JPS6378358A - 起動装置 - Google Patents

起動装置

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Publication number
JPS6378358A
JPS6378358A JP61222681A JP22268186A JPS6378358A JP S6378358 A JPS6378358 A JP S6378358A JP 61222681 A JP61222681 A JP 61222681A JP 22268186 A JP22268186 A JP 22268186A JP S6378358 A JPS6378358 A JP S6378358A
Authority
JP
Japan
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movable body
cam follower
force
annular cam
detection signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP61222681A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kido
城戸 国男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6378358A publication Critical patent/JPS6378358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/093Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing driving condition of record carrier, e.g. travel, tape tension
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/16Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for interconverting rotary motion and oscillating motion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転体の回転力を機械的信号の発生により所
定の機構に伝達し、起動させる起動装置に関する。
(従来の技術) 例えばテープレコーダ、VTR等の自動停止装置におい
て、リールの回転が停止したことを検出し、再生、録音
、早送り等の動作モードの保持を解除する構成が知られ
ている。
この種の装置における検出手段や解除手段には、電気的
手段、機械的手段等がある。i域的手段を用いたテープ
レコーダ等の自動停止装置は、実公昭53−15821
2号等で既に知られているが、本願発明者は、従来の装
置に簡略化のための改良を加えて、第8図に示す如きも
のを先に開発した(以下、先行技術という)。この先行
技術の構成は、概路次の通りである。
シャーシ(図示せず)には、リール軸(101)と回転
体(102)が回転自在に取付けられている。モー1(
103)は、減速用ベルト(104)にて回転を回転体
(102)に伝達し、また別の回転減速機構(図示せず
)を用いてリール台(105)に矢印A方向の回転を伝
達している。
リール軸(101) と、リール台(105) とはフ
リクション機構(図示せず)を介して連結きれており、
通常は、リール台(105)の回転は、フリクション機
構整合して、回転伝達が行なわれるが、リール軸(10
1)の回転が停止されると、フリクション機構が働くた
めリール台(105)は回転を続けることができ、従フ
て、モータ(103)及び回転体(102)の回転も続
けられる。図中符号(106)はリール軸(101)と
同一軸に取付けられた回転停止検出部材である。
検出部材(106)は、フリクション機構(図示せず)
にて、リール軸(101)と連結きれており、リール軸
(101)がテープ巻取方向(図中矢印A)に回転する
ことによって、フリクション機構によってリール回転方
向のトルクが与えられている。このトルクは検出部材(
10B)の回動端が揺動体(107)に作用し、揺動体
(107)を、回転体(102)の回転中心方向に押圧
している。
回転体(102)の上には円形環状カム面(109)が
回転体(102)の回転中心に対し、偏心されて突設さ
れている。また回転体(102)の上面には、前記偏心
環状カム面(109)の偏心方向と反対側に位置する、
はぼ半円状の係合面(110)が、その円弧部を外方に
向けて突設されている。この係合面(110)の円弧部
の両端は、環状カム面(109)の最大偏心位置よりも
回転中心に接近し、円弧部中央は、環状カム面(109
)の最大偏心位置よりさらに大きく偏心している。
揺動板(107)の回動端近Oには環状カム(109)
又は円弧部係合面(110)に係合可能なカムフォロア
(111)と、係合板(112)に必要に応じて作用す
る抑圧部(113)とが設けである。
係止板(112)はスプリング(114)によって図中
右方向に常に付勢されている。ストッパー(115)は
、係止板(112)の右方向移動位置を規制するもので
ある。
係止板(112)には、これと交差するプレイ釦レバー
(116)を係止するためのフック(117) と、釦
レバー(116)に設けられた係止突起(118)を摺
合させる傾斜面(119)が設けられている。
次に作用を説明する。リール軸(101)にカセット 
(図示せず)を装填しプレイ釦レバー(116)を押込
むと、釦レバー(116)によって図示しないスイッチ
が投入されモータ(103)が回転し再生モードとなる
。また、釦レバー(116)の係合突起(118)が第
8図に示すように係止板(112)の傾斜面(119)
に摺合し、係止板(112)を図中左方向に移動させて
フック(117)と係合し、押込み位置に係止きれる。
釦レバー(116)は図示しないスプリングによって、
常に復帰力を与えられている。
モータ(103)が回転することによってリール台(1
05)と回転体(102)が回転し、リール台(105
)の回転はリール軸(101)に伝えられる。リール軸
(101)はカセット内の巻取リールを回転させテープ
を巻取る。
また、フリクション機構で連結された検出部材(106
)に回転方向のトルクを与える。このトルクは揺動体(
107)に伝わり、環状カム面(109)と、カムフォ
ロア(111)とを摺合させる。このため揺動体(10
7)は回転軸(108)を中心に往復揺動運動を繰返す
。しかし、この揺動範囲では抑圧部(113)が係止板
(112)に当接することはない。
ここで、カセットのテープが総て巻取られると、リール
軸(101)の回転がテープ張力によって強制的に停止
させられる。このような状態になると検出部材(106
)に与えられたトルクが消失する(検出信号の発生)。
このため、揺動板(107)に与えられていた押圧力も
消失する。そこで、カムフォロア(111)は環状カム
面(109)の最大偏心部に接した後は、回転体(10
2)の回転が進むにつれて環状カム面(109)より離
間し、円弧部係合面(110)と当接する。前述の如く
、円弧部係合面(110)中央は大ぎ(傷心しているた
め、揺動体(107)は大きく回動し、抑圧部(113
)が係止板(112)を押圧して係止板を図中左方向(
解除方向)へ移動させる。
従って、釦レバー(116)に設けられた係止突起(1
18)が係止板(112)のフック(117)から外れ
、釦レバー(116)が初期位置に復帰し、同時にモー
タスイッチが開放して停止状態となる。
(発明が解決しようとする問題点) 第8図に示す先行技術は、従来より知られている装置を
簡略化したものではあるが、リール軸の停止を検出する
検出部材(106)とこの検出部材(106)からの検
出信号により作動する揺動体(107)が別々に存在す
るという点では、従来装置と本質的な差異はなく、従っ
て部品点数の削減が困難であった。
このため小型化、低コスト化が困難で、部品点数が多い
と動作の信頼性向上を図る上でも不利であるため、その
改善が望まれた。
本発明はテープレコーダやVTR等の自動停止装置に限
らず、重力、圧力、磁力、その他の機械力の有無を検出
して、この検出信号が発生したときに回転体の回転力を
所定の機構に伝達し、これを起動させる装置(起動装置
)において、部品点数の削減を図り、ひいては小型化、
コスト低下並びに4F4M性向上を図ることを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の起動装置は、回転体に環状カム面を偏心させて
設けるとともにこの環状カム面の最大偏心位置よりさら
に、偏心量が大きい部位を有する係合面を設ける。また
一部にカムフォロアを備えた可動体を設け、検出信号が
発生していないとき、上記カムフォロアを環状カム面に
慴接させるように可動体を所定の方向へ付勢しておき、
検出信号の発生により可動体への付勢力が消失して、上
記カムフォロアが環状カム面から離間した位置に留まる
とき、可動体の一部を前記係合面に係合させるようにす
る。そして、可動体の一部が係合面に係合したとき、回
転体の回転力で可動体と回転体とを相対的に過剰変位さ
せ、この変位力で所定の機構を起動させるものである。
(作用) 以上の構成では機械力(回転力、重力、圧力、磁力等)
の有無を検出信号として、カムフォロアを持つ可動体に
作用させることにより、カムフォロアが係合面と係合し
回転体の回転力で可動体と回転体とを相対的に過剰変位
させる。このときの可動体又は回転体の移動力が所定の
機構に作用してその機構が起動する。
(実施例) 第1図ないし第4図は、本発明をテープレコーダの自動
停止装置に適用した第1実施例を示す。
第1図に示すように、シャーシ(図示せず)には、キャ
プスタン(1)、リール軸(2)、回転体としての伝達
ギヤ(3)がそれぞれ回転自在に取付けられている。そ
してキャプスタン(1)には小ギヤ(4)が固着きれ、
リール軸(2)の基部にはリール台ギヤ(5)が、リー
ル軸(2)と独立して回転可能に取付けられている。上
記3つのギヤ(4)、(3)、(5)は順次噛合ってお
り、キャプスタン(1)側のギヤ(4)にモータ(図示
せず)の回転力が入力される。
上記リール軸(2)とリール台ギヤ(5)とはフリクシ
ョン機構(図示せず)を介して連結されており、通常は
ギヤ(5)の回転がそのフリクション機構を介してリー
ル軸(2)に伝達されるが、テープエンドに至ったとき
のようにリール軸(2)が過剰な負荷により停止すると
、リール台ギャ(5)とリール軸(2)との間でスリッ
プすることによりリール台ギヤ(5)の回転を吸収する
構成となっている。図中符号(6)はリール軸(2)と
同軸に回動自在に設けられた可動体である。この可動体
(6)とリール軸(2)とはフリクション機構(図示せ
ず)を介して連結されており、リール軸(2)がテープ
巻取方向(図中矢印A方向)に回転するとき、その回転
力がフリクション機構。
を介して可動体(6)に伝達される。この可動体(6)
の回動端は前記伝達ギヤ(3)の上面まで達し、その先
端付近にカムフォロア(7)が設けられている。
一方、前記伝達ギヤ(3)の上面には、はぼ円形の環状
カム面(8)がギヤ(3)の回転中心に対し、偏心させ
て突設きれている。また、ギヤ(3)の上面には前記環
状カム面(8)の偏心方向と反対側に位置させて、はぼ
半円形状の係合面(9)が、その円弧部を外方に向けて
突設されている。上記係合面(9)の円弧部の両端は、
環状カム面(8)の最大傷心位置よりもギヤ(3)の回
転中心に接近し、円弧部中央は、環状カム面(8)の最
大偏心位置よりさらに大きく偏心しているものである。
前記可動板(6)はリール軸が回転している間中、機械
力、すなわち図中反時計方向へのトルクを受け、カムフ
ォロア(7)を前記環状カム面(8)に慴接させる構成
となっている。図中符号(10)はヘッドパネルであり
、これは、B−B’力方向進退自在となっている。この
ヘッドパネル(10)の上面には磁気ヘッド(11)が
取付けられ、ヘッドパネル(10)の基端側にはプレイ
釦(12)が取付けられて常時、バネ(13)によって
矢印B′方向(復帰方向)へ付勢されている。
また、ヘッドパネル(10)と平行に、ストップ釦(1
4)を取付けたストップレバー(15)が配置l&れ、
ヘッドパネル(10)及びストップレバー(15)の上
面側に、これらと交差する如く、係止板(16)が配置
されている。そしてストップレバー(15)はバネ(1
7)によって矢印B′方向((I帰方向)へ、また係止
板(16)はバネ(18)によってストップレバー(1
5)と交差する矢印C方向へそれぞれ付勢されている。
前記ヘッドパネル(10)及びストップレバー(15)
には、それぞれ係止突起(19)。
(20)が設けられ係止板(16)には係止突起(19
)を係合させるフック(21)と、係止突起(20)を
摺合させる傾斜面(22)が設けられている。
図中符号(23)は、ピンチローラ(24)を支持する
回動部材であって、この部材(23)の回動端は板バネ
(25)によってヘッドパネル(10)に連結きれてい
る。
次に作用を説明する。リール軸(2)にカセット(図示
せず)を装填し、プレイ釦(12)をバネ(13)に抗
して押込むと、第1図の如く係合突起(19)が係止板
(16)のフック(21)に係止きれる。このとき、ヘ
ッドパネル(1o)の移動により、図示しないスイッチ
が投入きれ、モータが回転してキャプスタン(1)、伝
達ギヤ(3)及びリール軸(2)が駆動される。また磁
気ヘッド(11)がカセット内のテープに接触し、ピン
チローラ(24)はキャプスタン(1)に圧接されキャ
プスタンの回転によりテープが第1図における右方向へ
送られて再生モードとなる。そして上記テープはリール
軸(2)の回転によりカセット内の巻取側リールに巻取
られることになる。
一方、リール軸(2)の回転により、可動体(6)が図
における反時計方向へのトルクを受けてカムフォロア(
7)を環状カム面(8)に押付けている。このため伝達
ギヤ(3)の回転に伴ない可動板(6)はリール軸(2
)を中心に往復揺動動作を繰返す。
この再生モードを終了させるには、ストップ釦(14)
をバネ(17)に抗して押込めば良い。
そうすると、係合突起(20)が、係止板(16)の傾
斜面(22)に摺合し係止板(16)をバネ(18)に
抗して解除方向く図中左方向)へ移動させるので、係合
突起(19)が、フック(2])から外れ、プレイ釦(
12)及びヘッドパネル(10)がバネ(13)により
復帰する。同時にピンチローラ(24)がキャプスタン
(1)から離間し、スイッチが開放してモータが停止し
、停止状態となる。
また、第1図に示す再生モードにおいてテープエンドに
達すると、リール軸(2)の回転がテープ張力によって
、強制的に停止きれ、その結果可動板(6)に与えられ
ていたトルクが消失する。
(検出信号発生)。
このため、第2図の如くカムフォロア(7)が環状カム
面(8)の最大偏心部に接した後は伝達ギヤ(3)の回
転がざらに進むにつれて、カムフォロアが環状カム面(
8)から離間することになり、係合面(9)の回転軌道
上に留められる。従って、ギヤ(3)の回転に伴ない、
第3図の如く係合面(9)がカムフォロア(7)に当接
し、その後、カムフォロア(7)は係合面(9)に慴接
して第4図の如く、ギヤ(3)の回転中心から離間する
方向へ大きく移動する。このため可動板(6)は再生モ
ード中の揺動範囲から脱して過剰に回動変位し、係止板
(6)に当接してギヤ(3)の回転力を係止板(16)
に伝達する。従って、係止板(16)は、解除方向へ移
動しプレイ釦(12)及びヘッドパネル(10)を復帰
させて停止状態となる。
この第1実施例では、次の効果が得られる。
すなわち、従来装置あるいは第8図に示す先行技術にお
ける検出部材(106)及び揺動体(107)の81能
を単一の可動体(6)が兼備するので、部品点数を減少
することができる。また、キャプスタン(1)の回転を
リール軸(2)に伝達するためのギヤ(3)を利用して
、このギヤ(3)の表面に環状カム面(8)及び係合面
(9)を設けているので、環状カム面や係合面を備えた
回転体を別途設ける必要がなく、この点でも部品の省略
化が図られる。
この結果、装置の小型化並びに低コスト化を図ることが
でき、さらに、装置の(ε頼性向上も図ることができる
次に本発明の第2実施例を、第5図を参照して説明する
この実施例は、本発明を重量検出式部品送別装置に適用
したもので、可動体(31)は水平軸(32)を中心に
揺動自在に設けられ、この可動体(31)の一部にカム
フォロア(33)が固着されている。また、上記可動体
(31)の一端には部品載置台(34)が設けられ、他
端には重重(35)が取付けである。上記載量台(34
)には部品(36)が1個ずつ載置され、機構(図示せ
ず)により111i置台(34)上の部品(36)が持
去られると、直ちに次の部品(36)が供給機構(37
)によって供給される。また可動体(31)の上方には
前記送別機構に連結きれた作動部材(38)が延在して
いる。
図中、符号(39)はモータ(40)により駆動きれる
回転体としてのウオームホイールで、このホイール(3
9)の中心軸(41)は前記水平軸(32)と平行に設
定きれている。また上記ホイール(39)の表面には第
1実施例と同様の環状カム面(42)及び係合面(43
)が突設きれている。そして、重量が一定値以上の部品
(36)を載置台(34)に載置したときは、カムフォ
ロア(33)が環状カム面(42)に上方より当接し、
重量が一定値未満の部品を!!置したときはカムフォロ
ア(33)が重量 (35)の重量によって浮上して、
環状カム面(42)から離間する構成となっている。
なわ、符号(44)は前記つオームホイール(39)に
噛合う減速用つオームギヤである。
次に作用を説明する。
載置台(34)上に供給された部品(36)が所定の重
量以上のとき、カムフォロア(33)は環状カム面(4
2)に上方から当接し、つオームホイール(39)の回
転に伴ない可動体(31)は上下に揺動するが、可動体
(31)が、作動部材(38)に当接することはない。
一方、載置台(34)上に供給きれた部品(36)が所
定の重鼠未膚のとぎ、カムツー10ア(33)は重重(
35)の重量により浮上して環状カム面(42)から離
間し、係合面(43)の回転軌道上に位置するようにな
る。そこでウオームホイール(39)の回転に伴ない、
係合面(43)とカムフォロア(33)が摺合し、可動
体(31)は上方へ大きく回動する。その結果、可動体
(31)が作動部材(38)を下方より押圧して同部材
(38)を上方向へ変位させる。
このように、作動部材(38)は部品(36)の重量が
一定未満のときのみ作動し、この作動部材(38)の作
動の有無に応じて、図示しない選別機構が、載置台(3
4)上の部品(36)の配送先を還択する。
従ってこの第2実施例により、次の効果が得られる。
従来のこの種の重量検出式選別装置は、検出を直接電気
的手段によって、又は、この実施例の可動体に類似した
機械秤で検出し、電気信号を出力して、電気制御回路を
働かせ、選別装置を起動きせていた。しかしながら、こ
の実施例の装置では可動体(31)が機械秤としての検
出機能と、ウオームホイール(39)の回転力を選別機
構へ伝える起動力伝達機能とを兼備するので、検出部専
用の部品や電気制御回路は、不要となる。
従って、部品点数の削減、ひいては装置の小型化、低コ
スト化が図られ、また信頼性向上も図り得る。
次に、本発明の第3実施例を第6図を参照して説明する
この実施例では、ノズル(51)より噴射される流体(
例えばガス)の圧力が一定値未満のとき、所定の機構を
起動させる圧力検出起動装置に本発明を適用したもので
ある。
符号(52)は回転体としてのギヤであり、このギヤ(
52)及び可動体(53)の各中心軸(54)、(55
)は、いずれも鉛直方向に設置されている。そして前記
ノズル(51)より噴射きれる流体圧は、可動体(53
)を回動させるべく作用する。前記ギヤ(52)の上面
には第1゜第2実施例と同様の環状カム面(56)及び
係合面(57)が突設されている。そして、ノズル(5
1)より噴射される流体の圧力が一定値以上であるとき
は、可動体(53)に設けられたカムフォロア(58)
がその流体圧によって環状カム面(56)に押付けられ
、流体圧が一定値未満であるときは、押付は力が生じな
い構成となっている。前記ギヤ(52)はモータ(61
)によって小ギヤ(59)を介して減速駆動される。な
お、符号(60)は所定の機構を起動させるための作動
部材であって、可動体(53)の回動軌道上に位置する
次に作用を説明する。
ノズル(51)より噴射きれる流体の圧力が一定値以上
であるときは、カムフォロア(58)は流体圧によって
、環状カム面(56)に押付けられており、ギヤ(52
)の回転に伴ない可動体(53)は水平方向に揺動し続
けるが、可動体(53)が作動部材(60)に当接する
ことはない。ところが、流体圧が一定値未満になると、
カムフォロア(58)の環状カム面(56)に対する押
付は力が消失しく検出信号の発生)、カムフォロア(5
8)は環状カム面(56)の最大偏心部に接した後、同
カム面(56)から離間し、そのまま係合面(57)の
回転軌道上に留まる。そこでギヤ(52)の回転に伴な
い係合面(57)とカムフォロア(58)が摺合し、可
動体(53)を大ぎく回動きせて、可動体(53)が、
ギヤ(52)の回転力により作動部材(60)を押圧す
るようになる。
これによって作動部材(60)が移動し、所定の機構を
起動させる。
従って、この第3実施例によれば、次の効果が得られる
。すなわち、従来のこの種の圧力検出は圧力計に取付け
られた電気的スイッチを開閉して電気信号を出力し、別
途設けられた駆動源を用いて制御装置を作動させていた
。ところが本実施例によれば、電気的信号を用いずに圧
力の有無、あるいは大きざによって可動体(53)に対
する付勢力が変わることを利用してしかも、同可動体(
53)自体を起動力伝達部材として利用するので、部品
点数の削減、低コスト化、並びに信頼性の向上を図るこ
とができる。
なお、この第3実施例の応用例としてはファンヒーター
等の安全装置が考えられる。すなわち、ファンの回転に
よって生じた空気圧を可動体(53)に与えておき、空
気圧が低下したとき可動体(53)を過剰に変位させ消
火装置を起動させるのである。
次に、本発明の第4実施例を、第7図を参照して説明す
る。
この実施例は、第3実施例の流体圧を電磁力に置き換え
た磁力検出式起動装置に、本発明を適用したものである
すなわち、電磁コイル(61)を可動体(53)の近傍
に配置し、可動体(53)を水平回動させるべく、磁力
を作用させる。
このような構成では、電磁コイル(61)によって発生
する磁力により可動体(53)に対し一定値以上のトル
クが作用しているときは、可動体(53)を一定の範囲
で揺動させ、磁力が一定値未満となり、あるいは0とな
ると、カムフォロア(54)と係合面(57)との摺合
により、可動体(53)を過剰に回動させて作動部材(
60)を押圧し、所定の機構を作%させることができる
従って、この第4実施例でも前記各実施例と同様に次に
述べる効果が得られる。
従来のこの種の装置では電磁リレー等を用いて、コイル
電流の有無を検出して電気信号を発生させモータ、ソレ
ノイド等を働かせて所定の機構を起動させているが、本
実施例では電流の強弱、又はオン、オフ動作を磁力の形
で機械力に変換し、この機械力の有無に応じて可動体(
53)を過剰作動させる構成のため、前述のモータ、ソ
レノイド等が不用となり、前記各実施例と同様に低コス
ト化、小型化、信頼性向上などの効果を得ることができ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、従来装置、あるいは第8図に示す先行
技術における検出部材(回転停止検出部材)と起動力伝
達部材(揺動部材)とを別々に設けずこれらの機能を単
一の可動部材に兼備させたことにより、部品点数の削減
が図れ、ひいては装置の小型化並びに低コスト化が達成
される。また部品点数削減により信頼性の向上も図られ
る。
なお、本発明は実施例の構成に限られるものではない。
例えば可動体に、係合面と係合する部分をカムフォロア
とは別に設けても良い。
また、可動部材が検出信号を受けてこの一部を係合面に
係合させたとき、回転体の方が過剰変位して、その変位
力で所定の機構を起動させるものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4区は本発明をテープレコーダの自動停
止装置に適用した一実施例を示すもので、第1図はテー
プレコーダメカニズムの一部を示す平面図、第2図ない
し第4図は検出信号発生以後の動作を説明するための平
面図、第5ないし第7図は、本発明の第2ないし第4実
施例をそれぞれ示す斜視図、第8図は先行技術を示す平
面図である。 1・・・リール軸    3・・・可動体4・・・回転
体     5・・・環状カム面7・・・カムフォロア
  8・・・係合面特許出願人 タナシン電機株式会社 1’4 第1図 第2図 第3図 第4図 第 8 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械力の有無を検出信号として可動体に作用させ
    、上記検出信号の発生により回転体の回転力を所定の機
    構に作用させて同機構を起動させる起動装置において、
    一部にカムフォロアを備え前記検出信号が発生していな
    いとき、所定方向へ付勢させている可動体と、常時回転
    している回転体と、この回転体に偏心して設けられた前
    記カムフォロアを慴接させる環状カム面と、この偏心環
    状カム面の最大偏心位置よりさらに偏心量が大きい部分
    を有して、前記回転体に設けられた係合面とを具備し、
    前記検出信号の発生に伴ない前記可動体への付勢力が消
    失することによって前記カムフォロアが前記環状カムか
    ら離間した位置に留まるとき前記可動体の一部が前記係
    合面に係合して、前記可動体の回転力により、可動体と
    回転体とを相対的に過剰変位させ、この過剰変位の際の
    可動体、又は回転体の移動力により、前記所定の機構を
    起動させることを特徴とする起動装置。
  2. (2)前記可動体の、前記係合面に係合する部位を、前
    記カムフォロアとする特許請求の範囲第1項記載の起動
    装置。
JP61222681A 1986-09-20 1986-09-20 起動装置 Pending JPS6378358A (ja)

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GB2195160A (en) 1988-03-30

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