JPS639266Y2 - - Google Patents

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JPS639266Y2
JPS639266Y2 JP6542279U JP6542279U JPS639266Y2 JP S639266 Y2 JPS639266 Y2 JP S639266Y2 JP 6542279 U JP6542279 U JP 6542279U JP 6542279 U JP6542279 U JP 6542279U JP S639266 Y2 JPS639266 Y2 JP S639266Y2
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JP
Japan
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poles
pole
auxiliary
salient
main
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JP6542279U
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JPS55166177U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、励磁巻線を施した複数の主突極と、
この主突極間に設けられた励磁巻線を施さない補
助突極とを有する固定子を備えてなる永久磁石型
ステツピングモータに関するもので、その保持ト
ルクを増加させることを目的とするものである。
第1図は従来のこの種のステツピングモータの
構成を示すもので、固定子1には90度間隔で配置
された巻線を施す4つの主突極1aと、この主突
極1aと主突極1aとの中間に位置する巻線を施
さない4つの補助突極1bとが設置されている。
ここで回転子2の円筒型永久磁石は、外周上に10
極に着磁されている。この構造のものでは固定子
1を励磁したとき、両側に相異る磁極が出来るよ
う励磁された主突極1aを持つ補助突極1bは、
回転子2の隣り合う2つの磁極に相対する。また
両側に同一の磁極が出来るよう励磁された主突極
1aを持つ補助突極1bは、回転子2の1つの磁
極にのみ相対する。また主突極1aは回転子2の
1つの磁極にのみ相対する。従つて補助突極1a
はその回転子2に相対する面上の3つの点が回転
子2の磁極と相対した状態で回転子を静止保持す
ることによる。しかしながら、従来はこの補助突
極1bの回転子2と相対する面は平坦である為、
補助突極1bにたゞ1つの回転子磁極が相対して
静止保持するという構成のものに比し、静止保持
力は劣る欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、以下本考案の実施例を第2図に基づいて説明
する。図において、固定子1の主突極1aと補助
突極1bとの位置関係及び回転子2の着磁条件は
第1図に示した従来例と全く同一である。また固
定子1を励磁した場合の固定子1の各突極1a,
1bと回転子磁極との静止位置の関係も同一であ
る。一方、補助突極1bの先端にはさらに副突極
1cが設けられている。この副突極1cは補助突
極1bの中心軸上に1つ、そこから左右同角度変
位した所に各々1つの計3カ所設けられている。
従つて前述の回転子2の磁極と相対する点の3カ
所に副突極1cが設けられることになり、回転子
2の磁極が補助突極1bと相対する場合、いづれ
かの副突極1cと相対した位置で静止する。この
為、補助突極1bにただ1つの回転子磁極が相対
して静止保持する構成のものに比しても劣らぬ静
止保持力が得られる。次に本考案による永久磁石
型ステツピングモータの動作を第2図の実施例に
ついて述べる。
まず巻線を施された主突極1aを第3図に示す
ように1a−1,1a−2,1a−3,1a−4
とし、巻線を施されない補助突極1bを同様に1
b−1,1b−2,1b−3,1b−4とする
と、第3図に示すように主突極1a−1,1a−
4をN極、主突極1a−2,1a−3がS極にな
る如く励磁したとき、各主突極に対向した位置に
各々主突極の極性と異る回転子2の磁極がきて静
止する。このとき補助突極1b−2,1b−4の
両隣の主突極1a−2と1a−3及び1a−1と
1a−4は同極性であり、この補助突極1b−
2,1b−4に対向する回転子磁極は1極のみで
あり、この極性は相対する補助突極の両隣の突極
と同極性となり安定する。また残りの補助突極1
b−1,1b−3の両隣の主突極1a−1と1a
−2及び1a−3と1a−4は互に異る極性であ
り、この補助突極1b−1,1b−3に対向する
回転子磁極は隣合せの2極であり、それぞれ補助
突極1b−1,1b−3の両端の副突極と相対す
る位置で静止する。この回転子磁極の極性はそれ
ぞれ近接した主突極の極性と同一であり安定す
る。
次に主突極1a−1と1a−3の励磁極性のみ
を反転させる。この様子を第4図に示す。ここ
で、各主突極に対向した位置に各々主突極の極性
と異る回転子2の磁極がきて静止する。このとき
補助突極1b−2,1b−4の両隣の主突極1a
−2,1a−3及び1a−1,1a−4は相異る
極性であり、この補助突極1b−2,1b−4に
は上述した前回の励磁状態と同様に回転子磁極の
隣合せの2極が対向し、それぞれ近接する主突極
と同一の極性のものが補助突極1b−2,1b−
4の両端の副突極と相対し静止する。
また補助突極1b−1,1b−3の両隣の主突
極1a−1,1a−2及1a−3,1a−4は同
極性であり、この補助突極1b−1と1b−3に
は各々回転子磁極の1極のみが対向し、この磁極
は各々両隣の主突極の極性と同一であり安定す
る。
ここで最初の励磁状態のとき主突極1a−1に
対向していた回転子磁極の極Sは、第2の励磁状
態では補助突極1b−4の主突極1a−1に近接
した副突極と対向して静止する。
次に第3の励磁状態として主突極1a−2,1
a−4のみを第2の励磁状態から反転する。これ
を第5図に示す。さらに第4の励磁状態として主
突極1a−1,1a−3のみを第3の励磁状態か
ら反転する。これを第6図に示す。
次に再び主突極1a−2,1a−4のみを第4
の励磁状態から反転する。これは第3図と同一と
なる。
ここで、前述の回転子磁極Sに着目すると、第
5の励磁状態では、主突極1a−4に対向するこ
とになり、この第1から第5の励磁状態までの移
動角は72゜であり、これは4ステツプに相当する
から1ステツプ当り18゜のステツプ動作となつて
いることがわかる。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
簡単な構成で保持トルクを増加させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の永久磁石型ステツピングモータ
の構成図、第2図は本考案の一実施例にかかる永
久磁石型ステツピングモータの構成図、第3図〜
第6図は同励磁状態を示す構成図である。 1……固定子、1a……主突極、1b……補助
突極、1c……副突極、2……回転子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 励磁巻線を施した主突極と、この主突極と主突
    極との間に設けられた励磁巻線を施さない補助突
    極とより構成され、前記主突極と前記補助突極と
    は等間隔に配置され、また前記補助突極は前記主
    突極より大きな磁極幅を有し、かつ前記補助突極
    には奇数個の副突極を有し、前記主突極には副突
    極を有さない固定子を有し、一方、前記固定子に
    対向し、円周上に等間隔に着磁され、この磁極数
    が前記固定子の主突極と補助突極との総和と異る
    如く設定された永久磁石を構成要素とする回転子
    を有し、前記補助突極に設けられた副突極の間隔
    は前記永久磁石の磁極間隔の約1/2とし、前記固
    定子の主突極の磁極幅は回転子磁極の一極と対向
    し得る幅とし、補助突極の磁極幅は回転子磁極の
    二極と対向し得る幅に構成した永久磁石型ステツ
    ピングモータ。
JP6542279U 1979-05-16 1979-05-16 Expired JPS639266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6542279U JPS639266Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6542279U JPS639266Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166177U JPS55166177U (ja) 1980-11-29
JPS639266Y2 true JPS639266Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29299420

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JP6542279U Expired JPS639266Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

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JP (1) JPS639266Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611182B2 (ja) * 1982-09-22 1994-02-09 東京電気株式会社 ステツピングモ−タ

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Publication number Publication date
JPS55166177U (ja) 1980-11-29

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