JPH02239957A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH02239957A
JPH02239957A JP1060672A JP6067289A JPH02239957A JP H02239957 A JPH02239957 A JP H02239957A JP 1060672 A JP1060672 A JP 1060672A JP 6067289 A JP6067289 A JP 6067289A JP H02239957 A JPH02239957 A JP H02239957A
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JP1060672A
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English (en)
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Tadahiko Ikegaya
池ケ谷 忠彦
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ファクシミリ装置で受信した画像とイメージ
センサで読み込んだ画像を編集する場合のように、解像
度の異なる画像の編集を行う画像編集装置に関する。
「従来の技術」 1次元イメージセンサを備えた複写機では、各種の原稿
を読み取ってこれらの画像情報をメモリに格納しておく
ことで、これらの画像情報を組み合わせて新しい画像情
報に編集することができる。
画像編集に際しては、そのうちの幾つかの画像情報の縮
倍率を変更して他の画像情報と合成する場合がある。
例えば第12図に示すように三角形の図形11を含んだ
画像情報12と円の図形13を含んだ画像情報l4があ
るものとする。三角形の図形11の部分を切り出して画
像情報14に合成するとき、破線で示した三角形の図形
15のようにそのサイズを変更して合成を行うような場
合がそれである。
このような場合、オペレータは画像情報12から三角形
の図形11を切り出し、これを縦方向および横方向に拡
大または縮小する倍率を指定する。
そして、次にその図形11の転記先を指定すれば、所望
の縮倍率に設定された図形15が画像情報14に転記さ
れることになる。
以上、複写機について説明したが、ワークステーション
等でも同様にして画像の縮倍率を変更しながら複数の画
像の編集を行うことができる。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、以上の説明は同一の読取機構を使用して得ら
れた画像情報の編集に当てはまるものである。異なった
情報源から得られた画像情報を合成する場合には、画像
情報の合成を行うと画像のサイズが変わってしまうとい
う現象を生じる場合がある。例えば第12図に示した例
で説明すると、縦横2倍の拡大を指定したのに、第13
図に示すように三角形の図形11が等倍の図形として転
記されたり、あるいは等倍として指定したのに第14図
に示すように拡大された図形として転記されるような場
合が生じる。
第15図は、第13図に示した例についての原因を説明
するためのものである。
この第15図で画像情報21はA本/ m mの解像度
で格納した画像情報(ここでAは任意の整数)であるも
のとする。これを2A本/ m mの解像度の画像情報
の領域にそのまま移したとすると、単位面積当たりの画
素数が倍になるので、移動後の画像情報22のサイズは
縦横共に元の画像情報21の半分のサイズとなってしま
う。したがって、これを縦横共に2倍に拡大すると、画
素数が4倍に増加する結果、画像情報23となり、その
サイズは元の画像情報21と同一となる。
第14図に示した例も同様に説明することができる。す
なわち、解像度2Aの画像情報を解像度Aの画像情報の
場所に等倍で移動させれば、その画像情報の占めるサイ
ズは縦横共に2倍に拡大してしまう。
以上単純な例を説明したが、装置のオペレータは画像情
報の編集を行う際にそれぞれの画像の解像度を知ったり
判別することは事実上困難である。
この結果として、予期しない編集結果が得られる場合が
あり、この場合には編集作業を再度行おうとしても、適
切な倍率が分からず、編集作業を進行させることが困難
であった。
そこで本発明の目的は、解像度の異なった画像情報の間
でも画像の編集をオペレータのイメージした通りの倍率
で行うことのできる画像編集装置を提供することにある
「課題を解決するための手段」 本発明では、第1図に原理的に示したように、画像を蓄
積する画像蓄積メモリ24と、この画像蓄積メモリ24
に蓄積されるそれぞれの画像に対応させてこれらの解像
度を記憶する解像度記憶手段25と、複数の画像を合成
する画像合成手段26と、この画像合成手段26によっ
て合成する画像についてその解像度が合成先の画像の解
像度と同一であるとの仮定のもとで合成時の倍率を設定
する倍率設定手段27と、この倍率設定手段27によっ
て設定した倍率と合成先の画像の解像度に対する合成す
る画像の解像度との関係から、合成先の画像の各画素に
対応する合成する画像の合成後の画素の数の比を求める
倍率演算手段28とを画像編集装置に具備させる。
すなわち、本発明では解像度が異なる画像間でも解像度
が同一のものとして倍率設定手段27で倍率の指定を行
わせ、解像度記憶手段25に画像ごとに記憶されたそれ
らの解像度と倍率設定手段27で指定した倍率との関係
から、編集先に対する実際の倍率を倍率演算手段28で
演算する。
「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の画像編集装置を適用した画像処理装置
の外観を表わしたものである。
この画像処理装置は装置本体31の上部に画像編集部3
2を備えている。画像編集部32には、その上面に比較
的広い面積を占めて、座標指定を行うための装置として
のデジタイザ33が配置されている。オペレータは、画
像の部分的な切り出し等を行う場合には、ここに原稿を
上向きにセットし、図示しないペンを用いて処理すべき
領域の要所を指定する。このとき、デジタイザ33はー
゜ンの押圧を検知して抑圧箇所の座標を判別する。
画像処理装置は、これを基にして処理すべき領域を言忍
識することになる。
図でデジタイザ33の右側には画像人力を行うためのス
キャナ34が配置されている。スキャナ34は、その内
部に1次元イメージセンサと用紙搬送機構を備えている
。そして、スキャナ34に隣接して配置されたトレイ3
5にセットされた原稿(図示せず)をその内部に搬入し
て、1次元イメージセンサにより画像の読み取りを行う
ようになっている。イメージセンサを通過した読み取り
の緒了した原稿部.分は、デジタイザ33方向に押し出
される。図でデジタイザ33の手前には操作パネル36
が配置されている。操作パネル36には、各種キーや表
示部が配置されている。
一方、装置本体31の内部には、レーザプリンタや、こ
の画像処理装置の電源および制御基板が配置されている
。また、装置本体31の後部には電話回線37が接続さ
れており、回線を通じて図示しない他の装置と画像情報
の送受を行うことができるようになっている。
第3図は、この画像処理装置の回路構成の概要を表わし
たものである。
この画像処理装置は、装置全体の制御と通信制御を担当
する制御部41を備えている。この制御部41は、CP
U (中央処理装置)42を備えている。このCPU4
2は、図示しない内部バスによってROM43、RAM
44およびモデム(MODEM)4 5と接続されてい
る。
ここでROM4 3は、図示しない人出力ポートを介し
てこの制御部41に接続されたデジクイザ33や操作パ
ネル36の制御を行うためのプログラムや、その他、こ
の制御部の制御に関するプログラムを格納したリード・
オンリ・メモリである。
RAM44は、CPU4 2が各種制御を行う上で必要
なデータを一時的に格納するためのランダム・アクセス
・メモリである。モデム45は、網制御装置(NCU)
46と接続されている。網制御装置46は回線37に接
続され、公衆通信網の図示しない交換機の起動、復旧、
選択信号の送出の送出、呼出信号の検出等データ通信に
必要な機能を実現する。モデム45はデータの送受信を
行うための変調器や復調器を備えている。
制御部41はンステムバス48を介して、蓄積メモリ5
1、解像度テーブル52および処理部53と接続されて
いる。ここで蓄積メモリ51は、ビン}対応の画像から
冗長度を除去して圧縮した画像データを格納するメモリ
である。また、解像度テーブル52は、蓄積メモIJ 
5 1に格納されたそれぞれの画像データに対する解像
度を書き込んだテーブルである。
処理部53は、独自のCPU54を備えており、図示し
ない内部バスよってROM55、RAM56、拡大縮小
回路57および圧縮伸長回路58と接続されている。ま
た、処理メモリ59を介してスキャナ34およびレーザ
プリンタ6lと接続されている。
ここでROM55は、この処理部53内での各部の制御
を行うプログラムを格納しており、RAM56はこの制
御に必要なデータを一時的に格納する。拡大縮小回路5
7は、画像の拡大や縮小を行うための処理を行う回路で
ある。処理メモリ59は、圧縮されていない状態の画像
データを格納するメモリである。圧縮伸長回路58は処
理メモリ59に格納されている圧縮前のデータを圧縮し
て蓄積メモリ51に格納する画像データに変換したり、
蓄積メモリ51に格納されている画像データを伸長して
処理メモリ59に格納する画像データに変換するための
回路である。
第4図は、以上のような構成の画像処理装置の動作の概
要を表わしたものである。すなわち、この装置の制御部
44内のCPU4 2はコピー指示が行われるか(ステ
ップ■)、プリント指示が行われるかくステップ■)、
通信指示が行われるかくステップ■)あるいは編集指示
が行われるか(ステップ■)を監視している。そして、
コピー指示が行われた場合にはくステップ■;Y)、次
に説明するよう!ごスキャナ34を使用して原稿のコピ
ー処理を行う(ステップ■)。また、プリント指示が行
われた場合には(ステップ■;Y)、後に説明するよう
に一度蓄積した画像データや外部の装置から受信した画
像情報についてプリント処理が行われる(ステップ■)
。通信指示が行われた場合にはくステップ■;Y)、後
に説明する送信あるいは受信に関する通信処理が行われ
(ステップ■)、編集指示が行われた場合には(スデノ
プ■;Y)、後に説明する画像情報の転記等の編集処理
が行われる(ステップ■)。
第5図は、コピー処理の概要を表わしたものである。コ
ピー指示が行われると、スキャナ34が起動される(第
5図ステノプ■)。そして、トレイ35にセットされた
原稿が搬送されて1次元イメージセンサの上を通過し、
lラインごとに画像情報の読み取りが行われる。読み取
られた画像情報は、処理メモリ59に転送されろ(ステ
ップ■)。この後、レーザプリンタ61の起動が行われ
(ステップ■)、処理メモリ59からレーザプリンタ6
1に画像データの転送が行われる(ステップ■)。画像
データの転送が1ページ分行われると(ステップ■)、
レーザプリンタ61内の図示しない感光体ドラムに対す
るレーザビームの照射が開始され、静電潜像の形成が行
われる。静電潜像は同じく図示しない現像装置によって
現像され、トナー像が形成される。トナー像;ま図示し
ない記録用紙に転写され、定着されて記録用紙に対する
画像のコピーが終了する(ステノプ■)。
第6図は、プリント処理の概要を表わしたものである。
プリントする画像情報を指定した後にプリント指示が行
われると、蓄積メモリ51から該当する画像データの1
ページ分が処理部53に送られ、圧縮伸長回路58で伸
長された後、処理メモリ59に格納される(ステップ■
)。このようにしてプリントする画像情報の準備が終了
したら、レーザプリンタ61が起動される(ステップ■
)。
そして、処理メモリ59からレーザプリンタ61に対し
てデータの転送が1ページ分行われる(ステップ■、■
)。この後、レーザプリンタ61内の感光体ドラムに対
するレーザビームの照射が開始され、静電潜像の形成が
行われる。静電潜像は現像装置によって現像され、トナ
ー像が記録用紙に転写され、定着されて1ページ分の画
像のコピーが終了する(ステップ■)。
この状態でCPU4 2は続ページが存在するかを判別
し(ステップ■)、存在しなければ(N)、プリント動
作を終了させる。存在する場合には(Y)、ステップ■
に戻って続ページの存在する限り、プリント動作を繰り
返し行うことになる(ステップ■〜■)。
第7図は、通信処理のうちの画像データの送信処理の概
要を表わしたものである。画像データの送信が行われる
場合、送信する原稿の読み込みがすでに終了しているか
どうかが判別される(第7図ステップ■〉。読み込みが
まだ行われていない場合には(N)、スキャナ34の起
動が行われる(ステップ■)。そして、第5図で説明し
たコピー処理の場合と同様に原稿の読み取りが開始され
、読み取られた画像データは処理メモリ59に格納され
る(ステップ■)。そして、今度は処理メモリ59から
画像データの読み出しが行われ、圧縮伸長回路58で圧
縮されて蓄積メモIJ 5 1に格納される(ステップ
■)。
このようにして1ページ分の原稿の画像情報が蓄積メモ
IJ 5 1に格納されたら、次に送信するページがあ
るかどうかが判別される(ステップ■)。
続ページがあれば(Y)、ステップ■に戻って次の原稿
に対して画像情報の読み取りと、圧縮処理および圧縮後
の画像情報の格納が行われる(ステップ■〜■)。この
ようにして、続ページが存在する間、同様の処理が行わ
れる。
送信しようとする原稿の読み取りが全部終了した場合(
ステップ■;N)、あるいはステップ■で送信を指定し
た原稿がすでに蓄積メモリ51内に格納されていた場合
には(Y)、網制御装置46が起動される(ステップ■
)。そして、蓄積メモリ51に蓄積された圧縮後の画像
情報が順次モデム45に送られ、ここで変調された後に
回線37に送り出されることになる(ステップ■)。
第8図は、通信処理のうちの画像データの受信の際の処
理の概要を表わしたものである。図示しない他の装置が
この画像処理装置をダイヤルし、交換機かろ呼出信号が
送出されてくると、網制御装置46が起動される(第8
図ステノプ■)。そして、画像データの受信が開始され
ると、モデム45で復調された画像データはその圧縮さ
れた状態で蓄積メモリ51に転送される(ステップ■)
このとき、その画像情報の解像度が解像度テーブル52
に格納される。これは、後にこの受信した画像データを
使用して画像の編集を行う場合があり、このときに所望
の倍率を実現するために、解像度に関するデータが必要
になってくるからである。
第9図は、編集処理のうち解像度の変更処理の様子を表
わしたものである。オペレータがこの画像処理装置を画
像データの編集モードに設定し、編集のために転記する
画像の指定を行うと、CPU4 2は転記を行おうとし
ている画像が蓄積メモリ51に格納されているかどうか
の判別を行う(第9図ステノプ■)。そして、蓄積メモ
リ51に格納されている画像データを基にして転記が行
われる場合には(Y)、蓄積メモリ51から圧縮されて
いる画像データを読み出し、圧縮伸長回路58によって
これを伸長して処理メモリ59に格納する(ステップ■
)。これに対して、蓄積メモリ51に画像情報の蓄積が
行われていない場合には(ステップ■;N)、スキャナ
34を使用して原稿の読み込みを行う(ステップ■)。
以上のようにして転記の対象となる原稿の画像情報が処
理メモリ59に格納されたら、処理メモリ59から転記
ずる領域1の切り出しを行う(ステップ■)。
第10図は領域】の切り出しを行うための領域の指定方
法の一例を示したものである。同図八に示すように領域
1が矩形である場合には、その対角線上の2点71、7
2を指定することで、切り出す領域1の範囲を指定する
ことができる。また、同図已に示すように領域】が円形
である場合には、その中心73と外周上の1点74を指
定することで切り出す領域1の範囲を指定することがで
きる。
多角形の場合には、それぞれの頂点を指定することで、
切り出しが可能である。
このような切り出す領域の指定は、次のようにして行う
(イ)手元にある原稿の画像情報を切り出す場合には、
この原稿の画像情報が記された面を上向きにして、デジ
タイザ33上に載置する。そして、切り出す領域を特定
するための点をペン等で押圧する。
(口)手元にない原稿の画像情報を切り出す場合には、
前記したプリント処理を行って蓄積メモリ51に格納さ
れている所望の画像情報を記録した記録用紙を得る。次
にこの記録用紙をデジタイザ33上に載置し、前記した
原稿と同様にして所望の画像情報を切り出すために各点
の指定作業を行う。
第9図に戻って説明を続ける。
ステップ■で領域1の切り出しを行ったら、その部分の
画像情報が圧縮伸長回路58で圧縮され、蓄積メモリ5
1に蓄積される(ステップ■)。このとき、この圧縮し
た画像データの解像度が解像度テーブル52に登録され
る(ステップ■)。この際、受信した画像情報の場合に
は、第8図のステップ■て説明したように解像度テーブ
ルに書き込んだ解像度がその画像情報の解像度として書
き込まれる。これに対して、スキャナ34から人力した
画像情報の場合には、このスキャナ34固有の解像度が
その画像情報の解像度として登録される。
以上のような領域1の切り出しは、切り出す領域が複数
ある場合には、それぞれに対して同様の作業が繰り返さ
れる(ステップ■)。
このようにして転記を行う側の画像情報の処理が行われ
たら、今度は転記される側の原稿が画像処理装置に蓄積
されているかどうかのチェソクが行われる(ステップ■
)。そして、蓄積メモリ51に該当する画像情報が蓄積
されている場合には(Y)、ここから画像データを読み
多芯光コネクタ回路58によってこれを伸長して処理メ
モリ59に格納する(ステップ■)。これに対して、蓄
積メモリ51に画像情報の蓄積が行われていない場合に
は(ステップ■;N)、スキャナ34を使用して原稿の
読み込みが行われる(ステノプ■)。いずれの場合にも
、この転記先の画像情報の解像度がRAM56の所定の
領域に割り当てられた第1のレジスクに登録される(ス
テソプ■)。
次に、領域1の解像度がこのRAM56の他の所定の領
域に割り当てられた第2のレジスタに登録される(ステ
ップ0)。また、オペレータが転記する画像の縮倍率と
して指定した倍率が、RAM56の更に他の所定の領域
に割り当てられた倍率用レジスタに登録される(ステッ
プ0)。
ここで、オペレータの指定した縮倍率とは、転記する画
像情報も転記先の画像情報も共に解像度が同一のものと
無条件で仮定した場合の縮倍率である。換言すれば、こ
の場合の縮倍率とは、転記する画像情報と転記先の画像
情報を共にレーザプリンタ61で出力して、それらの現
実のサイズとの関係で決定する倍率をいう。
このようにして3つのレジスタにデータが登録されたら
、転記する画像情報について実際に必要な倍率Mが演算
される(ステップ0)。このための演算式は、次の(1
)式のようになる。
M一(倍率用レジスタの内容)×(第1のレジスクの内
容)÷(第2のレジスクの内容)・・・・・・(1) 例えば転記する画像情報の解像度が4本/ m mであ
るものとし、転記先の画像情報の解像度が8本/ m 
mであるものとする。転記する画像情報を縦横共に2倍
に拡大して転記するものとすると、倍率Mは次の(2)
式のようになる。
M= 2 X 8÷4−4      ・・・・・・(
2)すなわち、1ドットの画像信号を縦方向にも横方向
にも4ドットに拡大すると、転記先において2倍に拡大
された画像が得られる。これは、先の第15図で説明し
たところから明らかである。
このようにして転記する領域1の倍率の計算が行われた
ら、蓄積メモリ51からこの領域1の読み出しが行われ
る(ステップ[相])。そして、拡大縮小回路57で倍
率Mの拡大または縮小が行われることになる(ステップ
■)。
第11図は、この実施例で用いられる拡大縮小回路の構
成を表わしたものである。拡大縮小回路57は、転送さ
れてきたパラレルな画像情報81をシリアルな画像情報
82に変換するためのパラレルシリアル変換回路83を
備えている。パラレルシリアル変換回路83で変換され
た画像情報82は、周波数f1 のシリアル転送クロソ
ク84によってmビットンフトレジスタ85に供給され
る。mビットシフトレジスク85では、これを周波数f
2のシフト用クロノク86で取り込む。したがって、周
波数f2 を周波数f1  よりも高く設定しておけば
、ライン方向における画像の拡大が行われる。前記した
(2)式に示した例の場合では、周波数f2 を4f,
 に設定しておけばよい。
一般には、ライン方向の倍率M1 は次の(3)式で表
わすことができる。
M.=f2/f+         ・・・・・・(3
)このようにしてライン方向に倍率にそった画素数の変
換処理が行われた画像情報87は、mビ.ントラッチ8
8にパラレルデータとして供給される。
mビットラッチ88は、周波数f3 の単発パルス89
でトリガされるようになっている。mビ,トラッチ88
のラッチ出力91は、mビットシフトレジスク92に供
給される。このmビントシフトレジスク92には、周波
数f4 の全ピットラッチ用クロソク93が供給されて
おり、ラッチ出力91を所定の回数だけ取り込む。例え
ば周波数f,が周波数f3 の4倍であれば、1つのラ
ッチ出力91がmビットシフトレジスタ92に4回取り
込まれることになる。取り込まれたラッチ出力91は、
これよりも十分早い周波数f5 のシリアル転送クロツ
ク94によって転送され、シリアル画像情報95として
シリアルパラレル変換回路96に供給される。シリアル
パラレル変換回路96では、これをパラレルデータに変
換し、パラレルな画像情報97として出力する。
したがって、ライン方向と直交する方向の倍率M2 は
、一般に次の(4)式で表わすことができる。
M2  = f 4 / f 3         ・
・・・・・(3)第9図に戻って説明を続ける。
ステップ[相]で拡大縮小回路57を用いてM倍した画
像情報は、処理メモリ59に転送され、ここに格納され
る(ステップ0)。このようにして、1つの領域】につ
いての倍率変更の処理が行われたら、処理すべき他の領
域lがある限り、同様の処理が繰り返される(ステップ
○)。
転記する領域lの処理がすべて終了したら(ステップ[
相];Y)、処理メモリ59に一旦格納したピント対応
の画像情報を圧縮伸長回路58で圧縮し、蓄積メモリ5
1に蓄積する(ステップ[相])。
このとき、解像度の変更が行われたので、転記先の解像
度がこの画像情報に対応するものとして解像度テーブル
52に格納される(ステップ[相])。
以上のようにして転記する画像情報について解像度の変
更作業が終了したら、この画像情報が転記先の画像情報
と共に必要に応じて処理メモリ59上に展開され、編集
が行われることになる。
編集後の画像情報はレーザプリンタ61で記録されたり
、圧縮された後、他の装置に伝送されることになる。
以上説明した実施例では、レーザプリンタで記録する画
像情報の編集について説明したが、これに限らず解像度
の異なる画像情報の合成について本発明を一般に適用す
ることができることは当然である。また実施例ではライ
ン方向とこれに直交する方向(主走査方向と副走査方向
)の縮倍率を同一に設定したが、これを異なった倍率に
設定してもよいことは当然である。更に実施例では画像
を拡大する場合について説明したが、縮小する場合も同
様の原理で行うことができる。また解像度の異なった画
像間で等倍で編集処理を行うときにも本発明を同様に適
用することができる。
「発明の効果」 このように本発明によれば、オペレータが合成するそれ
ぞれの画像の解像度について一々意識することなく、単
純にそれらの表示される大きさの変化だけを認識して縮
倍率を設定すれば、所望の大きさの画像として編集する
ことができ、異なった解像度の画像の編集が迅速かつ容
易となり、また装置に不慣れな者であっても間違いなく
編集作業を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的な構成を示すブロック図、第2
図〜第11図は本発明の一実施例を説明するためのもの
で、このうち第2図は本発明の画像編集装置を適用した
画像処理装置の外観を表わした斜視図、第3図は画像処
理装置の回路構成の概要を表わしたブロック図、第4図
は画像処理装置の動作の概要を表わした流れ図、第5図
はコピー処理の概要を表わした流れ図、第6図はプリン
ト処理の概要を表わした流れ図、第7図は画像データの
送信処理の概要を表わした流れ図、第8図は画像データ
の受信の際の処理の概要を表わした流れ図、第9図は編
集処理のうち解像度の変更処理の様子を表わした流れ図
、第10図は領域1の切り出しを行うための領域の指定
方法の一例を示したもので、同図Aは矩形の指定方法を
示す説明図、同図Bと円形の指定方法を示す説明図、第
11図は拡大縮小回路の構成を表わしたブロック図、第
12図は画像情報の合成の一例を示す説明図、第13図
は従来における倍率が狂って転記される例で三角形が拡
大指定にも係わらす等倍として転記される例を示す平面
図、第14図は従来における倍率が狂って転記される他
の例で三角形が等倍指定にも係わらず拡大されて転記さ
れる例を示す平面図、第15図は第13図に示した例に
ついてその原因を示した説明図である。 24・・・・・・画像蓄積メモリ、 25・・・・・・解像度記憶手段、 26・・・・画像合成手段、27・・・・・・倍率設定
手段、28・・・・・・倍率演算手段、31・・・・・
・装置本体、32・・・・・・画像編集部、33・・・
・・・デジクイザ、34・・・・・・スキャナ、36・
・・・・操作パネル、41・・・・・・制御部、42、
54・・・・・CPU、43、55・・・・・・ROM
,44、56・・・・・・RAM,51・・・・・・蓄
積メモリ、52・・・・・・解像度テーブル、57・・
・・・・拡大縮小回路、58・・・・・・圧縮伸長回路
、59・・・・・・処理メモリ、 83・・・・パラレルシリアル変換回路、85、92・
・・・・・mビットシフトレジスク、88・・・・・・
mヒ゛ントラソチ、 96・・・・・シリアルパラレル変換回路。 出顎人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理士  山内  梅雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像を蓄積する画像蓄積メモリと、 この画像蓄積メモリに蓄積されるそれぞれの画像に対応
    させてこれらの解像度を記憶する解像度記憶手段と、 複数の画像を合成する画像合成手段と、 この画像合成手段によって合成する画像についてその解
    像度が合成先の画像の解像度と同一であるとの仮定のも
    とで合成時の倍率を設定する倍率設定手段と、 この倍率設定手段によって設定した倍率と合成先の画像
    の解像度に対する合成する画像の解像度との関係から、
    合成先の画像の各画素に対応する合成する画像の合成後
    の画素の数の比を求める倍率演算手段 とを具備することを特徴とする画像編集装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729255A (en) * 1994-09-22 1998-03-17 Nikon Corporation Image edit method and apparatus having alarm indication
JP2007166224A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法

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