JP3074180U - 小型ミラー - Google Patents
小型ミラーInfo
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- JP3074180U JP3074180U JP2000004267U JP2000004267U JP3074180U JP 3074180 U JP3074180 U JP 3074180U JP 2000004267 U JP2000004267 U JP 2000004267U JP 2000004267 U JP2000004267 U JP 2000004267U JP 3074180 U JP3074180 U JP 3074180U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄肉化と軽量化と構造簡素化を図った小型ミ
ラーを提供する。 【解決手段】 矩形状ミラー本体1とミラーケース2と
カバー3を備える。ミラー本体1はプラスチック製のミ
ラーケース2の浅い凹所4に収納固着されている。カバ
ー3は平板状でプラスチック製であり、ミラーケース2
に枢着され、 280°〜 330°まで開き得る。
ラーを提供する。 【解決手段】 矩形状ミラー本体1とミラーケース2と
カバー3を備える。ミラー本体1はプラスチック製のミ
ラーケース2の浅い凹所4に収納固着されている。カバ
ー3は平板状でプラスチック製であり、ミラーケース2
に枢着され、 280°〜 330°まで開き得る。
Description
【0001】
本考案は小型ミラーに関する。
【0002】
従来から、携帯用又は置き鏡用として各種の小型ミラーが使用されてきた。
【0003】
しかしながら、従来のこのような小型ミラーでは、装飾及び意匠に重点が置か れ、形状・構造が複雑となり、重量も大きくなって、把持して化粧に用いるとき 等に不便であった。
【0004】 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来の小型ミラーを、シン プルで割れにくくして、かつ、軽量と薄肉化を図ることを目的とする。
【0005】
そこで、本考案に係る小型ミラーは、矩形状ミラー本体と、該ミラー本体を収 納する浅い凹所を有するプラスチック製ミラーケースと、該ミラーケースに枢着 されたプラスチック製平板状カバーと、から構成されている。 また、ミラーケースは4辺に沿って起立壁部が突出形成され、カバーを閉じた 閉状態では、上記4辺の内の3辺の起立壁部の上端縁部と上記カバーの外面とが 、略同一平面状となるように、寸法が設定されている。 また、起立壁部の一部に切欠部を形成して、該切欠部の深さを、カバーの肉厚 寸法と略同一に設定し、さらに、カバーには該切欠部に閉状態で嵌合する突片を 形成し、該突片の外端下面角部に指係止用面取りを形成した。 また、ミラー本体の面積が20〜 500cm2 であり、カバーの厚みを 1.0〜 2.5mm とし、ミラーケースの厚みを 4.0〜 8.0mmとした。
【0006】
以下、本考案を図示の実施の形態に基づき詳説する。
【0007】 図1は鏡の構成を示す上面側斜視図、図2は側面図、図3は図1のA−A線拡 大断面図、図4は要部拡大断面図、図5は図1のB−B線拡大断面図、図6は要 部拡大平面図、図7は別の要部拡大平面図、図8はカバーを全開した状態の断面 側面図である。
【0008】 これらの図1〜図8に示すように、本考案の小型ミラーは、矩形状ミラー本体 1と、このミラー本体1を収納する浅い凹所4を有するプラスチック製ミラーケ ース2と、このミラーケース2に枢着されたプラスチック製平板状カバー3と、 から構成されている。
【0009】 ミラーケース2は、4辺21, 22, 23, 24に沿って起立壁部5…が突出形成され ている。その4辺の内の3辺21, 22, 23の起立壁部5,5,5の上端縁部と、カ バー3の外面とが、閉状態では略同一平面状となるように、(カバー3の肉厚寸 法・起立壁部5の高さ寸法)設定されている。カバー3が枢着される側の残りの 一辺24の起立壁部5はこのカバー3の肉厚寸法(厚み)T3 だけ低く設定される (図5参照)。
【0010】 そして、正面側の一辺22の中央には、起立壁部5に切欠部7を形成して、この 切欠部7の深さを、カバー3の肉厚寸法(厚み)T3 と略同一に設定する。さら に、カバー3には、この切欠部7に閉状態で嵌合する突片8を一体形成し、この 突片8の平面視形状は、図6のように、切欠部7に対応した形状とするが、図4 と図6のように微小寸法Cだけその突片8の外端9が、起立壁部5の外面よりも 、突出するように設定し、かつ、この外端9の下面角部に、指係止用面取り10を 形成して、カバー3の開く操作を容易としている。 この面取り10は、図4の実線のようにストレート状としても良いが、2点鎖線 のようにアール面取りとしても良い。
【0011】 ところで、11はミラーケース2とカバー3の枢着ピンであり、ミラーケース2 の左右の2辺21, 23の起立壁部5,5をそのまま後方へ延設して、クレビス部12 , 12を形成し(図7参照)、この一対のクレビス部12, 12の間に、カバー3の一 辺13を差込んで、短寸のピン11, 11にて、開閉(揺動)可能に枢着する。
【0012】 カバー3の一辺13について説明する。この一辺13は、図3のようにU字状に全 体を弯曲させて、その上下厚さを、ミラーケース2の厚み(寸法)T2 と、略同 一に設定し、さらに、この一辺の左右端側は、U字溝内に埋込状に厚肉部14を形 成し、厚肉部14にピン用孔を形成して、ピン11を挿入して成る。
【0013】 次に、各部寸法の例について述べると、ミラー本体1の大きさは、面積が20〜 500cm2 に設定される。例えば、最小では、約50mm×46mm程度から、最大では 2 13mm× 191mm等に設定可能である。ミラー本体1の厚みT1 は、 0.9〜 3.0mmに 設定するが、好ましくは、 0.9〜 1.5mmとすると軽量化を図り得る。カバー3の 肉厚寸法(厚み)T3 は、 1.0〜 2.5mmとするが、 1.5〜 2.2mmが望ましい。そ して、ミラーケース2の厚みT2 ───即ちミラー全体の厚みに相当する─── は、 4.0〜 8.0mmにする。 なお、ミラー本体1は、表て面が鏡面であり、裏面には反射膜が設けられてい る構造である。凹所4の底面に、接着剤等にてミラー本体1は固着されている。
【0014】 そして、上述の一対のクレビス部12, 12とピン11, 11等から成る枢着構造によ って、図5の閉状態から、図8に示す開状態まで、 280°〜 330°の適宜の設定 された揺動角度だけ、揺動させることができ、この開状態(図8)にて、カバー 3の表面の一部に、ミラーケース2の一辺24を当接させて、揺動角度を制限して いる。
【0015】 以上のように、この小型ミラーは、片手で把持して使用する場合の他に、図8 のように、机やタンス等の平面16上に載せて、置き鏡としても使える。
【0016】
本考案は上述の構成により次のような著大な効果を奏する。 (請求項1によれば、)従来の小型ミラーに比して、構造の簡素化、薄型化 、軽量化を図ることができる。携帯にも便利である。 (請求項2によれば、)全体の厚みを薄くでき、かつ、ハンドバッグや他の 物(袋)等に出し入れする際に、引掛からずにスムースに出し入れ可能である 。また、不意にカバー3が開かないという利点もある。 (請求項3によれば、)突片8が切欠部7に確実に収まって、不意にカバー 3が開かない。かつ、面取り10に指を係止すれば、容易に開くことが可能とな る。 (請求項4によれば、)十分な軽量化を図りえる。
【図1】本考案の実施の一形態を示す上面斜視図であ
る。
る。
【図2】側面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】図1のB−B線拡大断面図である。
【図6】要部拡大平面図である。
【図7】別の要部拡大平面図である。
【図8】カバーを全開状態とした断面側面図である。
1 ミラー本体 2 ミラーケース 3 カバー 4 凹所 5 起立壁部 7 切欠部 8 突片 9 外端 10 面取り
Claims (4)
- 【請求項1】 矩形状ミラー本体と、該ミラー本体を収
納する浅い凹所を有するプラスチック製ミラーケース
と、該ミラーケースに枢着されたプラスチック製平板状
カバーと、から構成されたことを特徴とする小型ミラ
ー。 - 【請求項2】 ミラーケースは4辺に沿って起立壁部が
突出形成され、カバーを閉じた閉状態では、上記4辺の
内の3辺の起立壁部の上端縁部と上記カバーの外面と
が、略同一平面状となるように、寸法が設定された請求
項1記載の小型ミラー。 - 【請求項3】 起立壁部の一部に切欠部を形成して、該
切欠部の深さを、カバーの肉厚寸法と略同一に設定し、
さらに、カバーには該切欠部に閉状態で嵌合する突片を
形成し、該突片の外端下面角部に指係止用面取りを形成
した請求項2記載の小型ミラー。 - 【請求項4】 ミラー本体の面積が20〜 500cm2 であ
り、カバーの厚みを 1.0〜 2.5mmとし、ミラーケースの
厚みを 4.0〜 8.0mmとした請求項1,2又は3記載の小
型ミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004267U JP3074180U (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 小型ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004267U JP3074180U (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 小型ミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074180U true JP3074180U (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=43207365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004267U Expired - Fee Related JP3074180U (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 小型ミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074180U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05191942A (ja) * | 1992-01-09 | 1993-07-30 | Hitachi Ltd | 電気機器巻線の製造方法 |
-
2000
- 2000-06-20 JP JP2000004267U patent/JP3074180U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05191942A (ja) * | 1992-01-09 | 1993-07-30 | Hitachi Ltd | 電気機器巻線の製造方法 |
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