JPS637738Y2 - - Google Patents

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JPS637738Y2
JPS637738Y2 JP7918984U JP7918984U JPS637738Y2 JP S637738 Y2 JPS637738 Y2 JP S637738Y2 JP 7918984 U JP7918984 U JP 7918984U JP 7918984 U JP7918984 U JP 7918984U JP S637738 Y2 JPS637738 Y2 JP S637738Y2
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JP
Japan
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grease reservoir
closure
gas tank
grease
sliding
Prior art date
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Expired
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JP7918984U
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English (en)
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JPS60189675U (ja
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Publication of JPS637738Y2 publication Critical patent/JPS637738Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔利用分野〕 本考案は、ガスコツク、特に、その防水構造に
関するもので、屋外の配管中に挿入され、使用頻
度の極端に少ないガスコツクに有効に利用でき
る。
〔従来技術及びその問題点〕
この種鉄コツクとして、すでに、実公昭48−
14323号公報に開示のものがある。
これは、第3図の如く構成され、操作つまみ2
からコツク本体コツク本体1の上面に至る範囲
を、カバー3で包囲したもので、このカバー3の
下端の環状の厚肉部31がコツク本体1の上部に
設けた環状凹溝に嵌合しており、この部分が互い
にまわり対偶する。
従つて、カバー3とともに操作つまみ2を回動
させると、コツク本体1内に収容され操作つまみ
2と連結された閉子4が回動して、コツクが開閉
できる。
この従来のものでは、屋外に設置されて開状態
に放置されても、雨水等のコツク内への侵入は、
前記カバーによつて防止される。従つて、コツク
内の防水が確実となつて、コツク内の構造部品の
さび、あるいは、さび付きによる不都合、特に、
閉子とコツク本体の摺動面のさび付きによる不都
合が解消できる。
ところが、最近では、いたずらによるコツク操
作を防止するため、第4,第5図に示すようなガ
スコツクが採用されるようになり、このカバーは
この種ロツク装置を具備するガスコツクにはその
まま採用できない。
同図のものは、閉子4の閉子軸41に取付けた
操作つまみ2に係合手段5を設けて、その一部を
外部に突出させ、他方、コツク本体1の上部に固
定し且閉子軸41を挿通させた固定部材6に係合
部を設け、これを前記係合手段に対応させたもの
で、コツクの全閉位置のみ又は全開,全閉の両位
置で係合手段5と前記係合部とが回り止め状態に
ロツクされる。
再操作に際しては、この係合手段の突出部51
を押し込んで係合を解除する必要があることか
ら、このものでは、いたずらにより不意の操作が
防止できる。
前述のカバー3を、この上記形式のガスコツク
に利用した場合には、係合手段5の突出部51を
前記カバーから貫通突出させる必要があり、この
貫通部に隙間ができて、雨水が侵入することとな
るからである。
そこで、かかる不都合を解消するために、実開
昭51−137124号公報に開示された形式のグリス貯
留方式(第2図参照)を採用することが考えられ
る。
この方式の場合、コツク本体に収容された閉子
の上端に続けてグリス溜めを設けて、コツク本体
に取付けたカバーと閉子軸との間に設けたパツキ
ンにより前記グリス溜めを密封しているため、前
記パツキンによつて雨水の侵入が防止できる。
ところが、この方式を採用するものでは、閉子
の操作トルクが異常に大きくなるという問題があ
る。
すなわち、パツキンによつて閉子軸とカバーと
の間の気密を確保する場合には、このパツキンを
軸線方向に圧下しなければならない。一方、閉子
とコツク本体との摺動部のシール性を確実にする
ため、通常は摺り合わせを行うものであるから、
コツク本体への閉子の嵌合度は一定しない。従つ
て、この嵌合度合のバラツキを保障するようにパ
ツキンを強く圧下した場合には、コツク本体と閉
子との摺動面が強く加圧されることとなつて、摺
動抵抗が大きくなり、操作トルクが大きくなるの
である。
〔技術的課題〕
本考案は、このような、〓外部操作可能のロツ
ク装置を具備させたガスコツクにおいて〓も、コ
ツクの操作トルクを大きくすることなく雨水等の
侵入によるコツク摺動面のさびつきによる不都合
を解消できるようにするため、コツク本体内部に
おいて、摺動面への雨水の侵入を防止することを
その技術的課題とする。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は〓コツク本体1内の上部の空室1
1に、摺動部12の上端に続けてグリス溜め13
を設けるとともに、このグリス溜めを前記摺動部
の上端全域にわたつて配設し、前記グリス溜めの
空室11側に外周部がコツク本体に密嵌し且内周
面が閉子の上面に形成した環状凹溝42の側壁に
摺接する弾性材料製の被覆リング14を具備させ
た〓ことである。
〔作用〕
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
通常、コツク本体と閉子とが接触する摺動部1
2には、グリスが介在せしめられ、これによりシ
ールが確保される。閉子4とコツク本体1との関
係位置を全開又は全閉にして長時間放置すると、
摺動部内のグリスが一部流下するが、摺動部の上
端に続けてグリス溜めが設けられているから、流
下グリスに応じた量がその部分に補給される。
又、操作つまみ2とコツク本体1との隙間から
侵入した雨水等は閉子の上方に形成される空室に
溜ることとなるが、グリス溜め13は被覆リング
14によつて密閉状態に被覆されているから、前
記雨水等はグリス内には侵入することなく、被覆
リング14の上面域に貯留する。
この貯留水は、少量であることから、蒸発によ
つて徐々に逃散し、最終的には、消失する。
又、前記被覆リング14は弾性材料から構成さ
れ、内周側は環状凹溝42の側壁に摺接するだけ
であるから、この部分の閉子との摺動トルクは小
さい。
〔効果〕
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
操作つまみをカバーで包むことなく、コツク本
体内に設けたグリス溜めにより、侵入雨水の摺動
部への侵入が防止されるから、記述のような外部
操作式の安全装置を組み込む場合にもその障害と
はならない。
又、グリス溜めはグリス切れを防止する効果を
発揮するから、長時間、全開又は全閉状態に放置
されることによる操作不能等の不都合が解消でき
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図に基いて説明す
る。
この実施例は、第3,4図に示すものと同様の
係合ロツク装置を採用するもので、このための係
合手段5が操作つまみ2に設けられ、他方、この
係合手段5が対応する固定部材6がコツク本体1
に固定されている。
閉子4の上端と前記固定部材6との間には空室
11が形成されて、この空室11の周辺に環状の
グリス溜め13が設けられている。このグリス溜
め13は、コツク本体1と閉子4が互いに回転対
偶状態に接触する摺動部12と連続するように形
成される。
このため、この実施例では、同図の如く、閉子
軸41の基部外周に形成されるバネ15用の環状
凹溝42とコツク本体1の上部内壁を継ぐ断面の
環状の被覆リング14が取付けられ、この被覆リ
ング14と閉子4の上面及びコツク本体1の内面
によつて囲まれる環状の空室がグリス溜め13と
なる。
ここで、被覆リング14の外周は、コツク本体
1の上部内壁、すなわち、空室11の周壁部分と
なる部位に密嵌され、他方、内周壁は垂下片とな
つて、これが上記環状凹溝42の外周壁に摺動可
能に対接する。
従つて、このグリス溜め13内に貯留されるグ
リスはこの被覆リング14によつて保持される。
尚、この実施例では被覆リングを合成樹脂等の
弾性材料で形成してあり、予め余分のグリスをグ
リス溜め13の部分に配し、この被覆リング14
をコツク本体1内に嵌合させると、同図のように
グリスが充填される。この場合には、従来のガス
コツクをそのまま利用して所期の目的が達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図,第3
図は従来例の説明図、第4図,第5図は本考案の
対象となる一つの形式のガスコツクの説明図であ
り、図中、 1……コツク本体、11……空室、12……摺
動部、13……グリス溜め、14……被覆リン
グ、2……操作つまみ、4……閉子、5……係合
手段、6……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部操作可能のロツク装置を具備させたガスコ
    ツクにおいて、コツク本体1内の上部の空室11
    に、摺動部12の上端に続けてグリス溜め13を
    設けるとともに、このグリス溜めを前記摺動部の
    上端全域にわたつて配設し、前記グリス溜めの空
    室11側に外周部がコツク本体に密嵌し且内周側
    が閉子の上面に形成した環状凹溝42の側壁に摺
    接する弾性材料製の被覆リング14を具備させた
    ガスコツク。
JP7918984U 1984-05-28 1984-05-28 ガスコツク Granted JPS60189675U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7918984U JPS60189675U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ガスコツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7918984U JPS60189675U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ガスコツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189675U JPS60189675U (ja) 1985-12-16
JPS637738Y2 true JPS637738Y2 (ja) 1988-03-07

Family

ID=30623867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7918984U Granted JPS60189675U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 ガスコツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60189675U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270849A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Osaka Gas Co Ltd ガス栓
JP2008267477A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd ガス栓

Cited By (4)

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JP2007270849A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Osaka Gas Co Ltd ガス栓
JP4620621B2 (ja) * 2006-03-30 2011-01-26 大阪瓦斯株式会社 ガス栓
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JP4642803B2 (ja) * 2007-04-19 2011-03-02 株式会社藤井合金製作所 ガス栓

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60189675U (ja) 1985-12-16

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