JP2582978Y2 - レフィル容器 - Google Patents
レフィル容器Info
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- JP2582978Y2 JP2582978Y2 JP1993061695U JP6169593U JP2582978Y2 JP 2582978 Y2 JP2582978 Y2 JP 2582978Y2 JP 1993061695 U JP1993061695 U JP 1993061695U JP 6169593 U JP6169593 U JP 6169593U JP 2582978 Y2 JP2582978 Y2 JP 2582978Y2
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- Expired - Lifetime
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Description
回動させるだけで自動的に倒れて閉蓋するレフィル容器
に関するものである。
ものが開発されて実用化されており、最近では、高級感
のあるコンパクトの人気が高まっている。このようなコ
ンパクトは高価であるため、内部に収容された化粧料を
使い果たした後は、レフィル用化粧料と取り替えて繰り
返し使用することが行われている。このようなレフィル
用化粧料は、例えば図21に示すようなレフィル容器に
収容されている。このレフィル容器は、図示のように、
上面に凹部40aが形成された容器本体40と、この容
器本体40の上面を蓋する蓋体41と、上記容器本体4
0の凹部40a内に収容される化粧皿33とからなり、
上記容器本体40の前端部に係合部44を形成するとと
もに後端部に軸穴46をあけ、上記蓋体41の前端部
に、上記係合部44と係合する被係合部45を形成する
とともに後端部に軸穴(図示せず)をあけ、両軸穴46
にヒンジ軸47を挿通することにより上記容器本体40
に蓋体41をヒンジ連結して構成されている。図におい
て、33aは化粧料で、42は容器本体40の底面に設
けられた接着剤層で、43は容器本体40の底部に穿設
された貫通穴であり、この貫通穴43は容器本体40か
ら化粧皿33を取り出す際に利用される。このようなレ
フィル容器を組み立てる場合には、まず、容器本体40
の後部に蓋体41を開蓋状態にして配置し容器本体40
の軸穴46と蓋体41の軸穴とを位置合わせし、つい
で、両軸穴46にヒンジ軸47を挿通して容器本体40
に蓋体41をヒンジ連結し、つぎに、容器本体40の凹
部40a内に化粧皿33を収容して接着剤層42に仮固
定し、そののち、上記蓋体41を回動させて容器本体4
0の上面に倒し、容器本体40の係合部44と蓋体41
の被係合部45とを係合させることが行われる。
フィル容器では、その組み立て時に、容器本体40の後
端部に蓋体41をヒンジ連結したのち、容器本体40内
に化粧皿33を収容し、つぎに、蓋体41を回動させて
容器本体40の上面に倒し、そののち、容器本体40の
係合部44と蓋体41の被係合部45とを係合させなけ
ればならず、この作業に手間がかかる。しかも、容器本
体40の前端部と蓋体41の前端部を利用して閉蓋状態
保持用の係合手段(すなわち、係合部44および被係合
部45)を形成しているため、その分レフィル容器の前
後長さが長くなるとともに、化粧皿33を容器本体40
内に収容しているため、容器本体40の略厚み分だけレ
フィル容器の全体が大形化する。さらに、上記閉蓋状態
保持用の係合手段(すなわち、係合部44および被係合
部45)を容器本体40と蓋体41とに形成しなければ
なちず、構造が複雑化する。
たもので、閉蓋時に蓋体を少し回動させるだけで自動的
に倒れて閉蓋し、しかも小形で、さらに閉蓋状態保持用
の係合手段を容器本体と蓋体とに設ける必要がなくて構
造が簡単なレフィル容器の提供をその目的とする。
め、この考案のレフィル容器は、上面に化粧料収容凹部
が形成された化粧皿と、複数の蓋体から適宜に1つ選択
されて上記化粧皿の上面を蓋する蓋体を設け、各蓋体に
は、任意の側縁に取付部を形成し、各取付部の内側に係
合部を形成し、適宜に選択された蓋体における上記係合
部に対応する上記化粧皿の左右両側面の前後両端部およ
び前後両側面の左右両端部に、上記係合部と回動自在に
係合する被係合部を形成し、上記各蓋体の任意の側縁
に、上記係合時に化粧皿の一側部に接当し閉蓋時にそれ
自身の弾性力により蓋体を化粧皿側に押圧する弾性体部
を形成したという構成をとる。
組み立てる場合には、まず、複数の蓋体のうちから1つ
を適宜選択する。ついで、この適宜選択した蓋体を立て
た状態にしてこの蓋体の一側縁に対応する化粧皿の一側
部に配置し、つぎに、蓋体の一側縁に形成した係合部を
この係合部に対応する化粧皿の被係合部に位置合わせし
て蓋体の係合部を化粧皿の被係合部に係合する。この係
合状態では、蓋体に設けた弾性体部が化粧皿の一側部に
接当している。そののち、蓋体を化粧皿側に少し回動さ
せることが行われる。これにより、蓋体が自動的に化粧
皿側に倒れて閉蓋される。閉蓋後は、上記弾性体部の弾
性力が蓋体を開蓋する力に対して逆向きに作用するた
め、上記閉蓋状態が保持される。そして、このような組
み立ての手順は、複数の蓋体のいずれを選択した場合に
も、同様である。このように、この考案のレフィル容器
では、その組み立て時に、化粧皿に蓋体を回動自在に連
結したのち、蓋体を化粧皿側に少し回動させるだけで自
動的に閉蓋することができ、この作業に手間がかからな
い。また、1つの化粧皿に対する蓋体の取付け態様が複
数種類あるため、化粧皿を各種のレフィル容器(例え
ば、化粧皿の長手方向の端部に蓋体を取付け長手方向に
開閉自在にした縦置きタイプや長手方向に直交する方向
の端部に蓋体を取付け上記直交する方向に開閉自在にし
た横置きタイプのレフィル容器等)に共用することがで
きる等、部品の共通化を図ることができる。したがっ
て、この考案のレフィル容器は、少量多品種の化粧皿に
対応可能なものとなる。しかも、化粧皿に蓋体を取付け
るようにしているため、従来例のように、容器本体の前
端部と蓋体の前端部を利用して形成された閉蓋状態保持
用の係合手段によりレフィル容器の前後長さが長くなっ
たり、化粧皿を収容する容器本体の略厚み分だけレフィ
ル容器の全体が大形化したりするということがなくな
る。さらに、従来例では必要であった上記閉蓋状態保持
用の係合手段を省略することができ、構造が簡単化す
る。また、上記弾性体部が上記各仮蓋の側縁に2条の切
り欠き部を相対峙する状態で切り欠き形成することによ
り、上記各仮蓋と一体に設けられている場合には、仮蓋
に、この弾性体部と同様の役割をするものを別に設ける
必要がないため、構成部品数が少なくなるとともに構造
が簡単となる。
しく説明する。
器である。図において、3は平面視で長方形に形成され
た合成樹脂製の化粧皿であり、その上面に形成された凹
部3aに化粧料4が収容されている。6は合成樹脂製の
仮蓋(蓋体)であり、上記化粧皿3の前端部もしくは後
端部に取付けられる(図1には、仮蓋6を化粧皿3の前
端部に取付けるようにしたものが示されている)。そし
て、上記化粧皿3は、その上面が仮蓋6で蓋された状態
で、レフィル用として販売されている。このようなレフ
ィル容器を組み立てる場合には、仮蓋6を垂直姿勢にし
て化粧皿3に取り付け、その垂直姿勢の仮蓋6を手で化
粧皿3側に少し押して回動させる。これにより、上記仮
蓋6が少し回動したのち勢いよく倒れ、この仮蓋6で化
粧皿2の上面が自動的に蓋される。また、閉蓋後に、仮
蓋6を手で上方に回動させて立てた状態にすると、この
立てた姿勢が保持される。
は、図2〜図4に示すように、その左右両側面の前端部
および後端部に一対の凹部12a,12bが同じ大きさ
に形成されているとともに、前後両側面の右端部および
左端部に一対の凹部12c,12dが同じ大きさに形成
されている。また、上記化粧皿3には、その左右両側面
および前後両側面の中央部に、この化粧皿3を容器本体
に装着する場合に、容器本体の突条10(図9参照)と
嵌合するための凹部13a,13b,13c,13dが
同じ大きさに形成されている。
天井壁6aの角部が大きな丸みを有する長方形に形成さ
れており、図6および図7に示すように、その外周部の
うち左右両側部およびこれに続く後側部の下面から縦壁
14が垂下している。この縦壁14には、その左右両側
部の後半部分の下面から左右一対の取付部15が垂下
し、これら両取付部15の前端下部の内面から左右一対
の凸部16が相対峙するように突出形成されている。ま
た、上記両取付部15の上端部が、前端縁から後方に向
かって所定距離切り欠かれており、この切欠き部17に
より、上記天井壁6aの前端部が弾性体部18として天
井壁6aに一体形成されている。
を取り外した状態で、図8に示すようなコンパクトの内
部に収容される。このコンパクトは、上面に化粧皿収容
凹部1aおよびパフ収容凹部1bが形成された容器本体
1と、この容器本体1の上面を蓋する蓋体2とからな
る。図において、5はパフである。
は、図9および図10に示すように、左右両側面の前端
部に、相対峙する状態で、凹部7が形成されており、こ
れら両凹部7内の底面に、図11および図12に示すよ
うに、外側に向かって少し撓みうる弾性板8が立設され
ている。これら両弾性板8には、その上端部に、上記化
粧皿収容凹部1a内に突出する状態で、上記化粧皿3の
左右両側面の凹部12に着脱自在に係合する凸部9が形
成されている。また、化粧皿収容凹部1aには、図13
に示すように、その後側面の中央部に、その上面が下り
傾斜面に形成され上記化粧皿3の後側面の凹部13に着
脱自在に係合する縦断面形状四角形の突条10が形成さ
れており、また、その前側壁(化粧皿収容凹部1aとパ
フ収容凹部1bとを区画する隔壁)11は、その中央部
が切り欠かれており、この切欠部11aを、化粧皿3取
り外し時の指挿入用空間としている。図9において、1
8は容器本体1の前端部の凹部に回動自在に取付けられ
た押しボタンであり、上記容器本体1の凹部の奥面に形
成された係合用突条1cと蓋体2の前端部に形成された
被係合用突条(隠れて見えない)との係合を解除する。
また、図10において、1dは容器本体1の後端部の凹
部の左右両側面に相対峙するように形成された軸受孔で
あり、蓋体2の後端部に設けたヒンジ軸(隠れて見えな
い)に回動自在に係合している。7aは弾性板8の奥側
に穿設された貫通穴である。
粧皿3の前端部に仮蓋6を取付ける場合には、まず、図
14に示すように、化粧皿3の前方に仮蓋6を垂直姿勢
にして配置し、仮蓋6の両取付部15に設けられた凸部
16を化粧皿3に設けられた左右両側面の前側凹部12
aに位置合わせする。ついで、仮蓋6を化粧皿3側に移
動させ、化粧皿3の左右両側面の前縁に仮蓋6の両取付
部15を接当させ、さらに、仮蓋6の両取付部15を外
側に弾性変形させながら化粧皿3側に押し込み、仮蓋6
の両取付部15の凸部16を化粧皿3の前側凹部12a
に係合させる(この状態で、図15に示すように、仮蓋
6の弾性体部18は少し反り返った状態で化粧皿3の前
側面に接当する)。つぎに、仮蓋6を後方に向かって回
動させると、少し回動したのち上記弾性体部18の反り
返りにより生じた弾性力により勢いよく後方に倒れ、自
動的に蓋される。この閉蓋状態では、仮蓋6の弾性体部
18の弾性力が仮蓋6を開蓋する力に対して逆向きに作
用するため、閉蓋状態が保持される。また、閉蓋後、仮
蓋6を手で持ち、上記仮蓋6の弾性体部18の弾性力に
抗して上方に回動させて垂直姿勢にすると、上記仮蓋6
の弾性体部18の弾性力と両取付部15とが相作用しあ
って、上記垂直姿勢が保持される(図15参照)。ま
た、上記化粧皿3の後端部に仮蓋6を取付ける場合に
は、化粧皿3の後方に仮蓋6を垂直姿勢にして配置し、
仮蓋6の両取付部15に設けられた凸部16を化粧皿3
に設けられた左右両側面の後側凹部12bに位置合わせ
し、そののち、上記と同様にして取付ける。
部に、図16に示す仮蓋20を取付けることができる。
この仮蓋20は、上記仮蓋6とは異なり、その右端部の
前後両側部が切欠かれている。それ以外の部分は上記仮
蓋6と同様であり、同様の部分には同じ符号を付してい
る。このような仮蓋20を化粧皿3の右端部に取付ける
場合には、化粧皿3の右方に仮蓋20を垂直姿勢にして
配置し、仮蓋20の両取付部15に設けられた凸部16
を化粧皿3に設けられた前後両側面の右側凹部12cに
位置合わせし、そののち、上記と同様にして取付ける。
また、上記仮蓋20を化粧皿3の左端部に取付ける場合
には、化粧皿3の左方に仮蓋20を垂直姿勢にして配置
し、仮蓋20の両取付部15に設けられた凸部16を化
粧皿3に設けられた前後両側面の左側凹部12dに位置
合わせし、そののち、上記と同様にして取付ける。
化粧皿収容凹部1aに収容する場合には、図17に示す
ように、まず、仮蓋6で蓋された化粧皿3を容器本体1
の化粧皿収容凹部1aの上側に位置させる。ついで、化
粧皿3を下方に降ろし化粧皿収容凹部1aに置く。この
状態では、図18に示すように、仮蓋6の取付部15の
下端部が容器本体1の左右両側壁上に載置されている。
つぎに、化粧皿3の後端部を下方に傾斜させて、図19
に示すように、化粧皿3の後側面に設けた後側凹部13
dを上記化粧皿収容凹部1aの後側面に設けた突条10
に係合させながら、化粧皿3の前端部を下方に押圧す
る。これにより、化粧皿3の前面が上記化粧皿収容凹部
1aの前側壁11の側面(すなわち、化粧皿収容凹部1
aの前側面11b)に沿って下降し、この下降に伴って
上記仮蓋6の両取付部15が上方に撓み、上記化粧皿3
の前側凹部12aと取付部15の凸部16との係合が解
除される。さらに、上記化粧皿3を下方に押圧すると、
上記化粧皿3の前側凹部12aが化粧皿収容凹部1aの
左右両側面に設けた弾性板8の突条9に係合する(図2
0参照)。一方、化粧皿3を化粧皿収容凹部1aから取
り出す場合には、化粧皿収容凹部1aの前側壁11の切
欠部11aから人指し指,親指等を挿し入れ、化粧皿3
の前面を持ち上げる。これにより、上記化粧皿3の前側
凹部12aと弾性板8の突条9との係合および上記化粧
皿3の後側凹部13dと化粧皿収容凹部1aの突条10
との係合が解除され、化粧皿3が上方に持ち上がる。ま
た、後端部に仮蓋6が取付けられた化粧皿3および左右
両端部の一方に仮蓋20が取付けられた化粧皿3も、上
記と同様にして、コンパクトの容器本体1の化粧皿収容
凹部1aに収容され、化粧皿収容凹部1aから取り出さ
れる。
組み立て時に、仮蓋6を垂直姿勢にして化粧皿3の後端
部に回動自在に取付けたのち、仮蓋6を化粧皿3側に少
し回動させるだけで自動的に閉蓋することができるた
め、この作業に手間がかからない。しかも、2種類の仮
蓋6,20を用いることにより、化粧皿3を縦置きタイ
プや横置きタイプのレフィル容器等に共用することがで
きる。さらに、化粧皿3に仮蓋6を直接取付けるように
するとともに、従来例のように、容器本体の前端部と蓋
体の前端部とに閉蓋状態保持用の係合手段を設ける必要
がないようにしているため、レフィル容器の全体がコン
パクトになる。さらに、上記のように、従来例では必要
であった閉蓋状態保持用の係合手段を省略することがで
きるため、構造が簡単化される。そのうえ、閉蓋後に、
仮蓋6を上方に回動させて垂直姿勢にした場合には、こ
の垂直姿勢を保持することができるため、仮蓋6を開蓋
して化粧皿3内の化粧料を直接見る際に、仮蓋6を手で
持っている必要がなく、この作業が煩わしくない。
3の交換時等に、化粧皿3を仮蓋6で蓋した状態で、こ
の化粧皿3を移動させたり、容器本体1の化粧皿収容凹
部1a内に押し込んだりすることができるため、上記交
換時に化粧料4の表面に手の跡が付いたり、化粧料4で
手が汚れたりすることがなくなる。しかも、化粧皿3を
化粧皿収容凹部1aに取り付けるには、上記のように化
粧皿3を化粧料収容凹部1aに押し込むだけでよく、そ
の作業が簡単である。また、上記化粧皿収容凹部1aの
左右両側面の弾性板8に形成した凸部9および化粧皿収
容凹部1aの後側面に形成した突条10を利用して化粧
皿3を取り付けているため、携帯時に振動等が加わって
コンパクトを左右方向,前後方向に動かす力が作用して
も、上記化粧皿収容凹部1aの左右両側面および後側面
が横振れに対し振れ止め作用を奏し、化粧皿3が化粧皿
収容凹部1aから離脱しない。
部に弾性片部15を設けているが、これに限定するもの
ではなく、仮蓋6の左右両側部の一側部にだけ弾性片部
15を設けてもよい。
部15が容器本体1の化粧皿収容凹部1aに載置したと
きに、容器本体1の左右両側壁に載置されるようにして
いるが、これに限定するものではなく、仮蓋6が化粧皿
収容凹部1aに収まるようにしてもよい。この場合に
は、弾性板8は化粧皿収容凹部1a内に立設される。
に形成し、これを2種類の仮蓋6,20で蓋するように
しているが、これに限定するものではなく、化粧皿3を
各種形状に形成し、これを3種類以上の仮蓋で蓋するよ
うにしてもよい。
によれば、その組み立て時に、化粧皿に蓋体を回動自在
に連結したのち、蓋体を化粧皿側に少し回動させるだけ
で自動的に閉蓋することができ、この作業に手間がかか
らない。また、1つの化粧皿に対する蓋体の取付け態様
が複数種類あるため、化粧皿を各種のレフィル容器(例
えば、化粧皿の長手方向の端部に蓋体を取付け長手方向
に開閉自在にした縦置きタイプや長手方向に直交する方
向の端部に蓋体を取付け上記直交する方向に開閉自在に
した横置きタイプのレフィル容器等)に共用することが
できる等、部品の共通化を図ることができる。したがっ
て、この考案のレフィル容器は、少量多品種の化粧皿に
対応可能なものとなる。しかも、化粧皿に蓋体を取付け
るようにしているため、従来例のように、容器本体の前
端部と蓋体の前端部を利用して形成された閉蓋状態保持
用の係合手段によりレフィル容器の前後長さが長くなっ
たり、化粧皿を収容する容器本体の略厚み分だけレフィ
ル容器の全体が大形化したりするということがなくな
る。さらに、従来例では必要であった上記閉蓋状態保持
用の係合手段を省略することができ、構造が簡単化す
る。また、上記弾性体部が上記各仮蓋の側縁に2条の切
り欠き部を相対峙する状態で切り欠き形成することによ
り、上記各仮蓋と一体に設けられている場合には、仮蓋
に、この弾性体部と同様の役割をするものを別に設ける
必要がないため、構成部品数が少なくなるとともに構造
が簡単となる。
図である。
る。
である。
る。
る。
を示す断面図である。
る。
る状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面に化粧料収容凹部3aが形成された
化粧皿3と、複数の蓋体6,20から適宜に1つ選択さ
れて上記化粧皿3の上面を蓋する蓋体6,20を設け、
各蓋体6,20には、任意の側縁に取付部15を形成
し、各取付部15の内側に係合部16を形成し、適宜に
選択された蓋体6,20における上記係合部16に対応
する上記化粧皿3の左右両側面の前後両端部および前後
両側面の左右両端部に、上記係合部16と回動自在に係
合する被係合部12を形成し、上記各蓋体6,20の任
意の側縁に、上記係合時に化粧皿3の一側部に接当し閉
蓋時にそれ自身の弾性力により蓋体6,20を化粧皿3
側に押圧する弾性体部18を形成したことを特徴とする
レフィル容器。 - 【請求項2】 弾性体部18は、上記各蓋体6,20の
側縁に2条の切り欠き部17を相対峙する状態で切り欠
き形成することにより、上記各仮蓋6,20と一体に設
けられている請求項1記載のレフィル容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993061695U JP2582978Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | レフィル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993061695U JP2582978Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | レフィル容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730910U JPH0730910U (ja) | 1995-06-13 |
JP2582978Y2 true JP2582978Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=13178652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993061695U Expired - Lifetime JP2582978Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | レフィル容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582978Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645525U (ja) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | ||
JPS6421606U (ja) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | ||
JPH0243913U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-27 | ||
JPH071046Y2 (ja) * | 1988-12-21 | 1995-01-18 | 釜屋化学工業株式会社 | カートリッジ式コンパクト容器 |
JPH0679414A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-22 | Nippon Steel Corp | フラット型通電加熱浸漬ノズル及び通電加熱方法 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP1993061695U patent/JP2582978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730910U (ja) | 1995-06-13 |
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