JPH0847417A - レフィル容器 - Google Patents

レフィル容器

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Publication number
JPH0847417A
JPH0847417A JP18756294A JP18756294A JPH0847417A JP H0847417 A JPH0847417 A JP H0847417A JP 18756294 A JP18756294 A JP 18756294A JP 18756294 A JP18756294 A JP 18756294A JP H0847417 A JPH0847417 A JP H0847417A
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JP
Japan
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box body
cosmetic
tray
decorative plate
makeup
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JP18756294A
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English (en)
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Hisao Iwamoto
久雄 岩本
Noboru Matsumoto
昇 松本
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体内にブラシ,パフ等を収容することので
きるレフィル容器を提供する。 【構成】 上面に化粧料収容凹部1aが形成された化粧
皿1と、上記化粧皿1の上面を蓋する蓋体2と、ブラシ
6,パフ7等を収容しうる上面開放状の箱体3を備え、
化粧皿1の前端部に蓋体2の前端部を着脱自在に取付
け、上記化粧皿1の前後両側面に溝状凹部11a,11
bを形成し、上記箱体3の前後両側壁から、上記溝状凹
部11a,11bに着脱自在にスライド係合するスライ
ド板部19を立設するとともに、上記箱体3の前後両側
面に、上記スライド板部19と着脱自在にスライド係合
するスライド溝21を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PE(パウダーアイ
シャド),VB(バーミリアンブラッシュ)の化粧料や
チップ,ブラシ等の用具を収容しうるレフィル容器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から化粧用のコンパクトは、種々の
ものが開発されて実用化されており、最近では、高級感
のあるコンパクトの人気が高まっている。このようなコ
ンパクトは高価であるため、内部に収容された化粧料を
使い果たした後は、レフィル用化粧料と取り替えて繰り
返し使用することが行われている。このようなレフィル
用化粧料は、例えば図34に示すようなレフィル容器に
収容されて販売されている。このレフィル容器は、図3
5に示すように、上面に凹部44が形成された容器本体
40と、この容器本体40の上面を蓋する蓋体41と、
上記容器本体40の凹部44内に収容される化粧皿43
とからなり、上記容器本体40の前端部に係合部45を
形成するとともに後端部の左右に軸穴(図示せず)をあ
け、上記蓋体41の前端部に、上記係合部45と係合す
る被係合部46を形成するとともに後端部に設けた左右
の連結片42にヒンジ軸(図示せず)を突設し、上記軸
穴にヒンジ軸を回動自在に嵌合することにより上記容器
本体40に蓋体41をヒンジ連結して構成されている。
図において、47は容器本体40の底部に穿設された貫
通穴であり、この貫通穴47は容器本体40から化粧皿
43を取り出す際に利用される。また、48は化粧料で
ある。
【0003】また、化粧に際し用いられるパフは、繰返
しの使用により化粧料や塵芥等で汚れたり、劣化したり
するため、レフィル用化粧料と同時に交換されることが
望ましい。このようなパフ49は、図36に示すよう
に、包装袋50等に収容され、上記レフィル容器とは別
に販売されている。また、PE,VB等の化粧料やチッ
プ,ブラシ等の用具も上記レフィル容器とは別に販売さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、レフィル容器とパフ49等が別々に収容され販
売される場合には、これらを保管したり在庫したりする
際にその管理面が煩雑になるという問題や、店頭等で陳
列する際に陳列のための広いスペースが必要になるとい
う問題がある。また、レフィル容器をコンパクト代わり
に携帯し、使用することも考えられるが、この場合に
は、レフィル容器とは別にパフ49等をケース等に収容
して携帯しなければならなず、不便である。しかも、蓋
体41がヒンジ連結された容器本体40の内部に化粧皿
43を収容しているため、容器本体40の略厚み分だけ
レフィル容器の全体が大型化するという問題もある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、化粧皿に着脱自在に取り付けられる箱体内に
PE,ブラシ,パフ等の化粧用具を収容することのでき
るレフィル容器の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のレフィル容器は、上面に化粧料収容凹部
が形成された化粧皿と、上記化粧皿の上面を蓋する蓋体
と、化粧用具を収容しうる上面開放状の箱体とを備え、
化粧皿の一端部に蓋体の一端部を着脱自在に取り付け、
上記化粧皿の相対向する両側面にそれぞれ第1スライド
係合部を形成し、上記箱体の上面開口の相対向する周縁
部から上記スライド係合部に着脱自在にスライド係合す
るスライド被係合部をそれぞれ立設するとともに、上記
相対向する周縁部の下側位置に、上記スライド被係合部
と着脱自在にスライド係合する第2スライド係合部をそ
れぞれ形成したという構成をとる。
【0007】
【作用】すなわち、この発明のレフィル容器は、上面に
化粧料収容凹部が形成された化粧皿に、上記化粧皿の上
面を蓋する蓋体を着脱自在に取り付け、かつ上記化粧皿
の下側に上面開放状の箱体を着脱自在に取り付けている
ため、上記箱体内に化粧用具を収容することにより、こ
の発明のレフィル容器に化粧用具を収容することができ
るようになる。したがって、レフィル容器に化粧用具を
収容した状態で一緒に販売することができ、これを保管
したり、在庫したりする際にその管理面が簡素化される
うえ、店頭等で陳列する際にも陳列用のスペースが狭く
てすむ。また、このレフィル容器をコンパクト代わりに
携帯し、使用する場合にも、箱体内に化粧用具を収容し
た状態で一緒に携帯することができ、便利である。しか
も、上記化粧皿の相対向する両側面にそれぞれ第1スラ
イド係合部を形成し、上記箱体の上面開口の相対向する
周縁部から上記スライド係合部に着脱自在にスライド係
合するスライド被係合部をそれぞれ立設するとともに、
上記相対向する周縁部の下側位置に、上記スライド被係
合部と着脱自在にスライド係合する第2スライド係合部
をそれぞれ形成しているため、複数の箱体を準備するこ
とにより、化粧皿の下側に複数の箱体を着脱自在に取り
付けることができるようになる。このため、各箱体に種
類の異なる化粧用具を収容することで、多種類の化粧用
具を収容することができるようになる。
【0008】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0009】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例を示
すレフィル容器である。図において、1は平面視で略長
方形状に形成された合成樹脂製の化粧皿である。2は合
成樹脂製の仮蓋(蓋体)であり、その前端部が上記化粧
皿1の前端部に着脱自在にヒンジ連結されている。ま
た、3,4は合成樹脂製の箱体であり、上側の箱体3は
上記化粧皿1の下側に着脱自在に取り付けられており、
下側の箱体4は上記上側の箱体3の下側に着脱自在に取
付けられている。そして、上側の箱体3内にPV(パウ
ダーアイシャド)5の収容皿23とブラシ6を収容し、
下側の箱体3内にパフ7を収容した状態で、レフィル用
として販売される。
【0010】より詳しく説明すると、上記化粧皿1に
は、図3〜図6に示すように、その上面に凹部1aが形
成されており、この凹部1aに化粧料(ファンデーショ
ン)8が収容されている。また、上記化粧皿1には、そ
の左右両側面の前端部および後端部に、一対の切り欠き
部9a,9bが同じ形状に形成されている。これら各切
り欠き部9a,9bは、化粧皿1の底面から上端部近傍
にわたって形成されており、各切り欠き部9a,9bに
はそれぞれ丸穴状の係合凹部10a,10bが形成され
ている。また、上記化粧皿1には、その前後両側面の中
央部に溝状の凹部(第1スライド係合部)11a,11
bが同じ大きさに形成されている。
【0011】上記仮蓋2は、図7〜図9に示すように、
その蓋板12が上記化粧皿1よりやや大きい大きさに形
成されているとともに、角部が大きな丸みを有する形状
に形成されている。また、上記蓋板12の外周部のうち
左右両側部およびこれに続く後側部の下面から縦壁13
が垂下している。この縦壁13には、上記蓋板12の左
右両側部の前側部に左右一対の取付部14が垂下し、こ
れら両取付部14の前端下部の内面から左右一対のヒン
ジ軸15が相対峙するように突設されている。また、上
記両取付部14の上端部が、その前端縁から後方に向か
って所定距離切り欠かれており、この切欠き部16によ
り、上記両取付部14が外側に撓みうる弾性体として作
用するとともに、上記蓋板12の前端部が弾性体部17
として作用するようにしている。
【0012】上記両箱体3,4は、図10〜図14に示
すように、上面開放状の箱本体18を有し、この箱本体
18の前後両側壁から、上端部が内側に折れ曲がったス
ライド板部(スライド被係合部)19が相対峙するよう
に立設されているとともに、右側壁からストッパー板部
20が立設されている。また、上記箱本体18には、そ
の前後両側壁の外周面に、上記化粧皿1の溝状凹部11
a,11bと略同じ形状のスライド溝(第2スライド係
合部)21が形成され、左右両側壁の前側寄り部分の下
端内周面に係合用凹部22が相対峙するように形成され
ている。
【0013】上記上側の箱体3内の前側空間には、PE
5収容用の収容皿23が取付けられている。この収容皿
23は、図15〜図18に示すように、上面にPE5収
容用の凹部24aが形成された皿部24を有し、この皿
部24の左右両側壁をコ字状に切り欠くとともに、この
切り欠き部25bの内側部分を弾性片部25にするため
その裏側部分25cを切り欠いている。そして、上記両
弾性片部25の下端部を外側に突出させ、この突出部分
25aが上記箱本体18の係合用凹部22に係合しうる
ようにしている(図19参照)。図17において、23
aは収容皿23の後側面の上端部から後方に向かって突
出する突出部であり、収容皿23を箱体3から取り出す
際に指等をひっかけるのに利用される。
【0014】このような構成において、レフィル容器を
組み立てる場合には、まず、図20および図21に示す
ように、化粧皿1の前方に仮蓋2を垂直姿勢にして配置
し、仮蓋2の両取付部14に設けられたヒンジ軸15を
化粧皿1に設けられた左右両側面の前側切り欠き部9a
に位置合わせする。ついで、仮蓋2を化粧皿1側に移動
させ、化粧皿1の左右両側面の後縁に仮蓋2の両取付部
14を接当させ、さらに、仮蓋2の両取付部14を外側
に弾性変形させながら化粧皿1側に押込み、仮蓋2の両
取付部14のヒンジ軸15を化粧皿1の前側切り欠き部
9aの両側壁の係合凹部10aに係合させる。つぎに、
仮蓋2を後方に向かって回動させると、図22に示すよ
うに、少し回動したとき仮蓋2の弾性体部17が少し反
り返った状態で化粧皿1の前側面に接当し、この反り返
りにより生じた弾性力により勢いよく後方に倒れ、自動
的に蓋される。この閉蓋状態では、仮蓋2の弾性体部1
7の弾性力が仮蓋2を開蓋する力に対して逆向きに作用
するため、閉蓋状態が保持され振動等で仮蓋2が開いた
りすることがない(図23参照)。また、開蓋する場合
は、仮蓋2を手で持ち、この仮蓋2の弾性体部17の弾
性力に抗して上方に回動させて垂直姿勢にする。この状
態では、仮蓋2の弾性体部17の弾性力が仮蓋2を閉蓋
する力に対して逆向きに作用し、上記垂直姿勢が保持さ
れる(図21参照)。
【0015】また、上側の箱体3に収容皿23を取り付
ける場合には、まず、図1に示すように、上記上側の箱
体3の前側空間の上側に収容皿23を配置し、ついで、
箱体3の両係合用凹部22に収容皿3の両弾性片部25
の突出部分25aを位置合わせし、その状態で収容皿2
3を下方に降ろし、各係合用凹部22に各弾性片部25
の突出部分25aを係合させる。
【0016】つぎに、化粧皿1に上側の箱体3を取り付
ける場合には、まず、図1に示すように、上記化粧皿1
の左下側に箱体3を配置し、箱体3の両スライド板部1
9を化粧皿1の両溝状凹部11a,11bに位置合わせ
する。ついで、上記箱体3を化粧皿1側にスライド移動
させ、化粧皿1の両溝状凹部11a,11bに両スライ
ド板部19の折曲がり部を係合させ、そののちもストッ
パー板部22に当たるまでスライド移動させる。また、
上側の箱体3に下側の箱体4を取付ける場合には、ま
ず、図1に示すように、下側の箱体4を上側の箱体3の
左下側に配置し、下側の箱体4の両スライド板部19を
上側の箱体3の両スライド溝21に位置合わせする。つ
いで、下側の箱体4を上側の箱体3側にスライド移動さ
せ、上側の箱体3の両スライド溝21にスライド板部1
9の折曲がり部を係合させ、そののちもストッパー板部
22に当たるまでスライド移動させる。このようにし
て、化粧皿1の下側に2個の箱体3,4を着脱自在に取
付けることができる。
【0017】上記のようにして組立てられたレフィル容
器をコンパクトとして使用する場合には、各箱体3,4
を右側にスライド移動させて、その内部空間を外部に露
呈させ、そののち、この内部空間に収容されたPE5,
ブラシ6,パフ7を用いることが行われる。また、上記
レフィル容器から両箱体3,4を取り外す場合には、両
箱体3,4を右側にスライド移動させて、化粧皿1と各
箱体3,4との係合を外すことが行われる。
【0018】上記のようにして組立てられたレフィル容
器は、化粧皿1から上下の箱体3,4および仮蓋2を取
り外した状態で、図24に示すようなコンパクトの内部
に収容する。このコンパクトは、上面に化粧皿収容凹部
30aおよびパフ収容凹部30bが形成された容器本体
30と、この容器本体30の上面を蓋する蓋体31とか
らなる。
【0019】上記容器本体30には、図25〜図28に
示すように、その化粧皿収容凹部30aの前端部の左右
両側部の底面に、外側に向かって少し撓みうる弾性板3
2が相対峙するように立設されている。これら両弾性板
32には、その上端部の内面に凸部33が相対峙するよ
うに形成されている。また、上記化粧皿収容凹部30a
には、図29に示すように、その後側面の中央部に、そ
の上面が下り傾斜面に形成され上記化粧皿1の前後両側
面の凹部11a,11bに着脱自在に係合する縦断面形
状四角形の突条34が形成されており、また、その前側
壁(化粧皿収容凹部30aとパフ収容凹部30bとを区
画する隔壁)35は、その中央部が切り欠かれており、
この切欠部35aを化粧皿1取り外し時の指挿入用空間
としている。図24において、36は容器本体30の前
端部の凹部に回動自在に取り付けられた押しボタンであ
り、上記容器本体30の凹部の奥面に形成された係合用
突条30cと蓋体31の前端部に形成された被係合用突
条(隠れて見えない)との係合を解除する。また、図2
6において、30dは容器本体30の後端部の凹部の左
右両側面に相対峙するように形成された軸受孔であり、
蓋体31の後端部に設けたヒンジ軸(隠れて見えない)
に回動自在に係合している。
【0020】上記のレフィル容器を用い、コンパクトの
化粧料およびパフを交換する場合には、まず、化粧皿1
から下側の箱体4を取り外したのち、この箱体4からパ
フ7を取り出し、容器本体30のパフ収容凹部30bに
収容する。ついで、化粧皿1から上側の箱体3を取り外
し、図30に示すように、仮蓋2で蓋された状態の化粧
皿1を容器本体30の化粧皿収容凹部30aの上側に位
置させる。つぎに、化粧皿1を下方に降ろし化粧皿収容
凹部30aに置く。この状態では、図31に示すよう
に、仮蓋2の取付部14の下端部が容器本体30の左右
両側壁上に載置されている。つぎに、化粧皿1の後端部
を下方に傾斜させて、図32に示すように、化粧皿1の
後側面に設けた後側凹部11bを上記化粧皿収容凹部3
0aの後側面に設けた突条34に係合させながら、化粧
皿1の前端部を下方に押圧する。これにより、化粧皿1
の前面が上記化粧皿収容凹部30aの前側壁35の側面
(すなわち、化粧皿収容凹部30aの前側面35b)に
沿って下降し、この下降に伴って上記仮蓋1の両取付部
14が上方に撓み、上記化粧皿1の前側切り欠き部9a
の係合凹部10aと取付部14のヒンジ軸15との係合
が解除される。さらに、上記化粧皿1を下方に押圧する
と、化粧皿1と仮蓋2とが離脱するとともに、化粧皿1
が化粧皿収容凹部30a内に挿入され、上記化粧皿1の
前側切り欠き部9aの係合凹部10aが化粧皿収容凹部
30aの左右両側部の底面に設けた弾性板32の凸部3
3に係合する(図33参照)。一方、化粧皿1を化粧皿
収容凹部30aから取り出す場合には、この化粧皿収容
凹部30aの前側壁35の切欠部35aから人指し指,
親指等を挿し入れ、化粧皿1の前面を持ち上げる。これ
により、上記化粧皿1の前側切り欠き部9aの係合凹部
10aと弾性板32の凸部33との係合および上記化粧
皿1の後側凹部11bと化粧皿収容凹部30aの突条3
4との係合が解除され、化粧皿1が上方に持ち上げられ
る。
【0021】このように上記レフィル容器では、化粧皿
1の下面にPE5,ブラシ6を収容した上側の箱体3と
パフ7を収容した下側の箱体4を取り付けているため、
PE5,ブラシ6,パフ7を収容した状態で保管した
り、在庫したりすることにより管理面が簡素化されるう
え、店頭等で陳列する場合にもそのスペースが狭くてす
む。また、上記レフィル容器をコンパクト代わりに携帯
する場合にも、PE5,ブラシ6,パフ7を箱体3に収
容することで一緒に携帯することができ、便利である。
しかも、化粧皿1に仮蓋2を取り付けるようにしている
ため、従来例では必要であった容器本体が不要になり、
小型化される。また、上記コンパクトは、化粧皿1の交
換時等に化粧皿1を仮蓋2で蓋した状態でこの化粧皿1
を移動させたり、容器本体30の化粧皿収容凹部30a
内に押し込んだりすることができるため、上記交換時に
化粧料8の表面に手の跡が付いたり、化粧料8で手が汚
れたりすることがなくなる。しかも、化粧皿1を化粧皿
収容凹部30aに取り付けるには、上記のように化粧皿
1を化粧料収容凹部30aに押し込むだけでよく、その
作業が簡単である。また、化粧皿収容凹部30aの前端
部の左右両側部の弾性板32に形成した凸部33および
化粧皿収容凹部30aの後側面に形成した突条34を利
用して化粧皿1を取り付けているため、携帯時に振動等
が加わってコンパクトを左右方向,前後方向に動かす力
が作用しても、上記化粧皿収容凹部30aの左右両側面
および後側面が横振れに対し振れ止め作用を奏し、化粧
皿1が化粧皿収容凹部30aから離脱しない。そのう
え、化粧皿1の溝状凹部11a,11bを、上側の箱体
3のスライド板部19との係合および容器本体30の化
粧皿収容凹部30aの突条34との係合に利用している
ため、構造が簡素化される。
【0022】また、上記レフィル容器では、仮蓋2の蓋
板12の前端部の弾性作用を利用して閉蓋状態を保つよ
うにしているため、化粧皿1に仮蓋2を回動自在に連結
したのち、仮蓋2を化粧皿1側に少し回動させるだけで
自動的に閉蓋することができるようになり、組み立て作
業に手間がかからない。しかも、閉蓋後に、仮蓋1を上
方に回動させて垂直姿勢にした場合には、この垂直姿勢
を保持することができるため、仮蓋2を開蓋して化粧皿
1内の化粧料を直接見る際に、仮蓋2を手で持っている
必要がなく、この作業が煩わしくない。
【0023】なお、上記実施例では、化粧皿1に2個の
箱体3,4を取付けているが、これに限定するものでは
なく、1個の箱体3だけを取付けるようにしてもよい
し、3個以上の箱体を取付けるようにしてもよい。
【0024】また、上記実施例では、化粧皿1の前側切
り欠き部9aに仮蓋2のヒンジ軸15を取付けている
が、これに限定するものではなく、上記化粧皿1の後側
切り欠き部9bに仮蓋2のヒンジ軸15を取付けるよう
にしてもよい。このように、化粧皿1の前後一対の切り
欠き部9a,9bはともに仮蓋2の係合に利用される。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明のレフィル容器
によれば、レフィル容器に化粧用具を収容した状態で一
緒に販売することができ、これを保管したり、在庫した
りする際にその管理面が簡素化されるうえ、店頭等で陳
列する際にも陳列用のスペースが狭くてすむ。また、こ
のレフィル容器をコンパクト代わりに携帯し、使用する
場合にも、箱体内に化粧用具を収容した状態で一緒に携
帯することができ、便利である。しかも、上記化粧皿の
相対向する両側面にそれぞれ第1スライド係合部を形成
し、上記箱体の上面開口の相対向する周縁部から上記ス
ライド係合部に着脱自在にスライド係合するスライド被
係合部をそれぞれ立設するとともに、上記相対向する周
縁部の下側位置に、上記スライド被係合部と着脱自在に
スライド係合する第2スライド係合部をそれぞれ形成し
ているため、複数の箱体を準備することにより、化粧皿
の下側に複数の箱体を着脱自在に取り付けることができ
るようになる。このため、各箱体に種類の異なる化粧用
具を収容することで、多種類の化粧用具を収容すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すレフィル容器の分解
斜視図である。
【図2】上記レフィル容器の側面図である
【図3】化粧皿の平面図である。
【図4】上記化粧皿の正面図である。
【図5】上記化粧皿の側面図である。
【図6】上記化粧皿の縦断面図である。
【図7】仮蓋を下から見た図である。
【図8】上記仮蓋の正面図である。
【図9】上記仮蓋の縦断面図である。
【図10】箱体の平面図である。
【図11】上記箱体の正面図である。
【図12】上記箱体の側面図である。
【図13】上記箱体の縦断面図である。
【図14】上記箱体の要部の縦断面図である。
【図15】収容皿の平面図である。
【図16】上記収容皿の背面図である。
【図17】上記収容皿の側面図である。
【図18】上記収容皿の縦断面図である。
【図19】上記箱体に収容皿を取付けた状態を示す拡大
縦断面図である。
【図20】この実施例の作用を示す説明図である。
【図21】この実施例の作用を示す説明図である。
【図22】この実施例の作用を示す説明図である。
【図23】この実施例の作用を示す説明図である。
【図24】上記化粧皿を収容するコンパクトの斜視図で
ある。
【図25】容器本体の斜視図である。
【図26】上記容器本体の要部の平面図である。
【図27】上記容器本体の要部の斜視図である。
【図28】上記容器本体に設けた化粧皿収容凹部の弾性
板を示す断面図である。
【図29】上記化粧皿収容凹部の突条を示す断面図であ
る。
【図30】この実施例の作用を示す断面図である。
【図31】この実施例の作用を示す平面図である。
【図32】この実施例の作用を示す断面図である。
【図33】この実施例の作用を示す断面図である。
【図34】従来例を示すレフィル容器の斜視図である。
【図35】従来例を示すレフィル容器の分解斜視図であ
る。
【図36】従来例を示すパフの斜視図である。
【符号の説明】
1 化粧皿 1a 化粧料収容凹部 2 仮蓋 3,4 箱体 5 PE 6 ブラシ 7 パフ 11a,11b 溝状凹部 19 スライド板部 21 スライド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に化粧料収容凹部1aが形成された
    化粧皿1と、上記化粧皿1の上面を蓋する蓋体2と、化
    粧用具5,6,7を収容しうる上面開放状の箱体3,4
    とを備え、化粧皿1の一端部に蓋体2の一端部を着脱自
    在に取り付け、上記化粧皿1の相対向する両側面にそれ
    ぞれ第1スライド係合部11a,11bを形成し、上記
    箱体3の上面開口の相対向する周縁部から上記スライド
    係合部11a,11bに着脱自在にスライド係合するス
    ライド被係合部19をそれぞれ立設するとともに、上記
    相対向する周縁部の下側位置に、上記スライド被係合部
    19と着脱自在にスライド係合する第2スライド係合部
    21をそれぞれ形成したことを特徴とするレフィル容
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180070071A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 (주)아모레퍼시픽 화장도구에 의해 용기뚜껑이 자동으로 개방되는 화장품 용기
CN115919058A (zh) * 2022-02-28 2023-04-07 株式会社Ctk 便于装卸托盘的化妆盒

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KR20180070071A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 (주)아모레퍼시픽 화장도구에 의해 용기뚜껑이 자동으로 개방되는 화장품 용기
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