JPH0535814Y2 - - Google Patents

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JPH0535814Y2
JPH0535814Y2 JP14955687U JP14955687U JPH0535814Y2 JP H0535814 Y2 JPH0535814 Y2 JP H0535814Y2 JP 14955687 U JP14955687 U JP 14955687U JP 14955687 U JP14955687 U JP 14955687U JP H0535814 Y2 JPH0535814 Y2 JP H0535814Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は口紅等の化粧料の繰出容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、口紅の繰出容器として実開昭58−88914
号公報がある。
前記公報に記載された口紅の繰出容器は、第5
図・第6図に示すように、らせん筒14の上端部
に蓋42を軸着するとともに、らせん筒14の内
周に内らせん溝15を設け、さらに、このらせん
筒14の下部内側に係合突部38を突設するとと
もに、らせん筒14内に筒状本体1を嵌入し、筒
状本体1には縦方向の長孔2を設けるとともに、
下部外周に外らせん溝21を設け、そして、この
外らせん溝21にらせん筒14の係合突部38を
嵌入し、さらに、筒状本体1内に中皿9を嵌入
し、中皿9に設けた係合突子10を筒状本体1の
長孔2かららせん筒14の内らせん溝15に嵌入
したものである。
そして、らせん筒14に対して筒状本体1を回
動させると、外らせん溝21と係合突部38によ
り、第6図に示すようにらせん筒14が引き下げ
られ、蓋42の内面が筒状本体1の上端部に当た
つて回動して開くとともに、内らせん溝15と係
合突子10により、中皿9が上昇して口紅65が
容器の外部に突出する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第5図に示す従来の化粧料の繰出容器は、
筒状本体1を回動させることにより、蓋42を開
くとともに、口紅65が容器の外部に突出して便
利である。
しかしながら、らせん筒14を引き下げる外ら
せん溝21・係合突部38を筒状本体1の下部に
設け、中皿9は、外らせん溝21の上方に設けた
ので、第5図に示すように、口紅65の収納状態
で中皿9の下方に大きな空所が存在し、その結果
繰出容器の丈が長くなるものである。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
蓋の開放と化粧料の繰り出しが一動作で行え、し
かも、化粧料の収納状態で小型になる化粧料繰出
容器とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は筒状本体1に縦方向の長孔2を設け、
この筒状本体1に中皿9を上下摺動自在に嵌入
し、中皿9に設けた係合突子10を長孔2から筒
状本体1の外部に突出させるとともに、筒状本体
1にらせん筒14を回動自在に外嵌し、らせん筒
14内に形成した内らせん溝15に前記中皿9の
係合突子10を嵌入して、らせん筒14の一方向
への回動で中皿9が上昇するように形成し、この
らせん筒14には筒体26を、らせん筒14が筒
体26に対して回動できるようにして外嵌すると
ともに、筒体26を筒状本体1に固定して設け、
また、筒体26の摺動用縦溝28にはスライド板
36を上下摺動自在に装着し、スライド板36に
設けた係合突部38をらせん筒14の外部に設け
た外らせん溝21に嵌入して、らせん筒14の一
方向への回動でスライド板36が下降するように
形成し、スライド板36の上部には、筒体26の
開口を閉鎖する蓋42を軸着し、蓋42はスライ
ド板36の下降によつて蓋42の内面が容器の上
端部に当接して開方向に回動するように形成する
とともに、蓋42をスプリング43によつて閉方
向に付勢して化粧料繰出容器とした。
〔作用〕
本考案は第1図に示す蓋42が閉鎖した状態か
ら、筒体26を回動しないように押さえ(実施例
では筒体26の外側に別体として形成された上部
外筒48が固定して取り付けられているので、上
部外筒48を押さえる。)、らせん筒14を一方向
に回動させると(実施例ではらせん筒14の外側
にはかま筒55が固定して取り付けられ、そのは
かま筒55の外側に下部外筒61が固定して取り
付けられているので、下部外筒61を左に回動す
る。)、らせん筒14の外らせん溝21に、係合突
部38が嵌入されたスライド板36は引き下げら
れて下降し、このスライド板36の上部に軸着さ
れた蓋42は、その内面が容器の上端部、すなわ
ち、筒状本体1・筒体26・上部外筒48のいず
れかの上端部に当接し、スプリング43の付勢力
に抗して回動して開く。
それと同時に、らせん筒14の内らせん溝15
に係合突子10が嵌入された中皿9は、らせん筒
14の一方向への回動によつて、内らせん溝15
と筒状本体1の長孔2によつて上昇し、口紅65
として形成された化粧料は筒体26の外部に突出
する。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであり、筒状本体1には上部環状突部3と下部
環状突部5が設けてあり、上部環状突部3には係
止凹所4が形成してある。筒状本体1の胴部には
2条の縦方向の長孔2が設けてあり、長孔2の上
部と下部にはそれぞれ左及び右に延びる水平孔が
設けてある。
この筒状本体1には中皿9が上下摺動自在に嵌
入され、中皿9に設けた係合突子10を長孔2か
ら筒状本体1の外部に突出させ、中皿9を回動し
ないように形成してある。
筒状本体1にはらせん筒14が回動自在に外嵌
され、そして、らせん筒14の外部には係止用突
部16が形成してあり、内部には2条の内らせん
溝15が設けてあり、この内らせん溝15の中皿
9の係合突子10を嵌入して、らせん筒14の一
方向への回動で、中皿9の係合突子10が内らせ
ん溝15と長孔2とによつて引き上げられ、中皿
9が上昇するように形成してある。らせん筒14
の上部には、外らせん溝21の設けられた外らせ
ん筒20が外嵌され、らせん筒14の係止用突部
16が外らせん筒20の縦溝22に嵌合して、ら
せん筒14に対して外らせん筒20が回動しない
ように固定されている。
らせん筒14には筒体26を、らせん筒14が
筒体26に対して回動できるようにして外嵌し、
そして、この筒体26は、その内側に形成した嵌
合用内凸部30を筒状本体1の係止凹所4に係止
して、筒体26を筒状本体1に固定している。そ
して、この筒体26には上部環状突出部27・嵌
合用外凸部31・端部切欠き29が設けてあり、
また、内側には上部を除いてらせん筒嵌入部32
が設けてあり、さらに、端部切欠き29の外側に
摺動縦溝28が形成してあり、この摺動縦溝28
は、前記らせん筒嵌入部32の部分では筒体26
の筒壁を貫通する貫通孔となつている。
筒体26の摺動縦溝28には、スライド板36
の両方の側部37が上下摺動自在に嵌入され、ス
ライド板36の係合突子38が前記筒体26の貫
通孔から筒体26内に挿入され、外らせん筒20
の外らせん溝21に嵌入しており、らせん筒14
の一方向への回動で、スライド板36の係合突部
38が、外らせん溝21によつて引き下げられ、
スライド板36が下降するように形成されてい
る。
筒体26には上部外筒48が外嵌され、筒体2
6の嵌合用外凸部31に上部外筒48の嵌合用凹
部50が嵌合して止着され、筒体26に形成した
縦方向のスリツト49の両側部がスライド板36
の外側を抑止している。
スライド板36の上部には筒体26の上端の開
口を閉鎖する蓋42が軸44によつて軸着され、
この蓋42はスライド板36の下降によつて、蓋
42の内面が容器の上端部である筒状本体1の上
端部・筒体26の上端部・上部外筒48の上端部
のいずれかに当接して開方向に回動するように形
成してあり、さらに、蓋42はスプリング43に
よつて閉方向に付勢されている。
また、前記らせん筒14と、上部外筒48間に
は、はかま筒55が挿入され、このはかま筒55
は、らせん筒14及び外らせん筒20と相互に回
動及び上下摺動しないように嵌着され、そして、
はかま筒55の環状孔56にはリング54が介挿
され、はかま筒55はこのリング54を介して上
部外筒48に回動できるように挿入されている。
はかま筒55の外部には有底の下部外筒61が
回動不能に外嵌され、中皿9には口紅65が挿入
されている。
そして、前記実施例では、らせん筒14と外ら
せん筒20を別体に形成しているが、このらせん
筒14と外らせん筒20は一体に形成してもよ
い。
また、筒体26の摺動縦溝28をあり溝状等に
形成して、スライド板36が抜け落ちないように
形成するか、又は、摺動縦溝28を筒体26の内
側に形成すれば、上部外筒48を省略することが
できる。
さらに、はかま筒55・リング54・下部外筒
61等は必ずしも必要なものではなく、要する
に、筒体26に対してらせん筒14を回動できる
ように形成してあればよい。
〔考案の効果〕
本考案はらせん筒14内に内らせん溝15を設
け、らせん筒14の外部に外らせん溝21を設け
て、外らせん溝21で蓋42を開くスライド板3
6を引き下げ、内らせん溝15で中皿9を押し上
げるように形成したので、繰出容器の下部の空所
を小さく形成でき、また、スライド板36で蓋4
2を引き下げるように形成したので、蓋42を開
いて化粧料を突出させた際に、筒体26の先端か
ら筒状本体1などが突出することがなく体裁がよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破砕した半裁
断面図、第2図はその蓋を開いた状態を示す一部
破砕した半裁断面図、第3図はその分解斜視図、
第4図はその蓋を開いた状態の斜視図、第5図は
従来例の断面図、第6図はその蓋を開いた状態の
断面図である。 1……筒状本体、2……縦方向の長孔、9……
中皿、10……係合突子、14……らせん筒、1
5……内らせん溝、21……外らせん溝、26…
…筒体、28……摺動縦溝、36……スライド
板、38……係合突部、42……蓋、43……ス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状本体1に縦方向の長孔2を設け、この筒状
    本体1に中皿9を上下摺動自在に嵌入し、中皿9
    に設けた係合突子10を長孔2から筒状本体1の
    外部に突出させるとともに、筒状本体1にらせん
    筒14を回動自在に外嵌し、らせん筒14内に形
    成した内らせん溝15に前記中皿9の係合突子1
    0を嵌入して、らせん筒14の一方向への回動で
    中皿9が上昇するように形成し、このらせん筒1
    4には筒体26を、らせん筒14が筒体26に対
    して回動できるようにして外嵌するとともに、筒
    体26を筒状本体1に固定して設け、また、筒体
    26の摺動用縦溝28にはスライド板36を上下
    摺動自在に装着し、スライド板36に設けた係合
    突部38をらせん筒14の外部に設けた外らせん
    溝21に嵌入して、らせん筒14の一方向への回
    動でスライド板36が下降するように形成し、ス
    ライド板36の上部には、筒体26の開口を閉鎖
    する蓋42を軸着し、蓋42はスライド板36の
    下降によつて蓋42の内面が容器の上端部に当接
    して開方向に回動するように形成するとともに、
    蓋42をスプリング43によつて閉方向に付勢し
    た化粧料繰出容器。
JP14955687U 1987-07-03 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0535814Y2 (ja)

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JP14955687U JPH0535814Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30
US07/283,976 US4973178A (en) 1987-07-31 1988-12-13 Cosmetic casing capable of protruding cosmetic material
AU26878/88A AU615499B2 (en) 1987-07-31 1988-12-14 Cosmetic casing capable of protruding cosmetic material
EP89101146A EP0379607B1 (en) 1987-07-31 1989-01-23 Cosmetic casing capable of protruding cosmetic material
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3974267B2 (ja) * 1998-07-29 2007-09-12 鈴野化成株式会社 カートリッジ式棒状化粧材繰出容器

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