JPS638703Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638703Y2 JPS638703Y2 JP1982103647U JP10364782U JPS638703Y2 JP S638703 Y2 JPS638703 Y2 JP S638703Y2 JP 1982103647 U JP1982103647 U JP 1982103647U JP 10364782 U JP10364782 U JP 10364782U JP S638703 Y2 JPS638703 Y2 JP S638703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- crane
- elevation angle
- swivel base
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 25
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は旋回台およびこの旋回台に起伏駆動自
在に取り付けたブームを有するクレーンの作業状
態表示器に関するもので、特にクレーンのブーム
起仰角の表示を、クレーンオペレータがそれと即
認できるよう配慮したクレーンの作業状態表示器
に関するものである。
在に取り付けたブームを有するクレーンの作業状
態表示器に関するもので、特にクレーンのブーム
起仰角の表示を、クレーンオペレータがそれと即
認できるよう配慮したクレーンの作業状態表示器
に関するものである。
旋回台およびこの旋回台に起伏駆動自在に取り
付けたブームを有するクレーンは、ブームの先端
で重量物を吊りブームを起伏駆動並びに旋回台を
旋回動してクレーン作業をするものであるが、そ
の際クレーンオペレータは、クレーンの負荷状態
すなわちブームに作用する負荷の限界値に対する
実際値の関係、並びにブームの起仰角を確認しな
がら作業を進める必要がある。
付けたブームを有するクレーンは、ブームの先端
で重量物を吊りブームを起伏駆動並びに旋回台を
旋回動してクレーン作業をするものであるが、そ
の際クレーンオペレータは、クレーンの負荷状態
すなわちブームに作用する負荷の限界値に対する
実際値の関係、並びにブームの起仰角を確認しな
がら作業を進める必要がある。
このため、クレーンには、作業状態表示器であ
つて、少なくとも、当該表示器のパネルに、ブー
ムに作用する負荷の限界値に対する実際値の関係
を表示する表示器と、実際のブームの起仰角を表
示する表示器が装備されている。
つて、少なくとも、当該表示器のパネルに、ブー
ムに作用する負荷の限界値に対する実際値の関係
を表示する表示器と、実際のブームの起仰角を表
示する表示器が装備されている。
従来のこの種作業状態表示器は、ブームに作用
する負荷の限界値に対する実際値の関係を表示す
る表示器と、実際のブーム起仰角を表示する表示
器を、作業状態表示器のパネル上に近接並置して
いた。このため、両表示器が表示する値をクレー
ンオペレータが取り違えるということがしばしば
発生していた。
する負荷の限界値に対する実際値の関係を表示す
る表示器と、実際のブーム起仰角を表示する表示
器を、作業状態表示器のパネル上に近接並置して
いた。このため、両表示器が表示する値をクレー
ンオペレータが取り違えるということがしばしば
発生していた。
本考案は、このような従来の作業状態表示器の
欠点を解消し、両表示器の表示値をクレーンオペ
レータが取り違えることのない新規な、クレーン
の作業状態表示器を提供しようとするものであ
り、作業状態表示器のパネル上に、少なくとも旋
回台およびこの旋回台に対して所定の起仰角にあ
るブームを含むクレーンの略図を表示すると共
に、実際のブームの起仰角を表示する表示器をこ
の略図におけるブームの下方位置のパネル部分に
配置し、且つブームに作用する負荷の限界値に対
する実際値の関係を表示する表示器を前記略図の
上方位置のパネル部分に配置し、これにより、ク
レーンオペレータがブームの起仰角を表示する表
示器の表示値をブーム起仰角以外のものに取り違
えることなく認識できるようにし、結果として、
上記両表示器の表示値のクレーンオペレータによ
る取り違えを解消したのである。
欠点を解消し、両表示器の表示値をクレーンオペ
レータが取り違えることのない新規な、クレーン
の作業状態表示器を提供しようとするものであ
り、作業状態表示器のパネル上に、少なくとも旋
回台およびこの旋回台に対して所定の起仰角にあ
るブームを含むクレーンの略図を表示すると共
に、実際のブームの起仰角を表示する表示器をこ
の略図におけるブームの下方位置のパネル部分に
配置し、且つブームに作用する負荷の限界値に対
する実際値の関係を表示する表示器を前記略図の
上方位置のパネル部分に配置し、これにより、ク
レーンオペレータがブームの起仰角を表示する表
示器の表示値をブーム起仰角以外のものに取り違
えることなく認識できるようにし、結果として、
上記両表示器の表示値のクレーンオペレータによ
る取り違えを解消したのである。
以下本考案の実施例について詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るクレーンの作業状態表示
装置の、デイスプレイ用のパネルおよび当該パネ
ルへの各表示器の配置位置を示す図である。第1
図において、1は作業状態表示装置のパネル、2
はブームに作用する負荷の限界値に対する実際値
の関係(安全限界率)を表示する表示器であつ
て、液晶を用いた公知のデイジタル表示器であ
る。3は、旋回台36、この旋回台36に対して
所定の起仰角にあるブーム34、フツク35、ク
レーン接地面37を表わしたクレーンの略図であ
つて、該略図には付帯してブーム長を示す線図3
1、吊荷を示す線図32、作業半径を示す線図3
3、およびブーム起仰角を示す線図38が前記略
図上に画かれている。5は、上記クレーンの略図
3におけるブーム34の下方位置であつて前記線
図38中のパネル1部分に配したブームの起仰角
を表示する表示器であつて、液晶を用いた公知の
デイジタル表示器である。
第1図は、本考案に係るクレーンの作業状態表示
装置の、デイスプレイ用のパネルおよび当該パネ
ルへの各表示器の配置位置を示す図である。第1
図において、1は作業状態表示装置のパネル、2
はブームに作用する負荷の限界値に対する実際値
の関係(安全限界率)を表示する表示器であつ
て、液晶を用いた公知のデイジタル表示器であ
る。3は、旋回台36、この旋回台36に対して
所定の起仰角にあるブーム34、フツク35、ク
レーン接地面37を表わしたクレーンの略図であ
つて、該略図には付帯してブーム長を示す線図3
1、吊荷を示す線図32、作業半径を示す線図3
3、およびブーム起仰角を示す線図38が前記略
図上に画かれている。5は、上記クレーンの略図
3におけるブーム34の下方位置であつて前記線
図38中のパネル1部分に配したブームの起仰角
を表示する表示器であつて、液晶を用いた公知の
デイジタル表示器である。
このように、表示器5をクレーンの略図3にお
けるブーム34の下方位置に配置することによ
り、クレーンオペレータは表示器5に表示される
数値が、クレーンの略図との関連においてブーム
の起仰角を表わすものであると即断できるのであ
り、表示器5と表示器2の表示を取り違えること
がないのである。
けるブーム34の下方位置に配置することによ
り、クレーンオペレータは表示器5に表示される
数値が、クレーンの略図との関連においてブーム
の起仰角を表わすものであると即断できるのであ
り、表示器5と表示器2の表示を取り違えること
がないのである。
なお、この実施例では、
前記クレーンの略図中の各線図31,32,3
3中に夫々スイツチ41,42,43を配し、こ
れらスイツチ41,42,43を押した場合に、
前記ブームに作用する負荷の限界値に対する実際
値の関係を表示する表示器2に表示される数値
が、夫々ブーム長、吊上荷重、作業半径が表示さ
れるようにし、表示器2で以つて複数の表示対象
を表示するようにしているが、このように構成す
ることを本考案の要旨ではない。
3中に夫々スイツチ41,42,43を配し、こ
れらスイツチ41,42,43を押した場合に、
前記ブームに作用する負荷の限界値に対する実際
値の関係を表示する表示器2に表示される数値
が、夫々ブーム長、吊上荷重、作業半径が表示さ
れるようにし、表示器2で以つて複数の表示対象
を表示するようにしているが、このように構成す
ることを本考案の要旨ではない。
また、上記実施例では、ブームの起仰角を表示
する表示器5を、クレーンの略図におけるブーム
34の下方位置に配置するに際し、ブームの起仰
角を表示する線図38中に配置したが、この線図
はこれを省略しても良い。この場合にあつても、
クレーンの略図において旋回台36に対し起仰状
態にあるブーム34の下方にある表示器5が、ブ
ームの起仰角を表示するものであることはクレー
ンオペレータが即認できることに変わりがない。
する表示器5を、クレーンの略図におけるブーム
34の下方位置に配置するに際し、ブームの起仰
角を表示する線図38中に配置したが、この線図
はこれを省略しても良い。この場合にあつても、
クレーンの略図において旋回台36に対し起仰状
態にあるブーム34の下方にある表示器5が、ブ
ームの起仰角を表示するものであることはクレー
ンオペレータが即認できることに変わりがない。
また、上記実施例において、スイツチ41,4
2,43の位置へ、夫々ブーム長さを表示する表
示器、吊上荷重を表示する表示器、作業半径を表
示する表示器を配しても良いこと勿論である。
2,43の位置へ、夫々ブーム長さを表示する表
示器、吊上荷重を表示する表示器、作業半径を表
示する表示器を配しても良いこと勿論である。
いずれにしても本考案のクレーンの作業状態表
示器は、旋回台および当該旋回台に起伏駆動自在
に取り付けたブームを有するクレーンの作業状態
表示器であつて、表示用のパネルに少なくとも、
ブームに作用する負荷の限界値に対する実際値の
関係を表示する表示器と実際のブームの起仰角を
表示する表示器を備えたものにおいて、前記パネ
ル上に、少なくともクレーンの旋回台およびこの
旋回台に対して所定の起仰角にあるブームを含む
クレーンの略図を表示すると共に、前記実際のブ
ーム起仰角を表示する表示器をこの略図における
ブームの下方位置のパネル部分に配置し、且つブ
ームに作用する負荷の限界値に対する実際値の関
係を表示する前記表示器を前記クレーンの略図の
上方位置のパネル部分に配置したので、ブームに
作用する負荷の限界値に対する実際値の関係を表
示する表示器と、ブームの起仰角を表示する表示
器の表示数値を取り違えることがなく、クレーン
の作業の安全を確保する上で大きな効果を有する
ものである。
示器は、旋回台および当該旋回台に起伏駆動自在
に取り付けたブームを有するクレーンの作業状態
表示器であつて、表示用のパネルに少なくとも、
ブームに作用する負荷の限界値に対する実際値の
関係を表示する表示器と実際のブームの起仰角を
表示する表示器を備えたものにおいて、前記パネ
ル上に、少なくともクレーンの旋回台およびこの
旋回台に対して所定の起仰角にあるブームを含む
クレーンの略図を表示すると共に、前記実際のブ
ーム起仰角を表示する表示器をこの略図における
ブームの下方位置のパネル部分に配置し、且つブ
ームに作用する負荷の限界値に対する実際値の関
係を表示する前記表示器を前記クレーンの略図の
上方位置のパネル部分に配置したので、ブームに
作用する負荷の限界値に対する実際値の関係を表
示する表示器と、ブームの起仰角を表示する表示
器の表示数値を取り違えることがなく、クレーン
の作業の安全を確保する上で大きな効果を有する
ものである。
第1図は、本考案に係るクレーンの作業状態表
示装置のデイスプレイ用パネル部分の説明図であ
る。
示装置のデイスプレイ用パネル部分の説明図であ
る。
Claims (1)
- 旋回台および当該旋回台に起伏駆動自在に取り
付けたブームを有するクレーンの作業状態表示器
であつて、表示用のパネルに少なくとも、ブーム
に作用する負荷の限界値に対する実際値の関係を
表示する表示器と実際のブームの起仰角を表示す
る表示器を備えたものにおいて、前記パネル上
に、少なくともクレーンの旋回台およびこの旋回
台に対して所定の起仰角にあるブームを含むクレ
ーンの略図を表示すると共に、前記実際のブーム
起仰角を表示する表示器をこの略図におけるブー
ムの下方位置のパネル部分に配置し、且つブーム
に作用する負荷の限界値に対する実際値の関係を
表示する前記表示器を前記クレーンの略図の上方
位置のパネル部分に配置したことを特徴とするク
レーンの作業状態表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10364782U JPS5823883U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | クレ−ンの作業状態表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10364782U JPS5823883U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | クレ−ンの作業状態表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823883U JPS5823883U (ja) | 1983-02-15 |
JPS638703Y2 true JPS638703Y2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=29898255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10364782U Granted JPS5823883U (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | クレ−ンの作業状態表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823883U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9134547B2 (en) | 2011-10-20 | 2015-09-15 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement |
US9383594B2 (en) | 2010-04-15 | 2016-07-05 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement |
US9575335B1 (en) | 2014-01-10 | 2017-02-21 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement for specific activities |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE487725T1 (de) * | 1990-06-15 | 1992-09-24 | Kato Works Co. Ltd., Tokyo | Sichtanzeigegeraet fuer die hoehenlage eines kranhakens. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811822Y2 (ja) * | 1979-10-04 | 1983-03-05 | 株式会社 多田野鉄工所 | クレ−ンの作業状態表示装置 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10364782U patent/JPS5823883U/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9383594B2 (en) | 2010-04-15 | 2016-07-05 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement |
US9134547B2 (en) | 2011-10-20 | 2015-09-15 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement |
US9575335B1 (en) | 2014-01-10 | 2017-02-21 | Oakley, Inc. | Eyewear with chroma enhancement for specific activities |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5823883U (ja) | 1983-02-15 |
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