JPS6380042A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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Publication number
JPS6380042A
JPS6380042A JP22279386A JP22279386A JPS6380042A JP S6380042 A JPS6380042 A JP S6380042A JP 22279386 A JP22279386 A JP 22279386A JP 22279386 A JP22279386 A JP 22279386A JP S6380042 A JPS6380042 A JP S6380042A
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JP
Japan
Prior art keywords
learning
air
ignition timing
fuel ratio
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP22279386A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tawara
田原 良隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの燃焼状態を最適に保ち、特に、空
燃比が学習制御によって最適な状態になったとき、点火
時期を速やかに最適な状態にすることのできるエンジン
の制御BVt置に関するものである。
〔従来技術〕
従来からエンジンのノッキング状態を検出して点火時期
をフィードバック補正するものとして、例えば特開昭5
8−126467号公報に示されるものが知られている
。また、さらに、このフィードバック補正値に基づいて
学習値を求め、該学習値を記憶、更新することにより、
ノンキングに対する制御応答性を高めようとしたものも
提案されている。また、点火時期の制御に加えて、排気
ガス中の酸素濃度を検出して空燃比をフィードバック補
正し、さらに、このフィードバック補正値に基づいて学
習値を求め、該学習値を記憶、更新することにより、空
燃比を最適な状態に制御するものも提案されている。
このようなエンジンの制御装置は、空燃比、および点火
時期ともに最適な値を学習することによって、エンジン
の燃焼状態を最適に保つことができる。
ところが、最適な点火時期は空燃比によって変化する。
従って、上記従来の構成では、学習程度が低いとき、つ
まり、空燃比の学習回数が少ないために最適な空燃比の
学習値が得られていないときや、学習値が安定していな
いときなどは、空燃比が最適な状態になっていないにも
かかわらず、そのときの空燃比に対して最適な点火時期
を学習してしまうことになる。このように、いちど誤っ
た値を学習してしまうと、空燃比の学習が完了した後、
その空燃比に対する最適な点火時期の学習値が修正され
るまでには相当な時間を要し、その間出力の損失や過大
なノッキングが発生するという欠点を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を考慮してなされたもので
あって、空燃比の学習が完了した後、速やかに最適な点
火時期を学習し、出力の損失や過大なノッキングの発生
を低減することができるエンジンの制御装置の提供を目
的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明に係るエンジンの制御装置は、上記の目的を達成
するために、ノンキングの発生を検出して点火時期をフ
ィードバック補正するとともに、このフィードバック補
正値に基づいて学習値を求め、該学習値を記憶、更新す
る点火時期学習制御手段と、排気ガス中の酸素濃度を検
出して空燃比をフィードバック補正するとともに、この
フィードバック補正値に基づいて学習値を求め、該学習
値を記憶、更新する空燃比学習制御手段とを備えたエン
ジンの制御装置において、上記空燃比学習制御手段の学
習程度が低いときは上記点火時期学習制御手段の学習を
停止させる学習制限手段を備えて、空燃比の学習が完了
していないときに、そのときの空燃比に対する最適な点
火時期を学習してしまうことを防止することにより、空
燃比の学習が完了した後、速やかに最適な点火時期を学
習し、出力の損失や過大なノッキングの発生を低減する
ことができるように構成したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例として、点火時期および空燃比の学習
程度をそれぞれの学習回数によって判定する例について
、第1図ないし第4図に基づいて説明すれば、以下の通
りである。
吸気通路1は、第1図に示すように、エアフローメータ
2、図示しない運転室の加速ペダルに連動して吸気通路
1を開閉する絞り弁3、サージタンク4、吸気管5、燃
料噴射弁6、吸気ボート7、および吸気弁8が順に設け
られて成る。一方、排気通路11は、排気弁12、排気
ポート13、排気管14および排気ガス中の酸素濃度を
検出する空燃比センサ15が順に設けられて成る。
吸気通路1と排気通路11とが接続される機関本体21
は、図示しない他の3つの気筒とともに、合計4つの気
筒からなり、それぞれ吸気ボート7および排気ポート1
3に連通ずる燃焼室22が設けられている。この燃焼室
22は、シリンダヘッド23、吸気弁8、排気弁12、
シリンダブロック24、及びピストン25によって区画
形成されて成る。ピストン25は、図示しないクランク
軸が180°回転するごとに、第1気筒・第3気筒・第
4気筒・第2気筒の順で圧縮行程の上死点に達するよう
になっている。
シリンダヘッド23の頂部には点火プラグ31が設けら
れ、クランク軸によって駆動される配電器32を介して
点火コイル33に接続され、各気筒が上記圧縮行程に達
するごとに、順次点火されるようになっている。また、
この配電器32には、4つの気筒がそれぞれ圧縮行程の
上死点に達した後、クランク軸が60’回転したことを
検出する、図示しないクランク角センサが設けられてい
る。
また、シリンダブロック24にはノッキングの有無を検
出するノックセンサ34が取りつけられている。
電子制御装置40には、エアフローメータ2、空燃比セ
ンサ15、ノックセンサ34、およびクランク角センサ
の各センサと、燃料噴射弁6および点火コイル33が接
続されている。この電子制扉装置40は、ノンキングの
発生を検出して点火時期をフィードバック補正し、この
フィードバック補正値に基づいて最適な点火時期を学習
し、点火コイル33を駆動する点火時期学習制御手段と
、排気ガス中の酸素濃度を検出して空燃比をフィードバ
ック補正し、このフィードバック補正値に基づいて最適
な空燃比を学習し、燃料噴射弁6を駆動する空燃比学習
制御手段と、空燃比学習制御手段の学習程度が低いとき
は上記点火時期学習制御手段の学習を停止させる学習制
限手段とを兼ねている。
電子制御装置40の詳細な構成は、第2図に示すように
、CPU41、ROM42、RAM43、マルチプレク
サ44、アナログ/ディジタル変換器45、燃料噴射タ
イマ46、および点火タイマ47が、互いにバス48を
介して接続されている。
RAM43の一部には、図示しない補助電源が接続され
ており、電子制御装置40への電力が供給されていない
ときでも、記憶を保持することができる。エアフローメ
ータ2、空燃比センサ15、ノックセンサ34、及び図
示しないバッテリ電圧検出端子は、入力回路49および
マルチプレクサ44を介してアナログ/ディジタル変換
器45に接続されている。燃料噴射タイマ46は、駆動
回路50を介して燃料噴射弁6に接続され、点火タイマ
47は、イグナイタ51を介して点火コイル33に接続
されている。さらに、CPU41には、クランク角セン
サからの信号が、入力回路52を介して割り込み信号と
して接続されている。
上記の構成において、点火時期学習制御手段、空燃比学
習制御手段および学習制限手段を兼ねる電子制御装置4
0で行われる処理動作を、第3図(a)(b)に示すフ
ローチャートに基づいて以下に説明する。
まず、常に実行を繰り返すバックグラウンドルーチンは
、第3図(a)に示すように、スタート後、最初に定数
の設定等のイニシャライズを行う(Sl)、つづいて、
4つの気筒がそれぞれ圧縮行程の上死点に達した後、ク
ランク軸が60°回転したときにクランク角センサから
入力される信号(以下ATDC60°信号と称する。)
の周期Toに基づいたクランク軸の回転速度N、を計算
しく52)、エアフローメータ2を通過する吸入空気量
Q、を入力しくS3)、1行程で1気筒当たりに吸入さ
れる空気充填量C1を計算しくS4)、空気充填量C0
に予め設定された係数に1を乗じて基本燃料噴射量T、
を計算しくS5)、基本点火時期を記憶した基本点火時
期マツプから、そのときのクランク軸の回転速度N0と
空気充填量C,とに応じた基本点火時期θ、を読み込み
(S6)、前回に計算した空気充填i1 c 、 *に
対する空気充填量変化量ΔC0を計算しくS7)、さら
に、前回空気充填量C0*を更新する(S8)。
次に、空気充填量変化量ΔC1を加速判定基準値ΔC*
AeCと比較しくS9)、これよりも大きければ車両が
加速状態にあると判断して、加速時に発生しがちなノッ
キングを防止するために加速遅角量θiceをセットす
る。ただし、この加速遅角量θAceは、点火時期の学
習回数Nθ、Cが学習完了判定基準回数Nθ。4.をこ
えているかどうか、つまり、点火時期の学習程度が高い
かどうかを判定しく510)、学習程度が高ければ、点
火時期はすでにノッキングが起きにくいように制御され
ているから比較的小さな値θBesをセットしく511
)、そうでなければ、点火時期の学習による制御はまだ
充分でなく、ノッキングが起きやすいので、θl11c
c、よりも大きな値θACCLをセットして(S12)
、SITに移行する。
一方、S9で、車両が加速状態にないと判断されれば、
次に加速遅角量θAccが0よりも大きいかどうかを調
べる(S 13)。加速遅角量θAC1eが0のときは
、そのままS17に移行するが、もし0よりも大きけれ
ば、まだ加速後間もないときなので、過渡現象の影響で
ノッキングが起きやすい状態だと考えられる。そこで、
加速遅角量θACCをすぐに0にせず、徐々に減少させ
るために加速遅角減衰量ΔθACCだけ減する(S 1
4)。ただし、加速遅角量θaccは負数にならないよ
うにするため、負数になったかどうかを調べ(315)
、負数であれば0にしく516)、0以上であればその
ままで、S17に移行する。S17では、空気充填量C
0がノックゾーン判定基準値C,K(例えば0.45g
)よりも大きいかどうか、つまりエンジンの運転状態が
、ノッキングの起きやすい、点火時期のフィードバック
制御および学習を必要とするノックゾーンにあるかどう
かを判定する。
S17で、エンジンの運転状態がノックゾーンにあると
判定されると、ノック制御フラグFKeをセ・ノドしく
518)、下記の第1表に示すように、回転速度N0と
空気充填Ic、とに対応する学習ゾーンN。LCを決定
しく519)、学習点火時期を記憶した学習点火時期マ
ツプから、現ゾーンの点火時期補正学習値θLCNOL
Cを読み込んで点火時期学習補正値θLCとして(S2
0)、S23に移行する。
〔以下余白〕
第  1  表 また、317で、エンジンの運転状態がノックゾーンに
ないと判定されると、点火時期のフィードバック制御お
よび学習は必要ないので、ノック制御フラグFKCをリ
セットしく521)、点火時期学習補正値 θ、。をO
にして(322)、S23に移行する。
S23およびS24では、クランク軸の回転速度N、も
空気充填1c、もそれぞれ、回転速度のエンリッチゾー
ン判定基準値N−E11  (例えば4000rpm)
および空気充填量のエンリッチゾーン判定基準値C−1
R(例えば0.55g)より小さければ、エンジンの運
転状態は理論空燃比にするためのフィードバック制御お
よび学習をする空燃比フィードバックゾーンにあると判
定し、また、クランクシャフトの回転速度N2が回転速
度のエンリッチゾーン判定基準値N、ERよりも大きい
か、または、空気充填量C8が空気充填量のエンリッチ
ゾーン判定基準値C9□よりも大きければ、エンジンの
運転状態が、理論空燃比以上に混合気を濃くする必要の
あるエンリッチゾーンにあると判定する。
S23およびS24でエンジンの運転状態が空燃比フィ
ードバックゾーンにあると判定されると、まず、空燃比
が理論空燃比になるように制御するため、エンリッチ係
数CERを1にセットしく525)、空燃比センサ出力
■。2を入力する(S26)。次に空燃比センサ出力V
。2が0.5Vよりも大きいかどうか、つまり、現在の
空燃比がリッチかリーンかを判定する(327)。
327での判定がリッチのときは、さらに、前回に空燃
比センサ出力V。?を入力したときの空燃比がリーンだ
ったかリッチだったか、つまり、今回の空燃比が前回に
比べて反転したかどうかを判定する(328)。
328で、今回の空燃比が前回に比べて反転したと判定
されると、空燃比フィードバンク補正値C17,を、平
均値を求めるためのリッチ側累計RRに加算しく529
)、累計回数NA7Fが16になったかどうかを調べる
(330)。累計回数NA7Fが16になっていなけれ
ば、さらに累計を続行す    ′るためにそのままS
34に移行し、また、16になっていれば、累計は充分
になされたとしてS31に移行する。S31では、リッ
チ側累計R4とリーン側累計RLとから、空燃比がリッ
チに反転した直後と、空燃比がリーンに反転した直後と
の空燃比フィードバック補正値CF/IIの平均値を求
め、これに8分の1の重みづけをして空燃比学習補正値
CtCを修正する。さらに、空燃比の学習程度を表す空
燃比学習回数NL、をインクリメントしく532)、リ
ッチ側累計RR%リーン側累計RL、および累計回数N
A/Fをクリアした後(S33)、S34に移行する。
また、328で、今回の空燃比が前回に比べて反転して
ないと判定されると、学習はしないでS34に移行する
S34では、328での空燃比が反転したかどうかの判
定にかかわらず、現在の空燃比がリッチであることには
変わりないので、空燃比フィードバック補正値CF/l
をあらかじめ設定された修正量ΔCF/lだけ減少させ
てS39に移行する。
S27での判定がリーンのときは、リッチのときの32
8・S29と同様に、今回の空燃比が前回に比べて反転
したかどうかを判定しく535)、今回の空燃比が前回
に比べて反転したと判定されると、このときの空燃比フ
ィードバック補正値CF/lをリーン側累計Rtに加算
しく536)、累計回数N^7Fをインクリメントして
(337)、338に移行し、一方、S35で、今回の
空燃比が前回に比べて反転してないと判定されると、そ
のまま838に移行する。33Bでは、S35での判定
にかかわらず、空燃比がリーンであることには変わりな
いので、空燃比フィードバック補正値C2/、を予め設
定された修正量ΔCF/lだけ増加させて339に移行
する。S39では、前回の空燃比センサ出力■。!*を
更新して、S43に移行する。
一方、S23およびS24でエンジンの運転状態がエン
リッチゾーンにあると判定されたときは、混合気を濃く
するため、エンリッチ係数CEILを1.2にセットし
く340)、空燃比のフィードバック補正値による制御
は行わないので、空燃比フィードバック補正値CF/1
1は1にセットする(S41)、また、このときは燃焼
状態の連続性が途切れるので、そのときのリッチ側累計
RR、リーン側累計RL、および累計回数NA/Fをク
リアして(S42)、343に移行する。
S43では、バッテリ電圧vllを入力し、第4図に示
すように、バフテリ電圧■3に応じて設定された無効燃
料噴射時間Tvを読み込み(S 44)、以上のように
して得られた無効燃料噴射時間Tv、基本燃料噴射量T
I、空燃比学習補正値CtC1空燃比フィードバック補
正値CF/11、エンリッチ係数C1から最終燃料噴射
量Tiを計算して(S45)S2に戻り、以上のループ
を繰り返す。
次に、クランク角センサからATDC60°信号が入力
されるごとに実行されるインクラブドルーチンについて
、第3図(b)に示すフローチャートに基づいて以下に
説明する。
ATDC60°信号が入力されると、まず、そのときの
割り込み時刻t2を入力しく551)、これと前回割り
込み時刻1.とからATDC60゜信号の周期T0を計
算しく552)、前回割り込み時刻t、を更新する(S
53)。つづいて、S54で、ノック制御フラグFXC
によって、エンジンの運転状態がノックゾーンにあるか
どうかを調べ(S54)、ノックゾーンになければ、点
火時期のフィードバック制御および学習は行わないので
、点火時期フィードバック補正値θF/lを0にして(
S80)、S81に移行する。
一方、S54で、エンジンの運転状態がノックゾーンに
あると判定されれば、ノック強度!、を入力しく555
)、ノンキングが発生したかどうかを判定する(556
)、556でノッキングが発生したと判定されれば、ま
ず、ノック強度IKにあらかじめ設定された遅角定数に
つを乗じた量だけ加算して点火時期フィードバック補正
値θF/IIを遅角修正する(S57)。次に、加速遅
角量θaccがセットされているかどうかを調べ(35
8)、セットされていれば、加速遅角量θ^ccの影響
により、正常な学習は行えないのでそのままS81に移
行する。
S58で、加速遅角量θAceがOになっていると判定
されれば、こんどは、エンジンの運転状態がエンリッチ
ゾーンにあるかどうかを調べ(S59)、エンリッチゾ
ーンにあれば、空燃比の学習程度に関係なく点火時期の
学習を許可するから、S61に移行し、エンリッチゾー
ンでなければS60に移行する。S60ではさらに、空
燃比学習回数NLcが8をこえているか、つまり、空燃
比の学習程度が高いかどうかを判定する。空燃比の学習
程度が高ければ、その空燃比に対する点火時期の学習を
許可するからS61に移行する。空燃比の学習程度が低
いときは、学習を停止するために、つまり、まだ最適で
ない空燃比に対して点火時期を学習してしまうことのな
いようにするため、そのままS81に移行する。
S61およびS62では、ノック強度1、が学習最低ノ
ック強度I KLCよりも大きく、かつ、フィードバッ
ク点火時期が学習最低フィードバック量θF/IILC
よりも大きいかどうかを判定する。つまり、ノッキング
の発生が激しいかどうかを判定し、激しいときだけ現ゾ
ーンの点火時期補正学習値θLCNOLCを点火時期フ
ィードバック補正値θF/1に32分の1の重みづけし
たものを加算して遅角修正しく563)、点火時期の学
習回数NθLCをインクリメントして(364) 、S
65に移行する。また、S61・62でノッキングの発
生が軽微であることが判定されると点火時期の学習はし
ないでS65に移行する。S65では、ノンキングが発
生したのだから、現ゾーンの連続非ノツク回数NN0L
Cをクリアし、さらに、ノッキングが連続して発生しな
いときにだけ進角修正する現ゾーンの点火時期補正学習
値の連続進角修正回数N0LCHOLCを初期化して(
S66)、S81に移行する。
一方、356でノンキングが発生しなかったと判定され
ると、ノンキングが発生したときとは逆に、点火時期フ
ィードバック補正値θF/Bをあらかじめ設定された再
進角定数ΔθF/Itだけ減じて進角修正する(367
)。ただし、点火時期フィードバック補正値θF/Bは
負数にならないようにするため、負数になったかどうか
を調べ(368)、負数であれば0にしく569)、0
以上であればそのままで、S70に移行する。
370〜S72では、ノッキングが発生したときの35
8〜S60と同様に、加速遅角量θAeC、エンリッチ
係数C□、空燃比学習回数NLCによって点火時期の学
習をするかどうかを判定し、学習しないと判定されれば
S81に移行し、学習すると判定されれば、S73に移
行する。
S73および374では、点火時期フィードバック補正
値θF/IIがOであるか、および点火時期学習補正値
θLCが正数であるかを判定する。つまり、点火時期フ
ィードバック補正値θF/IIがOでなければ、点火時
期はまだフィードバックによる制御が可能だから、点火
時期の学習は行わないでS81に移行する。また、点火
時期フィードバック補正値も点火時期学習補正値もすて
に0であれば、フィードバックによる制御も学習による
制御も限界なのだからやはり点火時期の学習は行わない
でS81に移行する。そして、点火時期フィードバック
補正値θF/lがOであり、点火時期学習補正値θLC
が正数であるとき、つまり、フィードバンクによる制御
は限界であるが、学習による制御は限界でないときのみ
375に移行する。
S75では、現ゾーンの連続非ノツク回数NN0LCを
インクリメントし、この現ゾーンの連続非ノツク回数N
N0LCが100を越えているかどうか判定しく376
)、100を越えるまで、つまり、安定してノッキング
が発生していないと判定されるまで学習を保留して38
1に移行する。
そして、S76で安定してノッキングが発生していない
と判定されると、現ゾーンの点火時期補正学習値θLC
N。4.を、あらかじめ設定された単位進角修正量Δθ
1.に現ゾーンの点火時期補正学習値連続進角修正回数
N0LCNOLCを乗じた量だけ減じて進角修正する(
S7?)。つまり、現ゾーンの点火時期連続進角修正回
数NotcHoLcが大きいほど、使用燃料など、運転
条件が大きく変わったことが原因でノッキングが発生し
ないと考えられ、現ゾーンの点火時期補正学習値θLC
NOLCはノッキングが発生しにくい値にかなりずれて
いると考えられるので、現ゾーンの点火時期補正学習値
θLCN。LCの修正度合を大きくする。そして現ゾー
ンの連続非ノツク回数NN。LCをクリアしく578)
、現ゾーンの学習補正点火時期の連続進角修正回数N0
LCNOLCをインクリメントして(S79)、381
に移行する。
381では、以上の基本点火時期θ8、加速遅角量θ^
cc、点火時期フィードバック補正値θF/II、およ
び点火時期学習補正値θ1.から最終点火時期θ3を計
算する。そして、これと、ATDC60°信号の周期T
0、およびインタラブトルーチン実行時間ΔTから、点
火コイルの通電時間Tsを求める(382)。次に、燃
料噴射タイマ46にバックグラウンドルーチンの345
で求めた最終燃料噴射量T、をセットする(S83)こ
とにより燃料噴射弁は燃料の噴射を開始してT直後に終
了する。また、点火タイマ47に最終点火時期T、をセ
ットする(S84)ことにより、イグナイタ51は点火
コイル33に通電を開始し、Ts後に通電を停止して燃
焼室22内の混合気を点火し、インタラブドルーチンは
バックグラウンドルーチンにリターンする。
尚、本実施例においては、空燃比の学習程度を学習回数
によって判定したが、これを学習値の安定度などによっ
て判定しても同じ効果は得られる。
〔発明の効果〕
本発明に係るエンジンの制御装置は、以上のように、ノ
ッキングの発生を検出して点火時期をフィードバック補
正するとともに、このフィードバック補正値に基づいて
学習値を求め、該学習値を記憶、更新する点火時期学習
制御手段と、排気ガス中の酸素濃度を検出して空燃比を
フィードバック補正するとともに、このフィードバック
補正値に基づいて学習値を求め、該学習値を記憶、更新
する空燃比学習制御手段とを備えたエンジンの制御装置
において、上記空燃比学習制御手段の学習程度が低いと
きは上記点火時期学習制御手段の学習を停止させる学習
制限手段を備えた構成である。
これにより、空燃比の学習が完了していないときに、そ
のときの空燃比に対する最適な点火時期を学習してしま
うことを防止して、空燃比の学習が完了した後、速やか
に最適な点火条件を学習し、出力の損失や過大なノッキ
ングの発生を低減することができるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は全体の構成を示す構成図、第2図は電子
制御装置の詳細例を示すブロック図、第3図(a) −
1・2は電子制御装置で行われるバックグラウンドルー
チンによる動作を示すフローチャート、第3図(b)は
電子制御装置で行われるインクラブドルーチンによる動
作を示すフローチャート、第4図はあらかじめ設定され
たバッテリ電圧v!lと無効燃料噴射時間Tvとの関係
の例を示すグラフである。 40は電子制御装置(点火時期学習制御手段、空燃比学
習制御手段、学習制限手段)である。 特許出願人    マツダ 株式会社 第4図 Tv 昭和61年12月05日 昭和61年特 許願 第222793号2、発明の名称 エンジンの制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ノッキングの発生を検出して点火時期をフィードバ
    ック補正するとともに、このフィードバック補正値に基
    づいて学習値を求め、該学習値を記憶、更新する点火時
    期学習制御手段と、排気ガス中の酸素濃度を検出して空
    燃比をフィードバック補正するとともに、このフィード
    バック補正値に基づいて学習値を求め、該学習値を記憶
    、更新する空燃比学習制御手段とを備えたエンジンの制
    御装置において、上記空燃比学習制御手段の学習程度が
    低いときは上記点火時期学習制御手段の学習を停止させ
    る学習制限手段を備えたことを特徴とするエンジンの制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61112753A (ja) * 1984-07-27 1986-05-30 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用エンジンの学習制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112753A (ja) * 1984-07-27 1986-05-30 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用エンジンの学習制御方法

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