JPS637928Y2 - - Google Patents

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JPS637928Y2
JPS637928Y2 JP15329780U JP15329780U JPS637928Y2 JP S637928 Y2 JPS637928 Y2 JP S637928Y2 JP 15329780 U JP15329780 U JP 15329780U JP 15329780 U JP15329780 U JP 15329780U JP S637928 Y2 JPS637928 Y2 JP S637928Y2
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shield plate
idler
magnetic tape
magnetic
cassette
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JP15329780U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気記録再生装置のシールド板作動
機構に関し、更に詳しくは、記録ヘツドで記録信
号を再生ヘツドでモニタ再生するとき、記録ヘツ
ドの漏洩磁束が再生ヘツドに悪影響を及ぼすのを
防止するためにシールド板を記録および再生用の
磁気ヘツド面に対向または離反させるための作動
機構に関するものである。
この種の従来のシールド板作動機構は、第5図
および第6図の如く構成されている。即ち第5図
および第6図においてピンチローラアーム100
を時計方向に回動させると、ピンチローラアーム
100のピン101によつて移動レバー102が
図中右方向に摺動する。この移動レバー102の
摺動動作によつて移動レバー102に設けられて
いるプツシユピン103でシールド板104の一
端に固定された軸105を押圧するため、シール
ド板104がヒンジシヤフト106を中心として
回転され、A位置からB位置になるが、B位置に
なるとき、磁気テープ107は、ピンチローラ軸
108をもつてピンチローラーアーム100に取
付けられたピンチローラ109によりキヤプスタ
ン110に圧接され記録ヘツド111および再生
ヘツド112に接触するので、シールド板104
は、磁気テープ107をシールド板104と記録
および再生ヘツド111,112の間に挾むよう
に起立しBの位置になる。
従つて、シールド板104が記録および再生ヘ
ツド111,112の手前で直立し近接した状態
となるので記録ヘツド111の磁束がシールド板
104によつて迂回され再生ヘツド112に漏洩
しないためモニター再生を妨害することがないよ
うに構成されている。しかるにこの構成による場
合、ピンチローラアーム100の動作に連動させ
て、シールド板104を作動させているので、ピ
ンチローラアーム100の動作に負荷が加わるた
め、ピンチローラ109で磁気テープ107をキ
ヤプスタン110に圧接するピンチ圧が低下し換
言すれば所定のピンチ圧を与えるのに余計な動作
力を必要とする欠点があり、又磁気テープの安定
した走行を得るのに不都合を生じるなどの欠点が
ある。
本考案は、これらの欠点を解決するためになさ
れたもので、以下に本考案を図面に基づき詳細に
説明する。
第1図において、1は装置のベース、2は巻回
された磁気テープを内蔵し一部に開口部を有する
カセツト例えば、ビデオカセツト、3はカセツト
2から引出されている磁気テープ、4はモータ、
5はローデイングレバー、6はローデイングレバ
ー5に形成された角穴、8はピニオンでありモー
タ4に固定され、ローデイングレバー5に形成さ
れたラツクと噛合つている。9,10はローデイ
ングレバー5の摺動を案内するガイドピンであ
り、ローデイングレバー5を摺動可能に取付けて
いる。11,12はアーム軸でベース1に固定さ
れている。13,14はピンチローラアームでア
ーム軸11,12に枢着されており、アーム軸1
1,12の軸を中心に回転できる。15,16は
ピンチローラアーム13,14に取付けられたア
ームピンであり、ローデイングレバー5に係合し
ている。17,18はピンチローラ、19,20
はピンチローラ軸でありピンチローラアーム1
3,14に取付けられ固定されている。このピン
チローラ軸19,20にピンチローラ17,18
が取付いていて、ピンチローラ軸19,20の軸
に対して回転できる。21,22はキヤプスタン
である。ピンチローラ17,18はピンチローラ
アーム13,14がアーム軸11,12の軸を中
心にソレノイド等によつて動作されると磁気テー
プ3をキヤプスタン21,22に圧接することが
できる。23は記録ヘツド、24は再生ヘツドで
ある。
第2図において、25はローデイングレバー5
によつて動作される作動リンク、26は作動リン
クホルダーでありベース1に固定されている。2
7は作動リンク軸であり、作動リンク25を作動
リンクホルダ26に取付けていて、作動リンク2
5が作動リンク軸27を支点として揺動できる。
28は戻しバネであり作動リンク25と作動リン
クホルダ26との間に掛けられている。29はア
イドラレバー、30はアイドラレバー29と作動
リンク25とをリンク結合するアイドラピン、3
1はアイドラシヤフト、32はアイドラリンクピ
ン、33はアイドラリンクである。アイドラリン
ク33はアイドラリンクピン32によつて作動リ
ンクホルダ26に取付けられ、アイドラリンクピ
ン32を支点として揺動できる。アイドラシヤフ
ト31はアイドラリンク33とアイドラレバー2
9とを連結する軸でありアイドラシヤフト31と
アイドラピン30との間にはアイドラバネ34が
取付けられている。アイドラバネ34はバネであ
るからアイドラシヤフト31の軸をアイドラレバ
ー29の長穴35の内方に常時圧縮するよう付勢
している。36は漏洩磁束を遮断または迂回させ
るための導磁率の高い金属材料からなるシールド
板、37はシールド板軸でありシールド板軸37
はシールド板36に一体的に取付けられ、シール
ド板軸37の軸の両端がアイドラリンク33の長
穴に入つていて長穴38に対して動ける。39は
ヒンジ、40はヒンジシヤフトであり、ヒンジシ
ヤフト40はシールド板36をヒンジ39に取付
けている軸である。シールド板36はヒンジシヤ
フト40の軸を支点として起伏自在に揺動でき
る。41はヒンジ台でありベース1に固定され、
ヒンジ39を固定している。
以上の構成からなる本考案の一実施例の動作に
つき説明する。
第1図において、モータ4を回転駆動するとロ
ーデイングレバー5はモータ4の回転駆動によつ
て回転するピニオン8と噛合うラツクが駆動され
ガイドピン9,10に案内されて図中上方向に摺
動する。ローデイングレバー5が摺動すると、ピ
ンチローラーアーム13,14に取付けられてい
るアームピン15,16はローデイングレバー5
に押動されるため、ピンチローラアーム13,1
4がアーム軸11,12の軸を中心に回転動作さ
れる。したがつてローデイングレバー5の摺動動
作が停止すればピンチローラアーム13,14の
動作も停止する。ここでピンチローラアーム1
3,14に固定されたピンチローラ軸19,20
に取付いているピンチローラ17,18がキヤプ
スタン21,22の近傍に位置したとき、モータ
4の回転駆動を止めて、ローデイングレバー5の
摺動動作を停止させた後、ソレノイド等によりア
ームピン15,16を介してピンチローラアーム
13,14を動作させることで磁気テープ3をカ
セツトから引き出し、ピンチローラ17,18を
もつてキヤプスタン21,22に圧接させる。記
録ヘツド23および再生ヘツド24に接触させた
状態を第3図に図示する。
次に第2図において、ローデイングレバー5の
摺動によつてシールド板36が作動される動作を
説明する。モータ4の回転駆動によつて摺動され
るローデイングレバー5には、ローデイングレバ
ー5に形成された角穴6の中に作動リンク25の
一端側が入り込んでいるので、ローデイングレバ
ー5が摺動動作されることにより、作動リンク2
5は作動リンク軸27の軸中心に回転しC方向に
回転する。この作動リンク25の回転によりアイ
ドラレバー29は、右方向に駆動されるが、アイ
ドラシヤフト31は、アイドラレバー29によつ
て直接押動されず、アイドラリンク33の一端に
取付いているアイドラシヤフト31が、このアイ
ドラシヤフト31とアイドラピン30との間にか
けられているアイドラバネ34に引張られるの
で、アイドラリンク33はアイドラリンクピン3
2の軸に対して回転する。このアイドラリンク3
3の回転動作によりアイドラリンク33の長穴3
8にはまり込んでいるシールド板軸37が長穴3
8に沿いながらD方向に移動されるためシールド
板36はヒンジシヤフト40の軸を中心にE方向
に回転され、ストツパーカバー42に接し第3図
に図示するように記録および再生用磁気ヘツド面
に対向した状態となる。シールド板36がストツ
パーカバー42に接した直後にローデイングレバ
ー5を摺動しているモータ4の回転駆動を止め、
ローデイングレバー5の摺動を停止させる。ここ
で、シールド板36がストツパーカバー42に接
してからローデイングレバー5の摺動動作が停止
するまでの間において、アイドラシヤフト31は
アイドラレバー29に形成された長穴35の範囲
内にて自由に動き得るので、アイドラシヤフト3
1とアイドラピン30とに掛けられたアイドラバ
ネ34がわずかに伸ばされるだけで、シールド板
36がストツパーカバー42に接しさらにE方向
に動作されて折れ曲がつたり破損することはな
い。
また、磁気テープ3がカセツトから引き出され
第3図に図示する位置になるまでの間において、
ローデイングレバー5の摺動によつて作動リンク
25が動作されて、シールド板36が第3図に図
示するE方向に動作して、磁気テープ3がシール
ド板36に接して損傷したり、又シールド板36
の裏側に入り込むことのないようにするため、磁
気テープ3はE方向に立ち上がる以前に、すなわ
ち第3図に図示する位置にあるときに先行して通
過し、磁気テープ3が通過した後にローデイング
レバー5に形成された角穴6に入りこんでいる作
動リンク25をC方向に動作されるように構成し
てある。それ故、シールド板36が磁気テープ3
をシールド板36と記録ヘツド23および再生ヘ
ツド24の間にはさむように直立する。
次に、シールド板36を元の位置にもどす動作
は例えば、ソレノイドの通電を断ち、ピンチロー
ラ17,18で磁気テープ3をキヤプスタン2
1,22に対し圧接している圧接動作を解除した
のち、モータの極性を変えて、モータ4を逆回転
駆動することによつてローデイングレバー5を元
の摺動方向の逆方向に摺動すればよい。ここでシ
ールド板36が元の状態にもどるとき、磁気テー
プ3がリールモータによる適正なテンシヨンがか
かりながら、元の状態にもどろうとする途中にあ
るシールド板36に接し磁気テープ3を損傷する
ことのないようにするために、ローデイングレバ
ー5の摺動によつて動作される作動リンク25の
動作に対して、アイドラリンク33を介して動作
されるシールド板36のヒンジシヤフト40に対
するリンク比を大きくしてあるため、ローデイン
グレバー5が後退動作を開始した直後にシールド
板36が元の位置になるので、磁気テープ3を損
傷することなく元に戻すことができる。
上記の如く構成した本考案によれば、カセツト
内の磁気テープをカセツト外に設けられたキヤプ
スタンおよび磁気ヘツドに近接する位置まで引出
すためのピンチローラ駆動機構をもつて、シール
ド板を記録用および再生用ヘツド面に対向または
離反動作制御するよう構成したので、従来装置の
欠点であるピンチ圧の低下を来たすことがなく、
安定したテープ走行性能を発揮し、かつ記録ヘツ
ドで信号記録中、再生ヘツドでモニタ再生する場
合前記シールド板を起立させることにより記録ヘ
ツドの漏洩磁束を有効に遮断および迂回し、再生
ヘツドへの悪影響を防止することができる。
更に加えて、磁気テープをカセツト内より引出
し磁気ヘツドに近接させた後前記シールド板が起
立し、磁気テープを磁気ヘツドよりカセツト内に
引戻す以前に前記シールド板が倒伏するようにピ
ンチローラ駆動機構を前記シールド板に連動させ
てなるので、シールド板によつて磁気テープが異
常に折り曲げられたり、シールド板の裏側に入り
込むことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る図であつて、
第1図は磁気テープがカセツト外のキヤプスタン
にピンチローラで圧接されている状態を示す平面
図でローデイングレバーの摺動を説明する説明
図、第2図はシールド板がローデイングレバーに
よつて動作されていない状態を示す要部断面図、
第3図はシールド板がローデイングレバーによつ
て動作された状態を示す要部断面図、第4図は第
3図の正面図、第5図は従来の装置の機構を示す
平面図、第6図は第5図の−′線断面図であ
る。 1……ベース、2……カセツト、3……磁気テ
ープ、4……モータ、5……ローデイングレバ
ー、6……角穴、8……ピニオン、13,14…
…ピンチローラアーム、17,18……ピンチロ
ーラ、21,22……キヤプスタン、23……記
録ヘツド、24……再生ヘツド、25……作動リ
ンク、26……作動リンクホルダ、28……戻し
バネ、29……アイドラレバー、33……アイド
ラリンク、34……アイドラバネ、36……シー
ルド板、39……ヒンジ、42……ストツパーカ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録および再生用磁気ヘツド面に対向または離
    反し得るよう起伏自在に枢着してなり磁気ヘツド
    の漏洩磁束を遮断および迂回させるシールド板
    と、カセツト内の磁気テープをカセツト外のキヤ
    プスタンおよび磁気ヘツドに近接する位置まで引
    出すためのピンチローラ駆動機構とよりなり、前
    記磁気テープをカセツト内より引出し磁気ヘツド
    に近接させた後前記シールド板が起立し、前記磁
    気テープを磁気ヘツドよりカセツト内に引戻す以
    前に前記シールド板が倒伏するようにピンチロー
    ラ駆動機構をシールド板に連動させたことを特徴
    とする磁気記録再生装置のシールド板作動機構。
JP15329780U 1980-10-27 1980-10-27 Expired JPS637928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15329780U JPS637928Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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JP15329780U JPS637928Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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Publication Number Publication Date
JPS5775625U JPS5775625U (ja) 1982-05-10
JPS637928Y2 true JPS637928Y2 (ja) 1988-03-09

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