JPS6388388A - ライニング管の裏込め注入方法及びその浮上防止マツト - Google Patents

ライニング管の裏込め注入方法及びその浮上防止マツト

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JPS6388388A
JPS6388388A JP22955086A JP22955086A JPS6388388A JP S6388388 A JPS6388388 A JP S6388388A JP 22955086 A JP22955086 A JP 22955086A JP 22955086 A JP22955086 A JP 22955086A JP S6388388 A JPS6388388 A JP S6388388A
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JP
Japan
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pipe
mat
injection
lining
lining pipe
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Pending
Application number
JP22955086A
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English (en)
Inventor
中井 高明
井上 尚武
村上 信一
栄器 秋元
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Tokyo Metropolitan Government
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Government
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は、地下埋設管の更生のためにこの地下埋設管
内に挿入設置されるライニング管の裏込め注入工法に関
する。
本発明は特に、下水道管路の更生工法に関する。
(2)従来の技術 既設の地下埋設管が老朽化して更新する必要があるとき
、この既設管内にライニング管(インナーチューブとも
いう)を挿入して更新を図ることは既に行われている。
そして、このライニング管と既設管との11社隙にはセ
メントミルク等の裏込め材が注入されることも一般的に
行われている。
近年、このライニング管として合成樹脂製のものの適用
が行われているが、この場合、合成樹脂管は比重が小さ
く(塩ビ管においては約1.40)、また内部の空隙容
積が大きいのでセメントミルク等の裏込め注入材によっ
て容易に持ち上がることとなる。
このため、ライニング管内に重量物を充填し、浮上防止
を講じたうえで裏込め注入をなす方法が採られるが、こ
のような方法によって下水流の流下を阻害し、円滑な工
事が望めない。
(3)発明が解決しようとする問題点 本発明は上記実情に鑑みなされたものであって。
通常の裏込め材によって浮上する軽量ライニング管を対
象とし、水流の流下を阻害しないライニング管の注入手
段を提供することを目的とする。
B1発明の構成及び作用 (1)問題点を解決するための手段 本発明のライニング管裏込め注入方法(第1番目の発明
)は上記目的を達成するため、以下の構成(技術的手段
)を採る。すなわち、■地下埋設管内とこの地下埋設管
内に挿入設置された軽¥ライニングFRとの上部間隙に
、注入材の注入により膨張する浮上防止マットエを管軸
方向に挿入し、■It人材の注入により浮上防止マット
lを拡大膨径させて地下埋設管P内面の上面に反力を取
ってライニングIFRを下方へ押圧して固定し、■しか
る後、地下埋設管Pとライニング管Rとの間隙部に注入
材を注入してなる、ことを特徴とする。
ここに、軽量ライニング管とは、比較的の意味であり、
ライニング管の材質に限定されるものでなく、注入材の
充填により浮上するライニング管を対象とする。
また、本発明の浮上防止マット(第2番目の発明)は上
記方法の実施に使用されるものであって以下の構成を採
る。すなわち、地下埋設管とこの地下埋設管内に挿入設
置される軽量ライニング管との上部間隙に挿入されるマ
ットであって、■全体的に2枚重ねの布はくより構成さ
れ、■適宜間隔に排出口4を有する注入袋管部2と、■
注入袋管部2の両側に沿って固設され、大径部5と小径
部6とを交互に配されてなる膨張袋管部3とからなる、
ことを特徴とする。
(2)作用 浮上防止マット1の使用に際し、注入袋管部2並びに膨
張袋管部3にそれぞれ注入ホースが挿入される。所定位
置に設置された浮上防止マットの膨張袋部3を注入材の
注入により膨張させ、大径i′i1!5によりライニン
グ管Rを下方に押圧する。しかる後、注入袋管部2への
注入材の注入により注入材は排出口4より排出され、小
径部6の間隙を経て地下埋設管Pとライニング管Rとの
間隙に均等に充填される。
このようにして、ライニング管Rは裏込め注入材の注入
に先立って地下埋設管P内にその位置を保って固定され
、その後間隙部に全体的に注入される注入材によっても
ライニング管Rは浮上せず、施工効率がよく全体的に裏
込め注入が施される。
(3)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図に本発明の浮上防止マットの一実施
例を示す。
この浮上防止マットlは、中央の注入袋管部2と、該柱
入/i7一部2の両側に配された膨張袋管部3とからな
る。また、このマット1は柔軟性があってかつ耐食性の
2枚重ねの布はく(シート)素材より形成されるが、そ
のようなものとして熱可塑性台J&樹脂特には塩化ビニ
ル樹脂の布はくが好適である0合成樹脂シートとしては
その他、ポリエチレン、ポリプロピレン等の適宜のもの
が採用される。
注入袋管部2は長手方向に連続した空洞(袋部)を有す
るものであり、この袋部に注入ホース10が挿通収容さ
れる。そして、長手方向の適宜間隔にわたって、上下面
に小径の排出口4が開けられている。該注入袋管部2の
両端部は開放される。
膨張袋管部3は注入袋管部2と同様に長毛方向に連続し
た空f4(袋部)を有するものであるが、大径部5と小
径部6とが長手方向に交互に配されてなる。該膨張袋管
部3の一端部は閉じられるものであるが、これは現場で
の使用に際して注入ホース11を収容した後閉合されて
もよい、なお、大径部5と小径部6とは互いにそれぞれ
同一の長さでかつ等間隔に設けられているが、必ずしも
この態様に限らず、大径部5を小径部6よりも長くして
もよい。
大径部5の径は注入管部2の径よりも適宜量大径である
ことを必須とする0通常は小径部6の径。
と注入管部2の径を同一とされるが、適宜寸法に決めら
れる。また、前記した注入管部2の排出口4の間隔は通
常は小径部6の中央部と並ぶように設けられるものであ
るが、その配置は自由である。
この浮上防止マツ)1は不使用時においては偏平であり
、捲回もしくは折り畳んでコンパクトに保管収容するこ
とができる。
この浮上防止マット1の製作上の要領並びにその諸元を
具体的に示す。
第3図はこのマットlを上下に分けてその下面(または
上面)を見た展開図である。このマットlの注入管部2
及び膨張袋管部3はそれぞれ2枚重ねの合成樹脂製シー
トの隅部を熱溶着して形成される。シートは41材を芯
材としてその外面に塩化ビニル樹脂をコーティングした
ものが使用される。斜m部は熱溶着i?ll(5mm)
であり、8は折返し部である。 B = 125mm、
 b = films 、 l = 150+wmであ
る。排出口4の孔径は6■とされる。
この浮」二防止マットを使用して実施される本発明のラ
イニング管の裏込め注入法の実施例を説明する。
以ド、第4図を参照して工程順に説明する。
Pはライニングを施そうとする下水道管路であって、Q
lはこの下水道管路Pを挟む上流側の立孔、Q2は下流
側の立孔である。
(+)ライニング管Hの挿入前に案内索(ピアノ線)1
5を既設管P内の上端にできるだけたるみがなく張設す
る。そして、また地上部においては浮上防止マット1の
注入袋管部2及び膨張袋管部3内に注入ホース10.1
1を挿入しておく。
(2)上流側の立孔Q1かも下流側の立孔Q2に向けて
既設管P内にライニング管Rを挿入する(第4図(a)
#照)。このライニング管Rの挿入は、短幅・長尺の帯
状部材を螺旋状に捲回して連続的にライニング管を製造
しながら押し込んでゆく方法、あるいは短尺の管を順次
接続しながら押し込んでゆ〈方法等、適宜の方法で実施
される。
(3)注入ホース10.11を組み込んだ浮上防止マッ
ト1を案内索15に懸架して、又は案内索15に浮上防
止マット1を結びつけて、上流側の立孔Qlより下流側
の立孔Q2に向けて既設管R内に引き込む。
(4)浮上防止マット1の両側の膨張袋管部3内に注入
材を同時的に注入する。すなわち、注入ホース11を次
第に引き抜きながら注入ホース11の先端よりセメント
ミルク等の固結注入材16を膨張袋管部3内に充填して
ゆく、大径部5は所定の径に膨張するがその上部を既設
管Pの内面に、またその下部をライニング管Rの外面に
当接され、既設管Pの内面に反力を取ってライニング管
Rを下方に押し付けることになる(第4図(b)(C)
参照)これにより、ライニング管Rは上方より均等に浮
−1−防止マット1を介して押圧されることになる。
(5)Δγ孔Ql、Q2において、既設管Pとライニン
グ管Rとの間隙を密封する目張り17を施す。
(6)浮」二防ILマット1の中央の注入管部2に挿入
した注入ホース10からセメントミルク等の固結注入材
18を注入する。すなわち、注入の初期においては注入
管部2の端部の開口を利用して注入材を充填し、しかる
後次第に注入ホース10を引き抜きながら排出口4より
間隙部に充填してゆ〈。
これにより、既設管P内の間隙部には全体的に裏込めが
施されることになる。
1−記実施例の方法は一例であって、工事の状況に応じ
て適宜の態様が採られる。
すなわち、下水道管路が比較的短かく、浮上防1トマッ
ト1の挿入が比較的容易であるときは案内索15の張設
は省略されうる。また、浮上防止マット1を案内索15
に懸吊するための適宜の引張り治具が使用される。
C3発明の効果 本発明のライニング管の裏込め注入方法及びその浮上防
止マットは上記構成を採り作用を奏するものであるので
、以下の特有の効果を有する。
■ 本発明方法によれば、注入材の注入によってライニ
ング管は浮上妄動せず、定位置で裏込め注入が施される
ので、軽量なライニング管に対する裏込め施工を効率よ
〈実施することができる。
■ 本発明の浮上防止マットを使用することにより、ラ
イニング管は2つの膨張袋管部により均等に押圧され、
ライニング管を確実に固定することができる。
■ 本浮上防止マットはシート状をなすので、捲回もし
くは折りたたんでコンパクトに収納でき、収納場所を取
らない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の浮上防
止マットの一実施例の平面図、第2図は浮上防止マット
の使用状態を示す第1図のx−X線断面図、第3図は浮
上防止マットの製作展開図、第4図(a)〜(d)は本
発明のライニング管の裏込め注入方法の施工説明図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、地下埋設管(p)とこの地下埋設管(P)内に挿入
    設置された軽量ライニング管(P)との上部間隙に、注
    入材の注入により膨張する浮上防止マット(1)を管軸
    方向に挿入し、 注入材の注入により前記浮上防止マット(1)を拡大膨
    径させて地下埋設管(P)内面の上面に反力を取ってラ
    イニング管(R)を下方へ押圧して固定し、 しかる後、地下埋設管(P)とライニング管(R)との
    間隙部に注入材を注入してなる、 ことを特徴とする地下埋設管におけるライニング管の裏
    込め注入方法。 2、地下埋設管とこの地下埋設管内に挿入設置される軽
    量ライニング管との上部間隙に挿入されるマットであっ
    て、 全体的に2枚重ねの布はくより構成され、 適宜間隔に排出口(4)を有する注入袋管部(2)と、 前記注入袋管部(2)の両側に沿って固設され、大径部
    (5)と小径部(6)とを交互に配されてなる膨張袋管
    部(3)とからなる、 ことを特徴とする浮上防止マット。
JP22955086A 1986-09-30 1986-09-30 ライニング管の裏込め注入方法及びその浮上防止マツト Pending JPS6388388A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04175588A (ja) * 1990-11-07 1992-06-23 Tokai Rubber Ind Ltd 二液硬化型薬液の注入方法
US6796334B2 (en) 2000-05-01 2004-09-28 Ashimori Industry Co., Ltd. Duct repairing material, repairing structure, and repairing method
JP2009052636A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 既設管の更生方法
JP2021188293A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 積水化学工業株式会社 更生管の浮上防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116733A (en) * 1978-03-02 1979-09-11 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Worn-out pipe repairing method

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