JPS6388077A - エアロゾルによる表面処理装置 - Google Patents

エアロゾルによる表面処理装置

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JPS6388077A
JPS6388077A JP12579887A JP12579887A JPS6388077A JP S6388077 A JPS6388077 A JP S6388077A JP 12579887 A JP12579887 A JP 12579887A JP 12579887 A JP12579887 A JP 12579887A JP S6388077 A JPS6388077 A JP S6388077A
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JP
Japan
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aerosol
treated
article
gap
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP12579887A
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English (en)
Inventor
Takashi Yonehara
隆 米原
Kanji Hayashi
寛治 林
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TOKYO COPAL KAGAKU KK
Original Assignee
TOKYO COPAL KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエアロゾルによる平板状の合成樹脂成型品、
フィルム、シート、その他適宜の偏平物の表面処理装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来例えばプラスチックスの成型品は離型直後に発生す
る静電気によってホコリを付着し易い。
そこでこの帯電防止処理としては、帯電防止剤の溶液に
プラスチックスの成型品から成る被処理物を浸漬したり
、スプレー等によって吹き付けて被処理物の表面に帯電
防止膜を形成していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら溶液への浸漬の場合、非常に大量の処理液
が付着するため、余分な液を除去する作業(例えば乾燥
)をしなければならない、しかも均一に薄膜をつくるこ
とが困難であった。このため薄膜の付着が非常に弱いも
のであった。また光沢むらも生じるおそれがあった。ま
たスプレーの場合、処理液を均一に伸ばす作業が必要で
あり、また形状、速度によっては逆に静電気が生じ易い
欠点があった。また合成樹脂フィルム又はシートは静電
気が生じ易く、フィルム又はシートの印刷。
融着裁断の際、フィルム又はシートに帯電していると、
印刷の場合はインクがとび1通称ヒゲを生じるおそれが
あり、またシール加工の場合、カットした製品が機械に
巻き付いたり、積層する際静電気によって不整いになる
欠点を有していた。そこで従来は種々の装置によってフ
ィルム又はシートの静電気を消去せしめているが、この
装置は極めて大がかりであり、コロナ放電による装置の
場合には高圧放電のため引火の危険性があるので印刷に
は適さなかった。またシール加工等に使用した場合でも
その放電によって生じるオゾンのために人体に有害であ
った。しかもこの装置そのものの耐久性が悪い等の欠点
を有していた。
(問題点を解決するための手段) この発明はこれらの点に鑑みて発明されたもので、平板
状の合成樹脂成型品、フィルム、シート、合成紙、繊維
、金属等種々の偏平物の表面に例えば帯電防止剤、防曇
剤、防錆剤、かび防止剤等の薬剤を混入した均一な極薄
膜を形成せしめる装置を主な目的としたものである。
そしてその具体的構成は、水等の溶媒に極く僅かの量の
界面活性剤及び薬剤を添加し、超音波等によってこれを
微粒子から成るエアロゾルにするエアロゾル発生装置を
設け、別設の処理装置人体は長尺な被処理物の一側面に
相対して近接せしめ、かつ被処理物の移動方向に一定の
長さを有する内壁を設け、被処理物の一側面と上記内壁
との間に4巾間隙を形成し、該間隙に上記エアロゾル発
生装置からエアロゾルを導入せしめる橋造としたエアロ
ゾルによる表面処理装置である。
(作 用) このエアロゾル発生装置で発生したエアロゾルを上記間
隙に導入して浮遊させると、この間隙が被処理物の移動
方向に一定長形成されているため長時間にわたって被処
理物の一側面にエアロゾルが接触、付着する。このエア
ロゾル中には界面活性剤を入れているため、界面活性剤
と被処理物との表面張力の差を大きくすることによって
、上述の如く付着した多数のエアロゾルは薄膜を形成し
、その復水等の溶媒が気化し、これによって帯電防止剤
等の薬剤から成る極薄膜が均一にかつ強固に形成される
(実施例) 以下この発明の方法の実施例を図について説明する。ま
ず第1図はこの発明に使用するエアロゾル発生装置を示
し、1は外容器、2はこの外容器1内に下部を入れた内
容器、3は外容器1の底部に設けた振動子、4は外容器
l内に入れた伝達媒体で、この伝達媒体4は外部から常
に補給されるようになっている。5は内容器2内に入れ
た溶液で、この溶液5は水又は溶媒に僅かの量の界面活
性剤とこれまた僅かの量の帯電防止剤、防曇剤等の適宜
の薬剤を添加したものである。6はこの内容器2内に空
気を送り込むブロアー、7はこの内容器2上部から適宜
箇所へ伸びたエアロゾルの送通管である。
そして上記振動子3を電気的に作動せしめるとキャビテ
ーションが起り内容器2内の溶液5表面上にエアロゾル
8が発生する。このエアロゾル8は、帯電し易い極めて
小さなかつ均一な微粒子から成っている。そしてブロア
ー6によって1発生したエアロゾル8は送通管7を通っ
て適宜箇所に送られる。
第2図(A)、(B)はこの発明の極薄膜を形成せしめ
る処理装置本体の一具体例を示すものである。
30は一対の相対する内側が極めて近接した断面四辺型
の、一定長の4巾中空部30aとこの下部に。
断面四辺型の4巾をやや大きくした巾広中空30bとを
有する薄型角筒体で、この薄型角筒体30の巾広中空部
30bに上記送通管7の一端が接続されている。フィル
ム31はこの薄型角筒体30の4巾中空部30a及び巾
広中空部30bを通って上方へ移動する。
そして上記送通管7からエアロゾル8が巾広中空部30
b内に充満し、フィルム31が上昇するとともにフィル
ム31の一側面と4巾中空部30aの内壁とで形成され
た4巾間隙32内を上昇し、この間隙にエアロゾル8が
充満する。従ってフィルム31は移動しているが、エア
ロゾル8の浮遊する薄巾間VX32がフィルム31の移
動方向に一定長形成されているため、長時間にわたって
フィルム31とエアロゾル8との接触が可能であり、か
つ4巾間隙32のため浮遊するエアロゾル8は近接相対
する内壁にぶつかってはね返る等、フィルム31に接触
する率が極めて大きい。従って4巾間隙32に高濃度の
エアロゾル8をより安定した状態で保持でき、このため
この装置の巾広中空部30b内へのエアロゾル8の送り
込みに際して注入圧を低くでき、エアロゾル8の再凝縮
が起こりにくい。上記4巾中空部30aの長さはフィル
ム31の速度に応じて決定される。また上記薄型角筒体
30の材質はプラスチックスが好ましく、プラスチック
スの場合絶縁性及び保温性がよいため、4巾中空部30
a内のエアロゾル8が凝縮しない等の利点がある。また
この薄型角筒体30は4巾中空部30a及び巾広中空部
30bにフィルム31を挿通せしめる際−側が開閉自在
なものが好ましい。また上記フィルム31はプラスチッ
クス、布、紙、合成紙、金属等、材質は限定されない。
また第3図のものはインフレーション法における押し出
し機から出たチューブ状フィルム33の外周に第2図と
同様の装置を設けた断面図を示し。
チューブ状フィルム33の外周面に近接相対した環状壁
34を設け、これらの間にチューブ状フィルム33の移
動方向に一定の長さを有する4巾間隙35を形成せしめ
、この4巾間隙35内にエアロゾル8を充満せしめるも
ので、第2図と同様に最少量の量のエアロゾルで、高濃
度のエアロゾルを被処理物に接触せしめることができ、
処理スピードを高める等高能率の装置である。
なお上述の如く薬剤は帯電防止剤、防曇剤、防錆剤、か
び防止剤等適宜のものでよい。また界面活性剤は被処理
物との表面張力の差が大きくなるような処方が好ましい
。それはエアロゾルの微粒子が被処理物に付着した後、
時間の経過とともに凝縮がおこるのを防ぐためである。
また被処理物も偏平な適宜物でよく、合成樹脂成型品等
に限定されない、また上記実施例ではエアロゾルを発生
せしめるのに超音波を用いたが、これに限らず。
適宜の噴霧器を用いてもよく、また他の方法でもよい。
(発明の効果) 以上の如くこの発明は水等の溶媒に界面活性剤によって
適宜の薬剤を均一に溶かし又はエマルジョン化し、これ
を微粒子から成る均一なエアロゾルにするエアロゾル発
生装置を設け、このエアロゾルを被処理物に接触せしめ
ることにより、微粒子が凝縮せずに被処理物表面に付着
して広がり、水等の溶媒が気化して除去され、均一な薬
剤の極薄膜が被処理物表面に形成されるものであり、処
理装置本体は被処理物の一側面に近接相対向し。
かつ被処理物の移動方法に一定の長さを有する内壁を設
け、この内壁と被処理物の一側面との4巾間隙にエアロ
ゾル発生装置からエアロゾルを導入、浮遊せしめるため
、これによって最少量のエアロゾルで高濃度のエアロゾ
ルを被処理物に接触せしめる均一な薬剤の極薄膜を迅速
に形成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図はこの発明のエア
ロゾル発生装置の断面図、第2図(A)はこの発明の処
理装置本体の実施例を示す斜視図、(8)は(A)図の
A−A線断面図、第3図はこの発明の処理装置本体の他
の実施例における断面図である。 なお図中1は外容器、2は内容器、3は振動子、5は溶
液、7は送通管、8はエアロゾル、30は薄型角筒体、
31はフィルム、32は4巾間隙、33はチューブ状フ
ィルム、34は環状壁、35は4巾間隙である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水等の溶媒に極く僅かの量の界面活性剤及び適宜の薬剤
    とを添加して成る溶液をつくり、これを均一な微粒子か
    ら成るエアロゾルにするエアロゾル発生装置を設け、別
    設の処理装置本体は長尺な被処理物の一側面に相対して
    近接せしめ、かつ被処理物の移動方向に一定の長さを有
    する内壁を設け、被処理物の一側面と上記内壁との間に
    薄巾間隙を形成し、該間隙に上記エアロゾル発生装置か
    らエアロゾルを導入せしめる構造としたことを特徴とす
    るエアロゾルによる表面処理装置。
JP12579887A 1987-05-25 1987-05-25 エアロゾルによる表面処理装置 Pending JPS6388077A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511382A (ja) * 2009-11-18 2013-04-04 レキット ベンキサー エルエルシー 超音波表面処理装置及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037695A (ja) * 1973-08-06 1975-04-08

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JP2013527020A (ja) * 2009-11-18 2013-06-27 レキット ベンキサー エルエルシー 表面処理装置及び方法

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