JPS6391058A - 粒状調味料 - Google Patents

粒状調味料

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Publication number
JPS6391058A
JPS6391058A JP61238415A JP23841586A JPS6391058A JP S6391058 A JPS6391058 A JP S6391058A JP 61238415 A JP61238415 A JP 61238415A JP 23841586 A JP23841586 A JP 23841586A JP S6391058 A JPS6391058 A JP S6391058A
Authority
JP
Japan
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seasoning
puff
granular
supported
starch
Prior art date
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Pending
Application number
JP61238415A
Other languages
English (en)
Inventor
Shimesu Motoyama
本山 示
Shinzo Kogure
小暮 伸三
Kaoru Fujikura
藤倉 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
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Publication date
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Publication of JPS6391058A publication Critical patent/JPS6391058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は取り扱いの容易な調味料に関する。
〔従来の技術〕
調味料には粉末状、粒状のものの外、液状またはペース
ト状等の種々の形態のものがある。醤油。
酢、味耐、ソースなどの液状の調味料は、取り扱し)中
にこぼしたり、その容器を転倒させ、あるいは破損させ
てこぼしたりして、調理台や食卓さらには衣服を汚すこ
とがある。調味料の計量も、液状の場合にi′!計量カ
ップ等を用いなければならIヨいため煩わしく、また味
噌などのペースト状の場合には、粘着性があるため取り
扱い難く、それ故に計量等を実施し難い欠点がある。そ
して、上記液状またはペースト状の調味料は、当然の如
く水分含有量が大きいため、かなり多量に使用しないと
調味できない。その上、これらは液体や可塑性を有する
物であるため、携帯にも不便である。
これらの欠点を解消するため、醤油や酢をデキス) I
Jンなどの粉末に担持せしめて乾燥した粉末醤油や粉末
酢、味噌を噴霧乾燥もしくは凍結乾燥した粉末味噌など
が市販されて−る。
〔発明が解決しようとする問題点」 しかし、上記した粉末醤油、粉末酢、F′A末味噌など
は、吸湿性が大きいために室内に放置すると吸湿して潮
解し易い。それ故に、厳密な包装が要求され、また梅雨
時や夏季などの多湿時には取り扱い難い等の問題があり
、広く普及するには至っていない。なお、食塩、カレー
ンーズニング等、もともと粉末状の調味料も、同様に吸
湿性が大きいため、固結したりする欠点がある。
本発明の目的は、高湿度雰囲気に放置した後においても
その取り扱いが容易な調味料を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、パフに調味料を担持せしめて粒状調味料を製
造するものである。ここにいうパフは、一般に澱粉等の
粉を水で練ったものや植物種子を加熱して発泡・膨化さ
せてなる多孔質の有孔体である。
〔作用〕
上記した手段により、吸湿による潮解や固結等が生じる
ことを防止できるため、取り扱いに至便な粒状調味料を
提供することができるものであって、上記作用は本発明
者による鋭意研究の末に見い出されたものである。なお
、上記作用を呈するは、下記(1)および(2)が主た
る要因であると推考される。
(1)、パフは上記の如く澱粉を水で練ったものや植物
種子を加熱して発泡・膨化させて得られる多孔質物質で
あることより、それ自体が乾燥能力を有しているため、
担持された調味料の吸湿を防止できる。
(2)、パフが多孔質であるため、処理時に調味料が溶
液等の液体状態である場合には該調味料が細孔の内部に
まで侵入していく。同様に多孔質であるため、パフの表
面は凹凸に富んでおり、その凹部に多くの調味料が担持
されることになる。したがって、調味料を担持せしめた
後のパフが互いに接触する場合には、担持されている調
味料が存在しないか、またはそれが少ない表面部分で接
触することが多く、そのためべとつき難い。
なお、有孔体を調製する方法に、たとえば澱粉を水で練
ったもの(以下、水練澱粉という〉を凍結乾燥するもの
がある。この凍結乾燥は、上記水練澱粉を零下温度で凍
結し、該凍結物を真空処理することにより内包されてい
る水分を除去し、乾燥を行うものである。
上記凍結乾燥は、凍結した水練澱粉の形状を略維持した
まま内含する水分の除去を達成するものであるが、僅か
な氷の昇華圧を利用する乾燥方法であるため、たとえば
−25℃、lmmHgの下で20〜30時間という長時
間の処理を必要とするものである。
したがって、上記凍結乾燥により、本発明に適用するパ
フのような空隙率の高い有孔体を得るためには、いきお
い水練ii!!粉に使用する水の量を大巾に増やさなけ
ればならず、そのため乾燥に要する処理時間は膨大にな
り、パフと同程度に含有水分を低下せしめることも極め
て困難であり、およそ実用的方法ではない。
本発明に使用するパフとしては、米、麦、とうもろこし
、大豆など食用とされる植物種子のパフやその粗砕物、
小麦粉、澱粉などの食用粉末より得られるパフなどが例
示される。調味料としては、醤油、味噌、酢、味耐1食
塩、砂糖、カレー粉。
ウスターソース、チリソース、ドミグラソース。
各種のたれ1食用油、バター、マーガリン、ケチャツプ
、マヨネーズ、わさび、からし、生委、各種の香辛料な
ど、何ら制限なく利用しうる。
パフに対する調味料の担持量は、パフ重量に対して20
〜200%程度とするのが普通であるが、この範囲に限
定されるものではない。
また、パフの粒径は、特に限定されるものでなく、被担
持物たる調味料の粒径等に応じて種々変更できるもので
あることはいうまでもない。
担持せしめる方法としては、特願昭60−294620
号に開示した如き、運動状態にあるパフに少なくともそ
の一方は香味を有する微粉末と結合剤とを散布する方法
、特に転動・流動コーティング装置によるのが便利であ
る。
また、微粉末を用いるものに限らず、液体調味料を噴霧
等により直接散布して担持せしめ、その後乾燥すること
によって調製してもよい。
さらに、液状の調味料にパフを単に&?ttせしめた後
、乾燥する方法によってもよい。
ただし、担持せしめる方法は上記方法に限定されるもの
でな(、要はパフに均一に調味料が担持されるような方
法であれば、如何なるものをも採用できることはいうま
でもない。
〔発明の効果〕
本発明による効果を具体的に示せば次のようである。
すなわち、パフに調味料を担持せしめて粒状調味料を調
製することにより、そのまま室内に放置しても吸湿によ
る潮解や固結など好ましくない変化が起こることを有効
に防止できる。したがって、原料調味料が液体や半固体
状、ペースト状等の取り扱いが不便なものであっても、
その保管、携帯、計量等に便利な粒状物にすることがで
きるので、取り扱いを極めて簡易化することができるも
のである。
本発明の粒状調味料は、食品の調理に際して、これを添
加することにより、所望の味付けを行うことができるこ
とについては、通常の調味料と何ら変わるものではない
。特に、パフとして、澱粉や小麦粉等のパフを用いた時
は、パフ自体が温水で容易に崩壊するので、パフの形骸
を残さずに味付けすることができる利点もある。
次に、本発明の粒状調味料を実施例に基づいてさらに詳
細に説明する。
〔実施例1〕 径約I Insの澱粉パフ500gを遠心流動コーティ
ング装置CF−360(商品名:フロイント産業株式会
社製)に仕込み、円板を1100RPで回転させた。円
板周囲のスリットから空気を1001/分の速度で送入
した。これに粉末醤油500gを散布しつつ、12%プ
ルラン水溶液(結合剤)約200mj!を噴霧した。2
5分で粉末の散布を終了した。この操作により、粒状醤
油を得た。
この粒状醤油は、RH(相対湿度)70%の室内に1昼
夜放置してもべとつきがなかったが、使用した粉末醤油
は同条件で約1時間で潮解した。
また、この粒状醤油は、熱湯中で容易に崩壊・溶解する
ので、調理品に外観上の違和感もなく、かつ粒状のため
保管、計量、携帯に便利であった。
〔実施例2〕 粉末醤油に代えて400gの粉末酢を用いたほか実施例
1と同様に操作して粒状酢を得た。この粒状酢および原
料粉末酢の性能は、それぞれ実施例1の粒状醤油および
原料粉末醤油と同様であった。
〔実施例3〕 粉末醤油に代えて粉末味耐を用いたほか、実施例1と同
様に操作して粒状味耐を得た。この粒状味耐および原料
の粉末味耐の性能も、それぞれ前記実施例1の粒状醤油
および原料粉末醤油と同様であった。
〔実施例4〕 ライスパフを粗砕して径約L 5 uの粒としたもの5
00gを遠心転動流動コーティング装置スパイラフロー
5FC−5型(商品名:フロイント産業株式会社製)に
仕込み、風量1.2 m’ /分、円板回転数300R
P!、1で転動・流動せしめた。これにカレーシーズニ
ング200gを散布しつつ、50%ンロツブ約80−を
結合剤として噴霧し、20分間でコーティングを終了し
た。この操作により、粒状カレーを得た。
この粒状カレーは、R875%の室内に1昼夜放置して
もべとつきがなかったが、使用したカレーシーズニング
は約1時間で粘着した。この粒状カレーは、熱湯に容易
に崩壊してカレーソースを作成するのに便利であり、固
型のカレールーに比して速やかに溶け、溶解性が良好で
あった。
〔実施例5〕 粉末醤油に代えてハヤンソースシーズニンクトし、結合
剤を50%シロップ80−としたほか、実施例1と同様
に操作して粒状ハヤンを得た。この粒状ハヤシおよび原
料のハヤシソースンーズニングの性能は実施例4の場合
と同様に粒状ハヤンの方がべとつきもなく、また使用時
の溶解性も良好であった。
以上、実施例に基づいて本発明の詳細な説明してきたが
、本発明は前記実施例に示したものに限定されるもので
ないことはいうまでもない。なお、前記各実施例では、
粉末醤油等の調味料として、たとえば佐藤食品工業株式
会社製等の市販のものを使用した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、パフに調味料が担持されてなる粒状調味料。
  2. (2)、流動コーティング装置、転動コーティング装置
    または転動・流動コーティング装置を用いて上記調味料
    をパフに担持せしめてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の粒状調味料。
JP61238415A 1986-10-07 1986-10-07 粒状調味料 Pending JPS6391058A (ja)

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JP61238415A JPS6391058A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 粒状調味料

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JP61238415A JPS6391058A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 粒状調味料

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JPS6391058A true JPS6391058A (ja) 1988-04-21

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ID=17029866

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JP61238415A Pending JPS6391058A (ja) 1986-10-07 1986-10-07 粒状調味料

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04501810A (ja) * 1989-09-15 1992-04-02 ザ ヌトラスウィート カンパニー 低ナトリウム塩組成物
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JP2014076011A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Ssk Foods Co Ltd 食物繊維高含有の固形組成物
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CN113613509A (zh) * 2018-12-20 2021-11-05 联合利华知识产权控股有限公司 咸鲜调味料组合物

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