JPH0847419A - レフィル容器 - Google Patents

レフィル容器

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Publication number
JPH0847419A
JPH0847419A JP18756494A JP18756494A JPH0847419A JP H0847419 A JPH0847419 A JP H0847419A JP 18756494 A JP18756494 A JP 18756494A JP 18756494 A JP18756494 A JP 18756494A JP H0847419 A JPH0847419 A JP H0847419A
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JP
Japan
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lid
plate
box body
puff
decorative plate
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Application number
JP18756494A
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English (en)
Inventor
Hisao Iwamoto
久雄 岩本
Noboru Matsumoto
昇 松本
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】箱体内にパフを収容することのできるレフィル
容器を提供する。 【構成】上面に化粧料収容凹部が形成された化粧皿1
と、上記化粧皿1の上面を蓋する仮蓋2とパフ9を収容
する開口部付の箱体3を備え、上記仮蓋2を化粧皿1に
着脱自在に取付け、上記箱体3の底板6の後端縁部に、
上記仮蓋2の後端縁部に着脱自在に係合する折曲げ片1
1を設け、上記底板の前端部に2条の切り欠き部を形成
してこの両切り欠き部で挟まれる部分を弾性体部に形成
し、この弾性体部の遊端側縁部から、上記仮蓋2の前端
縁部に着脱自在に係合する係合片部部を設け、上記仮蓋
2の上部に箱体3を取り付けた状態では上記弾性体部の
弾性力により上記仮蓋2と箱体3の両係合部11との係
合状態を保持しうるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パフを収容しうるレ
フィル容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から化粧用のコンパクトは、種々の
ものが開発されて実用化されており、最近では、高級感
のあるコンパクトの人気が高まっている。このようなコ
ンパクトは高価であるため、内部に収容された化粧料を
使い果たした後は、レフィル用化粧料と取り替えて繰り
返し使用することが行われている。このようなレフィル
用化粧料は、例えば図34に示すようなレフィル容器に
収容されて販売されている。このレフィル容器は、図3
5に示すように、上面に凹部44が形成された容器本体
40と、この容器本体40の上面を蓋する蓋体41と、
上記容器本体40の凹部44内に収容される化粧皿43
とからなり、上記容器本体40の前端部に係合部45を
形成するとともに後端部の左右に軸穴(図示せず)をあ
け、上記蓋体41の前端部に、上記係合部45と係合す
る被係合部46を形成するとともに後端部に設けた左右
の連結片42にヒンジ軸(図示せず)を突設し、上記軸
穴にヒンジ軸を回動自在に嵌合することにより上記容器
本体40に蓋体41をヒンジ連結して構成されている。
図において、47は容器本体40の底部に穿設された貫
通穴であり、この貫通穴47は容器本体40から化粧皿
43を取り出す際に利用される。また、48は化粧料で
ある。
【0003】また、化粧に際し用いられるパフは、繰返
しの使用により化粧料や塵芥等で汚れたり、劣化したり
するため、レフィル用化粧料と同時に交換されることが
望ましい。このようなパフ49は、図36に示すよう
に、包装袋50等に収容され、上記レフィル容器とは別
に販売されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、レフィル容器とパフ49とが別々に収容され販
売される場合には、これらを保管したり在庫したりする
際にその管理面が煩雑になるという問題や、店頭等で陳
列する際に陳列のための広いスペースが必要になるとい
う問題がある。また、レフィル容器をコンパクト代わり
に携帯し、使用することも考えられるが、この場合に
は、レフィル容器とは別にパフ49をケース等に収容し
て携帯しなければならなず、不便である。しかも、蓋体
41がヒンジ連結された容器本体40の内部に化粧皿4
3を収容しているため、容器本体40の略厚み分だけレ
フィル容器の全体が大型化するという問題もある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、蓋体に着脱自在に取り付けられる箱体内にパ
フを収容することのできるレフィル容器の提供をその目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のレフィル容器は、上面に化粧料収容凹部
が形成された化粧皿と、上記化粧皿の上面を蓋する蓋体
と、パフを収容しうる開口部付の箱体を備え、上記蓋体
を化粧皿に着脱自在に取り付け、上記箱体の底板の一側
縁部から、上記蓋体の一側縁部に着脱自在に係合する第
1の係合部を下向きに延ばし、上記底板の他側縁部から
一側部に向かって延びる2条の切り欠き部を形成してこ
の両切り欠き部で挟まれる部分を弾性体部に形成し、こ
の弾性体部の遊端側縁部から、上記蓋体の他側縁部に着
脱自在に係合する第2の係合部を下向きに延ばしたとい
う構成をとる。
【0007】
【作用】すなわち、この発明のレフィル容器は、上面に
化粧料収用凹部が形成された化粧皿に、この化粧皿の上
面を蓋する蓋体を着脱自在に取付け、かつ、上記蓋体の
上部に箱体を着脱自在に取り付けているため、上記箱体
内にパフを収容することにより、この発明のレフィル容
器にパフを収容することができるようになる。したがっ
て、レフィル容器にパフを収容した状態で一緒に販売す
ることができ、これを保管したり、在庫したりする際に
その管理面が簡素化されるうえ、店頭等で陳列する際に
も陳列用のスペースが狭くてすむ。また、このレフィル
容器をコンパクト代わりに携帯し、使用する場合にも、
箱体内にパフを収容した状態で一緒に携帯することがで
き、便利である。しかも、上記箱体の底板に、その他側
縁部から一側縁部に向かって延びる2条の切り欠き部を
形成してこの両切り欠き部で挟まれる部分を弾性体部に
形成し、この弾性体の遊端側縁部から蓋体(の他側縁
部)に着脱自在に係合する(第2の)係合部を下向きに
延ばしているため、上記弾性体部の弾性力により上記蓋
体の上部に箱体を取付けたときに、蓋体と箱体の係合部
との係合状態を保持することができ、また、上記蓋体の
上部から箱体を取外すときには、弾性体部の弾性力に抗
して弾性体部を係合解除側に(上方に)移動させて上記
係合を解除することにより簡単に行える。このように、
上記箱体の底板を利用して弾性体部を形成し、この弾性
体部を利用して上記蓋体と箱体との係合手段を構成して
いるため、この係合手段が簡単に作製される。
【0008】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示すレフィル
容器である。図において、1は平面視で略長方形状に形
成された合成樹脂製の化粧皿であり、その上面に形成さ
れた凹部1aに化粧料29が収容されている。2は合成
樹脂製の仮蓋(蓋体)であり、上記化粧皿1の前端部も
しくは後端部に取付けられる(図1には、仮蓋2を化粧
皿1の前端部に取付けるようにしたものが示されてい
る)。また、3は合成樹脂製の箱体であり、上記仮蓋2
の上面に取付けられる。そして、図2に示すように、上
記箱体3内にパフ9が収容された状態で、レフィル用と
して販売される。
【0010】より詳しく説明すると、上記化粧皿1に
は、図3〜図6に示すように、その左右両側面の前端部
および後端部に、一対の切り欠き部13a,13bが同
じ形状に形成されている。これら各切り欠き部13a,
13bは、化粧皿1の底面から上端部近傍にわたって形
成されており、各切り欠き部13a,13bにはそれぞ
れ丸穴状の凹部27a,27bが形成されている。ま
た、上記化粧皿1には、その前後両側面の中央部に溝状
の凹部16a,16bが同じ大きさに形成されている。
【0011】上記仮蓋2は、図7〜図9に示すように、
蓋板5が上記化粧皿1よりやや大きい大きさに形成され
ているとともに、角部が大きな丸みを有する形状に形成
されている。また、上記蓋板5の外周部のうち左右両側
部およびこれに続く後側部の下面から縦壁14が垂下し
ている。この縦壁14に、上記蓋板5の左右両側部の前
側部に左右一対の取付部15が垂下し、これら両取付部
15の前端下部の内面から左右一対の凸部25が相対峙
するように突設されている。また、上記両取付部15の
両内壁と蓋板5との間には、前側から後方に向かって所
定距離の切欠き部30が設けられ、これにより上記蓋板
5の前端部が弾性体部26として作用するようにしてい
る。
【0012】上記箱体3は、図10〜図15に示すよう
に、上記仮蓋2の蓋板5と略同形状に形成した底板6
と、この底板6の前縁および左右両側縁にまたがって一
体的に立ち上げ形成された略コ字状の側板8と、この側
板8の上縁に一体的に形成された天井板7とを備えてい
る。そして、上記底板6の上面と側板8の内面と天井板
7の下面とに囲まれる空間がパフ収容部10に形成さ
れ、この空間の後端の開放部分がパフ9を出し入れする
ための開口部に形成されている。また、上記底板6に
は、図16に示すように、その前縁の中央部から後方に
向かって平行に延びる2条の切り欠き部28が切り欠き
形成されており、これら両切り欠き部28に挟まれる部
分を上下方向に弾性変形しうる弾性体部4に形成してい
る。この弾性体部4には、その前端縁部(遊端側の縁
部)に、下部が係合片部(第2の係合部)14に形成さ
れ上部が操作片部12に形成された縦板31が一体形成
されているとともに、上記係合片部14の下端部後面
に、底板6の下面との間に上記蓋板6の前端縁部に嵌合
しうる間隔をあけた状態で、係合突条19が形成されて
いる。また、上記底板6には、その後端縁部の左右両側
の角部に、この角部の丸みに沿って湾曲する縦断面L字
状の折曲げ片(第1の係合部)11が垂設されており、
底板6の下面と各折曲げ片11との間に上記蓋板5の後
端縁部を嵌合しうるようにしている。図において、7a
は天井板7の前端部に切り欠き形成された半円状の上側
窓部であり、8aはこの上側窓部7aに一連につながる
ようにして側板8の前端部に切り欠き形成された長方形
状の横側窓部であり、これら一連の両窓部7a,8aは
上記縦板31を操作する際およびパフ9をパフ収容部1
0の後端の開口部から取り出す際に利用される。
【0013】このような構成において、レフィル容器を
組立てる場合には、まず、図17および図18に示すよ
うに、化粧皿1の前方に仮蓋2を垂直姿勢にして配置
し、仮蓋2の両取付部15に設けられた凸部25を化粧
皿1に設けられた左右両側面の前側切り欠き部13aに
位置合わせする。ついで、仮蓋2を化粧皿1側に移動さ
せ、化粧皿1の左右両側面の後縁に仮蓋2の両取付部1
5を接当させ、さらに、仮蓋2の両取付部15を外側に
弾性変形させながら化粧皿1側に押し込み、仮蓋2の両
取付部15の凸部25を化粧皿1の前側切り欠き部13
aの両側壁の凹部27aに係合させる。つぎに、仮蓋2
を後方に向かって回動させると、図19に示すように、
少し回動したとき仮蓋2の弾性体部26が少し反り返っ
た状態で化粧皿1の前側面に接当し、この反り返りによ
り生じた弾性力により勢いよく後方に倒れ、自動的に蓋
される。この閉蓋状態では、仮蓋2の弾性体部26の弾
性力が仮蓋2を開蓋する力に対して逆向きに作用するた
め、閉蓋状態が保持され振動等で仮蓋2が開いたりする
ことがない(図20参照)。また、開蓋する場合は、仮
蓋2を手で持ち、この仮蓋2の弾性体部26の弾性力に
抗して上方に回動させて垂直姿勢にする。この状態で
は、仮蓋2の弾性体部26の弾性力が仮蓋2を閉蓋する
力に対して逆向きに作用し、上記垂直姿勢が保持される
(図18参照)。また、上記化粧皿1の後端部に仮蓋2
を取付ける場合には、化粧皿1の後方に仮蓋2を垂直姿
勢にして配置し、仮蓋2の両取付部15に設けられた凸
部25を化粧皿1に設けられた左右両側面の後側の切り
欠き凹部13bに位置合わせし、そののち、上記と同様
にして取付ける。
【0014】つぎに、化粧皿1に閉蓋状態に取り付けた
仮蓋2に箱体3を取り付ける場合には、まず、図21に
示すように、上記箱体3の後端縁の左右両側の折曲げ片
11を、上記仮蓋2の蓋板5の後端縁の左右両側部の後
方に位置合わせし、前方にスライドさせて上記箱体3の
底板6と各折曲げ片11との間に蓋板5の後端縁の左右
両側部を嵌合させる。一方、上記蓋板5の前端縁の縦板
31の操作片部12を手指で把持する等して斜め上向き
に傾斜させることにより上記縦板31の係合片部14を
斜め上向きに傾斜させておき(このような縦板31を斜
め上向きに傾斜させることは、弾性体部4の弾性力に抗
して行われる)、上記嵌合と同時に、もしくは嵌合のの
ちに操作片部12から手指を離し、上記弾性体部4の復
元力を利用して、自動的に係合片部14を蓋板5の前端
部に係合することが行われる。そののち、パフ収容部1
0にパフ9を収容する(図2参照)。一方、上記仮蓋2
から箱体3を取り外す場合には、まず、操作片部12を
手指で把持する等して、弾性体部4の弾性力に抗して斜
め上向きに傾斜させたのち箱体3を少し上方に移動させ
て蓋板5と係合片部14との係合を解除する。そのの
ち、箱体3を後方へスライドさせて、上記折曲げ片11
と上記蓋板5の後端縁の左右両角部との係合を外すこと
が行われる。また、仮蓋2の開閉動作は上記箱体3を取
り付けた状態でも行うことができる。
【0015】上記のようにして組立てられたレフィル容
器は箱体3からパフ9を取り出したのち、化粧皿1を、
箱体3および仮蓋2を取り外した状態で、図24に示す
ようなコンパクトの内部に収容する。このコンパクト
は、上面に化粧皿収容凹部17aおよびパフ収容凹部1
7bが形成された容器本体17と、この容器本体17の
上面を蓋する蓋体18とからなる。
【0016】上記容器本体17の化粧皿収容凹部17a
には、図25〜図29に示すように、前端部の左右両側
部の底面に、相対峙する状態で、外側に向かって少し撓
みうる弾性板20が立設されている。これら両弾性板2
0には、その上端部に、上記化粧皿1の左右両側面の切
り欠き凹部13内の凹部27に着脱自在に係合する凸部
21が形成されている。また、化粧皿収容凹部17aに
は、図29に示すように、その後側面の中央部に、その
上面が下り傾斜面に形成され上記化粧皿1の後側面の凹
部16bに着脱自在に係合する縦断面形状四角形の突条
22が形成されており、また、その前側壁(化粧皿収容
凹部17aとパフ収容凹部17bとを区画する隔壁)2
3は、その中央部が切り欠かれており、この切欠部23
aを化粧皿1取り外し時の指挿入用空間としている。図
25において、24は容器本体17の前端部の凹部に回
動自在に取付けられた押しボタンであり、上記容器本体
17の凹部の奥面に形成された係合用突条17cと蓋体
18の前端部に形成された被係合用突条(隠れて見えな
い)との係合を解除する。また、図26において、17
dは容器本体17の後端部の凹部の左右両側面に相対峙
するように形成された軸受孔であり、蓋体18の後端部
に設けたヒンジ軸(隠れて見えない)に回動自在に係合
している。
【0017】また、上記レフィル容器を用いてコンパク
トの化粧料およびパフを交換する場合には、まず、図3
0に示すように、箱体3からパフ9を取り出し、容器本
体17のパフ収容凹部17bに収容する。そして仮蓋2
から箱体3を取り外し、仮蓋2で蓋された状態の化粧皿
1を容器本体17の化粧皿収容凹部17aの上側に位置
させる。ついで、化粧皿1を下方に降ろし化粧皿収容凹
部17aに置く。つぎに、化粧皿1の後端部を下方に傾
斜させて、図31に示すように、化粧皿1の後側面に設
けた後側凹部16bを上記化粧皿収容凹部17aの後側
面に設けた突条22に係合させながら、化粧皿1の前端
部を下方に押圧する。これにより、化粧皿1の前面が上
記化粧皿収容凹部17aの前側壁23の側面(すなわ
ち、化粧皿収容凹部17aの前側面23b)に沿って下
降し、この下降に伴って上記仮蓋1の両取付部15が上
方に撓み、上記化粧皿1の前側切り欠き部13aの凹部
27aと取付部15の凸部25との係合が解除される。
さらに、上記化粧皿1を下方に押圧すると、上記化粧皿
1と仮蓋2とが離脱するとともに、上記化粧皿1が化粧
皿収容凹部17a内に装入され、上記化粧皿1の前側切
り欠き部13aの凹部27aが化粧皿収容凹部17aの
左右両側部の底面に設けた弾性板20の凸部21に係合
する(図32参照)。一方、化粧皿1を化粧皿収容凹部
17aから取り出す場合には、この化粧皿収容凹部17
aの前側壁23の切欠部23aから人指し指,親指等を
挿し入れ、化粧皿1の前面を持ち上げる。これにより、
上記化粧皿1の前側凹部27aと弾性板20の凸部21
との係合および上記化粧皿1の後側凹部16bと化粧皿
収容凹部17aの突条22との係合が解除され、化粧皿
1が上方に持ち上がる。図33には、化粧皿収容凹部1
7aに化粧皿1を載置し、上からみた状態を示す。
【0018】このように、上記レフィル容器では、化粧
皿1の上面を蓋する仮蓋2上面にパフを収容しうる箱体
3を取り付けているため、この箱体3にパフ9を収容し
た状態で保管したり、在庫したりすることにより管理面
が簡素化されるうえ、店頭等で陳列する場合にもそのス
ペースが狭くてすむ。また、上記レフィル容器をコンパ
クト代わりに携帯する場合にも、パフ9を箱体3に収容
することで一緒に携帯することができ、便利である。ま
た、上記箱体3の底板6を利用して蓋体2への取付け部
(弾性体部4,係合片部14等)を形成しているため、
構造が簡単である。しかも、化粧皿1に仮蓋2を取付け
るようにしているため、従来例では必要であった容器本
体が不要になり、小型化される。また、上記コンパクト
は、化粧皿1の交換時等に、箱体3を仮蓋2から取り外
し、化粧皿1を仮蓋2で蓋した状態で、この化粧皿1を
移動させたり、容器本体17の化粧皿収容凹部17a内
に押し込んだりすることができるため、上記交換時に化
粧料29の表面に手の跡が付いたり、化粧料29で手が
汚れたりすることがなくなる。しかも、化粧皿1を化粧
皿収容凹部17aに取り付けるには、上記のように化粧
皿1を化粧料収容凹部17aに押し込むだけでよく、そ
の作業が簡単である。また、上記化粧皿収容凹部17a
の前端部の左右両側部の弾性板20に形成した凸部21
および化粧皿収容凹部17aの後側面に形成した突条2
2を利用して化粧皿1を取り付けているため、携帯時に
振動等が加わってコンパクトを左右方向,前後方向に動
かす力が作用しても、上記化粧皿収容凹部17aの左右
両側面および後側面が横振れに対し振れ止め作用を奏
し、化粧皿1が化粧皿収容凹部17aから離脱しない。
【0019】また、上記レフィル容器では、仮蓋2の蓋
板5の前端部の弾性作用を利用して閉蓋状態を保つよう
にしたため、化粧皿1に仮蓋2を回動自在に連結したの
ち、仮蓋2を化粧皿1側に少し回動させるだけで自動的
に閉蓋することができるようになり、組み立て作業に手
間がかからない。また、従来例のレフィル容器で必要で
あった、容器本体の前端部と仮蓋の前端部の閉蓋状態保
持用の係合手段を省略することができ、構造が簡単化す
る。そのうえ、閉蓋後に、仮蓋1を上方に回動させて垂
直姿勢にした場合には、この垂直姿勢を保持することが
できるため、仮蓋2を開蓋して化粧皿1内の化粧料を直
接見る際に、仮蓋2を手で持っている必要がなく、この
作業が煩わしくない。
【0020】なお、上記実施例では、係合片部14を設
ける弾性体部4を箱体3の前端部に設け、両折曲げ片1
1を後端縁部に設けているが、これに限定するものでは
なく、係合片部14を設ける弾性体部4を箱体3の後端
部に設け、両折曲げ片11を前端縁部に設けてもよい。
【0021】また、上記実施例では、箱体3を仮蓋2に
取り付ける両折曲げ片11および係合片部14は、箱体
3の前端および後端に設けているが、これに限定するも
のではなく、左端および右端に設けてもよい。
【0022】また、上記実施例では、箱体3を構成する
蓋板5と側板8および天井板7を一体形成しているが、
これに限定するものではなく、蓋板5に側板8を接着剤
等により接着して一体化してもよい。
【0023】また、上記実施例では、仮蓋2の左右両側
部に取付部15を設けているが、これに限定するもので
はなく、仮蓋2の左右両側部の一側部にだけ取付部15
を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明のレフィル容器
によれば、レフィル容器にパフを収容した状態で一緒に
販売することができ、これを保管したり、在庫したりす
る際にその管理面が簡素化されるうえ、店頭等で陳列す
る際にも陳列用のスペースが狭くてすむ。また、この発
明のレフィル容器をコンパクト代わりに携帯し、使用す
る場合にも、蓋体の箱体内にパフを収容した状態で一緒
に携帯することができ、便利である。しかも、上記箱体
の底板に、その他側縁部から一側縁部に向かって延びる
2条の切り欠き部を形成してこの両切り欠き部で挟まれ
る部分を弾性体部に形成し、この弾性体の遊端側縁部か
ら蓋体(の他側縁部)に着脱自在に係合する(第2の)
係合部を下向きに延ばしているため、上記弾性体部の弾
性力により上記蓋体の上部に箱体を取付けたときに、蓋
体と箱体の係合部との係合状態を保持することができ、
また、上記蓋体の上部から箱体を取外すときには、弾性
体部の弾性力に抗して弾性体部を係合解除側に(上方
に)移動させて上記係合を解除することにより簡単に行
える。このように、上記箱体の底板を利用して弾性体部
を形成し、この弾性体部を利用して上記蓋体と箱体との
係合手段を構成しているため、この係合手段が簡単に作
製される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すレフィル容器の斜視
図である。
【図2】上記レフィル容器の斜視図である。
【図3】上記レフィル容器に用いる化粧皿の平面図であ
る。
【図4】上記化粧皿の正面図である。
【図5】上記化粧皿の右側面図である。
【図6】上記化粧皿の縦断面図である。
【図7】上記レフィル容器に用いる仮蓋の平面図であ
る。
【図8】上記仮蓋の正面図である。
【図9】上記仮蓋の右側面図である。
【図10】上記レフィル容器に用いる箱体の平面図であ
る。
【図11】上記箱体の左側面図である。
【図12】上記箱体の正面図である。
【図13】上記箱体の横断面図である。
【図14】上記箱体の横断面図である。
【図15】上記箱体の縦断面図である。
【図16】上記箱体の要部の斜視図である。
【図17】この実施例の作用を示す説明図である。
【図18】この実施例の作用を示す説明図である。
【図19】この実施例の作用を示す説明図である。
【図20】この実施例の作用を示す説明図である。
【図21】この実施例の作用を示す説明図である。
【図22】この実施例の作用を示す説明図である。
【図23】この実施例の作用を示す説明図である。
【図24】上記化粧皿を収容するコンパクトの斜視図で
ある。
【図25】上記コンパクトに用いる容器本体の斜視図で
ある。
【図26】上記容器本体の要部の平面図である。
【図27】上記容器本体の要部の斜視図である。
【図28】上記容器本体に設けた化粧皿収容凹部の凸部
を示す断面図である。
【図29】上記化粧皿収容凹部の突条を示す断面図であ
る。
【図30】この実施例の作用を示す断面図である。
【図31】この実施例の作用を示す断面図である。
【図32】この実施例の作用を示す断面図である。
【図33】この実施例の作用を示す平面図である。
【図34】従来例を示すレフィル容器の斜視図である。
【図35】従来例を示すレフィル容器の分解斜視図であ
る。
【図36】従来例を示すパフの斜視図である。
【符号の説明】
1 化粧皿 1a 化粧料収容凹部 2 仮蓋 3 箱体 4 弾性体部 6 底板 9 パフ 11 折り曲げ片(第1の係合部) 14 係合片部(第2の係合部) 28 切り欠き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に化粧料収容凹部1aが形成された
    化粧皿1と、上記化粧皿1の上面を蓋する蓋体2と、パ
    フ9を収容しうる開口部付の箱体3を備え、上記蓋体2
    を化粧皿1に着脱自在に取り付け、上記箱体3の底板6
    の一側縁部から、上記蓋体2の一側縁部に着脱自在に係
    合する第1の係合部11を下向きに延ばし、上記底板6
    の他側縁部から一側部に向かって延びる2条の切り欠き
    部28を形成してこの両切り欠き部28で挟まれる部分
    を弾性体部4に形成し、この弾性体部4の遊端側縁部か
    ら、上記蓋体2の他側縁部に着脱自在に係合する第2の
    係合部14を下向きに延ばしたことを特徴とするレフィ
    ル容器。
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