JPS638348Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638348Y2 JPS638348Y2 JP1983034438U JP3443883U JPS638348Y2 JP S638348 Y2 JPS638348 Y2 JP S638348Y2 JP 1983034438 U JP1983034438 U JP 1983034438U JP 3443883 U JP3443883 U JP 3443883U JP S638348 Y2 JPS638348 Y2 JP S638348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- makeup brush
- compact
- protrusion
- makeup
- lid member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Brushes (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンパクト、特に化粧料及び化粧筆
を収納するコンパクトに関するものである。
を収納するコンパクトに関するものである。
本件出願人が先に開発した化粧料及び化粧筆を
収納するコンパクトは、凹状の化粧筆収納部から
化粧筆を取出し易くするため第3図に示すよう
に、化粧筆収納部4′の底部中央に突起12′を設
け、収納する化粧筆3′の柄の中央部を支持して
化粧筆を傾斜させ、その柄の一端部を起立させる
ようにしていた。
収納するコンパクトは、凹状の化粧筆収納部から
化粧筆を取出し易くするため第3図に示すよう
に、化粧筆収納部4′の底部中央に突起12′を設
け、収納する化粧筆3′の柄の中央部を支持して
化粧筆を傾斜させ、その柄の一端部を起立させる
ようにしていた。
しかし、このような突起12′を設けたことに
より化粧筆3′を化粧筆収納部4′に深く収納でき
なくなり、そのままの状態でコンパクトの上蓋を
閉じるようにするには、少なくとも突起12′の
高さに化粧筆3′の太さを加えたものから、化粧
筆収納部4′の深さを減した分だけ、蓋裏の位置
14′を高くしなければならず、勢いコンパクト
全体が肉厚となり嵩張つて携帯に不便となつてし
まうという欠点を有していた。また、この欠点の
ため突起自体をあまり大きくすることができず、
化粧筆を取出し易くするという本来の目的も十分
達成されているとはいえなかつた。
より化粧筆3′を化粧筆収納部4′に深く収納でき
なくなり、そのままの状態でコンパクトの上蓋を
閉じるようにするには、少なくとも突起12′の
高さに化粧筆3′の太さを加えたものから、化粧
筆収納部4′の深さを減した分だけ、蓋裏の位置
14′を高くしなければならず、勢いコンパクト
全体が肉厚となり嵩張つて携帯に不便となつてし
まうという欠点を有していた。また、この欠点の
ため突起自体をあまり大きくすることができず、
化粧筆を取出し易くするという本来の目的も十分
達成されているとはいえなかつた。
この考案は、以上のような従来の欠点を排除し
て、上蓋を閉じた時化粧筆収納部に化粧筆を深く
収納でき、薄くて携帯に便利であると共に、化粧
筆をより取出し易くしたコンパクトを提供するこ
とを目的とするものである。
て、上蓋を閉じた時化粧筆収納部に化粧筆を深く
収納でき、薄くて携帯に便利であると共に、化粧
筆をより取出し易くしたコンパクトを提供するこ
とを目的とするものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図、第2図に示すように、このコンパクト
1は化粧料を収納する凹状のドラム2と化粧筆3
を収納する化粧筆収納部4とを有する皿部材5と
裏面に鏡6を有する方形状の上蓋部材7とからな
る。
1は化粧料を収納する凹状のドラム2と化粧筆3
を収納する化粧筆収納部4とを有する皿部材5と
裏面に鏡6を有する方形状の上蓋部材7とからな
る。
前記皿部材5は方形状をなし、その一側縁部に
係止部8及び8′が、その反対の側縁部にも係止
片9がそれぞれ設けられている。また、前記上蓋
部材7の一端縁部にも係止部10が、その反対の
側縁部にも係止片11がそれぞれ設けられてい
る。そして、これらの係止部8・8′と係止部1
0及び係止片9と係止片11とは、それぞれ対応
する位置関係にある。さらに係止部8・8′と係
止部10とは、ヒンジピン(図示しない)によつ
て蝶番状に枢着され、上蓋部材7を皿部材5の上
面を閉塞する位置から開放する位置まで開閉可能
にしており、係止片9と係止片11とは、上蓋部
材を閉じた時アンダーカツト嵌合するよう形成さ
れている。
係止部8及び8′が、その反対の側縁部にも係止
片9がそれぞれ設けられている。また、前記上蓋
部材7の一端縁部にも係止部10が、その反対の
側縁部にも係止片11がそれぞれ設けられてい
る。そして、これらの係止部8・8′と係止部1
0及び係止片9と係止片11とは、それぞれ対応
する位置関係にある。さらに係止部8・8′と係
止部10とは、ヒンジピン(図示しない)によつ
て蝶番状に枢着され、上蓋部材7を皿部材5の上
面を閉塞する位置から開放する位置まで開閉可能
にしており、係止片9と係止片11とは、上蓋部
材を閉じた時アンダーカツト嵌合するよう形成さ
れている。
前記化粧筆収納部4は、長方形状をなし、その
底部中央にゴムで形成された突起12が接着され
ている。この突起12はその断面形状が先端に行
くにつれて先細りとなるくさび形に形成され、先
端が化粧筆に線接触してこの化粧筆を支持するよ
うになつている。また、この突起12の基部を保
持するため突起12の基部の両側に沿つて、保持
部材13が設けられている。
底部中央にゴムで形成された突起12が接着され
ている。この突起12はその断面形状が先端に行
くにつれて先細りとなるくさび形に形成され、先
端が化粧筆に線接触してこの化粧筆を支持するよ
うになつている。また、この突起12の基部を保
持するため突起12の基部の両側に沿つて、保持
部材13が設けられている。
この化粧筆収納部4に収納される化粧筆3は、
一端部細径であり、他端部が太径となつている柄
とその他端部の先に具えられたスポンジ状の刷毛
とから構成される。
一端部細径であり、他端部が太径となつている柄
とその他端部の先に具えられたスポンジ状の刷毛
とから構成される。
尚、前記突起12は、ゴムばかりでなく他の弾
性材、例えばくさび形に折曲した板ばねなどで形
成されていてもよい。また、実施例に示す突起1
2の高さは、化粧筆収納部4の開口面より低いも
のとなつているが、これに限定するものではな
く、これより高くともよい。
性材、例えばくさび形に折曲した板ばねなどで形
成されていてもよい。また、実施例に示す突起1
2の高さは、化粧筆収納部4の開口面より低いも
のとなつているが、これに限定するものではな
く、これより高くともよい。
また、前記保持部材13は、化粧筆収納部4の
底部中央に接着された突起12を補強して離脱し
ないようにするためのものであり、この考案に特
に必要とされるものではない。
底部中央に接着された突起12を補強して離脱し
ないようにするためのものであり、この考案に特
に必要とされるものではない。
次にこのコンパクトの作用について説明する。
このコンパクトに化粧筆3を収納する時は、化粧
筆収納部4の底部中央に設けられた突起12の先
端に、化粧筆3の柄の中央部が当接するように化
粧筆3を載置する。そして、上蓋部材7を閉じる
と、上蓋部材7の裏面によつて化粧筆3全体が押
圧され、それとともに弾性材であるゴムで形成さ
れた突起12も押圧され、第2図に示す二点鎖線
のように突起12は偏平となり、化粧筆3は水平
位置まで深く沈んで化粧筆収納部4に収納され
る。
このコンパクトに化粧筆3を収納する時は、化粧
筆収納部4の底部中央に設けられた突起12の先
端に、化粧筆3の柄の中央部が当接するように化
粧筆3を載置する。そして、上蓋部材7を閉じる
と、上蓋部材7の裏面によつて化粧筆3全体が押
圧され、それとともに弾性材であるゴムで形成さ
れた突起12も押圧され、第2図に示す二点鎖線
のように突起12は偏平となり、化粧筆3は水平
位置まで深く沈んで化粧筆収納部4に収納され
る。
このコンパクトを使用するため、上蓋部材7を
開けると上蓋部材7の裏面による化粧筆3及び突
起12への押圧力が解除されるため、弾性材であ
るゴムの復元力により偏平となつていた突起12
がもとの形にもどり、それと共に化粧筆3の柄の
中央部を押しあげる。すると、化粧筆3は、突起
12によつて線接触により中央部のみで支持さ
れ、しかも、細径の一端部よりも太径の他端部の
方が重いので、突起12との当接部を支点とし
て、太径の他端部側に傾斜し、細径の一端部を上
方に大きく持ち上げられる結果となる。特に、突
起12の高さをより高くしておけば、化粧筆3の
傾斜する角度は、より大きいものとなり、細径の
一端部を持ち上げる作用もいちだんと大きくな
る。
開けると上蓋部材7の裏面による化粧筆3及び突
起12への押圧力が解除されるため、弾性材であ
るゴムの復元力により偏平となつていた突起12
がもとの形にもどり、それと共に化粧筆3の柄の
中央部を押しあげる。すると、化粧筆3は、突起
12によつて線接触により中央部のみで支持さ
れ、しかも、細径の一端部よりも太径の他端部の
方が重いので、突起12との当接部を支点とし
て、太径の他端部側に傾斜し、細径の一端部を上
方に大きく持ち上げられる結果となる。特に、突
起12の高さをより高くしておけば、化粧筆3の
傾斜する角度は、より大きいものとなり、細径の
一端部を持ち上げる作用もいちだんと大きくな
る。
このコンパクト使用者は、このようにして持ち
上げられた化粧筆3の一端部を指先でつまんで取
り出して使用するものである。
上げられた化粧筆3の一端部を指先でつまんで取
り出して使用するものである。
この考案は、突起をその断面形状が先端に行く
程先細りのくさび形とし、先端が化粧筆を線接触
して支持するようにしてあるため、上蓋部材を開
いた時、突起により持ち上げられる化粧筆は、そ
の一端側が立ち上がつた傾斜状態で持ち上げられ
るため、化粧筆収納部4の底部との間に大きく空
間を形成し、使用者は化粧筆の一端側をつまみや
すく容易に取り出すことができる。また、前記構
成としたので、上蓋部材7を閉じた時の蓋裏の位
置14を低くすることができ、その分だけコンパ
クト全体を薄くすることができ、かつ軽量にする
ことができて携帯に便利である。また、突起12
の高さを高くしても、上蓋部材7を閉じる障害と
ならず、むしろ高くしたことにより、化粧筆3の
柄をより高く押し上げ、化粧筆3をより取り出し
やすくするという効果を有する。
程先細りのくさび形とし、先端が化粧筆を線接触
して支持するようにしてあるため、上蓋部材を開
いた時、突起により持ち上げられる化粧筆は、そ
の一端側が立ち上がつた傾斜状態で持ち上げられ
るため、化粧筆収納部4の底部との間に大きく空
間を形成し、使用者は化粧筆の一端側をつまみや
すく容易に取り出すことができる。また、前記構
成としたので、上蓋部材7を閉じた時の蓋裏の位
置14を低くすることができ、その分だけコンパ
クト全体を薄くすることができ、かつ軽量にする
ことができて携帯に便利である。また、突起12
の高さを高くしても、上蓋部材7を閉じる障害と
ならず、むしろ高くしたことにより、化粧筆3の
柄をより高く押し上げ、化粧筆3をより取り出し
やすくするという効果を有する。
第1図はこの考案によるコンパクトを示す斜視
図、第2図は化粧筆収納部の縦断面図、第3図は
従来技術による化粧筆収納の縦断正面図である。 1……コンパクト、2……ドラム、3,3′…
…化粧筆、4,4′……化粧筆収納部、5……皿
部材、6′……鏡、7……上蓋部材、8,8′,1
0……係止部、9,11……係止片、12……突
起、13……保持部材、14,14′……蓋裏の
位置。
図、第2図は化粧筆収納部の縦断面図、第3図は
従来技術による化粧筆収納の縦断正面図である。 1……コンパクト、2……ドラム、3,3′…
…化粧筆、4,4′……化粧筆収納部、5……皿
部材、6′……鏡、7……上蓋部材、8,8′,1
0……係止部、9,11……係止片、12……突
起、13……保持部材、14,14′……蓋裏の
位置。
Claims (1)
- 化粧料を収納するドラム及び凹状の化粧筆収納
部を有する皿部材と、裏面に鏡を有する上蓋部材
とを具え、前記化粧筆収納部は、底部中央に化粧
筆を支持する突起を有し、また、前記上蓋部材
は、前記皿部材に枢着されて蝶番状をなし、開閉
自在となつているコンパクトにおいて、前記突起
を弾性材で形成するとともに、その断面形状を先
端に行く程先細りのくさび形とし、その先端が化
粧筆に線接触して化粧筆を支持するように形成し
たことを特徴とするコンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3443883U JPS59139206U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3443883U JPS59139206U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | コンパクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139206U JPS59139206U (ja) | 1984-09-18 |
JPS638348Y2 true JPS638348Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30165202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3443883U Granted JPS59139206U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139206U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2946846B1 (fr) | 2009-06-17 | 2011-07-08 | Oreal | Dispostif de conditionnement et d'application comportant un rouleau d'application |
JP6330318B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2018-05-30 | 花王株式会社 | 化粧料用容器および化粧料製品 |
JP7503934B2 (ja) * | 2020-04-30 | 2024-06-21 | 株式会社吉野工業所 | 取出具付き容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225355U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-22 | ||
JPS588407B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1983-02-16 | ヘミツシエ ヴエルケ ヒユ−ルス アクチエンゲゼルシヤフト | ポリエンカビニルノセイホウ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588407U (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3443883U patent/JPS59139206U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588407B2 (ja) * | 1974-06-14 | 1983-02-16 | ヘミツシエ ヴエルケ ヒユ−ルス アクチエンゲゼルシヤフト | ポリエンカビニルノセイホウ |
JPS5225355U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59139206U (ja) | 1984-09-18 |
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