JPS639274A - 部分変倍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明はビームを感光体εこ主走査及び副走査すること
によ杓、デジタル信号に変換された画像データを感光体
に書き込み、作像プロセスを経て記録紙に顕画像を得る
デジタルコピーシステムに関し、特にその変倍処理装置
に係るものである。

（従来技術） 従来、主走査方向の変倍（横変倍）処理はデータの間引
き、補間等で行われており、その方法によって様々な変
倍処理が行われていた。

例えば画像データをメモリに書き込んだり、メモリから
読み出したりする際、データを飛ばして書き込んだり（
縮小）、同ｊ：／データを２度読み出したり（拡大）す
るものである。さらに具体的に言うと、１／２に縮小す
る場合、メモリにはデータをひとつおきに書き込む。ま
た２倍に拡大する場合、すべてのデータをそのま、まメ
モリに書き込み、読み出すときに、同じデータを２度ず
つ読み出すものである。

しかしこの場合、１枚のコピー中、・一様な変倍率にし
か変倍できなか、つた。そのため、原稿中ある部分だけ
拡大、または縮小するという作業は簡増にはできず、い
ったん変倍したコピーを作り、切り張りするか、編集機
能牽用いて挿入したり、削除するという複雑な作業を要
した。　　。

（目的） 本発明はこの様な従来例の欠点を解消し、デジタルコピ
ーシステムにおいて、同一画面内で主走査方向に任意の
区間のみの倍率を可変とすることで、画像内の一部分だ
け、拡大したり、縮小したりすることができる部分変倍
装置を提供することを目的とする。

（構成） この目的のため本発明は、主走査方向の変倍処理回路を
設け、指定領域内でこの変倍処理回路を作動させるよう
にしたものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本システムのブロック図である。

ＣＣＤ　（固体撮像素子）１ｏ１で原稿のデータが読み
込まれ、Ａ／Ｄ変換器１０２でアナログ信号をデジタル
信号に換える。デジタル信号に変換された画像データは
、変倍処理回路１０３により指定倍率時のデータに換え
られ、補正回路１０６、階調処理回路１０７を経て、２
値によるレーザのＯＮ、ＯＦＦ信号に換えられる。

この際、領域指定装置＋０４にょｊＱ変倍する領域並び
に変倍率を指定するとＩ１０ボート１１１からバス１１
６を介してこのデータがＣＰ［Ｊｌ］２に伝えられる。

ＣＰＩＪ１１２は領域設定回路１０５に、領域指定回路
１０４で指定された入力クロック数並びに変倍率を設定
する。領域設定回路１０５は設定されたクロック値にな
ると、変倍処理回路１０３の変倍率を変化させる。毎ラ
イン共に、領域設定回路＋０５に設定されたクロック値
になると、設定された変倍率の処理に変える。これによ
って、主走査方向に関して任意の区間を指定の倍率に出
力することができる。これにより、第２図におけるａの
様な図形を一部分だけ主走査方向に拡大した図形すにし
たい時、領域と倍率を指定するだけで実現できる。

第３図は本システムの外観図である。２０１はｘｙ座標
により、点及び領域を指定する装Ｗ（第１図の領域指定
装置１０４に対応）であり、２゜２は領域指定板２０１
上の点を押圧することでＸｙ座標上の点を指定するペン
装置であり、２０３ε才原稿を読み込むスキャナーであ
る。２０４はプロッターであり、スキャナー２０３で読
み込まれたデータを出力する装置である。またスキャナ
ー２０３は操作部を有しており、変倍率、その領域設定
、その他の情報の入力、表示を行う。

点Ａは原稿の基準点であり、主走査、副走査の開始点に
対応しており、ｘｙ座標における原点である。

操作に際しては、変倍率をスキャナー２０３の操作部に
おいて設定し、倍率を変える主走査方向の領域を領域指
定板２０１によって設定する。設定方法は領域指定板２
０１上に原稿を載せ、点Ａを基準点とし、部分の変倍率
を指定した後、領域を示す２点を指定する。この操作を
繰り返すことで複数領域の倍率を変化させることができ
る。

第２図を例にとった場合、仮にＢＣ間を２倍にするなら
ば部分倍率２倍を指定し、領域指定板２０１、ペン２０
２の領域指定装置によって点Ｂ。

点Ｃを指定する。点Ｂ、Ｃの座標により、点Ａから点Ｂ
までの出力クロック数、並びに点Ｂから点Ｃまでのクロ
ック数を決定し、第１図における領域設定回路１０５に
設定される。領域設定回路１０５はカウンターを有して
おり、変倍処理回路１０３で変倍処理され作成された出
力データ数が、領域設定回路１０５に設定されたクロッ
ク数になると、指定された変倍率の処理を変倍処理回路
１０３が行う。この実施例の場合、点Ｂを示すクロック
数になるまでば等焙処理を行い、Ｂを示すクロック数に
なったら２倍の処理にする。そして点Ｃを示すクロック
数になったら等焙処理に戻す。

次のライン初めの信号で領域設定回路１０５のカウンタ
ーを初期化する。これを各ラインで繰り返すことで、主
走査方向の部分倍率を変化させる。

ここで、出力のクロックと出力データは１対１に対応し
ているとする。また領域指定板２０１によって指定され
る点、領域は部分変倍以外の編集機能にも用いる。

従来のデジタルコピーシステムでは、原稿の倍率を変化
させてコピーする際、主走査方向と副走査方向で倍率は
独立に設定することができるために、通常の変倍の他に
主走査方向のみ拡大されたり、副走査方向のみ縮小した
りなどの歪んだ画像を出力できるが、本システムはこの
機能の他に、この様に主走査方向に関して任意の区間で
倍率を変化させることを可能にしたものである。

（効果） 本発明は以上ｉホベたｉｌｌ幻のものであり、本発明に
よれば、主走査方向に関して任意の区間で倍率を変化さ
せることができるために、原稿中の一部分のみ倍率を変
化さゼてみたい時、合成コピー等の操作をしないで部分
変倍が行える。これにより、デザイン設計等で、部分の
大きさを変えたいもののイメージをつかんだりするのが
簡単に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシステムのブロック図、第２図は
同、変倍状態の画像を示す図、第３図は同、デジタルコ
ピーシステムの外観図である。 １０３・・・変倍処理回路、１０４・・・（２０１，２
０２）・・・領域指定装置、１０５・・・領域設定回路
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ビームを感光体に主走査及び副走査することにより、デ
   ジタル信号に変換された画像データを感光体に書き込み
   、作像プロセスを経て記録紙に顕画像を得るデジタルコ
   ピーシステムにおいて、原稿に対する読み込みデータか
   ら、主走査方向に変倍したデータを作り出す変倍処理回
   路と、原稿中の点、領域を指定する装置と、指定された
   領域になると入力された変倍率の処理に切り換える回路
   とを有する部分変倍装置。