JP4475552B2 - Dcファン駆動回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数個のDCファンを直列接続して駆動する場合の駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、複数個のDCファンを直列接続して駆動する場合の一般的なDCファン駆動回路を示す回路図である。尚、ここでは、DCファンを2個駆動する場合を示す。
図6において、1はDCファンに電力を供給する直流電源であり、一例として48Vの直流電圧とする。2はファン駆動指令信号に基づいて動作するドライブ回路3によって駆動制御される半導体スイッチであり、半導体スイッチ2がONすると、直列接続されたDCファン4a,4bに直流電源1から直流電圧が印加される。5は直列接続された各DCファン4a,4bの両端に印加される電圧をバランスさせるための電圧バランス回路であり、抵抗6a、6bがそれぞれDCファン4a,4bに並列に接続されている。ここで、抵抗6a、6bは、DCファン4a,4bのインピーダンスよりも小さくなければならない。
【0003】
ここで、図7に従来の駆動回路で駆動した場合の電圧波形を示す。
一般に、DCファンは、ブラシレスモータを使用しており、複数直列接続すると、モータ内蔵の回転駆動用スイッチング素子の導通制御に関するリップル電流が相互に影響し、図7に示す如く、DCファンの両端にスパイク状の電圧が発生する。但し、その平均電圧は、直流電源1の電源電圧(48V)の半分の電圧(24V)となっている。
【0004】
また、図6において、7は例えば特開平8−107697号公報に記載のDCファンの異常検出回路であり、DCファン4a,4bそれぞれに並列に接続され、ツェナーダイオード8a、8bと電流制限抵抗9a、9bとフォトカプラ10a、10bで過電圧を検出している。
【0005】
一般に、市販のDCファンは、ロック(以下、回転拘束という)に対して保護機能を有しており、回転拘束を検出すると自動的に動作を停止し、自己の消費電力を低減するように動作する。尚、数秒後に回転拘束が解消されていれば、DCファンは再び回転する。このDCファンが持つ自己保護機能により、直列接続されたDCファン4a,4bのうち、ある一つに、回転拘束もしくは接続忘れ、DCファン電源線断線等の異常が発生した場合には、DCファン4、電圧バランス回路5と異常検出回路7とが並列に接続される回路のインピーダンスが上昇し、その結果、この並列回路両端に電圧が上昇することで、異常検出回路7が動作して異常を検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のDCファン駆動回路では、直列接続した各DCファン4a,4bの両端に、図7に示すように、スパイク状のリップル電圧が発生する為、DCファンの許容電圧をオーバーしてDCファンを破損させる恐れがあった。抵抗6a、6bの抵抗値を十分に小さくすることにより、ある程度はこの電圧リップルを抑制できるが、かなり熱容量の大きな抵抗を必要とし、常時発熱による損失が発生する為、省エネルギーの観点からも好ましくない。また、半導体スイッチ2に流れる電流も増加する為、大容量の半導体スイッチ2が必要になり、コスト低減、小型化の阻害要因となってしまう。
【0007】
また、抵抗6a、6bの抵抗値を小さくしすぎると、あるDCファンに回転拘束もしくは接続忘れ、電源線断線等の異常が発生したとしても、DCファン4a,4bの両端に過電圧が発生せず、異常検出回路7で異常を検出できなくなる可能性がある。この場合、異常が認識されないまま放置される危険性があり、機器の信頼性が低下してしまう。
【0008】
近年、インバータ冷却用等、様々な機器において、安価で汎用性の高い低電圧のブラシレスDCファンを使用するケースが増え、低電圧の直流電源が無い場合は、DCファンを複数個直列接続せざるをえず、上記問題は避けられないものとなってきている。
【0009】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、低電圧の適当な直流電源がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動しなければならないときに、DCファンを破損させることなく回転させることができる、安価で、信頼性が高く、且つ省エネルギーに貢献できるDCファン駆動回路を得ることを目的としている。
また、異常が発生した場合には速やかに異常を検出しDCファンヘの電力供給を停止させることができるDCファン駆動回路を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るDCファン駆動回路は、直流電源に直列接続されて該直流電源から電源電圧が供給されて駆動する複数のDCファンと、直列接続された各DCファンの両端に印加される電圧を当該DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電圧にそれぞれバランスするための複数の半導体スイッチとして電圧駆動型能動素子を用い、前記直流電源の電源電圧をDCファンの直列個数分均等に分圧するための複数の分圧抵抗を備えると共に、前記電圧駆動型能動素子は、直列接続された各DCファンの接続点に、ソースとソース、制御電極と制御電極がそれぞれ接続され、且つソースラインに電流検出用抵抗がそれぞれ挿入されたN型MOSFETとP型MOSFETの対を構成し、前記N型MOSFETとP型MOSFETの制御電極が共通接続され、かつ前記共通の制御電極が前記複数の分圧抵抗の各分圧点に接続されて前記各DCファンに印加される電圧のアンバランス分を補償する電圧バランス回路と、前記ソースラインに電流検出用抵抗がそれぞれ挿入されたN型MOSFETとP型MOSFETの対の接続構成に対して、エミッタ同士が接続されると共に、エミッタ同士の接続点が前記N型MOSFETとP型MOSFETの前記ソースラインにそれぞれ挿入された前記電流検出用抵抗同士の接続点に接続され、かつベースが抵抗を介して前記N型MOSFETとP型MOSFETのソースにそれぞれ接続されたNPN型トランジスタとPNP型トランジスタと、アノードが抵抗を介して前記N型MOSFETのドレインに接続されたフォトダイオードを有する第1のフォトカプラとアノードが前記PNP型トランジスタのコレクタに接続され、かつカソードが抵抗を介して前記P型MOSFETのドレインに接続されたフォトダイオードを有する第2のフォトカプラとの接続構成を備えると共に、前記第1と第2のフォトカプラのフォトトランジスタのコレクタ同士が接続されることで出力端子がワイヤードOR接続され、前記各MOSFETがそれぞれ導通して前記電流検出用抵抗に電流が流れ、前記電流検出用抵抗の電圧降下が所定のスレショルド電圧以上になると導通する前記NPN型トランジスタとPNP型トランジスタに接続された前記第1と第2のフォトカプラがONし、ワイヤードOR接続された前記第1と第2のフォトカプラの出力に基づいて前記DCファンの回転拘束及び未接続等による異常状態を検出する異常検出回路とを備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態に係るDCファン駆動回路を示す回路図である。図1において、1はDCファンに電力を供給する直流電源であり、一例として48Vの直流電圧とする。2はファン駆動指令信号に基づいて動作するドライブ回路3によって駆動制御される半導体スイッチであり、半導体スイッチ2がONすると、直列接続されたDCファン4a,4bに直流電源1から直流電圧が印加される。5aは直列接続された各DCファン4a,4bの両端に印加される電圧を所定電圧にバランスさせるための制御回路、即ち電圧バランス回路であり、この電圧バランス回路5aは、半導体スイッチ2がONしたとき直流電源1の電源電圧(48V)の中点電圧a(24V)に分圧するための分圧抵抗11a,11bと、DCファン4a,4bに印加される電圧のアンバランス分を補償するための電圧駆動形半導体素子であるN型MOSFET12aとP型MOSFET12bで構成されている。このN型MOSFET12aとP型MOSFET12bは、直列接続されるDCファン4a、4bに対応して交互に接続されるようになされ、それらの制御電極であるゲートは共通接続され、分圧抵抗11a,11bの分圧点aに接続されている。
【0016】
次に、電圧バランス回路5aの動作原理を説明する。
例えば、DCファン4a,4bの接続点bの電圧が中点電圧a(24V)よりも、スレショルド電圧(MOSFETのゲートしきい値電圧:約2V)以上低いときには、N型MOSFET12aのゲート−エミッタ間に正の電圧が印加され、N型MOSFET12aはONする。N型MOSFET12aがONすると、電流が流れて等価的にインピーダンスが下がり、a点とb点の電位は等しくなろうとする。尚、P型MOSFET12bのゲート−エミッタ間には、このとき正バイアスがかかっているので、必ずOFFしている。
【0017】
逆に、b点の電圧が中点電圧a(24V)よりもスレショルド電圧分(約2V)以上高いときには、P型MOSFET12bのゲートーエミッタ間に負の電圧が印加され、P型MOSFET12bはONする。P型MOSFET12bがONすると、電流が流れて等価的にインピーダンスが下がり、a点とb点の電位は等しくなろうとする。尚、N型MOSFET12aのゲート−エミッタ間には、このとき負バイアスがかかっているので必ずOFFしている。
【0018】
以上の原理で、従来、DCファン4a,4bの両端に発生していたスパイク状のリップル電圧が抑えられ、DCファンの許容印加電圧以下となっている。具体的には、この場合、約24V±2V以下に抑えられる。
この様子を示したのが、図2の電圧波形である。尚、図中、電圧バランス回路5aでは、出力素子として電圧駆動型のMOSFETを使用したが、言うまでもなく、電流駆動型のバイポーラトランジスタを使用しても実現可能だが、MOSFETを使用することにより、抵抗11a、11bに高抵抗値が使用でき、しかも電圧バランス効果の大きい回路が少数の部品で安価に構成できる。
【0019】
次に、図3は、上述した電圧バランス回路5aにDCファンの異常検出回路を追加した詳細回路図である。
図3において、11a,11bと、12a,12bは図1と同様な分圧抵抗とN型MOSFET及びP型MOSFETである。13a、13bはそれぞれMOSFET12a、12bに流れる電流を検出する為の電流検出用抵抗であり、その抵抗値は、大きすぎるとMOSFET12a,12bを流れる電流が制限されて電圧バランス能力が低下するので低抵抗値に設定される。14a、14bはそれぞれNPN型トランジスタ15a、PNPトランジスタ15bのベース抵抗であり、抵抗13a、13bの電圧降下がスレショルド電圧(約0.6V)以上になると、それぞれトランジスタ15a、15bをONし、制限抵抗9a、9bを通じてフォトカプラ10a、10bに電流が流れる。16は異常検出回路用のロジック電源、17はワイヤードOR接続されたフォトカプラ10a,10bのプルアップ抵抗、18は逆流阻止用ダイオード、19はフィルター用のコンデンサ、20はトランジスタ21のベース抵抗、22はプルアップ抵抗である。
【0020】
次に、図3に示すDCファンの異常検出回路の動作について、図4に示す電圧波形を参照して説明する。
まず、DCファンが正常に回転しているときは、図2でも説明したが、DCファン4bへの印加電圧は、図4Aに示す如く、スパイク状の電圧のみ電圧バランス回路5aにより抑制され、電圧リップルが抑えられる。このとき、図3に示す異常検出回路のC点の電位は、電圧バランス回路5aが動作し、MOSFET12aまたは12bに所定の電流以上流れている期間だけ、フォトカプラ10aもしくは10bがONして図4Bの如くとなる。さらに、フィルター回路によってd点の電位は図4Cの如くとなる。ここで、d点の電位は、Hレベル(スレショルド電圧0.6V以上)を確保しているので、異常検出信号(e点の電位)は図4dの如く、Lレベルを維持し、正常と判定される。
【0021】
次に、一方のDCファンが回転拘束状態となった場合の動作について説明する。ここでは、DCファン4aが回転拘束した場合を示す。DCファン4aが回転拘束すると、DCファン内部の保護機能が、回転拘束を検出して自動的に動作を停止し、自己の消費電力を低減するように動作し、見かけ上、DCファン4aのインピーダンスが増加することとなる。これによって、直流電源1(48V)の電圧が、DCファン4a,4bにアンバランスに印加されることになる。もし、電圧バランス回路5aが備えられておらず、このまま放置されたならば、DCファン4aに過電圧印加状態が継続し、最悪DCファン4aが焼損に至る危険性がある。
【0022】
ここでは、電圧バランス回路5aの動作により、N型MOSFET12aがONし電流が流れて、図4Aの如く、DCファン4bの印加電圧は許容範囲内に抑えられる。また、図3に示す異常検出回路のC点の電位は、図4Bの如く、ファトカプラ10aのONにより、Lレベルとなる。さらに、d点の電位は図4Cの如く、コンデンサ19とベース抵抗20及びトランジスタ21のベース−エミッタ間のインピーダンスによって決まる時定数によって徐々に低下し、スレショルド電圧(約0.6V)を横切ったとき、e点の電位は、図4Dの如く、Hレベルに変化し、異常状態と認識される。この異常状態を認識した場合、ドライブ回路3によって半導体スイッチ2をOFFすることにより、DCファン14a、14bに印加される直流電圧を絶つ。これにより、電圧バランス回路5aの出力素子であるMOSFET12a、12bの損失による過熱を抑制でき、小さな定格電流の素子で構成することが可能となる。
【0023】
上述した例は、DCファン4aの回転拘束時を説明したが、DCファン4bの回転拘束時も同様に異常検出できる。また、DCファンの一方未接続、DCファン電源コードの断線時にも異常検出可能である。これにより、風量低下による冷却効率の悪化を未然に防止でき、信頼性の高い機器を得ることできる。
【0024】
また、上述した例は、2個のDCファンを駆動する場合を示したものであるが、DCファンを3個以上直列接続して駆動する場合についても同様である。DCファンを3個直列接続した回路構成を図5に示す。
図5において、1〜3は図1で説明したものと同様な直流電源、半導体スイッチ及びドライブ回路である。4a,4b、4cは直列接続された3つのDCファン、5bは電圧バランス回路である。この電圧バランス回路5bは、図示の如く、3つの分圧抵抗11a、11b、11cと、N型及びP型MOSFET12a、12b、12c、12dにより構成される。さらに、多くのDCファンを直列接続して駆動する場合も、同様に抵抗とMOSFETを組合わせて増やしていけばよい。すなわち、N型MOSFETとP型MOSFETの対を、直列接続されるDCファンの各接続点に接続されるようにし、それらの制御電極であるゲートを共通接続して、分圧抵抗の各分圧点に接続すればよい。
【0025】
以上、本実施の形態では、適当な直流電源がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動しなければならないときに、DCファンに印加されるスパイク状のリップル電圧を許容範囲内に抑制し、DCファンを破損させることなく回転させることができる。また、回転拘束等の異常が発生した場合には、速やかにその異常を検出し、DCファンヘの電力供給を停止させることができる為、発生損失は最小限に抑えられ、安価な小形部品で構成でき、高信頼性、且つ省エネに貢献できるDCファンの駆動回路を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、直列接続された各DCファンの両端に印加される電圧を当該DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電圧にバランスするための複数の出力能動素子を用いた電圧バランス回路とを備え、また、出力能動素子として、電圧駆動型能動素子を使用したので、低電圧の適当な直流電源がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動しなければならないときに、DCファンを破損させることなく回転させることができる、安価で、信頼性が高く、且つ省エネルギーに貢献できるDCファン駆動回路を得ることができる。
【0027】
また、前記出力能動素子に流れる電流の検出に基づいてDCファンの回転拘束及び未接続等による異常状態を検出する異常検出回路をさらに備えたので、異常が発生した場合には速やかに異常を検出しDCファンヘの電力供給を停止させることが可能となる。
【0028】
また、前記電圧バランス回路は、前記直流電源の電源電圧をDCファンの直列個数分均等に分圧するための複数の分圧抵抗を備えると共に、前記電圧駆動型能動素子は、直列接続された各DCファンの接続点にN型MOSFETとP型MOSFETの対が接続されると共に、N型MOSFETとP型MOSFETの制御電極が共通接続され、かつ当該制御電極が複数の分圧抵抗の各分圧点に接続されて各DCファンに印加される電圧のアンバランス分を補償するようにしたので、低電圧の適当な直流電源がなく、低電圧のDCファンを複数個直列接続して駆動しなければならないときに、DCファンを破損させることなく回転させることができる、安価で、信頼性が高く、且つ省エネルギーに貢献できるDCファン駆動回路を得ることができる。
【0029】
さらに、前記異常検出回路は、N型MOSFETとP型MOSFETの接続構成に対応して備えられ、出力端子がワイヤードOR接続され、各FETがそれぞれ導通して所定の電流以上流れている期間だけONするフォトカプラを備え、このワイヤードOR接続されたフォトカプラの出力に基づいてDCファンの異常状態を検出するようにしたので、安価な構成で、異常が発生した場合には速やかに異常を検出しDCファンヘの電力供給を停止させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるDCファン駆動回路を示す回路図である。
【図2】 図1の動作を示す波形図である。
【図3】 図1の電圧バランス回路及び異常検出回路の詳細を示す回路図である。
【図4】 図3の動作を説明する波形図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態例を示すDCファン駆動回路の回路図である。
【図6】 従来のDCファン駆動回路を示す回路図である。
【図7】 従来の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 直流電源、4a,4b,4c DCファン、5a、5b 電圧バランス回路、12a,12b,12c,12d MOSFET、10a,10b フォトカプラ、11a,11b,11c 分圧抵抗。

Claims (1)

  1. 直流電源に直列接続されて該直流電源から電源電圧が供給されて駆動する複数のDCファンと、
    直列接続された各DCファンの両端に印加される電圧を当該DCファンの許容印加電圧以下に抑制して所定の電圧にそれぞれバランスするための複数の半導体スイッチとして電圧駆動型能動素子を用い、前記直流電源の電源電圧をDCファンの直列個数分均等に分圧するための複数の分圧抵抗を備えると共に、前記電圧駆動型能動素子は、直列接続された各DCファンの接続点に、ソースとソース、制御電極と制御電極がそれぞれ接続され、且つソースラインに電流検出用抵抗がそれぞれ挿入されたN型MOSFETとP型MOSFETの対を構成し、前記N型MOSFETとP型MOSFETの制御電極が共通接続され、かつ前記共通の制御電極が前記複数の分圧抵抗の各分圧点に接続されて前記各DCファンに印加される電圧のアンバランス分を補償する電圧バランス回路と、
    前記ソースラインに電流検出用抵抗がそれぞれ挿入されたN型MOSFETとP型MOSFETの対の接続構成に対して、エミッタ同士が接続されると共に、エミッタ同士の接続点が前記N型MOSFETとP型MOSFETの前記ソースラインにそれぞれ挿入された前記電流検出用抵抗同士の接続点に接続され、かつベースが抵抗を介して前記N型MOSFETとP型MOSFETのソースにそれぞれ接続されたNPN型トランジスタとPNP型トランジスタと、アノードが抵抗を介して前記N型MOSFETのドレインに接続されたフォトダイオードを有する第1のフォトカプラとアノードが前記PNP型トランジスタのコレクタに接続され、かつカソードが抵抗を介して前記P型MOSFETのドレインに接続されたフォトダイオードを有する第2のフォトカプラとの接続構成を備えると共に、前記第1と第2のフォトカプラのフォトトランジスタのコレクタ同士が接続されることで出力端子がワイヤードOR接続され、前記各MOSFETがそれぞれ導通して前記電流検出用抵抗に電流が流れ、前記電流検出用抵抗の電圧降下が所定のスレショルド電圧以上になると導通する前記NPN型トランジスタとPNP型トランジスタに接続された前記第1と第2のフォトカプラがONし、ワイヤードOR接続された前記第1と第2のフォトカプラの出力に基づいて前記DCファンの回転拘束及び未接続等による異常状態を検出する異常検出回路と
    を備えたDCファン駆動回路。
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