JPS638359Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS638359Y2 JPS638359Y2 JP1983033252U JP3325283U JPS638359Y2 JP S638359 Y2 JPS638359 Y2 JP S638359Y2 JP 1983033252 U JP1983033252 U JP 1983033252U JP 3325283 U JP3325283 U JP 3325283U JP S638359 Y2 JPS638359 Y2 JP S638359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- tube
- wall
- engagement
- threaded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 7
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、繰り出し化粧棒容器の改良に係るも
のである。
のである。
従来より使用されている繰り出し化粧棒容器の
多くは、その化粧棒長の2倍以上の長さが必要で
あり、化粧棒長を長くする事は容器の長大化を招
く事となる構成のものが多かつた。
多くは、その化粧棒長の2倍以上の長さが必要で
あり、化粧棒長を長くする事は容器の長大化を招
く事となる構成のものが多かつた。
そこで、実公昭52−16932号公報に見られるよ
うに、摺動筒を保持して基筒を回転させると中皿
は上昇する一方摺動筒は降下し、また、基筒を逆
転させると中皿が降下する一方摺動筒は上昇する
構造の化粧棒容器が提案されている。
うに、摺動筒を保持して基筒を回転させると中皿
は上昇する一方摺動筒は降下し、また、基筒を逆
転させると中皿が降下する一方摺動筒は上昇する
構造の化粧棒容器が提案されている。
しかし、中皿の回転止めに摺動筒の内壁にキー
溝が穿設された構造となつているため、摺動筒の
肉厚が厚くなり不格好な容器となるものであつ
た。
溝が穿設された構造となつているため、摺動筒の
肉厚が厚くなり不格好な容器となるものであつ
た。
以上の点に鑑みて本出願人は、実願昭58−
14122号(実公昭62−39817号公報)で交差螺旋溝
が螺設されたネジ筒を利用した繰り出し化粧棒容
器を提案し、改良を計つている。本案は、この実
願昭58−14122号を更に改良したものである。
14122号(実公昭62−39817号公報)で交差螺旋溝
が螺設されたネジ筒を利用した繰り出し化粧棒容
器を提案し、改良を計つている。本案は、この実
願昭58−14122号を更に改良したものである。
中筒10は、内壁に縦状に係合溝6″を刻設す
る。
る。
ネジ体7は、中筒10の下端へ回動自在に、し
かし抜脱不能に連結した基筒11に植設する。そ
して、その外側壁には、右上り螺旋溝8と左上り
螺旋溝8′を交差して螺設する。
かし抜脱不能に連結した基筒11に植設する。そ
して、その外側壁には、右上り螺旋溝8と左上り
螺旋溝8′を交差して螺設する。
化粧棒1を収嵌保持する中皿2より垂下した脚
筒3は、前記ネジ体7に螺設された左上り螺旋溝
8′と螺合する螺合片9′を内壁下端に突設する。
外壁下端には、前記中筒10の係合溝6″と係合
する係合突部5を突設する。更に、下端より縦方
向に係合溝6′を穿設する。
筒3は、前記ネジ体7に螺設された左上り螺旋溝
8′と螺合する螺合片9′を内壁下端に突設する。
外壁下端には、前記中筒10の係合溝6″と係合
する係合突部5を突設する。更に、下端より縦方
向に係合溝6′を穿設する。
前記中皿2及び脚筒3を摺動可能に収納する摺
動筒4は、脚筒3の係合溝6′を貫通してネジ体
7の右上り螺旋溝8と螺合する係合螺片9を内壁
下端に突設する。更に、脚筒3の係合突部5が貫
通する係合溝6を下端より縦方向に穿設する。そ
して、中筒10に上下摺動可能に挿入する。
動筒4は、脚筒3の係合溝6′を貫通してネジ体
7の右上り螺旋溝8と螺合する係合螺片9を内壁
下端に突設する。更に、脚筒3の係合突部5が貫
通する係合溝6を下端より縦方向に穿設する。そ
して、中筒10に上下摺動可能に挿入する。
使用時には、中筒10を保持して基筒11を右
回転させると、脚筒3の係合突部5は中筒10の
係合溝6″に係合しているため、回転を阻止され
た状態となつており、しかも螺合片9′がネジ体
7の左上り螺旋溝8′に螺合しているため、脚筒
3は上昇を始める。この時、摺動筒4は、係合螺
片9が脚筒3の係合溝6′を貫通しているため、
同様に回転を阻止された状態となつており、しか
も係合螺片9がネジ体7の右上り螺旋溝8に螺合
しているため降下するものである。
回転させると、脚筒3の係合突部5は中筒10の
係合溝6″に係合しているため、回転を阻止され
た状態となつており、しかも螺合片9′がネジ体
7の左上り螺旋溝8′に螺合しているため、脚筒
3は上昇を始める。この時、摺動筒4は、係合螺
片9が脚筒3の係合溝6′を貫通しているため、
同様に回転を阻止された状態となつており、しか
も係合螺片9がネジ体7の右上り螺旋溝8に螺合
しているため降下するものである。
尚、摺動筒4の係合螺片9は降下し、逆に脚筒
3が上昇するため、係合螺片9と係合溝6′との
係合は解除される。しかしそれ以前に脚筒3の係
合突部5が摺動筒4の係合溝6と係合するために
常に脚筒3と摺動筒4は回転を阻止された状態と
なり、繰り出しが続行する。即ち、化粧棒1は中
皿2が上昇して露出する分と、摺動筒4が降下す
る分の繰り出しが行われるものである。また、繰
り下げ時には逆回転させれば摺動筒4は上昇し、
脚筒3は下降して化粧棒1は摺動筒4へ収納され
るものである。
3が上昇するため、係合螺片9と係合溝6′との
係合は解除される。しかしそれ以前に脚筒3の係
合突部5が摺動筒4の係合溝6と係合するために
常に脚筒3と摺動筒4は回転を阻止された状態と
なり、繰り出しが続行する。即ち、化粧棒1は中
皿2が上昇して露出する分と、摺動筒4が降下す
る分の繰り出しが行われるものである。また、繰
り下げ時には逆回転させれば摺動筒4は上昇し、
脚筒3は下降して化粧棒1は摺動筒4へ収納され
るものである。
化粧棒1を収嵌保持する中皿2は、下端に脚筒
3を垂下させている。この脚筒3の下端外壁には
係合突部5を、下端内壁には螺合片9′をそれぞ
れ突設している。更に、この係合突部5及び螺合
片9′の反対側には、下端より上方に係合溝6′が
穿設されている。そして、中皿2は、摺動筒4内
に摺動自在に収納されている。摺動筒4は、下端
内壁に前記脚筒3の係合溝6′に摺動可能に係合
する係合片9を突設し、その反対側には下端より
上方に縦状に係合溝6が穿設されている。この係
合溝6には、前記脚筒3の係合突部5が摺動可能
に貫通している。
3を垂下させている。この脚筒3の下端外壁には
係合突部5を、下端内壁には螺合片9′をそれぞ
れ突設している。更に、この係合突部5及び螺合
片9′の反対側には、下端より上方に係合溝6′が
穿設されている。そして、中皿2は、摺動筒4内
に摺動自在に収納されている。摺動筒4は、下端
内壁に前記脚筒3の係合溝6′に摺動可能に係合
する係合片9を突設し、その反対側には下端より
上方に縦状に係合溝6が穿設されている。この係
合溝6には、前記脚筒3の係合突部5が摺動可能
に貫通している。
この脚筒3及び摺動筒4の下端より挿入される
ネジ体7は外側壁に前記摺動筒4の螺合片9が螺
合する右上り螺旋溝8を螺設している。更に、こ
の外側壁には右上り螺旋溝8と交差して、前記脚
筒3の螺合片9′が螺合する左上り螺旋溝8′を螺
設している。そして、このネジ体7は、基筒11
に植設されている。この基筒11の外側壁上方に
は、凹状溝12を刻設している。
ネジ体7は外側壁に前記摺動筒4の螺合片9が螺
合する右上り螺旋溝8を螺設している。更に、こ
の外側壁には右上り螺旋溝8と交差して、前記脚
筒3の螺合片9′が螺合する左上り螺旋溝8′を螺
設している。そして、このネジ体7は、基筒11
に植設されている。この基筒11の外側壁上方に
は、凹状溝12を刻設している。
この凹状溝12には、中筒10の下端内側壁に
周設された突条13が係合して、中筒10と基筒
11が回動自在に脱落不能に連結している。この
中筒10は、前記摺動筒4を被つている。また、
中筒10の内側壁には、摺動筒4の係合溝6を貫
通して突出した脚筒3の係合突部5が係合する係
合溝6″を縦方向に刻設している。
周設された突条13が係合して、中筒10と基筒
11が回動自在に脱落不能に連結している。この
中筒10は、前記摺動筒4を被つている。また、
中筒10の内側壁には、摺動筒4の係合溝6を貫
通して突出した脚筒3の係合突部5が係合する係
合溝6″を縦方向に刻設している。
本考案は以上の様に、ネジ体7に交差して右上
り螺旋溝8及び左上り螺旋溝8′を螺設し、化粧
棒1を被う摺動筒4及び中皿2より垂下した脚筒
3をそれぞれに螺合させて、回転操作で相反する
動きをする容器とする事により、容器長に比して
化粧棒1長の長い繰り出し化粧棒容器となつてい
る。
り螺旋溝8及び左上り螺旋溝8′を螺設し、化粧
棒1を被う摺動筒4及び中皿2より垂下した脚筒
3をそれぞれに螺合させて、回転操作で相反する
動きをする容器とする事により、容器長に比して
化粧棒1長の長い繰り出し化粧棒容器となつてい
る。
更に、前述した実願昭58−14122号に於ける構
成の場合、化粧棒を上死点まで繰り上げた時、摺
動筒が基筒内に降下して外部へ突出した量が短く
なつてしまい、摺動筒が保持しずらいという不便
さを有していたが、本考案は脚筒3及び摺動筒4
を回転不能に内装した中筒10と基筒11を保持
して繰り下げ操作を行え、摺動筒4の突出量に関
係なく繰り出し操作を行う事ができる。
成の場合、化粧棒を上死点まで繰り上げた時、摺
動筒が基筒内に降下して外部へ突出した量が短く
なつてしまい、摺動筒が保持しずらいという不便
さを有していたが、本考案は脚筒3及び摺動筒4
を回転不能に内装した中筒10と基筒11を保持
して繰り下げ操作を行え、摺動筒4の突出量に関
係なく繰り出し操作を行う事ができる。
第1図、第2図は、本考案実施例の正面断面
図。第3図は、本考案の他の実施例の正面断面
図。 1〜化粧棒、2〜中皿、3〜脚筒、4〜摺動
筒、5〜係合突部、6,6′,6″〜係合溝、7〜
ネジ体、8〜右上り螺旋溝、8′〜左上り螺旋溝、
9〜係合螺片、9′〜螺合片、10〜中筒、11
〜基筒、12〜凹条溝、13〜突条。
図。第3図は、本考案の他の実施例の正面断面
図。 1〜化粧棒、2〜中皿、3〜脚筒、4〜摺動
筒、5〜係合突部、6,6′,6″〜係合溝、7〜
ネジ体、8〜右上り螺旋溝、8′〜左上り螺旋溝、
9〜係合螺片、9′〜螺合片、10〜中筒、11
〜基筒、12〜凹条溝、13〜突条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内壁に縦状に係合溝6″が刻設された中筒10
と、 該中筒10の下端へ回動自在に、しかし抜脱不
能に連結した基筒11に植設され、右上り螺旋溝
8と左上り螺旋溝8′とが交差してその外壁に螺
設されたネジ体7と、 化粧棒1を収嵌保持する中皿2より垂下し、前
記ネジ体7に螺設された左上り螺旋溝8′と螺合
する螺合片9′を内壁下端に突設し、外壁下端に
は、前記中筒10の係合溝6″と係合する係合突
部5を突設し、更に下端より縦方向に係合溝6′
が穿設された脚筒3と、 前記中皿2及び脚筒3を摺動可能に収納し、脚
筒3の係合溝6′を貫通してネジ体7の右上り螺
旋溝8と螺合する係合螺片9を内壁下端に突設
し、更に脚筒3の係合突部5が貫通する係合溝6
を下端より縦方向に穿設し、上下摺動可能に中筒
10へ挿入した摺動筒4と、 から成る事を特徴とする繰り出し化粧棒容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325283U JPS59139212U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 繰り出し化粧棒容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325283U JPS59139212U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 繰り出し化粧棒容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139212U JPS59139212U (ja) | 1984-09-18 |
JPS638359Y2 true JPS638359Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30164053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3325283U Granted JPS59139212U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 繰り出し化粧棒容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139212U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064840Y2 (ja) * | 1987-05-18 | 1994-02-09 | 竹内工業株式会社 | 口紅等の収納容器 |
US20130230347A1 (en) * | 2012-07-24 | 2013-09-05 | Rnd Group Llc | Slide type lipstick case structure |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119209U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-11 | 株式会社葛飾プレス工業所 | 繰り出し式棒状化粧料容器 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3325283U patent/JPS59139212U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59139212U (ja) | 1984-09-18 |
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