンの両端に印加される電圧を当該
DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電圧に
バランスするための複数の出力能動素子を用いた電圧バ
ランス回路とを備え、また、出力能動素子として、電圧
駆動型能動素子を使用したので、低電圧の適当な直流電
源がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆
動しなければならないときに、DCファンを破損させる
ことなく回転させることができる、安価で、信頼性が高
く、且つ省エネルギーに貢献できるDCファン駆動回路
を得ることができる。
【0027】また、前記出力能動素子に流れる電流の検
出に基づいてDCファンの回転拘束及び未接続等による
異常状態を検出する異常検出回路をさらに備えたので、
異常が発生した場合には速やかに異常を検出しDCファ
ンヘの電力供給を停止させることが可能となる。
【0028】また、前記電圧バランス回路は、前記直流
電源の電源電圧をDCファンの直列個数分均等に分圧す
るための複数の分圧抵抗を備えると共に、前記電圧駆動
型能動素子は、直列接続された各DCファンの接続点に
N型MOSFETとP型MOSFETの対が接続される
と共に、N型MOSFETとP型MOSFETの制御電
極が共通接続され、かつ当該制御電極が複数の分圧抵抗
の各分圧点に接続されて各DCファンに印加される電圧
のアンバランス分を補償するようにしたので、低電圧の
適当な直流電源がなく、低電圧のDCファンを複数個直
列接続して駆動しなければならないときに、DCファン
を破損させることなく回転させることができる、安価
で、信頼性が高く、且つ省エネルギーに貢献できるDC
ファン駆動回路を得ることができる。
【0029】さらに、前記異常検出回路は、N型MOS
FETとP型MOSFETの接続構成に対応して備えら
れ、出力端子がワイヤードOR接続され、各FETがそ
れぞれ導通して所定の電流以上流れている期間だけON
するフォトカプラを備え、このワイヤードOR接続され
たフォトカプラの出力に基づいてDCファンの異常状態
を検出するようにしたので、安価な構成で、異常が発生
した場合には速やかに異常を検出しDCファンヘの電力
供給を停止させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるDCファン駆
動回路を示す回路図である。
【図2】 図1の動作を示す波形図である。
【図3】 図1の電圧バランス回路及び異常検出回路の
詳細を示す回路図である。
【図4】 図3の動作を説明する波形図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態例を示すDCファ
ン駆動回路の回路図である。
【図6】 従来のDCファン駆動回路を示す回路図であ
る。
【図7】 従来の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 直流電源、4a,4b,4c DCファン、5a、
5b 電圧バランス回路、12a,12b,12c,1
2d MOSFET、10a,10b フォトカプラ、
11a,11b,11c 分圧抵抗。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に直列接続されて該直流電源か
    ら電源電圧が供給されて駆動する複数のDCファンと、 直列接続された各DCファンの両端に印加される電圧を
    当該DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電
    圧にバランスするための複数の出力能動素子を用いた電
    圧バランス回路とを備えたDCファン駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDCファン駆動回路に
    おいて、 前記電圧バランス回路は、前記出力能動素子として、電
    圧駆動型能動素子を使用したことを特徴とするDCファ
    ン駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のDCファン駆
    動回路において、 前記出力能動素子に流れる電流の検出に基づいてDCフ
    ァンの回転拘束及び未接続等による異常状態を検出する
    異常検出回路をさらに備えたことを特徴とするDCファ
    ン駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のDCファン駆動回路に
    おいて、 前記電圧バランス回路は、前記直流電源の電源電圧をD
    Cファンの直列個数分均等に分圧するための複数の分圧
    抵抗を備えると共に、前記電圧駆動型能動素子は、直列
    接続された各DCファンの接続点にN型MOSFETと
    P型MOSFETの対が接続されると共に、N型MOS
    FETとP型MOSFETの制御電極が共通接続され、
    かつ当該制御電極が複数の分圧抵抗の各分圧点に接続さ
    れて各DCファンに印加される電圧のアンバランス分を
    補償することを特徴とするDCファン駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のDCファン駆動回路に
    おいて、 前記異常検出回路は、N型MOSFETとP型MOSF
    ETの接続構成に対応して備えられ、出力端子がワイヤ
    ードOR接続され、各FETがそれぞれ導通して所定の
    電流以上流れている期間だけONするフォトカプラを備
    え、このワイヤードOR接続されたフォトカプラの出力
    に基づいてDCファンの異常状態を検出することを特徴
    とするDCファン駆動回路。
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