JPH03189878A - 画像処理装置の編集制御方式 - Google Patents

画像処理装置の編集制御方式

Info

Publication number
JPH03189878A
JPH03189878A JP1330343A JP33034389A JPH03189878A JP H03189878 A JPH03189878 A JP H03189878A JP 1330343 A JP1330343 A JP 1330343A JP 33034389 A JP33034389 A JP 33034389A JP H03189878 A JPH03189878 A JP H03189878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
data
color
coloring
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1330343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2890570B2 (ja
Inventor
Toshitaka Fujima
藤間 敏貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP1330343A priority Critical patent/JP2890570B2/ja
Priority to US07/631,000 priority patent/US5142355A/en
Publication of JPH03189878A publication Critical patent/JPH03189878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2890570B2 publication Critical patent/JP2890570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/40Filling a planar surface by adding surface attributes, e.g. colour or texture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿読み取り色分解信号から各現像色の記録
慣号に変換し現像サイクル毎に当該現像色の記録信号を
選択して記録再生を行うと共に原稿の閉領域内を特定の
パターンや色でぬり潰す機能を備えた画像処理装置のぬ
り絵処理方式に関する。
〔従来の技術〕
最近の画像処理装置では、CCDラインセンサを用いる
ことにより、原稿を色分解信号にしてフルカラーの読取
信号を簡単に取り出すことができる。そこで、この色分
解信号をトナーその他の色材の記録信号に変換し、該記
録信号で駆動されるレーザービームを感光体に照射して
感光体上に潜像を形成し、現像、転写、定着することに
よってカラー原稿を再生することができる。しかも、C
CDラインセンサを用いて得られる色分解信号は、アナ
ログ信号から高階調のデジタル信号に変換することによ
って、デジタル信号での記憶、変換、調整、合成等が自
由に行えるので、多彩な画像編集が可能になる。すなわ
ち、このような技術を利用することによって、カラー複
写機やカラープリンタ、カラーファクシミリ等において
も単にカラー原稿の再現だけでなく、例えばトリム(画
像の抽出)やマスク(画像の消去)は勿論、ロゴの挿入
、色付け、ペイント、色変換、ネガポジ反転、縮小/拡
大その他多彩に編集機能を付加することができる。
例えば円グラフや棒グラフ等では、グラフの中を特定の
色やパターンで分けて表示したり、また、図形原稿等で
は、複雑な図形の識別を容易にするために特定の部分を
色付けして表示することがあり、そのための手法として
、まず、プリスキャンにより原稿の2値化画像データを
取り込んだ後、色付けする領域内の1点を編集点として
指定することによりその編集点を含む閉領域内を指定さ
れた色やパターンにより描画してぬり潰す方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、例えば上記のぬり絵機能では、閉領域内
に文字があった場合、編集点を開始点としてその点を含
む内側のみを描画するため、文字の閉じた線や、さらに
閉領域内に閉じた枠があると、その内側が抜けてしまう
という問題がある。
すなわち、文字「S」の場合には抜けがなく色付けされ
るが、文字「P」や「0」の場合には文字の閉じた線の
内側は色付けが行われず、指定した閉領域内で抜けが生
じてしまうという問題が生じる。これを第24図に基づ
いてさらに具体的に説明する。
色付は処理では、ビットマツプメモリを「0」に初期化
した後、コピースキャンに先立ってプリスキャンを行う
ことによって原稿を読み取り、ビットマツプメモリにそ
の読取情報を描画し、その描画したデータに対して塗り
潰しの処理が行われる。この場合、原稿を読み取ってビ
ットマツプメモリに描画された内容が第241m(a)
の白「0」、黒「1」で表わされるように文字「P」を
矩形の枠で囲んだものであるとする。そこで、このビッ
トマツプメモリの内容に対して*印の画素を編集点とし
て指定すると、まず、ビットマツプメモリに対し、この
編集点を開始点として「1」を境界とし例えばrl」と
異なった値「N」が同図(社)に示すように割当てられ
る。したがって、図示のように文字「P」の閉じた線の
内側の値は、初期値の「0」のままとなっている。この
状態で、コピースキャンを行ってビットマツプメモリの
内容に基づいて画像処理を行うと、同図(e)に示すよ
うに斜線の枠と文字「P」の線との間の領域のみがメツ
シュで示すように色付けされ、文字「P」の閉じた線の
内側は色付けされずに残ってしまう。
上記のような不都合は、文字のみならず閉領域を有する
図形等に対しても発生する。したがって、このような不
都合をなくすには、文字や図形等の閉じた線の内側に対
して漏れなく編集点を指定することが必要となり、編集
点の指定操作が非常に煩雑になる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明の
目的は、1点を編集点として指定することにより、その
閉領域内に存在する閉じた線の内側も漏れることなく色
付けできるようにすることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そのために本
発明は、第1図に示すように、イメージ入力ターミナル
(IIT)1でを読み取り、イメージ処理システム(I
PS)2で原稿読み取り色分解信号から各現像色の記録
信号に変換し現像サイクル毎に当該現像色の記録信号を
選択してイメージ出力ターミナル(IOT)3で記録再
生を行うと共に、イメージ処理システム2に画像データ
処理手段4.6、原稿の閉領域内を特定のパターンや色
でぬり潰すぬり絵処理手段5を備えた画像処理装置のぬ
り絵処理方式であって、ぬり絵処理手段5にプレーンメ
モリ7を備え、該プレーンメモリ7にプリスキャンによ
り原稿の2値画像データを取り込み、該2値画像データ
の閉領域内の指定された点を開始点として閉領域ぬり潰
しを行い、次に該閉領域ぬり潰しに対して外側ぬり潰し
を行った後、外側ぬり潰しの内側に対して特定のパター
ンや色の塗り潰し処理の設定を行うようにしたことを特
徴とする。
このようにぬり絵をしようとする閉領域の外側をぬり潰
し、その外側ぬり潰しの内側に対し、ぬり絵のための特
定のパターンや色の塗り潰し処理の設定を行うので、閉
領域の内側に閉じた線があってもこのような線とは関係
なく塗り潰し処理が実行される。
また、ぬり絵処理として複数枚のプレーンメモリを備え
、ワーク用のプレーンメモリに外側ぬり潰し領域を描画
し、ワーク用のプレーンメモリに描画された外側ぬり潰
し領域に基づいて描画用のプレーンメモリに特定のパタ
ーンや色の塗り潰し処理を行うエリアコマンドを設定す
ることを特徴とし、さらに、描画用として複数枚のプレ
ーンメモリを用い、各領域毎に複数枚のメモリでエリア
コマンドを設定し、ワーク用として2枚のプレーンメモ
リを用い、第1のプレーンメモリと第2のプレーンメモ
リとの間で領域のぬり潰し処理を行うことを特徴とする
したがって、ワーク用のプレーンメモリでは、一方のプ
レーンメモリに2値化画像データを取り込むと、他方の
プレーンメモリに閉領域内のぬり潰しを行い、さらにそ
れを基に逆のぬり潰しを行うことができる。また、複数
枚のメモリでエリアコマンドを設定するので、エリアコ
マンドにより色やぬり潰しパターンを指定し選択するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
この実施例では、カラー複写機を記録装置の1例として
説明するが、これに限定されるものではなく、プリンタ
やファクシミリ、その他の画像記録装置にも適用するこ
とができる。
目次 まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
(1)ぬり絵処理方式 (I−1)ぬり絵処理用メモリの構成 (1−2)エリアコマンド設定処理 (n)編集制御回路 (n−1)全体の回路構成 (II−2)動作概要 (II−3)AGDC (II−4)DMC (n−5)IRE (n−6)アノテーション処理回路 (III)全体の処理の流れ (1)ぬり絵処理方式 (I−1)ぬり絵処理用メモリの構成 第2図はプレーンメモリの構成例を示す図である。
第2図に示すプレーンメモリは、2値のブレーンをワー
ク用に2面、描画用に4面の計6面で構成した例であり
、例えば分解能4ドツ) / m m、主走査方向43
5mm、副走査方向300mmとすると、1.5Mバイ
トのメモリ容量を必要とする。このうち、ワーク用のブ
レーンPWは、例えばぬり絵スキャン時に2値化データ
を取り込むものであるが、その他にマーカースキャン時
にマーカーエリアを取り込むのにも用いることができる
そして、ワーク用のブレーンPMは、ぬり絵領域の描画
を行うと共に抽出エリア作成用として用いるものである
。また、描画用のブレーンP3〜0は、ビットパターン
をエリアコマンドとするものであり、この場合における
例えばブレーンP3〜PO上の描画内容とエリアコマン
ドとの対応は、第3図に示すようになる。すなわち、エ
リアコマンドは、4ビツト構成でrP3、P2、Pl、
PO」とすると、同図における領域■のエリアコマンド
は、プレーンP3が「O」、プレーンP2、Pl、PO
がそれぞれ「1」であるので、「0111sJ  (0
7sI)となり、領域■のエリアコマンドは、プレーン
P3、Plが「1」であるので、’1010iJ  (
OAN)、領域■のエリアコマンドは、各プレーンとも
「0」であるので「0000sJ  (00++)とな
る。
(1−2)ぬり絵処理の流れ 次にぬり絵処理を説明する。
第4図は本発明に係るぬり絵処理の流れを説明するため
の図である。
まず、第4図(a)に示すようにぬり絵スキャンで2値
化画像データ11をプレーンPWに取り込む。
しかる後、ぬり線間始点く編集点) 12を指定すると
、描画対象プレーンをPMとし、ペイントコマンドを発
行することによって、図示のようにプレーンPMに描画
13を実行する。
次に、転送先プレーンをPW、転送元プレーンをPMと
してコピーコマンドを発行することによって、同図υに
示すようにプレーンPMの描画13をプレーンPWにコ
ピーする。
その後、描画プレーンをPM、描画内容を「ALL  
OJにして描画モードで矩形ぬりつぶしコマンドを発行
することによって、同rgJ(C)に示すようにプレー
ンPMをクリアする。
続いて、描画対象プレーンをPMとし、ぬりつぶし開始
塵814を描画13の外側に指定し、ペイントコマンド
を発行することによって、同図(cl)に示すように外
側をペイントする。
最後に、色やパターンにより描画用のプレーンP3〜P
Oを選択してペイントコマンドを発行することによって
、同図(e)に示すように描画用のプレーンP3〜PO
上にエリアコマンドを描画する。
このエリアコマンドの例は、閉領域内をro 101お
J(05H)で描画したものである。
(n)編集制御回路 次に、本発明に係るぬり絵処理方式の機能を備えた編集
制御回路の例を説明する。
(II−1)全体の回路構成 第5図は本発明に係るぬり絵等のアノテーション、領域
指定、カラー変換の各処理を行うLSIを搭載した編集
制御回路基板の構成例を示す図である。
編集制御回路基板では、第5図に示すように編集制御モ
ジュールを構成しアノテーションの処理を行う回路とし
てAGDC(Advanced GraphicDis
play  Controller) 701、プレー
ンメモリ 704、 DMC(DMA   Contr
oller)7 0 6 、FIFO707,715、
IRE (Tmage  Reduction  an
d   Enlargement  controll
er)7 1 4 、F AC(Font Addre
ss  Controller) 716、PLT (
Palette) 717等を備え、領域画像制御モジ
ュールを構成し調整機能の領域コマンドを生成する回路
として領域指定回路711、指定された領域、色で原稿
の色を変換する回路として色変換回路710を備えてい
る。
アノテーションの処理を行う回路では、マーカー領域や
閉領域、矩形領域、自由形領域で、文字部分のみ、文字
部分と背景部分の両方について、あるいは背景部分のみ
に限り、網、ハツチング、ベタで置き換えたり、また、
ロゴ挿入処理したりする。そのために、マーカースキャ
ンや閉領域スキャン、ディジタイザからの座標入力によ
り指定された領域について、先に述べたようにプレーン
メモリ704にまず2値化画像データを取り込んで、し
かる後その領域内にエリアコマンドを描画して、メイン
スキャンのときにこれを読み出して画像データと置き換
え処理する。また、調整機能の領域コマンドを生成する
回路では、UIから入力された座標値による領域とコマ
ンドを設定し、メインスキャンのときに、これを読み出
して調整機能の制御を行い、その1つとして色変換回路
71Oがある。したがって、メインスキャンでは、画像
データに対して、指定された領域でカラー変換その他の
調整機能に関する処理が行われ、その後の画像データに
対してアノテーションの処理が行われる。次にこれらの
各ブロックについて概要を説明する。
プレーンメモリ704は、入力画像をマスキング、ロゴ
等、別のものに置換するときにそのコマンドも登録して
おくものである。アノテーションは、一定の領域に対し
て処理するものであり、入力画像はどの分解能はなくて
もよいので、プレーンメモリ704としては、分解能を
4ドツト/mmに落としてメモリ容量を少なくし、副走
査方向432mm、主走査方向300mmのA4サイズ
で4面もち、その4面に書かれたビットイメージと対応
した色およびパターンを送出するように構成している。
したがって、24.16通りの処理が可能である。この
機能としては、指定された1点を含んだ閉領域内の白部
を任意の色、パターンでぬりつぶす「閉領域内色付け」
 (ぬり絵)、2点で指定された矩形領域内を任意の色
、パターンでぬりつぶす「矩形領域内色付け」に大別で
きる。
これらは、領域内の1点を指定して行う枠内色付け、マ
ーカーにより領域を指定し、白黒の原稿を対象とし黒を
任意の色に変換する色変換、原稿イメージを残す網かけ
、領域内を白でぬりつぶす(透明にする)マスク、逆に
領域外を白でぬりつぶすトリム、抽出と同様の指定移動
、原稿イメージを残さないペイント等がある。
AGDC701は、メモリのハード的な制御を行うもの
であり、閉領域スキャンやマーカースキャン時に原稿上
のマーカーイメージ、閉領域枠イメージを取り込んでプ
レーンメモリ704への書き込みを行ったり、プレーン
メモリ704上にビットパターンを描画したり、メイン
スキャン時にプレーンメモリ704のビットパターンを
送出するグラフィックデイスプレィコントローラである
IRE714は、プリスキャン時にFIFO715を使
って画像データの2値化、縮小処理を行ってDMC(D
irect Memory Access Contr
olIer) 706を介してAGDC701へ転送し
、メインスキャン時にAGDC701の転送データをF
IFO707から人力し拡大処理を行う。
DMC706は、DMAライト、プツトコマンドにより
IRE714からAGDC701ヘデータ転送を行い、
DMAIJ−ド、ゲットコマンドによりΔ〇DC701
からrRE714ヘデータ転送を行うものである。なお
、AGDC701からIRE714へは、途中に1lF
O707を介してデータ転送を行い、プレーンメモリ7
04の4ブレーンについてデータ転送を行う。また、I
RE714からAGDC701へは、プレーンメモリ7
04の1ブレーンについてデータ転送を行う。
FAC716は、エリアコマンドが網かけやロゴであれ
ばそのビットマツプパターンデータをフォントバッファ
から読み出し、PLT717へ送出する。
PLT717は、FAC716から網かけパターンやロ
ゴを原稿上に合成し、4面のプレーンメモリ704上の
エリアコマンドと対応した色を設定するものであり、Y
SMSC,にの各現像色毎に出力する色の成分データが
セットされる。この場合、濃度やコントラスト、カラー
バランスを反映させるために、TRC−LUTによって
変換した後設定される。
その他、ロゴパターンROM705は、ユーザ毎にセッ
トするものであり、これが装着状態か否かの信号がオン
/オフで送出される。フォントバッファ708には、ロ
ゴパターンがAGDC701によりロゴパターンROM
705から読み出され回転等の処理の後コピーされたり
、網パターンが描画される。ラインシンクジェネレータ
713は、バイブライン処理により遅れる画像信号に対
応した同期信号を生成するものである。FIFO718
は、パイプライン処理の遅延量に対応させてそれぞれ画
像データを1ラインずつ遅延させるものであり、FIG
”’0719は、1ライン未滴の遅延量を調整するもの
である。
以上の回路は、先に説明した編集制御モジュールを構成
し、アノテーション処理を実行するものであるが、領域
指定回路711は、領域画像制御モジュールを構成し、
[1からXY座標による領域とその領域の編集内容が設
定されると、それぞれの領域で領域コマンドを発生させ
、カラーマスキングや色変換、UCR,空間フィルター
、TRC等にテーブルのセレクト信号等を与えるもので
ある。色変換回路710は、変換処理の対象を判断する
ための比較色と変換色が指定され、領域指定回路711
から与えられる領域コマンドにしたがって一致色変換/
不一致色変換の処理を行うものである。
(II−2>動作概要 次に上記回路における全体の動作概要を説明する。
まず、編集に関してはUl(ユーザインターフェース)
から領域の指定、その領域の編集内容が指定される。デ
ジタイプやキーを用いた座標値による領域指定データに
関しては、ACDC701に座標値が取り込まれ、その
座標入力による設定領域がプレーンメモリ704に書き
込まれ、また、領域指定回路711の各レジスタにその
コマンドが設定される。
そして、メインスキャンに先立ってマーカースキャンや
閉領域スキャンが行われると、その画像入力データzR
EO〜7は、IRE714でFIFO715を使って2
値化、縮小処理され、DM0706を介してAGDC7
01に転送される。
そして、マーカーイメージ、閉領域枠イメージがACD
C701に取り込まれ、プレーンメモリ704に書き込
まれる。次にACDC701を通してプレーンメモリ7
04の編集領域内にコマンドの設定(ビットパターンの
描画)が行われる。なお、マーカースキャンのときは、
色変換回路71Oにおいて、全面に対してマーカー色が
黒に変換され、それ以外は白に変換されて、マーカーの
イメージのみの画像人力データZREO〜7により処理
される。
次にメインスキャンに移行すると、領域指定回路711
では、原稿全面を含め、8領域について後指定優先によ
り領域毎の領域コマンドを発生するので、色変換回路7
10での色変換、その他の調整機能に関する処理がなさ
れる。他方、プレーンメモリ704のビットパターンが
AGDC701から送出されると、DMC706を介し
てFIFO70?に1ブレーンずつ書き込まれる。IR
E714では、これを4プレ一ン分のデータにまとめ拡
大処理してエリアコマンドACMDt−FAC716へ
送出する。FAC716では、このエリアコマンドAC
MDによりフォントバッファ708からビットマツプパ
ターンデータを読み出し、PLT717でこれをPIF
0718.719で同期調整された画像データと合成し
、画像出力データRZREO〜7を送出する。
(II−3)AGDC (A)レジスタ AGDCには、ACDCの状態を示すレジスタ5TAT
US、AGDCの動作を制御するレジスタC0NTR0
L、プレーンメモリの構成を定義するレジスタ、座標を
指定するレジスタ、クリッピング領域を指定するレジス
タ、描画時の論理演算の種類を設定するレジスタ等、種
々のレジスタを備えている。ここで、クリッピング領域
は、任意の定義した矩形領域の内側又は外側のみを描画
対象とする場合におけるその領域である。また、描画時
の論理演算の種類を設定するレジスタには、レジスタM
ODO,レジスタMODI、レジスタPLANSがある
。そして、レジスタMODOは、レジスタPLANSの
ビットが「0」に設定されているプレーンに対する論理
演算、レジスタMOD1は、レジスタPLANSのビッ
トが「1」に設定されているプレーンに対する論理演算
をそれぞれ指定するものであり、レジスタPLANSは
、各ビットがプレーンと1対1に対応している。つまり
、レジスタPLANSはハードウェア上は16面までプ
レーンメモリがとれる構成を採用している。
(B)コマンド 本発明のアノテーションに関する編集処理の機能として
は、「矩形領域内色付け」と「閉領域内色付け」に大別
できることは先に説明したが、これらの処理を行うコマ
ンドがRRECFiLLとPAINTである。
コマンドRRECFILLは、プレーンメモリに対する
座標を設定するレジスタX、 Y (原点からのドツト
数)、DX、DY (XSYからのドット数)で指定さ
れた矩形領域をぬりつぶすコマンドであり、コマンドP
AINTは、X、Yレジスタで示される座標を始点とし
てその点を含んだ閉領域内をぬりつぶすコマンドである
。そして、これらの色付はパターンは、他のレジスタに
設定される。
AGDCの描画処理は、通常よく使用されるもの(例え
ばNEC製のマイクロプロセッサμPD72120)の
場合、前処理を行うブリプロセッサの処理と、実際の描
画を行う描画プロセッサの処理に分かれる。そして、コ
マンドの設定は、第43図に示すようにブリプロセッサ
の処理が終了したことを条件として行われる。このブリ
プロセッサの処理の状態は、レジスタ5TATUSのビ
ット0で判断され、例えば該ビット0が「0」のときブ
リプロセッサの処理が終了したと判断される。
また、データの転送を制御するコマンドとしては、プツ
トコマンドPUTCとゲットコマンドGETCがある。
プツトコマンドPUTCは、画像データをプレーンメモ
リ上へ転送するコマンドであり、転送先のプレーンメモ
リの座標値をレジスタX、YSDH,DVで(a定する
。ゲットコマンドGETCは、プレーンメモリ上のデー
タを送出するコマンドであり、転送元のプレーンメモリ
の座標値をレジスタX、Y、DHSDVで指定する。こ
れらのコマンドは、DMA転送を行うため、DMCの制
御レジスタにrDMAWRJを設定した後に発行される
。また、当該コマンドの設定タイミングは、データ転送
可能な状態の時であり、その可否は、レジスタ5TAT
USのビット7のrPUT  GET  READYJ
を参照して判断する。
(C)パワーオン時等の動作条件設定 第6図は後指定優先の描画を説明するための図である。
パワーオン時の設定処理としては、AGDCの初期設定
(レジスタCTRL、BANK) 、クリッピング領域
の設定等がある。
クリッピング領域は、任意に定義された矩形領域の内側
又は外側のみを描画対象とする領域であり、原稿検知有
効範囲と同等となる。また、クリッピング領域は、AG
DCのレジスタrcLIP」にてパワーオン時の他、マ
ーカー領域色付は終了後にセットして内側のみを描画対
象とし、マーカースキャン終了後にはこれをリセットし
てクリッピングを行わないようにする。
また、パワーオン時には、色付はコマンド(RRECF
 ILLSPA INT)実行時の論理演算方法の設定
が行われるが、これは、描画するビットを81既にプレ
ーンメモリ上にあるビットをD1論理演算の結果プレー
ンメモリ上に描画するビットD′とすると、レジスタM
ODOでは、描画するピッ)Sの反転とピッ)Dとの論
理積を描画し、レジスタMODIではビットSとビット
Dとの論理和を描画する論理演算式の設定を行う。ただ
し、初期状態としてプレーンメモリはすべて「0」デー
タでクリアされているとし、描画するビットSには「1
」がセットされているものとする。
上記の論理演算式により色付はコマンドを実行すると、
後指定優先となる。例えば第6図(a)に示すように領
域1→領域2の順に指定がなされ、rlolo」で領域
1を描画した後、「0011」で領域2を描画する場合
には、同図(b)に示す領域1の描画に対して同図(C
)に示すように領域2の描画が優先される。
(D)色付は処理 第7図はマーカー指定領域の色付は処理を説明するため
の図、第8図は枠内色付けによる色付は処理を説明する
ための図、第9図は矩形領域の色付は処理を説明するた
めの図である。
色付は処理において、マーカー編集、枠内色付けでは、
それぞれプリスキャンとしてマーカースキャン、閉領域
スキャンが実行される。これらマーカースキャンおよび
閉領域スキャン時は、IITで読み取った画像データを
プレーンメモリ上に転送する必要がある。このプレーン
メモリ上に転送する際には、レジスタX、Y、DH,D
Vへのプレーンメモリの座標値の設定、DMCの制御レ
ジスタCTRLのrDMAWRJ設定、PUTCコマン
ドの設定、SYSへのrREADYJの通知、プリスキ
ャン終了後のrDMAWRJの解除等の処理がなされる
そして、色付は処理では、まず、マーカースキャン終了
後に第7図(a)に示すようにマーカー領域が描画され
るとクリップ領域を解除し、レジスタxSYを0にし、
レジスタPLANSをPOのプレーンメモリに、レジス
タPTNCNTを全面「1」によるぬりつぶしのパター
ン(FF、)に設定した後、任意閉領域ぬりつぶしのコ
マンドPAINTを設定する。以後、描画プロセッサに
より描画処理が開始されるので、10m5ec毎にレジ
スタ5TATLJSのビット2 rDRAWING  
PROCESSORBUSYJを監視し、描画プロセッ
サによる描画処理が終了して「NOT  BUSYJに
なるのを待つ。
次に、レジスタX、Yをそれぞれ0、DXを1200、
DYを1728に設定することにより矩形領域としてプ
レーンメモリの全面を指定し、レジスタPTCCNTに
ぬりつぶしパターンを設定すると共に、レジスタMOD
Iに論理演算の種類として排他論理和(04,)を設定
してレジスタx1Y1Dx1DYで示される矩形領域内
(POのプレーンメモリ全面)のぬりつぶしコマンドR
RECF ILLを設定する。以後、10m5ec毎に
レジスタ5TATUSのビット2 rDRAWING 
 PROCESSORBUSYJを監視し、rNOT 
 BUSYJになるのを待つ。
このようにして第7図(a)に示すようなマーカースキ
ャン終了後のプレーンメモリについて同図ら)に示すよ
うにマーカー領域の外側を色付け、続いて反転処理する
ことによって同図(C)に示すようにマーカー領域内の
色付は処理が実行される。なお、マーカースキャン時に
は、マーカーのみを黒に、他は白に色変換することによ
って同図(a)に示すようにマーカーのみが画像データ
としてプレーンメモリに描画される。
また、枠内色付けでは、閉領域スキャン終了後、レジス
タPLANSの設定、レジスタPTNCNTにすべて1
でぬりつぶすパターンの設定、レジスタx1Yに閉領域
指定座標の設定をそれぞれして、コマンドPAINTの
設定を行う。以後、10m5 e c毎にレジスタ5T
ATUSのビット2rDRAWING  PROCES
SORBUSY」を監視し、rNOT  BUSYJに
なるまで待ち、SYSへrREADY」を返す。
このようにして第8図(a)に示すような閉領域スキャ
ンで原稿イメージが取り込まれたプレーンメモリについ
て同図ら)に示すように内側の色付は処理が実行される
矩形領域では、レジスタPLANSの設定、レジスタP
TNCNTにすべてlでぬりつぶすパターンの設定、レ
ジスタXSY、DX、DYに指定座標値の設定をそれぞ
れ行い、コマンドRRECFILの設定を行う。以後、
10m5ec毎にレジスタ5TATUSのビット2 r
DRAWINGPROCESSORBUSYJを監視し
、rNOT  BUSYJになるまで待つ。さらに抽出
が選択されている場合には反転し、SYSへrREAD
YJを返す。
このようにして第9図(a)に示すような指定座標値の
矩形領域内を同図(6)に示すように色付け、さらに抽
出の場合には同図(e)に示すように反転処理がなされ
る。
自由形領域では、ディジタイザよりユーザーがフリーハ
ンドで描いた領域を認識し、この領域に対して編集を実
行する。実行できる編集は、色付け、マスク、トリム、
黒一色変換の4通りである。
この処理では、まず、ディジタイザの座標力<Ulから
送イ言されてくると、VCPUのメモリ(こストアされ
る。この場合、座標データは、ユーザが最初に座標20
1次にPl、P3、・・・・・・、最後にP6を指定し
たとすると、この順に従って自由形の領域開始座標PO
1自由形の領域中間座標P1、・・・・・・、自由形の
領域最終座標P6、自由形の色付は開始座標P7がUl
からVCPUに送信され、最後に座標入力が終了したこ
とを示す情報がセットされる。
これに対して、AGDCの設定手順は、VCPUのメモ
リにストアされているデータから以下のように行われる
まず、ワークブレーンを含め各プレーンメモリをクリア
する。そして、領域開始塵[POをAGDCへ設定し、
さらに領域中間座標P1を設定して座標POと座標Pi
を線で結ぶ。続いて、領域中間座標P2を設定して座標
P1と座標P2を線で結び、以下領域最終座標P6まで
同様の処理を繰り返して行う。なお、AGDCへの設定
の際は、座標データに倍率を掛けた値を用いる。次に、
色付は開始座標P7を設定し、コマンドPAINTを設
定する。以後、10ms e c毎にレジスタ5TAT
USのビット2  rDRAWING  PROCES
SORBUSYJを監視し、rNOTBUSYJになる
まで待つ。
(E)パターン設定 パターン設定は、レジスタF I L−PTN−REG
−1に選択する編集機能に従って、例えばトリムやマス
ク、ペイントでは、ベタのパターンによりアノテーショ
ンのみ出力し、網かけでは、選択されているパターンに
よりバックグランドを着色する。また、枠内色付けでは
、ベタのパターンによりバックグランドを着色し、色変
換では、ベタのパターンによりフォアグランドを着色す
るように設定する。
(II−4)DMC 第10図はDMCの回路構成を示す図、第11図はIR
E、AGDCとの間のデータ転送ラインを示す図である
(A)概要 DMCでは、DMAライト・プツトコマンドによりIR
EからAGDCへのデータ転送を行い、DMAIJ−ド
・ゲットコマンドによりAGDCから途中にFIFOを
介してIREヘデータ転送を行っている。IREからA
GDCへのデータ転送は、プレーンメモリで1ブレーン
を単位として行い、AGDCからIREへのデータ転送
は、プレーンメモリで4ブレーンのデータを単位として
行っている。
DMCは、コントロールレジスタDMC−CTR−RE
G−n (n=o 〜3) 、DMA転送時の主走査方
向ワード数を設定するレジスタDMC−FWORD−R
EG−n ((1−7) 、DMA転送時の副走査方向
ライン数を設定するレジスタDMC−3LINEO−R
EG−n (下位8ビツト)、DMC−5LINEI−
REG−n (上位4ビツト)を有する。これらのレジ
スタは、VCPUから読み書き可能であって、コントロ
ールレジスタDMC−CTR−REG−3には、パワー
オンリセットにより「0」がセットされるが、電源投入
時における他のレジスタの内容は、不定である。
レジスタの書き換えは、ページシンクPSがデイアクテ
ィブになって10クロツク経過してからページシンクP
Sがアクティブになる4クロック以上前に行う。パワー
オン時は、RAM及びコントロールレジスタDMC−C
TR−REG以外の3つのレジスタの書き込みが終了し
てから最後にコントロールレジスタDMC−CTR−R
EGを書く。
コントロールレジスタDMC−CTR−REGは、8ド
ツト/mmに縮小するか4ドツト/mmに縮小するかを
設定するRESOビット、プリスキャン時にIREから
AGDCへデータ転送するDMAライトモードと、メイ
ンスキャン時にAGDCからIREへデータ転送するD
MAIJ−ドモードを設定するビット、DMAストップ
、スタートを設定するDMAビット、リセットか通常動
作かを設定するNRTビットからなる。
(B)回路構成 りMCは、第10図に示すようにラッチ回路681と6
85を用いて非同期でデータをラッチし処理するように
構成しており、ラッチ回路681は、外部からの信号や
各種カウンタ(SSLINEカウンタ686等)の出力
をタロツクによってサンプリングするために用い、ラッ
チ回路685は、メモリ出力を外部や内部カウンタ等に
出力するときにその信号をタロツクに同期させるために
用いるものである。メモリ684は、36ビツト幅であ
るが、そのうちの上位29ビツトを用いている。リセッ
トレジスタDMC−CTR−REG−3が「0」の時は
、メモリアドレスが「0」に固定される。そして、カウ
ンタ682とセレクタ683とメモリ (RAM)68
4によりシーケンサ部を構成し、その回路の詳細を示し
たのが同図(b)である。
第10図(b)に示すシーケンサにおいて、8ビツトセ
レクタと8ビツトFF697及び8→1マルチプレクサ
698が同図(a)に示すセレクタ部683に対応し、
6ビツトセレクタと6ビツトFFと+1のインクリメン
ト回路699が同図(a)に示すカウンタ部682に対
応し、6ビツトセレクタの入力SELが同図(a)に示
すカウンタ部682のLDに対応するものである。
同図(a)のセレクタ部683への入力は、13ビツト
となっているのに対し、8ビツトセレクタでは、16ピ
ツトの人力であるが、これは下表に示すように2ビツト
をプルアップ、1ビツトをプルダウンとするので、条件
人力としては13ビツトとなる。
(なお、CNDSBL=0の欄における数字686.6
87.・・・・・・は第10図に示すカウンタ等の符号
を示す。)プルアップは無条件ジャンプをする際に必要
となるので、本来は、条件入力13ビツト+プルアツプ
1ビツトによる14ビツトから1ビツトのセレクタを構
成すればよいが、このようにするとスピードが遅くなる
。そこで、条件分岐をする1クロツク前に信号CNDS
ELにより16→8ビツトのセレクトをし、実際の条件
分岐時にはCND2〜0により8→1マクチブレクサで
1つの条件を選び出すようにしている。つまり、CND
SELとCND2〜0からなる合計4ビツトで必要な条
件入力を選び出すことになる。
また、カウンタ部682は、通常、1クロツクずつカウ
ントアツプしていく動作をする。このとき、6ビツトセ
レクタでは、Aがセレクトされ、6ビツトFFで1クロ
ツクデイレイし、+1のインクリメント回路で加算され
る。このようにして、さらに6ビツトFFの人力に戻っ
てくるので、メモリ684の入力では、lクロック毎に
1ずつ増加することになる。
このメモリ684の内部には、マイクロプログラムが格
納されているので、カウンタで示されるアドレスに応じ
たインストラクションが出力されることになる。このイ
ンストラクションでは、上位11ビツトによって条件分
岐を行う。この場合、条件分岐を行う1クロツク前にC
NDSELを決定し、条件分岐の際にJUMP、CND
2〜0、JA5〜0の合計lOビットで分岐制御を行う
JUMPは、条件分岐をするか否かを決める信号であり
、このビットが「0」のときは分岐せず、8→1マクチ
ブレクサの出力は、強制的に「0」となり、6ビツトセ
レクタは人力Aを選択する。
このとき、メモリ684の人力は、1カウントアツプさ
れた値となる。また、JUMPのビットが「1」のとき
は条件分岐を行うことになる。
CNDSELとCND2〜0の4ビツトで選択される条
件人力が真のときは「1」となり、6ビツトセレクタは
、人力Bをセレクトする。人力Bは、メモリのJA5〜
0であるが、これは、分岐時のジャンプ先アドレスを示
している。また、条件入力が真でない場合には、マルチ
プレクサの出力が「0」となり、JUMPが「1」のと
きと同様にメモリへ1カウントアツプした値が入力され
る。
上記のようにシーケンサ部の条件人力は、16ビツトで
あるが、16→1マルチプレクサでは、条件分岐時のス
ピードが間に合わなくなってしまうので、条件分岐する
1クロツク前に8ビツトセレクタを通し、その後に8→
1マルチプレクサを通している。
WORDカウンタ687は、8ビツトのダウンカウンタ
であり、DMA転送時のワード数をカウントし、データ
は、レジスタDMC−FSWORD−REGよりロード
される。LINEカウンタ686は、12ビツトのダウ
ンカウンタであり、DMA転送時のライン数をカウント
し、データは、レジスタDMC−3SL INEO−R
EG及びDMC−3SLINEI−REGよりロードさ
れる。
ブレーンカウンタ688は、2ビツトのダウンカウンタ
であり、READ転送時のブレーン数をカウントし、デ
ータは、レジスタDMC−CTR−REG−0(RES
Oンの値がrOrの時は「1」、(RE S O)の値
が「1」の時は「3」がロードされる。ロード信号及び
カウントパルスは、シーケンサより与えられ、これらの
カウンタは、カウント値が0になると出力が「HJとな
る。
UBΔNK689は、ラインを分周してリード転送時の
FIFOの切り換えタイミングを取るものであり、RE
SOが「0」の時は2ライン毎に、RESOがrl」の
時は4ライン毎に出力が「H」になり、シーケンサから
のリセット信号が「L」に戻る。
UEND692は、ラインを分周してリード転送時のF
IFO読み出し可能信号NGD○、NGDEを作り出す
ものである。この回路には、シーケンサからリセットが
かけられるようになっていて、ベージシンクPSが立ち
下がってから4クロック以内にリセットされる。
FIFO制御部は、UPIF690、UFSL691、
UFLT693.694から構成され、リード転送時の
み動作するものである。FIFOライトリセット信号N
R5Wは、シーケンサより出力され、ワードカウンタに
データをロードする毎に全てのFIFOがリセットされ
る。FIFOの選択は、カウンタUFSL691によっ
て行われ、このカウントパルスはシーケンサより与えら
れて2つずつカウントアツプする。ロードデータは、 になるようにハード的に作られていて、ロード信号はシ
ーケンサから与えられる。FIFO書き込みデータは、
UFLT部でラッチされ、上位、下位それぞれ8ビツト
ずつに分けられる。この時のセレクト信号は、UPIP
で作られる。
(C)データ転送動作 次にデータ転送の動作を説明する。
プリスキャン時のIREからACDCへのデータ転送で
は、第11図(a)に示すラインを利用して次のように
処理される。
■ まず、IREは、画像データを2値化し、16ドツ
ト/mmから8ドツト/mm又は4ドツト/mmに縮小
して16画素(16ビツト)にバックにする。
■ 次に、IREは、データ転送可能な状態になった時
、プツトストローブ信号PSBを「H」にする。DMC
は、これを受けてAGDC出力のDMAリクエスト信号
DMQがrH」、READYが「H」であれば、DMA
ライト信号NDWを「L」にし、AGDCに書き込み開
始を通知する。
この後Δ〇DCはREADYを「L」にする。また、D
MCは、IREに対してプツトアクノリッジ信号NPA
Kを「L」にする。
■ IREは、プツトアクノリッジ信号NPAKが「L
」になると、AGDCのシステムバス上にデータを乗せ
る。
■ AGDCは、システムバス上のデータを取り込める
状態になると、READYをr HJにするので、DM
Cは、DMAライト信号NDWを「H」にする。このD
MAライト信号NDWの立ち上がりエツジでACDCは
、データを内部に取り込む。
以上の動作を繰り返すことによってIREからACDC
へのデータ転送を行う。
メインスキャン時のAGDCからIREへのデ−夕転送
では、第11図ら)に示すラインを利用して次のように
処理される。
■ まず、AGDCのDMAリクエスト信号DMQがr
H」、READYがrHJであれば、DMCは、DMA
リード信号NDRを「L」にし、八〇DCへ読み出し開
始を通知する。この後AGDCはREADYを「L」に
する。
■ AGDCは、システムバスに読み出しデータを乗せ
た後READYをrHJにする。
■ DMCは、READYがr)(Jになると、システ
ムバス上のデータを取り込み、上位8ビツト、下位8ビ
ツトの順でダブルバッファ(EVEN。
0DD)を構成するFIFOに書き込み、DMAリード
信号NDRを「H」にする。
■ DMCは、AGDCのプレーンメモリ4面のデータ
を1つのFIFOに1面1ラインずつ書き込んでゆく。
■ 4つのFIFO(1バンク分)に書き込みが終了す
ると、DMCは、AGDCゲット終了0DD(”号NE
DO又はAGDCゲッ)II了EVEN信号NEDEを
「L」にすることによってIREにFIFO読み出し可
能を通知する。
■ DMCは、IREが読んでいないもう一方のFIF
OにAGDCからデータ転送を行う。
以上の動作を繰り返し行うことによってAGDCからI
REへのデータ転送を行う。
(If−5>IRE 第12図はIRE (イメージ縮拡回路)のブロックを
示す図、第13図はS/P変換回路の構成を示す図、第
14図はオア回路の構成を示す図、第15図はIREか
らAGDCへのデータ転送を説明するための図、第16
図はタイミングジェネレータにおける出力コントロール
のタイミングチャート、第17図はFIFO読み出し回
路の構成を示す図、第18図及び第20図はFIFO読
み出しデータの流れを示す図、第19図はマルチプレク
サ回路の構成を示す図である。
本発明では、先に説明したようにプレーンメモリ704
に編集領域を書き込んだ後、その領域に編集コマンドを
描画し、そして、メインスキャン時に画像データと同期
させてプレーンメモリ704から編集コマンドを読み出
してアノテーションの処理を行っているが、16ドツ)
/mmの解像度で読み取られる画像データに対してプレ
ーンメモリ704は解像度を落とし4ドツト/mmとし
ている。したがって、プリスキャンにより原稿を読み取
った編集領域の画像データをそのままプレーンメモリ7
04に書き込むことができない。
IREのLSIは、上記のように画像データの解像度と
プレーンメモリ704の解像度がことなることから、主
として、これらの間の変換、調整処理を行うものである
。この変換、調整処理としては、プリスキャン時に画像
データから得られる編集領域をプレーンメモリ704に
書き込む際、画像データから領域情報を抽出するために
画像データを2値化し、さらにその2値化データを縮小
してAGDC701に転送することによって、プレーン
メモリ704に合った解像度で編集領域を書き込めるよ
うにするものである。また、編集コマンドの読み出し時
には、AGDC701でプレーンメモリ704から読み
出した編集コマンドを拡大して送出することによって、
プレーンメモリ704の解像度から画像データの解像度
に合わせるようにする。
その回路構成を示したのが第12図である。
(A)レジスタと設定情報 レジスタ群722は、常時VCPUから読み書き可能な
ものであり、オア回路725のセレクト情報(OR3E
L)を設定するレジスタ、縮拡のスレッショルド情報を
設定するレジスタ、制御情報を設定するレジスタからな
る。
オア回路725のセレクト情報は、指定された4X4マ
トリクスの2値化データをオア回路725の入力に加え
るか否かを設定する情報であり、主走査方向と副走査方
向にそれぞれ4ビツトずつ、計16ビツトについてそれ
ぞれ個別に設定するようになっている。縮小の解像度に
よるマトリクスは、16ドツト/mm→4ドツト/mm
の場合4x4のマトリクス、16ドツト/mm→8ドツ
ト/mmの場合2×2のマトリクスである。
先に説明したようにプレーンメモリ704は、4ドツ)
 / m mの分解能であるため、プレーンメモリ70
4に書き込む場合には16ドツ) / m mから4ド
ツ) / m mに縮小することが必要であり、プレー
ンメモリ704から読み出す場合には逆に拡大すること
が必要である。この縮小処理を行うためにマトリクスが
使用されるが、第12図に示す例では、8ドツ) / 
m mへの縮小も可能なように構成し、汎用性を持たせ
ている。例えば4ドツ)7mmに縮小する場合には4×
4のマトリクスのデータから1ドツトのデータが生成さ
れ、8ドツト/ m mに縮小する場合には2×2のマ
トリクスのデータから1ドツトのデータが生成される。
縮拡のスレッショルドセレクト情報は、入力画像データ
を2値化するときの閾値であり、8ビツト絶対値で表現
される。
制御情報は、16ドツト/mm−+8ドッ)7mmに縮
小するか、16ドツト/mm→4ドツト/mmに縮小す
るか、いずれかの縮小解像度を設定する情報(RES○
)、縮小か拡大かの処理の設定情報(NWR’0)であ
る。先に述べたように0MC706ヘデータを出力する
プリスキャン時には、プレーンメモリ704の解像度に
合わせるため縮小処理が行われ、FIFO707からA
GDC転送データを入力するメインスキャン時には、元
の解像度に拡大するため拡大処理が行われるので、この
タイミングに応じて設定される。
(B)プリスキャン時の処理回路 プリスキャン時の処理回路は、画像データを2値化する
コンパレータ721.4ライン分の4×4ドツトデータ
を1ドツトに縮小するS/P変換回路724とオア回路
725、縮小された画像データを16ビツトにまとめる
S/P変換回路726からなる。
コンパレータ721は、2値化回路を構成するものであ
って、入力画像データVDIO〜7をスレッショルド情
報と比較して2値化している。このスレッショルド情報
は、レジスタ群722に設定され、2値化データは、F
IFO715に送出され、次のS/P変換回路724に
入力データと合わせて4ライン分のデータを取り込むた
め、FIFO715で3ライン分の2値化データが保持
される。
S/P変挽回路724は、2値化データを縮小する解像
度に合わせたマトリクスにするための処理を行うもので
あり、コンパレータ721の出力とFIFO715に保
持された3ライン分の2値化データとを合わせて4ライ
ン分の2値化データを取り込み、これを縮小する解像度
に合わせたマトリクスにする。例えば第13図(a)に
示すように主走査方向、副走査方向に4×4のマ) I
Jクス内のデータをL830〜33、LB20〜23、
LBIO〜13、LB00〜03とした場合、縮小の解
像度が16ドツ)/mm→8ドッ)7mmでは、LBl
o、LBII、LBOOlLBOIによるマトリクスに
する。したがって、4ドツト/mmへの縮小においては
、1ビツト→4ビツトのシリアル−パラレル変換回路を
4つ用いる。また、8ドツ)7mmへの縮小においては
、LB3、LB2のデータ及びLB12、LB13、L
BO2、LBOIが不要となるので、これらの不要デー
タが次段のオア回路725に影響しないようにハード的
にクリアする回路構成が採用される。その回路構成の例
を示したのが第13図ら)、(C)である。
オア回路725は、第14図に示すゲート回路により縮
小の解像度に応じた2値化画像データの論理和をとるも
のである。例えばレジスタに設定されたセレクト情報0
R3ELの各ビット○R00〜0R33が「1」の場合
には、S/P変換回路724から入力されるデータLO
O〜L33の少なくとも1ビツトに「1」があれば、ア
ンドゲートのいずれかが出力「1」になるので、「1」
のOR出力となる。このセレクト情報0R3ELの設定
により、例えば縮小の解像度が4ドツト/mmの場合に
は、4×4或いは3×3のマ) IJクスの論理和をと
るので、16ドツトの2値化画像データの論理和をとる
。また、8ドツ) / m mの場合には、2×2のマ
トリクスの論理和をとるので、4ドツトの2値化画像デ
ータの論理和をとることになる。
S/P変換回路726は、1ビット−416ビツト変換
を行うものであり、オア回路725の出力をDMC70
6を介してAGDC701へ転送するために16ビツト
単位にまとめている。例えば解像度4ドツ) / m 
mへ縮小する場合には、第15図に示すように1ビット
−+16ビツト変換に使用されるクロックは4ビデオク
ロツクVCLKの周期であり、オアデータを16ビツト
まとめるのに使用されるクロックは64ビデオクロツク
vCLKの周期となる。同様に解像度8ドツ) / m
 mへ縮小する場合には、1ピツ)−16ビツト変換に
使用されるクロックは2ビデオクロツクVCLKの周期
であり、オアデータを16ビツトまとめるのに使用され
るクロックは32ビデオクロツクVCLKの周期となる
上記の構成により、プリスキャン時の処理回路では、ま
ず、コンパレータ721で画像データを閾値と比較して
2値化する。そして、FIFO715に3ライン蓄積し
たデータと合わせた4ライン分をS/P変換回路724
に入力し、S/P変換回路724で各4ビツトの2値化
画像データをパラレルにして取り出す。この4X4の画
像データをオア回路725で縮小する。ここでは、4×
4のうち、レジスタで指定された3X3の画像データの
論理和演算を行い、いずれかが「1」であれば、すなわ
ち、4×4ドツトの画像データの中から3×3ドツトの
画像データを対象とし、1つでも「1」の画像データが
あれば、4X4ドツトの画像データから「1」の1ビツ
ト画像データに縮小することによって、16ドツト/m
mの画像データを4ドツト/mmに縮小する。
このようにして画像データがオア回路725を通して縮
小されると、S/P変換回路726で第15図に示すよ
うに16ビツトにまとめてAGDC701へ転送する。
(C)メインスキャン時の処理回路 メインスキャン時の処理回路は、FIFO読み出し回路
727とマルチプレクサ728からなる。
FIFO読み出し回路727は、DMC706によりF
IFO707に書き込まれた4ブレーンの領域データを
読み出すものである。領域データは、1ブレーンずつ1
つのFIFO707に書き込まれており、FIFO70
7はダブルバッファとなっている。ここで、IRE71
4のデータバスGDO〜7は、8ビツトであるため同時
に4ブレ一ン分のデータを読み込むことはできない。そ
こで、第17図に示すFIFO読み出し回路727によ
りFIFO707を選択して4ブレ一ン分のデータを読
み出す。
この読み出しでは、まず、DMC706の信号NEDE
/NEDOにより読み出すバンクが決まると、信号NE
DE/NEDOがアクティブの期間、信号NREO〜7
により読み出すPIFO707を選択する。そして、F
IFO707からのそれぞれの読み出しデータをタイミ
ング信号F1〜F3でラッチし、第18図に示すように
読み出しデータが4ブレーン分揃うとタイミング信号F
4で4ブレ一ン分のデータをまとめて次段のラッチ回路
にラッチし、マルチプレクサ回路728に出力する。
なお、FIFO読み出しのクロックにはビデオクロック
VCLKが用いられる。したがって、信号NREO〜7
がアクティブの期間は、1ビデオクロツクVCLKとし
、信号NREO〜7がアクティブから次のアクティブま
での間隔を設け、データバス上で異なるプレーンのデー
タが衝突しないようにしている。
マルチプレクサ回路728は、データフォーマットをプ
レーン型からビクセル型に変換し、16ドツ)7mmの
データとして出力するものであり、第19図に示すよう
に8tolマルチプレクサを4個用いて構成している。
AGDC701からFIFO707に書き込まれる領域
データが4ブレーンあるが、縮小解像度が4ドツ) /
 m mの場合には、第20図に示すようにエリアコマ
ンドデータは、4ビツトすべて有効データとして4倍の
16ドツ)7mmに拡大して送出される。しかし、縮小
解像度が8ドツ)7mmの場合には、ACDC701か
らFI’FO707に書き込まれる領域データが2ブレ
ーン又は1プレーンとなるため、有効なエリアコマンド
データは2ブレーンの場合に2ビツト、1プレーンの場
合に1ビツトとなる。
上記の構成により、メインスキャン時の処理回路では、
画像データの読み出しと同期してAGDC701から転
送されPIF○707に書き込まれた画像データをFI
FO読み出し回路727で4ブレーン分読み出し、マル
チプレクサ728を通してこれをコマンドACMDとし
て16ドツト/ m mに拡大してFAC716へ送出
する。
(D)タイミングジェネレータ タイミングジェネレータ729は、縮小および拡大処理
を行うための制御、DMC706を介してACDC70
1ヘデータを転送するための制御、およびDMC706
によりFIFO707に書き込まれた4ブレーンの領域
データを読み出すための制御を行う回路であり、DMC
706を介してAGDC701へデータを転送するタイ
ミングは、第16図に示すようになる。すなわち、デー
タが16ビツトそろったとき信号PSTBをアクティブ
にしDMC706へ出力する。そして、DMC706よ
り信号NPACK入力がアクティブとなると、信号PS
TBをインアクティブとする。信号NPACK入力がア
クティブの期間データΔDO〜15をバス上に出力する
。この動作は、縮小の解像度により4ドツト/mmの場
合には4ライン毎に動作し8ドツト/ m mの場合に
は2ライン毎に動作する。
通してこれをコマンドACMDとして16ドツト/ m
 mに拡大してFAC716へ送出する。
(D)タイミングジェネレータ タイミングジェネレータ729は、縮小および拡大処理
を行うための制御、DMC706を介してAGDC70
1ヘデータを転送するための制御、およびDMC70B
によりFIFO707に書き込まれた4ブレーンの領域
データを読み出すだめの制御を行う回路であり、DMC
706を介してACDC701ヘデータを転送するタイ
ミングは、第55図に示すようになる。すなわち、デー
タが16ビツトそろったとき信号PSTBをアクティブ
にしDMC706へ出力する。そして、DMC706よ
り信号NPACK入力がアクティブとなると、信号PS
TBをインアクティブとする。信号NPACK入力がア
クティブの期間データADO〜15をバス上に出力する
。この動作は、縮小の解像度により4ドツ)7mmの場
合には4ライン毎に動作し8ドツト/mmの場合には2
ライン毎に動作する。
(n−6)アノテーション処理回路 第21図はFAC,フォントバッファ、PLT間の信号
の流れを示す図である。
(A)構成の概要 アノテーション処理回路は、画像データに同期してプレ
ーンメモリ704から各アノテーションに対応して4ビ
ツトのエリアコマンドACMD3〜O1計16種類のア
ノテーションのエリアコマンドΔCMD3〜0が読み出
され、IREで画像データと同じ解像度に拡大処理して
転送されてくると、そのエリアコマンドACMD3〜0
を実行することによって、マーカー領域や閉領域、矩形
領域、自由形領域で、文字や背景を認識しながら、予め
設定された色により文字や背景を選択的に網やハツチン
グ、ベタ等のパターンで置き換えたり、或いはロゴ挿入
を行ったりするものである。そのために、第21図に示
すように、網やハツチング、ロゴ等のフォントデータ 
(パターン)FD3〜0を格納したフォントバッファ7
08、エリアコマンドに基づいてフォントバッファ70
8のアドレスを生成してフォントデータFD3〜0を読
み出すFAC716、フォントデータFD3〜0とエリ
アコマンドACMD3〜0により画像データをフォント
のカラー信号に置き換えるPLT707を備えている。
フォントバッファ708は、ユーザのセットしたロゴパ
ターンメモリ (ROM)705から或いはVCPUか
ら設定登録できるものであり、網やハツチング、ベタ、
ロゴ等のパターンのフォントが登録される。フォントバ
ッファ708が1ブレーン構成の場合には、FDOで2
色の切り換えを行う。したがって、最大4プレーン構成
で、フォントデータFD3〜0による16色の切り換え
まで可能になっている。
FAC716は、エリアコマンドACMD3〜0からパ
ターンを選択するテーブル、該テーブルにより選択され
たパターンのフォントデータをフォントバッファ708
から読み出すためのアドレス発生用カウンタ、フォント
バッファ708からフォントデータACMD3〜0を送
出する回路からなる。テーブルは、予め各エリアコマン
ドACMD3〜0に対応して網やハツチング、ベタ、ロ
ゴ等、16のパターンが登録できるようになっている。
PLT707は、エリアコマンドACMD3〜0に対応
した16組の色データからなり1つのアノテーションに
対して最大16色の色データを与えるカラーパレット 
(COLOR−PALT)731、文字部(フォアグラ
ンド)/背景部(バックグランド)の両方にアノテーシ
ョンを出力するときの文字部に最大16色の色データを
与えるフォアパレット (FORE−PALT)732
、エリアコマンドACMD3〜0に対応して画像データ
とカラーパレット731又はフォアパレット732の出
力データとの切り換え情報(論理演算選択信号)を与え
るロジックLUT (LGIC−LUT)734、及び
論理演算選択信号により原稿データとTノテーションデ
ータとの切り換えを行うマルチプレクサ733を備えて
いる。
次に動作の概要を説明する。
まず、前提として、予め、フォントバッファ708には
網やハツチング、ロゴ等のフォントデータが登録され、
FAC716のテーブルにはエリアコマンドACMD3
〜Oと対応するフォントデータの先頭アドレスが設定さ
れる。同様に、PLT707では、ロジックLUT73
4に論理演算選択信号が登録される。なお、上記のよう
にカラーパレット731は、16面あって4ビツトのエ
リアコマンドデータACMD3〜Oによりその1面が、
さらにその中のデータがフォントデータFD3〜0によ
り選択され、また、フォアパレット732は、文字部、
背景部両方にアノテーションを出力する場合の文字部の
色を登録しておくものであるが、これらは、現像サイク
ル毎に書き換えられる。
例えばハツチングのパターンがエリアコマンドACMD
3〜00ro010」であるとすると、ハツチング領域
については、4枚からなるプレーンメモリ704のうち
ビット1に対応するPlの1枚だけが「1」で描画され
ることになる。したがって、この領域では、画像データ
と同期してプレーンメモリ704からroolo」のエ
リアコマンドデータACMDO〜3が読み出される。
FAC716では、ro O10Jのエリアコマンドデ
ータACMDO〜3を入力すると、そのエリアコマンド
データACMD3〜0に基づいてフォントバッファ70
8からハツチングのパターンによるフォントデータFD
3〜0を読み出し、これらエリアコマンドデータACM
D3〜0、フォントデータFD3〜0をPLT717へ
送出する。
PLT? 17では、エリアコマンドデータACMD3
〜0に基づいて、ロジックLUT734においてLGI
に登録されたハツチングパターンに対する論理演算選択
信号が選択され、また、カラーパレット731において
、CPlのカラーパレットが選択される。そして、この
カラーパレットの16色のデータからフォントデータF
D3〜0により1色が選択される。例えばフォントデー
タFD3〜0がrlloIJ  (十進でrl 3J 
)であれば、CPIのカラーパレットにおけるCPI−
13の色データが選択されることになる。マルチプレク
サ733では、画像データにおいて文字部と背景部とを
認識し、論理演算選択信号にしたがって文字部では画像
データを出力し、背景部で色データを出力する。
このように各エリアコマンドデータACMDO〜3に対
応してフォントデータFD3〜0と論理演算選択信号を
読み出し、さらにエリアコマンドデータACMDO〜3
とフォントデータFD3〜0からアノテーションの色を
選択して画像データを特定のフォントで置き換えること
により編集処理を行っている。したがって、フォントデ
ータFD3〜0は、網、ハツチング、ベタ、ロゴ等のパ
ターンを有すると共に色情報を有するデータであり、同
じパターンでもフォントデータFD3〜0の内容を変え
ることによって、或いはエリアコマンドデータACMD
O〜3を変えることによって異なる色の組み合わせによ
るパターンを出力することができる。
例えばFAC716において同じパターンをACMDO
〜3のroool」とroolo」に登録したとすると
、フォントデータFD3〜0が同じになってもPLT7
17ではCPIとCF2のように異なるカラーパレット
731が選択される。
また、同じパターンでもフォントデータFD3〜0にお
いて、例えばro 101J、ro 110J、ro 
111J  (カラーパレット731ではASB。
Cの色データ)によりパターンを形成するように登録し
た場合に対し、rllol+、「1110」、「111
1」によりパターンを形成するように登録した場合では
、カラーパレット731で八、BSCの色データと異な
る色データが選択されることになる。
(I[[)全体の処理の流れ 第22図は全体の処理フローを説明するための図、第2
3図はぬり絵シキャン時の設定内容を説明するための図
である。
画像処理装置として例えば複写機に本発明を適用した場
合の全体の処理の流れを示したのが第22図であり、コ
ピー条件や編集内容をオペレータが予め入力設定し、ス
タートキーを操作すると、複写機は、第22図に示すよ
うな流れで動作する。
まず、アノテーション編集があるか否かを判定し、アノ
テーション編集がない場合には、直ちにコピーサイクル
に入る。しかし、アノテーション編集がある場合には、
プレーンメモリをクリアする。そして、自由形処理、マ
ーカー編集、ぬり絵処理、矩形領域処理があるか否かを
調べてそれぞれの処理を行った後コピーサイクルに入る
この場合、ぬり絵処理では、第23図に示すようにスタ
ート後、ぬり絵スキャンに先立って、ぬす栓用のスレッ
ショルド値の設定等のIREの設定、副走査方向ライン
数等のDMCの設定、AGDCの設定を行い、ぬり絵ス
キャン後にDMCのリセット、AGDCのリセットを行
う。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例では
、プレーンメモリの構成を6枚にしたが、ワーク用のプ
レーンメモリの1枚を描画用のプレーンメモリと兼用し
てもよい。この場合には、例えば第4図において、ブレ
ーンメモ’JPOをプレーンメモリPMとして用い、第
4図(e)でプレーンメモリPMに得られた描画をプレ
ーンメモリPWにコピーしてプレーンメモリPMをクリ
アすれば、描画用のプレーンメモ’JPOとして用いる
ことができる。また、描画用のプレーンメモリの構成を
4枚にしたが、この枚数は、設定するエリアコマンドの
数に応じて増減してもよいことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、閉領
域のぬり潰しを行った後、逆にその外側のぬり潰しを行
い、そしてその内側に対してぬり絵のエリアコマンドを
設定するので、閉領域の1点を編集点として指定するだ
けで、閉領域内にある空白部分を抜けがなく色付は処理
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置のぬり絵処理方式の
1実施構成を示す図、第2図はプレーンメモリの構成例
を示す図、第3図はエリアコマンドを説明するための図
、第4図はエリアコマンドの設定処理を説明するための
図、第5図はアノテーション、領域指定、カラー変換の
各処理を行うLSIを搭載した編集制御回路の構成を示
す図、第6図は後指定優先の描画を説明するための図、
第7図はマーカー指定領域の色付は処理を説明するだめ
の図、第8図は枠内色付けによる色付は処理を説明する
ための図、第9図は矩形領域の色付は処理を説明するた
めの図、第10図はDMCの回路構成を示す図、第11
図はIRESAGDCとの間のデータ転送ラインを示す
図、第12図はIRE (イメージ縮拡回路)の構成を
示す図、第13図はS/P変換回路の構成例を示す図、
第14図はオア回路の構成例を示す図、第15図はIR
EからAGDCへのデータ転送を説明するための図、第
16111Uはタイミングジェネレータにおける出力コ
ントロールのタイミングチャート、第17図はFIFO
読み出し回路の構成例を示す図、第18図および第20
図はFIFO読み出しデータの流れを示す図、第19図
はマルチプレクサ回路の構成例を示す図、第21図はF
AC,フォントバッファ、PLT間の信号の流れを示す
図、第22図は全体の処理フローを説明するための図、
第23図はぬり絵スキャン時の設定内容を説明するため
の図、第24図はぬり絵処理の問題を説明するための図
である。 1・・・イメージ入力ターミナル(I IT) 、2・
・・シメージ処理システム(IPS) 、3・・・イメ
ージ出力ターミナル、4と6・・・データ処理手段、5
・・・編集制御手段、7・・・プレーンメモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿読み取り色分解信号から各現像色の記録信号
    に変換し現像サイクル毎に当該現像色の記録信号を選択
    して記録再生を行うと共に原稿の閉領域内を特定のパタ
    ーンや色でぬり潰す機能を備えた画像処理装置のぬり絵
    処理方式であって、プレーンメモリを備え、該プレーン
    メモリにプリスキャンにより原稿の2値画像データを取
    り込み、該2値画像データの閉領域内の指定された点を
    開始点として閉領域ぬり潰しを行い、次に該閉領域ぬり
    潰しに対して外側ぬり潰しを行った後、外側ぬり潰しの
    内側に対して特定のパターンや色の塗り潰し処理の設定
    を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置のぬり
    絵処理方式。
  2. (2)ぬり絵処理として複数枚のプレーンメモリを備え
    、ワーク用のプレーンメモリに外側ぬり潰し領域を描画
    し、ワーク用のプレーンメモリに描画された外側ぬり潰
    し領域に基づいて描画用のプレーンメモリに特定のパタ
    ーンや色の塗り潰し処理を行うエリアコマンドを設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置のぬり
    絵処理方式。
  3. (3)描画用として複数枚のプレーンメモリを用い、各
    領域毎に複数枚のメモリでエリアコマンドを設定するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置のぬり絵処
    理方式。
  4. (4)ワーク用として2枚のプレーンメモリを用い、第
    1のプレーンメモリと第2のプレーンメモリとの間で領
    域のぬり潰し処理を行うことを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置のぬり絵処理方式。
JP1330343A 1989-12-20 1989-12-20 画像処理装置の編集制御方式 Expired - Fee Related JP2890570B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1330343A JP2890570B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 画像処理装置の編集制御方式
US07/631,000 US5142355A (en) 1989-12-20 1990-12-19 Edit control system for use in an image processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1330343A JP2890570B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 画像処理装置の編集制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03189878A true JPH03189878A (ja) 1991-08-19
JP2890570B2 JP2890570B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=18231559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1330343A Expired - Fee Related JP2890570B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 画像処理装置の編集制御方式

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5142355A (ja)
JP (1) JP2890570B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477417B1 (en) 1999-09-07 2009-01-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Image processing system
KR200481274Y1 (ko) * 2015-12-31 2016-09-07 주식회사 다인스 가구의 간접 조명장치

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0779416B2 (ja) * 1991-05-14 1995-08-23 富士ゼロックス株式会社 画像編集装置
JP3317446B2 (ja) * 1991-05-14 2002-08-26 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
JPH0514562A (ja) * 1991-07-02 1993-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイジタル複写機
US5406389A (en) * 1991-08-22 1995-04-11 Riso Kagaku Corporation Method and device for image makeup
US5241396A (en) * 1991-09-16 1993-08-31 Xerox Corporation Color printing yielding a dense black image
DE69325858T2 (de) * 1992-06-02 1999-12-30 Fuji Xerox Co Ltd System zur Dokumentenverarbeitung
US5452094A (en) * 1992-11-05 1995-09-19 Xerox Corporation Method and apparatus for storage and printing of logos using a storage medium capable of storing multiple logos
JPH06169395A (ja) * 1992-11-27 1994-06-14 Sharp Corp 画像形成装置
US5960109A (en) * 1993-09-07 1999-09-28 Xerox Corporation Single pass marker enclosed area detection system and method for a photocopier
JP3376081B2 (ja) * 1994-03-31 2003-02-10 キヤノン株式会社 画像処理方法及び装置
US5893130A (en) * 1995-04-28 1999-04-06 Sharp Kabushiki Kaisha Image output device
JP3109421B2 (ja) * 1995-09-08 2000-11-13 富士ゼロックス株式会社 図表処理装置
US6002404A (en) * 1996-07-09 1999-12-14 Minolta Co., Ltd. Image editing device for processing image data
JPH1051618A (ja) 1996-07-29 1998-02-20 Minolta Co Ltd 画像編集装置
US6175663B1 (en) * 1998-02-24 2001-01-16 Paravision Imaging, Inc. Method and apparatus for preserving background continuity in images

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2544703C3 (de) * 1975-10-07 1978-04-06 Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel Verfahren und Schaltungsanordnung zum Erkennen von Farben einer farbigen Fläche
FR2542540B1 (fr) * 1983-03-08 1989-02-10 Canon Kk Systeme de traitement d'images
JPS614061A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd カラ−スキヤナを用いた切抜きマスク作成方法および装置
JPS62111570A (ja) * 1985-11-09 1987-05-22 Fuji Photo Film Co Ltd 画像入出力システムにおける出力信号処理条件の自動設定方法
JP2915048B2 (ja) * 1989-04-04 1999-07-05 株式会社リコー カラー画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477417B1 (en) 1999-09-07 2009-01-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Image processing system
KR200481274Y1 (ko) * 2015-12-31 2016-09-07 주식회사 다인스 가구의 간접 조명장치

Also Published As

Publication number Publication date
US5142355A (en) 1992-08-25
JP2890570B2 (ja) 1999-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0597556B1 (en) Image processing apparatus
EP0369702B1 (en) Image processing apparatus and method
JPH03189878A (ja) 画像処理装置の編集制御方式
US5086346A (en) Image processing apparatus having area designation function
JPH04336866A (ja) カラー画像記録装置のマーカドット検出方式
JPH07200799A (ja) 画像ビデオ入力信号処理装置、修正デジタル画像信号アレイ生成装置、および画像処理エフェクトの適用の選択的制御方法
JP3317446B2 (ja) 画像処理装置
JP2925198B2 (ja) メモリ駆動装置
JP2559710B2 (ja) 画像処理方法
US5583955A (en) Image processing apparatus
JP2537192B2 (ja) 画像再生装置
JP2697860B2 (ja) 画像処理装置
JP3088871B2 (ja) 画像合成記録装置
JP2513636B2 (ja) 画像処理装置
JPS6346872A (ja) 画像処理装置
JP3249498B2 (ja) 画像合成記録装置
JPH0581397A (ja) ページスクロール方法及び画像処理装置
JP3477658B2 (ja) 画像処理装置
JP3039657B2 (ja) 画像処理装置
JPS62164130A (ja) 画像処理装置
JPH02116979A (ja) 画像処理装置
JPH02207668A (ja) 画像処理装置
JPH04336758A (ja) 画像編集装置
JPH0568157A (ja) 画像処理装置の領域指定回路
JPS6346871A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees