JPS6383317A - 地盤アンカ−頭部定着部の止水構造 - Google Patents

地盤アンカ−頭部定着部の止水構造

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JPS6383317A
JPS6383317A JP22661486A JP22661486A JPS6383317A JP S6383317 A JPS6383317 A JP S6383317A JP 22661486 A JP22661486 A JP 22661486A JP 22661486 A JP22661486 A JP 22661486A JP S6383317 A JPS6383317 A JP S6383317A
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JP
Japan
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anchor
water
anchor plate
cut
section
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JP22661486A
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JPH0412771B2 (ja
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Shigeru Hari
播 繁
Kuniaki Sato
邦昭 佐藤
Akio Tomita
昭夫 富田
Shunichi Yamada
俊一 山田
Masataka Fukushima
福島 正隆
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建物の水圧等による浮き上り、また地震、風
による転倒等を防止する目的でその下方に埋設される地
盤アンカーの頭部、すなわち建物躯体における定着部に
止水処理を施した、地盤アンカー頭部定着部の止水構造
に関するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
建物下方の地中に地盤アンカーを埋設し、これに接続さ
れるPC鋼材を緊張して建物の地震、水圧等による転倒
、浮き上り等を防止し、建物の安定化を図ろうとする場
合、pc鋼材に沿って水が上方へしみ上がってくる恐れ
があるためその定着部には止水を施す必要がある。
ところで本発明の対象となるpcB材は1本ずつその周
囲をグリースとシースで包囲したり、樹脂コーティング
する等防錆・防蝕のための保護が施されたものである。
従来は構造躯体上面におけるアンカープレート及びアン
カーディスクによるPCMC定材部の下方にボックス状
の開口を設け、ここに止水ケースを配置し、その下面と
躯体間にシーリング材等を充填して止水構造を形成して
いるが、この構造ではPO2材に導入されるプレストレ
ス力に対してアンカープレート及びアンカーディスクの
曲げモーメントで抵抗することになるため両部材は高強
度且つ大断面のものである必要があり、また止水構造が
定着部の下方に形成されるため施工が難しい等の難点が
ある。
この発明はこうした従来の止水構造の実情を踏まえてな
されたもので、PC鋼材を定着するアンカープレートに
止水を施すことにより簡易な止水構造を形成しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明ではアンカープレートに止水ゴムを嵌め込み、こ
れをテンプレート及びアンカーディスクで圧縮すること
によって止水構造の筒易化、設計の合理化を図る。
アンカープレートのPC鋼材が挿通される挿通孔には上
面側にテーパ状の、すなわち逆円錐台形状の開口が設け
られ、この開口のPC鋼材の周囲に止水ゴムが嵌め込ま
れる。
このアンカープレート上にテンプレートアンカーディス
クを相互部材間を密着させて積み重ね、止水ゴムをアン
カープレート及びテンプレートに圧着して拘束し、躯体
上に止水構造を形成する。
この止水構造下、すなわちアンカープレート下のpc鋼
材周囲には高強度グラウト材が充填され、これによって
PC鋼材に導入されるプレストレス力に対しては固結し
た高強度グラウト材の反力で抵抗できるためアンカープ
レート及びアンカーディスクの応力負担は小さく、それ
らは圧縮を伝達すればよい単純な応力伝達機能を有すれ
ばよく、低強度、小断面のもので済むことになる。
〔実 施 例〕
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この発明の止水構造は地盤アンカー1に接続されたPC
鋼材2の建物躯体Bにおける定着部Aに止水処理を施し
たものである。
第1図に地盤アンカー1の設置例を示す。
地盤アンカー1の頭部、すなわちPC鋼材2の定着部A
においてはPC鋼材2は第2図のように下方からアンカ
ープレート3.テンプレート4.アンカーディスク5を
積み重ねることにより定着される。
第3図、第4図はそれぞれアンカープレート3.アンカ
ーディスク5を示したものである。
アンカープレート3の挿通孔3aには上面側にテーパ状
の開口3 a Iが形成され、ここに第5図に示すリン
グ状の止水ゴム6が嵌め込まれる。
またアンカープレート3の下面には躯体Bとpc鋼材2
挿通部分とを仕切るバイブ7が接合され、このバイブ7
の内部にグラウト材8が充填される。ただし、この施工
は躯体Bより先にPC鋼材2をセットする等の施工手順
によっては省略されることもある。
アンカーディスク5の挿通孔5aは第4図に示すように
それぞれ上面側、下面側からテーパ状に明けられ、上面
側にはPC鋼材2を定着する埋込みグリップ9が埋め込
まれ、下面側は後述する防錆オイルのオイル溜りとなる
このオイル溜りによって止水構造は万一止水ゴムから水
がしみ上がった場合に上下の圧力差とオイル・水の比重
差により水をオイル溜り内に閉じ込める構造となってい
る。
以上の形状のアンカープレート3及びアンカーディスク
5を、間にテンプレート4を介し、相互部材間を密着さ
せて積み重ね、止水ゴム6をアンカープレート3.テン
プレート4に圧着して止水構造を形成する。
ところでPC鋼材2のシース2aの端部は図示するよう
にアンカープレート3等を積み重ねたときアンカーディ
スク5の埋込みグリップ9より下方の中途に位置し、止
水ゴム6は開口3a′のシース2a周囲に埋め込まれる
止水構造の外側には第2図のように止水キャップIOを
被せ、その内部に防錆オイルを注入して止水構造に防錆
処理を施す。
〔発明の効果〕
この発明は以上の通りであり1.躯体上に単にアンカー
プレートを重ねるだけで止水構造を形成するものである
ため構造が単純化され、特に止水ゴムは上方から差し込
むだけで取り付けられるので施工性が良好である。
またアンカープレート下にはグラウト材が充填されるの
でこれが直接PC鋼材の引張力に抵抗することになり、
アンカープレート。
アンカーディスク等の応力負担が小さく、従ってこれら
は小断面、もしくは低強度のもので足り、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は地盤アンカーの設置状態を示した断面図、第2
図は本発明の実施例を示した断面図、第3図、第4図は
それぞれアンカープレート。 アンカーディスクを示したもので、I、  I[は断面
図、■は平面図、第5図は止水ゴムを示した断面図であ
る。 A−・−・一定着部、B−−−−−・・躯体、1・−・
−・−地盤アンカー、2−・・−−−−P Ca材、2
a−−−−−−シース、3−・−−−−−アンカープレ
ート、3a−−〜−−−−挿通孔、3 a+ 、−−開
口、4−−−−−−−テンプレート、5・・・・−アン
カーディスク、5a・・−・挿通孔、6−・−止水ゴム
、7・−・−・バイブ、8・−・−グラウト材、9・・
−−−−一理込みグリップ、10・−・−止水キャップ
。 第1図 第 2 図 第3 図 第4図 1         u 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物下の地中に埋設される地盤アンカーに接続さ
    れたPC鋼材を、それぞれに挿通孔が明けられ、下方か
    ら順次積み重ねられるアンカープレート、テンプレート
    及びアンカーディスクに挿通して建物躯体に定着してな
    るPC鋼材定着部の止水構造であり、アンカープレート
    の挿通孔に上面側にテーパ状の開口が設けられており、
    開口のPC鋼材周囲にリング状の止水ゴムを嵌め込み、
    アンカープレート上にテンプレート及びアンカーディス
    クを相互部材間を密着させて積み重ね、止水ゴムをアン
    カープレート及びテンプレートに圧着して拘束してなる
    地盤アンカー頭部定着部の止水構造。
JP22661486A 1986-09-25 1986-09-25 地盤アンカ−頭部定着部の止水構造 Granted JPS6383317A (ja)

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JPS6383317A true JPS6383317A (ja) 1988-04-14
JPH0412771B2 JPH0412771B2 (ja) 1992-03-05

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