JP3213939B2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

原稿読取り装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿の記載内容を画像として読み取る原稿
読取り装置に関する。
[従来の技術] 上記のような原稿読取り装置は、電子ファイル装置や
コンピュータへの画像入力装置として使用されている
が、近年、原稿読取り台上の原稿の画像をモニタ画面に
表示することにより、読み取ろうとする原稿を予め確認
できるようにしたり、読み取りたい原稿部分をディジタ
イザで指定できるようにして原稿読取り装置が提案され
ている。
また、カラー原稿を読み取ることのできる原稿読取り
装置も開発されている。
[発明が解決しようとする課題] カラー原稿を読み取れる従来の原稿読取り装置では、
原稿がモノクロ原稿の場合に、モニタ表示画面で、実際
には白色の原稿色がセピア色になったり、文字原稿の文
字のエッジ部分が滲んで判読しずらくなるという欠点が
あった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、モノクロ
画像をカラー信号としてカラーモニタに出力した際に生
じる、文字のエッジ部の滲みなどを防止することができ
る原稿読み取り装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る原稿読取り装置は、原稿を読み取り、前
記原稿に応じたカラー画像信号を入力する入力手段(実
施例では、第1図の画像読取走査回路10に相当する)
と、前記カラー画像信号に基づいて、前記原稿を構成す
る各画素がカラーであるか否かを判定する判定手段(実
施例では、第1図のモノクロ/カラー判別回路52、及び
第3図のS1〜S8に相当する)と、前記判定手段の判定結
果により得られる前記原稿の全画素数に対するカラー画
素数の割合と予め決められた閾値とを比較する比較手段
(実施例では、第1図のモノクロ/カラー判別回路52、
及び第3図のS9に相当する)と、前記比較手段の比較結
果に基づいて前記原稿がカラーであるかモノクロである
かを判別する判別手段(実施例では、第1図のモノクロ
/カラー判別回路52、及び第3図のS9〜S11に相当す
る)と、前記カラー画像信号を輝度信号(第1図の輝度
エンコーダ22から出力される輝度信号に相当する)とク
ロマ信号(第1図のクロマエンコーダ24から出力される
クロマ信号に相当する)に変換する変換手段(実施例で
は、第1図の輝度エンコーダ22、クロマエンコーダ24に
相当する)と、前記判別手段により前記原稿がモノクロ
であると判別された場合に、前記変換手段により変換さ
れた輝度信号をカラーモニタへ出力し、前記判別手段に
より前記原稿がカラーであると判別された場合に、前記
変換手段により変換された輝度信号とクロマ信号をカラ
ーモニタへ出力するように制御する制御手段(実施例で
は第1図のスイッチ26に相当する)とを有することを特
徴とする。
[作用] 上記手段により、カラー原稿とモノクロ原稿のどちら
もカラーで読み取り、原稿がモノクロ画像と判別された
場合、カラー画像信号の色信号を抑えた画像信号に変換
してカラーモニタへ出力し、原稿がカラー画像と判別さ
れた場合、当該カラー画像信号の色信号を抑えない画像
信号に変換して当該カラーモニタへ出力するので、原稿
がカラーかモノクロかが分かりやすくなると共に、モノ
クロ画像をカラー信号としてカラーモニタに出力した際
に生じる、文字のエッジ部の滲みなどを防止できる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図を示す。
第1図において、10は密着式カラーライン・センサを具
備する画像読取り走査回路、12は画像読取り走査回路10
から出力される各R,G,Bの信号をディジタル化するA/D変
換器、14はA/D変換器12から出力されるR,G,Bの各データ
を1画面分記憶できるR,G,Bメモリからなる画像メモリ
である。
16はA/D変換器12から出力されるR,G,Bの各データを所
定割合で間引く間引き回路、18は間引き回路16で間引か
れたR,G,Bデータを1画面分記憶できるR,G,Bメモリから
なる表示用メモリ、20は表示用メモリ18から出力される
R,G,Bデータをアナログ化するD/A変換器、22はD/A変換
器20のRGB信号出力から輝度信号を形成する輝度エンコ
ーダ、24はD/A変換器20のRGB信号出力からクロマ信号を
製するクロマ・エンコーダ、26はクロマ・エンコーダ24
の出力又は一定値(図示例ではアース)を選択するスイ
ッチ、28は輝度エンコーダ22から出力される輝度信号
に、スイッチ26により選択された信号を加算する加算
器、30は加算器28の出力を増幅するアンプ、32は映像モ
ニタ装置である。
34は表示用メモリ18及びD/A変換器を制御するメモリ
制御回路、36はメモリ制御回路34、輝度エンコーダ22及
びクロマ・エンコーダ24に水平及び垂直同期信号を供給
する同期信号発生回路である。
38はディジタイザ、40は当該ディジタイザ38のスタイ
ラス・ペン、42は読み取った原稿部分を記憶する外部記
憶装置、44は全体を制御するシステム制御回路である。
システム制御回路44、画像メモリ14、外部記憶装置42及
びディジタイザ38は、バス構造の信号線により互いに接
続されている。46は読取り開始を指示する読取り開始ス
イッチ、48は外部記憶装置42への記憶を指示するファイ
ル開始スイッチ、50はスイッチ46,48の操作をシステム
制御回路44に伝達するスイッチ・インターフェース回
路、52はA/D変換器12のRGB出力からモノクロかカラーか
を判別し、その判別結果に従いスイッチ26を制御するモ
ノクロ/カラー判別回路、54は原稿の読取りタイミング
を規定するクロックを発生する読取りタイミング発生回
路である。読取りタイミング発生回路54は、画像読取り
走査回路10、A/D変換器12、画像メモリ14、間引き回路1
6及びモノクロ/カラー判別回路52にそれぞれ所定タイ
ミングのクロックを供給する。
第1図の動作を説明する。読取り開始スイッチ46が押
されると、システム制御回路44はインターフェース回路
50を介してこれを検知し、画像読取り走査回路10による
画像読取り走査を開始させる。画像読取り走査回路10の
アナログRGB信号出力は、A/D変換器12によりディジタル
化され、画像メモリ14に順次格納される。A/D変換器12
のディジタルRGB出力は、間引き回路16及びモノクロ/
カラー判別回路52にも印加される。間引き回路16は表示
用メモリ18の所定の画素比(例えば、縦3:横4)になる
ように、A/D変換器12のRGB出力データをサンプリング及
びフィルタリング処理し、その出力は表示用メモリ18に
印加され、記憶される。また、モノクロ/カラー判別回
路52は、読み取った原稿がモノクロかカラーかを判別す
る。
同期信号発生回路36は所定周波数の水平及び垂直同期
信号を発生し、メモリ制御回路34はその水平及び垂直同
期信号に従い表示用メモリ18から記憶データを読出し、
D/A変換器20でアナログ化する。輝度エンコーダ22及び
クロマ・エンコーダ24は、同期信号発生回路36からの水
平及び垂直同期信号に従い、D/A変換器20のアナログRGB
出力から、それぞれ輝度信号及びクロマ信号を形成す
る。スイッチ26はモノクロ/カラー判別回路52からの判
別信号により切換え制御される。具体的には、スイッチ
26は、読み取った原稿がモノクロの場合にはb接点側に
接続し、カラーの場合にはa接点側に接続する。
輝度エンコーダ22の出力と、スイッチ26により選択さ
れた信号は加算器28で加算され、アンプ30で増幅されて
映像モニタ装置32に印加される。モノクロ/カラー判別
回路52の判別結果がモノクロの場合には、加算器28の出
力はモノクロ・ビデオ信号となり、モノクロ/カラー判
別回路52の判別結果がカラーの場合には、加算器28の出
力はカラー・ビデオ信号となる。
ディジタイザ38のスタイラス・ペン40により、外部記
憶装置42に記憶させるべき範囲を指定する。そして、フ
ァイル開始スイッチ48を押すと、これに応じてシステム
制御回路44が、画像メモリ14の指定範囲の画像データを
外部記憶装置42に転送し、記憶させる。
第2図は、モノクロ/カラー判別回路52の動作フロー
チャートを示す。先ず、カラー画素判別カウンタ変数N
と、画素カウンタ変数Kを0に初期化する(S1)。そし
て、読取りタイミング発生回路54からの読取りクロック
に応じて(S2)、個々の画素についてカラー画素か否か
を判定する。即ち、A/D変換器12のR,G,Bの各出力データ
をそれぞれ変数PR,PG,PBに格納する(S3)。RR,PG,PB
差分の最大値ΔPmaxを求め(S4)、Kをインクリメント
する(S5)。ΔPmaxとモノクロ/カラー判別の閾値Pth
とを比較し(S6)、ΔPmaxがPthより大きければNをイ
ンクリメントする(S7)。
画像読取り走査回路10による読み込み終了まで(S
8)、S2〜S7を繰り返す。読み込み終了後、全画素数K
に対するカラー画素の数Nの割合N/Kと、カラー原稿と
判定するための原稿カラー画素の比率Nco1とを比較し
(S9)、N/KがNco1以上であれば、モノクロと判定し(S
10)、そうでなければカラーと判定する(S11)。
読み取ろうとする原稿の用紙サイズがA3であるとし、
読み込みピッチが16ドット/mmの時、横6898×縦4864の
画素となり、自然画の場合深さ方向で8ビットは必要に
なるので、画像メモリ14のメモリ・サイズは、モノクロ
画の場合で6898×4864=33.5Mバイト、カラーの場合で
この3倍の100.6Mバイトとなる。また、表示用メモリ18
は、NTSCビデオ出力の場合、モノクロ画では307Kバイ
ト、カラー画で922Kバイト、PAL方式の場合、モノクロ
画で453Kバイト、カラー画で1359Kバイトになる。
本実施例では、輝度エンコーダ22とクロマ・エンコー
ダ24とを別の機能ブロック図示したが、勿論、加算器28
の機能も併せて1つのビデオ・エンコーダにより同様に
機能を奏させてもよい。
カラー原稿とモノクロ文字が混ざった原稿に対して
は、モノクロ/カラー切換えスイッチを設け、当該スイ
ッチにより、スイッチ26を切り換えできるようにすると
便利である。
本実施例では画像メモリとしてRGBメモリを使用した
が、本発明はこれに限らず、輝度色差メモリを用いるよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、モノクロ画像
をカラー信号としてカラーモニタに出力した際に生じ
る、文字のエッジ部の滲みなどを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第2図は
モノクロ/カラー判別回路52の動作フローチャートであ
る。 10:画像読取り走査回路、14:画像メモリ、16:間引き回
路、18:表示用メモリ、22:輝度エンコーダ、24:クロマ
・エンコーダ、32:映像モニタ装置、38:ディジタイザ、
40:スタイラス・ペン、42:外部記憶装置、44:システム
制御回路、46:読取り開始スイッチ、48:ファイル開始ス
イッチ、52:モノクロ/カラー判別回路、54:読取りタイ
ミング発生回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取り、前記原稿に応じたカラー
    画像信号を入力する入力手段と、 前記カラー画像信号に基づいて、前記原稿を構成する各
    画素がカラーであるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果により得られる前記原稿の全画
    素数に対するカラー画素数の割合と予め決められた閾値
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記原稿がカラーで
    あるかモノクロであるかを判別する判別手段と、 前記カラー画像信号を輝度信号とクロマ信号に変換する
    変換手段と、 前記判別手段により前記原稿がモノクロであると判別さ
    れた場合に、前記変換手段により変換された輝度信号を
    カラーモニタへ出力し、前記判別手段により前記原稿が
    カラーであると判別された場合に、前記変換手段により
    変換された輝度信号とクロマ信号をカラーモニタへ出力
    するように制御する制御手段 とを有することを特徴とする原稿読取装置。
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