JPS637597Y2 - - Google Patents

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JPS637597Y2
JPS637597Y2 JP7342483U JP7342483U JPS637597Y2 JP S637597 Y2 JPS637597 Y2 JP S637597Y2 JP 7342483 U JP7342483 U JP 7342483U JP 7342483 U JP7342483 U JP 7342483U JP S637597 Y2 JPS637597 Y2 JP S637597Y2
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JP
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box
liftable deck
arms
liftable
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JP7342483U
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JPS59177595U (ja
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Publication of JPS59177595U publication Critical patent/JPS59177595U/ja
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Publication of JPS637597Y2 publication Critical patent/JPS637597Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車運搬船等におけるリフタブル
甲板の支持に用いて好適な、リフタブル甲板用支
持装置に関する。
従来自動車運搬船等のリフタブル甲板を支持す
るための可倒式支持装置は、第1図に示すような
1個のアーム1が1個のボツクス2内にピン3で
支持される構造となつている。このため第2図に
示すように、船体のピラー4の両側のリフタブル
甲板5を支持する場合には、第3図a,bに示す
ように、第1図のボツクス2を2個組み合わせた
ようなボツクス7が、ピラー4に取付けられるよ
うにして用いられている。
しかしながら、このような従来のリフタブル甲
板支持装置では、自動車等の荷役スペースを減少
させるのみならず、自動車や荷役用フオークリフ
ト等の通行を阻害し、その衝突や接触の危険性を
増すという問題点がある。
なお、第2図中の符号Pは船側外板を示し、符
号Cは船体中心線を示す。
本考案は、上述のような問題点の解消をはかろ
うとするもので、構造の複雑化を招くことなく荷
役用車両の通行性を向上させるようにした、リフ
タブル甲板用支持装置を提供することを目的とす
る。
このため本考案のリフタブル甲板用支持装置
は、支柱に取り付けられたボツクスと、同ボツク
ス内に格納された状態から同ボツクスの両側へそ
れぞれ張り出し得る2個のリフタブル甲板用支持
部材とをそなえ、同支持部材が、それぞれ並設さ
れた一対のアームと同アームの上端に設けられた
リフタブル甲板用支持部とで構成されて、上記2
個の支持部材の各一対のアームが、上記ボツクス
内で互い違いに重なり合うように配設されている
ことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としてのリ
フタブル甲板用支持装置について説明すると、第
4図aはその平面図、第4図bはその正面図、第
4図cはその側面図、第5図aはその取付状態を
示す平面図、第5図bはその取付状態を示す正面
図である。
第4図a,b,cおよび第5図a,bに示すよ
うに、2個のリフタブル甲板用支持部材の一部を
なすアーム11a,11bが、逆向きで互い違い
に重なり合うように組み合わされ、ピン13によ
りボツクス12の内部に取り付けられている。
そして、これらのアーム11a,11bは、そ
れぞれ独立にピン13を軸にして回転できるよう
になつており、第5図bに鎖線で示すボツクス1
2内に格納された状態から、ボツクス12の両側
へそれぞれ張り出し得るようになつている。
また、アーム11a,11bの上端には、リフ
タブル甲板用支持部としての支持板11′a,1
1′bが設けられており、リフタブル甲板17a,
17bの下面に係合して、リフタブル甲板17
a,17bを支持できるようになつている。
このようにして、アーム11a,11bと支持
板11′a,11′bとで、リフタブル甲板用支持
部材が構成されている。
そして、アーム11a,11bには、それぞれ
ロープ15a,15bが連結されており、ロープ
15a,15bは、ロープガイド16a,16b
を通じて、下方へ導かれている。
したがつて、このロープ15a,15bを下方
において上下駆動することにより、アーム11
a,11bをボツクス12内から張り出させた
り、ボツクス12内に格納したりできるようにな
つている。
また、ピン13は、ボツクス12と同ボツクス
12内に固定されたアイプレート18とにより支
持されている。
このようにピン13をボツクス12およびボツ
クス12内のアイプレート18で支持すると、ピ
ン13に作用する剪断力および曲げモーメントが
減少し、ピン13の径を小さくすることができ
る。
そして、ボツクス12は支柱14に取り付けら
れている。
本考案のリフタブル甲板用支持装置は上述のご
とく構成されているので、リフタブル甲板17
a,17bを支持するには、まず、ロープ15
a,15bの緊張を解く。これにより、ロープ1
5a,15bに連結されたアーム11a,11b
は、その自重によりピン13を軸に回転して、ボ
ツクス12の両側に張り出し、第5図bに実線で
示す状態となる。
この状態において、リフタブル甲板17a,1
7bを支持板11′a,11′b上に載置すること
により、リフタブル甲板17a,17bが支持さ
れる。
一方、リフタブル甲板17a,17bを支持す
る必要がないときは、ロープ15a,15bを下
方へ引くことにより、アーム11a,11bがピ
ン13を軸に回転して、ボツクス12内に引込ま
れ、第5図bに鎖線で示すような格納状態とな
る。
なお、前述の実施例では、ボツクス12内に設
けられた2個のアーム11a,11bが、それぞ
れの下部をピン13で軸支された構造となつてい
るが、これらのアーム11a,11bの下端に膨
大部を形成してボツクス12内の案内溝に摺動可
能に係合させることにより、リフタブル甲板用支
持部材の張り出しおよび格納を行なえるように構
成してもよい。
以上詳述したように、本考案のリフタブル甲板
用支持装置によれば、支柱に取り付けられたボツ
クスと、同ボツクス内に格納された状態から同ボ
ツクスの両側へそれぞれ張り出し得る2個のリフ
タブル甲板用支持部材とをそなえ、同支持部材
が、それぞれ並設された一対のアームと同アーム
の上端に設けられたリフタブル甲板用支持部とで
構成されて、上記2個の支持部材の各一対のアー
ムが、上記ボツクス内で互い違いに重なり合うよ
うに配設されるという簡素な構造で、1個のボツ
クス内に2個のアームを取り付けることができる
ようになり、自動車倉内への支持装置の突出が最
小限に押さえられて、倉内通行の阻害を回避でき
る利点がある。
また、ボツクスが小型で簡単な構造となるた
め、支持装置の重量が小さくなり、物量減少によ
る船価の低減化をもたらしうる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリフタブル甲板用支持装置を示
すもので、第1図aはその平面図、第1図bはそ
の正面図、第1図cはその側面図であり、第2図
はリフタブル甲板用支持装置を装備した船舶の要
部を示す平面図、第3図は従来のリフタブル甲板
用支持装置の取り付け状態を示すもので、第3図
aはその平面図、第3図bはその側面図であり、
第4図a,b,c、第5図a,bは本考案の一実
施例としてのリフタブル甲板用支持装置を示すも
ので、第4図aはその平面図、第4図bはその正
面図、第4図cはその側面図、第5図aはその取
付状態を示す平面図、第5図bはその取付状態を
示す正面図である。 11a,11b……アーム、11′a11′b…
…リフタブル甲板用支持部としての支持板、12
……ボツクス、13……ピン、14……支柱、1
5a,15b……ロープ、16a,16b……ロ
ープガイド、17a,17b……リフタブル甲
板、18……アイプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱に取り付けられたボツクスと、同ボツクス
    内に格納された状態から同ボツクスの両側へそれ
    ぞれ張り出し得る2個のリフタブル甲板用支持部
    材とをそなえ、同支持部材が、それぞれ並設され
    た一対のアームと同アームの上端に設けられたリ
    フタブル甲板用支持部とで構成されて、上記2個
    の支持部材の各一対のアームが、上記ボツクス内
    で互い違いに重なり合うように配設されているこ
    とを特徴とする、リフタブル甲板用支持装置。
JP7342483U 1983-05-17 1983-05-17 リフタブル甲板用支持装置 Granted JPS59177595U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342483U JPS59177595U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 リフタブル甲板用支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342483U JPS59177595U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 リフタブル甲板用支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177595U JPS59177595U (ja) 1984-11-27
JPS637597Y2 true JPS637597Y2 (ja) 1988-03-04

Family

ID=30203546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7342483U Granted JPS59177595U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 リフタブル甲板用支持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59177595U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59177595U (ja) 1984-11-27

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