JPS6378745A - ゴム積層体の製造方法 - Google Patents

ゴム積層体の製造方法

Info

Publication number
JPS6378745A
JPS6378745A JP22935687A JP22935687A JPS6378745A JP S6378745 A JPS6378745 A JP S6378745A JP 22935687 A JP22935687 A JP 22935687A JP 22935687 A JP22935687 A JP 22935687A JP S6378745 A JPS6378745 A JP S6378745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
copolymer
laminate
melting point
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22935687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0428544B2 (ja
Inventor
聿男 山田
友重 善博
川本 靖孝
康夫 的場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Soda Co Ltd
Original Assignee
Osaka Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Soda Co Ltd filed Critical Osaka Soda Co Ltd
Priority to JP22935687A priority Critical patent/JPS6378745A/ja
Publication of JPS6378745A publication Critical patent/JPS6378745A/ja
Publication of JPH0428544B2 publication Critical patent/JPH0428544B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は加硫ゴムと熱可塑性ポリエステル系ブロック共
重合体とを直接接着せしめてなるゴム積層体に関するも
のである。
(従来の技術及び問題点) エピハロヒドリン系ゴム、アクリル系ゴム及びアクリロ
ニトリル−ブタジエン系ゴム等の加硫ゴムは、機能性の
ゴム材料として自動車関係のゴム部品を中心に広く使用
されている。
近年省燃費化の要請により、自動車関係の燃料は再生使
用されることが多くなった結果、ガソリン等の酸敗化或
いは高温度下でのエンジンオイル等の添加剤によるゴム
材料の異常劣化等の問題が発生している。
この様な分野のゴム材料として、フッ素ゴムが単独或い
は積層体として用いられるようになってきたが、このも
のは極めて高価であり、また他のゴムとの積層化が困難
である。
これらゴム材料高品質化の一環として、幾多のゴム積層
体が用いられている。例えば、自動車関係の機能性ゴム
材料として、従来主に用いられたクロロプレン−アクリ
ロニトリル・ブタジェン系ゴム積層体から、最近ではク
ロルスルホン化ポリエチレン−アクリロニトリル・ブタ
ジェン系ゴム。
塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル・ブタジェン系
ゴム、クロルスルホン化ポリエチレン−エピハロヒドリ
ン系ゴム、エビへロヒドリン系−アクリル系ゴム、更に
はエビへロヒドリン系−アクリロニトリル・ブタジェン
系−フッ素ゴム、エビハロヒドリン系−フッ素系ゴム等
が挙げられ、高価なゴム材料も様々な形態で使われるよ
うになってきた。
これらにはゴム素材の特性を十分に生かすべく種々の工
夫が施されており、例えばゴム素材間の接着性や耐圧性
付与の目的で繊維ブレードを用いる等の技術が知られて
いる。しかしながら、これらの接着成形工程は非常に複
雑なものになっている。
(発明の目的) 本発明者らはかかる状況に鑑み、比較的簡単に製造され
、強固な接着力を保持し、しかも異なった素材の特性を
複合した優れた機能特性を有するゴム積層体を1qる目
的で鋭意検討を行った。その結果、加硫ゴムと熱可塑性
ポリエステル系ブロック共重合体とを加熱接着せしめて
なるゴム積層体が強固に接着しており、更に酸敗ガソリ
ンやエンジンオイル等に優れた耐蝕性を示す等、上記目
的を十分に達成し得ることを見出したものである。
(発明の構成) 本発明はエピハロヒドリン系ゴム、アクリル系ゴム及び
アクリロニトリル−ブタジエン系ゴムの群から選ばれた
加硫ゴムの一種のシートに熱可塑性ポリエステル系ブロ
ック共重合体シート又はフィルムを重ね、該共重合体の
融点以上に加熱して接着することを特徴とするゴム積層
体の製造方法である。
本発明に用いられるエピハロヒドリン系ゴムとは、エピ
ハロヒドリン単独重合体及びエピハロヒドリンとアルキ
レンオキサイド及び/又は不飽和エポキサイドとの共重
合体をいう。代表的な例としては、エピクロルヒドリン
単独重合体、エピブロムヒドリン単独重合体、エピクロ
ルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、エビクロル
ヒドリンープロピレンオキザイド共重合体、エピクロル
ヒドリン−アリルグリシジルエーテル共重合体。
エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−プロピレン
オキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオ
キサイド−アリルグリシジルエーテル共重合体等が挙げ
られる。加硫されたエピハロヒドリン系ゴムは、耐熱性
、耐油性、耐候性、耐寒性等物性バランスのとれた優れ
たゴム材料である。
本発明に用いられるアクリル系ゴムとは、式 %式% (Rは炭素数1〜10のアルキル基、シアノアルキル基
、アルコキシアルキル基又はアルキルヂオアルキル基で
ある。) で示されるアクリレート40〜90重量%、ハロゲン若
しくはエポキシ含有単量体又はポリエン単量体0.1〜
30重量%及び他のビニリデン単量体0〜40重量%よ
り成るゴムをいう。
アクリレートとしては、メチルアクリレート。
エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルア
クリレート及び2−エチルへキシルアクリレート等、メ
トキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリレー
ト、エトキシエチルアクリレート、及びブトキシエチル
アクリレート等、メチルチオエチルアクリレート及びヘ
キシルヂオエチルアクリレート等、並びにシアノエチル
アクリレート、シアノブチルアクリレート及びシアノオ
クチルアクリレート等を挙げることができる。
ハロゲン含有小母体としては、ビニルクロロアセテート
、アリルクロロアセデート、2−クロロエヂルアクリレ
ート、2−クロロエヂルビニルエーテル、5−クロロメ
チル−2−ノルボルネン及び5−クロロアセトキシメチ
ル−2−ノルボルネン等が挙げられる。
エポキシ含有単量体としては、アリルグリシジルエーテ
ル、グリシジルアクリレート及びグリシジルメタクリレ
ート等が挙げられる。
ポリエン単量体としては、ジシクロペンタジェン、ビニ
ルシクロヘキセン、ジビニルベンゼン。
ジアリルフタレート、エチレンジアクリレート。
アリルアクリレート及びアリルメタクリレート等が挙げ
られる。
加硫されたアクリル系ゴムは、耐熱性、耐油性。
耐候性及び耐オゾン性等物性バランスのとれた優れたゴ
ム材料である。
本発明に用いられるアクリロニトリル−ブタジエン系ゴ
ムとは、アクリロニトリルとブタジェンとのゴム状共重
合体をい)、アクリロニトリルの含有量は15〜50重
量%が望ましい。
なお、高度の耐熱性或いは耐オゾン性等を必要とする場
合には、該共重合体のブタジェン成分の一部を水素添加
したもの、或いはエチレン、アクリル酸エステル、又は
老化防止性モノマーで一部置換したもの等が用いられる
。また、耐オゾン性付与の目的で該共重合体とポリ塩化
ビニルとをブレンド或いは共重合したものも用□いられ
る。
本発明の上記各ゴムを加硫する加硫剤としては、該ゴム
を加硫し得るものなら特に制限されない。
本発明は、上記の各ゴムに加硫剤及び必要に応じて添加
される各種配合剤、例えば補強材、充填剤、可塑剤、受
酸剤、老化防止剤、加工性改良剤。
顔料、防炎剤2発泡剤等を適宜配合して常法により加硫
成形し下記熱可塑性ポリエステル系ブロック共重合体と
直接接着するものである。
本発明における熱可塑性ポリエステル系ブロック共重合
体とは、高融点ポリエステルセグメントと分子Q 40
0〜6000の低融点重合体セグメントとから成る共重
合体で、高融点ポリエステルセグメント構成成分だけで
高重合体を形成した場合の融点が150℃以上であり、
低融点重合体セグメント構成成分のみで測定した場合の
融点乃至軟化点が80℃以下である構成成分から成るポ
リエステル系ブロック共重合体である。
上記ポリエステル系ブロック共重合体を更に詳しく述べ
ると、高融点ポリエステルセグメント構成成分は、具体
的には、テレフタル酸、イソフタル!、1.5−ナフタ
レンジカルボン!、2.6−ナフタレンジカルボン!、
2.7−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボ
ン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタン、  4
.4’−スルホニルジ安息香酸等の芳香族ジカルボン酸
の残基と、エヂレングリコール、プロピレングリコール
、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコー
ル、2,2−ジメチルトリメチレングリコール、へキサ
メチレングリコール、デカメチレングリコール、p−キ
シリレングリコール、シクロヘキサンジメタツール等の
ジオール残基とから成るポリエステル或いはこれらの2
種以上のジカルボン酸或いは2種以上のジオールを用い
たコポリエステル、或いはp−(β−ヒドロキシエトキ
シ)安息香酸。
p−オキシ安息香酸等のオキシ酸及びそれらの残基から
gされるポリエステル、ポリピパロラクトン等のポリラ
クトン、1,2−ビス(4,4’ −ジカルボキシメチ
ルフェノキシ −カルボキシフェノキシ)エタン等の芳香族エーテルジ
カルボン駿の残塁と前述のジオール残基とから成るポリ
エーテルエステル、更に以上に述べたジカルボン酸,オ
キシ酸,ジオール類等を組合せたコポリエステル等のう
ち、融点が150℃以上のものを挙げることができる。
上記低融点重合体セグメント構成成分はポリエステル系
ブロック共重合体の中で実質的に非晶の状態を示すもの
であり、該セグメント構成成分だけで測定した場合の融
点乃至軟化点が80℃以下のものをいい、その分子mは
400〜6000が適当である。またポリエステル系ブ
ロック共重合体中での低融点重合体セグメント構成成分
の割合は5〜80@m%が好ましい。代表的な低融点重
合体セグメント構成成分としてはポリオキシエチレング
リコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキ
シテトラメチレングリコール等のポリエーテルグリコー
ル及びこれらの混合物、更にこれらのポリエーテル構成
成分を共重合した共重合ポリエーテルグリコール等を示
すことができる。更に炭素¥&2〜12の脂肪族又は脂
環族ジカルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族又は脂環族
グリコールから成るポリエステル、例えばポリエチレン
アジペート。
ポリテトラメチレンアジペート、ポリエチレンセバケー
ト、ポリネオペンチルセバケート、ポリテトラメチレン
ドデカネート、ポリテトラメチレンアゼレート、ポリへ
キサメチレンアゼレート及びポリ−εカプロラクトン等
の脂肪族ポリエステル、更には2種以上の脂肪族ジカル
ボン酸或いは2種以上のグリコールを用いてできる脂肪
族コポリエステル等を用いることもできる。更に、低融
点重合体セグメント構成成分として脂肪族ポリエステル
と脂肪族ポリエーテルとを組合わせたポリエステルポリ
エーテルブロック共重合体等も挙げることができる。
これらのポリエステル系ブロック共重合体は、通常の重
縮合法によって製造することができる。
好適な方法としては、芳香族ジカルボン酸又はそのジメ
ヂルエステル、低融点セグメント形成性ジオール及び低
分子量ジオールを触媒の存在下に約150〜260℃の
温度に加熱し、次いで重縮合反応又はエステル交換反応
により形成された水又はメタノールを除去し、生成した
プレポリマーから過剰の低分子量ジオールを真空下に除
去することにより高重合度のポリエステル系ブロック共
重合体とする方法、予め調製した高融点ポリエステルセ
グメント形成性プレポリマー及び低融点重合体セグメン
ト形成性プレポリマーにそれらのプレポリマーの末端基
と反応する2官能性の鎖延長剤を混合し反応させた後、
系を高真空に保ち揮発成分を除去することにより、ポリ
エステル系ブロック共重合体とする方法、高重合度の高
融点ポリエステルとラクトン類とを加熱混合し、ラクト
ンを開環重合させつつエステル交換反応ざぜることによ
りポリエステル系ブロック共重合体を得る方法等がある
該共重合体は、比較的高度の耐熱性、耐油性。
耐候性、耐寒性及び高温度下でのエンジンオイルや酸敗
ガソリンへの耐蝕性等物性バランスのとれた優れた熱可
塑性エラストマーである。
本発明方法の実施において、熱可塑性ポリエステル系ブ
ロック共重合体は、これをシート状又はフィルム状に成
形して用いる。該共重合体の厚さは加硫ゴムの形体或い
は該共重合体の種類によって異なるが、通常0.02〜
3mmの範囲のものが適当であり、0゜1〜1mmの範
囲が好ましい。0.02mm以下では、厚さが不十分で
あり、本発明のゴム積層体の耐酸敗ガンリン性や耐エン
ジンオイル性が得難い。また、3mmを超えると、積層
体の硬度が高過ぎて、ゴム弾性のあるゴム積層体が1q
られない。
接着に際して、加硫ゴムに該共重合体シート又はフィル
ムを重ね、該共重合体の融点以上、例えば温度150〜
250℃で若干の加圧下、例えば50Q/ciG以上で
数秒〜数十秒間加圧することによって接着される。
本発明方法は、加硫ゴムに用いるもので必って、アセン
ブルされたものへの接着が可能であり、十分大きな接着
効果が得られる。このような接着装置としては、電熱や
スチームプレス機、アイロン。
加硫缶、超音波或いは高周波ウエルダー等がある。
(実施例) 実施例1〜4 比較例1〜3 表1に示す各配合物を70℃の7″ロールで15分間混
練し、これをシート状に取出した後、電熱プレスにより
、夫々表1に示す加硫条件で加硫成形して120x 1
20x 1〜1.5mmの平板を得た。次に熱可塑性ポ
リエステル系ブロック共重合体(ペルプレンF)40H
,ペルプレンP 150B東洋紡績社製商品名)2種の
ペレットを夫々160℃、220℃で80kC]/cI
rtGX 2分間の条件で予備成形し、冷却した。厚さ
0.2〜0.3mmのフィルムを得る為に更に夫々16
0’C,220℃で120kMcnGX 1分間の条件
で成形して、フィルムa及びフィルムbを作製した。ま
た、厚さ0.5〜0.7mmのフィルムを得る為にペル
プレンP 150Bを予備成形、冷却後、更に220’
C,80kMcIiGX 1分間の条件で成形してフィ
ルムCを作製した。
上記の加硫ゴム平板を60x 30mmの大きさに切断
し上記各フィルムを重ねて熱圧接着せしめた(フィルム
aの場合は160℃、 10kg/cfflGX30秒
、フィルムb及びCの場合は220℃、 10k(]/
cfflGX30秒)。得られたゴム積層体をi 0m
m幅に切断し、23’C,50mm/分の引張速度でT
@離試験を行い、接着強度として表3−1に示した。比
較例として表2に示す他種ゴム配合物を用いた以外は上
記実施例と同様にして積層体を製造し同じ条件で行った
T@離試験の結果を表3−2に示した。
表   1 (重畿部) 註 (1)エビクロルビドリンーエチレンオキサイド共
重合体ゴム「エビクロマ−C」大口エピクロラバー社製
(2)エピクロルヒドリン単独重合体ゴム「エビクロマ
−H」大苗エビクロラバー社製 (3)アクリルゴム[ノックスタイトPA30月日本オ
イルシール社製 (4)アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴムrJ
sRN 220SJ日本合成ゴム社製(5) 2−メル
カプトイミダシリン (6)アンモニウムベンゾエート (7) 2−メルカプトベンゾチアゾールジシクロヘキ
シルアミンスルフIンアミド2重量部、テトラメチルチ
ウラムジスルフイド1゜5重倣部及び硫* 0.511
!1部との加硫系(8)鉛丹 (9)亜鉛華 表   2 註(10)rJsRSBR#1502J日本合成ゴム社
製(1t) rネオプレンW」昭和ネオプレン社製(1
2)rパイトンE60J 表3−1 表3−2 実施例5 比較例4 表1に示すエビハロヒドリン系ゴム(配合物A)及びフ
ィルムCを用いて上記実施例1〜4と同様にして製造し
たゴム積層体を、−45℃のドライアイスメタノールで
冷却して、フィルムC側からハンマーで衝撃を加える耐
寒性衝撃試験を行った結果、異常は認められなかった。
比較例として、上記と同じエピハロヒドリン系ゴム(表
1の配合物A)に消石灰6重量部を添加したもの及び表
2のフッ素ゴム(配合物G)を、夫々70℃の7″ロー
ルで15分間混練してシート状に取出した後、電熱プレ
スにより70’Cで80kg/cdGX 3分間の条件
で成形して冷却後120X 120X2、O〜2.5m
1llの平板となし、両平板を170’CX 30分の
条件で直接接着加硫せしめて、一般に白勤車部品に用い
られている様な構成のゴム積層体を作製し、これについ
て上記と同じ耐寒性衝撃試験を行った結果、破損した。
実施例6〜8 比較例5〜6 上記実施例1〜4と同様にして製造した各ゴム及びフィ
ルムCとの積層体について、耐熱性試験。
耐油性試験及び耐酸敗ガンリン性試験を行った結果を表
4に示す。
比較例として、上記比較例4と同様にして製造したエピ
ハロヒドリン系ゴム(表1の配合物Aに消石灰6重量部
を添加したもの)とフッ素ゴム(配合物G)との積層体
及びアクリロニトリル−ブタジエン系ゴム(表1の配合
物りに酸化マグネシウム20重量部を添加したもの)と
フッ素ゴム(配合物G)とのWi層体について上記と同
様にして試験した結果を表4に併せて示す。
表4において、実施例6.比較例5のエンジンオイル及
び酸敗ガソリン試験では積層体のエピハロヒドリン系ゴ
ム側のみ表面軟化による劣化が生じており、他方の熱可
塑性ポリエステル系ブロック共重合体側は何ら変化して
いなかった。
また、実施例8及び比較例6のエンジンオイル及び酸敗
ガソリン試験では積層体のアクリロニトリル−ブタジエ
ン系ゴム側のみ表面硬化による劣化が生じており、他方
の熱可塑性ポリエステル系ブロック共重合体側は何ら変
化していなかった。
表   4 註  *印はゴム破壊時の数値を示す。
(13)耐熱性試験=150℃で70時間熱処理後のT
!IJ111試験結果。
但し、実施例8及び比較例6は120℃で10時間熱処
理後のT剥IIII試験結果。
(14)fit油性試験:夫々J[S3号油展び8産純
正エンジンオイル20W−40に150℃で70時間浸
i+!後のT!IJ111試験結果。
但し、実施例8及び比較例6は120℃で10時間浸漬
後のT!11離試験結果。
(15)耐油性試験:夫々シェルレギュラーガソリン及
び酸敗ガソリン(シェルレギュラーガソリンにワウリー
ル重量%キサイド5重M%添加したもの。)に40℃で
70時間浸漬後のT剥111試験結宋。
(発明の効果) 本発明のゴム積層体は、熱可塑性ポリエステル系ブロッ
ク共重合体と加硫ゴムとが強固に接着したものであって
、耐熱性、耐油性や耐寒性に優れている。
また、酸敗ガソリンや高温度のエンジンオイル等に対し
て優れた耐蝕性を有している。更に、本発明の構成要素
をなす熱可塑性ポリエステル系ブロック共重合体が高い
弾性率をも備えているので、繊維ブレード等を入れるこ
となしに、耐圧性を有する機能性部品でも比較的簡単に
製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エピハロヒドリン系ゴム、アクリル系ゴム及びアクリロ
    ニトリル−ブタジエン系ゴムの群から選ばれた加硫ゴム
    の一種のシートに熱可塑性ポリエステル系ブロック共重
    合体シート又はフィルムを重ね、該共重合体の融点以上
    に加熱して接着することを特徴とするゴム積層体の製造
    方法。
JP22935687A 1987-09-12 1987-09-12 ゴム積層体の製造方法 Granted JPS6378745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22935687A JPS6378745A (ja) 1987-09-12 1987-09-12 ゴム積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22935687A JPS6378745A (ja) 1987-09-12 1987-09-12 ゴム積層体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6378745A true JPS6378745A (ja) 1988-04-08
JPH0428544B2 JPH0428544B2 (ja) 1992-05-14

Family

ID=16890882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22935687A Granted JPS6378745A (ja) 1987-09-12 1987-09-12 ゴム積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6378745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224136A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 弾性体複合材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224136A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 弾性体複合材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0428544B2 (ja) 1992-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4367316A (en) Vulcanized elastomeric molded article
JP2015528530A (ja) コポリエステルエラストマーとアルファ−オレフィン酢酸ビニルコポリマーとのブレンドから製造したポリマー物品
JPS6378745A (ja) ゴム積層体の製造方法
EP0443457B1 (en) Copolyether ester molding compositions
DE60012662T2 (de) Klebeband
JPS60259442A (ja) ゴム積層体の製造方法
KR20010114149A (ko) 엘라스토머 성형체
JP2011207927A (ja) 樹脂製マンドレル
JP5310717B2 (ja) 複合成形品
JP3419531B2 (ja) ポリエーテルエステルブロック共重合体
JP2020152103A (ja) 複合成形体の製造方法および複合成形体
JP2007126596A (ja) ポリエステル樹脂組成物、それよりなる延伸フィルム・シート及びそれを用いた包装材料
JPS6164732A (ja) ゴム接着方法
JP3382121B2 (ja) ポリエステル樹脂およびその成形品
JPH0319255B2 (ja)
JPS6116933A (ja) ゴム接着方法
JP3402421B2 (ja) 熱可塑性組成物及びその成形体
JPS6372540A (ja) ゴム積層体
JPH01230660A (ja) 接着性を有する熱可塑性エラストマー組成物
WO2022158385A1 (ja) 樹脂組成物および電気電子部品封止体
JP2007153992A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
TWI772426B (zh) 密封用樹脂組成物
JPS6011277B2 (ja) 積層チユ−ブ
JP2003291266A (ja) ポリエステルエラストマー積層体
JP2014167095A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物および成形品