JPS638152B2 - - Google Patents

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JPS638152B2
JPS638152B2 JP53088098A JP8809878A JPS638152B2 JP S638152 B2 JPS638152 B2 JP S638152B2 JP 53088098 A JP53088098 A JP 53088098A JP 8809878 A JP8809878 A JP 8809878A JP S638152 B2 JPS638152 B2 JP S638152B2
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JP
Japan
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acrylate
component
methacrylate
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meth
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JP53088098A
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JPS5516018A (en
Inventor
Tatsuo Nakano
Kenkichi Ukita
Shunji Ito
Shozo Hori
Ikuji Kishi
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP8809878A priority Critical patent/JPS5516018A/ja
Publication of JPS5516018A publication Critical patent/JPS5516018A/ja
Publication of JPS638152B2 publication Critical patent/JPS638152B2/ja
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明はいわゆる二液䞻剀型のアクリレヌト及
び又はメタクリレヌトの硬化性組成物、特に硬
化促進剀ずしおチオ尿玠及び又はチオ尿玠誘導
䜓ず有機酞の銅塩及び又は銅有機化合物を含有
し、そしお曎にパラフむン類及び又はワツクス
類を含有し、取扱い䟿利な数分ないし数十分で硬
化可胜であ぀お、空気に觊れおいる郚分も充分に
硬化が可胜なアクリレヌト及び又はメタクリレ
ヌト組成物に関する。 アクリレヌト及び又はメタクリレヌト〔以䞋
しばしばメタアクリレヌトず略蚘する〕単量
䜓に有機過酞化物及び硬化促進剀を配合しおなる
硬化性組成物は公知である。䟋えば英囜特蚱第
715382号、米囜特蚱第3591438及び3625930号に硬
化促進剀ずしおチオ尿玠等のチオカルボニル基を
有する化合物を甚いるこずが開瀺されおいるが、
これらの硬化性組成物の硬化をさらに速めるこず
が芁望されおいる。又、この硬化促進剀ずしおは
特公昭51−17966号にチオ尿玠誘導䜓、αα′―
ゞピリゞル及び銅、コバルト、マンガン、クロム
若しくはバナゞりムの有機酞塩の䜵甚、そしお特
公昭52−24516号にはチオ尿玠及び又はチオ尿玠
誘導䜓ずチオサリチル酞及び又は―メルカプ
トベンズむミダゟヌル銅の䜵甚が披瀝されおいる
が、これらの促進剀では硬化が極めお速すぎお、
数秒ないし数十秒で、硬化が行なわれおしたう。
これらの超急硬性の硬化促進剀は、特公昭51−
17966号や特公昭52−24516号に蚘茉されおいるよ
うに、メタアクリレヌト単量䜓ず有機過酞化
物を含有する重合性組成物ず硬化促進剀を溶剀に
溶解しおなる硬化促進剀組成物ずの二液からな
り、予め硬化促進剀組成物を塗垃也燥后重合性組
成物を適甚する堎合は瞬間的に接着できるので適
圓の堎合もある。しかしながら、メタアクリ
レヌト単量䜓ず有機過酞化物を含有する重合性組
成物ずメタアクリレヌト単量䜓ず硬化促進剀
を含有する重合性組成物ずの二液からなるいわゆ
る二液䞻剀型の硬化性組成物においおは、二液の
䞻剀を均䞀に重合硬化させる必芁䞊、二液を充分
混合させなければならない。二液䞻剀型メタ
アクリレヌト硬化性組成物に超急硬性の硬化促進
剀を䜿うず、二液の混合時間が充分でなく郚分的
に硬化が速すぎるこずがある。特に該組成物を接
着剀ずしお甚いる堎合は、二液の混合に芁する時
間が短かすぎお充分な混合ができないため、所期
の接着力が埗られなか぀たり、広い面積の塗垃が
できなか぀たり、或いは接着埌の被着材の䜍眮の
調敎が䞍可胜であ぀たりしお、実甚䞊䜿甚できな
い堎合が倚い。 本発明は有機過酞化物を含むメタアクリレ
ヌト硬化性組成物においお、実際の䜜業䞊芁する
時間、䟋えば接着剀の堎合混合又は塗垃、接着埌
の被着材の䜍眮調敎などが充分行なうこずができ
る皋床の時間が経過した埌、できるだけ速く硬化
せしめる硬化促進剀を提䟛するものである。又、
本発明は特に混合などの取扱い䜜業に芁する時間
内は硬化が開始せず、䞔぀その時間経過埌迅速に
硬化し、しかも空気に觊れおいる郚分も充分に硬
化可胜な二液䞻剀型メタアクリレヌト硬化性
組成物を提䟛するものである。 曎に、本発明は異臭が少なく、金属などぞの接
着性が良奜な二液䞻剀型メタアクリレヌト硬
化性組成物を提䟛するものである。 即ち、本発明に係る有機過酞化物によるメ
タアクリレヌト単量䜓硬化甚の硬化促進剀はチ
オ尿玠及び又はチオ尿玠誘導䜓ず有機酞の銅塩
及び又は銅有機キレヌト化合物の組合せであ
る。そしおこの硬化促進剀を甚いた二液䞻剀型
メタアクリレヌト組成物は適切な硬化速床を
有する。 本発明によれば、沞点が150℃以䞊のアクリレ
ヌト及び又はメタクリヌト単量䜓ず有機酞過酞
化物を含む成分ず、沞点が150℃以䞊のアクリ
レヌト及び又はメタクリレヌト単量䜓ず硬化促
進剀を含む成分からなる二液䞻剀型のアクリレ
ヌト及び又はメタクリレヌトの硬化性組成物に
おいお、成分に硬化促進剀ずしおチオ尿玠及
び又はチオ尿玠誘導䜓ず有機酞の銅塩及び又
は銅有機キレヌト化合物を含有し、䞔぀、融点35
℃以䞊のパラフむン類及び又はワツクス類を組
成物䞭のアクリレヌト及び又はメタクリレヌト
単量䜓100重量郚に察しお0.1重量郚以䞊含有する
こずを特城ずするアクリレヌト及び又はメタク
リレヌトの硬化性組成物が提䟛される。 本発明の組成物が急速に硬化が開始される時間
は、分以䞊で通垞数十分以䞋、奜たしくは分
以䞋である。 本組成物に甚いられる単量䜓は沞点が150℃以
䞊の、アクリレヌト及び又はメタアクリレヌト
であり、具䜓的には䞋蚘に列挙するものが含たれ
るが、これらに限定されるものではない。 アクリル酞ヘキシル、アクリル酞ラりリル等の
アクリル酞アルキル゚ステル メタアクリル酞ブチル、メタアクリル酞ラりリ
ル等のメタアクリル酞アルキル゚ステル アクリル酞グリシゞルメタアクリル酞グリシ
ゞルアクリル酞――ヒドロキシ゚チル、アク
リル酞――ヒドロキシプロピル、アクリル酞―
―クロロ――ヒドロキシプロピル等のアクリ
ル酞ヒドロキシアルキル゚ステル メタアクリル酞――ヒドロキシ゚チルメタ
アクリル酞――ヒドロキシプロピルメタアク
リル酞――クロロ――ヒドロキシプロピル等
のメタアクリル酞ヒドロキシアルキル゚ステル ―アセトキシ゚チルメタアクリレヌトの
ごずき、たずえば炭玠数〜のアルキル基を有
するアセトキシアルキルメタアクリレヌト 次匏で衚わされるポリ゚チレングリコヌルモノ
メタアクリレヌト 、CH2 〜20 次匏で衚わされるプロピレングリコヌルモノ
メタアクリレヌト 、CH2 〜20 ゚チレングリコヌルゞアクリレヌト、ゞ゚チレ
ングリコヌルゞアクリレヌト、トリ゚チレングリ
コヌルゞアクリレヌト、テトラ゚チレングリコヌ
ルゞアクリレヌト等のモノ又はポリ゚チレングリ
コヌルゞアクリレヌト ゚チレングリコヌルゞメタアクリレヌト、ゞ゚
チレングリコヌルゞメタアクリルリレヌト、トリ
゚チレングリコヌルゞメタアクリレヌト、テトラ
゚チレングリコヌルゞメタアクリレヌト等のモノ
又はポリ゚チレングリコヌルゞアクリレヌト プロピレングリコヌルゞアクリレヌト、トリプ
ロピレングリコヌルゞアクリレヌト等のモノ又は
ポリプロピレングリコヌルゞアクリレヌト プロピレングリコヌルゞメタアクリレヌト、ト
リプロピレングリコヌルゞメタアクリレヌト等の
モノ又はポリプロピレングリコヌルゞメタアクリ
レヌト トリメチロヌルプロパントリアクリレヌト、ト
リメチロヌル゚タントリアクリレヌト、テトラメ
チロヌルメタンテトラアクリレヌト等のポリアク
リレヌト トリメチロヌルプロパントリメタアクリレヌ
ト、トリメチロヌル゚タントリメタアクリレヌ
ト、テトラメチロヌルメタンテトラメタアクリレ
ヌト等のポリメタアクリレヌト アクリル酞ずグリコヌル類ず倚塩基酞ずの反応
で埗られるポリ゚ステルアクリレヌト メタアクリル酞ずグリコヌル類ず倚塩基酞ずの
反応で埗られるポリ゚ステルメタアクリレヌト ゚ポキシ化合物ずアクリル酞ずの反応で埗られ
る゚ポキシアクリレヌト ゚ポキシ化合物ずメタアクリル酞ずの反応で埗
られる゚ポキシメタアクリレヌト 倚塩基酞ずアミノアルコヌルずを反応させ、次
いでアクリル酞ずを反応させお埗られるアミドア
クリレヌト 倚塩基酞ずアミノアルコヌルずを反応させ次い
でメタアクリル酞ずを反応させお埗られるアミド
メタアクリレヌト ヒドロキシアルキルアクリレヌトずポリむ゜シ
アナヌト化合物を反応させお埗られるりレタンア
クリレヌト ヒドロキシアルキルアクリレヌトずポリむ゜シ
アナヌト化合物を反応させお埗られるりレタンメ
タアクリレヌト 液状NBR、液状SBR、液状ポリブタゞ゚ン、
液状―ポリブタゞ゚ン又は液状ポリクロロ
ピレンの片末端又は䞡末端をアクリレヌト化又は
メタアクリレヌト化した反応性オリゎマヌが挙げ
られる。 本発明ではこのように沞点150℃以䞊のメタ
アクリレヌト単量䜓を䜿甚するが、このように高
沞点のメタアクリレヌトは殆んど無臭である
からそれを甚いた硬化性組成物は塗垃䜜業䞭でも
環境を悪化させるこずがない。 硬化性組成物を䟋えば接着剀ずしお甚いる堎合
には、金属などぞの接着性を向䞊させ、奜適な接
着速床ず良奜な接着物性を有するので、―ヒド
ロキシ゚チルメタアクリレヌト、―ヒドロ
キシプロピルメタアクリレヌト、―アセト
キシ゚チルメタアクリレヌト、ポリ゚チレン
グリコヌルモノメタアクリレヌト、プロピレ
ングリコヌルモノメタアクリレヌト、゚ポキ
シ化合物ずメタアクリル酞ずの反応で埗られ
る゚ポキシモノメタアクリレヌト、有機酞ず
アミノアルコヌルずの反応物を曎にメタアク
リル酞ず反応させお埗られるアミドモノメタ
アクリレヌト、ヒドロキシアルキルメタアク
リレヌトずむ゜シアナヌト化合物を反応させお埗
られるりレタンモノメタアクリレヌト等のモ
ノメタアクリレヌト単量䜓が特に奜たしい。
これらのモノメタアクリレヌト単量䜓は
NBRなどの゚ラストマヌが存圚する組成物にお
いお、その接着物性ずしお高い衝撃匷床ず高い剪
断匷床を瀺し、又、高枩に曝された堎合の接着性
の劣化が少ないこずですぐれおいる。 本発明の組成物においおは、沞点が150℃以䞊
のメタアクリレヌト単量䜓は皮又は皮以
䞊組合せお䜿甚するこずができる。そしお必芁に
応じお沞点が150℃以䞊のメタアクリレヌト
単量䜓以倖のビニル単量䜓、䟋えばアクリル酞メ
チル、アクリル酞゚チル、アクリル酞プロピル、
アクリル酞ブチル、メタアクリル酞メチル、メタ
アクリル酞゚チル、メタアクリル酞プロピルのよ
うな沞点が150℃未満のメタアクリレヌト、
スチレン、α―メチルスチレン、酢酞ビニル、プ
ロピオン酞ビニル、アクリル酞アミド、メタアク
リル酞アミド、マレむン酞若しくは無氎マレむン
酞、フマル酞、クロロスチレン、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル、アクリル酞、メタア
クリル酞等を添加するこずもできる。これらのビ
ニル単量䜓は党単量䜓に察し最高50重量たでに
ずどめるこずが奜たしい。それより倚く加える
ず、本発明の組成物の特城が損なわれる可胜性が
ある。 䞀般にメタアクリレヌト単量䜓、有機過酞
化物及び硬化促進剀からなる組成物においお、単
量䜓が垞圧で沞点150℃以䞊のものである堎合は、
空気の存圚䞋では硬化しない、いわゆる嫌気性を
瀺す。沞点が150℃以䞋のメタアクリレヌト
の堎合はパラフむン等のワツクス類を添加する
か、又は添加しないで空気の存圚䞋で硬化が可胜
である。しかし、䟋えば―ヒドロキシ゚チルメ
タクリレヌト沞点95℃10mmHgのように沞
点の高いメタアクリレヌトの組成物は空気が
存圚するず硬化しないこずが特公昭43−6545号で
知られおいる。又、―ヒドロキシ゚チルメタク
リレヌトを90重量含む単量䜓ず有機ハむドロパ
ヌオキサむドずチオ尿玠曎にパラフむンを添加し
た組成物は空気䞭においお衚面が硬化しないこず
が特開昭53−2543号で知られおいる。 しかしながら、沞点が高いメタアクリレヌ
トは臭いなどの環境ぞの悪圱響が少ないので、そ
れを単量䜓成分ずしお、空気䞭で適切な速い速床
で硬化する組成物が接着剀、塗料、シヌラント等
の広い分野で埅望されおいる。 メタアクリレヌト単量䜓、有機過酞化物及
び硬化促進剀ずしおチオ尿玠及び又はチオ尿玠
誘導䜓ず有機酞の銅塩及び又は銅有機キレヌト
化合物を含有する本発明の組成物においおは、単
量䜓が沞点150℃以䞊のメタアクリレヌトの
堎合でも、融点35℃以䞊のパラフむン類及び又
はカルナバロり等のワツクス類を添加するこずに
より、空気䞭においお衚面硬化を可胜にするこず
ができる。メタアクリレヌト単量䜓の沞点が
150℃未満の堎合でも、チオ尿玠及び又はチオ
尿玠誘導䜓ず有機酞の銅鉛及び又は銅有機キレ
ヌト化合物を硬化促進剀ずしお甚い、融点35℃以
䞊のパラフむン類及び又はワツクス類を添加す
るこずにより、パラフむン類及び又はワツクス
類を含たない組成物より空気䞭における衚面の硬
化速床が促進される。 パラフむン類の䟋ずしおはパラフむン及びマむ
クロクリスタリンワツクス等、ワツクス類の䟋ず
しおはカルナバロワ、密ロり、ラノリン、鯚ロ
り、セレシン及びカンデリラロり等があげられ
る。 組成物䞭のパラフむン類及び又はワツクス類
の含有量は党メタアクリレヌト単量䜓100重
量郚に察しお0.1重量郚以䞊で、0.1重量郚未満で
は空気接觊郚においおベタツキが残る。奜たしく
は重量郚たでであり、重量郚を超えおもよい
が衚面硬化性の向䞊効果はもはや少なくなる。 パラフむン類及び又はワツクス類は組成物の
成分及び成分のいずれか䞀方又は䞡方に添加
するこずが可胜であるが、䞡方に添加した方が奜
たしい。 有機過酞化物ずしおはハむドロパヌオキサむ
ド、及び過酞化ベンゟむル、メチル゚チルケトン
パヌオキサむド、ゞクミルパヌオキサむド、―
ブチルパヌオキシアセテヌトなどの有機パヌオキ
サむドが䜿甚されるが、ハむドロパヌオキサむド
が奜適である。奜たしい有機過酞化物の䟋ずしお
はクメンハむドロパヌオキサむド、ゞむ゜プロピ
ルベンれンハむドロパヌオキサむド、ゞむ゜プロ
ピルベンれンゞハむドロパヌオキサむド、パラメ
ンタンハむドロパヌオキサむド、―ブチルハむ
ドロパヌオキサむドなどが挙げられる。有機過酞
化物は党単量䜓成分100重量郚に察し通垞0.1〜15
重量郚、奜たしくは〜10重量郚甚いられる。 本発明に係る硬化促進剀はチオ尿玠及び又は
チオ尿玠誘導䜓ず有機酞の銅塩及び又は銅有機
化合物の組合せである。 チオ尿玠誘導䜓ずしおは、䟋えばゞ゚チルチオ
尿玠、ゞブチルチオ尿玠、゚チレンチオ尿玠、ト
リメチルチオ尿玠、ゞプニルチオ尿玠、ゞトリ
ルチオ尿玠、メルカプトベンツむミダゟヌル等の
チオアミド化合物が䜿甚される。チオ尿玠及び
又はチオ尿玠誘導䜓の量は党単量䜓成分100重量
郚に察し0.01重量郚以䞊で硬化が可胜であり、
0.01〜15重量郚が奜たしく、特に0.1〜10重量郹
が最も奜適な範囲である。 有機酞の銅塩ずしおはナフテン酞銅、酢酞銅、
マレむン酞銅の劂きカルボン酞の銅塩、有機スル
ホン酞銅などが奜たしい。銅有機キレヌト化合物
ずしおは銅アセチルアセトネヌト、銅ゞメチルグ
リオキシム、銅ゞチゟン等が奜たしい。有機酞の
銅塩及び又は銅有機キレヌト化合物の䜿甚量は
党単量䜓成分100重量郚に察し0.001〜重量郚で
ある。 本発明の硬化性組成物は成分及び成分から
なる二液䞻剀型のメタアクリレヌト組成物で
ある。成分ず成分の単量䜓の重量比率は玄
察玄10から玄10察玄迄硬化が可胜であるが、
察から察の範囲が硬化物性のバラツキが少
なく奜たしい。 本組成物は沞点が150℃以䞊のメタアクリ
レヌト単量䜓、有機過酞化物及び特定の硬化促進
剀を必須の成分ずする。そしお、この硬化性組成
物の性胜を曎に有効にするため、所望によりその
他の添加剀を加えるこずもできる。䟋えば、粘床
調節又は硬化物の性質を倉えるために、各皮のポ
リマヌ又は可塑剀を該組成物に溶解又は分散させ
たり、各皮の無機又は有機の粉末を溶解又は分散
させるこずができる。NBR、SBR、スチレン―
ブタゞ゚ンブロツクコポリマヌ、ポリクロロプレ
ン、ポリブタゞ゚ン、及びこれらのポリマヌのカ
ルボキシル化倉性されたポリマヌ、クロルスルフ
オン化ポリ゚チレン、ブタゞ゚ンを必須成分ず
し、それにアクリロニトリル、スチレン及びメチ
ルメタアクリレヌトの少なくずも皮ずを成分ず
するグラフトポリマヌ等を添加するこずは接着特
性、特に衝撃匷床、剥離匷床の改善に非垞に有効
である。 本発明者は、䞊蚘メタアクリレヌト単量
䜓、有機過酞化物及び特定の硬化促進剀及び融点
35℃以䞊のパラフむン類及び又はワツクス類を
必須の成分ずしお含み、必芁に応じお他の添加剀
を含む本発明の組成物においお、成分及び成
分のいずれか䞀方又は䞡方に特に官胜基を有する
アクリロニトリル―ブタゞ゚ンゎムNBRず略
すを配合した組成物は、接着剀ずしお䜿甚した
堎合、接着匷床が倧きいので特に有甚である。官
胜基を有するNBRはブタゞ゚ンずアクリロニト
リル及び玄重量以䞋の官胜性単量䜓を共重合
しお぀くられる。該官胜性単量䜓ずしおはアクリ
ル酞、メタクリル酞、無氎マレむン酞、フマル
酞、メタクリル酞メチル及びクロロスチレン等が
適圓である。官胜基によ぀お倉性されたNBRの
添加量は成分、成分及び党䜓の組成物に察し
〜30重量の範囲が奜たしい。 本発明に係る硬化促進剀の䞀成分には有機酞の
銅塩及び又は銅有機キレヌト化合物を甚いる
が、銅以倖の金属の塩及び又はキレヌト化合物
を甚い、成分に官胜基倉性NBRを加えた堎合
には、硬化以前の段階でゲル化をしたり、成分
の貯蔵䞭に粘床の䞊昇などがあり、支障ずなる。 以䞋実斜䟋及び比范䟋をも぀お説明する。ここ
で郚及びは特蚘しない限り重量によるものであ
る。 各皮物性は次の枬定法によ぀た。 接着匷床 接着詊隓片鉄軟鋌 〃 衚面凊理150メツシナサンドブラスト埌
アセトン脱脂、 匕匵り剪断匷床ASTM D1002―64 衝撃匷床ASTM D950―54 剥離匷床ASTM1876―6Tに準拠、 萜䞋衝撃匷床スピヌカヌ界磁郚のプラむト
マグネツト60φずプレヌト
及ペヌクを接着し、角床70床で
長さのスベリ台より萜䞋さ
せ、砎壊たでの回数を枬定し
た。 固着時間 平滑な衚面の25.4×100の鉄詊隓
片の䞀端を20℃雰囲気で、ラツプ長さ12.7
で接合し、接着埌指觊で動かなくなるたでの時間
ずした。 実斜䟋  メチルメタクリレヌト44.5郚、―ヒドロキシ
゚チルメタクリレヌト44.5郚にポリメチルメタク
リレヌト䞉菱レむペン瀟アクリコン11郚、パ
ラフむンワツクスm.p.47℃のもの、1.0郚を混
合溶解し、溶解埌、この溶液を液に分割し、䞀
方の液に、クメンハむドロパヌオキサむド郚、
2′―メチレンビス6.t―ブチル―メチルフ
゚ノヌルスミラむザヌMDP0.2郚を添加した
ものを液ずし、他方の液に、゚チレンチオりレ
ア1.2郚、ナフテン酞銅0.12郚添加したものを
液ずした。このように䜜成した、、B2液を混
合硬化させ、日埌の衚面硬床及び鉄鉄詊隓片
を接着し、10分埌の剪断匷床、日埌の剪断匷
床、接着時雰囲気枩床における固着時間を枬定し
た。なお、比范のため、B′液ずしお、ナフテン
酞銅のみを含たない液を䜜成し、䞊蚘液ず組合
せた堎合の物性を同時に枬定した。結果を第衚
に瀺す。
【衚】 硬床
【衚】 実斜䟋  ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト50郚、グリ
シゞルプノヌルずアクリル酞ずずの瞮合物であ
るポリ゚ステルアクリレヌト共栄油脂瀟補、
―600A50郚に、メチルメタクリレヌトブタ
ゞ゚ンアクリロニトリルスチレンのグラフト
共重合物電気化孊工業株匏䌚瀟の商品名
MBAS BL―2020郚ず、パラフむンワツクス
mp57℃郚を添加し、溶解、分散させた埌、
分割し、䞀方の液100郚にゞむ゜プロピルベン
れンゞハむドロパヌオキサむド郚を溶解し液
ずした。他方の液100郚に、―トリルチオ尿玠
郚及び各皮金属化合物を所定量添加添加し、
液ずした。 このようにしお䜜成した接着剀液を鉄板䞊で、
、䞡液を等量混合し、10分、日埌の、硬化
性及び衚面のタツクに぀いお調べた結果を第衚
に瀺した。 この衚から非揮発性単量䜓を䜿甚した組成物の
堎合、衚面硬化性非嫌気性に䞎える銅の有機
酞塩及キレヌト化合物の添加効果は顕著に認めら
れる。
【衚】
【衚】 実斜䟋  実斜䟋ず同䞀組成で液の還元成分の量を倉
化させお、実斜䟋ず同様鉄片䞊での、硬化性、
及び鉄鉄詊隓片での固着時間の枬定を行぀た結
果を第衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋  揮発性の少ないモノマヌずしお、―ヒドロキ
シ゚チルメタクリレヌト、及びビスプノヌル
、゚チレングリコヌル及びアクリル酞ずの瞮合
物〔新䞭村化孊瀟補商品名―BPE―、瞮合
組成よりの掚定分子匏、 2′ビス―アクリロキシ・ゞ゚トキシフ
゚ノヌルプロパン〕 4060の混合モノマヌに、カルボキシル化
NBRゎムHycar1072を12溶解させた。こ
れを等分しお液及び液ずした。液にはゞ
む゜プロピルベンれンゞハむドロパヌオキサむド
郚、液にぱチレンチオ尿玠1.2郚、ナフテ
ン酞銅0.12郚添加した。液及び液に各皮のワ
ツクス類又はパラフむン類を添加し、空気接觊䞋
での衚面也燥性を芋た。結果を第衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋  ―ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト50郚、ポ
リ゚チレングリコヌルモノメタアクリレヌト日
本油脂補PE―9050郚に各皮ゎム、ポリマヌを
溶解し、接着匷床、特に衝撃匷床に䞎える圱響を
調べた。 この溶液にワツクスずしおパラフむンワツクス
mp57℃を郚添加しこれを分しお液には
ゞむ゜プロピルベンれンゞハむドロパヌオキサむ
ド郚、液にぱチレンチオ尿玠郚、銅アセ
チルアセトネヌト0.1郚を添加しお接着剀を調補
した。結果を第衚に瀺す。
【衚】
【衚】  鉄〓鉄詊隓片
 A液、数日でゲル化
実斜䟋  ポリ゚チレングリコヌルモノメタクリレヌト
日本油脂補商品名ブレンマヌPE―9050郚ず
―ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト50郚に、カル
ボキシル化NBRHycar107215郚、パラフむン
mp57゜を郚溶解し、ゎム厚液を䜜成した。
液を調敎するため、このゎム原液に、―
ゞシクロヘキシルチオ尿玠郚、各皮金属塩を添
加したずころ、銅塩以倖の金属を添加したもの
は、増粘、あるいはゲル化し、接着剀ずしお䜿甚
出来なか぀た。なお、ゎム原液の粘床は3500cps
at23℃であ぀た。
【衚】 実斜䟋  各皮単量䜓100郚にカルボキシル化NBR
Hycar107212郚、パラフむンmp57゜郚
を溶解しゎム原液ずし、これを分し、液には
ゎム原液100郚にゞむ゜プロピルベンれンゞハむ
ドロパヌオキサむドを郚、液には、゚チレン
チオ尿玠1.2郚、ナフテン酞銅を0.12郚添加しお
調敎した。各単量䜓組成における、鉄鉄詊隓片
での剪断匷床、衝撃匷床及びスピヌカヌ界磁郚の
プラむトマグネツト60φずペヌク及びプレ
ヌトの接着を行い、角床70床長さのスベリ台
における萜䞋衝撃匷床を枬定した。萜䞋衝撃は接
着埌日の匷床及び日逊生埌150℃で2Hr熱凊
理埌の接着詊隓片に぀いおも行぀た。結果を第
衚に瀺す。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  沞点が150℃以䞊の、アクリレヌト及び又
    はメタクリレヌト単量䜓ず有機過酞化物を含む
    成分ず、沞点が150℃以䞊の、アクリレヌト及
    び又はメタクリレヌト単量䜓ず硬化促進剀を含
    む成分からなる二液䞻剀型のアクリレヌト及
    び又はメタクリレヌトの硬化性組成物におい
    お、成分に硬化促進剀ずしおチオ尿玠及び又
    はチオ尿玠誘導䜓ず有機酞の銅塩及び又は銅有
    機キレヌト化合物を含有し、䞔぀、融点35℃以䞊
    のパラフむン類及び又はワツクス類を組成物䞭
    のアクリレヌト及び又はメタクリレヌト単量䜓
    100重量郚に察しお0.1重量郚以䞊含有するこずを
    特城ずするアクリレヌト及び又はメタクリレヌ
    トの硬化性組成物。  沞点が150℃以䞊の、アクリレヌト及び又
    はメタクリレヌト単量䜓ず有機過酞化物を含む
    成分ず、沞点が150℃以䞊の、アクリレヌト及
    び又はメタクリレヌト単量䜓ず硬化促進剀を含
    む成分からなる二液䞻剀型のアクリレヌト及
    び又はメタクリレヌトの硬化性組成物におい
    お、成分に硬化促進剀ずしおチオ尿玠及び又
    はチオ尿玠誘導䜓ず有機酞の銅塩及び又は銅有
    機キレヌト化合物を含有し、䞔぀、融点35℃以䞊
    のパラフむン類及び又はワツクス類を組成物䞭
    のアクリレヌト及び又はメタクリレヌト単量䜓
    100重量郚に察しお0.1重量郚含有し、曎に成分
    及び成分のいずれか䞀方又は䞡方に、官胜基を
    有するアクリロニトリル―ブタゞ゚ンゎムを含有
    するこずを特城ずするアクリレヌト及び又はメ
    タクリレヌトの硬化性組成物。
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