JPS6381647A - カ−トリツジのロ−デイング機構 - Google Patents

カ−トリツジのロ−デイング機構

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JPS6381647A
JPS6381647A JP61226000A JP22600086A JPS6381647A JP S6381647 A JPS6381647 A JP S6381647A JP 61226000 A JP61226000 A JP 61226000A JP 22600086 A JP22600086 A JP 22600086A JP S6381647 A JPS6381647 A JP S6381647A
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JP
Japan
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cartridge
ejection
bracket
force
mount
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Pending
Application number
JP61226000A
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English (en)
Inventor
Toshiyasu Hattori
服部 俊康
Masatoshi Nakagawa
雅俊 中川
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Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、OA用コンピュータ、CDコンピュータ、画
像用コンピュータおよびオーディオCD等のカートリッ
ジのローディング機構に係り、カートリッジの挿入時に
、手動によるカートリッジの押し込み力を利用して、カ
ートリッジの排出時の力を貯えるために好適なカートリ
ッジのローディング機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種装置は、3インチ、3.5インチまたは5
インチのフロッピディスク駆動装置のように、カートリ
ッジを手で挿入し、手動でカートリッジセット完了まで
押し込んで行くようにしている。そして、カートリッジ
の排出時には、フロントカバーに付いている排出機構の
押しボタンを押すことにより、排出機構の力でカートリ
ッジを排出させるようにしている。
なお、ディスクカートリッジに関しては、特開昭60−
47280号公報に記載のものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来技術ではカートリッジを排出させる力をモ
ータや大トルクを発生するソレノイド等の駆動源を必要
としている。したがって、前記モータやソレノイドの制
御回路、電源および検出センサ等を配備する必要があり
、部品点数が多くなり、コストアップになる問題があっ
た。
さらに、従来技術ではカートリッジ内の記録媒体への記
録再生時に、カートリッジを排出不可とし、排出を防止
する配慮がなされていない。したがって、記録媒体への
記録再生時に、カートリッジが排出されてしまう問題も
あった。
さらに、従来技術では、上位機種からのカートリッジ排
出のインタフェース信号の授受機能も付いていない。ま
た、仮に付いていても、手動排出機構であるため、排出
許可ブザーやランプで表示するに過ぎず、オペレータが
排出許可表示に気が付かなければ、カートリッジが排出
されないままの状態になってしまう問題もあった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、カート
リッジを排出させるための特別な駆動源を省略でき、し
かも上位機種からのインタフェース信号による排出指令
、または記録媒体駆動装置に付設されたカートリッジ排
出用のスイッチ等からの排出指令を受けた時にのみ、自
動的にかつ確実にカートリッジを排出し得るカートリッ
ジのローディング機構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的は、カートリッジの挿入、排出方向に移動可能
で、かつカートリッジを排出方向に押す排出機構と、カ
ートリッジの挿入時に、その押し込み力を前記排出機構
に伝達し、少なくともカートリッジの装着位置への装着
時には力の非伝達位置に退避可能とした力の伝達機構と
、カートリッジの挿入時の排出機構の移動を利用して弾
発力を貯え、かつカートリッジの排出時には弾発力によ
り排出機構をカートリッジの排出方向に付勢するスプリ
ングと、記録媒体への記録再生時に、前記スプリングに
弾発力を貯えた状態で排出機構を定位置にロックし、排
出指令を受けた時にのみ排出機構をアンロックするロッ
ク機構とを備えたことにより、達成される。
〔作 用〕
本発明では、記録媒体を収容したカートリッジをカート
リッジマウントに挿入し、さらにカートリッジを手動で
押し込むと、カートリッジマウントが最初は水平方向に
移動すると同時に、その押し込み力は力の伝達機構を通
じて排出機構に伝達され、この排出機構がカートリッジ
の挿入方向に移動する。
前記排出機構がカートリッジの挿入方向に移動すると、
スプリングに弾発力を付与する方向に作動させ、スプリ
ングに弾発力が貯えられる。
ついで、カートリッジが手動の押し込み力で垂直方向に
移動し、装着位置に装着される。前記カートリッジがそ
の装着位置に装着された時点では、力の伝達機構は非伝
達位置に退避する。
そして、カートリッジに収容された記録媒体への記録再
生時には、前記排出機構はスプリングに弾発力を貯えた
状態でロック機構により定位置にロックされる。
記録媒体への記録再生後、前記ロック機構は上位機種か
らのインタフェース信号による排出指令、または記録媒
体駆動装置に付設されたスイッチを押す等による排出指
令を受けた時にのみ排出機構をアンロックする。
前記排出機構がアンロックされると、前記スプリングに
貯えられた力により排出機構をカートリッジの排出方向
に付勢し、排出機構は前記排出方向に移動し、カートリ
ッジを自動的に排出させる。
前述のごとく、本発明ではカートリッジの挿入時の排出
機構の移動を利用してスプリングに弾発力を貯え、カー
トリッジの排出時にその弾発力により排出機構をカート
リッジの排出方向に付勢するようにしているので、カー
トリッジを排出するための駆動源を省略できる外、この
駆動源の制御回路や検出センサ等の付属部品を省略する
ことができる。
また、本発明では上位機種からのインタフェース信号に
よる排出指令、または記録媒体駆動装置に付設されたス
イッチを押す等による排出指令を受けた時にのみロック
機構をアンロック側に動作させ、スプリングに貯えられ
た弾発力により排出機構をカートリッジの排出方向に移
動させ、カートリッジを排出させるようにしているので
、記録媒体への記録再生中に、カートリッジを排出させ
てしまうようなトラブルを防止することができる。
さらに1本発明では記録媒体への記録再生後は、排出指
令によりロック機構が排出機構を確実にアンロックし、
排出機構はスプリングの弾発力によりカートリッジの排
出位置に移動し、自動的にカートリッジを排出するので
、手動排出機構のように、排出許可ブザーやランプ表示
がされている場合にも拘らず、オペレータが気付かずに
、カートリッジを排出しないままの状態に放置しテシマ
う不具合を解消することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はカートリッジマウントにカートリッジを臨ませた状
態の縦断側面図、第2図はカートリッジをその装着装置
に装着させた状態の縦断側面図、第3図は第2図のm−
m5切断正面図、第4図は第2図のIV−IV線切断平
面図、第5図、第6図および第7図はそれぞれ動作説明
のための縦断側面図、第8図は力の伝達機構とカートリ
ッジの排出機構との関係を示す拡大側面図であり、また
第9図はカートリッジの一例を示す平面図、第10図は
同側面図である。
こわらの図に示す実施例では、その第9図および第10
図に示すように、記録媒体として磁気ディスク1を収容
したカートリッジ2を対象としている。このカートリッ
ジ2には、シャッタ3が設けられている。
一方、記録媒体駆動装置であるディスク駆動装置は、第
1図〜第7図に示すように、ハウジング4と、カートリ
ッジ2のローディング機構と、スピンドルモータ28と
、カートリッジ2を装着位置に位置決めする部材等を備
えている。
前記ハンジング4には、第1図、第2図、第5図〜第7
図に示すように、フロントカバー5が設けられている。
このフロントカバー5には、カートリッジ挿入口6が形
成されている。
前記カートリッジ2のローディング機構は、第1図〜第
7図に示すように、ベース7と、ローダベース9と、カ
ートリッジマウント10と、カートリッジ2の排出機構
と、カートリッジ2の押し込み力を排出機構に伝達する
力の伝達機構と、カートリッジ2の押し込み力により排
出機構が移動した時に弾発力を貯える第3のスプリング
24と、この第3のスプリング24に弾発力を貯えた状
態で排出機構をロックするロック機構とを備えて構成さ
れている。
前記ベース7は、第1図〜第3図、第5図〜第7図に示
すように、前記ハウジング4の底抜との間に複数個の防
振ゴム8をはさんで固定されている。また、このベース
7上には、第1図、第2図および第4図に示すように、
2本一対のカートリッジセットピン29が設けられてい
る。
前記ローダベース9は、第3図および第4図がら分かる
ように、底抜と両側の側板とを有し、前記ハウジング4
に内接する幅で正面がら見てU型に形成され、かつ前記
ベース7に固定されている。
前記ローダベース9の各側板には、第1図、第2図およ
び第5図に示すように、第1のガイド溝11が2個ずつ
形成されている。前記第1のガイド溝11は、水平部分
と垂直部分とを有する側面から見て]型に形成されてい
る。また、ローダベース9には第1図〜第7図に示すよ
うに、2個一対のカートリッジセットベース30が設け
られている。
前記カートリッジマウント10は、第1図〜第3図、第
5図〜第7図に示すように、ロータベース9の内側に配
置されている。前記カートリッジマウント10には、第
1図および第2図に示すように、カートリッジマウント
シャフト12と、カートリッジマウントエツジ14とが
設けられている。前記カートリッジマウントシャフト1
2は、カートリッジマウント10の各側部に前記第1の
ガイド溝11に対応させてそれぞれ2本ずつ設けられて
いる。前記カートリッジマウントシャフトI2には、そ
れぞれ 。
ベアリング13が取り付けられており、このベアリング
13を介して前記第1のガイド溝11に嵌合されている
。前記カートリッジマウントエツジ14は、カートリッ
ジ2を装着位置に位置決めする時の。
位置決め部材として働くようになっている。
前記ローダベース9とカートリッジマウント10間には
、第1図〜第3図に示すように、第1.第2のスプリン
グ15.16が設けられている。
前記第1のスプリング15は、カートリッジマウント1
0を第1のガイド溝11の水平部分と垂直部分とに沿っ
てけん引するように組み込まれている。
前記第2のスプリング16は、カートリッジマウント1
0を第1のガイド溝11の垂直部分に沿ってけん引し、
カートリッジ2内の磁気ディスク1がスピンドルモータ
28に連結されたスピンドル(図示せず)にセットされ
た時に、カートリッジ2が動かないようにしている。
前記力の伝達機構は、第1図〜第3図、第5図〜第8図
に示すように、爪18と、ブロック19と第1の板ばね
20とを有して構成されている。一方、カートリッジ2
の排出機構は、同第5図〜第8図に示すように、排出ブ
ラケット21を備えて構成されている。
前記排出ブラケット21は、第3図および第4図から分
かるように、底抜と両側の側板とを有し、前記ローダベ
ース9の内側に重なる、正面から見てU型に形成されて
いる。この排出ブラケット21は、第4図に示すように
、前記ローダベース9に固定された2本のガイドピン2
2と、排出ブラケット21に形成された2個の第2のガ
イド溝23とを介してカートリッジ2の挿入方向に真っ
直ぐに移動可能に組み付けられている。前記排出ブラケ
ット21には、第1図および第2図に示すように、各側
板に2個ずつ、斜面21aが形成されている。この斜面
21aは、排出ブラケット21がカートリッジ2の排出
方向への移動時に、前記カートリッジマウントシャフト
12を第1のガイド1yIllの垂直部分に沿って徐々
に持ち上げ、カートリッジマウント10を水平方向に移
動可能な位置に上昇させるようになっている。前記排出
ブラケット21の底抜には、第3図および第4図に示す
ように、2個の折り曲げ片21bが形成されている。各
折り曲げ片21bは、第5図〜第8図に示すように、側
倒から見て」型に形成され、各折り曲げ片21bの先端
部には、第8図に示すように、ブロック用の係合溝21
cが形成されている。
前記力の伝達機構の第1の板ばね20は、側面から見て
水平部分と垂直部分とを有するコ型に形成され、かつ第
3図および第4図に示すように、前記折り曲げ片21b
に対応させて2個配置されている。また、第1の板ばね
20は垂直部分の端部側が前記折り曲げ片21bの外側
面に固着されていて、レバー運動し得るように取り付け
られている。
前記ブロック19は、第5図〜第8図に示すように、側
面から見て三角形に形成され、かつ前記第1の板ばね2
0の水平部分の端部に取り付けられている。そして、前
記ブロック19は端面が垂直方向に配置されている。こ
のブロック19は、力の伝達時には排出ブラケット21
の折り曲げ片21bの係合溝21cに係合し、カートリ
ッジ2が装着位置に装着された時点では、第1の板ばね
20の作用で係合溝2icと非係合の位置に退避し得る
ようになっている。
前記爪18は、第3図に示すように、カートリッジマウ
ント10の下方に2本対向させて配置されており、かつ
カートリッジマウント10の各側部に取り付けられたブ
ラケット17に設けられている。この爪18は、カート
リッジマウント10と一緒に移動し、力の伝達時には前
記ブロック19を係合溝21cに係合する方向に押し込
み、少なくともカートリッジ2が装着位置に装着された
時点で前記ブロック19から外れるようになっている。
前記第3のスプリング24は、第3図および第4図に示
すように、2本並列に配置されている。また、第3のス
プリング24は第4図に示すように。
ローダベース9と排出ブラケット21間に係は止められ
ており、排出ブラケット21がカートリッジ2の挿入方
向に移動した時、引き伸ばされて弾発力を貯えるように
なっている。
前記ロック機構は、第3図および第4図に示す。
ように、ソレノイド25と、第2の板ばね26と、スト
ッパ27とを備えている。前記ストッパ27は、排出ブ
ラケット21に取り付けられている。前記第2の板ばね
26は、ソレノイド25が消磁された時、ソレノイド2
5をストッパ27から離れる方向に引き戻すようになっ
ている6前記ソレノイド25は、排出ブラケット21が
力の伝達機構により押し込まれ、第3のスプリング24
に弾発力が貯えられた時点で励磁され、ストッパ27を
吸着し、排出ブラケット21をロックする。そして、ソ
レノイド25は上位機種からのインタフェース信号によ
る排出指令、または磁気ディスク1に対する非記録再生
時において、ディスク駆動装置に設けられたスイッチを
押す等による排出指令を受けて消磁された時に、ストッ
パ27を解放し、排出ブラケット21をアンロックする
ようになっている。
前記スピンドルモータ28は、カートリッジ2が装着位
置に装着された後、スピンドルを通じて磁気ディスク1
を回転させるようになっている。
前記カートリッジセットピン29は、カートリッジ2の
装着時に、カートリッジ2の一端部を支持するようにな
っている6 前記カートリッジセットベース30は、前記カートリッ
ジ2の装着時に、カートリッジマウント10に設けら九
たカートリッジマウントエツジ12を受は止めるように
なっている。
前記実施例のカートリッジのローディング機構は、次の
ように制御され、動作する。
まず、カートリッジ2をフロントカバー5に形成された
カートリッジ挿入口6からカートリッジマウント10内
に挿入し、カートリッジ2を手動でさらに押し込む。
前記カートリッジ2を押し込むと、カートリッジマウン
ト10がローダベース9に形成された第1のガイド溝1
1と、カートリッジマウント10に取り付けられたカー
トリッジマウントシャフト12に設けられたベアリング
13との嵌合を介して、前記第1のガイド溝11の水平
部分に沿って、第1図および第2図に示すE位置からF
位置に向かって移動する。
前記カートリッジマウント10が水平方向に移動すると
、これに追従して力の伝達機構の爪18が第8図のa位
置からb位置に移動し、このb位置でブロック19の端
面に当接する。続いて、前記爪18がb位置からb′位
置に移動すると、ブロック19を押し、第1の板ばね2
0が第8図に一点鎖線で示すDの形状に撓み、ブロック
19が排出機構を構成している排出ブラケット21の折
り曲げ片21bに形成された係合溝21cに係合する。
前記ブロック19が排出ブラケット21に係合した後、
さらにカートリッジマウント10がカートリッジ2の押
し込み力で水平方向に移動すると、排出ブラケット21
が同方向に移動する。
前記排出ブラケット21がカートリッジ2の挿入方向に
移動すると、第3のスプリング24が引き伸ばされ、こ
の第3のスプリング24に弾発力が貯えられる。
前記カートリッジマウントシャフト12に設けられたベ
アリング13が第1のガイド溝11のF位置に達すると
、排出ブラケット21が予め決められた位置に移動する
。この時点で、ロック機構を構成しているソレノイド2
5が励磁され、このソレノイド25は第4図に示すH位
置で、排出ブラケット21に取り付けられたストッパ2
7を吸着し、排出ブラケット21を第3のスプリング2
4に弾発力を貯えた状態でロックする。
続いて、カートリッジ2を押し込むと、前記カートリッ
ジマウントシャフト12に設けられたベアリング13が
第1のガイド溝11の垂直部分に沿って、第1図および
第2図に示すF位置からG位置に向かって移動し、カー
トリッジマウント10も垂直方向に下降する。
前記カートリッジマウント丹が下降すると、力の伝達機
構の爪18が第8図に示すように、ブロック19の端面
に沿ってb′位置からC位置に移動する。
そして、前記風18がブロック19の端面を通過すると
、ブロック19が爪18から解放され、第1の板ばね2
0の作用により第8図に実線で示す位置に復帰する。
前記カートリッジマウントシャフト12に設けら。
れたベアリング13が第1のガイド溝11のC位置に達
すると、カートリッジマウント10が第5図に示す位置
に移動する。この位置で、カートリッジ2の一端部はカ
ートリッジセットピン29上に載置され、カートリッジ
マウント10の他端部に設けられたカートリッジマウン
トエツジ14がカートリッジセットベース30上に載置
され、カートリッジ2は第2図に示すように、装着位置
に装着される。そして、この状態では、カートリッジ2
はその内部に収容された磁気ディスク1がスピンドルに
装着され、第1.第2のスプリング15.16の作用に
よりスピンドルから浮き上がらないように押さえられる
前記磁気ディスク1がスピンドルに装着された後、スピ
ンドルモータ28が駆動され、かつ磁気ヘッド(図示せ
ず)により磁気ディスク1への記録再生が行われる。
次に、磁気ディスク1への非記録再生時において、上位
機種からのインタフェース信号による排出指令、または
ディスク駆動装置に設けられたスイッチを押す等による
排出指令によって、ロック機構のソレノイド25が消磁
される。前記ソレノイド25が消磁されると、第2の板
ばね26の作用によりソレノイド25が第4図に示す工
方向に引き戻され、排出ブラケット21に取り付けられ
たストッパ27がソレノイド25から外れ、排出ブラケ
ット21がアンロックされる。
前記排出ブラケット21がアンロックされると、第3の
スプリング24に貯えられた弾発力により排出ブラケッ
トz1がカートリッジ2の挿入方向と反対方向、つまの
カートリッジ2の排出方向にけん引され、移動する。
前記排出ブラケット21がカートリッジ2の排出方向に
移動すると、この排出ブラケット21に形成された斜面
21aにより、カートリッジマウントシャフト12に設
けられたベアリング13が第1のガイド溝11の垂直部
分に沿って、第1図および第2図に示すC位置からF位
置に向かって持ち上げられ、これに伴いカートリッジマ
ウント10は第5図に示す位置から上昇する。
前記カートリッジマウント10が上昇すると、これに追
従して、力の伝達機構を構成している爪18が移動する
。そして、この爪18はカートリッジ2の排出方向への
排出ブラケット21の移動と、カートリッジマウント1
0の上昇方向への移動とに関連して、第8図に示すC位
置からd位置に相対的に斜め上方しこ移動する。
前記カートリッジマウントシャフト12に設けられたベ
アリング13が第1のガイド溝11のF位置に達すると
、カートリッジマウント10は第6図に示す位置に移動
し、爪18は第8図のd位置に到達する。
この位置から、第3のスプリング24に貯えられた弾発
力により排出ブラケット21が排出方向に移動操作され
、カートリッジマウントシャフト12に設けられたベア
リング13が第1のガイド溝11の水平部分に沿って、
第1図および第2図に示すF位置からE位置へ向かって
移動する。
これと同時に、前記風18は第8図のd位置からb位置
に向かって移動し、この時爪18はブロック19を押し
、ブロック19は第8図に2点鎖線で示す位置に押し上
げられる。
ついで、排出ブラケット21により、前記カートリッジ
マウントシャフト12に設けられたベアリング13が押
されて第1図および第2図に示すE位置に達すると、カ
ートリッジマウント10は第7図に示すカートリッジ2
の排出位置に移動し、カートリッジ2を排出する。
その間、爪18は第8図に示すb位置からa位置に復帰
し、各部材が1ストロークの動作を完了する。
以上の説明からも分かるように、この実施例では、カー
トリッジマウント10にカートリッジ2を挿入後、カー
トリッジ2を手動により押し込み、その押し込み力を、
力の伝達機構を構成している爪18およびブロック19
を通じて、カートリッジ2の排出機構を構成している排
出ブラケット21に伝達し、この排出ブラケット21を
カートリッジ2の挿入方向に移動させ、前記排出ブラケ
ット21により第3のスプリング24を引き伸ばして弾
発力を貯える。ついで、カートリッジ2の排出時に、前
記第3のスプリング24に貯えられた弾発力により排出
ブラケット21をカートリッジ2の排出方向に移動させ
、この排出ブラケット21によりカートリッジマウント
10を排出位置まで移動させるようにしている。
したがって、この実施例によれば、カートリッジ排出用
の格別な駆動源を用いることなく、カートリッジ2を確
実に排出させることができる。
また、この実施例ではロック機構を構成しているソレノ
イド25は排出ブラケット21がカートリッジ2の挿入
方向に設定位置まで移動した時に、第3のスプリング2
4に弾発力を貯えた状態で排出ブラケット21をロック
する。ついで磁気ディスク1に記録再生後、ソレノイド
25は上位機種からのインタフェース信号により排出指
令、またはディスク駆動装置に付設されたスイッチ(図
示せず)を押す等による排出指令を受けた時にのみ、排
出ブラケット21をアンロックするようにしている。
したがって、この実施例によれば、磁気ディスク1への
記録再生中に、カートリッジ2を排出方向に移動させる
不具合を未然に防止することができる。
しかも、この実施例では、排出ブラケット21をアンロ
ックすると、排出ブラケット21が第3のスプリング2
4に貯えられた弾発力により、カートリッジ2の排出方
向に確実に移動するので、カートリッジ2を自動的に排
出させることができる。
したがって、この実施例では、手動排出方式のごとく、
排出許可の表示がされてもオペレータが気付かずに排出
しないままの状態に放置しておく不具合を解消すること
ができる。
なお、本発明では力の伝達機構、カートリッジ2の排出
機構、および排出機構のロック機構は、図面に示す実施
例に限らず、要は所期の機能を有する構造であればよい
また1本発明で取り扱う記録媒体は磁気ディスク1に限
らず、カセットテープであってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、カートリッジの挿入時の
排出機構の移動を利用してスプリングに弾発力を貯え、
カートリッジの排出時にその弾発力により排出機構をカ
ートリッジの排出方向に付勢するようにしているので、
カートリッジを排出するための駆動源を省略できる外、
この駆動源の制御回路や検出センサ等の付属部品を省略
し得る効果がある。
さらに、本発明によれば、上位機種からのインタフェー
ス信号による排出指令、または記録媒体駆動装置に付設
されたスイッチを押す等による排出指令を受けた時にの
みロック機構をアンロック側に動作させ、スプリングに
貯えられた弾発力により排出機構をカートリッジの排出
方向に移動させるようにしているので、記録媒体への記
録再生中に、記録媒体を排出してしまうトラブルを未然
に防止し得る効果がある。
さらに、本発明によれば、記録媒体への記録再生後は、
排出指令によりロック機構が排出機構を確実にアンロッ
クし、排出機構はスプリングの弾発力によりカートリッ
ジの排出位置に移動し、自動的にカートリッジを排出す
るので、手動排出機構のように、排出許可ブザーやラン
プ表示がある場合にも拘らず、オペレータが気付かずに
、カートリッジを排出されないままの状態に放置する不
具合をも解消し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はカートリッジマウントにカートリッジを臨ませた状
態の縦断側面図、第2図はカートリッジをその装着装置
に装着させた状態の縦断側面図、第3図は第2図の■−
■線切断正面図、第4図は第2図のIV−IV線切断平
面図、第5図、第6図および第7図はそれぞれ動作説明
のための縦断側面図、第8図は力の伝達機構とカートリ
ッジの排出機構との関係を示す拡大側面図、第9図はカ
ートリッジの一例を示す平面図、第10図は同側面図で
ある。 1・・・記録媒体としての磁気ディスク、2・・・カー
トリッジ、4・・・ハウジング、6・・・カートリッジ
挿入口、7・・・ベース、9・・・ローダベース、10
・・・力−トリッジマウトン、11・・・]型の第1の
ガイド溝。 12・・・カートリッジマウントシャフト、 15.1
6・・・カートリッジマウントをけん引する第1.第2
のスプリング、18・・・力の伝達機構を構成している
爪。 19・・・同ブロック、20・・・同第1の板ばね、2
1・・・カートリッジの排出機構を構成している排出ブ
ラケット、24・・・排出ブラケットの移動に伴い弾発
力を貯える第3のスプリング、25・・・排出機構のロ
ック機構を構成しているソレノイド、26・・・同第2
の板ばね、27・・・同ストッパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)記録媒体を収容したカートリッジを記録媒体
    駆動装置内のカートリッジマウントに挿入し、さらにカ
    ートリッジを手動で押し込み、カートリッジをその装着
    位置に装着し、記録媒体に記録再生を行うカートリッジ
    のローディング機構において、 (B)前記カートリッジの挿入、排出方向に移動可能で
    、かつカートリッジを排出方向に押す排出機構と、 (C)前記カートリッジの挿入時に、その押し込み力を
    前記排出機構に伝達し、少なくともカートリッジの装着
    位置への装着時には力の非伝達位置に退避可能とした力
    の伝達機構と、 (D)前記カートリッジの挿入時の排出機構の移動を利
    用して弾発力を貯え、かつカートリッジの排出時には弾
    発力により排出機構をカートリッジの排出方向に付勢す
    るスプリングと、 (E)前記記録媒体への記録再生時に、前記スプリング
    に弾発力を貯えた状態で排出機構を定位置にロックし、
    排出指令を受けた時にのみ排出機構をアンロックするロ
    ック機構と、 を備えていることを特徴とするカートリッジのローディ
    ング機構。
JP61226000A 1986-09-26 1986-09-26 カ−トリツジのロ−デイング機構 Pending JPS6381647A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154669A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ着脱装置
JPS6180558A (ja) * 1984-09-27 1986-04-24 Canon Electronics Inc 磁気デイスク装置
JPS61271657A (ja) * 1985-05-27 1986-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリッジロ−ディング装置

Patent Citations (3)

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