JP2710635B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2710635B2
JP2710635B2 JP63220628A JP22062888A JP2710635B2 JP 2710635 B2 JP2710635 B2 JP 2710635B2 JP 63220628 A JP63220628 A JP 63220628A JP 22062888 A JP22062888 A JP 22062888A JP 2710635 B2 JP2710635 B2 JP 2710635B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像読取装置に関し、特に、ウインドウの中
に読取条件の異なる複数のセクションを設定することの
できる画像読取装置に関する。
(従来の技術) 今日、ファクシミリ装置、スキャナさらにはデジタル
コピア等の画像読取装置にあっては、その普及に伴って
高機能化が要求されてきている。
この高機能化の要請に答えるものとして、まづ、画像
読取装置の最大読取領域である原稿読取領域内にオペレ
ータの読み取りたい領域をウインドウとして指定できる
ウインドウ機能が出現した。
このウインドウ機能は、第10図に示すように、読取可
能領域X0から画素をカウントしてX1からイネーブル信号
をアクティブにし、X2でイネーブル信号をネガティブに
してウインドウ領域を設定して読み取りを行う。このウ
インドウ領域の設定はX1およびX2の設定をレジスタで行
い、このレジスタの設定値に基づいてイネーブル信号の
生成を行うというハードウエアとして固定された方法に
より行っていた。
さらに、近時、ウインドウ機能だけでなく、ウインド
ウ内にウインドウの読取条件とは異なる読取条件の領域
をセクションとして指定できるセクション指定機能をも
要求されている。
従来のセクション機能は上記のウインドウ機能と同様
な構成によりセクション領域の指定を行っている。すな
わち、セクション領域設定用のレジスタを設け、このレ
ジスタの設定値によりイネーブル信号を生成してセクシ
ョン領域を指定している。そして、セクション領域の指
定を行うと、そのときの読取条件を設定して画像を読み
取り、セクション機能を実行している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の画像読取装置にあっ
ては、セクション機能におけるセクション領域の指定を
レジスタ等を用いてハードウエアとして固定的に行われ
ていたため、ハードウエアが決定されるとセクション数
が一義的に決定される。その結果、セクション数や読取
条件の拡張性が乏しく、セクション機能の拡張性が乏し
いという問題があった。
(発明の目的) そこで、本発明は、セクションを、該セクションの主
走査方向の位置を示すフレークポインタと、次のポイン
タシーケンスの位置を示すシーケンスポインタと、読取
条件を指定するアトリビュートポインタと、の3要素で
定義し、各要素を自由に設定可能なものとすることによ
り、セクション数およびその読取条件の自由度を拡張
し、セクション機能を拡張させることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、最
大読取領域を規定する原稿読取領域内に読み取りたい領
域をウインドウとして指定し、該ウインドウ内の原稿を
主走査および副走査して読み取るとともに、該ウインド
ウ内にウインドウの読取条件とは異なる読取条件で読み
取る領域をセクションとして複数指定可能な画像読取装
置において、前記セクションが、該セクションの主走査
方向の位置を示すブレークポインタと、次のポインタシ
ーケンスの位置を示すシーケンスポインタと、読取条件
を指定するアトリビュートポインタと、の3要素で定義
され、各要素を自由に設定可能なことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、最大読取領域を規定す
る原稿読取領域内に読み取りたい領域をウインドウとし
て指定し、該ウインドウ内の原稿を主走査および副走査
して読み取るとともに、該ウインドウ内にウインドウの
読取条件とは異なる読取条件で読み取る領域をセクショ
ンとして複数指定可能な画像読取装置において、前記セ
クションが、該セクションの主走査方向の位置を示すブ
レークポインタと、次のポインタシーケンスの位置を示
すシーケンスポインタと、読取条件を指定するアトリビ
ュートポインタと、の3要素で定義され、各要素を自由
に設定可能であり、かつ、該アトリビュートポインタで
指定される画像の読取条件を自由に設定可能なことを特
徴とする。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第9図は本発明の一実施例を示す図であり、
スキャナ装置に適用したものである。
第1図において、1はスキャナ装置であり、スキャナ
装置1はその本体2上部に原稿台3が設けられており、
原稿台3はコンタクトガラスで形成されている。本体2
の上部前面には操作部4が設けられており、操作部4に
は各種操作キーが設けられている。本体2には原稿押え
5が取り付けられており、原稿押え5は原稿台3にセッ
トされた原稿を原稿台3に押さえ付ける。
本体2内には原稿台3にセットされた原稿に光を照射
してその反射光を光電変換する光電変換手段、光電変換
手段を副走査方向に移動する副走査手段、光電変換手段
で読み取った画像データを処理する画像処理回路、特
に、本発明に係るセクション処理を行うセクション処理
回路およびスキャナ装置1の各部を制御する制御回路等
が収納されている。
第2図はセクション処理回路を示す図であり、セクシ
ョン処理回路11は、2値化回路12、ポインタメモリ13、
ラッチ14、パターンメモリ15および一致検出回路16等を
備えている。
2値化回路12には前記光電変換手段で読み取られた画
像データが入力されるとともに、パターンメモリ15から
の比較信号が入力されており、2値化回路12は画像デー
タを比較信号に基づいて2値化する。
パターンメモリ15はRAM(Random Access Memory)で
形成されており、第3図に示すように、7つのアトリビ
ュート・ブロックAt0〜At6に分割されている。各アトリ
ビュート・ブロックAt0〜At6は256バイトからなり、各
アトリビュート・ブロックAt0〜At6には画像データの読
取条件、例えば、単純な2値化処理、ディザ処理、ガン
マ補正を加えたディザ処理、灰色マスク処理さらには網
かけ処理等に基づいて画像データを2値化するのに必要
なデータが格納されている。各アトリビュート・ブロッ
クAt0〜At6が256バイトで構成されているのは、8×8
のディザマトリックスのパターンデータを生成するのに
必要だからである。したがって、例えば、単純な白黒2
値化処理であれば同一の比較基準値を256バイト分書い
ておけばよく、濃度を変化させるにはデータの値を変え
ておけばよい。また、ディザパターンがガンマ曲線を変
えたいときには、ガンマ補正後のディザパターンデータ
をアトリビュート・データとして書き込んでおけばよ
い。パターンメモリ15のアトリビュート・ブロックAt0
〜At6の指定はポインタメモリ13からのアトリビュート
選択信号により行われる。この読取条件のデータ(パタ
ーン・データ)は、必要に応じて書き換えることがで
き、外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ等のホ
スト装置)やスキャナ装置1内に別途用意したメモリ等
からダウンロードすることができる。
ポインタメモリ13はRAMにより形成さており、第4図
に示すように、64個のポインタ・ブロックP0〜P63に分
けられている。各ポインタ・ブロックP0〜P63は、第4
図に示すように、4つのセクション・デスクリプト・バ
イト(セクションポインタ)SDB0〜SDB3で形成されてお
り、各セクション・デスクリプト・バイトSDB0〜SDB3
1バイトで形成されている。したがって、各ポインタ・
ブロックP0〜P63は4バイトで形成され、ポインタメモ
リ13は256バイトの容量を有している。セクション・デ
スクリプト・バイトSDB0はアトリビュート・バイト(ア
トリビュート・ポインタ)であり、前記パターンメモリ
15のアトリビュート・ブロックAt0〜At6を指定する。し
たがって、セクション・デスクリプト・バイトSDB0の内
容はアトリビュート選択信号としてパターンメモリ15に
出力され、画像データの読取条件を選定する。セクショ
ン・デスクリプト・バイトSDB1はシーケンス・バイト
(シーケンス・ポインタ)であり、そのセクション・デ
スクリプト・バイトSDB1の所属するポインタ・ブロック
P0〜P63のセクションのブレークポイント(主走査方向
の終端)の次に続くセクションの所属するポインタ・ブ
ロックP0〜P63を指定する。セクション・デスクリプト
・バイトSDB2およびセクション・デスクリプト・バイト
SDB3はブレークポインタであり、そのセクション・デス
クリプト・バイトSDB2、SDB3の所属するセクションのブ
レークポイントを指定する。このセクション・デスクリ
プト・バイトSDB2、SDB3は1ラインの画素数が8000画素
程度のスキャナ装置1にも対応できるようにするため
に、セクション・デスクリプト・バイトSDB2、SDB3の2
バイトを使用しており、その内容はポイント・データと
してラッチ14に出力される。ここで、セクション・デス
クリプト・バイトSDB0〜SDB3をまとめて示すと、以下の
ようになる。
SDB0:アトリビュート・バイト(アトリビュート・ポイ
ンタ) SDB1:シーケンス・バイト(シーケンス・ポインタ) SDB2、SDB3:ブレークポインタ このポインタメモリ13には、一致検出回路16からの一
致信号および図外の制御部からのIPRデータ、ポイント
・データが入力されており、これら一致信号およびIPR
データ、ポイント・データについては後述する。
ラッチ14はポインタメモリ13からのポイント・データ
をラッチして一致検出回路16に出力し、一致検出回路16
はこのポイント・データと図外の制御部から入力される
主走査カウンタ信号とを比較する。主走査カウンタ信号
は制御部の内蔵する主走査カウンタをライン毎に画像デ
ータの主走査方向の画素数をカウントして出力する信号
であり、一致検出回路16はこの主走査カウンタ信号とポ
イント・データが一致すると、一致信号をポインタメモ
リ13に出力する。ポインタメモリ13は一致検出回路16か
ら一致信号が入力されると、前記ポインタ・ブロックP0
〜P63の切り換えを行う。すなわち、セクション・デス
クリプト・バイトSDB1で指定される次のポインタ・ブロ
ックP0〜P63に移行する。
次に作用を説明する。
いま、第5図に示すように、ウインドウW内に2つの
セクションS1,S2を重ね合わせて設定する場合について
説明する。
ウインドウWの領域指定は、原稿台3の全領域を最大
読取可能領域とし、この最大読取可能領域(原稿読取領
域)内において、A4、A5、B5等のサイズ指定や領域の左
上座標と右下座標を指定する座標指定等により行われ
る。また、セクションS1,S2の領域指定は、第5図に示
すように、各セクションS1,S2の左上座標と右下座標を
指定することにより行う。そして、ウインドウWおよび
セクションS1,S2の各読取条件が設定されると、これら
座標情報およびアトリビュート情報に基づいてスキャナ
装置1の制御部がポインタメモリ13内にポインタの展開
を行う。すなわち、いま、ウインドウWが原稿読取領域
の左上角Q0(0,0)より座標(E,E)の点QEまでを指定さ
れ、セクションS1としてQ1(x1,y1)とQ12(x2,y2
が、セクションS2としてQ3(x3,y3)とQ10(x4,y4)が
指定されると、スキャナ装置1の制御部は入力された座
標情報を、第6図に示すように、各ポイントQ0,Q1
Q12,QE毎に全ての座標を読み取り、この座標に基づいて
必要なポイント・データをポインタメモリ13に出力し
て、第7図に示すように、ポインタメモリ13にポインタ
を展開する。すなわち、第7図において、ポインタ構造
図の右側に“0"から“6"まで付してある数字はポインタ
ナンバーを示しており、左側に示してあるポインタ・ブ
ロックのネイムP0〜P63(図示ではP0〜P6)の順位を示
している。各ポインタ・ブロックP0〜P63はそのセクシ
ョン・デスクリプト・バイトSDB0〜SDB3が、第4図に示
したものと同様に、下段よりアトリビュート・バイトSD
B0,シーケンス・バイトSDB1,ブレークポインタSDB2,SDB
3を示している。
操作部4のスタートボタンが押され、原稿の画像の読
み取りが開始されると、制御部から、ポインタメモリ13
にIPRデータ(イニシャル・ポインタ・レジスタ・デー
タ)が入力される。このIPRデータは制御部の内蔵する
カウンタのカウント結果により出力されるものであり、
そのカウンタはウインドウWおよびセクションS1,S2
設定が行われたとき、その設定されたy座標に基づいて
セットされる。したがって、IPRデータは設定されるウ
インドウWおよびセクションS1,S2の副走査方向の位
置、すなわち、y座標の位置を示す。ポインタメモリ13
はこのIPRデータにより処理を行うポインタ・ブロックP
0〜P63が指定され、スタート時、このIPRデータはポイ
ンタ・ブロックP0を指定する。ポインタ・ブロックP0
指定するIPRデータが入力されると、ポインタメモリ13
は指定さたポインタ・ブロックP0のセクション・デスク
リプト・バイトSDB0からの読取条件Aを意味するアトリ
ビュート選択信号をパターンメモリ15に出力し、セクシ
ョン・デスクリプト・バイトSDB2,SDB3からポイント・
データをラッチ14に出力する。パターンメモリ15はアト
リビュート選択信号により指定されたパターンデータを
比較信号として2値化回路12に出力し、2値化回路12は
この比較信号と画像データを比較して、先頭画素の画像
データより2値化処理を開始する。すなわち、ポイント
Q0より読取条件Aにより画像データの2値化処理を開始
し、いま、ポインタ・ブロックP0のセクション・デスク
リプト・バイト(ブレークポインタ)SDB2,SDB3が(MA
X)として設定されているため、ウインドウWの主走査
方向終端であるポイント(O,E)まで処理を行う。この
ポイント(O,E)まで処理が進むと、次のラインに移行
する。IPRデータは第6図にQ01として示すラインまで処
理が進むまで変化せず、副走査方向(y方向)にポイン
トQ0からQ01まで読取条件AでウインドウWの全領域の
処理を行う。
次に、ポイントQ01の1ライン手前まで処理が完了
し、副走査がy1まで進むと、IPRデータが“P1"に切り換
わってポインタメモリ13はポインタ・ブロックP1に基づ
いてパターンメモリ15に読取条件“A"のアトリビュート
選択信号を出力するとともに、“x1"を表示するポイン
ト・データをラッチ14に出力する。したがって、2値化
回路12は読取条件“A"で2値化処理を続行する。いま、
ポインタ・ブロックP1のセクション・デスクリプト・バ
イト(シーケンスバイト)SDB1には“2"が表示されてい
るため、読取条件“A"で主走査方向“x1"まで処理が進
むと、すなわち、ポイント・データと主走査カウンタ信
号が一致して、一致信号が一致検出回路16から入力され
ると、ポインタメモリ13はポインタ・ブロックP1のセク
ション・デスクリプト・バイトSDB1で指定されるポイン
タ・ブロックP2に移って、ポインタ・ブロックP2に基づ
いてパターンメモリ15に読取条件“C"のアトリビュート
選択信号を出力するとともに、“x2"を表示するポイン
ト・データをラッチ14に出力する。したがって、主走査
方向“x1"の位置から読取条件“C"による2値化処理が
開始される。処理が主走査方向“x2"まで進むと、一致
検出回路16から一致信号が出力され、ポインタメモリ13
は一致信号が入力されると、ポインタ・ブロックP2のセ
クション・デスクリプト・バイトSDB1で指定されるポイ
ンタ・ブロックP3に移ってポインタ・ブロックP3で指定
される読取条件“A"のアトリビュート選択信号をパター
ンメモリ15に出力するとともに、“MAX"を表示するポイ
ント・データをラッチ14に出力する。したがって、主走
査方向“x2"の位置からウインドウWの右端“E"まで読
取条件“A"による処理を行う。この処理を副走査方向
“y3"の1ライン手前まで繰り返して行い、副走査がポ
イントQ02である“y3"まで進むと、IPRデータが“P4"に
切り換わる。IPRデータが“P4"に切り換わると、ポイン
タメモリ13はポインタ・ブロックP4に基づいてパターン
メモリ15に読取条件“A"のアトリビュート選択信号を出
力するとともに、“x3"を表示するポイント・データを
ラッチ14に出力する。したがって、2値化回路12は読取
条件“A"により主走査方向“x3"まで2値化処理を行
い、“x3"まで処理が進むと、一致検出回路16から一致
信号がポインタメモリ13に入力されてポインタ・ブロッ
クP4のセクション・デスクリプト・バイトSDB1で指定さ
れるポインタ・ブロックP5に移行する。ポインタメモリ
13はポインタ・ブロックP5で指定される読取条件“B"の
アトリビュート選択信号をパターンメモリ15に出力する
とともに、セクション・デスクリプト・バイトSDB2,SDB
3の“x4"を表示するポイント・データをラッチ14に出力
する。したがって、主走査方向“x3"から“x4"までは読
取条件“B"による2値化処理が行われ、主走査方向
“x4"まで処理が進むと、セクション・デスクリプト・
バイトSDB1の指定するポインタ・ブロックP6に移る。ポ
インタメモリ13はポインタ・ブロックP6のセクション・
デスクリプト・バイトSDB0の指定する読取条件“A"のア
トリビュート選択信号をパターンメモリ15に出力すると
ともに、セクション・デスクリプト・バイトSDB2,SDB3
の“MAX"を表示するポイント・データをラッチ14に出力
する。したがって、主走査方向x4からウインドウWの右
端“E"までは読取条件“A"による処理を行う。この処理
を副走査方向“y4"の1ライン手前まで繰り返して行
い、副走査がポイントQ03である“y4"まで進むと、IPR
データが“P7"に切り換わり、以下、上記ポイントQ01
らポイントQ02までの領域と同様に、ポイントQ03からポ
イントQ04までの領域の処理を行う。さらに、ポイントQ
04まで処理が進むと、ポイントQ0からポイントQ01まで
の領域の処理と同様の処理をポイントQ04からポイントQ
05までの領域について実行する。
このように、各セクションのセクション領域の指定お
よび読取条件をポインタを利用して指定することができ
るため、ハードウエアにより、セクション数が限定され
ることがなく、自由度のあるセクション指定を行うこと
ができる。したがって、セクション数や読取条件を拡張
することができ、セクション機能の拡張性を向上させる
ことができる。また、パターンメモリ15のパターンデー
タをダウンロード可能なものとしたため、読取条件の拡
張性をより一層向上させることができる。
なお、上記実施例においては、セクションとしてウイ
ンドウW内に矩形の2つのセクションS1,S2が重なり合
ったものを採用したが、これに限るものではなく、例え
ば、第8図に示すように、ウインドウW内に大小3つの
セクションS3,S4,S5を1つのセクションS3内にもう1つ
セクションS4が包含され、他のセクションS5がこれら2
つのセクションS3,S4に1部重なり合っているものであ
ってもよく、また、第9図に示すように、斜面を有する
セクションS6であってもよく、さらに、図示しないが、
円形であってもよい。この斜面や円形のセクションはポ
インタメモリ13で形成するポインタ・ブロックP0〜P63
を主走査方向の座標位置が変わるごとに細かく設定する
ことにより可能であるが、これを行うのに、ポインタメ
モリ13としてアキュムレータを用いてポイント・データ
をダイナミックに加減するようにしてもよい。
(効果) 本発明によれば、ハードウエアによりセクション数が
限定されることなく、自由度のあるセクション指定を行
うことができる。したがって、セクション機能を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第9図は本発明の画像読取装置の一実施例を示
す図であり、第1図はその画像読取装置の斜視図、第2
図はそのセクション処理回路の回路ブロック図、第3図
はそのパターンメモリのアトリビュート・ブロックの模
式図、第4図はそのポインタメモリのポインタ構造の模
式図、第5図はそのウインドウ内に設定されるセクショ
ンを示す図、第6図はそのウインドウおよびセクション
の座標やポイントを表示する図、第7図は第6図に対応
するセクションのポインタ構造の模式図、第8、9図は
それぞれセクション設定の他の例を示す図である。 第10図は従来のセクションの指定方式の説明図である。 1……スキャナ装置、 3……原稿台、 11……セクション処理回路、 12……2値化回路、 13……ポインタメモリ、 14……ラッチ、 15……パターンメモリ、 16……一致検出回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最大読取領域を規定する原稿読取領域内に
    読み取りたい領域をウインドウとして指定し、該ウイン
    ドウ内の原稿を主走査および副走査して読み取るととも
    に、該ウインドウ内にウインドウの読取条件とは異なる
    読取条件で読み取る領域をセクションとして複数指定可
    能な画像読取装置において、前記セクションが、該セク
    ションの主走査方向の位置を示すブレークポインタと、
    次のポインタシーケンスの位置を示すシーケンスポイン
    タと、読取条件を指定するアトリビュートポインタと、
    の3要素で定義され、各要素を自由に設定可能なことを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記アトリビュートポインタで指定される
    画像の読取条件を自由に設定可能なことを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
JP63220628A 1988-09-02 1988-09-02 画像読取装置 Expired - Lifetime JP2710635B2 (ja)

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