JP3273411B2 - 貨物輸送システム - Google Patents
貨物輸送システムInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物輸送システム
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在種々の物品を輸送するに当たって、
キャスター付きのコンテナがよく使用されている。この
キャスター付きコンテナは、物品を収納したままでトラ
ックに積むこともできるし、人力で短い距離を移動させ
ることもできる。しかしながら、現行のキャスター付き
のコンテナは、コンテナ本体に固定して取り付けられて
いるので、例えば次のような不便をもたらし、場合によ
っては他のコンテナ等への積み替えを余儀なくされる。 (1)貨物保管用のラックや他の大型コンテナ等にキャ
スター付きコンテナごと保管、収納したいが、キャスタ
ー付きのままだとコンテナ高が高すぎて当該ラックや大
型コンテナ等に入らないか、若しくはラックや積み重ね
の段数を抑えなければならない等、不都合である。 (2)キャスター付きのコンテナに収納したまま物品を
保管、若しくは輸送したいが、接地部分がキャスターで
あるため動きやすいなど、コンテナそのものの安定性に
問題があって不都合である。 (3)キャスター付きのコンテナの移動、保管にあたっ
て、移動、保管等に用いる他の機器、施設、設備等との
整合性を図る上でキャスターが障害となって不都合であ
る。例えば、物品を保管、陳列する設備等にキャスター
付きのコンテナを持ち込み、そのまま保管、陳列しよう
とすると、安定性に欠ける上、不測に移動したりすると
危険なものとなるため、当該設備等に直接載置すること
ができない。
キャスター付きのコンテナがよく使用されている。この
キャスター付きコンテナは、物品を収納したままでトラ
ックに積むこともできるし、人力で短い距離を移動させ
ることもできる。しかしながら、現行のキャスター付き
のコンテナは、コンテナ本体に固定して取り付けられて
いるので、例えば次のような不便をもたらし、場合によ
っては他のコンテナ等への積み替えを余儀なくされる。 (1)貨物保管用のラックや他の大型コンテナ等にキャ
スター付きコンテナごと保管、収納したいが、キャスタ
ー付きのままだとコンテナ高が高すぎて当該ラックや大
型コンテナ等に入らないか、若しくはラックや積み重ね
の段数を抑えなければならない等、不都合である。 (2)キャスター付きのコンテナに収納したまま物品を
保管、若しくは輸送したいが、接地部分がキャスターで
あるため動きやすいなど、コンテナそのものの安定性に
問題があって不都合である。 (3)キャスター付きのコンテナの移動、保管にあたっ
て、移動、保管等に用いる他の機器、施設、設備等との
整合性を図る上でキャスターが障害となって不都合であ
る。例えば、物品を保管、陳列する設備等にキャスター
付きのコンテナを持ち込み、そのまま保管、陳列しよう
とすると、安定性に欠ける上、不測に移動したりすると
危険なものとなるため、当該設備等に直接載置すること
ができない。
【0003】上述の如く、キャスター付きのコンテナに
物品を収容した場合、他のコンテナ等への積み替えを余
儀なくされ、このような積み替えは、多くの時間と人力
を要するばかりでなく、荷痛みの原因にもなる。このこ
とが人件費と梱包費用を高いものとしている。
物品を収容した場合、他のコンテナ等への積み替えを余
儀なくされ、このような積み替えは、多くの時間と人力
を要するばかりでなく、荷痛みの原因にもなる。このこ
とが人件費と梱包費用を高いものとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンテナに
収容された貨物を、それとは別のコンテナに積み替える
ことなく、コンテナとともに積載、搬送又は保管・陳列
することができ、また目的場所においてもコンテナとと
もに所定の保管場所に移動することができる貨物輸送シ
ステム及びそれに用いる貨物搬送用コンテナを提供する
ことをその課題とする。
収容された貨物を、それとは別のコンテナに積み替える
ことなく、コンテナとともに積載、搬送又は保管・陳列
することができ、また目的場所においてもコンテナとと
もに所定の保管場所に移動することができる貨物輸送シ
ステム及びそれに用いる貨物搬送用コンテナを提供する
ことをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明によれば、貨物を収容しうる空間
を有するとともに、底板を備えたコンテナ本体と、少な
くとも2つの車輪を前後に有する一対のキャスターボー
ドと、前記コンテナ底板の下方両側に固定され、前記コ
ンテナ本体の自重により前記一対のキャスターボードを
着脱自在に支持するキャスターボード収容部とからなる
貨物用コンテナと、第1の装置部と、前記第1の装置部
の後端部に連結された第2の装置部からなり、前記コン
テナ本体に対して、前記一対のキャスターボードを着脱
させるためのキャスターボード着脱装置とからなり、前
記キャスターボード着脱装置の第1の装置部は、前記一
対のキャスターボードを装着した貨物用コンテナをガイ
ドするために平行配置された一対のレール部を備え、該
レール部は前方端から後方端にかけて高さが次第に高く
なる傾斜状に設けられ、該レール部の前方端の高さは、
前記一対のキャスターボードを装着した貨物用コンテナ
をそのままガイドしうる高さに設定され、該レール部の
後方端の高さは、該レール部の後端部において、ガイド
されてきたコンテナ本体の自重を前記一対のキャスター
ボードから解除でき、また前記一対のキャスターボード
が装着されていないコンテナ本体の自重を前記一対のキ
ャスターボードに加えることのできる高さに設定され、
前記キャスターボード着脱装置の前記第2の装置部は、
前記一対のキャスターボードを外した前記コンテナ本体
を前記第1の装置部から荷下ろし場所へ導くあるいは前
記一対のキャスターボードを装着していない前記コンテ
ナ本体を荷積み場所から前記第1の装置部へ導くために
水平配置されたスライド部を備えていることを特徴とす
る貨物輸送システムが提供される。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明によれば、貨物を収容しうる空間
を有するとともに、底板を備えたコンテナ本体と、少な
くとも2つの車輪を前後に有する一対のキャスターボー
ドと、前記コンテナ底板の下方両側に固定され、前記コ
ンテナ本体の自重により前記一対のキャスターボードを
着脱自在に支持するキャスターボード収容部とからなる
貨物用コンテナと、第1の装置部と、前記第1の装置部
の後端部に連結された第2の装置部からなり、前記コン
テナ本体に対して、前記一対のキャスターボードを着脱
させるためのキャスターボード着脱装置とからなり、前
記キャスターボード着脱装置の第1の装置部は、前記一
対のキャスターボードを装着した貨物用コンテナをガイ
ドするために平行配置された一対のレール部を備え、該
レール部は前方端から後方端にかけて高さが次第に高く
なる傾斜状に設けられ、該レール部の前方端の高さは、
前記一対のキャスターボードを装着した貨物用コンテナ
をそのままガイドしうる高さに設定され、該レール部の
後方端の高さは、該レール部の後端部において、ガイド
されてきたコンテナ本体の自重を前記一対のキャスター
ボードから解除でき、また前記一対のキャスターボード
が装着されていないコンテナ本体の自重を前記一対のキ
ャスターボードに加えることのできる高さに設定され、
前記キャスターボード着脱装置の前記第2の装置部は、
前記一対のキャスターボードを外した前記コンテナ本体
を前記第1の装置部から荷下ろし場所へ導くあるいは前
記一対のキャスターボードを装着していない前記コンテ
ナ本体を荷積み場所から前記第1の装置部へ導くために
水平配置されたスライド部を備えていることを特徴とす
る貨物輸送システムが提供される。
【0006】本明細書において言う「コンテナ」は、搬
送すべき貨物を収容しうる構造物を意味し、スチール
管、アルミニウム管等を用いて形成したロールボックス
パレット、密閉性ボックス(冷却装置付きボックス、冷
却装置を有しない通常のボックス)等を包含する。また
「貨物」は、貨物用トラック等の陸上車両に積載するこ
とのできる各種の物品や食物、飲料を包含する。
送すべき貨物を収容しうる構造物を意味し、スチール
管、アルミニウム管等を用いて形成したロールボックス
パレット、密閉性ボックス(冷却装置付きボックス、冷
却装置を有しない通常のボックス)等を包含する。また
「貨物」は、貨物用トラック等の陸上車両に積載するこ
とのできる各種の物品や食物、飲料を包含する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を参照して説明
する。図1は本発明の貨物輸送システムの概念図であ
る。図中1は貨物用トラックを示し、2はステージを示
し、3はキャスターボード着脱装置を示し、4は車輪を
有するキャスターボードを着脱可能に備えたコンテナを
示し、4’はキャスターボードを脱離させたコンテナ本
体を示し、5はコンテナ本体4’を移動させるための移
動装置を示し、6は移動装置5で運ばれたコンテナ本体
4’の保管設備・搬送設備・ショーケース棚等を示し、
7は移動すべきコンテナ群を示す。
する。図1は本発明の貨物輸送システムの概念図であ
る。図中1は貨物用トラックを示し、2はステージを示
し、3はキャスターボード着脱装置を示し、4は車輪を
有するキャスターボードを着脱可能に備えたコンテナを
示し、4’はキャスターボードを脱離させたコンテナ本
体を示し、5はコンテナ本体4’を移動させるための移
動装置を示し、6は移動装置5で運ばれたコンテナ本体
4’の保管設備・搬送設備・ショーケース棚等を示し、
7は移動すべきコンテナ群を示す。
【0008】先ず、本システムにより貨物を収容したコ
ンテナ4を貨物用トラック1からおろして、保管場所に
移動、保管させる手順について述べる。貨物を収容した
コンテナ4は、貨物用トラック1により、目的場所に設
けられたステージ2まで搬送される。コンテナ4は着脱
自在なキャスターボードを備えており、このキャスター
ボードに取り付けられた車輪により移動可能となってい
る。コンテナ4はキャスターボード着脱装置3によりキ
ャスターボードを脱離させた状態で移動装置5の上に移
動される。本例では移動装置5はコンテナ本体4’を1
個載置するようになっているが、複数個載置させるよう
にしてもよい。移動装置5は保管設備・搬送設備・ショ
ーケース棚等6に移動可能となっている。より詳しく
は、移動装置5は、コンテナ本体4’を載置させた状態
で、保管設備・搬送設備・ショーケース棚等6を左右前
後に移動可能であり、かつコンテナ本体4’を上下方向
にも移動可能に構成されている。
ンテナ4を貨物用トラック1からおろして、保管場所に
移動、保管させる手順について述べる。貨物を収容した
コンテナ4は、貨物用トラック1により、目的場所に設
けられたステージ2まで搬送される。コンテナ4は着脱
自在なキャスターボードを備えており、このキャスター
ボードに取り付けられた車輪により移動可能となってい
る。コンテナ4はキャスターボード着脱装置3によりキ
ャスターボードを脱離させた状態で移動装置5の上に移
動される。本例では移動装置5はコンテナ本体4’を1
個載置するようになっているが、複数個載置させるよう
にしてもよい。移動装置5は保管設備・搬送設備・ショ
ーケース棚等6に移動可能となっている。より詳しく
は、移動装置5は、コンテナ本体4’を載置させた状態
で、保管設備・搬送設備・ショーケース棚等6を左右前
後に移動可能であり、かつコンテナ本体4’を上下方向
にも移動可能に構成されている。
【0009】本システムによりコンテナ本体4’を回収
してキャスターボード着脱装置3にてキャスターボード
を取り付け、キャスター付きコンテナ4の状態にして貨
物用トラック1へ積載する手順は上記と逆の手順とな
る。
してキャスターボード着脱装置3にてキャスターボード
を取り付け、キャスター付きコンテナ4の状態にして貨
物用トラック1へ積載する手順は上記と逆の手順とな
る。
【0010】本システムによれば、キャスターボードを
脱離させた状態のコンテナを1段ずつ保管あるいは陳列
するだけでなく、図23に示すように複数段にして保管
あるいは陳列することができる。また、図24はコンテ
ナをそのままショーケース棚としたケースである。即
ち、コンテナをプラスチックやガラスなどの透明材料で
形成しておき、その中にアイスクリームや牛乳等の物品
を収納させ、配送センターから目的地まで搬送させた
後、本システムを利用してキャスターボードを脱離さ
せ、所定位置に移動させ、そのままショーケース棚とし
たものである。さらに、本システムによれば、目的場所
において、図25に示すような車輪付きパレットの上
に、キャスターボードを脱離させたコンテナを1乃至複
数個搭載させ、これを移動用車両で別の場所に移動させ
るようにすることも可能である。このような形態は比較
的規模の大きい施設・遊園地・テーマパーク等において
便利である。
脱離させた状態のコンテナを1段ずつ保管あるいは陳列
するだけでなく、図23に示すように複数段にして保管
あるいは陳列することができる。また、図24はコンテ
ナをそのままショーケース棚としたケースである。即
ち、コンテナをプラスチックやガラスなどの透明材料で
形成しておき、その中にアイスクリームや牛乳等の物品
を収納させ、配送センターから目的地まで搬送させた
後、本システムを利用してキャスターボードを脱離さ
せ、所定位置に移動させ、そのままショーケース棚とし
たものである。さらに、本システムによれば、目的場所
において、図25に示すような車輪付きパレットの上
に、キャスターボードを脱離させたコンテナを1乃至複
数個搭載させ、これを移動用車両で別の場所に移動させ
るようにすることも可能である。このような形態は比較
的規模の大きい施設・遊園地・テーマパーク等において
便利である。
【0011】次に本発明の貨物輸送システムについて更
に詳細に説明する。図2は本発明で用いる貨物輸送用コ
ンテナの一例を示す斜視図である。図中11はコンテナ
本体を示し、12はコンテナ底板を示し、13、14及
び15は側壁を示し、16は帯状止め部材を示し、17
は棒状止め部材を示し、18は補強用棒状部材を示し、
19は外枠を示し、20は棒体を示す。21はキャスタ
ーボードを示し、22は車輪を示し、23はキャスター
ボード21を支持するためのキャスターボード収容部を
示し、24は車輪支持部材を示す。この場合の車輪22
は360度回転する自由車輪であることができる。
に詳細に説明する。図2は本発明で用いる貨物輸送用コ
ンテナの一例を示す斜視図である。図中11はコンテナ
本体を示し、12はコンテナ底板を示し、13、14及
び15は側壁を示し、16は帯状止め部材を示し、17
は棒状止め部材を示し、18は補強用棒状部材を示し、
19は外枠を示し、20は棒体を示す。21はキャスタ
ーボードを示し、22は車輪を示し、23はキャスター
ボード21を支持するためのキャスターボード収容部を
示し、24は車輪支持部材を示す。この場合の車輪22
は360度回転する自由車輪であることができる。
【0012】図示のごとく、コンテナ本体11は、底板
12とその底板12の周端部に沿って立設された側壁1
3〜15からなる。側壁13〜15は、外枠19に支持
された複数の棒体20とからなる。外枠19及び棒体2
0は、各種の棒体、例えば、アルミニウム中空管や、木
製棒体、炭素繊維強化樹脂製中空管、ステンレス管等で
あることができる。底板12とこれらの側壁13〜15
は貨物を収容保持するコンテナ部を構成する。側壁13
〜15は、底板12の周端部に沿って立設されるが、図
2に示すように、貨物の積み降ろしが容易なように、底
板12の周端部の一部、例えば、四辺形状底板の1つの
片に沿った周端部には側壁を立設せずに、開放し、この
開放部を貨物の積み降ろしに利用するのが好ましい。こ
の開放部には、水平方向に止め部材16、17を着脱自
在に付設し、貨物の積み降ろし時には、これらを脱離
し、一方、貨物を積み込んだ後には、これらを装着す
る。なお、図中25は屈曲自在の止め部である。前記側
壁13〜15は、底板12に対しては、着脱自在に支持
することができ、これにより、コンテナ部の保管、運搬
が容易になる。前記コンテナ本体1としては、例えば市
販品(「アルミロールボックス」、花岡車輌社製)にお
けるボックス部をそのまま使用することができる。
12とその底板12の周端部に沿って立設された側壁1
3〜15からなる。側壁13〜15は、外枠19に支持
された複数の棒体20とからなる。外枠19及び棒体2
0は、各種の棒体、例えば、アルミニウム中空管や、木
製棒体、炭素繊維強化樹脂製中空管、ステンレス管等で
あることができる。底板12とこれらの側壁13〜15
は貨物を収容保持するコンテナ部を構成する。側壁13
〜15は、底板12の周端部に沿って立設されるが、図
2に示すように、貨物の積み降ろしが容易なように、底
板12の周端部の一部、例えば、四辺形状底板の1つの
片に沿った周端部には側壁を立設せずに、開放し、この
開放部を貨物の積み降ろしに利用するのが好ましい。こ
の開放部には、水平方向に止め部材16、17を着脱自
在に付設し、貨物の積み降ろし時には、これらを脱離
し、一方、貨物を積み込んだ後には、これらを装着す
る。なお、図中25は屈曲自在の止め部である。前記側
壁13〜15は、底板12に対しては、着脱自在に支持
することができ、これにより、コンテナ部の保管、運搬
が容易になる。前記コンテナ本体1としては、例えば市
販品(「アルミロールボックス」、花岡車輌社製)にお
けるボックス部をそのまま使用することができる。
【0013】本発明で用いる貨物輸送用コンテナは、図
3に示すように、コンテナ本体11に対して一対のキャ
スターボード21が着脱自在となる構成になっている。
キャスターボード21の構造例を図4に示す。図4にお
いて(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)
のA−A線断面図である。キャスターボード21はステ
ンレス板やスチール板等の板体からなり、図4の(a)
に示すように、両側部にはそれぞれ被係止部26が形成
されている。またキャスターボード21には周知の手法
により車輪22が取り付けられている。
3に示すように、コンテナ本体11に対して一対のキャ
スターボード21が着脱自在となる構成になっている。
キャスターボード21の構造例を図4に示す。図4にお
いて(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)
のA−A線断面図である。キャスターボード21はステ
ンレス板やスチール板等の板体からなり、図4の(a)
に示すように、両側部にはそれぞれ被係止部26が形成
されている。またキャスターボード21には周知の手法
により車輪22が取り付けられている。
【0014】本発明で用いる貨物輸送用コンテナでは、
その底板12の両端部にキャスターボード収容部23が
平行に配設されている。このキャスターボード収容部2
3の詳細を図5に示す。図5において(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は(b)のB
−B線断面図、(e)は(b)のC−C線断面図であ
る。キャスターボード収容部23は、平板部27と、こ
の平板部27の一側端から下方に形成された断面が略L
字状の部材28と、この平板部27の他側端から下方に
形成された断面が略逆L字状の部材29により構成され
ている。そして平板部27の下方側の面の両端部には、
それぞれ係止部30が取り付けられている。キャスター
ボード収容部23は、金属板、例えば、ステンレス板や
スチール板を加工することによって得ることができる。
なお、31はガイド部材である。
その底板12の両端部にキャスターボード収容部23が
平行に配設されている。このキャスターボード収容部2
3の詳細を図5に示す。図5において(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は(b)のB
−B線断面図、(e)は(b)のC−C線断面図であ
る。キャスターボード収容部23は、平板部27と、こ
の平板部27の一側端から下方に形成された断面が略L
字状の部材28と、この平板部27の他側端から下方に
形成された断面が略逆L字状の部材29により構成され
ている。そして平板部27の下方側の面の両端部には、
それぞれ係止部30が取り付けられている。キャスター
ボード収容部23は、金属板、例えば、ステンレス板や
スチール板を加工することによって得ることができる。
なお、31はガイド部材である。
【0015】図6及び図7はコンテナ本体11のキャス
ターボード収容部23に対するキャスターボード23の
装着の様子を説明する図である。また図8及び図9はそ
れぞれキャスターボードの装着状態及び脱離開始状態を
示す。キャスターボード21がコンテナ本体11のキャ
スターボード収容部23に装着された状態では、図8に
示すように、コンテナ本体11の自重によりキャスター
ボード収容部23の平板部27の下面は、キャスターボ
ード21の上面と接触して、コンテナ本体11がキャス
ターボード21に支持される。このとき、コンテナ本体
11の各係止部30はそれぞれキャスターボード21の
対応する被係止部26に係止された状態となり、コンテ
ナ本体11に対するキャスターボード21の長手方向の
移動は抑制される。一方、キャスターボード21を脱離
させるには、図9に示すようにコンテナ本体11を浮か
せて、キャスターボード21がぶら下がった状態とす
る。するとコンテナ本体11の各係止部30とキャスタ
ーボード21の被係止部26の係止状態は解除され、コ
ンテナ本体11に対してキャスターボード21はその長
手方向に移動可能となり、脱離させることが可能とな
る。
ターボード収容部23に対するキャスターボード23の
装着の様子を説明する図である。また図8及び図9はそ
れぞれキャスターボードの装着状態及び脱離開始状態を
示す。キャスターボード21がコンテナ本体11のキャ
スターボード収容部23に装着された状態では、図8に
示すように、コンテナ本体11の自重によりキャスター
ボード収容部23の平板部27の下面は、キャスターボ
ード21の上面と接触して、コンテナ本体11がキャス
ターボード21に支持される。このとき、コンテナ本体
11の各係止部30はそれぞれキャスターボード21の
対応する被係止部26に係止された状態となり、コンテ
ナ本体11に対するキャスターボード21の長手方向の
移動は抑制される。一方、キャスターボード21を脱離
させるには、図9に示すようにコンテナ本体11を浮か
せて、キャスターボード21がぶら下がった状態とす
る。するとコンテナ本体11の各係止部30とキャスタ
ーボード21の被係止部26の係止状態は解除され、コ
ンテナ本体11に対してキャスターボード21はその長
手方向に移動可能となり、脱離させることが可能とな
る。
【0016】本発明では、コンテナ本体として、上記以
外の各種構造のものを使用することができる。その一例
として、図10に示すような保冷コンテナを用いること
ができる。この保冷コンテナを用いると、品質管理の信
頼性が大幅に向上する。
外の各種構造のものを使用することができる。その一例
として、図10に示すような保冷コンテナを用いること
ができる。この保冷コンテナを用いると、品質管理の信
頼性が大幅に向上する。
【0017】次に本発明の貨物輸送システムで用いるキ
ャスターボード着脱装置について説明する。図11及び
図12はキャスターボード着脱装置の一例を示す側面図
及び平面図である。この着脱装置41は、第1の装置部
42と第2の装置部43とから構成される。44は移動
装置、45は該移動装置44の移送機構である。第1の
装置部42はキャスターボード21を装着したコンテナ
本体11を導いた後、キャスターボード21を脱離させ
る役割、及びコンテナ本体11にキャスターボード21
を装着させる役割を行うところである。第2の装置部4
3はキャスターボード21を脱離させたコンテナ本体1
1を移動装置44まで移動させる役割、及び移動装置4
4からコンテナ本体11を第1の装置部42まで移動さ
せる役割を行うところである。
ャスターボード着脱装置について説明する。図11及び
図12はキャスターボード着脱装置の一例を示す側面図
及び平面図である。この着脱装置41は、第1の装置部
42と第2の装置部43とから構成される。44は移動
装置、45は該移動装置44の移送機構である。第1の
装置部42はキャスターボード21を装着したコンテナ
本体11を導いた後、キャスターボード21を脱離させ
る役割、及びコンテナ本体11にキャスターボード21
を装着させる役割を行うところである。第2の装置部4
3はキャスターボード21を脱離させたコンテナ本体1
1を移動装置44まで移動させる役割、及び移動装置4
4からコンテナ本体11を第1の装置部42まで移動さ
せる役割を行うところである。
【0018】第1の装置部42は左右一対のレール部4
6を備え、該レール部46には複数個のロール部材47
がその長手方向に配置され、コンテナ本体11の下方に
取り付けられた一対のガイド部31と係合しつつ、第2
の装置部43側へ案内するようになっている(図9参
照)。また、図13に明らかなように、レール部46は
その前方端と後方端とでは高さ位置が異なり、後方端の
方が高くなるように設定してある。後方端の高さは、図
9のような状態が実現できるような値に設定する。第1
の装置部42においてレール部46の後端にはそれぞれ
キャスターボード21の移動を抑制するストッパー48
が取り付けられている。また、レール部46の先端はコ
ンテナ本体11の引っかかりを防止するため、図17に
示すように、内側に若干屈曲した形状となっている。
6を備え、該レール部46には複数個のロール部材47
がその長手方向に配置され、コンテナ本体11の下方に
取り付けられた一対のガイド部31と係合しつつ、第2
の装置部43側へ案内するようになっている(図9参
照)。また、図13に明らかなように、レール部46は
その前方端と後方端とでは高さ位置が異なり、後方端の
方が高くなるように設定してある。後方端の高さは、図
9のような状態が実現できるような値に設定する。第1
の装置部42においてレール部46の後端にはそれぞれ
キャスターボード21の移動を抑制するストッパー48
が取り付けられている。また、レール部46の先端はコ
ンテナ本体11の引っかかりを防止するため、図17に
示すように、内側に若干屈曲した形状となっている。
【0019】第2の装置部43においては、第1の装置
部42におけるレール部46間の間隔よりやや広い間隔
で一対のレール部49が配置され、これらレール部49
にはその長手方向に複数のボールベアリング50が取り
付けられ、キャスターボード21が脱離したコンテナ本
体11を移動装置44に案内するようになっている。こ
の場合、コンテナ本体11は、図18に示すように、そ
の下方に取り付けられたキャスターボード収容部23に
レール部49がはまりこんだ状態で移動が行われるよう
に構成されている。
部42におけるレール部46間の間隔よりやや広い間隔
で一対のレール部49が配置され、これらレール部49
にはその長手方向に複数のボールベアリング50が取り
付けられ、キャスターボード21が脱離したコンテナ本
体11を移動装置44に案内するようになっている。こ
の場合、コンテナ本体11は、図18に示すように、そ
の下方に取り付けられたキャスターボード収容部23に
レール部49がはまりこんだ状態で移動が行われるよう
に構成されている。
【0020】ここでキャスターボード着脱の操作につい
て説明する。図13〜図16を用いて説明する。図13
はキャスターボード21が装着されたコンテナ本体11
を着脱装置42にセットする前の状態である。この状態
からコンテナ本体11を矢印の方に、例えば手で押し
て、第1の装置部42のレール部46に載せる(図1
4)。この状態でコンテナ本体11をさらに進めると、
図15に示すように、キャスターボード21の車輪が浮
いた状態となり、図9に示す状態が実現する。さらに、
コンテナ本体11を押すと、キャスターボード21はス
トッパー48でその移動が抑制され、図16に示すよう
に、コンテナ本体11のみが第2の装置部43に移動
し、キャスターボード21は取り残される。コンテナ本
体11は図18の状態で移動装置44に移送され、移動
装置44上に載置される。図19にコンテナ本体11が
第2の装置部43上を移送される様子を示す。
て説明する。図13〜図16を用いて説明する。図13
はキャスターボード21が装着されたコンテナ本体11
を着脱装置42にセットする前の状態である。この状態
からコンテナ本体11を矢印の方に、例えば手で押し
て、第1の装置部42のレール部46に載せる(図1
4)。この状態でコンテナ本体11をさらに進めると、
図15に示すように、キャスターボード21の車輪が浮
いた状態となり、図9に示す状態が実現する。さらに、
コンテナ本体11を押すと、キャスターボード21はス
トッパー48でその移動が抑制され、図16に示すよう
に、コンテナ本体11のみが第2の装置部43に移動
し、キャスターボード21は取り残される。コンテナ本
体11は図18の状態で移動装置44に移送され、移動
装置44上に載置される。図19にコンテナ本体11が
第2の装置部43上を移送される様子を示す。
【0021】以上はキャスターボード21を脱離させる
場合の操作であるが、キャスターボード21を装着する
場合の操作は上記とは逆の操作を行えばよい。この場
合、キャスターボード21をコンテナ本体11に装着さ
せる際に、キャスターボード21が前方に動くことを適
宜のストッパーで阻止しておくことが好ましい。
場合の操作であるが、キャスターボード21を装着する
場合の操作は上記とは逆の操作を行えばよい。この場
合、キャスターボード21をコンテナ本体11に装着さ
せる際に、キャスターボード21が前方に動くことを適
宜のストッパーで阻止しておくことが好ましい。
【0022】以上本発明を好ましい実施形態にもとづい
て説明してきたが、本発明は上記の好ましい実施形態の
みに限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能
である。例えば、コンテナ本体とキャスターボードとの
係止は、図20〜図22のような構成を採用して行わせ
ることができる。即ち、図20に示すようにキャスター
ボード本体61に例えば4個の突起62を設けると共
に、図21に示すようにコンテナ本体側のキャスターボ
ード収容部71に該突起62がそれぞれ嵌合する4個の
スロット72を形成する。そして突起62をスロット7
2に嵌合・脱離させることによって、上記実施形態と同
様、コンテナ本体の自重により、図22の実線で示すよ
うに係止状態を維持させ、また、コンテナ本体を浮かせ
ることにより、図22の二点鎖線で示すように係止状態
を解除させる。このようにすると、より簡素な係止機構
により、係止状態の維持及び解除を行うことが可能とな
る。さらに、本発明では上記以外の各種の係止機構を用
いることができる。
て説明してきたが、本発明は上記の好ましい実施形態の
みに限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能
である。例えば、コンテナ本体とキャスターボードとの
係止は、図20〜図22のような構成を採用して行わせ
ることができる。即ち、図20に示すようにキャスター
ボード本体61に例えば4個の突起62を設けると共
に、図21に示すようにコンテナ本体側のキャスターボ
ード収容部71に該突起62がそれぞれ嵌合する4個の
スロット72を形成する。そして突起62をスロット7
2に嵌合・脱離させることによって、上記実施形態と同
様、コンテナ本体の自重により、図22の実線で示すよ
うに係止状態を維持させ、また、コンテナ本体を浮かせ
ることにより、図22の二点鎖線で示すように係止状態
を解除させる。このようにすると、より簡素な係止機構
により、係止状態の維持及び解除を行うことが可能とな
る。さらに、本発明では上記以外の各種の係止機構を用
いることができる。
【0023】本発明のシステムは、保管設備・搬送設備
・ショーケース棚等への適用のみに限定されず、貨物ト
ラックの貨物室にレールを設置して、キャスターボード
なしの状態で貨物トラックに積み込み、搬送するような
ケースにも適用可能である。この場合、本発明のシステ
ムは貨物トラックへコンテナを積載する配送センター側
に設ける。この構成によると、コンテナを安定性良く、
しかも積載効率良く搬送することが可能となる。このよ
うに本発明のシステムは、キャスターボードを着脱自由
にするあらゆる施設、設備等へ適用可能である。
・ショーケース棚等への適用のみに限定されず、貨物ト
ラックの貨物室にレールを設置して、キャスターボード
なしの状態で貨物トラックに積み込み、搬送するような
ケースにも適用可能である。この場合、本発明のシステ
ムは貨物トラックへコンテナを積載する配送センター側
に設ける。この構成によると、コンテナを安定性良く、
しかも積載効率良く搬送することが可能となる。このよ
うに本発明のシステムは、キャスターボードを着脱自由
にするあらゆる施設、設備等へ適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の貨物輸送システムによれば、食
料品や飲料品等をその配送センターから保管設備、搬送
設備等の移送目的場所まで搬送し、移動保管させる場合
に、別途他のコンテナに積み替える必要がなく、当該コ
ンテナに収容されたままの状態で、その搬送、移動保管
が可能となることから、多くの時間と人力作業を要する
ことなく、円滑かつ品質を維持して経済的に貨物の搬
送、移動保管を行うことができる。また、本発明の貨物
輸送システムによれば、コンテナ本体からキャスターが
容易に着脱できるので、保管・陳列する設備等にキャス
ターを取り外した状態のコンテナを安定して載置できる
ようになり、当該設備に直接載置する要求に答えること
が可能となる。
料品や飲料品等をその配送センターから保管設備、搬送
設備等の移送目的場所まで搬送し、移動保管させる場合
に、別途他のコンテナに積み替える必要がなく、当該コ
ンテナに収容されたままの状態で、その搬送、移動保管
が可能となることから、多くの時間と人力作業を要する
ことなく、円滑かつ品質を維持して経済的に貨物の搬
送、移動保管を行うことができる。また、本発明の貨物
輸送システムによれば、コンテナ本体からキャスターが
容易に着脱できるので、保管・陳列する設備等にキャス
ターを取り外した状態のコンテナを安定して載置できる
ようになり、当該設備に直接載置する要求に答えること
が可能となる。
【図1】本発明の貨物輸送システムの概念図である。
【図2】本発明で用いる貨物輸送用コンテナの一例の斜
視図である。
視図である。
【図3】図2の貨物輸送用コンテナにおけるコンテナ本
体とキャスターボードとの関係を示す斜視図である。
体とキャスターボードとの関係を示す斜視図である。
【図4】キャスターボードの構造例を示すもので、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)のA
−A線断面図である。
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)のA
−A線断面図である。
【図5】キャスターボード収容部の構造例を示すもの
で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面
図、(d)は(b)のB−B線断面図、(e)は(b)
のC−C線断面図である。
で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面
図、(d)は(b)のB−B線断面図、(e)は(b)
のC−C線断面図である。
【図6】キャスターボード収容部にキャスターボードを
収容する様子を示す図である。
収容する様子を示す図である。
【図7】キャスターボード収容部にキャスターボードを
収容する様子を示す図である。
収容する様子を示す図である。
【図8】キャスターボードの装着状態を示す図である。
【図9】キャスターボードの脱離開始状態を示す図であ
る。
る。
【図10】コンテナ本体を保冷コンテナとしたもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図11】キャスターボード着脱装置の一例を示す側面
図である。
図である。
【図12】キャスターボード着脱装置の一例を示す平面
図である。
図である。
【図13】キャスターボード脱離の操作説明図である。
【図14】キャスターボード脱離の操作説明図である。
【図15】キャスターボード脱離の操作説明図である。
【図16】キャスターボード脱離の操作説明図である。
【図17】レール部先端の様子を示す図である。
【図18】第2の装置部におけるコンテナ本体の案内の
様子を示す図である。
様子を示す図である。
【図19】コンテナ本体が第2の装置部上を移送させる
様子を示す図である。
様子を示す図である。
【図20】キャスターボード本体の別の例を示すもの
で、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図
である。
で、(a)は背面図、(b)は正面図、(c)は側面図
である。
【図21】キャスターボード収容部の別の例を示すもの
である。
である。
【図22】図20のキャスターボード本体と図21のキ
ャスターボード収容部との係止状態の説明図である。
ャスターボード収容部との係止状態の説明図である。
【図23】目的場所においてコンテナを複数段収容する
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図24】コンテナをそのままショーケース棚として用
いる場合の説明図である。
いる場合の説明図である。
【図25】目的場所の集配センターにてキャスターボー
ドを脱離させてコンテナをさらに所定場所に移動させる
ケースの説明図である。
ドを脱離させてコンテナをさらに所定場所に移動させる
ケースの説明図である。
【符号の説明】 1 貨物用トラック 2 ステ
ージ 3 キャスターボード着脱装置 4 コン
テナ 4’コンテナ本体 5 移動
装置 6 保管設備・搬送設備・ショーケース棚等 7 コン
テナ群 11 コンテナ本体 12 コ
ンテナ底板 13、14、15 側壁 16 帯
状止め部材 17 棒状止め部材 18 補
強用棒状部材 19 外枠 20 棒
体 21 キャスターボード 22 車
輪 23 キャスターボード収容部 24 車
輪支持部材 25 止め部 26 被
係止部 27 平板部 28 断
面が略L字状の部材 29 断面が略逆L字状の部材 30 係
止部 41 キャスターボード着脱装置 42 第
1の装置部 43 第2の装置部 44 移
動装置 45 移送機構 46 レ
ール部 47 ロール部材 48 ス
トッパー 49 レール部 61 キ
ャスターボード本体 62 突起 71 キ
ャスターボード収容部 72 スロット
ージ 3 キャスターボード着脱装置 4 コン
テナ 4’コンテナ本体 5 移動
装置 6 保管設備・搬送設備・ショーケース棚等 7 コン
テナ群 11 コンテナ本体 12 コ
ンテナ底板 13、14、15 側壁 16 帯
状止め部材 17 棒状止め部材 18 補
強用棒状部材 19 外枠 20 棒
体 21 キャスターボード 22 車
輪 23 キャスターボード収容部 24 車
輪支持部材 25 止め部 26 被
係止部 27 平板部 28 断
面が略L字状の部材 29 断面が略逆L字状の部材 30 係
止部 41 キャスターボード着脱装置 42 第
1の装置部 43 第2の装置部 44 移
動装置 45 移送機構 46 レ
ール部 47 ロール部材 48 ス
トッパー 49 レール部 61 キ
ャスターボード本体 62 突起 71 キ
ャスターボード収容部 72 スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花川 宏 千葉県佐倉市新臼井田7−22 審査官 小菅 一弘 (56)参考文献 特開 平8−295340(JP,A) 特開 昭46−857(JP,A) 特開 昭50−31514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/42
Claims (8)
- 【請求項1】 貨物を収容しうる空間を有するととも
に、底板を備えたコンテナ本体と、少なくとも2つの車
輪を前後に有する一対のキャスターボードと、前記コン
テナ底板の下方両側に固定され、前記コンテナ本体の自
重により前記一対のキャスターボードを着脱自在に支持
するキャスターボード収容部とからなる貨物用コンテナ
と、 第1の装置部と、前記第1の装置部の後端部に連結され
た第2の装置部からなり、前記コンテナ本体に対して、
前記一対のキャスターボードを着脱させるためのキャス
ターボード着脱装置とからなり、 前記キャスターボード着脱装置の第1の装置部は、前記
一対のキャスターボードを装着した貨物用コンテナをガ
イドするために平行配置された一対のレール部を備え、
該レール部は前方端から後方端にかけて高さが次第に高
くなる傾斜状に設けられ、該レール部の前方端の高さ
は、前記一対のキャスターボードを装着した貨物用コン
テナをそのままガイドしうる高さに設定され、該レール
部の後方端の高さは、該レール部の後端部において、ガ
イドされてきたコンテナ本体の自重を前記一対のキャス
ターボードから解除でき、また前記一対のキャスターボ
ードが装着されていないコンテナ本体の自重を前記一対
のキャスターボードに加えることのできる高さに設定さ
れ、 前記キャスターボード着脱装置の前記第2の装置部は、
前記一対のキャスターボードを外した前記コンテナ本体
を前記第1の装置部から荷下ろし場所へ導くあるいは前
記一対のキャスターボードを装着していない前記コンテ
ナ本体を荷積み場所から前記第1の装置部へ導くために
水平配置されたスライド部を備えていることを特徴とす
る貨物輸送システム。 - 【請求項2】 前記キャスターボード着脱装置の前記第
2の装置部の前記スライド部が、一対の平行配置された
レール部からなることを特徴とする請求項1に記載の貨
物輸送システム。 - 【請求項3】 前記キャスターボード着脱装置の前記第
2の装置部の前記レール部に、その長手方向に沿って複
数のボールベアリングが設けられていることを特朝雨と
する請求項2に記載の貨物輸送システム。 - 【請求項4】 前記キャスターボード着脱装置の前記第
1の装置部の前記レール部に、その長手方向に沿って複
数のロール部材が設けられていることを特徴とする請求
項1〜3のいずれか一項に記載の貨物輸送システム。 - 【請求項5】 前記貨物用コンテナの前記キャスターボ
ード収容部の内側にそれぞれガイド部材を有するととも
に、前記ガイド部材が、前記キャスターボード着脱装置
の前記第1の装置部の前記レール部と係合することを特
徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の貨物輸送
システム。 - 【請求項6】 前記貨物用コンテナの前記キャスターボ
ード収容部が、前記キャスターボード着脱装置の前記2
の装置部の前記レール部と係合することを特徴とする請
求項1〜5のいずれか一項に記載の貨物輸送システム。 - 【請求項7】 前記キャスターボード着脱装置の適所に
前記キャスターボードの移動を阻止するストッパーが取
り付けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の
貨物輸送システム。 - 【請求項8】 荷下ろし場所又は荷積み場所に前記貨物
用コンテナ本体のみをスライドさせて移動させる手段が
設置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
か一項に記載の貨物輸送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17411798A JP3273411B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 貨物輸送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17411798A JP3273411B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 貨物輸送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11348989A JPH11348989A (ja) | 1999-12-21 |
JP3273411B2 true JP3273411B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=15972947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17411798A Expired - Fee Related JP3273411B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 貨物輸送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3273411B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102633803B1 (ko) * | 2022-12-29 | 2024-02-05 | 이상만 | 조립형 팔레트 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI594905B (zh) * | 2013-07-12 | 2017-08-11 | Innovation Thru Energy Co Ltd | Filled car and container |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE379712B (ja) * | 1973-06-15 | 1975-10-20 | Pelly Ab | |
JPH08295340A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Matsushita Electric Works Ltd | パネル運搬装置およびパネルの多段積載方法 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP17411798A patent/JP3273411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102633803B1 (ko) * | 2022-12-29 | 2024-02-05 | 이상만 | 조립형 팔레트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11348989A (ja) | 1999-12-21 |
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---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |