JPS6391090A - リン脂質誘導体の製造法 - Google Patents

リン脂質誘導体の製造法

Info

Publication number
JPS6391090A
JPS6391090A JP61237586A JP23758686A JPS6391090A JP S6391090 A JPS6391090 A JP S6391090A JP 61237586 A JP61237586 A JP 61237586A JP 23758686 A JP23758686 A JP 23758686A JP S6391090 A JPS6391090 A JP S6391090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
phospholipid derivative
general formula
salt
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61237586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2796089B2 (ja
Inventor
Satoshi Shuto
智 周東
Shigeru Ueda
成 植田
Shigeyuki Imamura
茂行 今村
Seishi Fukukawa
福川 清史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17017514&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS6391090(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toyo Jozo KK filed Critical Toyo Jozo KK
Priority to JP61237586A priority Critical patent/JP2796089B2/ja
Publication of JPS6391090A publication Critical patent/JPS6391090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2796089B2 publication Critical patent/JP2796089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リン脂質mW体またはその塩の製  −進法
に関する。さらに詳しくは本発明は下記−般式(1) %式% (ただし、式中R,およびR2はアシル基または脂肪族
炭化水素基を示し、R3は 7R・ s 整数、R,、R6はいずれも水素原子、またはR,、R
6は異なって水素原子、カルボキシル基、アミノ基、メ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基、トリメチルアミノ基
、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基、またはイノシ
トール基を示す)で表わされるグリセロリン脂質と下記
−般式(I+) Ns−OH(1’l) (ただし、Nsは一級水酸基に結合した有機残基を示す
)で表わされる化合物、とをホスホリパーゼD−Pの存
在下に反応させることを特徴とする下記一般式CIII
 ) CH2−OR1 晶 (ただし、RI、R1およびNsは前記と同じ基を示す
)で表わされるリン脂質誘導体またその塩の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来より、リン脂質、細胞内グリセロリン脂質の生合成
や膜の構成に重要な役割を演じていることから、種々の
活性を期待してリン脂質誘導体が化学的に合成されてい
た。また、ヌクレオシド系抗ll!la瘍剤の毒性等の
欠点を改善する目的で種々ヌクレオシドを含むリン脂質
誘導体が化学的に合成されてきた。(Biochimi
ca etBiophysica Acta、 619
 (1980) 619−631. J。
Med、 Chem、、 1982.25.1322−
1329.特開昭61−91195号〕。一方、種々の
水酸基を有する化合物とホスファチジルコリン等のホス
ファチジル酸エステル類をホスホリパーゼ叶の存在下に
反応させてリン脂質誘導体が合成されている。
〔特開昭61−88886号、同61−88887号、
同61−88888号、同61−88890号、同61
−88891号〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したようにリン脂質誘導体は化学的合成法で合成さ
れているために、その合成には官能基の保護、脱保護等
多段階反応工程を必要とし、従って、収率も低くしかも
工程も煩雑であった。
また、ホスホリパーゼDMを使用する方法は、目的のリ
ン脂質誘導体の生成率が低いため、高速液体クロマトグ
ラフィーをくり返して行うなど煩雑な分離手段を要し、
概して収率は悪く、微量のリン脂質誘導体しか得られず
、それらの生理活性等の有用性を調べることは困難であ
った。また−分子の中に一級、二級等水酸基を多く含む
場合、結合部位に対する反応性に選択性が無いため、−
級水酸基および二級水酸基のいずれも反応せしめるもの
であった。
〔問題点を解決するための手段〕
このような欠点を解決するための一手段としては、反応
条件に工夫を加え、原料化合物を選択したのであったが
、例えばリン脂質・ヌクレオシド誘導体を化学的に合成
するには多段階の合成工程を必要とし、反応条件も設定
し難く、合成は実質上困難であった。また、前記したよ
うに、ホスホリパーゼDMを使用する酵素的合成法では
、反応に選択性がなく、収率も低かった。
本発明者らは、このような欠点を有する合成法を改善し
、新たなリン脂質誘導体を合成しようとして研究を重ね
た結果、グリセロリン脂質と一級水酸基を有するペテロ
環化合物やヌクレオシドまたはアルコールをホスフォリ
パーゼD−Pの存在下反応させることにより、−級水酸
基とグリセロリン脂質とが簡便に反応して、−段階で一
級水酸基に特異的に結合した一般式(1)で表わされる
リン脂質誘導体を収率よく得たものである。この方法で
は、目的のリン脂質の生成率が高いため、分離も簡便で
あり、大量のリン脂質誘導体の合成が可能となったもの
である。
本発明は、上記の知見に基づいて完成されたもので、下
記一般式(1) %式% (ただし、式中R1、R2およびR8は前記と同じ基を
示す)で表わされるグリセロリン脂質と下記一般式〔I
I〕 Ns−OH(II) (ただし、Nsは前記と同じ基を示す)で表ねされる化
合物、とをホスフォリパーゼD−Pの存在下に反応させ
ることを特徴とする下記一般式(III ) CH2−0−R1 CHORz       (III) CHz   OP   ONs 昌 (ただし、R,、RzおよびNsは前記と同じ基を示す
)で表わされるリン脂質誘導体またはその塩の製造法に
関する。
まず、本発明の一般式(Ill )で表わされるリン脂
質誘導体を得るに用いられるグリセロリン脂質としては
、下記一般式(1)で表わされるL型、D型またはDL
混合物のいずれのグリセロリン脂質も使用できる。
CH2−0−R。
■ CH〜OR2(1) CHz   OP   OR3 H (ただし式中、R+ 、RzおよびR2は前記と同じ基
を示す) さらに、−C式(T)で表わされるグリセロリン脂質に
おいて、基R,、R2は同一または異なったアシル基ま
たはアルキル基を示すものであるが、例えば、炭素数1
〜24のアシル基またはアルキル基であり、詳細には、
例えばアセチル、プロピオニル、ブチロイル、ペンチニ
ル、ヘキシニル、ペブチニル、ラワリル、ミリスチル、
バルミトイル、ステアロイル、ドデカノイルなどの飽和
脂アシル基、パルミトオレオイル、オレオイル、リルオ
イル、リルノイル、アラキトニルなどの1〜4つの不飽
和結合ををする不飽和アシル基が挙げられ、 また脂肪
族炭化水素基としては、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル
、ドデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシ
ル、ペンタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エイコ
シル等のアルキル基や3−へキセニル、4−デセニル、
6−テトラデセニル−9−オクタデセニル、オレイル、
リルイル等のアルケニル基が挙げられる。また基R3と
しては、 (CHz)n  CHで示され、nは1〜5s の整数、R,、R,はいずれも水素原子、またはR,、
R,は異なって水素原子、カルボキシル基、アミノ基、
メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、トリメチルアミノ
基、ヒドロキシル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチ
ル基、またはイノシトール基が挙げられる。具体的には
、これらのリン脂質は、例えばレシチン(ホスファチジ
ルコリン)、ケファリン、ホスファチジルセリン、ホス
ファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール
、ホスファチジルエタノールアミンとしての市販品を使
用すればよく、さらに好ましくはR1およびR2がとも
に長鎖アシル基であるバルミトイル基で示されるホスフ
ァチジルコリン、R1およびR,がともにオレオイル基
で示されるホスファチジルコリン、R5およびR2がと
もにリルオイル基で示されるホスファチジルコリンなど
の飽和または不飽和長鎖アシル基を有するホスファチジ
ル・コリンでもよく、さらにR2およびR2が炭素数1
6〜24の長鎖脂肪酸の混合体であるラジール(Rad
yl )基で示される天然のホスファチジルコリンでも
よい。また、これらのR1およびR2の基を有するホス
ファチジルコリンは、適宜炭素数1〜24の脂肪酸を用
いて合成して得たものでもよく、市販のものを用いても
よい。同様にR3およびR2がペンタデシル、ヘキサデ
シル、ペンタデシル琢のアルキルまたはアルケニル誘導
体を用いてもよい。
また、本発明に使用される一般式([)%式%() で表わされる化合物としては、−級水酸基を有するヘテ
ロ環化合物、ヌクレオシド化合物および置換基を有して
いてもよい炭化水素などが挙げられる。
使用されるヘテロ環化合物としては、−級水酸基を有す
るフラン環、テトラヒドロフラン環、チオフェン環、ピ
ロリジン環、イミダゾール環、イミダゾリジン環、オキ
サゾール環、チアゾール環、ビラン環、オキサン環、ピ
リジン環、ピペラジン環、ピリミジン環、トリアジン環
、モルホリン環、インドール環、プリン環等のへテロ環
を有するヘテロ環−級アルコール化合物が挙げられる。
使用されるヌクレオシド化合物としては、例えば5−フ
ルオロウリジン(5−Fluorouridine;以
下FURと略す〕、5−フルオロ−2°−デオキシウリ
ジン(5−Fluoro −2゜−deoxyurid
ine ;以下1’UDRと略す〕、プレディニン(B
redinin ; 4−Carbamoyl −1−
β−り−ribofuranosyl −imidaz
olium −5−olaLc ) 、ツベルクリン(
Tubercidin ; 7−D−eaza−ade
nosine) 、ネブラノシンA (Neplano
−cin  A; l−β−(6amino−9H−9
Y  I)−4−hydroxymethyl  −4
−cycolopentene  −2cx、  3 
a −diol ;以下NepAと略す〕、5−フルオ
ロシチジン(5−Fluorocytidine;以下
FCRと略す)、アデノシン、2′ −デオキシアデノ
シン、2−デオキシチミジン、ウリジン、シチジン、5
−ブロモウリジン等のへテロ環塩基を置換基として有す
るペントース化合物が挙げられる。
また本発明に使用される別のヌクレオシドの例としては
、例えば、アラビノシルシトシン(以下Ara Cと略
す〕、アラビノシル−5−フルオロシトシン〔以下Ar
a FCと略す〕、アラビノシル−5−フルオロウラシ
ル、アラビノシルアデニンまたはアラビノシルチミン等
のへテロ環塩基を置換基として有するデヒドロキシペン
トース化合物が挙げられる。さらに置換基を有してもよ
い炭化水素としては例えば脂肪族アルコール、芳香族ア
ルコール、脂環式アルコール、ヒドロキシ含有カルボン
酸、カルボキシル基、アミノ基含有アルコール、ヒドロ
キシ基含有アミノ酸、アミノ酸のアルコール誘導体が挙
げられ、具体的にはエタノール、プロパツール、イソブ
チルアルコール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、
アミノエタノール、ヒドロキシプロピオン酸、セリン、
ホモセリン等が挙げられる。
一般式(III )で表わされるリン脂質誘導体を得る
ためには、前記のグリセロリン脂質と一般式N s −
OHで表わされる化合物をホスフォリパーゼD−Pを用
いて溶媒中で反応せしめればよい。用いられるホスフォ
リパーゼD−Pとしては、例えばストレプトミセス属に
属するストレプトミセス・ニス・ピー・AAS86(S
treptomyces 5p−A A386 ; F
ERM P−6100)由来のホスホリパーゼD−P 
(特開昭58−152481号公報、東洋醸造社製カタ
ログ番号P−39)が挙げられる。またその使用量は、
ホスファチジルコリン1g当たりホスフォリパーゼD 
−Po、01単位以上、好ましくは1−100単位であ
る。さらに用いられる溶媒としては、例えばエーテル、
ベンゼンまたはクロロホルムなどの有機溶媒とpH3〜
9の緩衝液、好ましくはpH4〜6の水層−有機溶媒層
の二層系溶媒が挙げられる。さらにまた金属イオン形成
のための水溶性塩類としては、通常塩化カルシウムが用
いられる。また反応温度は通常20〜60℃で、反応時
間は30分〜30時間、好ましくは1〜6時間である。
このようにして得られたリン脂質誘導体は、分液法およ
びシリカゲルクロマトグラフィーにより簡便に精製する
ことができる。
以上述べたような本発明のホスファチジルコリンを用い
てのリン脂質誘導体の一段工程合成法は、以下のように
示される。
CI+□−〇−R1 C1l  −0−Rz           + N5
−0H(+) C1+□ −〇−R1 7、yバー゛−C)I −0−R2+コリンH このようにして得られたリン脂質誘導体は、リン脂質の
リン酸基の部分と、用いたN5−OHで表わされる化合
物の一級水酸基のみの部分が結合したものである。さら
に本発明方法によって得られた誘導体は、ナトリウム塩
、カリウム塩などの一般的な無毒性塩となすことができ
、−般に医薬用の場合は注射用莫溜水にQ ン蜀して投
与することができる。また、リポゾーム形成基剤、乳化
剤として利用され得る。
〔発明の効果〕
前記した本発明の方法に従って、ホスファチジルコリン
とN5−OHをホスホリパーゼD−Pにより転移反応を
行うと、N5−OHがヌクレオシド化合物、ホモセリン
などのような多官能基を有する化合物であっても、無保
護の状態で一級ヒドロキシル31沢的にホスフォジエス
エル結合の形勢が効率よく起こり、分離も簡便である。
従って、得られたリン脂′Jj誘導体(III )の純
度がよく、また合成収率もよい。また大量合成も可能で
ある。
以下に本発明の実施例を挙げて本発明について具体的に
述べるが、本発明は何らこれらによって限定されるもの
ではない。
実施例1〜71 第1表に示す(N5−OH)を同じく第1表に示す緩衝
液に溶解または懸濁し、45℃の水浴中で5分間攪拌し
た後、ホスフォリパーゼD−P(PLDP )を加え溶
解した。これにL−ホスファチジルコリンまたはl−ア
ルキル−2−アルキル−5n−グリセロ−3−ホスフォ
コリン0゜05mMを’l Qmj!のCHC13溶液
として加え、6時間撹拌した後放冷した。反応液にI 
M M C15ml、CHClz 30m11Men)
[25mlを加え分液し、下層を2回水洗した後、減圧
乾固した。更に残渣にエタノールを加えて減圧乾固した
後、残渣を少量のクロロホルムに溶かして、シリカゲル
フラッシュカラム(2,5X10cm)にかけて、CH
C13、CHCII z−MeOH(20: 1) 、
同(15:1)、同(12:1)、同(l O: l)
 、同(7: l)、同(5: 1) 、同(4:1)
および同(3:1)の順で溶出した。
目的のフラクションを集め減圧乾固後、残渣をCHCl
1s 40m1.、MeOH20mlの混液に溶かし、
0.5NHCj’ 12mlを加えて分液し、下層を2
回水洗した後、減圧乾固して目的物を得た。
口 Δ =     −肴  憂 次いで、PLDPによるリン脂質塩基交換反応が、ヌク
レオシドを反応受容体(Acceptor)として用い
た時、ヌクレオシドの一級水酸基が選択的に反応し、5
゛ −ホスファチジルヌクレオシドを生成することを示
す論拠を以下に示す。
(1)転移反応によって得られたホスファチジルヌクレ
オシドは、”C−NMRにおいて、C−5゛位シグナル
が、ヌクレオシド自身に比べて、明らかに低磁場にシフ
トしているが、C−2゛又はC−3゛のシグナルには、
このような低磁場シフトは観察されない。例として実施
例7で得られたウリジン、リン脂質複合体の糖部分のケ
ミカルシフト値を示す。比較のため、ウリジン、5′ 
−UMP、3°−UMP、2° −UMPのケミカルシ
フト値を文献(H,H,Mantsch et al−
+ Bioc−hem、 Biophys、 Res、
 Communi、+ 46 .808+ (1972
)により転載した。
i34 86  65 13 88 電 ウリジン         〇− 2° −UMP 3’−UMP       5° −UMP実施例 7 (2)リボヌクレオシド系リン脂質誘導体は、イソプロ
ピリデン誘導体へ導くことができる。イソプロピリデン
化は、隣接したジオールに特異的な反応 実施例 7 R1、R2:パルミトイル基 であることから、ヌクレオシド2”及び3゛イ立の水酸
基は、PLDPによる転移反応Gこおし)で反応するこ
となく保存されていることを示す。
実施例 33 以下に図解1および2の実験例を記す。
実施例7の化合物→上 実施例7で得られたリン脂質誘導体83mgを2.2“
 −ジメトキシプロパン3mA及びアセトン3mlに=
、ffiし、TSOI(−HzOl 9mg (1eq
)を加え、室温下、4時間攪拌した。反応液をIN・)
!a)ICO,で中和後、減圧乾固した。残渣をC)I
C−f:+ −MeOH(2−1)25mA’にン容し
、0.25NLC15mAで分液後、水洗(5mlX2
  )して、減圧乾固し84mgの上を白色粉末とじて
得た。収率91%。
MeOH uvλmaX  260na+ 、 FARmass 
(m/e) 915(Nll )実施例33の化合物−
→ 1 実施例33で得られたリン脂質誘導体150mgをアセ
トン5mj!2.2’  −ジメトキシブロノぐン5 
m lに懸濁し、TSOII ・R2020m gを加
え、室温下、6時間攪拌した−  I NNaHCOz
で中和後、ClICZ3 10 m lを加えて、減圧
乾固、残渣にMeO)115mj2、水15mfXCH
Cffi 25mffを加えて分液した。有機層をIP
S濾祇にて濾過後、減圧乾固した。残渣を少量のClI
Cら−MeOI!=2−1?−W液としてP −t (
l c * (CHCj!、 −MeOll−水=65
−25−3で展開、CI C13−MeOH= 1−1
で溶出)で精製して、2を124mgの粉末として得た
。収率79%。
MeOH−CHC13 υLJmax  276nm 、 FAB mass 
(m/e) 914いn+)mMerk社Art571
5シリカゲルプレート(3)5°−デオキシウリジン(
3)をウリジンの代わりに用い、実施例7と同様にして
PLDPによる反応を試みたが、ユとリン脂質との複合
体の生成は観察されなかった。
(4)下記のような一級水酸基を有しない化合物は、P
LDPの触媒するリン脂質塩基交換反応の反応受容体と
ならなかった。
O イノシトール     し−スレオニンフコース   
       ラムノース手続補正書 昭和62年8月 7日 昭和61年 特許願第237586号 2、発明の名称 リン脂質誘導体の製造法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 静岡県田方郡大仁町三福632番地の1名称 東
洋醸造株式会社 代表者高田哲男 4、代理人 〒170 電話(917)1917 東京都豊島区北大塚2−25−1 自発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第6ページ下から9行目「リン脂質、」と
あるを「リン脂質が、」と訂正する。
(2)明細書第11ページ下から7行目「ペプチニル、
ラワリル」とあるを「ベプタノイル、ラウロイル」と訂
正する。
(3)同ページ下から7行目および6行目「ミリスチル
」とあるを「ミリストイル」と訂正する。
(4)同ページ下から5行目「飽和能アシル基」とある
を「飽和アシル基」と訂正する。
(5)同ページ下から3行目「アラキトニル」とあるを
「アラキトノイル」と訂正する。
(6)明細書第12ページ下から5行目「ヒドロキシル
基、」とあるを削除する。
(7)明細書第15ページ下から3行目および2行目「
デヒドロキシペントース化合物」とあるを「アラビノー
ス誘導体」と訂正する。
(8)明細占第16ページ上から2行目「カルボキシル
基、」とあるを「カルボキシル基・」と訂正する。
(9)明細書第17ページ上から2行目「1−100」
とあるをrl−IQOOJと訂正する。
00)明細書第19ページ上から8行目「ホスフォジエ
スエル」とあるを「ホスフォジン酸ニスエル」と訂正す
る。
Ol)明細書第20ページ上から2行目および3行目r
o、05mMJとあるをrO,5mm o l相当量」
と訂正する。
叩 明細書第21ページ第1表中の最上欄の左端に「化
合物」とあるを「実施例番号」と訂正する。
Q3)  明細書第33ページ下から6行目「ウリジン
、リン脂質」とあるを「ウリジン・リン脂質」と訂正す
る。
圓 明細書第35ページ中r2’ −UMPJの構造式
を下記の通り訂正する。
a9  同ページ中r3’ −UMPJの構造式を下記
の通り訂正する。
−0」 0Q  明細書第35ページ中「5°−UMPJの構造
式を下記の通り訂正する。
」 OD  明細書第36ページ「実施例7」の構造式を下
記の通り訂正する。
MO(JMJ 01)明細書第36ページ下から1行目「実施例7」と
あるを「実施例7で得られた化合物」と訂正する。
Ql  明細書第37ページ下欄の構造式を下記の通り
訂正する。
実施例33で得られた化合物 」 Qω 明細書第38ページの構造式を下記の通り(21
)  明細書第40ページ上欄の構造式を下記の通り訂
正する。
0OHJ (22)  明細書第40ページ下欄左側の「イノシト
ール」の構造式を下記の通り訂正する。
(23)  明細書第41ページ左側の「フコース」の
構造式を下記の通り訂正する。
(24)  同ページ中右側の「ラムノース」の構造式
を下記の通り訂正する。
HOOHJ (25)  明細書第42ページ第2表中最上(聞の左
端に「化合物」とあるを「実施例番号」と訂正する。
(26)  明細書第44ページ第3表中最上欄の左端
に「化合物」とあるを「実施例番号」と訂正する。
以上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (ただし、式中R_1およびR_2はアシル基または脂
    肪族炭化水素基を示し、 R_3は ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 nは1〜5の整数、 R_4、R_5はいずれも水素原子、またはR_4、R
    _5は異なって水素原子、カルボキシル基、アミノ基、
    メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、トリメチルアミノ
    基、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基、またはイノ
    シトール基を示す)で表わされるグリセロリン脂質と下
    記一般式〔II〕 Ns−OH〔II〕 (ただし、Nsは一級水酸基に結合した有機残基を示す
    )で表わされる化合物、とをホスホリパーゼD−Pの存
    在下に反応させることを特徴とする下記一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (ただし、R_1、R_2およびNsは前記と同じ基を
    示す)で表わされるリン脂質誘導体またはその塩の製造
    法。
  2. (2)NsOHが、一級水酸基を結合したヘテロ環化合
    物、ヌクレオシド化合物、または置換基を有してもよい
    炭化水素化合物である特許請求の範囲第1項記載のリン
    脂質誘導体またはその塩の製造法。
  3. (3)一般式〔III〕において、R_1およびR_2が
    アシル基、Nsが5−フルオロウリジン−5′−イル基
    、5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−イル
    基、ブレデイニン−5′−イル基、ツベルシジン−5′
    −イル基、ネプラノシンA−6′−イル基および5−フ
    ルオロシチジン−5′−イル基からなる群より選ばれた
    ヌクレオシド残基である特許請求の範囲第1項記載のリ
    ン脂質誘導体またその塩の製造法。
  4. (4)一般式〔III〕において、R_1およびR_2が
    C_2_−_2_0のアシル基、Nsがアラビノシルシ
    トシン残基、アラビノシル−5−フルオリロシトシン残
    基、アラビノシルアデニン残基およびアラビノシルチミ
    ン残基からなる群より選ばれたヌクレオシド残基である
    特許請求の範囲第1項記載のリン脂質誘導体またはその
    塩の製造法。
  5. (5)一般式〔III〕において、R_1またはR_2が
    炭素数1〜24のアシル基であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または−CH_2−CH_2−CH_3 である特許請求の範囲第1項記載のリン脂質誘導体また
    はその塩の製造法。
  6. (6)一般式〔III〕において、R_1またはR_2が
    炭素数1〜24の脂肪族炭化水素基である特許請求の範
    囲第1項記載のリン脂質誘導体またはその塩の製造法。
  7. (7)ホスホリパーゼD−PがStreptomyce
    s sp.AA586 FERM P−6100により
    生産される酵素である特許請求の範囲第1項記載のリン
    脂質誘導体またはその塩の製造法。
JP61237586A 1986-10-06 1986-10-06 リン脂質誘導体の製造法 Expired - Lifetime JP2796089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61237586A JP2796089B2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06 リン脂質誘導体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61237586A JP2796089B2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06 リン脂質誘導体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391090A true JPS6391090A (ja) 1988-04-21
JP2796089B2 JP2796089B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=17017514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61237586A Expired - Lifetime JP2796089B2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06 リン脂質誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2796089B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02174787A (ja) * 1988-08-24 1990-07-06 Q P Corp リン脂質系乳化剤
WO1995032984A1 (en) * 1994-05-28 1995-12-07 Boehringer Mannheim Gmbh New lipid esters of nucleoside monophosphates and their use as immunosuppressive drugs
JP2002104973A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Fuso Pharmaceutical Industries Ltd プロテインキナーゼ阻害剤

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288131A (ja) 2006-03-23 2007-11-01 Fujifilm Corp 固体撮像素子、固体撮像装置およびその駆動方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4471113A (en) * 1982-02-03 1984-09-11 The United States Of America As Represented By The Department Of Energy Prodrugs based on phospholipid-nucleoside conjugates

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4471113A (en) * 1982-02-03 1984-09-11 The United States Of America As Represented By The Department Of Energy Prodrugs based on phospholipid-nucleoside conjugates

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02174787A (ja) * 1988-08-24 1990-07-06 Q P Corp リン脂質系乳化剤
WO1995032984A1 (en) * 1994-05-28 1995-12-07 Boehringer Mannheim Gmbh New lipid esters of nucleoside monophosphates and their use as immunosuppressive drugs
KR100279087B1 (ko) * 1994-05-28 2001-01-15 로셰 디아그노스틱스 게엠베하 신규한누클레오시드일인산염의지질에스테르및면역억제약제로서그의용도
JP2002104973A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Fuso Pharmaceutical Industries Ltd プロテインキナーゼ阻害剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2796089B2 (ja) 1998-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SHUTO et al. A facile enzymatic synthesis of 5'-(3-sn-phosphatidyl) nucleosides and their antileukemic activities
EP0262876B1 (en) Nucleoside-phospholipid conjugate
EP0228612B1 (en) A derivative of alpha, alpha-trehalose and a process for preparing the same
JPH05507279A (ja) グリセロールジ―およびトリホスフェート誘導体の合成
JP3056408B2 (ja) 腫瘍抑制サッカライド包合体の製造方法
JPH06293785A (ja) 不飽和脂肪酸含有リン脂質
EP1332149B1 (en) Glycerophosphoinositol derivatives as modulators of cytosolic a2 phospholipase
JP3102798B2 (ja) イノシトールの誘導体、それを含む製剤及びそれらの使用法
JPS6391090A (ja) リン脂質誘導体の製造法
JPH01275581A (ja) 抗腫瘍性物質sf2582誘導体
Shuto et al. Nucleosides and nucleotides—CXXXVII. Antitumor phospholipids with 5-fluorouridine as a cytotoxic polar-head: Synthesis of 5′-phosphatidyl-5-fluorouridines by phospholipase d-catalyzed transphosphatidylation
JPH07258278A (ja) 1−O−アシルグリセロール−2,3−ホスフェート誘導体を有効成分とするDNAポリメラーゼαの阻害剤
JPS61152694A (ja) 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩
EP0315973A2 (en) Sialocylglycerolipids and method for preparing the same
EP0229128B1 (de) Glycero-3(2)-phospho-l-serinderivate und diese enthaltende pharmazeutischen präparate
Villard et al. An original pronucleotide strategy for the simultaneous delivery of two bioactive drugs
JPS61238797A (ja) 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−3′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩
KR100242357B1 (ko) 비대칭 인산 이에스테르의 제조 방법
JPS61238793A (ja) 新規リン脂質誘導体
JPS6383094A (ja) エ−テル型ヌクレオシド−リン脂質複合体
JP3822925B2 (ja) 2’−3’−ジ−o−アシルatpの製造法
US5393912A (en) D-myo-inositol 1,4,5-trisphosphate analogues
JPH0560476B2 (ja)
JPS6383093A (ja) ヌクレオシド−リン脂質複合体
JPH04210993A (ja) 新規なリン脂質・ヌクレオシド誘導体