JPS6128552B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6128552B2
JPS6128552B2 JP7570980A JP7570980A JPS6128552B2 JP S6128552 B2 JPS6128552 B2 JP S6128552B2 JP 7570980 A JP7570980 A JP 7570980A JP 7570980 A JP7570980 A JP 7570980A JP S6128552 B2 JPS6128552 B2 JP S6128552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
deck
rampway
panels
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7570980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57987A (en
Inventor
Yoshiaki Sezaki
Masatoshi Fukada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP7570980A priority Critical patent/JPS57987A/ja
Publication of JPS57987A publication Critical patent/JPS57987A/ja
Publication of JPS6128552B2 publication Critical patent/JPS6128552B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデツキカバー兼用ランプウエイ装置に
関するものである。
ロー/ロー船、自動車運搬船等における車輛の
ロールオン/ロールオフ荷役を行なう場合、倉内
における上段甲板と下段甲板との間の通行は、両
甲板間に倉内ランプ(斜路)を掛渡して行なつて
いる。倉内ランプを用いる場合は、車輛が上段甲
板及び下段甲板と倉内ランプとの間で乗移る際に
いわゆる車輌の腹打ち、尻打ち及び鼻打ちを起こ
さないことが重要であり、そのためには倉内ラン
プによつて上段甲板と下段甲板とが滑らかに連続
されていることが理想である。したがつて倉内ラ
ンプを側面視においてS字型に構成するのが望ま
しく、そのために従来は、ランプウエイの長手方
向両端部をその中間部に対しS字状の仮想面に沿
うように屈曲させていた。
ところで、倉内ランプとしては、その取扱上あ
るいは積荷効率等の面からすると、ヒンジによる
可動式とすると共に、非使用時には甲板の通口を
覆いかつ該甲板の一部を構成するデツキカバーと
して兼用し得るものを採用するのが有利である。
しかしながら前述のように従来のランプウエイは
その長手方向の複数箇所において屈曲しているが
ため、これをデツキカバーとして利用すること
は、その周囲の甲板と同一平面上に配置されない
等の点から不可能である。
本発明は以上に鑑みてなされたものであり、本
明に係るデツキカバー兼用ランプウエイ装置によ
ると、ランプウエイとして使用するときには上段
甲板と下段甲板とを滑らかなS字面で連続せしめ
得るにもかかわらず、デツキカバーとして使用す
るときにはその上面を周囲の甲板上面に対して同
一平面上に配置せしめ得る。
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、1は船倉内部の上段甲板、2
は下段甲板であり、上段甲板1に一部を切欠いて
通口3が形成される。ランプウエイ装置4は平板
状の路板5の一端部並びに他端部にそれぞれパネ
ル連結体6,7を連結した構成を有する。パネル
連結体6,7は、ランプウエイの一端部並びに他
端部をそれぞれ該ランプウエイ長手方向において
複数の断面矩形パネル6A,6Aに分割すると共
にこれらの断面矩形パネル6A,7Aの前後端上
縁コーナ部又は下縁コーナ部を切欠いたものを相
互に連結することにより構成される。すなわち路
板5の一端部に連結されたパネル連結体6を構成
しているパネル6Aは、第2図〜第5図に示され
るように、断面矩形状のものにおける前後端の上
縁コーナ部を所定の角度αで切欠き、もつてその
各端面6aと切欠傾斜面6bとの間に条部6cを
形成させ、この条部6cを隣接するパネル6A相
互間で突合せ、ヒンジ8を介して相互に結合して
なる。第3図に示されるように、ヒンジ8は隣接
するパネル6A間に形成された凹入部9内に配置
されると共に、その中心軸8Aの軸心延長線が、
互いに突合された一対の条部6cの接触線と合致
するように構成される。またパネル6Aの各端面
6a並びに切欠傾斜面6bにそれぞれライナー1
0A,10Bが設けられる。これに対し、路板5
の他端部に連結されたパネル連結体7を構成して
いるパネル7Aは、第6図、第7図より明らかな
ように、断面矩形状のものにおける前後端の下縁
コーナ部を前記角度αで切欠き、もつてその各端
面7aと切欠傾斜面7bとの間に条部7cを形成
させ、この条部7cを隣接するパネル7A相互間
で突合せ、ヒンジ11を介して相互に結合してな
る。隣接するパネル7A間でのヒンジ11の配置
箇所並びにその中心軸8Aの軸線位置その他の構
成は、前述したものと同様の関係で設定される。
このパネル連結体7はその端部が取付ヒンジ12
を介して前記通口3の外周甲板(上段甲板)1の
他端面に上下揺動可能に取付けられ、またその各
パネル7Aと外周甲板1の側端面との間にそれぞ
れ伸縮量の異なる中折リンク13が介在される。
第4図、第8図、第9図から明らかなように、前
記通口3の外周甲板1における一端側端面に複数
のストツパ14が起倒可能に取付けられ、これら
のストツパ14が、路板5の一端部に連結された
パネル連結体6の各パネル6Aに対応する。すな
わちストツパ14は、その起立状態において第9
図仮想線で示されるように外周甲板1内に格納さ
れ、倒伏状態において第9図実線で示されるよう
にパネル6Aの係合段部6dに係合可能となる。
さらに、前記路板5の一端部に吊上げ吊降し用の
索体15が連結される。この索体は上段甲板1上
のシーブ16を介して図外の巻上装置に連設され
る。
以上において、上段甲板1と下段甲板2との間
でロールオン/ロールオフ荷役を行なうためにラ
ンプウエイとして使用する場合は、索体15を繰
出して路板5並びにその両端部のパネル連結体
6,7を取付ヒンジ12の周りで下方へ揺動さ
せ、そして一端部パネル連結体6の端部パネル6
Aを下段甲板2の係合段部2A上に持たせかけ
る。これにより、路板5の他端部の連結体7は、
各パネル7Aが中折リンク13に支されることか
ら、第1図実線及び第7図に示されるように、そ
のヒンジ11の作用によつて複数箇所で折れ曲
り、全体として上ふくらみ状でかつ大曲率の彎曲
状をなすため、このパネル連結体7が上段甲板1
並びに路板5に対して滑らかに連続する。その
際、隣接するパネル7A間の切欠傾斜面7b同士
が接触する反面、その端面7a間に隙間が形成さ
れ、切欠傾斜面7bの面圧によつて路板5あるい
は通行する車輛の重量を支持する。前記隙間には
フラツプを設けておく。なお中折リンク13によ
つても吊り荷重が支持される。これに対し、路板
5の一端部のパネル連結体6は、その一端部が下
段甲板2の係合段部2A上で支持されかつその他
端部が、前記他端部のパネル連結体7を介して片
持ちされた路板5で支持されるので、第1図実線
及び第5図に示されるように、ヒンジ8の作用に
より複数箇所で折れ曲り、全体として下ふくらみ
状でかつ大曲率の彎曲状をなすため、このパネル
連結体6が路板5並びに下段甲板2に対して滑ら
かに連続する。その際、隣接するパネル6A間の
切欠傾斜面6b同士が接触して路板5あるいは通
行車輌の重量をその面圧で支持し、またその端面
6a間に隙間が形成される。
デツキカバーとして使用する場合は、索体15
を巻込んで路板5並びにパネル連結体6,7を吊
上げる。この場合、路板5の吊上げに伴なつてそ
の一端部のパネル連結体6が下段甲板2から持上
げられた時点で、その各パネル6Aの自重により
それらがヒンジ8を介して図中反時計方向に揺動
し、端面6a同士が接触し、その面圧で該パネル
連結体6が平板状に保持される。また路板5の他
端部のパネル連結体7も吊上げに伴なつて次第に
平板状となり、前記一端部のパネル連結体6が通
口3内に格納された時点(第1図仮想線及び第4
図)では完全な平板状となる。(第1図仮想線及
び第6図)したがつてこの状態で、上段甲板1、
路板5、パネル連結体6,7は同一平面上に位置
する。この状態での支持は、前述のストツパ14
によつて行なう。なおこのとき、路板5の他端部
のパネル連結体7は、その各パネル7A間で端面
7a同士が接触することに伴なう面圧で平板状態
が保持されるため、特別にストツパ機構を設ける
ことを要しない。
また、ランプウエイの上に車輛を載置した状態
でランプウエイを吊り上げる事も可能であり、こ
の時ランプウエイはデツキカバーとして平板状態
を維持されるため、車輛は甲板と同一平面上に保
持されて、デツキカバー直下への車輛の格納に支
障を来たすことはない。
第10図は、他の使用例を示している。すなわ
ち、下段甲板2に路板5の一端部のパネル連結体
6を取付ヒンジ20を介して連結し、路板5の他
端部を吊上げ吊降し用の索体21に連結して、倉
内ランプウエイとデツキカバーとを兼用使用可能
とした例である。この場合においてランプウエイ
として使用する際には、路板5の他端部のパネル
連結体7を、その端部においてストツパ22で支
持すると共に、各パネル7Aをそれぞれ外周甲板
1から垂下したフツク23によつて吊下げ状態で
支持する。このようにした場合にも、上段甲板1
と下段甲板2とが滑らかに連続する。またデツキ
カバーとして使用する際は、下段甲板2の凹入部
あるいは通口24内へ吊降す。これによつて下段
甲板2、路板5、パネル連結体6,7が同一平面
上に位置する(第10図仮想線)。なお第10図
に示された他の使用例においても、その奏する作
用効果は第1図〜第9図で説明したものに酷似す
るので、便宜上、その説明を省略した。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、ランプウエイとして使用するために、引き下
げあるいは吊り上げかつランプウエイの上位側端
部として使用される他端部側が支持部材により懸
下保持された状態では、ランプウエイは両端の複
数のパネル部分で彎曲するとともに、パネルの切
欠傾斜面同士の面圧で車輛重量を支持可能であ
り、上段甲板と下段甲板とを滑らかなS字面で連
続させたランプウエイに構成でき、車輛の腹打
ち、尻打ち、鼻打ち等を防止し得るものでありな
がら、デツキカバーとして使用するために、逆に
吊り上げあるいは引き下げた状態では、パネルの
端間同士の面圧で平板状態が維持され、甲板と同
一平面内に位置せしめ得る。しかもランプウエイ
に車輛を載置した状態でランプウエイを吊り上げ
てデツキカバーとして使用した場合は、車輛は甲
板と同一平面上に保持されて、デツキカバー直下
への車輛の格納にも支障を来たすことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明実施例を示してお
り、第1図は使用例の全体側面図、第2図はパネ
ル6Aの斜視図、第3図はヒンジ結合部の拡大断
面図、第4図〜第7図は各使用状態の要部側面
図、第8図は第4図における−断面矢視図、
第9図は第8図における−断面矢視図であ
り、第10図は他の使用例の全体側面図である。 1……上段甲板、2……下段甲板、3……通
口、4……ランプウエイ装置、5……平板状路
板、6,7……パネル連結体、8,11……ヒン
ジ、8A……中心軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 甲板切欠部に収容可能なランプウエイの一端
    部並びに他端部をそれぞれ該ランプウエイ長手方
    向において複数の断面矩形パネルに分割し、ラン
    プウエイ一端部の各パネルにおける前後端の上縁
    コーナ部並びにランプウエイ他端部の各パネルに
    おける下縁コーナ部をそれぞれ切欠いて切欠傾斜
    面を形成し、各パネルにおける切欠傾斜面と端面
    との間に形成される条部を隣接パネル相互間で突
    合せてヒンジ結合するとともに、前記ランプウエ
    イ他端部の各パネルを所要位置に懸下保持して前
    記他端部側で上ふくらみ彎曲形状を整える支持部
    材を設け、さらに前記ランプウエイのいずれか一
    方の端部パネルを前記甲板切欠部端面にヒンジ結
    合したことを特徴とするデツキカバー兼用ランプ
    ウエイ装置。
JP7570980A 1980-06-04 1980-06-04 Ramp way apparatus serving also as deck cover Granted JPS57987A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7570980A JPS57987A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Ramp way apparatus serving also as deck cover

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7570980A JPS57987A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Ramp way apparatus serving also as deck cover

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57987A JPS57987A (en) 1982-01-06
JPS6128552B2 true JPS6128552B2 (ja) 1986-07-01

Family

ID=13584018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7570980A Granted JPS57987A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Ramp way apparatus serving also as deck cover

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57987A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015093U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 極東マツク・グレゴ−株式会社 昇降ランプウエイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57987A (en) 1982-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4741653A (en) Cargo securing means
JPS6128552B2 (ja)
JPS59176185A (ja) デツキ積コンテナの固定装置
US3827385A (en) Cargo vessel
JPS61127483A (ja) 可搬型コンテナ型構造要素及びこれによつて構成された構造
CN213354772U (zh) 一种活动坡道上端支撑结构
US4020954A (en) Ship loading ramp
JP7138594B2 (ja) 船舶
JPS61235290A (ja) 中甲板倉口蓋の搭載方法
JPS637597Y2 (ja)
JPS5827903Y2 (ja) ヒンジ結合式斜路
CN115107934B (zh) 一种双向开设活动坡道及船舶
JPS5937434Y2 (ja) 大ハツチを有する船舶
JPS6335915Y2 (ja)
JPH0414314Y2 (ja)
JPS5827904Y2 (ja) 車輌用多段床面間の連絡架橋
JPS6345433Y2 (ja)
JPS6324873B2 (ja)
JPS6157480A (ja) 車両輸送船などにおける船内斜路装置
JPS5994992U (ja) 重車両用船内傾斜路装置
JPS595668Y2 (ja) 船舶の可動甲板支持構造
JPS6127358Y2 (ja)
JP2001191980A (ja) 自動車運搬船における自動調整フラップ付きリフタブルデッキ
JPS59230885A (ja) 船舶用セルガイド装置
JPS61132489A (ja) コンテナ−船用ハツチカバ−装置