JPS638106A - 貫通孔を有する物体の格納設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術の分野］ この発明は、貫通孔を有する物品が、その貫通孔に運搬
装置の支架が挿入されて支持され運搬され、支架から格
納設備の支承架に直接に移動して格納され、支承架に格
納されている貫通孔がおる物品が直接に運搬装置の支架
上に移動して搬出され得る格納設備に関する。

［従来技術］ 貫通孔を有する物体、例えば、硬管を軸芯にしたシート
状物品のロール、線状物品のロール、その他、重ねられ
た機械・装置等の部品であって重ねられた状態において
貫通孔を有するものなどの格納は適当な包装用シートが
使用されて被覆されるか、更に軸芯の両端にロールある
いは重ねられた部品の直径より大きい強固なフランジが
取付けられるか、あるいは箱状の適当なコンテナに収容
されて、直接に、またはパレットを利用して、床面上ま
たはラックの各股上に軸芯を水平または垂直にして載置
されて格納されるか、硬管の軸芯の両端を支持するか、
または懸垂させる特定形状のパレットあるいは保持用具
の上に置かれている。

これらの格納方式による場合は、包装とその除去に要す
るコストあるいは多数の特定形状のパレット、箱、ある
いは保持用具を用意しておくためのコストもさることな
がら、格納中と運搬中に物品が占める体積が大きく、搬
入出経路用に必要な体積を含めて、所要の格納庫容積は
大きくなり、極めて不経済であり、金庫管理も非能率と
なっている。

［発明の構成］ この発明の設備は、コンピューター・システムの使用に
より自動化され、受入・保管・払出が無人状態において
遂行されるか、または搬入量が機械化された格納設備で
あって、格納物品は、その貫通孔を利用して格納設備中
に配設される支承架に懸架されて、稠密に収容される。

この発明の設備おいて、格納設備中に配設される支承架
は、格納庫内の床面上に直立した支柱の側部または支持
壁面から所定の間隔を置いて水平に突出して設備される
。

支柱を以下の説明においては基柱と、支持壁面を基壁面
と称する。

基柱または基壁面は、所望により０〜１０度の角度範囲
内の傾斜が与えられる。

この傾斜は、格納される物品が基柱または基壁面に接触
することを回避したい場合、あるいは逆に格納される物
品が基柱または基壁面に接触し支承された状態で格納さ
れることが望まれる場合などのためである。

この発明の設備おいて、格納庫内に多数の基柱が配設さ
れる場合は、各基柱は回転可能に上端と下端が枢着され
る構造とされて水平の支承架が放射状に設備されてもよ
い。

この場合は、格納される物品の直径などが大きくないも
のに適当する。

この発明において、格納庫内に多数の基壁面が設備され
る場合は、各基壁面の表装両側に支承架が設備され、更
に基壁面の下端または上端に、床面または基壁面の上方
空間に設備される軌条上を走行する小車輪群が設備され
て、これら軌条と小車輪群によって基壁面の平行移動な
どが可能とされ基壁面相互の間隔の調節が可能とされて
もよい。

この発明において、各基壁面は平面であってもよく、所
望により曲面であってもよく、屈折する屏風状面とされ
てもよい。

基柱または基壁面から水平±２０度の角度範囲内におい
て水平方向に突出させられて設備される支承架は、格納
される貫通孔を有する物体自体の重量、貫通孔の内面側
の機械的強度などを考慮して、その長さが決定されるが
、この発明の装置においては、最長で１５００ｍｍとさ
れる。

支承架に２０度以下において、勾配が与えられることは
、基柱または基壁面に傾斜が与えられる場合と同様に、
格納される物品が基柱または基壁面に接触することを回
避したい場合、あるいは逆に格納される物品が基柱また
は基壁面に接触し支承された状態で格納されることが望
まれる場合などのためである。

この発明の設備の支承架は、格納される物品の形状と重
量が大きく、支承架が長い場合は、物品が格納された後
、支承架の先端が別途に準備される支持柱または支持索
により支承される。

この発明の設備の支承架には、必要に応じて、格納物品
の脱落を防止するために、支承架の先端にピン状など、
適当する形状のストッパーが付属させられる。

この発明の設備の支承架は、格納される貫通孔を有する
物体を水平に突出した支架に挿入して運搬する装置の支
架が、その軸線方向に、支承架の軸線上を進入して嵌合
され得る垂直横断面形状を与えられ、更に支架との嵌合
状態において、支架が上下方向に離脱可能な垂直横断面
形状を与えられる。

この発明の設備の支承部は、−個以上の垂直横断面を有
して一個以上の垂直横断面を有する支架と嵌合させられ
る。

格納される物品の重量・貫通孔の垂直横断面の形状によ
っては、支承部と支架ともに一個の垂直横断面のものと
されてもよい。

格納される物品の貫通孔の垂直横断面の形状と個数によ
っては、格納される物品の一個あるいは重ねられた一群
のために二組以上の支承部と支架が使用される。

この発明の設備において、支架と支承部の嵌合を円滑と
するために、支架と支承部の嵌合の際に摺動する可能性
が生じる支架または支承部の面には、所望によりテーパ
ーが付けられ、支架または支承部の先端が僅かに中挟と
される。

この発明の設備において、支架と支承部の嵌合を円滑と
するために、支架と支承部の嵌合の際に摺動する可能性
が生じる支架または支承部の面には、所望により滑動性
を良好とするプラスチックプレートが付着させられるか
、ローラー型ベアリングが装着される。

この発明の設備において、支承部と支架の上端面は機械
・装置などの部品など格納される物品の貫通孔内側表面
を保護するために、適当する硬度と弾性の緩衝材層を以
て被覆される。

所望により、基柱または基壁面の支承部との接合部周縁
表面も被覆され、格納される物品が保護される。

この発明の設備は、格納する物品本体に貫通孔がない場
合には、物品を収容する容器か、物品を懸垂させるか、
支承するアタッチメントに設けられた格納用の貫通孔に
よって活用される。

［図面による説明］ 第１図と第２図は、従来の格納の状態の二側を示す斜視
図であり、第３図と第４図は、それぞれ、この発明の格
納設備において使用される支承部と支架の一例の断面図
、その斜視図および機能説明図である。

第１図において、格納されるべき物品であるシート状の
素材は管状の軸芯１に巻き付けられてロール２とされて
いる。

２基の支承部３と、この支承部が頑丈に固定されている
支持台４からなるパレットに、ロール２がその軸芯１の
両端を以て載置され、ロール２はパレットとともに運搬
され、このままの状態を以て、格納庫の床上または庫内
のラック上に保管される。

この場合、運搬と保管中などの安定性を確保するために
、ロールの実体積に比較してパレットの占める床面積も
体積ともに大きい。

運搬・保管ともに、第１図に示されるパレットによる場
合に避けられない保管中の所要床面積と体積における不
利を解消する保管専用のパレットが第２図に示されてい
る。

第２図のパレットにおいて保管時の所要床面積の節約は
著しいが、特にロールの受入れ払出しのときにパレット
の安定性が不良であるという欠点があり、運搬時には第
１図に示されるような安定性良好なパレットが別途に必
要であるという欠点もある。

第３図と第４図は、それぞれ、この発明の格納設備にお
いて使用される支承部とスタッカーの機能部である支架
の一例の断面図、その斜視図および機能説明図である。

第３図の＜　ａ）に、断面が矩形の支架５と、上端部が
スリット状に開かれている管状断面の支承部６とが挿入
により嵌合している状態の断面図が示されている。

支架５は嵌合状態にあっても、上方と下方に僅かに移動
可能とされている。

第３図の（ｂ）と（Ｃ）は、それぞれ支架５と支承部６
の先端の斜視図である。

第３図の（ｄ）に管状の軸芯１に巻き付けられたシート
のロール２が、スタッカーの支架５の上端面により軸芯
１の内側面で支持されて、支承部６にその支承が移動さ
せられる直前と直後の状態の断面図が示されている。

支架５の上端が支承部６の上端より高い位置にあり、ロ
ール２は支架５に支持されている。

（ｄ＞に示される状態から、支架５が支承部６内へ下降
して、その上端面が支承部６の上端面より低くされた後
、支架５と支承部６の嵌合が解除されてロール２の格納
が完了され、支架５が支承部６内から上昇してロール２
の支持が支架５へ移動した場合の（ｄ）に示される状態
から、支架５と支承部６の嵌合が解除されることにより
支承部６により格納されていたロール２の支架５による
移動が開始される。

第４図は、支承部６の断面形状が相違するのみであり、
機能的には第３図と同様である。

第３図と第４図の支架５が支承部に、支承部６が支架に
、必要に応じて変更されてもよいが、重量物が長期間の
格納される場合を考慮すれば、支承部の断面積が大きい
ことが適当であり、前記の説明の通りの場合が好ましい
。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は、従来の格納の状態の二側を示す斜視
図であり、第３図と第４図は、それぞれ、こ９．′発明
の格納設備において使用される支承部と支架の一例の断
面図、その斜視図および機能説明図である。 ［図中の記号リスト］ １　軸芯 ２　ロール ３　支承部 ４　支持台 ５　支架 ６　支承部 出願人　東洋エンジニアリング株式会社第１図 第２図 第３図 （ａ） 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 コンピューター・システムの使用により自動化され、受
   入・保管・払出が無人状態において遂行されるか、また
   は機械化された格納設備において、傾斜角度０〜１０度
   の基柱または基壁面から水平±２０度の角度範囲内にお
   いて水平方向に突出して格納用の支承架が配設されるこ
   と、格納される貫通孔を有する物体は、運搬装置の水平
   に突出した支架を挿入されて支持され運搬されること、
   軸線に沿う挿入により支承架と支架は嵌合され、嵌合状
   態において相互に上下方向に運動可能な横断垂直面形状
   を与えられていること、貫通孔を有する物体を運搬する
   支架が、その上端面を支承架の上端面よりも僅かに高く
   維持されて、支承架の軸線に沿い進行して、支承架に支
   架が嵌合され、その後、支架は僅かに降下して貫通孔を
   有する物体が支承架に載置され、その後、支架が支承架
   の軸線に沿い後退して、支承架と支架の嵌合が解除され
   て、貫通孔を有する物体が格納されること、および、支
   架の上端面が支承架の上端面よりも僅かに低く維持され
   て、支承架の軸線に沿い空荷の支架が進行して、貫通孔
   を有する物体が載置された支承架に、支架が嵌合され、
   その後、支架は僅かに上昇して、貫通孔を有する物体が
   、支架に載置され、その後、支架が支承架の軸線に沿い
   後退して、支承架と支架の嵌合が解除され、貫通孔を有
   する物体が搬出されること を特徴とする貫通孔を有する物体の格納設備。