JPH0515850Y2 - - Google Patents

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JPH0515850Y2
JPH0515850Y2 JP17024887U JP17024887U JPH0515850Y2 JP H0515850 Y2 JPH0515850 Y2 JP H0515850Y2 JP 17024887 U JP17024887 U JP 17024887U JP 17024887 U JP17024887 U JP 17024887U JP H0515850 Y2 JPH0515850 Y2 JP H0515850Y2
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sleeve
cylinder
rotary operation
cap
tube
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は棒状化粧料容器に関する。
[従来の技術] 棒状化粧料容器としては、実公昭51−9434号公
報に示されるような容器、すなわち、回転操作筒
の内部に内筒を回転操作筒と相対回転不能に設
け、この内筒と回転操作筒との間にスリーブを回
転操作筒に対して回転可能に配し、スリーブと内
筒との間に中継筒を配し、この中継筒の内面およ
び内筒の外面に直径方向に互いに係合する係合部
材を配して回転操作筒の回転に連動して中継筒が
回転するようなし、スリーブの内面にらせん溝
を、中継筒の外面にこのらせん溝と係合する係合
突子を配し、スリーブの内部に中皿を配し、この
中皿より垂設した昇降桿を前記中継筒に挿入し、
この昇降桿の外面にらせん溝と逆方向の螺条を設
け、中継筒の上部に螺条と螺合する係合部材を配
し、中皿の外面およびスリーブの内面に径方向に
互いに係合するガイド部材を配して両者の係合に
より中皿とスリーブとの相対回転を阻止し、これ
により、前記中皿が前記スリーブに対して直線状
に昇降するようなしたものが知られている。
この棒状化粧料容器においては、昇降桿が径方
向に傾きながら昇降し、中皿に収納する棒状化粧
料がスリーブの内周面に当接しながら昇降するの
で、棒状化粧料の先端部が破損してしまう。
そこで、近時は実願昭61−166457号に示すよう
な棒状化粧料容器が提案されている。この容器
は、前記容器において、中継筒の上部を内外二重
の環状壁となし、昇降桿をこの内側の環状壁の内
方に挿通すると共に、昇降桿の螺条と螺合する係
合突子を内側の環状壁の内面に配したものであ
る。この容器においては、中皿がスリーブに対し
てスムーズに上昇するので、中皿に収納された棒
状化粧料が昇降時にその先端部が損傷しないの
で、棒状化粧料が使用しにくくならないと共にそ
の美感が損われることがない。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、前記の棒状化粧料容器においては、
キヤツプをスリーブに対して密嵌するのが普通で
あるが、この場合に人の手が回転操作筒に触れて
これを回転させてしまうことがあり、その場合に
は、スリーブも一緒に回転してしまう。このため
に、中皿に収納された棒状化粧料も上昇し、棒状
化粧料の頂部がキヤツプの頂部の裏面に当接し
て、その頂部の形状が損われる。
本考案は上記の問題点を解決することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る棒状化粧料容器は、回転操作筒1
0の内部に内筒16をこの回転操作筒10と相対
回転不能に配すると共に、これらの回転操作筒1
0と内筒16との間にスリーブ20を回転操作筒
10に対して相対回転可能に配し、スリーブ20
に有蓋筒状のキヤツプ30を被嵌し、前記スリー
ブ20と内筒16との間に中継筒40を配し、こ
の中継筒40の内面および内筒16の外面に径方
向に互いに係合する係合部材を配して前記回転操
作筒10の回転に連動してこの中継筒40が回動
するようなし、この中継筒40の外面および前記
スリーブ20の内面のいずれか一方にらせん溝4
4を、他方にこのらせん溝44と螺合する係合突
子24を配し、前記中継筒40の上部を内外二重
の環状壁45,42となし、前記スリーブ20の
内部に中皿50を配すると共に、この中皿50に
垂設した昇降桿60を内側の環状壁45の内方に
挿通し、昇降桿60の外面に前記らせん溝44と
逆方向の螺条66をもうけると共に、内側の環状
壁45の上部内面にこの螺条66と螺合する係合
突子46を配し、前記中皿50の外面および前記
スリーブ20の内側に径方向に互いに係合するガ
イド部材を配して両者の係合により中皿50とス
リーブ20との相対回転を阻止し、中皿50がス
リーブ20に対して直線状に昇降するようなした
棒状化粧料容器であつて、 キヤツプ30の下端面及び回転操作筒10の上
端面のいずれか一方に係合突部34を、他方にこ
の係合突部34よりも若干大きい係合凹部19を
設け、これら両者を係合させてキヤツプ30と回
転操作筒10とを相対回転不能となしたものであ
る。
[作用] 本考案に係る棒状化粧料容器においては、キヤ
ツプ30の下面及び回転操作筒10の上面のいず
れか一方に係合突部34を、他方にこの係合突部
34よりも若干大きい係合凹部19を設け、これ
ら両者を係合させているので、キヤツプ30を装
着した状態では回転操作筒10は回転しない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第2図に基
づいて説明する。
符号10は有底円筒状の回転操作筒であつて、
その上部内周面に環状の凹部12を有している。
回転操作筒10の底部14の上面には円筒状の内
筒16が立設されており、この内筒16の外面に
は、係合部材である縦方向に長い突条18が設け
られている。
回転操作筒10と内筒16との間には円筒状の
スリーブ20が挿入されている。このスリーブ2
0は下部外面において環状の突部22を有し、こ
の突部22は凹部12と係合しており、これによ
り、スリーブ20は回転操作筒10に対して回転
自在である。
スリーブ20には有蓋円筒状のキヤツプ30が
嵌着されており、このキヤツプ30の筒部32の
下面は回転操作筒10の上面と当接している。キ
ヤツプ30の筒部32の内周面はスリーブ20の
中部外面に設けられた環状突部28の外周面と密
接状態であり、このようにすることにより、キヤ
ツプ30はスリーブ20により着脱自在、かつ、
回転自在に支持されている。
キヤツプ30の下面には矩形板状の係合突部3
4が垂設されていると共に、回転操作筒10の上
面にはこの係合突部34よりも若干大きい切欠部
である係合凹部19が穿設されており、係合突部
34は係合凹部19に挿入されている。このよう
にすることにより、キヤツプ30は装着時におい
ては、回転操作筒10に対して相対回転不能であ
る。
スリーブ20と内筒16との間に円筒状の中継
筒40が配されている。中継筒40の内面には係
合部材である縦方向に長い突条48が配され、こ
の突条48は内筒16の突条18と径方向に係合
しており、これにより、回転操作筒10を回動さ
せると中継筒40も同方向に回動する。中継筒4
0の外面にはらせん溝44が設けられていると共
に、スリーブ20の下部内面には、らせん溝44
と同勾配の係合突子24が設けられており、この
係合突子24はらせん溝44と螺合している。こ
のようにすることにより、中継筒40は回転に伴
つてスリーブ20に対して相対的に上昇又は下降
する。
中継筒40の外側の環状壁42の内方にはその
上端より少し下方において、内側の環状壁45が
断面L字状に周設されており、環状壁42と環状
壁45とは一対になつて内外二重の環状壁を形成
している。
中継筒40の上方におけるスリーブ20の内方
には有底の円筒状の中皿50が挿入されており、
この中皿50には棒状化粧料、例えば口紅を収納
する。中皿50の外面にはガイド部材である縦方
向に長い突条56が設けられていると共に、スリ
ーブ20の内面にもガイド部材である縦方向に長
い突条26が配されており、これらは互いに係合
し、中皿50はスリーブ20に対して相対回転を
阻止される。
中皿50の底部の下面には円柱状の昇降桿60
が垂設されており、この昇降桿60は環状壁45
の内部に挿入されている。昇降桿60の外面に、
前記らせん溝44と逆方向の勾配を有する螺条6
6が設けられていると共に、環状壁45の上部内
面には螺条66と同勾配である係合突子46が設
けられ、これらの螺条66と係合突子46とは螺
合している。このようにすることにより、中継筒
40がスリーブ20に対して上昇する方向に回転
すると、昇降桿60も中継筒40に対して相対的
に上昇する。
本実施例の棒状化粧料容器1は以上のように構
成されているので、スリーブ20を把持して回転
操作筒10を回動すると、内筒16も連動回転す
るから、突条18,48が係合して中継筒40が
同方向へ回転する。中継筒40が回転すると、中
継筒40は自らスリーブ20ひいては円筒操作筒
10に対して上昇すると共に、昇降桿60ひいて
は中皿50を自らに対して上昇させる。この場合
において、キヤツプ30の係合突部34が回転操
作筒10の係合凹部19に挿入されているので、
キヤツプ30は回転操作筒10に対して相対回転
不能である。従つて、キヤツプ30を装着したま
までは、回転操作筒10は回転しない。
なお、前記実施例に代えて、回転操作筒10の
上面に係合突部34を突設し、キヤツプ30の下
面に係合凹部19を穿設し、これら両者を係合さ
せてもよい。
また、第3図に示すように、キヤツプ30の下
面外周に複数の薄板条の係合突部34を下垂さ
せ、回転操作筒10の上面に、同数の上方及び外
方が開放された係合凹部34を設けてもよい。
さらに、第4図に示すように、係合突部34の
形状を三角形状にし、係合凹部19の形状も係合
突部34と対応する三角形状にしてもよい。
[考案の効果] 本考案に係る棒状化粧料容器においては、キヤ
ツプの下端面及び回転操作筒の上端面のいずれか
一方に係合突部を、他方にこの係合突部よりも若
干大きい係合凹部を設け、これら両者を係合させ
ているので、キヤツプを装着した状態では、回転
操作筒が回転せず、従つて、スリーブも回転しな
い。この為に、中皿に収納された棒状化粧料が上
昇して、その頂部がキヤツプの頂部の裏面に当接
して形状が損われてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である棒状化粧料
容器における中皿が下降した状態を示す断面図、
第2図は、第1図の棒状化粧料容器における回転
操作筒とキヤツプの係合状態を示す斜視図、第3
図及び第4図は、それぞれ第1図の棒状化粧料容
器の変更例を示す部分斜視図である。 符号の説明、10……回転操作筒、16……内
筒、19……係合凹部、20……スリーブ、24
……係合突子、30……キヤツプ、34……係合
突部、40……中継筒、42……環状壁、44…
…らせん溝、45……環状壁、46……係合突
子、50……中皿、60……昇降桿、66……螺
条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転操作筒10の内部に内筒16をこの回転操
    作筒10と相対回転不能に配すると共に、これら
    の回転操作筒10と内筒16との間にスリーブ2
    0を回転操作筒10に対して相対回転可能に配
    し、スリーブ20に有蓋筒状のキヤツプ30を被
    嵌し、前記スリーブ20と内筒16との間に中継
    筒40を配し、この中継筒40の内面および内筒
    16の外面に径方向に互いに係合する係合部材を
    配して前記回転操作筒10の回転に連動してこの
    中継筒40が回動するようなし、この中継筒40
    の外面及び前記スリーブ20の内面のいずれか一
    方にらせん溝44を、他方にこのらせん溝44と
    螺合する係合突子24を配し、前記中継筒40の
    上部を内外二重の環状壁45,42となし、前記
    スリーブ20の内部に中皿50を配すると共に、
    この中皿50に垂設した昇降桿60を内側の環状
    壁45の内方に挿通し、昇降桿60の外面に前記
    らせん溝44と逆方向の螺条66を設けると共
    に、内側の環状壁45の上部内面にこの螺条66
    と螺合する係合突子46を配し、前記中皿50の
    外面および前記スリーブ20の内面に径方向に互
    いに係合するガイド部材を配して両者の係合によ
    り中皿50とスリーブ20との相対回転を阻止
    し、中皿50がスリーブ20に対して直線状に昇
    降するよなにした棒状化粧料容器において、 キヤツプ30の下端面及び回転操作筒10の上
    端面のいずれか一方に係合突部34を、他方にこ
    の係合突部34よりも若干大きい係合凹部19を
    設け、これら両者を係合させてキヤツプ30と回
    転操作筒10とを相対回転不能となしたことを特
    徴とする棒状化粧料容器。
JP17024887U 1987-11-06 1987-11-06 Expired - Lifetime JPH0515850Y2 (ja)

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