JPH0233696Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0233696Y2 JPH0233696Y2 JP8016285U JP8016285U JPH0233696Y2 JP H0233696 Y2 JPH0233696 Y2 JP H0233696Y2 JP 8016285 U JP8016285 U JP 8016285U JP 8016285 U JP8016285 U JP 8016285U JP H0233696 Y2 JPH0233696 Y2 JP H0233696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link mechanism
- container
- dial
- main body
- threaded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は化粧品等を収納すると共にこれを徐々
に繰り上げて使用することが出来る繰り上げ容器
に関するものである。
に繰り上げて使用することが出来る繰り上げ容器
に関するものである。
〈従来の技術〉
従来のネジ方式を採用した切り上げ容器は繰り
上げストロークを長くする為にはネジ部をそれに
対応して長く取らなければならず、従つて容器自
体の全長が長くなつてしまい携帯に不便でかつ体
裁が悪くなる欠点があつた。又デザイン的に長さ
の制約がある場合にはストロークを大きくするこ
とが不可能であつた。
上げストロークを長くする為にはネジ部をそれに
対応して長く取らなければならず、従つて容器自
体の全長が長くなつてしまい携帯に不便でかつ体
裁が悪くなる欠点があつた。又デザイン的に長さ
の制約がある場合にはストロークを大きくするこ
とが不可能であつた。
従来も例えば実公昭53−33732号公報に示す如
きリンク機構（トグルジヨイント）を使用した繰
り上げ容器も開発されているが、このものは外側
部にネジつまみを突設したり、或いはリンク機構
の下端を夫々逆ネジを持つた螺棒に別々に螺合し
なければならず、構造が複雑で組み立てが困難で
あり、故障も多くコスト高になる等の欠点があつ
た。
きリンク機構（トグルジヨイント）を使用した繰
り上げ容器も開発されているが、このものは外側
部にネジつまみを突設したり、或いはリンク機構
の下端を夫々逆ネジを持つた螺棒に別々に螺合し
なければならず、構造が複雑で組み立てが困難で
あり、故障も多くコスト高になる等の欠点があつ
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案に係る容器は従来のこれ等の欠点に鑑み
開発された容器であつて、特に容器の全長が制約
される中でもより大きいストロークを得ることが
出来る特殊な構造の容器を提供しようとするもの
である。
開発された容器であつて、特に容器の全長が制約
される中でもより大きいストロークを得ることが
出来る特殊な構造の容器を提供しようとするもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉
図により本考案に係る容器の一実施例を具体的
に説明すると、第１図及至第３図に於いて、１は
筒状の本体であつて、その下部には袴状ダイヤル
２が回動自在に嵌着されており、かつそのダイヤ
ル２の内底面中央にはネジ棒３が起立突設されて
いる。４は複数のリンクを伸縮可能に交叉させて
ピン枢着等で連結形成したリンク機構であつて、
その下端部は前記ネジ棒３と螺合し得るネジ筒５
を形成し、かつリンク機構４の最下交叉部に枢着
されたピンは特に第３図に示す如く左右に延長さ
れて固定軸６を形成し、その両端は前記本体１と
ダイヤル２との嵌合部に形成された凹部７に嵌着
されている。８は化粧料９を収納し得る中皿であ
つて、その底部は前記リンク機構４の上端に枢着
されている。１０は本体１の上端部に被蓋された
蓋である。
に説明すると、第１図及至第３図に於いて、１は
筒状の本体であつて、その下部には袴状ダイヤル
２が回動自在に嵌着されており、かつそのダイヤ
ル２の内底面中央にはネジ棒３が起立突設されて
いる。４は複数のリンクを伸縮可能に交叉させて
ピン枢着等で連結形成したリンク機構であつて、
その下端部は前記ネジ棒３と螺合し得るネジ筒５
を形成し、かつリンク機構４の最下交叉部に枢着
されたピンは特に第３図に示す如く左右に延長さ
れて固定軸６を形成し、その両端は前記本体１と
ダイヤル２との嵌合部に形成された凹部７に嵌着
されている。８は化粧料９を収納し得る中皿であ
つて、その底部は前記リンク機構４の上端に枢着
されている。１０は本体１の上端部に被蓋された
蓋である。
〈作用〉
本考案に係る容器の組み立て構成に当たつては
図に示す如く、中皿８の底部をリンク機構４に嵌
着した後、この中皿８とリンク機構４とを本体１
の下端から挿入し、次にリンク機構４のネジ筒５
をネジ棒３に螺合させながらダイヤル２を本体１
の下端に回動自在に嵌着することによつて全体を
組み立て構成することが出来る。
図に示す如く、中皿８の底部をリンク機構４に嵌
着した後、この中皿８とリンク機構４とを本体１
の下端から挿入し、次にリンク機構４のネジ筒５
をネジ棒３に螺合させながらダイヤル２を本体１
の下端に回動自在に嵌着することによつて全体を
組み立て構成することが出来る。
本願の容器の使用に当たつてはダイヤル２を回
動することによつてネジ棒３に沿つてリンク機構
４のネジ筒５を下降せしめ、一方リンク機構４の
最下交叉部は固定軸６によつて本体１に固定され
ているので、リンク機構４はこの固定軸６を支点
として伸張し、これによつて中皿８を上昇せし
め、中皿８内の化粧料９を本体１の上端より露出
せしめて使用することが出来る。
動することによつてネジ棒３に沿つてリンク機構
４のネジ筒５を下降せしめ、一方リンク機構４の
最下交叉部は固定軸６によつて本体１に固定され
ているので、リンク機構４はこの固定軸６を支点
として伸張し、これによつて中皿８を上昇せし
め、中皿８内の化粧料９を本体１の上端より露出
せしめて使用することが出来る。
又ダイヤル２を逆回転することによつて中皿８
及び化粧料９を本体１内に下降せしめることが出
来る。
及び化粧料９を本体１内に下降せしめることが出
来る。
〈実施例〉
上記実施例に於いてはダイヤル２とリンク機構
４とをネジ棒３とネジ筒５とによつて相互に螺合
して構成したが、第４図及び第５図に示す如く、
ダイヤル２の内周面にネジ溝１１を穿設し、かつ
リンク機構４の下端にこのネジ溝１１に螺合し得
る横バー１２を左右に突設し、この横バー１２の
両端をネジ溝１１に挿入させ、ダイヤル２の回動
と共に横バー１２を昇降させ、これによつてリン
ク機構４を伸縮せしめることも可能である。この
場合の方がネジ筒５を使用する場合より容器の高
さを小さく構成することが可能である。
４とをネジ棒３とネジ筒５とによつて相互に螺合
して構成したが、第４図及び第５図に示す如く、
ダイヤル２の内周面にネジ溝１１を穿設し、かつ
リンク機構４の下端にこのネジ溝１１に螺合し得
る横バー１２を左右に突設し、この横バー１２の
両端をネジ溝１１に挿入させ、ダイヤル２の回動
と共に横バー１２を昇降させ、これによつてリン
ク機構４を伸縮せしめることも可能である。この
場合の方がネジ筒５を使用する場合より容器の高
さを小さく構成することが可能である。
〈考案の効果〉
本考案に係る容器は上述の構造を有するので、
全体の構造が簡単であり、従来のネジ式のものに
比較して部品が少なく、従つて組み立て構成が簡
単であると共に組み立て作業が容易で、故障も少
なく、かつ安価に大量生産することが出来、更に
リンク機構を使用する為にネジのリードが細かく
ても効率の良い素早い繰り上げ及び繰り下げが可
能となり、又押し戻される心配もなく、しかも容
器の長さに対して化粧料の大きな収納スペースを
確保することが出来る等の特徴を有するものであ
る。
全体の構造が簡単であり、従来のネジ式のものに
比較して部品が少なく、従つて組み立て構成が簡
単であると共に組み立て作業が容易で、故障も少
なく、かつ安価に大量生産することが出来、更に
リンク機構を使用する為にネジのリードが細かく
ても効率の良い素早い繰り上げ及び繰り下げが可
能となり、又押し戻される心配もなく、しかも容
器の長さに対して化粧料の大きな収納スペースを
確保することが出来る等の特徴を有するものであ
る。
第１図乃至第３図は本願容器の断面説明図、第
４図及び第５図は他例の説明である。 １は本体、２はダイヤル、３はネジ棒、４はリ
ンク機構、５はネジ筒、６は固定軸、８は中皿、
１０は蓋である。
４図及び第５図は他例の説明である。 １は本体、２はダイヤル、３はネジ棒、４はリ
ンク機構、５はネジ筒、６は固定軸、８は中皿、
１０は蓋である。
Claims (1)
- 筒状の本体と、袴状ダイヤルと、複数個のリン
クを伸縮可能に交叉させて連結形成したリンク機
構と、化粧料等の品物を収納し得る中皿とよりな
る容器に於いて、中皿の底部をリンク機構の上端
に取り付けかつリンク機構の一部を本体に固定
し、更にリンク機構をダイヤルに螺合すると共に
該ダイヤルを本体の下端に回動自在に嵌合して構
成した繰り上げ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016285U JPH0233696Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016285U JPH0233696Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197908U JPS61197908U (ja) | 1986-12-10 |
| JPH0233696Y2 true JPH0233696Y2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=30625752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8016285U Expired JPH0233696Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0233696Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327534Y2 (ja) * | 1986-01-20 | 1991-06-14 |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP8016285U patent/JPH0233696Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61197908U (ja) | 1986-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4074881A (en) | Tripod assembly | |
| JPH0233696Y2 (ja) | ||
| JPH0233695Y2 (ja) | ||
| JPH0228817Y2 (ja) | ||
| JPS6110563Y2 (ja) | ||
| JPH01115421U (ja) | ||
| JPH03123422U (ja) | ||
| JPH084894Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPS60179216U (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPS58157407U (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPS6127540Y2 (ja) | ||
| JPH0729934Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPH0246806Y2 (ja) | ||
| JPH0515851Y2 (ja) | ||
| JPH0513302Y2 (ja) | ||
| JPH064840Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPH0439142Y2 (ja) | ||
| JPH0538671Y2 (ja) | ||
| JP2556815Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPH03123421U (ja) | ||
| JPH0716714U (ja) | 口紅等の収納容器 | |
| JPH0311217U (ja) | ||
| JPS6386291U (ja) | ||
| JPH03123525U (ja) | ||
| JPH0432393U (ja) |